JP2007034514A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる情報処理装置を提供する。
【解決手段】CPU22の内部にキャッシュメモリ23が設けられ、キャッシュメモリ23によりCPU22で実行される処理で用いられるデータへのアクセス時間を短縮するため当該データを一時的に記憶されており、管理情報記憶部56は、オペレーティング・システム毎にキャッシュメモリ23へのデータの記憶の許可又は不許可を定めた許可情報が記憶されおり、制御移行部58及びCPU22は、割り込み処理を実行する際に管理情報記憶部56から当該割り込み処理を実行するオペレーティング・システムの許可情報を読み出し、許可情報に応じてキャッシュメモリ23へのデータの記憶を制御する。
【選択図】図2

Description

この発明は、内部にキャッシュメモリを有するマイクロ・プロセッサを備えた情報処理装置のキャッシュメモリへのアクセス制御に関するものである。
従来、コンピュータ等の情報処理装置では、一般的に、1つのオペレーティング・システム(以下、「OS」ともいう。)が実行されており、当該OSによりCPU(マイクロ・プロセッサ)やメモリ、ハードディスク・ドライブ(以下、「HDD」という。)などのハードウェア資源を制御し、CPUで実行される処理のスケジュールを管理して情報処理装置が効率良く動作するように制御を行っている。
ところで、この種のOSには、例えば、バッチ処理の制御に優れたOSや、表示装置へのGUI(Graphical User Interface)の表示の制御に優れたOSなど様々な種類があり、1台の情報処理装置でバッチ処理の制御に優れたOSとGUIの表示の制御に優れたOSを搭載して見かけ上同時に実行し、表示装置への画面表示をGUIの表示の制御に優れたOSで制御すると共にバッチ処理をバッチ処理の制御に優れたOSで制御したい、という要望がある。
この要望に応えるために適用できる技術として、特許文献1には、計算機に複数のOSを搭載して見かけ上同時に実行できるものとし、計算機に接続された機器毎に当該機器からの割り込み要求に対して割り込み処理を実行する適切なOSを予め固定的に定めておき、複数のOSを見かけ上同時に実行して機器からの割り込み要求に対して予め定めた適切なOSで割り込み処理を実行する技術が開示されている。
特開平11−149385号公報
ところで、CPUには内部にキャッシュメモリを備えているものがあり、この種のCPUは処理を実行した場合に実行した処理の命令データや処理対象となった処理データをキャッシュメモリに一旦記憶し、再度同一の命令データや処理データを用いる際にキャッシュメモリからデータを読み込むことでデータへのアクセスの高速化を図っている。
しかしながら、情報処理装置に特許文献1の技術を適用し、複数のOSを搭載して見かけ上同時に実行した場合、各OSでキャッシュメモリの記憶領域を各々管理しているため、例えば、一方のOSでキャッシュメモリの記憶領域を全て使用しているときに、他方のOSで割り込み要求を受信し、当該OSで割り込み要求に対する割り込み処理を実行してキャッシュメモリのデータを書き換えてしまうと、一方のOSで再度同一の命令データや処理データを用いる際にキャッシュメモリからデータを読み出すことができず、キャッシュメモリよりもアクセスに時間がかかるRAM(Random Access Memory)やHDD等の記憶装置からデータを再度読み出す必要が生じて処理速度が低下してしまう、といったことが発生する。
すなわち、複数のOSを見かけ上同時に実行していた場合、各OSが個別に動作してキャッシュメモリを制御しているため、キャッシュメモリの記憶領域を適正に管理することができず、キャッシュメモリの利用効率が低下してしまうことがある、という問題点があった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであり、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる情報処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に予め搭載された複数のオペレーティング・システムがマイクロ・プロセッサで見かけ上同時に実行されるものであり、前記複数の機器の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に何れか1つの前記オペレーティング・システムで当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する情報処理装置であって、前記マイクロ・プロセッサの内部に設けられ、当該マイクロ・プロセッサで実行される処理で用いられるデータへのアクセス時間を短縮するために当該データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、前記オペレーティング・システム毎に前記キャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報を記憶する記憶手段と、前記割り込み処理を前記オペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に前記記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する前記許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶を制御する記憶制御手段と、を備えている。
請求項1記載の発明によれば、マイクロ・プロセッサの内部にキャッシュメモリが設けられており、キャッシュメモリにより、マイクロ・プロセッサで実行される処理で用いられるデータへのアクセス時間を短縮するために当該データを一時的に記憶されており、また、オペレーティング・システム毎にキャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報が記憶手段に記憶されている。なお、上記記憶手段には、RAM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュEEPROM(Flash EEPROM)等の半導体記憶素子やHDD等の固定記憶媒体が含まれる。
そして、本発明によれば、記憶制御手段により、割り込み処理をオペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶が制御されている。
このように請求項1記載の発明によれば、オペレーティング・システム毎にキャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報を記憶手段に記憶しておき、割り込み処理をオペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶を制御しているので、不必要な割り込み処理でキャッシュメモリにデータが記憶されることを防止できるため、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる。
