JP2009015509A - キャッシュメモリ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易なハードウェア構成で各プロセッサが使用可能なキャッシュメモリ量を保証することができるキャッシュメモリ装置を得ること。
【解決手段】プロセッサ1,2が共有するウエイ41〜44を有するセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置において、プロセッサ1,2が使用可能なウエイ41〜44との対応が設定されるプロセッサ指定手段61と、メモリアクセスを行ったプロセッサ1,2を識別するプロセッサ情報13とプロセッサ指定手段61の設定データとに基づきウエイ41〜44を選択するウエイ選択手段51と、を備え、キャッシュヒットでない場合、ウエイ選択手段51によって選択されたウエイにキャッシュ割り当てを行うこと。
【選択図】 図2

Description

本発明は、セットアソシアティブ方式を用いてマルチプロセッサシステムで共有されるキャッシュメモリを制御するキャッシュメモリ装置に関するものである。
一般的な情報処理システムでは、主記憶へのメモリアクセスは低速であるため、高速なキャッシュメモリを持ってキャッシュメモリにアクセスすることにより、主記憶へのメモリアクセス回数を低減し、処理性能の向上を図っている。
キャッシュメモリは通常は階層的な構成をとっている。主記憶を共有するマルチプロセッサシステムでは、プロセッサごとに専用のキャッシュメモリを持つ場合もあるが、複数のプロセッサが共有するキャッシュメモリを持つことがある。
複数のプロセッサが共有するキャッシュメモリでは、各プロセッサによるメモリアクセスの範囲や頻度により、それぞれのプロセッサが実質的に使用可能なキャッシュメモリの量が変動する。例えば、1つのプロセッサが大きな領域へのメモリアクセスを連続して行っているとすると、キャッシュメモリの内容はそのプロセッサのメモリアクセスによるもので占有されてしまうことになる。これによって、他のプロセッサはキャッシュメモリの効果が得られ難くなる。
この問題に対処する方法として、キャッシュのエントリ中にプロセッサの識別情報を格納し、プロセッサごとに設定された優先度に基づき、優先度の高い処理を行うプロセッサにより多くのキャッシュメモリが割り当てられるようにする方法がある(特許文献1)。
特開平07−248967号公報
しかしながら、上記特許文献1では、キャッシュメモリのエントリごとにタグアドレス、有効フラグのほかにプロセッサの識別情報を格納するため、全てのエントリを拡張するとともに、プロセッサの識別情報を認識できるように各部の機能を拡張する必要があり、ハードウェア量が増大するという問題があった。また、上記特許文献1では、すべてのプロセッサで単一のオペレーティングシステム(OS)が動作している場合は、各プロセッサで実行される処理の優先度を把握し、それにもとづいて共有するキャッシュメモリの制御をおこなうことは比較的容易であるが、プロセッサごとに異なるOSが動作している場合、異なるOS間で処理の優先度を決定することは困難であるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡易なハードウェア構成で各プロセッサが使用可能なキャッシュメモリ量を保証することができるキャッシュメモリ装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のプロセッサが共有する複数のウエイを有するセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置において、複数のプロセッサと、プロセッサが使用可能なウエイとの対応が設定されるプロセッサ指定手段と、メモリアクセスを行ったプロセッサを識別するプロセッサ情報とプロセッサ指定手段の設定データとに基づきウエイを選択するウエイ選択手段と、を備え、キャッシュヒットでない場合、前記ウエイ選択手段によって選択されたウエイにキャッシュ割り当てを行うことを特徴とする。
