JP3202884B2 - 光学素子 - Google Patents
光学素子Info
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- JP3202884B2 JP3202884B2 JP04664495A JP4664495A JP3202884B2 JP 3202884 B2 JP3202884 B2 JP 3202884B2 JP 04664495 A JP04664495 A JP 04664495A JP 4664495 A JP4664495 A JP 4664495A JP 3202884 B2 JP3202884 B2 JP 3202884B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08F—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
- C08F220/00—Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
- C08F220/02—Monocarboxylic acids having less than ten carbon atoms; Derivatives thereof
- C08F220/10—Esters
- C08F220/12—Esters of monohydric alcohols or phenols
- C08F220/14—Methyl esters, e.g. methyl (meth)acrylate
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Optical Head (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続長時間成形におい
て異物発生が少なく、また成形時の着色、高温雰囲気
(100℃付近)下での光学素子の着色が少なく、耐熱
性、低吸湿性、低複屈折性に優れたメタクリル系樹脂組
成物よりなる光学素子に関する。
て異物発生が少なく、また成形時の着色、高温雰囲気
(100℃付近)下での光学素子の着色が少なく、耐熱
性、低吸湿性、低複屈折性に優れたメタクリル系樹脂組
成物よりなる光学素子に関する。
【0002】
【従来の技術】情報記録体用基板、光ファイバー、光コ
ネクター、半導体レーザーを利用した光電子機器に搭載
するピックアップレンズ等の光学素子に使用される材料
には、一般的に高耐熱性、低吸湿性、低複屈折性が要求
される。これに対し、メタクリル樹脂は、透明性及び耐
候性に優れ、機械的性質や成形加工性などにバランスの
とれた性質を有している一方、吸湿率が高く、また使用
する光学素子によっては耐熱性が不充分という問題があ
る。メタクリル樹脂の複屈折率は、ポリカーボネート、
ポリスチレン等に比べると、低いことは知られている
が、ピックアップレンズ等の高性能光学素子には、更に
低い複屈折率が要求されている。
ネクター、半導体レーザーを利用した光電子機器に搭載
するピックアップレンズ等の光学素子に使用される材料
には、一般的に高耐熱性、低吸湿性、低複屈折性が要求
される。これに対し、メタクリル樹脂は、透明性及び耐
候性に優れ、機械的性質や成形加工性などにバランスの
とれた性質を有している一方、吸湿率が高く、また使用
する光学素子によっては耐熱性が不充分という問題があ
る。メタクリル樹脂の複屈折率は、ポリカーボネート、
ポリスチレン等に比べると、低いことは知られている
が、ピックアップレンズ等の高性能光学素子には、更に
低い複屈折率が要求されている。
【0003】これらの要求に対して、N−置換マレイミ
ドとメタクリル酸シクロヘキシルを組成中に含むメタク
リル系樹脂が提案されている(特開昭61−09501
1号公報、同61−162509号公報、同64−62
314号公報、特開平1−215810号公報)。これ
らのメタクリル系樹脂は、従来のメタクリル樹脂と同等
の優れた透明性、機械的性質を保持するとともに、メタ
クリル樹脂では持ち得なかった耐熱性、低吸湿性、低複
屈折性を有する優れた樹脂である。
ドとメタクリル酸シクロヘキシルを組成中に含むメタク
リル系樹脂が提案されている(特開昭61−09501
1号公報、同61−162509号公報、同64−62
314号公報、特開平1−215810号公報)。これ
らのメタクリル系樹脂は、従来のメタクリル樹脂と同等
の優れた透明性、機械的性質を保持するとともに、メタ
クリル樹脂では持ち得なかった耐熱性、低吸湿性、低複
屈折性を有する優れた樹脂である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、N−置
換マレイミド、メタクリル酸シクロヘキシルを含むメタ
