JP3203781B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外国へ輸出するファク
シミリ装置の表示パネル等に、その国の自国語で表示さ
せるファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ファクシミリ装置は勿論のこ
と、家電製品等の電気製品の中の外国に輸出する製品に
ついては、その国の自国語により表示を行うとともに、
音声メッセ−ジ用ROM等を作って自国語で操作ガイド
を出力できるようにしていた。従って、国別にそれぞれ
異なる言語を用いて操作表示を行う必要があり、異なる
言語を用いて音声メッセ−ジを行うように、ROMに記
憶する作業が必要であった。一方、衛星からの信号を用
いてその国内の位置を自動的に算出する方法として、G
PS(Global Positioning System)がある。GP
Sは、通信衛星からの信号をパラボラアンテナで受信し
て位置情報を算出するもので、ROMに格納された地図
デ−タと照合する。すなわち、先ず、GPSにより現在
位置を認知し、これを地図ROMに照合して、その国お
よびどの地方か、どの位置かを判定する。なお、衛星通
信回線のバックアップ用として地上通信回線を用いる方
法としては、例えば、特開平3−143034号公報に
記載の『音声切り替え方式』がある。この方式では、衛
星通信回線でテレビジョン教育放送を受信している際
に、衛星回線の障害で画像信号と復号化音声信号の受信
が不可能になると、スイッチを介して自動的に地上回線
を介して受信したバックアップ音声信号に切り替え、音
声のみを出力するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
輸出用ファクシミリ装置においては、各国別に操作パネ
ルや、回線制御装置の内蔵プログラムや、音声メッセ−
ジ用ROM等を製作していたため、装置内の種々の詳細
化が進む程、設計段階やチェック段階で、各国別に出荷
する際に手間がかかっていた。すなわち、操作パネルに
は自国語で表示する必要があり、回線制御装置のプログ
ラムはその国で採用している回線に適合したプロトコル
を内容とする必要があり、音声メッセ−ジ用ROMに対
しても自国語で応答メッセ−ジ等をアナウンスさせる必
要がある。さらに、ある国で使用していたファクシミリ
装置を、そのまま他国に移動した場合には、その国に適
合しない場合が多いため、そのまま使用できないという
問題があった。本発明の目的は、このような従来の課題
を解決し、輸出用製品を各国別に異なる設計で製作する
必要がなく、どの国に移動してもそのまま使用でき、使
用する国に適合した操作パネル表示、回線制御装置、お
よび音声メッセ−ジ用ROMとすることが可能なファク
シミリ装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のファクシミリ装置は、(イ)衛星を介して
自装置の位置を認識すると共に、認識した位置に基づき
自装置の使用国を判別するナビゲーションシステムと、
予め各国別に用意された複数の言語から、ナビゲーショ
ンシステムにより判別された使用国に対応する言語を選
択して表示に用いる操作パネル手段と、予め各国別に設
けられた複数の網制御装置およびこの複数の網制御装置
別に用意された複数のソフトウェアから、ナビゲーショ
ンシステムにより判別された使用国に対応する網制御装
置およびソフトウェアを選択して回線との接続制御に用
いる処理手段とをすることを特徴としている。また、
(ロ)上記(イ)に記載のファクシミリ装置であって、
予め各国別に設けられた複数の音声メッセージから、ナ
ビゲーションシステムにより判別された使用国に対応す
る音声メッセージを選択し、この音声メッセージを用い
て音声応答する音声メッセージ手段を有することも特徴
としている。
【0005】
【作用】本発明においては、使用国に関係なくファクシ
ミリ装置を製造した後、使用する際に使用する国をその
ファクシミリ装置が自動的に判別して、自動的にその国
に適合した言語および回線制御装置を選択し、操作パネ
ル、回線制御装置、システムROM、および音声メッセ
−ジ用メモリを切り換えて使用できるようにしている。
すなわち、ファクシミリ装置を製造する場合に、そのフ
ァクシミリ装置を使用する国が予め明らかな場合には、
その国の言語で操作パネルや音声メッセ−ジを表示また
は出力できるように、またその国の通信回線に適合した
回線制御装置が搭載されるように、製造工程で国別に最
適な回路を搭載させていた。しかし、このような従来の
方法では、国別に異なる回路をその都度製作しなければ
ならず、極めて手間がかかっていた。また、予め使用国
が不明な場合には、予想だけで特定国にのみ適合した装
置を製造してしまい、実際に使用する国が別の国であれ
ば、使用できなくなるという問題があった。本発明で
は、装置自体が国を判断して、自動的にその国に適合す
る装置を選択し、切り換えて起動するので、使用国を考
慮せずにハ−ドウェア・ソフトウェアともに同一の装置
を製造すればよく、極めて効率的である。さらに、ある
国で使用した後、そのまま他国に移動しても、直ちに使
用することが可能である。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示すファクシミ
リ装置の構成図である。図1において、全体を示すAが
本発明のファクシミリ装置であり、Bの部分は従来のフ
ァクシミリ装置であり、Cの部分が新しく追加したナビ
ゲ−ションシステムである。装置内の各回路として、1
は全体を制御するためのCPU、2は操作パネルであっ
て、パネル表示およびLCD表示は可変であり、各国言
語に変化する。3はNCU(網制御装置)の固定部、4
はNCUの可変部である。NCUについては、各国によ
り回線事情が異なっているため、変動するハ−ドウェア
部を可変部4のいずれかに切り換えられるようになって
いる。5はシステムROM、6は可変部システムROM
であって、NCUの変化等によるソフトウェアの変化に
