JP3202317B2 - 医療検査台の台枠 - Google Patents

医療検査台の台枠

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JP3202317B2 JP12564592A JP12564592A JP3202317B2 JP 3202317 B2 JP3202317 B2 JP 3202317B2 JP 12564592 A JP12564592 A JP 12564592A JP 12564592 A JP12564592 A JP 12564592A JP 3202317 B2 JP3202317 B2 JP 3202317B2
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    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として放射線治療の
分野で使用される医療検査台に関するものであるが、そ
の他の医療分野、例えば核医学または超音波治療の分野
でも使用することができる。
【0002】
【従来の技術】放射線医療台の特徴は各種の機能、例え
ばミエログラフィー(myelographie)、トモグラフィー(t
omographie) 、カルジオグラフィー(cardiographie) 、
血管造影法等の機能が行なえる状態で患者を空間内の種
々の向きに向けることができるようになっていなければ
ならない点にある。一般に、医療検査台は床上に配置ま
たは固定された基台と、患者支持台を有する台枠(chass
is) とを備えている。この台枠は基台に対して相対移動
することができ、患者支持台はこの台枠に対して並進運
動できるようになっている。台枠を移動可能にすること
によって、患者は低い位置で患者支持台に横たわること
ができ、患者が患者支持台に横たわった後は患者支持台
を上昇させることによって放射線診療時に治療者が人間
工学的に最も適した位置で患者に接することができる。
また、台枠は揺動可能になっていなければならない。特
に、ミエログラフィーでは、患者を患者支持台に固定し
た状態で患者の足を下にし、頭を上にした鉛直位置また
はトレンデレンブルグ(Trendelenbourg)位置と呼ばれる
患者の頭が下を向く逆鉛直位置を台枠を取ることができ
なければならない。一般に、患者支持台は画像の撮影時
またはX線検査時に患者の身体の一定部分にX線が照射
されるように台枠に対して縦方向および横方向に並進運
動する。
【0003】従来の台枠は、各種の機能から2種類に分
類される。第1の種類はトモグラフィーまたは一般的放
射線治療で使用される台枠で、この台枠は、本発明の観
点からは、主として上昇機能を有し、その付属機能とし
て、患者に対するX線ビームの角度の方向を決定する機
能を有している。トモグラフィーではこの角度方向決定
機構が必要である。実際には、この種の台枠では患者は
患者支持板上に水平に横たわったままである。従って、
例えば患者を支持台に固定する必要はない。別の種類の
台枠は特にミエログラフィー機能に使用されるもので、
この台枠は手として2方向に揺動(basculer)する。実際
には、この型式の揺動式台枠には3つの設計原理(philo
sophies)がある。第1の原理では、台枠を1方向または
別の方向に揺動する前に台枠を上昇させて、揺動時に台
枠の端部が床に衝突しないようにする。第2の原理で
は、台枠の揺動運動と縦方向移動運動とを連動させて上
記の問題を防ぐ。いずれの場合も衝突が起こるような積
極的な運動を防ぐための電子安全回路を当然備えてい
る。これら第1および第2の原理では揺動運動は対称、
すなわち+90°/−90°である。第3の原理では、台枠
の揺動は非対称、すなわち前記の鉛直位置で90°、トレ
ンデレンブルグ位置で15〜20°であり、しかも、これら
の位置が単一機構で実現される。この型式の台枠はミエ
ログラフィー検査では使用できないが、装置価格が安い
ため大抵の用途で使用できる。なお、この型式の台枠は
上昇しない。
【0004】これら台枠のメーカーが解決しなければな