なお、請求項1記載の発明は、請求項2記載の発明のように、前記記憶手段を、前記許可情報に代えて前記キャッシュメモリの記憶領域を分割して前記オペレーティング・システム毎に割り当てる使用領域を示す使用領域情報を記憶するものとし、前記記憶制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記使用領域情報により示される前記使用領域にデータの記憶させるように制御するものとしてもよい。
また、請求項2記載の発明は、請求項3記載の発明のように、前記記憶手段に前記オペレーティング・システム毎の使用領域を登録する登録手段をさらに備えるものとしてもよい。
一方、上記目的を達成するため、請求項4に記載の発明は、各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に内部にキャッシュメモリを有する複数のマイクロ・プロセッサを備え、前記複数の機器の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を前記複数のマイクロ・プロセッサの何れか1つで実行する情報処理装置であって、前記割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行した前記マイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶する記憶手段と、前記割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に前記記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで前記割り込み処理を実行するように制御する割り込み制御手段と、を備えている。
請求項4記載の発明によれば、割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行したマイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶手段に記憶している。なお、上記記憶手段には、RAM、EPROM、EEPROM、フラッシュEEPROM等の半導体記憶素子やHDD等の固定記憶媒体が含まれる。
そして、本発明によれば、割り込み制御手段により、割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御される。
このように請求項4記載の発明によれば、割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行したマイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶手段に記憶しておき、割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御しているので、前回の割り込み処理を実行した際にマイクロ・プロセッサのキャッシュメモリに記憶されたデータを、今回の割り込み処理においても使用することができるため、キャッシュメモリの利用効率の向上させることができる。
また、請求項4記載の発明は、請求項5記載の発明のように、前記複数のマイクロ・プロセッサに、物理的に1個のマイクロ・プロセッサを論理的に複数のマイクロ・プロセッサであるものと認識することのできる構成であると共に前記論理的な複数のマイクロ・プロセッサで内部の前記キャッシュメモリを共有するマルチタイプのものが含まれるものとし、前記複数のマイクロ・プロセッサのタイプを示すタイプ情報を取得する取得手段をさらに備え、前記割り込み制御手段は、前記割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に前記タイプ情報により示される当該割り込み処理を実行する物理的なマイクロ・プロセッサのタイプが前記マルチタイプである場合に、当該物理的なマイクロ・プロセッサの何れかの論理的なマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御するものとしてもよい。
以上説明したように、第1の発明によれば、オペレーティング・システム毎にキャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報を記憶手段に記憶しておき、割り込み処理をオペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶を制御しているので、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる、という優れた効果を有する。
また、第2の発明によれば、割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行したマイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶手段に記憶しておき、割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御しているので、キャッシュメモリの利用効率の向上させることができる、という優れた効果を有する。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1には、第1の実施の形態に係る情報処理装置10の機能ブロック図が示されている。
同図に示すように本実施の形態に係る情報処理装置10には、装置全体の動作を司るCPU(マイクロ・プロセッサ)22と、情報処理装置10の制御を行う複数のOSが記憶されたHDD24と、各種プログラムや各種パラメータ等が予め記憶されたROM26と、各種データを一時的に記憶するRAM28と、各種の操作画面を表示する表示装置30と接続され当該表示装置30を制御する表示制御部32と、ユーザからの各種の指示を入力するためのキーボードやマウス等の操作入力装置34と、図示しない外部端末とネットワークを介して接続された通信I/F部36と、情報処理装置10に接続する機器とのデータの送受信のインタフェースとなる入出力ポート38と、各機器からCPU22への割り込み要求の制御を行う割り込み制御部40と、を備えている。
なお、本実施の形態に係るHDD24には、情報処理装置10の制御を行うOSとして第1OS44、第2OS45、第3OS46、第4OS47と4つのOSが記憶されてる。
また、本実施の形態に係るROM26には、ロードプログラム(所謂、ローダ)が予め記憶されており、CPU22は、起動時にロードプログラムを実行してHDD24から第1OS44、第2OS45、第3OS46、第4OS47を順にRAM28に読み込んで見かけ上同時に実行している。よって、情報処理装置10は、4つのOSにより動作が制御されている。
また、本実施の形態に係る入出力ポート38は、複数(本実施の形態では、2個)のコネクタ48を備え、装置本体の電源がオン状態のままで動的に機器を接続可能なUSBのインタフェースとして構成されている。よって、ユーザは、例えば、スキャナやプリンタ等の機器を必要に応じて接続することができる。なお、本実施の形態では、2個の機器が接続されており各々、機器A50、機器B51とする。
