JP3202647B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3202647B2
JP3202647B2 JP09332497A JP9332497A JP3202647B2 JP 3202647 B2 JP3202647 B2 JP 3202647B2 JP 09332497 A JP09332497 A JP 09332497A JP 9332497 A JP9332497 A JP 9332497A JP 3202647 B2 JP3202647 B2 JP 3202647B2
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悦志 杉浦
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静岡日本電気株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタや通信制
御ユニットやフロッピィディスクやSCSI機器等の複
数のハードウエアデバイスを接続する情報処理装置に関
し、特に、接続する各ハードウエアデバイスに対応する
デバイスドライバの組み込み手段に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタや通信制御ユニットやフロッピ
ィディスクやSCSI機器(SCSI:Small Computer
System Interface によって接続される機器)等の複数
のハードウエアデバイス(デバイス)を接続する従来の
情報処理装置は、それらのデバイスに対応するデバイス
ドライバプログラム(デバイスドライバ)を自動的に確
実に組み込むための技術を開発してきた。
【0003】例えば、特開昭63−273954号公報
には、システム(情報処理装置)の立ち上げ時に、外部
接続機器(デバイス)から取得した種別信号(デバイス
ID情報)と、立ち上げ情報レジスタに保持している種
別情報とを逐一比較し、それらが一致した場合にデバイ
スドライバ(ドライバ)のファイル名を立ち上げ情報レ
ジスタの対応するエントリから取得し、そのファイル名
を基に外部記憶装置からデバイスドライバプログラムを
読み込んで主記憶部に格納する技術が開示されている。
【0004】また、特開平6−309265号公報に
は、図7に示すように、情報処理装置内に、複数の入出
力デバイス(デバイス)95a・95b〜95nを識別
するための識別番号(ID番号)とそれらのデバイス9
5a・95b〜95nに対応する専用のドライバプログ
ラムとの対応関係を表わす第1テーブル92と、各デバ
イスの形式やそのデバイスがサポートするインタフェー
ス規格のバージョンを示す規格バージョンやそのデバイ
スの製造メーカを示すメーカ情報やそのデバイスの製品
名を示すプロダクト情報等のデバイス情報とドライバプ
ログラムとの対応関係を表わす第2テーブル93とを設
け、全デバイスに共通な共通ドライバプログラムと専用
のドライバプログラムとオペレーティングシステム(O
S)とアプリケーションプログラムとをプログラムメモ
リ94に格納しておき、アプリケーションプログラムか
ら第1テーブル92において共通ドライバプログラムが
登録されているID番号のデバイスに対する入出力要求
があったとき、共通ドライバプログラムは、当該ID番
号のデバイスに対して特定のコマンドを発行し、そのデ
バイスから取得したデバイス情報に基づいて第2テーブ
ル93を参照して対応するドライバプログラムを決定
し、第1テーブル92においてそのドライバプログラム
のエントリアドレスを当該ID番号に対応させて登録す
るとともに、そのドライバプログラムによってデバイス
を制御する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
情報処理装置のうちの前者の場合は、複数のデバイスを
次々に接続すると、情報処理装置を構成する各デバイス
の検出処理を行ってデバイスのID番号を取得した時点
で、自動的にそのデバイスに対応するドライバが主記憶
部に組み込まれてそれが主記憶部に常駐することになる
ため、主記憶部のメモリ不足が発生して次のドライバを
組み込むことができなくなるという問題点がある。
【0006】また、後者の場合は、複数のデバイスを次
々に接続すると、情報処理装置を構成する各デバイスが
使用するハードウエア資源には、互いに重複があったり
制限があったりするため、接続されている全てのデバイ