クリル系樹脂は、通常のメタクリル樹脂に比べて、 連続長時間の射出成形時に、シリンダー内の滞留によ
り、ポリマーの変質物が一部発生し、それが異物となっ
て、光学素子への混入が起こる。 成形時に着色が起こり、光学素子が着色する。 光学素子を高温雰囲気(100℃付近)下に置くと、
着色が起こる。 等の諸問題がある。このような、異物混入、着色し易い
材料は、高性能光学素子材料には不適である。
換マレイミド、メタクリル酸シクロヘキシルを含むメタ
クリル系樹脂は、通常のメタクリル樹脂に比べて、 連続長時間の射出成形時に、シリンダー内の滞留によ
り、ポリマーの変質物が一部発生し、それが異物となっ
て、光学素子への混入が起こる。 成形時に着色が起こり、光学素子が着色する。 光学素子を高温雰囲気(100℃付近)下に置くと、
着色が起こる。 等の諸問題がある。このような、異物混入、着色し易い
材料は、高性能光学素子材料には不適である。
【0005】N−置換マレイミド、メタクリル酸シクロ
ヘキシルを含むメタクリル系樹脂の上記の成形時の着
色に関しては次の提案がなされている。 (1)共重合体にホスファイト系化合物を含有するもの
(特開平3−167245号公報、同6−116331
号公報)。 (2)共重合体にホスファイト系化合物及び/またはヒ
ンダードフェノール系化合物を含有するもの(特開昭6
2−158706号公報)。
ヘキシルを含むメタクリル系樹脂の上記の成形時の着
色に関しては次の提案がなされている。 (1)共重合体にホスファイト系化合物を含有するもの
(特開平3−167245号公報、同6−116331
号公報)。 (2)共重合体にホスファイト系化合物及び/またはヒ
ンダードフェノール系化合物を含有するもの(特開昭6
2−158706号公報)。
【0006】しかしながら、(1)は、の成形時の着
色を抑える効果はあるものの、の成形時の異物発生、
の成形品の着色を抑える効果はない。(2)は、の
成形時の着色を抑える効果はあるものの、の異物抑制
発生効果は充分ではなく、の光学素子の着色を抑える
効果はない。このように成形時の異物発生、着色、光学
素子の着色変化にある程度抑制効果はあるものの、全て
を充分に満たすものが提案されていないのが現状であ
る。
色を抑える効果はあるものの、の成形時の異物発生、
の成形品の着色を抑える効果はない。(2)は、の
成形時の着色を抑える効果はあるものの、の異物抑制
発生効果は充分ではなく、の光学素子の着色を抑える
効果はない。このように成形時の異物発生、着色、光学
素子の着色変化にある程度抑制効果はあるものの、全て
を充分に満たすものが提案されていないのが現状であ
る。
【0007】したがって、本発明の目的とするところ
は、連続長時間成形による異物混入が少なく、また成形
時の着色、高温雰囲気(100℃付近)下での光学素子
の着色の少ない、耐熱性、低吸湿性、低複屈折性に優れ
た共重合体中にN−置換マレイミド、メタクリル酸シク
ロヘキシルを含むメタクリル系樹脂組成物よりなる光学
素子を提供しようとするものである。
は、連続長時間成形による異物混入が少なく、また成形
時の着色、高温雰囲気(100℃付近)下での光学素子
の着色の少ない、耐熱性、低吸湿性、低複屈折性に優れ
た共重合体中にN−置換マレイミド、メタクリル酸シク
ロヘキシルを含むメタクリル系樹脂組成物よりなる光学
素子を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な現状に鑑み、鋭意検討した結果、特定組成のメタクリ
ル樹脂組成物に、特定の安定剤を含有させることによ
り、連続長時間成形における成形品の異物発生が少な
く、また成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100
℃付近)での着色の少ない、耐熱性、低吸湿性、低複屈
折性に優れたメタクリル系樹脂組成物よりなる光学素子
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
な現状に鑑み、鋭意検討した結果、特定組成のメタクリ
ル樹脂組成物に、特定の安定剤を含有させることによ
り、連続長時間成形における成形品の異物発生が少な
く、また成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100
℃付近)での着色の少ない、耐熱性、低吸湿性、低複屈
折性に優れたメタクリル系樹脂組成物よりなる光学素子
が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】本発明は、メタクリル酸メチル10〜70
重量%、N−置換マレイミド5〜30重量%、メタクリ
ル酸シクロヘキシル15〜85重量%及びその他共重合
可能な単量体0〜30重量%からなる共重合体に対し
て、ヒンダードアミン系光安定剤0.01〜1重量%、
ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.01〜1重量%
及びホスファイト系酸化防止剤0.01〜1重量%を総
量で0.03〜2.0重量%含有することを特徴とする
メタクリル系樹脂組成物からなる光学素子にある。
重量%、N−置換マレイミド5〜30重量%、メタクリ
ル酸シクロヘキシル15〜85重量%及びその他共重合
可能な単量体0〜30重量%からなる共重合体に対し
て、ヒンダードアミン系光安定剤0.01〜1重量%、
ヒンダードフェノール系酸化防止剤0.01〜1重量%
及びホスファイト系酸化防止剤0.01〜1重量%を総
量で0.03〜2.0重量%含有することを特徴とする
メタクリル系樹脂組成物からなる光学素子にある。
【0010】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
光学素子を構成する共重合体の第一成分であるメタクリ
ル酸メチルの使用割合は10〜70重量%である。使用
割合が10%未満では光学素子の機械強度が低くなり、
70重量%を超えると低吸湿性が不充分となる。
光学素子を構成する共重合体の第一成分であるメタクリ
ル酸メチルの使用割合は10〜70重量%である。使用
割合が10%未満では光学素子の機械強度が低くなり、
70重量%を超えると低吸湿性が不充分となる。
【0011】共重合体の第二成分であるN−置換マレイ
ミドの使用割合は5〜30重量%である。光学素子は、
N−置換マレイミドを共重合することによって耐熱性の
向上と低複屈折率化を計ることが出来る。N−置換マレ
イミドの使用割合が5重量%未満では耐熱性の向上、低
複屈折率化が不充分であり、30重量%を超えると、逆
に複屈折率は高くなり、機械強度が著しく低下する。
ミドの使用割合は5〜30重量%である。光学素子は、
N−置換マレイミドを共重合することによって耐熱性の
向上と低複屈折率化を計ることが出来る。N−置換マレ
イミドの使用割合が5重量%未満では耐熱性の向上、低
複屈折率化が不充分であり、30重量%を超えると、逆
に複屈折率は高くなり、機械強度が著しく低下する。
【0012】N−置換マレイミドとしては、好ましくは
N−シクロヘキシルマレイミド、N−イソプロピルマレ
イミド、N−フェニルマレイミド、N−2−クロロフェ
ニルマレイミド、N−2−メチルフェニルマレイミド、
N−4−メチルフェニルマレイミドなどの単量体単位が
挙げられる。
N−シクロヘキシルマレイミド、N−イソプロピルマレ
イミド、N−フェニルマレイミド、N−2−クロロフェ
ニルマレイミド、N−2−メチルフェニルマレイミド、
N−4−メチルフェニルマレイミドなどの単量体単位が
挙げられる。
【0013】共重合体の第三成分であるメタクリル酸シ
クロヘキシルは、光学素子の低吸湿化を計るために使用
される成分であり、その使用割合は15〜85重量%で
ある。メタクリル酸シクロヘキシルの使用割合が15重
量%未満では低吸湿性の付与が不充分であり、一方85
重量%を超えると機械強度が著しく低下する。
クロヘキシルは、光学素子の低吸湿化を計るために使用
される成分であり、その使用割合は15〜85重量%で
ある。メタクリル酸シクロヘキシルの使用割合が15重
量%未満では低吸湿性の付与が不充分であり、一方85
重量%を超えると機械強度が著しく低下する。
【0014】また、本発明の光学素子を構成する共重合
体において、必要に応じて上記単量体と共重合可能な他
の単量体を用いることができ、その使用割合は0〜30
重量%である。この使用割合を超えると、機械強度の低
下、耐熱性の低下、透明性の低下を起こし、また一部の
ものは複屈折率を高くしてしまうため好ましくない。
体において、必要に応じて上記単量体と共重合可能な他
の単量体を用いることができ、その使用割合は0〜30
重量%である。この使用割合を超えると、機械強度の低
下、耐熱性の低下、透明性の低下を起こし、また一部の
ものは複屈折率を高くしてしまうため好ましくない。
【0015】共重合可能な他の単量体としては、例えば
スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合
物、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
シクロヘキシル等のアクリル酸エステル化合物、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸イソボルニル、メタクリル
酸ノルボルニル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸
ジシクロペンタニル等のメタクリル酸エステル化合物な
どが挙げられる。
スチレン、α−メチルスチレン等の芳香族ビニル化合
物、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