また、本実施の形態に係るCPU22は、内部にキャッシュメモリ23を備えており、実行した処理の命令データや処理対象となった処理データを一旦記憶して保持し、再度同一の命令データや処理データを用いる場合にキャッシュメモリ23からデータを読み込むことでデータへのアクセルの高速化を図っている。
上記CPU22、HDD24、ROM26、RAM28、表示制御部32、操作入力装置34、通信I/F部36、入出力ポート38、及び割り込み制御部40はバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU22は、HDD24、ROM26、及びRAM28に対するアクセスと、表示制御部32を制御しての表示装置30への各種情報の表示と、操作入力装置34に対するユーザの操作による指示内容の把握と、通信I/F部36を制御しての外部端末とのデータの送受信の制御と、入出力ポート38を介して機器A50、機器B51の作動の制御と、を各々行うことができる。
ところで、本実施の形態に係る情報処理装置10は、上述したように、第1OS44及び第2OS46により動作を制御している。このため、操作入力装置34や、通信I/F部36、操作入力装置34、入出力ポート38を介して接続されて機器A50、機器B51から発生する割り込み要求を何れのOSで制御するかが問題となる。
そこで、本実施の形態に係る情報処理装置10では、発生した割り込み要求を割り込み制御部40により第1OS44、第2OS45、第3OS46、第4OS47に振り分ける制御を行っている。
図2には、割り込み制御部40の機能構成を示す機能ブロック図が示されている。
割り込み制御部40は、機器からの割り込みを要求する割り込み信号を検出する割り込み検出部52と、割り込み検出部52で検出した割り込み信号により示される割り込み番号(IRQ(Interrupt ReQuest))を識別するIRQ識別部54と、割り込み番号毎に割り込み処理を実行するOSを示す割込実行情報が登録された割り込み管理テーブル(図3参照)及びOS毎にキャッシュメモリ23へのアクセスの許可又は不許可を示す許可情報が登録されたアクセス管理テーブル(図4参照)が記憶された管理情報記憶部56と、管理情報記憶部56に記憶された割り込み管理テーブルから割込実行情報及びアクセス管理テーブルから許可情報を読み込み、IRQ識別部54で識別された割り込み番号に対応するOS及び当該OSの許可情報を求めて当該OSに制御を移行する制御移行部58と、を備えている。
なお、本実施の形態に係る管理情報記憶部56は、フラッシュメモリ等の不揮発性かつ書き換え可能なメモリで構成されており、装置本体の電源がオフとなっても割込実行情報及び許可情報を保持することが可能となっている。
また、本実施の形態に係る制御移行部58は、割り込み管理テーブルからIRQ識別部54で識別された割り込み番号に対応するOSを求め、アクセス管理テーブルから当該OSの許可情報を読み込む。
そして、制御移行部58では、求めたOSの割り込みベクタを参照して割り込み番号に対応する所定の割り込み処理(所謂、割り込みハンドラ)のアドレスを求めて、当該アドレスと共に許可情報をCPU22へ送信し、CPU22に当該アドレスの処理への移行を依頼する。なお、割り込みベクタは、各OS毎に予め定められており、起動時にロードプログラムによってロードされてRAM28の所定の領域に予め記憶されている。
CPU22は、OSの制御により実行している処理の情報を一旦RAM28に退避して、受信したアドレスによって示される割り込み処理を実行する。この際、許可情報により示されるキャッシュメモリ23へのアクセスが不許可である場合、割り込み処理で用いたデータをキャッシュメモリ23に記憶させない。
図3には、割り込み管理テーブルのデータ構造の一例が示されている。
同図に示すように、割り込み管理テーブルには、割り込み番号(IRQ)毎に割込み処理を行うOSが割込実行情報として登録されている。
図4には、アクセス管理テーブルのデータ構造の一例が示されている。
同図に示すように、アクセス管理テーブルには、OS毎にキャッシュメモリ23へのアクセスの許可/不許可を示す許可情報が登録されている。
次に、第1の実施の形態の係る情報処理装置10の作用を説明する。
図5には、割り込み制御部40により接続された機器から割り込みを要求する割り込み信号を受信した際の実行される割り込み判別処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、情報処理装置10のCPU22は、搭載されている4つのOSの制御により各々処理を実行しており、割り込み制御部40において接続されているいずれかの機器から割り込みを要求する割り込み信号を受信すると以下の割り込み判別処理が実行される。
同図のステップ100では、割り込み検出部52において割り込み信号を検出すると、IRQ識別部54で当該割り込み信号の割り込み番号を識別する。
次のステップ102では、制御移行部58により管理情報記憶部56に記憶された割り込み管理テーブルに基づいて識別された割り込み番号に対応するOSを判別する。
次のステップ104では、制御移行部58により判別したOSの割り込みベクタを参照して割り込み番号に対応する所定の割り込み処理のアドレス情報を取得する。
次のステップ106では、制御移行部58により管理情報記憶部56に記憶されたアクセス管理テーブルから判別したOSの許可情報を取得する。
次のステップ108では、CPU22へ当該許可情報と所定の割り込み処理のアドレス情報を送信し、CPU22に当該アドレスの処理への移行を依頼して本割り込み判別処理が終了する。
図6には、CPU22で許可情報及びアドレス情報を受信した際の割り込み制御処理の流れを示すフローチャートが示されている。
同図のステップ150では、CPU22がその時点で行っている処理の情報をRAM28の所定領域に一旦退避する。
次のステップ152では、フラグAに「0」をセットして初期化する
次のステップ154では、受信した許可情報よりキャッシュメモリ23へのアクセスが許可されているか否かを判定し、肯定判定であった場合はステップ156へ移行し、否定判定であった場合はステップ160へ移行する。
ステップ156では、フラグAに「1」をセットし、次のステップ158ではキャッシュメモリ23へのアクセスを無効とする。
ステップ160では、アドレス情報により示されるアドレスの処理を読込み、処理を実行する。これにより、機器からの割り込みを要求に応じた割込み処理が実行され、割り込み処理が終了するとステップ162へ移行する。なお、本割り込み制御処理の開始時点でのキャッシュメモリ23へのアクセスの有効、無効はBIOS(Basic Input Output System)等での初期設定されており(通常は、キャッシュメモリ23へのアクセスは有効)、この割込み処理中にキャッシュメモリへのアクセスが有効である場合、割り込み処理で用いたデータがRAM28と共にキャッシュメモリ23に記憶される。一方、キャッシュメモリへのアクセスが無効である場合、割り込み処理で用いたデータがRAM28に記憶され、キャッシュメモリ23に記憶されないため、キャッシュメモリ23の記憶領域に記憶されたデータは本割り込み制御処理を開始した時点の処理で用いた状態のまま保持される。
