JP3203789B2 - 公衆利用型端末 - Google Patents

公衆利用型端末

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JP3203789B2
JP3203789B2 JP22039492A JP22039492A JP3203789B2 JP 3203789 B2 JP3203789 B2 JP 3203789B2 JP 22039492 A JP22039492 A JP 22039492A JP 22039492 A JP22039492 A JP 22039492A JP 3203789 B2 JP3203789 B2 JP 3203789B2
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敏保 牟田
達次郎 川北
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの情報チャンネル
の各チャンネル独立に網からの単位料金及び単位時間を
受信するデジタル課金信号方式を持つ公衆利用型端末に
おいて、2つの情報チャンネルを利用中にたまたま2つ
のチャンネルの料金収納契機がほとんど同時となり、投
入料金が不足した場合でも、利用者の追加投入が十分間
に合うように料金処理方式を構成する公衆網に接続され
る公衆利用型の端末(公衆電話機、ピンク電話機、公衆
FAX、公衆ビデオテックス端末等)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デジタル公衆電話機やデジタルピ
ンク電話機において、2つの情報チャンネルを持つ公衆
利用型端末の場合は、一つのチャンネルで通話しながら
もう一方のチャンネルでFAXしたり、データを送信し
たりすることができるが、たとえ発呼が各チャンネル同
時であっても、各チャンネルの通信開始時点は異なる場
合がほとんどであり各チャンネルが別なタイミングで網
からの課金信号を受信することになる。公衆利用型端末
は機械的に課金信号を受信する度に投入料金から単位料
金を収納する。一方、料金は各チャンネル毎に別に投入
することなく、同一のテレホンカードや、一つの硬貨機
構に投入された料金から2つのチャンネルの料金を合計
した形で収納するのが利用者にとって便利である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、たまたま
2つのチャンネルの料金収納契機がほとんど同時となる
場合には、投入料金が不足し、表示や音で催促しても、
利用者の追加投入が間に合わずに通信が切断されてしま
うことがあった。
【0004】さらに、ビデオテックスにおける情報料の
ように、通信料とは別に通信中に一括してある料金を収
納する必要が生じ、予測できず一瞬のうちに料金不足と
なり、通信断とせざるを得なくなる場合があった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、2チャンネルで通信中にたまたま両チャンネルの料
金収納契機がほとんど同時となった場合でも、料金不足
で直ちに通信が切断されてしまうことがなく、さらに、
サービスによっては即時収納すべき料金の変動が大き
く、追加投入が間に合わない場合でも、強制切断されて
しまうことを防止できる公衆利用型端末を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、2つの情報チャンネルを持ち、各チャンネ
ル独立に網からの単位料金及び単位時間を受信する公衆
利用型端末において、情報チャンネルを2つ使用するこ
とになった時、利用者によって投入された料金の内から
あらかじめ設定された保留金額を差引き、残投入金額を
求めておいて、前記残投入金額から各チャンネル毎の料
金収納契機毎に単位料金を減算し仮収納し、仮残金額を
求める。たまたま2つのチャンネルの料金収納契機がほ
とんど同時となる場合のように、一時的に追加投入が間
に合わず、残投入金額が負と成る場合には前記保留金額
から単位料金を減算し仮残金額を求める。この仮残金額
が正なら通信を継続させ、負となれば通信切断とする。
通信終了時には、十分な時間をかけて料金の精算を行
い、最終的な通信料金に基づき、前記保留金額の一部ま
たは全部を返却する。2チャンネル利用から、1つのチ
ャンネルの通信を終了して、1チャンネルだけの通信に
なった場合は、保留金額を0として、保留金額を仮残金
額に加える。また、最初から1チャンネル通信の場合
は、保留金額を0としておく。
【0007】
【作用】上記手段により、公衆利用型端末で仮収納した
金額分以上の通信を一時的に実際に行った場合には、実
行可能な処理時間内にはとりあえずの処理として、あら
かじめ設定された保留金額分で調整を行い、必要な時間
