JP3203598B2 - ホルダ装着面清掃装置 - Google Patents

ホルダ装着面清掃装置

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JP3203598B2 JP18338695A JP18338695A JP3203598B2 JP 3203598 B2 JP3203598 B2 JP 3203598B2 JP 18338695 A JP18338695 A JP 18338695A JP 18338695 A JP18338695 A JP 18338695A JP 3203598 B2 JP3203598 B2 JP 3203598B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は本機とマガジンとの間で
交換アームにより工具又はワークの取着されたホルダを
交換する自動交換機構付工作機械のホルダ装着面を清掃
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マシニングセンタ等工作機械の工
具ホルダが装着される主軸テーパ穴はテーパ面に塵埃等
が付着したまま工具ホルダが取着されると、刃先に振れ
が生じて加工精度が悪くなるため、工具交換のたびに清
掃を行うのが常識となっている。
【0003】この清掃装置は図3に示すように、主軸1
01の中心穴に軸方向移動可能に嵌挿されているドロー
バ102にエア流路102aを軸方向に穿設し、工具ホ
ルダ103交換時にこのエア流路102a先端のノズル
102bから高圧のエアを噴出して主軸テーパ穴101
aの清掃を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で述べた清
掃装置はドローバ102の全長に細くて長いエア流路を
穿設せねばならず、この穴明け加工に大変時間を要して
いる。そのうえこのエア流路にエアを供給するための手
段を主軸頭側に設けねばならず、ただでさえ複雑な主軸
頭の構造を更に複雑にしている。また最近利用されるよ
うになった二面拘束形シャンク部を有する工具ホルダを
使用する場合、主軸先端面の清掃をも行わねばならず、
ますます主軸頭の構造が複雑になるという問題を有して
いる。
【0005】本発明のホルダ取付部清掃装置は、従来の
技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであ
り、その目的とするところは、交換アームに把持した工
具ホルダ側からエアを噴出して主軸テーパ穴及びマガジ
ンポット又はレデイステーションポットのテーパ穴を同
時に清掃することのできる清掃装置を提供しようとする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明におけるホルダ取付部清掃装置は、本機とマガ
ジンとの間で交換アームにより工具又はワークの取着さ
れたホルダを交換する自動交換機能を有する工作機械の
ホルダ装着面を清掃する装置であって、前記交換アーム
のホルダ把持面に設けられエア流路が開口された継手用
の突子と、交換時に前記突子のエア流路に高圧のエアを
供給するエア供給装置、交換アームで把持されたとき
前記突子が挿脱自在に挿嵌され前記エア流路と連結され
る継手用のエア接続口設けられ本機又はマガジンへの
取付部に前記エア接続口と連通するエア噴出口設け
たホルダとからなり、交換時にエア噴出口よりエアを
噴出して本機とマガジンのホルダ装着面を清掃するもの
である。
【0007】また、前記継手用の突子を前記交換アーム
のホルダ把持面に設けられた位相決めのための凸部に設
け、前記継手用のエア接続口を工具ホルダの交換アーム
用の把持に前記凸部と係合するように設けられた凹部
に設けたものである。
【0008】
【作用】NCの交換指令で、交換アームがほぼ90°旋
回し、両側の工具把持部で本機側とマガジン側の両ホル
ダを同時に把持する。このとき交換アームのホルダ把持
面より突出する突子がホルダのエア接続口に気密的に嵌
挿されて、交換アームとホルダのエア流路が連結する。
工具把持確認信号でエア流路に高圧のエアが供給され、
交換アームの旋回軸方向移動でホルダが抜き差しされる
際にホルダのテーパシャンク部に開口するエア噴出口よ
りエアを噴出して本機とマガジンのホルダ装着面の清掃
を行う。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面にもとづいて説明
する。図1はマシニングセンタの主軸頭先端部と工具交
換中の工具ホルダ及び交換アームを表す断面図で、図2
は工具ホルダと交換アームの端部の上視図である。図
1,図2において、主軸1は主軸頭の軸受ハウジング2
内の複数の軸受3により回転可能に軸承され、主軸1は
貫通する中心穴の先端部がホルダ装着面となるテーパ穴
1aに形成されている。
【0010】交換アーム4は両端に工具把持部5を有す
るツイン形で、工具把持部5は交換アーム4の旋回によ
り工具ホルダを把持する方式である。工具ホルダ6はテ
ーパシャンク部6Aと交換アーム用の把持溝6aを有す
るフランジ部6Bと工具保持部6Cとからなり、テーパ
シャンク部6Aの端部にプルスタッドボルト7が同心に
螺着されている。
【0011】交換アーム4の工具把持部5には工具ホル
ダ6のフランジ部6Bに刻設されている凹部(ドライブ
キー溝)6bと係合して位相合わせをする凸部(駒)8
ホルダ把持面5aより突出している。更に交換アーム
4には背面4aから駒8に向けてエア流路4bが穿設さ
れていて、エア流路4bの先端には突子9が取着され、
後端には図示しないエア供給装置と連通するエア供給管
11が取着されている。
【0012】一方、工具ホルダ6にはドライブキー溝6
bの側壁6Cから軸心に向けて穿設されているエア流路
6dが軸心に穿設されているエア流路6eと連通されて