シクロヘキシル等のアクリル酸エステル化合物、メタク
リル酸エチル、メタクリル酸イソボルニル、メタクリル
酸ノルボルニル、メタクリル酸フェニル、メタクリル酸
ジシクロペンタニル等のメタクリル酸エステル化合物な
どが挙げられる。
【0016】本発明の光学素子を構成する共重合体は、
ヒンダードアミン系光安定剤、ヒンダードフェノール系
酸化防止剤及びフォスファイト系酸化防止剤の3種類の
安定剤を同時に含有することによってのみ、連続長時
間成形時の異物発生を抑えて光学素子への異物混入を防
ぎ、成形時の着色を少なくすることで、光学素子の着
色を抑え、光学素子を高温(100℃付近)で使用す
る際の色の変化を抑えることが可能となる。安定剤をそ
れぞれ単独で用いても、上記〜の問題を同時に解決
することはできない。なお、ここにいう異物とは、ポリ
マーがゲル化したものである。
ヒンダードアミン系光安定剤、ヒンダードフェノール系
酸化防止剤及びフォスファイト系酸化防止剤の3種類の
安定剤を同時に含有することによってのみ、連続長時
間成形時の異物発生を抑えて光学素子への異物混入を防
ぎ、成形時の着色を少なくすることで、光学素子の着
色を抑え、光学素子を高温(100℃付近)で使用す
る際の色の変化を抑えることが可能となる。安定剤をそ
れぞれ単独で用いても、上記〜の問題を同時に解決
することはできない。なお、ここにいう異物とは、ポリ
マーがゲル化したものである。
【0017】の連続長時間成形の異物発生は、ヒンダ
ードアミン系光安定剤もしくはヒンダードフェノール系
酸化防止剤によって抑制できる。の成形時の着色防止
には、ヒンダードフェノール系酸化防止剤もしくはホス
ファイト系酸化防止剤が効果がある。の高温雰囲気
(100℃付近)での光学素子の着色防止には、ヒンダ
ードアミン系光安定剤が効果がある。またの成形時の
着色は、共重合体自体が変化し着色するものと、光学素
子の高温雰囲気(100℃付近)下で着色を抑えるため
に添加するヒンダードアミン系光安定剤が変化し着色す
るものの2原因がある。共重合体自身の着色は、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤もしくはホスファイト系酸
化防止剤単独で抑える効果はあるが、ヒンダードアミン
系光安定剤の着色は、上記2安定剤を併用しなければ抑
制効果は出ない。
ードアミン系光安定剤もしくはヒンダードフェノール系
酸化防止剤によって抑制できる。の成形時の着色防止
には、ヒンダードフェノール系酸化防止剤もしくはホス
ファイト系酸化防止剤が効果がある。の高温雰囲気
(100℃付近)での光学素子の着色防止には、ヒンダ
ードアミン系光安定剤が効果がある。またの成形時の
着色は、共重合体自体が変化し着色するものと、光学素
子の高温雰囲気(100℃付近)下で着色を抑えるため
に添加するヒンダードアミン系光安定剤が変化し着色す
るものの2原因がある。共重合体自身の着色は、ヒンダ
ードフェノール系酸化防止剤もしくはホスファイト系酸
化防止剤単独で抑える効果はあるが、ヒンダードアミン
系光安定剤の着色は、上記2安定剤を併用しなければ抑
制効果は出ない。
【0018】安定剤の使用量は、ヒンダードアミン系光
安定剤0.01〜1重量%、ヒンダードフェノール系安
定剤0.1〜1重量%及びホスファイト系酸化防止剤
0.01〜1重量%の範囲であり、本発明光学素子を構
成する共重合体に対する含有量は、共重合体100重量
%に対して、前記安定剤3種類の総量として、0.03
重量%から2.0重量%である。この量が0.03重量
%未満では、連続長時間成形による異物発生を防止する
効果、または成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(1
00℃付近)での着色を抑える効果が充分ではなく、ま
た2.0重量%を超えれば、耐熱性が低下することに加
えて、連続長時間成形による、異物発生を防ぐ効果、ま
た成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100℃付
近)下での着色を抑える効果の向上はなく、経済的にも
得策ではない。
安定剤0.01〜1重量%、ヒンダードフェノール系安
定剤0.1〜1重量%及びホスファイト系酸化防止剤
0.01〜1重量%の範囲であり、本発明光学素子を構
成する共重合体に対する含有量は、共重合体100重量
%に対して、前記安定剤3種類の総量として、0.03
重量%から2.0重量%である。この量が0.03重量
%未満では、連続長時間成形による異物発生を防止する
効果、または成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(1
00℃付近)での着色を抑える効果が充分ではなく、ま
た2.0重量%を超えれば、耐熱性が低下することに加
えて、連続長時間成形による、異物発生を防ぐ効果、ま