この発明によれば、プロセッサ指定手段に、複数のプロセッサと、プロセッサが使用可能なウエイとの対応を設定し、キャッシュミス時に、プロセッサ指定手段の設定登録内容を用いて各プロセッサが使用可能なウエイを指定し、指定されたウエイにキャッシュメモリの割り当てをするようにしているので、簡易なハードウェア構成で、他のプロセッサの影響を受けることなく使用可能なキャッシュメモリ量を保証することができる。
以下に、本発明にかかるキャッシュメモリ装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1はこの発明のキャッシュメモリ方式を備えるマルチプロセッサシステムの構成例を示す図である。図1において、プロセッサ1,2はアドレスバス11とデータバス12とを介してキャッシュメモリ14に接続されている。キャッシュメモリ14は、アドレスバスとデータバスとによって主記憶15に接続されている。各プロセッサ1,2からは、メモリアクセスを行う際に、すなわちアドレスバス11にアドレスを送出する際に、キャッシュメモリ14に対して、メモリアクセスを行うプロセッサを識別するためのプロセッサ情報13が送信される。キャッシュメモリ14は、このプロセッサ情報13を識別することで、当該メモリアクセスが、プロセッサ1によるものか、プロセッサ2によるものかを識別することができる。この例ではプロセッサの個数を2としているが、2以上の任意の個数のプロセッサを持つことも可能である。プロセッサ情報13としては、プロセッサの個数に対応する信号線、またはプロセッサの識別番号をエンコードしたものでも良い。
図2はキャッシュメモリ14の内部の構成を示す図である。図2において、この場合、キャッシュメモリ14は、4個のウエイ41〜44を有するセットアソシアティブ方式を採用しており、それぞれのウエイ41〜44には、1つのタグアレイ21〜24と、1つのデータアレイ31〜34をそれぞれ備えている。この例では、ウエイの数を4としているが、2以上の任意の数のウエイを持つことができる。
キャッシュメモリ14は、ウエイに対するアクセスを制御するための手段として、ウエイ選択手段51、プロセッサ指定手段61、ヒット判定手段71を備える。プロセッサ指定手段61はプロセッサ1,2が使用可能なウエイの情報を保持する。ウエイ選択手段51は、入力されたプロセッサ情報13とプロセッサ指定手段61の保持データに基づき、ウエイを選択する。ヒット判定手段71は、プロセッサ1,2からのアドレス11とタグアレイの内容からキャッシュヒットの判定を行う。
各ウエイ41〜44は、タグと属性情報とデータとから構成されるエントリを複数個備える。各ウエイ41〜44において、複数のタグおよび属性情報から成るエントリによってタグアレイ21〜24を形成し、複数のデータから成るエントリによってデータアレイ31〜34を形成している。図3はタグアレイを構成する1つのエントリの例を示すものである。図3において、1つのエントリはアドレスタグ101と、属性情報111からなり、属性情報として、有効フラグ112、変更フラグ113、参照履歴情報114を持つ。有効フラグ112は、エントリの内容が有効なものであるか否かを示すものであり、変更フラグ113は、エントリの内容が変更されているか否かを示すものであり、参照履歴情報114は、エントリへのアクセス頻度の履歴を記録したものである。
図4は、プロセッサ指定手段61での設定登録内容の例を示す図である。プロセッサ指定手段61の設定登録データは、プロセッサ識別情報としてのプロセッサ番号と、プロセッサがキャッシュの割り当てに使用可能なウエイ番号との対応関係を示すものであり、プロセッサ番号とウエイ番号に対して、それぞれの使用の可否を示すものである。この例では、プロセッサ1がウエイ番号1とウエイ番号2を使用可能であり、プロセッサ2がウエイ番号3とウエイ番号4を使用可能である。
図5は各プロセッサ1,2からアドレスバス11に出力されるアドレスの、キャッシュメモリ14での使用時の分割方法を示す図である。図5において、141はオフセット部、142はインデクス部、143はタグ部である。
オフセット部141はアドレスの下位のビットであり、キャッシュライン内のオフセットとなる。オフセット部141のビットの幅はキャッシュラインサイズにより決まり、例えばキャッシュラインサイズが32バイトであれば5ビットとなる。
インデクス部142はアドレスの下位のビットであり、キャッシュアレイ(タグアレイおよびデータアレイ)内の使用されるエントリの位置を示す。インデクス部142のビットの幅は1つのキャッシュアレイのエントリの数によって決まり、例えばエントリ数が1024であれば10ビットとなる。