らない課題は低コストで大量生産しなければならないと
いう点にある。一般に、この種の台枠の製造工場は例え
ば以下のような設備になっている。すなわち、理想的に
は特殊装置を備えた組立てステーションを工場内に設
け、各台枠は各作業ステーションを通って製造ラインを
前進する。従って、例えば3つの型式の台枠を製造する
場合には、3つの作業ステーションと特殊装置と用意し
ておく必要がある。しかし、こうした方式は管理が難し
いだけでなく、コストがかかる。特殊機械はそれ自体が
高い。従って、1つの機能または別の機能、さらには複
数の機能を行うことができる設備を備えた単一型式の台
枠にする必要がある。従来の放射線治療およびトモグラ
フィーでは、台枠が一般にモータ駆動式の鉛直昇降機構
によって支持されており、患者支持台はモーターによっ
て台枠上を横方向および縦方向に並進運動する。これに
対して揺動運動が要求される用途、特にミエログラフィ
ーでは、台枠はほぼ半円形状の円形セクタ部材と一体に
なっており、この円形セクタ部材の端縁部に設けられた
ラックは歯車と係合し、この歯車と一体のシャフトが回
転すると、円形セクタ部材が回転する。従って、台枠は
鉛直方向のいずれか一方向に傾斜する。円形セクタ部材
を使用するこの方法は同期ベルト式またはチェーン式の
装置の代わりになるが、極めて複雑な大型の昇降機構が
必要になる。従って、上記各原理の台枠を互いに完全に
異なったものにする必要がある。ミエログラフィーのよ
うに水平位置でない状態で検査に使用される揺動式台枠
の例はイギリス国特許出願第 2,026,206号や、フランス
国特許出願第 2,224,963号および第 2,542,604号に記載
されている。しかし、いずれの場合でも昇降機構を円形
セクタ部材に付け加える機構が極めて複雑である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記問
題を解決することにあり、特に、1つの機能 (原理) ま
たは両方の機能 (原理) で使用可能な台枠を簡単に製造
することができるような台枠構造を提供することによっ
て、台枠を工業的に製造する上での問題を解決すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の原理は、基台に
台枠を連結する機構として、以下で揺り子と呼ぶ中間部
品を使用する点にある。この揺り子は基台に対して移動
可能で、台枠は揺り子に対して移動可能である。実際に
は、中間の揺り子でない状態では台枠と基台とは直接の
連結されていない。簡単に言うと、単一の駆動系のみを
用して上記第3の原理(モード)で使用することができ
る。また、2つの駆動系を設けた場合には、当然ながら
上記の第1と第2の原理および第3の原理で使用するこ
とができる。
【0007】本発明の対象は基台と、患者支持台を支持
する台枠と、基台に台枠を機械的に接続する中間の揺り
子と、この揺り子の各端部に取付けられた2つの回動軸
と、これらの回動軸の周りで揺り子を基台に対して回動
させ且つ台枠を揺り子に対して回動させる駆動系とを有
する医療検査台の台枠において、上記駆動系が、揺り子
を基台に対して移動させる第1の駆動系と、台枠を揺り
子に対して移動させる第2の駆動系との2つの移動駆動
系で構成されることを特徴とする医療検査台の台枠にあ
る。以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。しかし、本発明が以下の実施例に限定されるもので
はない。
【0008】
【実施例】図1は本発明の医療検査台を図示したもので
ある。この医療検査台は床に支持された台座1と支柱2
とからなる基台を有している。揺動角度の程度は非対称
になる場合には台座1を医療検査台の左右いずれかにズ
レすことができる。支柱2には、揺り子(balancier) 3
が回動自在に取付けられ、支柱柱2には医療検査台の台
枠4が回動自在に取付けられている。揺り子3はシャフ
ト5を介して支柱2に回動自在に接続されている。台枠
4はシャフト6を介して揺り子3に回動自在に接続され
ている。患者支持台(図示せず)は一般に台枠上に載置