た成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100℃付
近)下での着色を抑える効果の向上はなく、経済的にも
得策ではない。
【0019】ヒンダードアミン系光安定剤としては、ビ
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
セバケート、ビス(1,2,2,6,6,−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)セバケート、1−{2−[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオニルオキシ]エチル}−4−[3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
ルオキシ]−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジ
ン、8−ベンジル−7,7,9,9,−テトラメチル−
3−オクチル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]
ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−
2,2,6,6,−テトラメチルピペリジンが好ましく
用いられる。
ス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)
セバケート、ビス(1,2,2,6,6,−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)セバケート、1−{2−[3−
(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオニルオキシ]エチル}−4−[3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオニ
ルオキシ]−2,2,6,6,−テトラメチルピペリジ
ン、8−ベンジル−7,7,9,9,−テトラメチル−
3−オクチル−1,3,8−トリアザスピロ[4,5]
ウンデカン−2,4−ジオン、4−ベンゾイルオキシ−
2,2,6,6,−テトラメチルピペリジンが好ましく
用いられる。
【0020】ヒンダードフェノール系酸化防止剤として
は、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N’−ヘ
キサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ−ヒドロシンナマミド)、3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−ベンジルフォスフォネート−ジエ
チルエステル、1,3,5−トリメチル−2,4,6−
トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼンが好ましく用いられる。
は、オクタデシル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシフェニル)プロピオネート、N,N’−ヘ
キサメチレンビス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシ−ヒドロシンナマミド)、3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシ−ベンジルフォスフォネート−ジエ
チルエステル、1,3,5−トリメチル−2,4,6−
トリス(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼンが好ましく用いられる。
【0021】ホスファイト系酸化防止剤としては、トリ
ス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、
トリス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(モノノニルフェニル)ホス
ファイト、モノノニルフェニルビス(ジノニルフェニ
ル)ホスファイト、ジノニルフェニルビス(モノノニル
フェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)
ホスファイトが好ましく用いられる。
ス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、
トリス(2,6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェニ
ル)ホスファイト、トリス(モノノニルフェニル)ホス
ファイト、モノノニルフェニルビス(ジノニルフェニ
ル)ホスファイト、ジノニルフェニルビス(モノノニル