対応している。7は音声録音再生回路、8はマイクロフ
ォン、9はスピ−カである。10は衛星から電波をキャ
ッチするパラボラアンテナ、11は受信した微弱な電波
を増幅する低雑音増幅装置、12は無線周波数を中間周
波数に変換する周波数変換装置、13は中間周波数を元
の信号に復調する復調装置、14は復調したデ−タから
現在位置を算出する位置認識装置、15は国エリア指定
ROMであって、これには国の国境デ−タが格納されて
おり、位置デ−タより国を特定することができる。16
は、音声メッセ−ジが各国別に格納されており、切り換
えにより国別メッセ−ジが出力される。
【0007】本実施例では、自動的に国別に変化できる
機能として、操作パネル2とNCU3,4と音声メッセ
−ジ用メモリ16であり、さらにNCUの変化によるソ
フトウェアの変化に対応してシステムROM可変部6も
変更される。図1に示すファクシミリ装置が外国に搬送
された後、その国で使用される段階となり、電源が投入
される。これにより、先ずナビゲ−ションシステムCの
通信用アンテナ10が衛星からの電波を受信し、これを
低雑音増幅装置11で増幅する。次に、周波数変換装置
12では、受信した無線周波数を中間周波数に変換した
後、復調装置13に出力すると、復調装置13では中間
周波数を元の信号に復調して、位置認識装置14に出力
する。位置認識装置14としては、前述のGPS(Glo
bal Positioning System)が用いられる。GPS
は、通信衛星からの信号をパラボラアンテナで受信して
位置情報を算出するもので、GPSにより現在位置を認
知し、これを国エリア指定ROM15に照合して、CP
U1によりどの国であるかを判定する。
【0008】CPU1は、特定された国を可変操作パネ
ル2、NCU可変部4、および可変音声メッセ−ジ用メ
モリ16に送出する。これにより、可変操作パネル2で
は、自動的にその国の言語により操作パネルの表示面を
表示する。可変操作パネル2内のメモリには、予め数箇
国の言語による操作名称群が登録されており、CPU1
からの指示により、その中の1つの群が選択されて表示
される。NCU可変部4としては、予め国別の異なるハ
−ドウェア部分を持つ可変部4が2以上用意されてお
り、CPU1からの指示が入力されると、それらの中の
1つが選択されて起動される。また、NCUの変化等に
よるソフトウェアの変化に対応して、システムROM可
変部6の1つが選択され、切り換え接続される。また、
可変音声メッセ−ジ用メモリ16としては、予め国別メ
ッセ−ジが格納されたROMが複数個配置されており、
CPU1からの指示が入力することにより、それらの中
から1つが選択されて起動される。選択された音声メッ
セ−ジ用メモリ16からはその国の言語で応答メッセ−
ジや操作ガイド等の音声メッセ−ジが音声録音再生回路
7に出力され、スピ−カ9から放出される。
【0009】通常のファクシミリ装置としての機能も、
全て具備されている。すなわち、操作部2の近辺にはス
キャナおよびプロッタが配置され、送信時、オペレ−タ
は原稿を挿入した後は、電話器のハンドセットの操作以
外は全ての操作を片手で行えるようになっている。CP
U1により制御される機器としては、スキャナ、デ−タ
圧縮再生装置、モデム(変復調装置)等がある。電話回
線からの信号は、NCU3,4を通して高速または低速
モデムに振り分けられる。モデムにより復調された後、
復調信号のうちの画像情報デ−タはデ−タ圧縮再生装
置、バッファを通ってプロッタを駆動し、プロッタによ
り情報が再生される。一方、送信時には、CPU1で処
理された画像信号は、バッファを介してデ−タ圧縮再生
装置で圧縮され、モデムを介してNCUから回線に送出
される。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
国別可変操作パネル、切り換えNCU、および位置特定
ナビゲ−ションシステムを備えているので、自動的にフ
ァクシミリ装置を使用国に持ち込んでも、その使用国に
おいて直ちに使用することが可能である。さらに、音声
メッセ−ジも自国語に切り換わるので、さらに効果があ
る。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の構
成図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 可変操作パネル 3 NCU 4 NCU可変部 5 システムROM固定部 6 システムROM可変部 7 音声録音再生回路 8 マイクロフォン 9 スピ−カ 10 通信用アンテナ 11 低雑音増幅装置 12 周波数変換装置 13 復調装置 14 位置認識装置 15 国エリア指定装置 16 可変音声メッセ−ジ用メモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星を介して自装置の位置を認識すると
    共に、認識した位置に基づき自装置の使用国を判別す
    ビゲーションシステムと、予め各国別に用意された複数の言語から、上記 ナビゲー
    ションシステムにより判別された使用国に対応する言語
    を選択して表示に用いる操作パネル手段と、予め各国別に設けられた複数の 網制御装置および複数
    網制御装置別に用意された複数のソフトウェアから、
    上記ナビゲーションシステムにより判別された使用国に
    対応する網制御装置およびソフトウェアを選択して回線
    との接続制御に用いる処理手段とをすることを特徴と
    するファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置であ
    て、予め 各国別に設けられた複数の音声メッセージから、上
    記ナビゲーションシステムにより判別された使用国に対
    応する音声メッセージを選択し、該音声メッセージを用
    いて音声応答する音声メッセージ手段を有することを特
    徴とするファクシミリ装置。
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