される。
【0009】上記の各回動を行うために、本発明では1
つまたは2つの駆動系を用いることができる。本発明の
好ましい実施態様では、駆動系としてジャッキ、好まし
くは複動式の油圧シリンダーまたは機械式シリンダーを
用いる。油圧シリンダーの場合には(安全のために)逆
止弁を設ける。なお、図には機能のみが示され、オイル
の供給回路等は省略してある。第1のジャッキ7の一端
はピボット8を介して台座1に枢着され、他端はピボッ
ト9を介して揺り子3に枢着されている。ジャッキ7の
ロッド10が所定の長さだけ延びた位置では、揺り子3が
支柱2に対して所定の方向を占める。揺り子3を中心と
した台枠4の回動はジャッキ11によって行われる。ジャ
ッキ11の一端は第1ピボット12を介して揺り子3に枢着
され、他端は第2ピボットを介して台枠4の端部13に枢
着されている。ジャッキ11のロッド14を所定長さ延ばす
と、台枠4は揺り子3に対して所定の方向を占める。上
記の各ピボット8、9、12、13は小さいシャフトで構成
し、その回転軸線をシャフト5、6と同様に図1の面に
対して垂直にするのが好ましい。
【0010】図1は一部分を破断し、また、点線で示し
てある。この図から、台枠4はピボット13およびシャフ
ト6だけで支持されているという点および揺り子はシャ
フト5およびピボット9だけで支持されているという点
が理解できよう。すなわち、台枠4の両端部はシャフト
6、13に対する固定位置に対して片持ち状態になってい
る。
【0011】図2は図1の平面図である。台枠4は長方
形のフレームで、図の下側へ突き出た2つのフランジ1
5、16を有している。実際には、医師はこれらのフラン
ジ15、16側に位置し、医師の足が台座1にぶつかること
はない。一般に、支柱2の頭部は台枠4を完全に通って
延びてはいない。従って、患者支持台および/または台
枠を構成する他の部品は台枠の表面全体に配置すること
ができる。また、患者支持台は台枠の表面全体を占め
ず、台枠の幅17より幅が狭い。従って、従来通り、患者
支持台は台枠内で横移動させることができる。
【0012】図2に示すように、支柱2は台座に取付け
られた主として2枚の互いに平行な平らな柱2、18によ
って形成されている。本発明の好ましい実施態様では支
柱2と18は台座1に機械的に溶接されている。支柱2、
18の頭部には軸受を介してシャフト5が取付けられてい
る。図示した好ましい実施態様では、揺り子3は2枚の
平らな金属板(アーム)3、19を有している。図1に示
すように各金属板3、19は皿の形をしており、各皿の両
端の頂部には軸受が取付けられ、各軸受にシャフト5、
6が嵌め込まれている。2枚の金属板3、19の両端部は
スペーサ20、21を介して互いに機械的に溶接一体化され
ている。
【0013】スペーサ20には平らなブラケット22が固定
されている。シャフト5はこのブラケット22を貫通して
延びている。ブラケット22も溶接されている。2つのピ
ボット9、12はこのブラケット22に固定することができ
る。ピボット9のシャフトはブラケット22と揺り子のア
ーム3との間に固定されている。ピボット12のシャフト
はブラケット22と揺り子のアーム19との間に固定されて
いる。ジャッキ7、11の各端部は軸受を介してこれらの
ピボットに関節接続している。図面の左側端部で、台枠
4にはスペーサ23が設けられている。このスペーサ23に
はジャッキ11の他端部を関節接続するピボット13のシャ
フトが固定されている。本発明の1実施例では、台枠の
長さは約 900mmであり、シャフト5、6の間の揺り子の
長さは約835 mmである。
【0014】図3、図4、図5は、ジャッキ7、11の一
方および/または両方が延びた時に本発明の台枠が占め
る各位置を示している。図3は水平線に対して、従って
台座1に対して揺り子3が成す傾斜角βを示している。
図5は揺り子3に対して台枠4が成す方向αを示してい
る。図3、図4、図5では、説明を単純にするためおよ
び図1、図2に示した好ましい位置以外の振り子上の位
置を取ることができるということを示すために、固定ピ
ボット12、9の位置は図1、図2の場合の位置からズラ