スに対してハードウエア資源を確保することができず、
一部のデバイスが使用不可能な状態となっているため、
アプリケーションプログラムから入出力要求があったと
き、特定のデバイスに対応するドライバプログラムは入
手できても、その特定のデバイスを使用することができ
ないことがあるという問題点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、複数のデバイスを個別にイネーブル、ディスエーブ
ルにすることが可能なデバイス組込み制御回路であるデ
バイス制御部に接続する複数のデバイスの接続状況を管
理する情報処理装置において、前記デバイスのデバイス
ID情報および前記デバイスの有効・無効情報および前
記デバイス制御部に対する前記複数のデバイスの割付け
状況を示すデバイス割付け情報を含むIDテーブル情報
を格納する不揮発性のバックアップメモリとを備え、自
装置の立ち上げ時に、前記複数のデバイスのそれぞれの
自己の種類を示す前記デバイスID情報を取得する取得
手段と、前記取得手段により取得した前記デバイスID
情報を基に前記IDテーブル情報を検索することにより
前記複数のデバイスの有効・無効を識別して前記複数の
デバイス制御部を個別にイネーブルまたはディスエーブ
ルにする決定手段と、前記決定手段においてイネーブル
にした前記デバイスのデバイスドライバを主記憶部に組
み込む組み込み手段とを有することを特徴としている。
更に、前述の情報処理装置において 前記複数のデバイ
スのそれぞれに対して使用するかまたは使用しないかを
指定するデバイス有効・無効情報を個別に設定する手段
を有する有効・無効指定ソフトウエアを格納する読出し
専用メモリを備え、前記有効・無効指定ソフトウエアを
起動する起動手段と、前記起動手段によりデバイス有効
・無効情報の有無を設定させその設定されたデバイス有
効・無効情報を前記IDテーブル情報として前記バック
アップメモリに登録する登録手段とを有することを特徴
としている。更に、前述の情報処理装置において、前記
登録手段により登録が終わると自装置を再度立ち上げる
再起動手段を有することを特徴としている。更に、前記
決定手段は、前記取得手段により取得した前記デバイス
ID情報と前記バックアップメモリに登録された前記I
Dテーブル情報のデバイスID情報とを比較してそれら
が一致するとき、前記デバイスドライバを決定すること
を特徴としている。更に、前記決定手段は、前記IDテ
ーブル情報内の前記デバイス有効・無効情報を参照して
前記デバイス制御部をイネーブルまたはディスエーブル
にすることを特徴としている。更に、前記決定手段が前
記IDテーブル情報内の前記デバイス有効・無効情報を
参照してイネーブルであ るときに、前記組み込み手段が
前記デバイスドライバを組み込むことを特徴としてい
る。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0009】図1は本発明の第一の実施形態を示すブロ
ック図、図2は図1の実施形態の起動時の動作を示すフ
ローチャート、図3は図1の実施形態のIDテーブル情
報の構成を示す模式図、図4は図1のIDテーブル情報
に特定の情報を設定した状態を示す模式図、図5は図1
の実施形態におけるデバイス有効・無効情報を示す表示
画面の一例を示す正面図である。
【0010】図1の情報処理装置1は、全体の動作の制
御や演算処理を行う中央処理部(CPU)3にバス6が
接続されており、このバス6に、主記憶部(RAM)2
および読出し専用メモリ(ROM)4およびバックアッ
プメモリ(BUM)5および入出力部7が接続されてい
る。
【0011】入出力部7には、フロッピィディスク(F
Dデバイス)18を接続するフロッピィディスク制御部
(FDデバイス制御部)9と、通信制御ユニット(CC
Uデバイス)17を接続する通信制御ユニット制御部
(CCUデバイス制御部)10と、SCSI機器(SC
SIデバイス)16を接続するSCSI機器制御部(S
CSIデバイス制御部)11と、プリンタ(プリンタデ
バイス)15を接続するプリンタ制御部(プリンタデバ
イス制御部)12とを有するデバイス組み込み制御部8
が設けてあり、また、ハードディスク13およびキーボ
ード(キーボードデバイス)24も接続されている。ハ
ードディスク13には、FDデバイス18およびCCU
デバイス17およびSCSIデバイス16およびプリン
タデバイス15の各デバイスを動作させるためのデバイ
スドライバプログラム(デバイスドライバ:ドライバプ
ログラム:ドライバ)であるドライバ群14があらかじ
め格納されている。電源回路20は、電源スイッチ19
によって断続され、情報処理装置1内の上記の各部に対
して電源を供給する。
【0012】デバイス組み込み制御部8は、上記の各デ
バイスを使用する要求または使用しない要求に対応し
て、上記の各デバイス制御部に対して入出力ポート(I
/O)や割り込み部(IRQ)やダイレクトメモリアク
セス部(DMA)やメモリ等のハードウエア資源を割り
付けたりマスクしたりすることによって、各デバイスの
機能をディスエーブルにしたりイネーブルにしたりする
制御を行う。
【0013】バックアップメモリ(BUM)5には、I
Dテーブル情報21が格納してあり、読出し専用メモリ
(ROM)4には、上記の各デバイスを有効にしたり無
効にしたりするために各デバイスに対して「使用する」
または「使用しない」を個別に設定する有効・無効指定
ソフトウエア22と基本入出力システム(ベーシックイ
ンプットアウトプットシステム:BIOS)23とが格
納されている。
【0014】次に、上述のように構成した情報処理装置
の動作について、図2〜図5を参照して説明する。
【0015】図2は図1の実施形態の起動処理をBIO
Sで行う場合の動作を示すフローチャートである。
【0016】情報処理装置1が起動されると、まず初期
化および診断処理を行い(ステップ31)、続いて接続
している各デバイスの検出処理を行う(ステップ3
2)。このとき、実際に接続されているデバイスのみか
ら、そのデバイスの識別番号(ID番号:デバイスI
D)を取得する。このデバイスIDの取得状態を確認し
(ステップ33)、デバイスIDが取得できている場合
はステップ34に移行してそのデバイスIDに該当する
デバイスを検索する。デバイスの検索とは、そのデバイ
スIDを有するデバイスに関する情報をIDテーブル情
報21から取得することである。
【0017】IDテーブル情報21は、図3に示すよう
に、各デバイス毎に、デバイスID51と、有効/無効
情報52と、I/O情報53と、IRQ情報54と、D
MA情報55と、メモリ情報56と、END情報57
と、SUMチェック値58と、デバイスドライバ格納情
報(フアィル名・ポインタ一情報)59とを1組とした
情報である。
【0018】ステップ34におけるデバイスIDの検索
は、図3のデバイスID51によって該当するデバイス
IDが存在するか否かを調べ(ステップ35)、存在す
る場合は有効/無効情報52を確認する(ステップ3
6)。有効/無効情報52が有効の場合は(ステップ3
7)、I/O情報53およびIRQ情報54およびDM
A情報55およびメモリ情報56の割り付け情報を参照
し、これらの情報を用いてデバイス組み込み制御部8の
該当するデバイス制御部をイネーブルに設定する(ステ
ップ38)。続いてデバイスドライバ格納情報(フアィ
ル名・ポインタ一情報)59を調べ、それによって該当
するデバイスドライバを主記憶部2に組み込む(ステッ
プ39)。
【0019】ステップ40においては、必要な全てのデ
バイスについて検出処理が終了したか否かを調べ、終了
していない場合はステップ32に戻り、終了している場
合は処理を終了する。
【0020】ステップ33においてデバイスIDが取得
できていない場合は、ステップ40に移行する。
【0021】ステップ35においてデバイスIDが存在
しない場合は、該当するデバイスが無い表示を行って、
別のインストール手段が必要なことを知らせ(ステップ
42)、ステップ40に移行する。
【0022】ステップ37において有効/無効情報52
が無効の場合は、I/O情報53およびIRQ情報54
およびDMA情報55およびメモリ情報56の割り付け
情報を参照し、これらの情報を用いてデバイス組み込み
制御部8の該当するデバイス制御部をディスエーブルに
設定して(ステップ41)、ステップ40に移行する。
【0023】このような動作の結果、ハードウエアの不
必要な割り付けがなくなるため、情報処理装置1を効率
よく使用することが可能となる。また、メモリ不足やI
QR不足という問題も無くなる。また、割り付け情報を
変更することにより、ハードウエアの割り付けマップを
自由に決定できるため、ハードウエアの重複を回避する
ことができる。
【0024】次に、上述の動作の具体的な実例の一つと
して、フロッピィディスク(FDデバイス)18を検出
した場合の動作について、図4を参照して説明する。