フェニル)ホスファイト、トリス(ジノニルフェニル)
ホスファイトが好ましく用いられる。
【0022】本発明の光学素子を構成する前記共重合体
の製造方法は特に限定されず、塊状重合、懸濁重合、乳
化重合などが可能である。
の製造方法は特に限定されず、塊状重合、懸濁重合、乳
化重合などが可能である。
【0023】本発明における前記安定剤の前記共重合体
への添加方法としては、重合前の単量体混合物中に溶解
する方法、重合反応中に添加する方法、重合完結後に混
練する方法等があり、何れの方法を用いても良い。
への添加方法としては、重合前の単量体混合物中に溶解
する方法、重合反応中に添加する方法、重合完結後に混
練する方法等があり、何れの方法を用いても良い。
【0024】本発明の光学素子は、射出成形のみならず
射出圧縮成形法、圧縮成形法、マイクロモールド法など
の公知の成形方法が適用できる。
射出圧縮成形法、圧縮成形法、マイクロモールド法など
の公知の成形方法が適用できる。
【0025】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に説明する。
実施例中の各種評価手段、及び評価に用いた射出成形サ
ンプルの成形条件は次の通りである。
実施例中の各種評価手段、及び評価に用いた射出成形サ
ンプルの成形条件は次の通りである。
【0026】[成形条件] 成形機:日精樹脂(株)製射出成形機PS−60E シリンダー温度:250℃ 金型温度:70℃ 設定圧力:20% 設定速度:24% 射出時間:18秒 冷却時間:23秒
【0027】[熱変形温度(HDT)]ペレットから1
27mm×12.7mm×6.4mmの加圧成形試片を
得た後、ASTM−D648に従って測定した。
27mm×12.7mm×6.4mmの加圧成形試片を
得た後、ASTM−D648に従って測定した。
【0028】[複屈折率]100mm×50mm×2m
mの平板を射出成形し、ゲートの部分から8cmの部分
の光路差を偏光顕微鏡により測定した。測定値を厚みで
割った値が、複屈折率である。
mの平板を射出成形し、ゲートの部分から8cmの部分
の光路差を偏光顕微鏡により測定した。測定値を厚みで
割った値が、複屈折率である。
【0029】[吸湿率]100mm×50mm×2mm
の射出成形板を75℃で48hr乾燥した後、重量を測
定した。次いで60℃、90%RHの恒温恒湿機に20
0時間放置した後重量を測定し、次の式より求めた。
の射出成形板を75℃で48hr乾燥した後、重量を測
定した。次いで60℃、90%RHの恒温恒湿機に20
0時間放置した後重量を測定し、次の式より求めた。
【0030】
【数1】
【0031】[加熱着色試験1]ペレットを用いて、2
50℃で100mm×50mm×2mmの成形板を成形
した際の着色の程度を観察した。 ○:ほとんど着色が見られない。 △:若干黄変する。 ×:著しく黄変する。
50℃で100mm×50mm×2mmの成形板を成形
した際の着色の程度を観察した。 ○:ほとんど着色が見られない。 △:若干黄変する。 ×:著しく黄変する。
【0032】[加熱着色試験2]100mm×50mm
×2mmの成形板を熱風乾燥機において、100℃、2
000時間乾燥後、初期の着色程度と比較評価した。 ○:ほとんど変化しない。 △:若干黄変する。 ×:著しく黄変する(×の個数が黄変の程度を示す)。
×2mmの成形板を熱風乾燥機において、100℃、2
000時間乾燥後、初期の着色程度と比較評価した。 ○:ほとんど変化しない。 △:若干黄変する。 ×:著しく黄変する(×の個数が黄変の程度を示す)。
【0033】[異物発生確認試験]ペレットを用いて、
コンパクトディスク用ピックアップレンズ材料を250
℃、2時間連続成形した後、成形機を1hr加熱したま
ま放置した。その後、シリンダー内の樹脂をパージして
成形を再開した。成形再開1hr後にサンプリングを開
始し、レンズ中の異物の有無を観察した(レンズ100
個中、1個以上異物を含むレンズ数)。
コンパクトディスク用ピックアップレンズ材料を250
℃、2時間連続成形した後、成形機を1hr加熱したま
ま放置した。その後、シリンダー内の樹脂をパージして
成形を再開した。成形再開1hr後にサンプリングを開
始し、レンズ中の異物の有無を観察した(レンズ100
個中、1個以上異物を含むレンズ数)。
【0034】○:1個以下 △:10個未満 ×:10個以上
【0035】[実施例1]撹拌機を備えた内容積300
0mlのセパラブルフラスコに純水1500mlを入
れ、分散剤としてポリビニルアルコール15gを加え溶
解させた。別に、メタクリル酸メチル600g、シクロ
ヘキシルマレイミド220g、メタクリル酸シクロヘキ
シル180gの単量体混合物にn−オクチルメルカプタ
ン1.5g及びアゾビスイソブチロニトリル1.0gを
加え撹拌した。撹拌溶解した混合物をセパラブルフラス