してある。図3、図4、図5では、本発明の原理を変え
ずに運動力学をピボットの位置で変更することができ
る。ピボットの位置を所望の運動力学に合わせることが
できる。すなわち、ジャッキの動作を逆にすることもで
きる。例えば、ジャッキで押した時に所定の揺動角度と
なるようにし、ピボットの位置を変えることによって、
ジャッキで引いた時に同じ揺動角度となるようにするも
できる。同様に、揺り子に両方を関節接続する代わり
に、2つのジャッキを台座または台枠に関節接続するこ
ともできる。この場合には各ジャッキのロッドを台座と
揺り子および台座と台枠に固定するか、台座と台枠およ
び揺り子と台枠に固定する。
【0015】図3は患者の足が台枠の右側にある場合
で、この場合には、ジャッキ11を初期位置に保持したま
ま単にジャッキ7を延ばすだけで、患者は鉛直位置へ持
ち上げられる。これに対して、図5に示すいわゆるトレ
ンデレンブルグ位置では、ジャッキ11のロッド14がジャ
ッキ本体中に引込まれる。従って、患者の頭は下側に来
る。
【0016】図5から分かるように、ジャッキ11のロッ
ド14をジャッキ本体中に引込める場合には、ジャッキ7
のロッド10を予め少しだけ突き出しておくのが好まし
い。そうすることによって、台枠4が床と衝突するのを
防ぐための安全間隔eを確保することができると同時に
最小の部屋の高さで揺動を行うことができる。これには
上記機構で上昇運動もできるというさらに別の利点もあ
る。すなわち、図1に示すように、患者が容易に腰掛け
て横たわることができるようにするためには、支柱2の
高さと台枠4の最初の位置は、患者支持台が床に対して
十分に低くなるようになっているのが好ましい。実際に
は、この位置では患者支持台を床上70cm以下の高さのす
るのが好ましい。これに対して、トレンデレンブルグ位
置で使用する場合または単に医師の処置を容易にする場
合には、ジャッキ7のロッド10を延ばし且つジャッキ11
のロッド14を縮めて、台枠4を上昇するのが好ましい。
例えば図3から分かるように、この位置でロッド14をジ
ャッキ11の本体中に収縮させると、台枠は高い位置で床
と平行になり、患者支持台を床上約 125cmのいわゆる
「高位置」に配置することができる(図4を参照)。
【0017】本発明の医療検査台は、前記の工業的生産
時の問題を効果的に解決することができる。すなわち、
同じ構造によって、上昇のみができる台枠と、揺動のみ
ができる台枠と、上昇運動と揺動運動を任意の大きさで
行うことができる台枠とを製造することができる。すな
わち、上昇運動のみ、従って揺動運動する必要がない台
枠を製造する場合には駆動系の作用を対にする。実際に
は角度αを角度βと同じにする。そうすることによって
運動は線形関数になる。この線形関数では2つの部材の
回転を機械的手段で簡単に行うことができる。例えば、
ジャッキ7を回転モータに変え、必要に応じてチェーン
を用いて台座を中心として揺り子を回転駆動するだけで
よい。また、乗数係数が1に等しい歯車装置を用い、必
要に応じて別のチェーンを用して揺り子を中心として台
枠を回転させることもできる。この場合には単一の駆動
系でよく、この駆動系で1方向または別方向の運動を起
こさせて、台枠を昇降することができる。従って、昇降
のみの台枠は機構が簡単になり、実際には回転軸すなわ
ちシャフト6を備えた中間揺り子のみでよい。この台枠
は簡単に揺動モードで使用するように変更できる。すな
わち、別個または部分的に上記駆動系に接続された第2
の駆動系を台枠に取付けることによって、図3、図4、
図5に示す揺動運動をさせることができる。この場合に
は、ユーザーは最初に単純な台枠を購入し、その後に部
品を加えることによって、ユーザーが自ら台枠を変更す
ることができる。
【0018】駆動系としてジャッキを記載したが、本発
明方法は円形セクタと回転モーターとを有する機械にも
適用することができる。円形セクタ15の例は図3に点線
で示してある。この円形セクタ15の軸線はシャフト5の
軸線と同心でも、同心でなくてもよい。回転中心を変え
ることによって回転半径をより大きくすることができ
る。円形セクタ15の外周縁部16にはラック17が取付けら
れ、このラック17に回転モータ19の歯車18を噛み合せ
る。この場合には、揺り子は円形セクタを有し、この円
形セクタの直径方向端部21には延長部を設け、この延長
部にシャフト6を回動させる軸受を固定する。また、ジ
ャッキ11のピボット12は円形セクタ15に固定する。そう
することによって上記と同じ運動を行わせることができ
る。本発明では従来の技術解決方法とは逆に、第2の回
転軸すなわち中間の揺り子3または15に対して台枠4を
回動させるためのシャフト6が存在する。もちろん別の
実施形態も可能である。本発明で重要な点は2つの回転
中心、ここではシャフト5と6が存在することである。
【0019】図6は、揺り子に対する台枠の向きと、基
台に対する揺り子の向きとして使用可能な範囲を図示し
たものである。各角度は三角法の意味において正の値で
測定した値である。図示した実施例では、角度βは僅か
に負になる場合もある。角度αは常に負である。曲線22
は角度βの所定の値で角度αが取ることを禁止される範
囲の境界を示している。この曲線22はαとβとの間の関
係を示すメモリにロードされる。曲線23は台枠の上昇運
動を示し、β=αである。曲線24は、角度β=90°(α
=0°)から角度α=120 ° (角度β=30°、逆の鉛直
位置、すなわち120 °−30°=90°) にする場合に使用
可能な運動を示している。この曲線24aは鉛直線の方へ
の揺動運動を示している。図の斜線部分は使用できない
位置を示している。
【0020】以下、図7を用いて各駆動系をどのように
して作動させるかを概念的に説明する。この図は駆動系
7、11がM1、M2で概念的に示してある。各駆動系の
シャフトは各シンクロセンサー25、26に接続されてい
る。これらのシンクロセンサー25、26は制御・調節回路
27で使用可能な電気信号を出力する。この制御・調節回
路27は先ず駆動系の独立性を許可する命令28を出す。簡
単に説明すると、実際には、命令28と関連したスイッチ
28が開くと、駆動系M2の作動開始がスイッチ30のみに
作用する。このスイッチ30はOR論理ゲート31を介して
中継器32に作用する。一方、駆動系M1はスイッチ33に
作用が加わると作動開始する。
【0021】逆に、各駆動系の運動を連動させなければ
ならない場合、例えば上昇運動(曲線23) または逆の揺
動運動 (曲線24) を行わせる場合には、スイッチ29は閉
じられる。この場合にはシンクロセンサー25、26からの
信号が比較器34に送られる。1方の信号すなわち駆動系
M2から出力された信号は調節回路35を介して送られ
る。調整回路35は複数の作動モードを有し、各作動モー
ドは参照番号36で示す制御ボタンを作動させて選択す
る。
【0022】上昇運動させる場合には、これらのボタン
の1つ36を押す。それによって、スイッチ37が閉じる
(概念的に示してある)。その結果、比較器34内でシン
クロセンサー25と26とによって出された信号を直接比較
することができる。比較器34はゲート31を介して中継器
32に送られるエラー信号を出力する。これによって、角
度αとβが同じに維持されるような方向に駆動系M2を
駆動する。−90°から+90°への揺動曲線24に従う場合
には、参照番号38に示すメモリを使用する。このメモリ
はアドレス入力にシンクロセンサー26で測定した角度α
の測定値を受け、曲線24に対応した角度βの値を出力す
る。これらの機能のデジタル化はメモリの入力側でアナ
ログ−デジタル変換し、出力側でデジタル−アナログ変
換して行われる。比較器34は実際の測定角度βと装置が
曲線24上にある時にβが取るべき数値と比較し、この曲
線に従うように駆動系M2にエラー信号を出力する。実
際には、複数の可能なモード、例えば、上昇モードから
揺動モードへの変更、揺動モードから患者を台から降ろ
す低い位置への変更等のモードがあるので、参照番号36
のようなボタンで駆動される参照番号38のようなメモリ
ボードが複数個設けられている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の医療検査台の台枠の正面図。