【0025】図4は、バックアップメモリ(BUM)5
のIDテーブル情報21に設定されている情報の具体的
な例を示す図である。
【0026】ステップ33においてフロッピィディスク
(FDデバイス)18のデバイスID51aが“01”
として取得できると、ステップ34以降において、デバ
イスID“01”のデバイスのIDテーブル情報21か
ら、有効/無効情報52aと、I/O情報53aと、I
RQ情報54aと、DMA情報55aと、メモリ情報5
6aと、END情報57aと、SUMチェック値58a
と、テストドライバ格納情報(フアィル名・ポインタ一
情報)59aとから、それぞれ “00(=有効)”
“00(=I/O値)”“01(=IRQ値)”“00
(=DMA0)”“00(=無し)” “79(=EN
D値)”“19(=SUMチェック値)”“C:¥F
D.DRV(ドライブとファイル名情報)”を取得す
る。
【0027】まずステップ35において、デバイスID
が“01”のデバイスが存在するか否かを調べ、アドレ
ス “0000”番地にそれが存在するので、ステップ
36においてその有効/無効情報52aを確認する。ス
テップ37においてアドレス“0001”番地の有効/
無効情報52aが“00(=有効)”となっているた
め、ステップ38において“0002”番地以降のI/
O情報53aおよびIRQ情報54aおよびDMA情報
55aおよびメモリ情報56aの割り付け情報を参照し
てデバイス組み込み制御部8のフロッピィディスク制御
部9をイネーブルに設定する。次に、ステップ39にお
いて、アドレス“0008〜0011”番地のデバイス
ドライバ格納情報(フアィル名・ポインタ一情報)59
aにより、フロッピィディスクのデバイスドライバを主
記憶部2に組み込む。
【0028】ステップ37において、アドレス“000
1”番地の有効/無効情報52aが“80(=無効)”
となっている場合は、ステップ41に移行し、I/O情
報53aおよびIRQ情報54aおよびDMA情報55
aおよびメモリ情報56aの割り付け情報を参照し、こ
れらの情報を用いてデバイス組み込み制御部8のフロッ
ピィディスク制御部9をディスエーブルに設定する。こ
れによって該当するハードウエアは開放されて他の用途
に使用するこそができるようになる。このとき、デバイ
スドライバの主記憶部2に対する組み込みは行わない。
【0029】ステップ40において、必要な全てのデバ
イスについて検出処理が終了したか否かを調べ、終了し
ていない場合はステップ32に戻り、終了している場合
は処理を終了する。
【0030】次に、デバイスが多数接続されていて接続
用のハードウエアの不足が発生する場合の動作につい
て、例として、SCSIデバイス16を使用したいが、
SCSIデバイス16の必要とするIRQ資源として、
CCUデバイス17が必要とするIRQ資源と同じ“I
RQ0”を必要とし、しかも“IRQ1”以降のすべて
のIRQ資源も他のデバイスによって使用されている場
合について説明する。
【0031】この場合は、情報処理装置1の使用者が、
CCUデバイス17を使用しないという設定にすること
によってIRQ資源の不足を解消することができる。
【0032】このためには、読出し専用メモリ(RO
M)4に設けてある有効・無効指定ソフトウエア22を
起動する。有効・無効指定ソフトウエア22の起動は、
情報処理装置1を起動さた後、オペレーティングシステ
ム(OS)によって専用ユーティリティ等に個別に登録
しておき、OSを動作させたとき、この有効・無効指定
ソフトウエア22を動作させるようにすることによって
起動させるようにすることができる。また、情報処理装
置1の電源が投入されたとき、ステップ31の初期化お
よび診断処理のとき、この有効・無効指定ソフトウエア
22を起動するための処理を行うことによって有効・無
効指定ソフトウエア22を起動するようにすることもで
きる。後者の場合は、キーボード24の特定のキー(例
えば「HELP」キー)を指定しておき、その特定のキ
ーを押しながら電源を投入ることによって実現できる。
【0033】有効・無効指定ソフトウエア22が起動さ
れると、図5に示すような表示画面61が表示装置の画
面に表示されるので、情報処理装置1の使用者は、この
表示画面61に表示された1.〜99.の各項目につい
てそれぞれ指定する。このとき、SCSIデバイス16
に関しては、項目番号3.の「IRQ0で使用する」を
指定し、CCUデバイス17に関しては、項目番号2.