タグ部143は残りの上位のビットであり、キャッシュヒット判定の際にタグアレイ21〜24に格納されたタグとの比較に使用される。タグ部143のビットの幅は、アドレスバスの総ビット数からインデクス部142とオフセット部141を引いたものになり、例えばアドレスバスが32ビットでインデクス部10ビット、オフセット部5ビットであればタグ部は17ビットになる。
次に、図6を参照して、プロセッサ1がメモリアクセスを行なう場合の動作について説明する。プロセッサ1がメモリアクセスを行なう際、アドレスバス11にアドレスを出力する(ステップS101)。ヒット判定手段71は、アドレスのインデクス部142により指定される、全てのウエイ41〜44のエントリを選択し(ステップS102)、選択した各エントリのタグとアドレスのタグ部143とを比較する(ステップS103)。いずれかのウエイのエントリのタグがアドレスのタグ部143と一致し、かつそのエントリの属性情報111に有効フラグ112がセットされていれば(ステップS104)、キャッシュヒットと判定する。キャッシュヒットの場合、プロセッサ1はヒットしたエントリのデータに対してアクセスを行うことになる(ステップS105)。
ヒット判定手段71は、ステップS103あるいはステップS104の判定がNOの場合に、キャッシュヒットでないすなわちキャッシュミスと判定する。キャッシュミスと判定された場合は、つぎにキャッシュ割り当て動作が実行される。まず、ウエイ選択手段51は、このとき入力されているプロセッサ情報13とプロセッサ指定手段61の設定登録内容に基づいて使用可能なウエイを選択する(ステップS201)。図4に示したプロセッサ指定手段61の設定登録内容の例では、プロセッサ1がキャッシュ割り当てに使用可能なウエイの番号は1および2であり、これらウエイ1,ウエイ2が使用可能なウエイとして選択される。
続いて、ヒット判定手段71は、選択されたウエイのうちで、アドレスのインデクス部142により指定されるエントリのなかから、属性情報に有効フラグ112がセットされていないものがあるか調べる(ステップS203)。もし、有効フラグ112が有効でないエントリが存在すれば、そのエントリを割り当てるキャッシュエントリとして使用し、このキャッシュエントリにプロセッサ1がアクセスを行うことになる(ステップS207)。有効でないものが複数ある場合、その中での選択方法は任意である。
ヒット判定手段71は、ステップS203において、選択されたウエイの、アドレスのインデクス部142により指定されるエントリすべてに有効フラグ112がセットされていると判定した場合は、これらのエントリの参照履歴情報114を調べることでそのうちの1つを選択する(ステップS204)。選択方法としては、例えば、最も長く参照されていないエントリを選択する方法(LRU Least Recently Used)を採用する。次に、ヒット判定手段71は、選択されたエントリの変更フラグ113を調べ(ステップS205)、変更フラグ113がセットされていない場合は、このエントリを割り当てるキャッシュエントリとして使用し、このキャッシュエントリにプロセッサ1がアクセスを行うことになる(ステップS207)。また、変更フラグ113がセットされている場合は、そのエントリのデータアレイ中のデータラインを主記憶15の対応するアドレスに書込んだ後(ステップS206)、このエントリを割り当てるキャッシュエントリとして選択する。
このようにして、キャッシュヒットでない場合は、割り当てられたエントリのデータラインに、主記憶から1ラインサイズ分のデータを読み込み、割り当てられたデータラインに対してプロセッサがアクセスを行う。
プロセッサ2がメモリアクセスを行う場合の動作は、キャッシュミスの場合のウエイ選択の動作のみが異なる。図4に示したプロセッサ指定手段の登録内容の例では、プロセッサ2がライン割り当てに使用可能なウエイ番号は3および4であり、これらが使用可能なウエイとして選択される。これ以外の動作はプロセッサ1の場合と同じである。
プロセッサ1があるメモリアドレスにアクセスした後、プロセッサ2が同じアドレスにアクセスする場合、図4に示したプロセッサ指定手段の例では、プロセッサ1のアクセスにより番号1のウエイまたは番号2のウエイを使用してキャッシュデータが保持されている。一方、プロセッサ2はキャッシュ割り当てには番号3のウエイおよび番号4のウエイのみを使用するが、ヒット判定手段71ではキャッシュヒット判定の際には、プロセッサ指定手段61の登録内容を参照しないため、プロセッサ2は番号1または番号2のウエイのキャッシュデータにアクセスすることが可能である。同様に、プロセッサ1は、番号3または番号4のウエイのキャッシュデータにアクセスすることが可能である。
図7は、プロセッサ指定手段61の設定登録内容の他の例を示すものであり、プロセッサ1およびプロセッサ2がともに番号3のウエイを使用する設定となっている点が図4とは異なる。この場合の動作では、プロセッサ1のキャッシュ割り当て時に、ウエイの番号1、2および3が使用可能なウエイとして選択される(図6、ステップ201)。一方、プロセッサ2のキャッシュ割り当て時には、ウエイの番号3および4が使用可能なウエイとして選択される。これにより、ウエイ番号3はプロセッサ1およびプロセッサ2により共用されることになる。ウエイ番号3のエントリがどちらのプロセッサのキャッシュ割り当てにより使用されるかは、そのプロセッサが使用可能な他のウエイのエントリの参照履歴の内容とウエイ番号3のエントリの参照履歴の内容との関係により変わることになる。この例ではプロセッサ1はウエイ番号1およびウエイ番号2を占有しているので、プロセッサ1が使用可能なキャッシュメモリ量の下限は保証されている。これに加えてウエイ番号3は共用とすることで、プロセッサ2のキャッシュメモリ使用が少ない場合には、キャッシュメモリの使用効率を向上させることができる。
以上のように、実施の形態1では、キャッシュミス時に、プロセッサ指定手段の設定登録内容を用いてプロセッサ1または2が使用可能なウエイを指定し、指定されたウエイにキャッシュメモリの割り当てをするようにしているので、簡易なハードウェア構成で、他のプロセッサの影響を受けることなく使用可能なキャッシュメモリ量を保証することができる。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2を示すものである。実施の形態2では、プロセッサ数が4個である点と、OS情報保持手段81を備える点が実施の形態1と異なる。
図9は、OS情報保持手段81の設定登録内容の例を示す図である。この例では、OS Aはプロセッサ1で動作し、ウエイ数の50%を使用する。また、OS Bはプロセッサ2、3、および4で動作し、ウエイ数の50%を使用する。ここでは、全体のウエイ数に対する使用ウエイ数の割合を指定するようにしているが、ウエイ番号を直接指定するようにしても良い。
図10は、図9に示したOS情報保持手段81の設定登録内容に基づく、プロセッサ指定手段61の設定内容を示している。
次に図11および図12のフローチャートを参照して、OS情報保持手段81の内容に基づくプロセッサ指定手段61の設定動作を説明する。まず、プロセッサ指定手段61の設定を初期化する(ステップS301)。すなわち、すべてのプロセッサですべてのウエイを不使用の設定とする。つぎに、OS情報保持手段81の設定内容に基づいて1つのOSについてのウエイ割り当て処理を行う。この処理の詳細は、図12のフローチャートで説明する。
ステップS311では、当該OSが使用するウエイを決定する。OS情報保持手段81において使用するウエイの割合が指定されている場合、全体のウエイ数に割合を乗じることでウエイ数が求められるので、このウエイ数分だけ未使用のウエイを割り当てることで、当該OSが使用するウエイが決定される。図9のOS情報保持手段81の登録内容の例では、OS Aの使用ウエイの割合を50%としているので、全体のウエイ数4に対して、例えば、ウエイ番号1およびウエイ番号2の2つのウエイがOS Aに割り当てられる。
ステップS312では、決定したウエイを当該OSを使用する1つのプロセッサが使用できるように、プロセッサ指定手段61に設定する。図9のOS情報保持手段81の設定内容の例では、OS Aの使用プロセッサはプロセッサ1のみであるので、図10に示すように、プロセッサ指定手段61のプロセッサ番号1の行のウエイ番号1およびウエイ番号2の項目にウエイを使用することを設定する。ウエイ番号3およびウエイ番号4は、ステップ301において不使用の設定とされているのでここでは変更しない。
つぎに、ステップS313で当該OSが使用する他のプロセッサがあるかを調べるが、OS Aが使用するプロセッサはプロセッサ1のみであるので処理を終了する。
続いて、図11のステップS303に戻り、他のOSがあるかを調べる。図9に示すOS情報保持手段81の設定内容ではOS Bの情報が存在するため、ステップS304を経てOS Bについての設定をステップS302で行う。
図12のステップS311でのウエイ決定では、ウエイ番号3およびウエイ番号4がOS Bより使用されることになる。OS Bはプロセッサ2、3および4の3つのプロセッサを使用するため、図10に示すように、プロセッサ指定手段61のそれぞれのプロセッサ2,3,4の行に対して、ウエイ番号3およびウエイ番号4を使用するよう設定する。このようにして、図10に示したプロセッサ指定手段61の設定がなされる。
以上のように、実施の形態2では、OS情報保持手段81の設定内容に基づいてプロセッサ指定手段61の設定を行うので、OSごとに指定されたウエイにキャッシュメモリの割り当てをすることができ、異なるOSが動作するプロセッサの影響を受けることなく使用可能なキャッシュメモリ量を保証することができる。
以上のように、本発明にかかるキャッシュメモリ装置は、セットアソシアティブ方式を用いてマルチプロセッサシステムで共有されるキャッシュメモリ装置に有用である。
この発明の実施の形態1にかかるキャッシュメモリ装置を備えるマルチプロセッサシステムの構成例を示す図である。 キャッシュメモリの内部の構成を示す図である。 タグアレイを構成する1つのエントリの例を示す図である。 プロセッサ指定手段での設定登録内容の例を示す図である。 各プロセッサからアドレスバスに出力されるアドレスの、キャッシュメモリでの使用時の分割方法を示す図である。 プロセッサがメモリアクセスを行なう場合の動作について説明するフローチャートである。 プロセッサ指定手段の設定登録内容の他の例を示す図である。 この発明の実施の形態2にかかるキャッシュメモリ装置を備えるマルチプロセッサシステムの構成例を示す図である。 OS情報保持手段の設定登録内容の例を示す図である。 OS情報保持手段の設定登録内容に基づく、プロセッサ指定手段の設定内容を示す図である。 OS情報保持手段の内容に基づくプロセッサ指定手段の設定動作を説明するフローチャートである。 OS情報保持手段の設定内容に基づいて1つのOSについてのウエイ割り当て処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1,2,3,4 プロセッサ
11 アドレスバス
12 データバス
13 プロセッサ情報
14 キャッシュメモリ
15 主記憶
21,22,23,24 タグアレイ
31,32,33,34 データアレイ
41,42,43,44 ウエイ
51 ウエイ選択手段
61 プロセッサ指定手段
71 ヒット判定手段
81 OS情報保持手段
101 アドレスタグ
111 属性情報
112 有効フラグ
113 変更フラグ
114 参照履歴情報
141 オフセット部
142 インデクス部
143 タグ部

Claims (2)

  1. 複数のプロセッサが共有する複数のウエイを有するセットアソシアティブ方式のキャッシュメモリ装置において、
    複数のプロセッサと、プロセッサが使用可能なウエイとの対応が設定されるプロセッサ指定手段と、
    メモリアクセスを行ったプロセッサを識別するプロセッサ情報とプロセッサ指定手段の設定データとに基づきウエイを選択するウエイ選択手段と、
    を備え、キャッシュヒットでない場合、前記ウエイ選択手段によって選択されたウエイにキャッシュ割り当てを行うことを特徴とするキャッシュメモリ装置。
  2. OS毎に、当該OSを使用するプロセッサの識別情報と、使用するキャッシュメモリのウエイの識別情報を保持するOS情報保持手段を更に備え、
    OS情報保持手段の内容に基づいて上記プロセッサ指定手段の設定を行うことを特徴とする請求項1に記載のキャッシュメモリ装置。
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