ステップ162では、フラグAにセットされている値が「1」であるか否かを判定し、肯定判定であった場合はステップ164へ移行し、否定判定であった場合はステップ168へ移行する。
ステップ164では、フラグAに「0」をセットし、次のステップ166では、キャッシュメモリ23へのアクセスを有効とする。
ステップ168では、上述したステップ150においてRAM28の所定領域に退避した情報を読み込み、本割り込み制御処理を開始した時点の処理を再開して本割り込み制御処理が終了となる。
以上のように第1の実施の形態によれば、各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に予め搭載された複数のオペレーティング・システムがマイクロ・プロセッサ(ここでは、CPU22)で見かけ上同時に実行されるものであり、複数の機器(ここでは、操作入力装置34、通信I/F部36、機器A50、機器B51)の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に何れか1つのオペレーティング・システムで当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する情報処理装置において、マイクロ・プロセッサの内部にキャッシュメモリが設けられており、当キャッシュメモリにより、当該マイクロ・プロセッサで実行される処理で用いられるデータへのアクセス時間を短縮するために当該データを一時的に記憶しており、記憶手段(ここでは、管理情報記憶部56)にオペレーティング・システム毎にキャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報を記憶している。
そして、記憶制御手段(ここでは、制御移行部58及びCPU22)は、割り込み処理を前記オペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に前記記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶を制御しているので、割り込み処理を実行した際にキャッシュメモリにデータを記憶させないことができる。これにより、割り込み処理が実行される前にマイクロ・プロセッサで実行された処理によってキャッシュメモリに記憶されたデータが保持されるので、マイクロ・プロセッサで同一の処理を実行する際にキャッシュメモリからデータを読み出すことができるため、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる。
[第2の実施の形態]
第2の実施の形態では、キャッシュメモリ23の記憶領域を各OS毎に割り当て、各OSが割り当てられた記憶領域にデータを一時的に記憶させる例について説明する。なお、第2の実施の形態に係る情報処理装置10の構成は図1と同様であるので、ここでの説明は省略する。
図7には、第2の実施の形態に係る割り込み制御部40及びCPU22の機能構成を示す機能ブロック図が示されている。なお、第1の実施の形態に係る割り込み制御部40及びCPU22(図2参照)と同様である箇所には、同様の符号を付して、ここでの説明は省略する。
管理情報記憶部180は、割り込み管理テーブルを記憶している。
制御移行部182は、IRQ識別部54で識別したOSの割り込みベクタを参照して割り込み要求に対応する所定の割り込み処理のアドレスを求めて、当該アドレス情報をCPU22へ送信し、CPU22に当該アドレスの処理への移行を依頼する。
一方、CPU22は、OS毎にキャッシュメモリ23の記憶領域を割り当てた使用領域情報を記憶する領域割当テーブルを記憶するキャッシュ割当情報記憶部184と、キャッシュメモリ23へのアクセスを制御するキャッシュメモリアクセス制御部186と、を備えている。なお、キャッシュ割当情報記憶部184に記憶されている領域割当テーブルの情報はHDD24の所定領域に予め記憶されており、情報処理装置10の電源がオンとなるとキャッシュ割当情報記憶部184に読み込まれる。
本実施の形態に係るキャッシュメモリアクセス制御部186は、領域割当テーブルに基づいて各OSに対してキャッシュメモリ23の記憶領域を分割して割り当てている。
図8には、領域割当テーブルのデータ構造の一例が示されている。
同図に示すように、領域割当テーブルには各OS毎にキャッシュメモリ23にデータを記憶させることが可能な使用領域が登録されている。
一方、本実施の形態に係る情報処理装置10のROM26には、キャッシュ割当情報記憶部184に記憶されている領域割当テーブルにOS毎の使用領域のサイズを登録するための領域サイズ割り当て処理プログラムが記憶されており、領域サイズ割り当て処理プログラムが実行されると後述する割り当て画面が表示されてOS毎にデータ容量を登録することが可能となっている。
次に、第2の実施の形態の作用について説明する。
情報処理装置10のCPU22は、4つのOSの制御により各々処理を実行しており、キャッシュメモリアクセス制御部186は、領域割当テーブルから第1OSから第4OSの使用領域情報を順次読み出し、キャッシュメモリ23の記憶領域を先頭アドレスから順に使用領域情報により示されるサイズに分割して対応するOSに割り当てている。これにより、キャッシュメモリ23の記憶領域は重複することなく各OSに割り当てられる。
割り込み制御部40では、割り込み検出部52でいずれかの機器から送信された割り込み信号を検出すると、IRQ識別部54で当該割り込み信号の割り込み番号を識別する。
制御移行部182は、管理情報記憶部56に記憶された割り込み管理テーブルに基づいて識別された割り込み番号に対応するOSを求め、当該OSの割り込みベクタを参照して割り込み番号に対応する所定の割り込み処理のアドレスを求めて、CPU22に当該アドレスの処理への移行を依頼する。
CPU22は、行っていた処理の情報を一旦RAM28に退避し、依頼されたアドレスからの処理を実行する。キャッシュメモリアクセス制御部186は、当該割り込み処理を制御するOSに対して分割されたキャッシュメモリ23の記憶領域に割り込み処理で用いたデータを記憶させる。
これにより、OSに割り当てられたキャッシュメモリ23の記憶領域に異なるOSのデータが書き込まれることが防止できるため、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑えることができる
次に、図9を参照しつつ、領域サイズ割り当て処理プログラムが実行された際の領域サイズ割り当て処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、本実施の形態では、情報処理装置10の電源がオンとなると、表示装置30にOS別のキャッシュメモリの記憶領域割り当てを行うか否かを指定するメッセージが所定時間の間表示され、当該メッセージが表示されている間に所定操作が行われると領域サイズ割り当て処理プログラムが実行される。
同図のステップ200では、キャッシュ割当情報記憶部184に記憶されている領域割当テーブルを読み込み、次のステップ202では、表示装置30に領域変更OS指定画面70を表示する。
図10には、領域変更OS指定画面70の一例が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る領域変更OS指定画面70は、情報処理装置10に搭載されているOSの名称が表示されるOS名称表示部72と、記憶領域のサイズの変更を行うOSを指定する番号を入力する番号入力部74と、記憶領域を変更するOSの指定を確定させるOKボタン76と、領域変更OS指定画面70の終了を指定する終了ボタン78と、を備えている。
領域変更OS指定画面70では、ユーザが番号入力部74に指定するOSの番号を入力してOKボタン76を指定することにより、後述する記憶領域サイズ変更画面を表示させることができ、また、終了ボタン78を指定することにより領域変更OS指定画面70を終了することが可能となっている。
ステップ204では、番号入力部74に指定するOSの番号が入力されてOKボタン76が指定されたか否かを判定しており、肯定判定となった場合はステップ208へ移行し、否定判定となった場合はステップ206へ移行する。ステップ206では、終了ボタン78が指定されたか否かを判定しており、肯定判定となった場合は本OS別データ記憶領域割り当て処理が終了し、否定判定となった場合は再度ステップ204へ移行してOKボタン76及び終了ボタン78の指定待ちとなる。
ステップ208では、表示装置30に領域サイズ変更画面80を表示する。
図11には、領域サイズ変更画面80の一例が示されている。
同図に示すように、本実施の形態に係る領域サイズ変更画面80は、上述した領域変更OS指定画面70において指定されたOSの名称を表示する指定OS表示部82と、キャッシュメモリ23の全記憶領域のサイズを表示する全記憶領域サイズ表示部84と、指定されたOSに割り当てられている記憶領域のサイズを表示する割り当て領域サイズ表示部86と、キャッシュメモリ23の全記憶領域のうち何れのOSにも割り当てられていない記憶領域のサイズを表示する未割り当て領域サイズ表示部88と、指定されたOSに割り当てる記憶領域のサイズを入力するサイズ入力部90と、サイズ変更を実行を指定するOKボタン92と、サイズ変更の中止を指定するキャンセルボタン94と、を備えている。
領域サイズ変更画面80では、ユーザがサイズ入力部90に変更する記憶領域のサイズを入力してOKボタン92を指定することにより、指定OS表示部82に表示されたOSに対するキャッシュメモリ23の記憶領域の割り当てを変更することが可能となっている。また、キャンセルボタン94を指定することによりサイズの変更を行うことなく領域サイズ変更画面80を終了することが可能となっている。なお、サイズ入力部90に入力可能な値は、最小値が「0」[KB]であり、最大値が割り当て領域サイズ表示部86に表示されたサイズ+最大未割り当て領域サイズ表示部88に表示されたサイズの値となっている。
ステップ210では、サイズ入力部90に変更する記憶領域のサイズが入力されてOKボタン92が指定されたか否かを判定しており、肯定判定となった場合はステップ214へ移行し、否定判定となった場合はステップ212へ移行する。ステップ212では、キャンセルボタン94が指定されたか否かを判定しており、肯定判定となった場合は領域サイズ変更画面80の表示を終了して再度ステップ202へ再度移行し、否定判定となった場合は再度ステップ210へ移行してOKボタン92及びキャンセルボタン94の指定待ちとなる。
ステップ214では、サイズ入力部90に入力された値をHDD24の所定領域及びキャッシュ割当情報記憶部184に記憶されている領域割当テーブルの指定されたOSの使用領域を更新する。
以上のように第2の実施の形態によれば、記憶手段(ここでは、キャッシュ割当情報記憶部184)を、許可情報に代えて前記キャッシュメモリの記憶領域を分割してオペレーティング・システム毎に割り当てる使用領域を示す使用領域情報を記憶するものとし、記憶制御手段(ここでは、キャッシュメモリアクセス制御部186)は、記憶手段から読み出した使用領域情報により示される前記使用領域にデータの記憶させるように制御しているので、キャッシュメモリの記憶領域に異なるOSのデータが書き込まれることを防止することができるため、キャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる。
また、第2の実施の形態によれば、前記記憶手段に前記オペレーティング・システム毎の使用領域を登録する登録手段(ここでは、領域変更OS指定画面70及び領域サイズ変更画面80)をさらに備えているので、オペレーティング・システム毎の使用領域の割り当てを適宜変更することができ、割り当てサイズを調整することでキャッシュメモリの利用効率の低下を抑制することができる。
[第3の実施の形態]
ここで、従来、情報処理装置に用いられるCPU22は、図12(A)に示すように、演算を司るCPUコア部25とキャッシュメモリ23とが1対1で同一の構成されている。
しかし、近年、1つのプロセッサ内のCPUコア部25とキャッシュメモリ23とを2つずつ搭載したマルチプロセッサ(図12(B))や、CPUコア部25の一部の機能を多重化して1つのプロセッサを論理的に複数のプロセッサとして認識させるハイパー・スレッディング(Hyper-Threading)等のタイプの異なるCPUがある(図12(C))。なお、図12(C)では、1つのプロセッサのCPUコア部25の一部の機能を二重化したことにより論理的にCPUコア部25が2つの認識されていることを模式的に示してる。
そこで、第3の実施の形態では、情報処理装置10に複数のCPU22が接続されている場合に、当該CPU22のタイプを判別してCPU22に適した処理の割り振りを行う例について説明する。
図13には、第3の実施の形態に係る情報処理装置10の機能ブロック図が示されている。なお、第1の実施の形態に係る情報処理装置10(図1参照)と同様である箇所には、同様の符号を付して、ここでの説明は省略する。
同図に示すように本実施の形態に係る情報処理装置10には、装置全体の動作を司る2個のCPU22A、22Bを備えており、各OSが処理毎に各CPU22に処理を適宜分散して実行している。なお、本実施の形態では、CPUを2個としている、2個以上の構成としてもよい。
図14には、CPU22A、22B及び割り込み制御部40の機能構成を示す機能ブロック図が示されている。なお、第1の実施の形態に係る割り込み制御部40(図2参照)と同様である箇所には、同様の符号を付して、ここでの説明は省略する。
割り込み制御部40は、割り込み管理テーブルと共にCPU22A、22Bにタイプに応じたCPU定義情報テーブルを記憶する管理情報記憶部280と、CPU22のタイプを判別し、後述するCPUキャッシュ構成情報作成処理を実行してCPUキャッシュ構成テーブルを生成するCPUタイプ調査部282と、を備えている。
なお、本実施の形態に係る2個のCPU22A、22Bは、ハイパー・スレッディング構成のPentium(登録商標)4となっており、各OSからは、CPU22Aが2個の論理CPU96A、96Bと認識され、CPU22Bが2個の論理CPU96C、96Dと認識される。論理CPU96A、96Bは、CPU22Aのキャッシュメモリ23を共通で用いており、論理CPU96C、96Dは、CPU22Bのキャッシュメモリ23を共通で用いている。なお、以下では、CPU22A、22Bを特に区別しない場合、CPU22と記載し、論理CPU96A、96B、96C、96Bを特に区別しない場合、論理CPU96と記載し、CPU22と論理CPU96を特に区別しない場合、CPUと記載する。
図15には、管理情報記憶部280に記憶されているCPU定義情報のデータ構造の一例が示されている。
同図に示すように、CPU定義情報には、CPU22のタイプ毎にハイパー・スレッディング構成であるか否かを示すHTフラグと、論理CPU数が定義されており、HTフラグには、ハイパー・スレッディング構成でないものに「0」が設定され、ハイパー・スレッディング構成であるものに「1」が設定されている。また、論理CPU数には、1個のハイパー・スレッディング構成のCPU22に備えられた論理CPU96の数を示す値が設定されている。なお、図15の「Pentium(登録商標)4HT」とはPentium(登録商標)4のうちハイパー・スレッディング(HT)構成のものである。
本実施の形態に係るCPUタイプ調査部282は、後述するキャッシュ構成情報作成処理を実行して、CPU22毎のタイプを判別し、管理情報記憶部280に記憶されているCPU定義情報から当該CPUがハイパー・スレッディング構成であるのか判定して後述するキャッシュ構成情報を生成する。生成したキャッシュ構成情報は、管理情報記憶部280に記憶される。
図16には、管理情報記憶部280に記憶されているキャッシュ構成情報テーブルのデータ構造の一例が示されている。
同図に示されるように、キャッシュ構成情報テーブルには、CPU22毎のキャッシュメモリ23の共有状態に関する情報が示されており、各CPUでキャッシュメモリ23を共用している場合に同一の値がセットされる。
本実施の形態では、CPU22A、22Bが各々2個の論理CPU96と認識されるため、図16に示すキャッシュ構成情報テーブルでは、論理CPU96を1個のCPUと見なして設定されており、CPU(0)〜CPU(3)が論理CPU96A〜96Dに各々対応している。
一方、本実施形態に係る管理情報記憶部280には、割り込み番号毎に前回に割り込み処理を行ったCPUを示す前回処理プロセッサ情報を登録した前回処理CPU情報テーブルが記憶されている。
割り込み制御部40は、割り込み信号を受信すると、前回処理CPU情報テーブルから割り込み信号により示される割り込み番号の前回処理プロセッサ情報を読み込み、当該前回処理プロセッサ情報により示されるCPUにおいて割り込み処理を実行するように制御している。
図17には、管理情報記憶部280に記憶されている前回処理CPU情報テーブルのデータ構造の一例が示されている。
同図に示されるように、前回処理CPU情報テーブルには、割り込み番号(IRQ)毎に前回当該割り込み番号の割り込み処理を実行したCPUを示す前回処理プロセッサ情報が記憶されている。
なお、本実施の形態に係る前回処理CPU情報テーブルでは、CPU22がハイパー・スレッディング構成のものであるため、前回に割り込み処理を行った論理CPU96を示す情報が記憶されている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
図18を参照しつつ、キャッシュ構成情報作成処理が実行された際のキャッシュ構成情報作成処理の流れを示すフローチャートが示されている。
同図のステップ300では、接続されているCPU22の個数と当該CPU22の、例えば、プロセッサシリアルナンバを問い合わせることによりCPU22のタイプを特定してCPUの個数を認識する。すなわち、物理的に1個のCPU22が論理的な複数の論理CPU96を構成するタイプである場合、倫理CPU96の個数をCPUの個数として認識する。本実施の形態では、CPU22A、22Bがハイパー・スレッディング構成であるため、4個の論理CPU96A〜96Dが認識される。
次のステップ302では、CPUを複数有する構成(マルチCPU)であるか否かを判定し、肯定判定であった場合はステップ304へ移行し、否定判定であった場合はCPU22が1つであるため、キャッシュ構成情報の作成を行わずに本キャッシュ構成情報作成処理が終了となる。
ステップ304では、変数mに認識されたCPUの個数をセットする。本実施の形態では、変数mに4個の論理CPU96と認識されるため、変数mに「4」がセットされる。また、CPU22を識別するための変数n及びキャッシュを識別するための変数iを0に初期化する。
次のステップ306では、CPU定義情報を参照して認識した各CPUのタイプに応じた構成情報を取得する。なお、本実施の形態では、CPU22がハイパー・スレッディング構成のPentium(登録商標)4であるため、認識された各論理CPU96のハイパー・スレッディング構成を示す値は「1」、論理CPU数は「2」となる。
次のステップ308では、変数kを0に初期化する。
次のステップ310では、n個目のCPUのキャッシュ構成を示す情報としてキャッシュ構成情報のCPU(n)の値に変数iをセットする。なお、本実施の形態では、CPU(0)〜CPU(3)が論理CPU96A〜96Dに対応している。
次のステップ312では、上述したステップ306で求めたn個目のCPUのハイパー・スレッディング構成を示す値が「1」であるか否かから、当該CPUがハイパー・スレッディング構成であるかを判定し、肯定判定であった場合はステップ316へ移行し、否定判定であった場合はステップ314へ移行する。ステップ314では、変数iを1カウントアップする。
ステップ316では、変数n及び変数kを各々1カウントアップする。
次のステップ318では、変数kが上述したステップ306で求めた論理CPU数となったか否かを判定し、肯定判定であった場合はステップ320へ移行し、否定判定であった場合は再度ステップ310へ移行する。すなわち、本実施の形態では、物理的な1個のCPU22に2個の論理CPU96が認識されるため、変数kが「2」となると本ステップ318は肯定判定となる。これにより、変数kが「1」の場合は、再度ステップ310へ移行することにより、上述したステップ310において、図16に示すように、CPU(1)とCPU(2)のキャッシュ構成に同一の値がセットされる。
次のステップ320では、変数iを1カウントアップする。
次のステップ320では、変数nが変数m(CPUの個数)と一致するか否かを判定し、肯定判定であった場合は本キャッシュ構成情報作成処理が終了となり、否定判定であった場合は再度ステップ308へ移行する。これにより、図16に示すように、CPU(0)とCPU(1)、CPU(2)とCPU(3)は物理的に同一のCPU22に含まれるためキャッシュ構成に同一の値がセットされたキャッシュ構成情報が作成される。
図19には、本実施の形態に係る割り込み判別処理の流れを示すフローチャートが示されている。なお、第1の実施の形態に係る割り込み判別処理(図5参照)と同様の処理である箇所には、同様の符号を付して、ここでの説明は省略する。
同図のステップ120では、前回処理CPU情報テーブルを参照し、割り込み検出部52において識別された割り込み番号の割り込み処理を前回行ったCPUを特定する。
次のステップ121では、上記ステップ120において特定されたCPUのハイパー・スレッディング構成を示す値が「1」であるか否かから、当該CPUが論理CPU96であるか否かを判定し、肯定判定であった場合はステップ122へ移行し、否定判定であった場合は特定したCPU22を処理実行対象CPUと特定してステップ130へ移行する。これにより、例えば、特定されたCPU22がハイパー・スレッディング構成のものでない場合、ステップ121は否定判定となる。なお、本実施の形態では、CPU22がハイパー・スレッディング構成のものであるため、ステップ121は肯定判定となる。
次のステップ122では、上記ステップ120特定されたCPU22で割り込み処理を実行可能か否かを判定する。本実施の形態では、特定されたCPU22のスケジュールを参照して当該CPU22の使用率が所定値以下である場合、割り込み処理を実行可能と判定し、肯定判定であった場合は特定したCPU22を処理実行対象CPUと特定してステップ130へ移行し、否定判定であった場合はステップ124へ移行する。
ステップ124では、キャッシュ構成情報を参照して特定したCPU22のキャッシュ構成の値を変数iにセットする。
次のステップ126では、特定したCPU22以外の他のCPUを選択し、次のステップ128では、キャッシュ構成情報を参照し、選択した他のCPUのキャッシュ構成の値が変数iと一致するか否かを判定し、肯定判定であった場合は一致したCPU22を処理実行対象CPUと特定してステップ130へ移行し、否定判定であった場合は再度ステップ126へ移行して選択した以外のCPU22を他のCPU22として新たに選択する。これにより、CPUのキャッシュ構成の値が同一のCPU22が処理実行対象CPUと特定される。
ステップ130では、処理実行対象CPUへ所定の割り込み処理のアドレス情報を送信する。これにより、処理実行対象CPUで割り込み処理が実行される。
次のステップ132では、前回処理CPU情報テーブルに割り込み番号の割り込み処理を行った最後のCPUとして処理実行対象CPUを登録して本割り込み判別処理が終了する。
以上のように第3の実施の形態によれば、各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に内部にキャッシュメモリを有する複数のマイクロ・プロセッサ(ここでは、CPU22A、22B)を備え、複数の機器の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を複数のマイクロ・プロセッサの何れか1つで実行する情報処理装置において、記憶手段(ここでは、管理情報記憶部280)に割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行した前記マイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶しておき、割り込み制御手段(制御移行部58)は、割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで前記割り込み処理を実行するように制御しているので、前回割り込み処理を行ったマイクロ・プロセッサのキャッシュメモリに記憶されたデータを使用できるため、キャッシュメモリの利用効率が向上する。
また、第3の実施の形態によれば、複数のマイクロ・プロセッサに、物理的に1個のマイクロ・プロセッサを論理的に複数のマイクロ・プロセッサであるものと認識することのできる構成であると共に前記論理的な複数のマイクロ・プロセッサで内部の前記キャッシュメモリを共有するマルチタイプのものが含まれるものとし、取得手段(ここでは、CPUタイプ調査部282)により、複数のマイクロ・プロセッサのタイプを示すタイプ情報を取得し、割り込み制御手段は、割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際にタイプ情報により示される当該割り込み処理を実行する物理的なマイクロ・プロセッサのタイプがマルチタイプである場合に、当該物理的なマイクロ・プロセッサの何れかの論理的なマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御しているので、何れの論理的なマイクロ・プロセッサでも前回の割り込みを行った際にキャッシュメモリに記憶されたデータを用いることができるため、キャッシュメモリの利用効率が向上する。
なお、第1〜第3の実施の形態では、4つのOSを搭載した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、搭載するOSが複数でればいずれでもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第1〜第3の実施の形態では、CPUが1つのキャッシュメモリを備えている場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、複数のキャッシュメモリ(例えば、1次キャッシュメモリ、2次キャッシュメモリ、3次キャッシュメモリ)を備え、各キャッシュメモリへのデータの記憶、アクセスを個別に制御するものとしてもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第3の実施の形態では、複数のOSを搭載している場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1つのOSで複数のCPUを制御している構成であってもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第3の実施の形態では、物理的に1個のマイクロ・プロセッサに複数論理なマイクロ・プロセッサを構成するものとしてハイパー・スレッディング構成のものについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、1個のマイクロ・プロセッサに複数論理なマイクロ・プロセッサを構成するものであればいずれの構成のものでもよい。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
その他、本実施の形態で説明した情報処理装置10の構成(図1、図2、図7、図13、図14参照。)は、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、本実施の形態で説明した割り込み管理テーブル(図3参照)、アクセス管理テーブル(図4参照)、領域割当テーブル(図8参照)、CPU定義情報(図15参照)、キャッシュ構成情報(図16参照)、前回処理CPU情報テーブル(図17参照)のデータ構造一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
また、領域変更OS指定画面(図10参照)、領域サイズ変更画面(図11参照)の画面構成も、一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
さらに、本実施の形態で説明した割り込み判別処理(図5参照)、割り込み制御処理(図6参照)、領域サイズ割り当て処理(図9参照)、キャッシュ構成情報作成処理(図18参照)、割り込み判別処理(図19参照)の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において適宜変更可能であることは言うまでもない。
第1の実施の形態に係る情報処理装置全体の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る割り込み制御部の詳細な構成を示す模式図である。 第1の実施の形態に係る割り込み管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係るアクセス管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る割り込み判別処理の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る割り込み制御処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る割り込み制御部の詳細な構成を示す模式図である。 第2の実施の形態に係る領域割当テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る領域サイズ割り当て処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る領域変更OS指定画面の表示形態の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る領域サイズ変更画面の表示形態の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るCPUの内部構成の1例を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る情報処理装置全体の概略構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る割り込み制御部の詳細な構成を示す模式図である。 第3の実施の形態に係るCPU定義情報のデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るキャッシュ構成情報のデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る前回処理CPU情報テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係るキャッシュ構成情報作成処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る割り込み判別処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
22 CPU
23 キャッシュメモリ
44 第1OS
45 第2OS
46 第3OS
47 第4OS
56 管理情報記憶部
58 制御移行部
70 領域変更OS指定画面
80 領域サイズ変更画面
186 キャッシュメモリアクセス制御部
280 管理情報記憶部
282 CPUタイプ調査部

Claims (5)

  1. 各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に予め搭載された複数のオペレーティング・システムがマイクロ・プロセッサで見かけ上同時に実行されるものであり、前記複数の機器の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に何れか1つの前記オペレーティング・システムで当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する情報処理装置であって、
    前記マイクロ・プロセッサの内部に設けられ、当該マイクロ・プロセッサで実行される処理で用いられるデータへのアクセス時間を短縮するために当該データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、
    前記オペレーティング・システム毎に前記キャッシュメモリへのデータの記憶の許可又は不許可を示す許可情報を記憶する記憶手段と、
    前記割り込み処理を前記オペレーティング・システムの何れか1つで実行する際に前記記憶手段から当該オペレーティング・システムに対応する前記許可情報を読み出し、当該許可情報に応じて前記キャッシュメモリへのデータの記憶を制御する記憶制御手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記記憶手段を、前記許可情報に代えて前記キャッシュメモリの記憶領域を分割して前記オペレーティング・システム毎に割り当てる使用領域を示す使用領域情報を記憶するものとし、
    前記記憶制御手段は、前記記憶手段から読み出した前記使用領域情報により示される前記使用領域にデータの記憶させるように制御する
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶手段に前記オペレーティング・システム毎の使用領域を登録する登録手段
    をさらに備えた請求項2記載の情報処理装置。
  4. 各々所定の割り込み信号を出力する複数の機器と接続されると共に内部にキャッシュメモリを有する複数のマイクロ・プロセッサを備え、前記複数の機器の何れか1つから前記割り込み信号が入力された場合に当該割り込み信号により示される割り込み番号に応じた割り込み処理を前記複数のマイクロ・プロセッサの何れか1つで実行する情報処理装置であって、
    前記割り込み番号毎に前回割り込み処理を実行した前記マイクロ・プロセッサを示す前回処理プロセッサ情報を記憶する記憶手段と、
    前記割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に前記記憶手段から当該割り込み番号に対応する前回処理プロセッサ情報を読み出し、当該前回処理プロセッサ情報により示されるマイクロ・プロセッサで前記割り込み処理を実行するように制御する割り込み制御手段と、
    を備えた情報処理装置。
  5. 前記複数のマイクロ・プロセッサに、物理的に1個のマイクロ・プロセッサを論理的に複数のマイクロ・プロセッサであるものと認識することのできる構成であると共に前記論理的な複数のマイクロ・プロセッサで内部の前記キャッシュメモリを共有するマルチタイプのものが含まれるものとし、
    前記複数のマイクロ・プロセッサのタイプを示すタイプ情報を取得する取得手段をさらに備え、
    前記割り込み制御手段は、前記割り込み番号に応じた割り込み処理を実行する際に前記タイプ情報により示される当該割り込み処理を実行する物理的なマイクロ・プロセッサのタイプが前記マルチタイプである場合に、当該物理的なマイクロ・プロセッサの何れかの論理的なマイクロ・プロセッサで割り込み処理を実行するように制御する
    請求項4記載の情報処理装置。
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