の「使用しない」を指定する。
【0034】このようにして、表示画面61に表示され
た全項目についての指定が終了すると、情報処理装置1
が再起動し、図2の動作が開始される。このとき、バッ
クアップメモリ(BUM)5のIDテーブル情報21
は、図4に示すように、アドレス“0013”番地の有
効/無効情報52bは“80(=無効)”となってい
る。従って、ステップ31の初期化および診断処理を終
了し、ステップ32の各デバイスの検出処理を行うと、
図1のように各デバイスが接続されていると、FDデバ
イス18およびCCUデバイス17およびSCSIデバ
イス16およびプリンタデバイス15の全てのデバイス
を取得できる状態となっている。
【0035】ここで ステップ33においてCCUデバ
イス17に関するアドレス“0012”番地のデバイス
ID51bが“02”として取得できるため、ステップ
34において“02”のデバイスIDを有するデバイス
が存在するか否かを検索する。この結果ステップ35に
おいて“02”のデバイスIDを有するデバイスの存在
が確認できるため、ステップ35において、アドレス
“0013”番地の有効/無効情報52bを調べる。こ
のときアドレス“0013”番地の有効/無効情報52
bは、“80(=無効)”となっているため、ステップ
41に移行し、I/O情報53bおよびIRQ情報54
bおよびDMA情報55bおよびメモリ情報56bの割
り付け情報を参照し、これらの情報を用いてデバイス組
み込み制御部8の通信制御ユニット制御部10をディス
エーブルに設定する。これによって通信制御ユニット制
御部10に割り当てられているハードウエアが開放され
て、他の用途に使用するこそができるようになる。
【0036】次に、ステップ32に戻ってSCSIデバ
イス16に関するアドレス“0024”番地のデバイス
ID51cを“03”として取得し、ステップ33以降
の動作を反復する。ステップ35において、アドレス
“0025”番地の有効/無効情報52cが、“00
(=有効)”となっているため、ステップ38に移行
し、I/O情報53cおよびIRQ情報54cおよびD
MA情報55cおよびメモリ情報56cの割り付け情報
を参照し、これらの情報を用いてデバイス組み込み制御
部8のSCSI機器制御部11をイネーブルに設定し、
続いてステップ39においてデバイスドライバ格納情報
(フアィル名・ポインタ一情報)59cを調べ、それに
よって該当するデバイスドライバを主記憶部2に組み込
む。
【0037】再びステップ32に戻ってプリンタデバイ
ス15に関するアドレス“0036”番地のデバイスI
D51dを“04”として取得し、ステップ33以降の
動作を反復する。ステップ35において、アドレス“0
025”番地の有効/無効情報52dが、“00(=有
効)”となっているため、ステップ38〜40の処理が
行われる。これによってすべてのデバイスに関する処理
が終了する。
【0038】このようにして、複数のデバイスを接続す
るためのハードウエアに制限がある場合でも、必要なデ
バイスに対して優先的に接続するためのハードウエアを
割り当てることができるため、情報処理装置1を安定的
に動作させることが可能となり、IRQ不足による動作
の停止や暴走という問題の発生もなくなる。
【0039】図5の表示画面61において、SCSIデ
バイス16に関する項目番号3.を、「IRQ0で使用
する」の他に、「IRQ1で使用する」または「IRQ
3で使用する」を設定しておき、それらを自由に指定す
ることができるようにしておけば、例えばSCSIデバ
イス16とCCUデバイス17とが同じ“IRQ0”を
競合する場合に、SCSIデバイス16に対して「IR
Q1で使用する」または「IRQ3で使用する」を指定
することにより、この競合を回避することが可能とな
る。例えば「IRQ3で使用する」を指定すると、図4
のアドレス“0027”番地のIRQ情報54cが、
“03(=IRQ3)”となり、アドレス“0031”
番地のSUMチェック値58cが、“11(=00SU
M補正値)”となる。以後の動作は、上述の場合と同じ
である。
【0040】上述の実施形態は、IDテーブル情報21
を不揮発性のバックアップメモリ(BUM)5に格納し
たものであるが、BUM5の代りにハードディスク13
に格納しておいてもよい。また、有効・無効指定ソフト
ウエア22をROM4に格納してあるが、これもハード
ディスク13に格納しておいてもよい。何れの場合も、
その動作は上述の図1の場合と同じである。
【0041】図6は本発明の第二の実施形態のIDテー
ブル情報を示す模式図である。
【0042】本実施形態は、IDテーブル情報の格納形
態を、図6のようにしたものである。
【0043】すなわち、割り当て可能なハードウエア情
報の収容量を増やすことができるようにするため、固定
的に割り当てたハードウエア情報62aと、割り当て可
能なハードウエア情報62bとに分離して配置し、有効
・無効指定ソフトウエア22を実行するとき、直接割り
当てへ可能なハードウエア情報62bにアクセスするこ
とができるようにしたものであり、その動作は、図2に
示した動作と同じである。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報処理
装置は、複数のデバイスのそれぞれを接続する複数のデ
バイス制御部を個別にイネーブルまたはディスエーブル
にするデバイス組み込み制御回路を設け、複数のデバイ
スのそれぞれに対して使用するかまたは使用しないかを
指定するデバイス有効・無効指定ソフトウエアを読み出
し専用メモリに格納しておき、デバイスID情報および
デバイス有効・無効情報およびデバイス制御部に対する
複数のデバイスの割付け状況を示すデバイス割付け情報
を含むIDテーブル情報を不揮発性のバックアップメモ
リに格納しておき、デバイス有効・無効指定ソフトウエ
アによってIDテーブル情報のデバイス有効・無効情報
を任意に指定できるようにし、デバイス有効・無効情報
が有効に設定されたときのみ該当するデバイスのデバイ
スドライバを主記憶部に組み込むようにすることによ
り、主記憶部の使用効率を向上させることができるとい
う効果がある。また、多数のデバイスを接続したために
デバイスを接続するためのハードウエアが不足したと、
多数のデバイスのうちの不使用のデバイスを指定してそ
れに割り当てらているハードウエアを他のデバイスに転
用することができるため、デバイス接続用のハードウエ
ア不足を解消して情報処理装置を有効に活用することが
可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施形態の起動時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1の実施形態のIDテーブル情報の構成を示
す模式図である。
【図4】図1のIDテーブル情報に特定の情報を設定し
た状態を示す模式図である。
【図5】図1の実施形態におけるデバイス有効・無効情
報を示す表示画面の一例を示す正面図である。
【図6】本発明の第二の実施形態のIDテーブル情報を
示す模式図である。
【図7】従来の情報処理装置の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 情報処理装置 2 主記憶部(RAM) 3 中央処理部(CPU) 4 読出し専用メモリ(ROM) 5 バックアップメモリ(BUM) 6 バス 7 入出力部 8 デバイス組み込み制御部 9 フロッピィディスク制御部(FDデバイス制御
部) 10 通信制御ユニット制御部(CCUデバイス制御
部) 11 SCSI機器制御部(SCSIデバイス制御
部) 12 プリンタ制御部(プリンタデバイス制御部) 13 ハードディスク 14 ドライバ群 15 プリンタ(プリンタデバイス) 16 SCSI機器(SCSIデバイス) 17 通信制御ユニット(CCUデバイス) 18 フロッピィディスク(FDデバイス) 19 電源スイッチ 20 電源回路 21 IDテーブル情報 22 有効・無効指定ソフトウエア 23 基本入出力システム(ベーシックインプットア
ウトプットシステム:BIOS) 24 キーボード(キーボードデバイス) 31〜42 ステップ 51・51a・51b・51c・51d デバイスI
D 52・52a・52b・52c・52d 有効/無効
情報 53・53a・53b・53c I/O情報 54・54a・54b・54c IRQ情報 55・55a・55b・55c DMA情報 56・56a・56b・56c メモリ情報 57・57a END情報 58・58a・58c SUMチェック値 59・59a・59c デバイスドライバ格納情報
(フアィル名・ポインタ一情報) 61 表示画面 62a 固定的に割り当てたハードウエア情報 62b 割り当て可能なハードウエア情報 92 第1テーブル 93 第2テーブル 94 プログラムメモリ 95a・95b〜95n 入出力デバイス(デバイ
ス)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデバイスを個別にイネーブル、デ
    ィスエーブルにすることが可能なデバイス組込み制御回
    路であるデバイス制御部に接続する複数のデバイスの接
    続状況を管理する情報処理装置において、 前記デバイスのデバイスID情報および前記デバイスの
    有効・無効情報および前記デバイス制御部に対する前記
    複数のデバイスの割付け状況を示すデバイス割付け情報
    を含むIDテーブル情報を格納する不揮発性のバックア
    ップメモリとを備え、 自装置の立ち上げ時に、前記複数のデバイスのそれぞれ
    の自己の種類を示す前記デバイスID情報を取得する取
    得手段と、 前記取得手段により取得した前記デバイスID情報を基
    に前記IDテーブル情報を検索することにより前記複数
    のデバイスの有効・無効を識別して前記複数のデバイス
    制御部を個別にイネーブルまたはディスエーブルにする
    決定手段と、 前記決定手段においてイネーブルにした前記デバイスの
    デバイスドライバを主記憶部に組み込む組み込み手段と
    を有する ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記複数のデバイスのそれぞれに対して
    使用するかまたは使用しないかを指定するデバイス有効
    ・無効情報を個別に設定する手段を有する有効・無効指
    定ソフトウエアを格納する読出し専用メモリを備え、 前記有効・無効指定ソフトウエアを起動する起動手段
    と、 前記起動手段によりデバイス有効・無効情報の有無を設
    定させその設定されたデバイス有効・無効情報を前記I
    Dテーブル情報として前記バックアップメモリに登録す
    る登録手段とを有する ことを特徴とする請求項1記載の
    情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記登録手段により登録が終わると自装
    置を再度立ち上げる再起動手段を有することを特徴とす
    る請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記決定手段は、前記取得手段により取
    得した前記デバイスID情報と前記バックアップメモリ
    に登録された前記IDテーブル情報のデバイスID情報
    とを比較してそれらが一致するとき、前記デバイスドラ
    イバを決定することを特徴とする請求項記載の情報処
    理装置。
  5. 【請求項5】 前記決定手段は、前記IDテーブル情報
    内の前記デバイス 有効・無効情報を参照して前記デバイ
    ス制御部をイネーブルまたはディスエーブルにすること
    を特徴とする請求項1または4記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記決定手段が前記IDテーブル情報内
    の前記デバイス有効・無効情報を参照してイネーブルで
    あるときに、前記組み込み手段が前記デバイスドライバ
    を組み込むことを特徴とする請求項1、4、または請求
    項5記載の情報処理装置。
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