いて、側壁6cに開口するエア接続口6hに突子9が挿
脱自在に挿嵌されるようになっている。。更に、エア流
路6eはテーパシャンク部6Aのテーパ面の中央プルス
タッドボルト7寄り位置に開口する複数本の放射状のエ
ア流路6fと連通していて、このエア流路6fの開口部
がエア噴出口6gに形成されている。
【0013】続いて本実施例の作用について説明する。
NCより工具交換指令が出て、交換アーム4がほぼ90
°旋回し、主軸1のテーパ穴1aに装着されている工具
ホルダと図示しないマガジンポット又はレデイステー
ションポットのテーパ穴に装着されている工具ホルダと
を同時に把持する。このとき交換アームの把持面5a
より突出する駒8がドライブキー溝6bに係合されると
同時に突子9の先端部がエア流路6dのエア接続口に挿
入されて気密的に連結される。
【0014】この工具把持確認信号で図示しないエア供
給装置の電磁切換弁が作動し、高圧のエアがエア供給管
11よりエア流路4bに供給されて、エア噴出口6gよ
り噴出可能な状態となる。
【0015】次いで、交換アーム4の旋回軸方向移動で
工具ホルダ6の抜き取りが開始されると、主軸テーパ穴
1aとテーパシャンク部6Aとに隙間が出来、エア噴出
口6gから外部へ勢いよく噴出し周辺の塵埃を吹き飛ば
して清掃を行いながら工具ホルダの抜き取りが行われ
る。このとき主軸テーパ穴だけでなくマガジンポット又
はレデイステーションポットのテーパ穴も同時に清掃が
行われる。
【0016】抜き取りが終わると交換アーム4が180
°旋回して把持する両工具ホルダ6の位置が互いに入れ
替わり、再び交換アーム4の旋回軸方向移動で両工具ホ
ルダ6が主軸テーパ穴1aとマガジンポット又はレデイ
ステーションポットのテーパ穴に同時に挿入される。こ
のときエア噴出口6gから噴出するエアにより清掃を行
いながら挿入が行われ、テーパシャンク部6Aとテーパ
穴1aとの隙間が次第に小さくなると、エアの圧力が上
昇して風速が速くなり、テーパ穴に付着する塵埃を外部
に吹き飛ばす。
【0017】主軸に挿入された工具ホルダ6が図示しな
い工具引上げ装置によりプルスタッドボルト7が把持さ
れて引上げられ図示しない皿ばねによりクランプされる
と、この工具クランプの確認信号でエア供給装置の電磁
切換弁が作動しエア供給口11へのエアの供給が停止さ
れる。
【0018】尚、以上は7/24テーパを有するMAS
形工具ホルダについて述べたが、最近使用されるように
なった例えば図1でテーパ面とフランジ部端面6iとが
テーパ穴1aと先端面1bとに接触する二面拘束形工具
ホルダにも適用可能なことは勿論で、この場合には工具
ホルダのフランジ部端面6iから主軸先端面1bに向け
てエアを噴出するエア流路を追加してテーパ穴とフラン
ジ部端面との両方を同時に清掃する。
【0019】また、本実施例は工具ホルダの自動交換機
能を有する工作機械について説明したが、テーパシャン
ク付ホルダにワークを取着したワークホルダの自動交換
機能を有する工作機械にも適応可能なことは勿論であ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述のとおり構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。交換アーム及びホルダ
に挿脱自在な継手部を有するエア流路を設け、交換時に
ホルダのテーパシャンク部から噴出する高圧のエアでホ
ルダ装着面の清掃を行うようにしたので、主軸頭側に清
掃用のエア流路を設ける必要がなくなり、主軸頭の構造
が簡素になるとともに本機側だけでなくマガジン側のホ
ルダ装着面も同時に清掃することが可能となり、両方の
ホルダ装着面を常時に綺麗に保つことによりエアで清掃
し難い塵埃がホルダにこびり付くことがなくなり、より
清掃が完全となって工具付け精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】マシニングセンタの主軸頭先端部と工具交換中
の工具ホルダ及び交換アームを表す断面図である。
【図2】工具ホルダ及び交換アームの端部の上視図であ
る。
【図3】従来の技術のマシニングセンタの主軸頭先端部
の断面図である。
【符号の説明】
1 主軸 1a 主軸テーパ穴 4 交換アーム 4b,6d,6e,6f エア流路 5 工具把持部 5a ホルダ把持面 6 工具ホルダ 6b 凹部(ドライブキー溝) 6g エア噴出口 6h エア接続口 8 凸部(駒) 9 突子 11 エア供給管

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本機とマガジンとの間で交換アームによ
    り工具又はワークの取着されたホルダを交換する自動交
    換機能を有する工作機械のホルダ装着面を清掃する装置
    であって、前記交換アームのホルダ把持面に設けられエ
    ア流路が開口された継手用の突子と、交換時に前記突子
    のエア流路に高圧のエアを供給するエア供給装置、交
    換アームで把持されたとき前記突子が挿脱自在に挿嵌さ
    前記エア流路と連結される継手用のエア接続口設け
    られ本機又はマガジンへの取付部に前記エア接続口と連
    通するエア噴出口設けられたホルダとからなり、交換
    時にエア噴出口よりエアを噴出して本機とマガジンのホ
    ルダ装着面を清掃することを特徴とするホルダ装着面清
    掃装置。
  2. 【請求項2】 前記継手用の突子を前記交換アームのホ
    ルダ把持面に設けられた位相決めのための凸部に設け、
    前記継手用のエア接続口を工具ホルダの交換アーム用の
    把持に前記凸部と係合するように設けられた凹部に設
    けたことを特徴とする請求項1記載のホルダ装着面清掃
    装置。
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