コに投入し、窒素置換しながら400rpmで15分撹
拌した。その後、75℃に加温して重合を開始させ、重
合ピーク後、95℃、30分の熱処理を行い、重合を完
結させた。
0mlのセパラブルフラスコに純水1500mlを入
れ、分散剤としてポリビニルアルコール15gを加え溶
解させた。別に、メタクリル酸メチル600g、シクロ
ヘキシルマレイミド220g、メタクリル酸シクロヘキ
シル180gの単量体混合物にn−オクチルメルカプタ
ン1.5g及びアゾビスイソブチロニトリル1.0gを
加え撹拌した。撹拌溶解した混合物をセパラブルフラス
コに投入し、窒素置換しながら400rpmで15分撹
拌した。その後、75℃に加温して重合を開始させ、重
合ピーク後、95℃、30分の熱処理を行い、重合を完
結させた。
【0036】得られたビーズ状重合体をろ別、水洗し、
75℃で24時間乾燥した後、安定剤としてビス(2,
2,6,6,−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケ
ート1.0g、オクタデシル−3−(3,5,−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート1
g、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフ
ァイト1.0gをブレンドした。その後、(株)池貝製
PCM30、2軸押出機にて、250℃で混練してペレ
ット化し、各種評価を行った。結果を表1に示した。
75℃で24時間乾燥した後、安定剤としてビス(2,
2,6,6,−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケ
ート1.0g、オクタデシル−3−(3,5,−ジ−t
−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート1
g、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスフ
ァイト1.0gをブレンドした。その後、(株)池貝製
PCM30、2軸押出機にて、250℃で混練してペレ
ット化し、各種評価を行った。結果を表1に示した。
【0037】[実施例2〜5、比較例1〜8]単量体仕
込み組成、安定剤量を表1に示すように変更したほか
は、実施例1と同様に実験を行った。結果を一括して表
1に示した。
込み組成、安定剤量を表1に示すように変更したほか
は、実施例1と同様に実験を行った。結果を一括して表
1に示した。
【0038】
【表1】
【0039】なお、表1において、モノマーの略称及び
安定剤ABCは以下の通りである。 N−MI:N−置換マレイミド MMA:メタクリル酸メチル CHMA:メタクリル酸シクロヘキシル CHMI:シクロヘキシルマレイミド PhMI:フェニルマレイミド 安定剤A:ビス(2,2,6,6,−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート 安定剤B:オクタデシル−3−(3,5,−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート 安定剤C:トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
ホスファイト
安定剤ABCは以下の通りである。 N−MI:N−置換マレイミド MMA:メタクリル酸メチル CHMA:メタクリル酸シクロヘキシル CHMI:シクロヘキシルマレイミド PhMI:フェニルマレイミド 安定剤A:ビス(2,2,6,6,−テトラメチル−4
−ピペリジル)セバケート 安定剤B:オクタデシル−3−(3,5,−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート 安定剤C:トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
ホスファイト
【0040】表1に明らかなように、実施例1〜5に用
いた共重合体は、比較例1〜8に用いたものに比べ、耐
熱性、低吸湿性、低複屈折性を維持したまま、連続長時
間成形による異物の発生を抑え、光学素子への混入を防
止し、成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100℃
付近)下での着色を抑える効果があることがわかる。こ
れらのことより、本発明に規定される範囲以外の共重合
体では、本発明の目的とする性能を有する光学素子が得
られないことが明かである。
いた共重合体は、比較例1〜8に用いたものに比べ、耐
熱性、低吸湿性、低複屈折性を維持したまま、連続長時
間成形による異物の発生を抑え、光学素子への混入を防
止し、成形時の着色、光学素子の高温雰囲気(100℃