【図2】 本発明の医療検査台の台枠の平面図。
【図3】 図2の医療検査台の台枠の揺動位置での正面
図。
【図4】 図2の医療検査台の台枠の上昇位置での正面
図。
【図5】 図2の医療検査台の台枠の他の揺動位置での
正面図。
【図6】 本発明の医療検査台の台枠の使用可能空間の
範囲を示す概略図。
【図7】 特殊な移動を行わせるために医療検査台の台
枠の各駆動系を自動制御する装置の概念図。
【符号の説明】
1、2 基台 3 揺り子 4 台枠 5、6 回動軸 7、11 駆動系 15 円形セクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クロード マルタン ベルギー国 4870 トローズ ルュ サ ンリィ 147 (56)参考文献 特開 平2−280737(JP,A) 特公 昭54−19146(JP,B2) 実公 昭32−12631(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 6/00 - 6/14 A61N 5/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台(1、2)と、患者支持台を支持する台
    枠 (4)と、基台に台枠を機械的に接続する中間の揺り子
    (3)と、この揺り子の各端部に取付けられた2つの回動
    軸(5, 6)と、これらの回動軸(5, 6)の周りで揺り子を基
    台に対して回動させ且つ台枠を揺り子に対して回動させ
    る駆動系(7, 11) とを有する医療検査台の台枠におい
    て、 上記駆動系が、揺り子を基台に対して移動させる第1の
    駆動系 (7)と、台枠を揺り子に対して移動させる第2の
    駆動系(11)との2つの移動駆動系で構成されることを特
    徴とする医療検査台の台枠。
  2. 【請求項2】 2つの駆動系を連動させて台枠を基台に
    対して移動させる手段(27)を有する請求項1に記載の台
    枠。
  3. 【請求項3】 2つの駆動系を連動させ且つ台枠を平行
    な状態で上昇(23)させる手段(37)を有する請求項1また
    は2に記載の台枠。
  4. 【請求項4】 2つの駆動系(7, 11) が基台 (1)と揺り
    子 (3)とに固定されたジャッキと、揺り子 (3)と台枠
    (4)とに固定されたジャッキとで構成される請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の台枠。
  5. 【請求項5】 2つの駆動系(7, 11) が基台 (1)と揺り
    子 (3)とに固定されたジャッキと、基台 (1)と台枠 (4)
    とに固定されたジャッキとで構成される請求項1〜3の
    いずれか一項に記載の台枠。
  6. 【請求項6】 2つの駆動系(7, 11) が基台 (1)と台枠
    (4)とに固定されたジャッキと、揺り子 (3)と台枠 (4)
    とに固定されたジャッキとで構成される請求項1〜3の
    いずれか一項に記載の台枠。
  7. 【請求項7】 ジャッキが油圧シリンダーまたは機械式
    ジャッキである請求項4〜6のいずれか一項に記載の台
    枠。
  8. 【請求項8】 油圧シリンダーが逆止弁を有する請求項
    7に記載の台枠。
  9. 【請求項9】 揺り子が円形セクタ(15)であり、基台に
    対して揺り子を移動する駆動系が円形セクタ外周縁部に
    備えられたラックと噛み合う歯車装置(16, 18)を有する
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の台枠。
  10. 【請求項10】 揺り子が配置された位置での鉛直線に対
    して片持ち状態で患者支持台が台枠上に配置されている
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の台枠。
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