経過後、あるいは通信後に調整することが可能となり、
実行上充分な確率で料金不一致をなくすことができ、処
理時間が特に厳しい情報料等一括料金収納に対しても余
裕のある料金処理が可能となる。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を詳細に
説明する。
【0009】図1は本発明における端末側と網(交換
機)側の構成例である。即ち、交換機30の加入者対応
装置33には公衆利用型端末11が加入者線10により
接続され、交換機30の通信路スイッチ31は着信電話
機42が収納されている着信側交換機41に接続され
る。前記通信路スイッチ31は加入者対応装置33に接
続され、この加入者対応装置33には加入者信号制御装
置34が接続される。前記通信路スイッチ31には中央
制御装置32が接続され、この中央制御装置32には加
入者信号制御装置34が接続される。
【0010】図2及び図3は本発明における公衆端末の
料金処理に関する基本動作フローの例である。図2及び
図3において、Xは投入額計数(投入硬貨の料金+挿入
カードの残度数=合計額または合計度数)、Zは仮残金
額(仮残度数)、Aは保留金額(保留度数)、Uは単位
料金(単位度数)、XTは追加投入額である。
【0011】図4は公衆利用型端末の内部構成を示した
ものである。以下、図を用いて動作を説明する。
【0012】利用者が送受器12をとりあげ、カードを
カードユニット13に挿入するか、あるいは硬貨を硬貨
ユニット14に投入すると、課金制御部15はこれを検
知し料金を計数(投入額計数X)して、投入硬貨の料金
の合計額を仮の単位料金で割って余りを取り除いた合計
度数と挿入カードの残り度数を通信制御部16に送信す
る。また挿入カードの残り度数と投入硬貨の料金の合計
額Xまたはカードの残り度数と投入された硬貨種別毎の
枚数を表示部17に表示する。利用者がダイヤル18に
よりダイヤルすると、通信制御部16はこのダイヤル信
号を回線選択信号として交換機30とのデジタルインタ
フェースの信号チャンネル上の呼設定信号に含めた上で
デジタル信号制御部19から加入者線10を介し交換機
30へ送り出す。この時、端末ではダイヤル番号等から
サービス種別を判断し、サービス種別毎にあらかじめ設
定されている保留金額Aを算定する。交換機30は呼設
定受付信号を返す。
【0013】着信電話機42が応答すると着信側交換機
41はこれを検知し、応答信号を交換機30に返す。加
入者信号制御装置34は加入者対応装置33を介して、
信号チャンネルで公衆利用型端末11にこの応答信号と
ダイヤル番号から求めた単位料金と単位時間を送信す
る。公衆利用型端末11の通信制御部16は、交換機3
0からの応答信号に基づき課金契機を発生し、課金制御
部15へ単位料金Uを収納するように指示する。
【0014】通信制御部16は交換機30からの課金信
号を契機とする単位通信時間毎に課金制御部15へ収納
指示を出す。
【0015】2チャンネル(ch)通信時には応答時と
単位通信時間経過毎の課金契機時に、通信制御部16は
利用者によって投入されたカードと硬貨の合計度数Xの
内からあらかじめ設定された保留度数Aを差引き、その
残りの度数から課金契機毎に単位度数Uを減算し、仮残
度数Zを求める。この減算時、カードの仮残度数が0で
いずれかの種類の硬貨が最大蓄積枚数にすでに達してい
る場合には、その硬貨を1枚金庫に収納する。同じく減
算時、合計度数Xが保留度数A以下の時は仮残度数Zは
0とする。仮残度数Zが1になった時には直ちに、ある
いは仮残度数Zが0となる一定時間前に利用者に料金不
足の催促表示や催促音を鳴動させる。また、減算時、挿
入カードの仮残度数が0になったら直ちに返却し、2枚
目カードがあれば取り込みを開始する。
【0016】仮残度数Zが0で2枚目カードの挿入も、
硬貨の追加投入もなく、次の課金契機が来る予め決めら
れた一定時間前になった時には、通信制御部16は交換
機30に切断信号として料金不足状態であることを知ら
せる。交換機30からは解放信号が送出され、公衆利用
型端末11は解放完了信号を返し、交換機30からの解
放信号と共に通信開始時から終了までの合計通信料金が
公衆利用型端末11に送出される。交換機30と公衆利
用型端末11との間は切断される。この時、交換機30
からは一定時間以内には解放信号が送出されず、端末で
通信回路21と送受器12を切断し、加入者線10はそ
のままで通話のみ一時的に不可とすることも可能であ
る。
【0017】1チャンネル通信の場合は保留金額Aを0
として通常の料金処理と投入合計金額Xが単位料金U以
下となるまで通信可能となる。1チャンネル通信中にも
う1チャンネルの通信を開始する時には、保留金額Aを
確保するため残金額Zから保留金額Aを差し引いたもの
を新しい残金額Zとする。
【0018】また、通信中に利用者が送受器12をフッ
クに置いて通信をやめた場合あるいは、通信相手が通信
をやめた場合、交換機30から解放信号が送信され、2
チャンネル通信の場合は1チャンネル通信となり、保留
金額Aを0として、通常の料金処理となる。1チャンネ
ルの場合は、通信制御部16は交換機30に切断信号を
送出し、交換機30からは解放信号が送出され、公衆利
用型端末11は解放完了信号を返し、交換機30と公衆
利用型端末11との間は切断される。
【0019】以上の説明においてビデオテックスの情報
料のように一括課金が想定される場合には、有料情報に
アクセスした場合あるいはサービスセンタへアクセスの
時点で、保留すべき金額をセンタから網経由で送信し
て、端末でその保留金額Aに基づいて料金処理を行うこ
とも可能である。
【0020】また、端末にあらかじめ、サービス種別に
より異なる複数の保留金額を設定しておいて、利用者が
アクセスしたサービスを端末でダイヤル番号等により判
定して、所定の保留金額を設定することも可能である。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、2チ
ャンネルで通信中にたまたま両チャンネルの料金収納契
機がほとんど同時となった場合でも、料金不足で直ちに
通信が切断されてしまうことがなくなる。さらに保留金
額を確保するのは2チャンネル通信時だけなので、1チ
ャンネル通信中には、保留金額分だけ余計に投入する必
要がない。
【0022】さらに、サービスによっては即時収納すべ
き料金の変動が大きく、追加投入が間に合わないで、強
制切断されてしまうことが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における端末と網(交換機)の構成例を
示すブロック図である。
【図2】本発明における端末の基本的料金処理手順の一
部を示すフローチャートである。
【図3】本発明における端末の基本的料金処理手順の一
部を示すフローチャートである。
【図4】図1の端末構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
10…加入者線、11…公衆利用型端末、12…送受
器、13…カードユニット、14…硬貨ユニット、15
…課金制御部、16…通信制御部、17…表示部、18
…ダイヤル、19…デジタル信号制御部、21…通信回
路、30…交換機、31…通信路スイッチ、32…中央
制御装置、33…加入者対応装置、34…加入者信号制
御装置、41…着信側交換機、42…着信電話機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−115064(JP,A) 特開 昭57−210764(JP,A) 特開 平3−258070(JP,A) 特開 平3−104473(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 15/00 H04M 17/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの情報チャンネルを持ち、各チャン
    ネル独立に網からの単位料金及び単位時間を受信するこ
    とができる公衆利用型端末において、 各チャンネル毎の網からの前記単位時間に基づき料金収
    納契機を発生する手段情報チャンネルを2つ使用する時には最低限単位料金の
    額を予め所定の額として保留金額に設定する手段と、 利用者によって投入された料金の内から前記保留金額を
    差引き、残投入金額を求める手段と、 前記残投入金額から各チャンネル毎の料金収納契機毎に
    単位料金を減算し仮残金額を求める手段と、 2つの情報チャンネルの利用中に両チャンネルの料金収
    納契機がほとんど同時となり、前記残投入金額が負と成
    る場合には前記保留金額から単位料金を減算し仮残金額
    を求める手段と、 前記仮残金額に基づき通信制御を行う手段通信終了時に、料金の精算を行い、最終的な通信料金に
    基づき、前記保留金額の一部または全部を返却する手段
    を有することを特徴とする公衆利用型端末。
JP22039492A 1992-08-19 1992-08-19 公衆利用型端末 Expired - Lifetime JP3203789B2 (ja)

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JPH0670066A JPH0670066A (ja) 1994-03-11
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Family

ID=16750434

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