付近)下での着色を抑える効果があることがわかる。こ
れらのことより、本発明に規定される範囲以外の共重合
体では、本発明の目的とする性能を有する光学素子が得
られないことが明かである。
【0041】
【発明の効果】本発明の光学素子は、長時間連続形成に
よる異物発生が少なく、また成形時の着色、高温雰囲気
(100℃付近)下での光学素子の着色を抑え、耐熱
性、低吸湿性、低複屈折性に優れるものである。
よる異物発生が少なく、また成形時の着色、高温雰囲気
(100℃付近)下での光学素子の着色を抑え、耐熱
性、低吸湿性、低複屈折性に優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G02C 7/02 G02C 7/02 G11B 7/12 G11B 7/12 (56)参考文献 特開 昭63−241011(JP,A) 特開 昭62−158706(JP,A) 特開 平1−193361(JP,A) 特開 平3−99060(JP,A) 特開 昭56−99246(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 33/00 - 33/26
Claims (1)
- 【請求項1】 メタクリル酸メチル10〜70重量%、
N−置換マレイミド5〜30重量%、メタクリル酸シク
ロヘキシル15〜85重量%、及びその他共重合可能な
単量体0〜30重量%からなる共重合体に対して、ヒン
ダードアミン系光安定剤0.01〜1重量%、ヒンダー
ドフェノール系酸化防止剤0.01〜1重量%、及びホ
スファイト系酸化防止剤0.01〜1重量%を総量で
0.03〜2.0重量%含有することを特徴とするメタ
クリル系樹脂組成物からなる光学素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04664495A JP3202884B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04664495A JP3202884B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 光学素子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08217944A JPH08217944A (ja) | 1996-08-27 |
JP3202884B2 true JP3202884B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=12753027
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04664495A Expired - Fee Related JP3202884B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | 光学素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202884B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006143931A (ja) * | 2004-11-22 | 2006-06-08 | Konica Minolta Opto Inc | 光学素子及び光ピックアップ装置 |
TW201132657A (en) * | 2009-12-18 | 2011-10-01 | Toagosei Co Ltd | Active energy line cured-type composition for optical component |
JP6553908B2 (ja) * | 2015-03-26 | 2019-07-31 | 旭化成株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 |
JP7203622B2 (ja) * | 2018-01-31 | 2023-01-13 | 旭化成株式会社 | 熱可塑性樹脂組成物及びその成形体 |
US10017627B1 (en) | 2018-03-06 | 2018-07-10 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | Methacrylic resin composition |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP04664495A patent/JP3202884B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08217944A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |