JP3201845B2 - 組立式マンホール - Google Patents
組立式マンホールInfo
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- JP3201845B2 JP3201845B2 JP27569392A JP27569392A JP3201845B2 JP 3201845 B2 JP3201845 B2 JP 3201845B2 JP 27569392 A JP27569392 A JP 27569392A JP 27569392 A JP27569392 A JP 27569392A JP 3201845 B2 JP3201845 B2 JP 3201845B2
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- Japan
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- manhole
- invert
- outlet
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバート付き底版を
用いて構築される組立式マンホールに関するものであ
る。
用いて構築される組立式マンホールに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、下水道・上水道等の管路に設けら
れるマンホールは、その底部を現場打ちすることによっ
て築造されている。このため、現場作業が煩雑となり、
多くの施工時間が掛かるという不具合を有していた。そ
こで、近年は施工時間の短縮化を図り、現場作業員の不
足を補うべく底部部材としてコンクリート二次製品を用
いた組立式マンホールが多数使用されるようになってき
ている。
れるマンホールは、その底部を現場打ちすることによっ
て築造されている。このため、現場作業が煩雑となり、
多くの施工時間が掛かるという不具合を有していた。そ
こで、近年は施工時間の短縮化を図り、現場作業員の不
足を補うべく底部部材としてコンクリート二次製品を用
いた組立式マンホールが多数使用されるようになってき
ている。
【0003】このような組立式マンホールとしては、例
えば図7〜図9に示すようなものがある。組立式マンホ
ール51の底部52には、特に下水道において水の流れ
を円滑にするために流入管と流出管とを継ぐ凹部が設け
られ、当該凹部は一般にインバート53と呼ばれてい
る。下水管路の場合、流入管54は流出管55に比べて
その位置が高く、また平面的な位置も定められておら
ず、図8に示すA〜Bの範囲で配置可能であるから、そ
の配置は、現場の地形によって決定されることになり、
流入管54の設置する箇所によって流出方向は異なって
くる。このため、インバート53は、図7および図8に
示すように、モルタル56をマンホール51の底部52
上に施工するか、あるいは図9に示すように、コンクリ
ート二次製品の底版57の上面に形成することにより設
けられている。なお、図において58と59はマンホー
ル51の側壁に設けられた流入口と流出口である。
えば図7〜図9に示すようなものがある。組立式マンホ
ール51の底部52には、特に下水道において水の流れ
を円滑にするために流入管と流出管とを継ぐ凹部が設け
られ、当該凹部は一般にインバート53と呼ばれてい
る。下水管路の場合、流入管54は流出管55に比べて
その位置が高く、また平面的な位置も定められておら
ず、図8に示すA〜Bの範囲で配置可能であるから、そ
の配置は、現場の地形によって決定されることになり、
流入管54の設置する箇所によって流出方向は異なって
くる。このため、インバート53は、図7および図8に
示すように、モルタル56をマンホール51の底部52
上に施工するか、あるいは図9に示すように、コンクリ
ート二次製品の底版57の上面に形成することにより設
けられている。なお、図において58と59はマンホー
ル51の側壁に設けられた流入口と流出口である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の組立式マンホール51にあっては、狭いスペースの
マンホール内においてモルタル56の施工作業を行うこ
とによりインバート53を手作りで形成しなければなら
ないので、非常に作業性が悪く、多くの施工時間を必要
とする上、労働環境も悪いという欠点があった。また、
インバート53の施工作業には特殊な技術が要求される
ので、現場作業員を確保することがさらに難しくなる。
一方、工場生産された底版57を用いる場合、現場の地
形に応じて流入管54と流出管55の位置がその都度異
なることになるので、通常、上記インバート53は90
〜270゜の範囲で30〜45゜刻みにて形成される。
そのため、多くの型枠を製作する必要を生じ、コスト高
を招来していた。
来の組立式マンホール51にあっては、狭いスペースの
マンホール内においてモルタル56の施工作業を行うこ
とによりインバート53を手作りで形成しなければなら
ないので、非常に作業性が悪く、多くの施工時間を必要
とする上、労働環境も悪いという欠点があった。また、
インバート53の施工作業には特殊な技術が要求される
ので、現場作業員を確保することがさらに難しくなる。
一方、工場生産された底版57を用いる場合、現場の地
形に応じて流入管54と流出管55の位置がその都度異
なることになるので、通常、上記インバート53は90
〜270゜の範囲で30〜45゜刻みにて形成される。
そのため、多くの型枠を製作する必要を生じ、コスト高
を招来していた。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、特殊な技術を要求されるこ
となく簡単に施工でき、施工作業性の向上と製造コスト
の低減を図ることが可能な組立式マンホールを提供する
ことにある。
ものであって、その目的は、特殊な技術を要求されるこ
となく簡単に施工でき、施工作業性の向上と製造コスト
の低減を図ることが可能な組立式マンホールを提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、マンホールを
構築するのに用いられる底版の上面を中心部が低い湾曲
面に形成し、該底版の上面に中心部より外周面へ向かっ
て延び、前記マンホールの流出口に対応して配置される
インバートを設けた組立式マンホールにおいて、前記底
版に、上面から下面にわたって貫通する取付孔を底版の
中心部から径方向へ等距離に、かつ周方向に等間隔に配
置し、各取付孔に、底版の下部に埋設される埋込みナッ
トと、該埋込みナットに螺合する高さ調節ボルトとから
なる高さ調整装置を設け、該高さ調整装置の調節ボルト
の長さを調節して前記底版の傾きを調整し、底版を前記
マンホールの流出口側に向けて傾け、上記取付孔と別に
設けられた注入孔から充填接合材を注入して底版を固定
することにより前記底版を前記マンホール内の底部に設
置したことにある。
題を解決するために、本発明においては、マンホールを
構築するのに用いられる底版の上面を中心部が低い湾曲
面に形成し、該底版の上面に中心部より外周面へ向かっ
て延び、前記マンホールの流出口に対応して配置される
インバートを設けた組立式マンホールにおいて、前記底
版に、上面から下面にわたって貫通する取付孔を底版の
中心部から径方向へ等距離に、かつ周方向に等間隔に配
置し、各取付孔に、底版の下部に埋設される埋込みナッ
トと、該埋込みナットに螺合する高さ調節ボルトとから
なる高さ調整装置を設け、該高さ調整装置の調節ボルト
の長さを調節して前記底版の傾きを調整し、底版を前記
マンホールの流出口側に向けて傾け、上記取付孔と別に
設けられた注入孔から充填接合材を注入して底版を固定
することにより前記底版を前記マンホール内の底部に設
置したことにある。
【0007】
【作用】本発明に係る組立式マンホールでは、底版の上
面を中心部が低い湾曲面に形成し、この底版の上面に中
心部より外周面へ向かって延び、マンホールの流出口に
対応して配置されるインバートを設けるとともに、前記
底版にこれを流出口側に向けて傾ける高さ調整装置を設
け、該調整装置で底版の傾きを調整して固定することに
より前記底版を前記マンホール内の底部に設置している
ため、流入管がどの位置にあってもマンホール内に流入
した水は底版の上面の中心部に集まり、さらにインバー
トを経て自然に流出口へ導かれることになる。しかも上
記底版は、高さ調整装置によって流出口側へ向かって傾
けられているため、水の流出が完全に行われることにな
る。
面を中心部が低い湾曲面に形成し、この底版の上面に中
心部より外周面へ向かって延び、マンホールの流出口に
対応して配置されるインバートを設けるとともに、前記
底版にこれを流出口側に向けて傾ける高さ調整装置を設
け、該調整装置で底版の傾きを調整して固定することに
より前記底版を前記マンホール内の底部に設置している
ため、流入管がどの位置にあってもマンホール内に流入
した水は底版の上面の中心部に集まり、さらにインバー
トを経て自然に流出口へ導かれることになる。しかも上
記底版は、高さ調整装置によって流出口側へ向かって傾
けられているため、水の流出が完全に行われることにな
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
【0009】図1〜図6は本発明に係る組立式マンホー
ルの一実施例を示している。図において、1は検査また
は清掃などのために人が出入りするための下水道用また
は上水道用組立式マンホールであって、この組立式マン
ホール1は、下水・上水管きょの方向、こう配または管
径の変化する個所や管きょを連絡・接合する個所に設け
られる設備である。
ルの一実施例を示している。図において、1は検査また
は清掃などのために人が出入りするための下水道用また
は上水道用組立式マンホールであって、この組立式マン
ホール1は、下水・上水管きょの方向、こう配または管
径の変化する個所や管きょを連絡・接合する個所に設け
られる設備である。
【0010】上記組立式マンホール1は、底部コンクリ
ート2の上部に設けられる円筒状のマンホール本体3、
このマンホール本体3の上部開口を閉塞するふた(図示
せず)およびマンホール本体3内の底部に設置されるイ
ンバート付底版4等によって構成されており、マンホー
ル本体3の外周壁にはこれとほぼ直交する方向に延びる
流入管5および流出管6が貫通して配設されている。こ
のため、マンホール本体3の周壁には、流入管5および
流出管6の一端を接続する流入口7および流出口8が周
方向に間隔を置いて設けられている。
ート2の上部に設けられる円筒状のマンホール本体3、
このマンホール本体3の上部開口を閉塞するふた(図示
せず)およびマンホール本体3内の底部に設置されるイ
ンバート付底版4等によって構成されており、マンホー
ル本体3の外周壁にはこれとほぼ直交する方向に延びる
流入管5および流出管6が貫通して配設されている。こ
のため、マンホール本体3の周壁には、流入管5および
流出管6の一端を接続する流入口7および流出口8が周
方向に間隔を置いて設けられている。
【0011】一方、上記底版4は円盤状に一体成形さ
れ、その上面4aの全体は図2〜図5に示す如く、中心
部Cが低い湾曲面(凹面)に形成されている。また、底
版4の上面4aには、中心部Cより外周面4bへ向かっ
て延びる断面円弧状のインバート9が設けられており、
このインバート9は、外周面4bに臨む開口部9aが底
版4の固定時にマンホール本体3の流出口8の位置に対
応して配置されるようになっている。しかして、インバ
ート9は、底版4の外周面4b側に向かうに従って巾広
で、かつ下り傾斜の凹溝に形成されており、これによっ
て水の流れを円滑にした導水路として構成されている。
れ、その上面4aの全体は図2〜図5に示す如く、中心
部Cが低い湾曲面(凹面)に形成されている。また、底
版4の上面4aには、中心部Cより外周面4bへ向かっ
て延びる断面円弧状のインバート9が設けられており、
このインバート9は、外周面4bに臨む開口部9aが底
版4の固定時にマンホール本体3の流出口8の位置に対
応して配置されるようになっている。しかして、インバ
ート9は、底版4の外周面4b側に向かうに従って巾広
で、かつ下り傾斜の凹溝に形成されており、これによっ
て水の流れを円滑にした導水路として構成されている。
【0012】また、上記底版4には、上面4aから下面
4cにわたって貫通する3個の取付孔10が穿設されて
おり、これら取付孔10は中心部Cから径方向へ等距離
に、かつ周方向に沿って等間隔に配置されている。そし
て各取付孔10には、底版4をマンホール本体3の流出
口8側に向けて傾ける高さ調整装置11がそれぞれ取付
けられている。この高さ調整装置11は、図6に示す如
く、取付孔10に対応して底版4の下部に埋設される埋
込みナット12と、該埋込みナット12に螺合する高さ
調整ボルト13とからなり、埋込みナット12の上部に
は回止め・抜止め用のアンカー14が固着されている。
また、高さ調整ボルト13は底版4の板厚よりも長く形
成されており、底版4の高さ調整時において、先端部1
3aが底版4の下面4cから突出して底部コンクリート
2の上面に当接するようになっている。
4cにわたって貫通する3個の取付孔10が穿設されて
おり、これら取付孔10は中心部Cから径方向へ等距離
に、かつ周方向に沿って等間隔に配置されている。そし
て各取付孔10には、底版4をマンホール本体3の流出
口8側に向けて傾ける高さ調整装置11がそれぞれ取付
けられている。この高さ調整装置11は、図6に示す如
く、取付孔10に対応して底版4の下部に埋設される埋
込みナット12と、該埋込みナット12に螺合する高さ
調整ボルト13とからなり、埋込みナット12の上部に
は回止め・抜止め用のアンカー14が固着されている。
また、高さ調整ボルト13は底版4の板厚よりも長く形
成されており、底版4の高さ調整時において、先端部1
3aが底版4の下面4cから突出して底部コンクリート
2の上面に当接するようになっている。
【0013】さらに、上記底版4には、上面4aから下
面4bにわたって貫通する2個の注入孔15が穿設され
ており、これら注入孔15は中心部Cから径方向へ等距
離に離間して対向配置されている。しかして、当該底版
4は、充填接合材たるグラウト(モルタル)を注入孔1
5より注入し、マンホール本体3の内周壁と底版4の外
周面4bとの間、および底部コンクリート2の上面と底
版4の下面4cとの間に充填することによってマンホー
ル本体3内の底部に固定されるようになっている。な
お、底版4の外周面4bには、上下角部分を面取りして
なる切欠き部16が全周にわたって設けられており、該
切欠き部16が存在することによって、底版4を傾斜さ
せたときに外周面4bがマンホール本体3の内周壁に衝
突しないように構成されている。
面4bにわたって貫通する2個の注入孔15が穿設され
ており、これら注入孔15は中心部Cから径方向へ等距
離に離間して対向配置されている。しかして、当該底版
4は、充填接合材たるグラウト(モルタル)を注入孔1
5より注入し、マンホール本体3の内周壁と底版4の外
周面4bとの間、および底部コンクリート2の上面と底
版4の下面4cとの間に充填することによってマンホー
ル本体3内の底部に固定されるようになっている。な
お、底版4の外周面4bには、上下角部分を面取りして
なる切欠き部16が全周にわたって設けられており、該
切欠き部16が存在することによって、底版4を傾斜さ
せたときに外周面4bがマンホール本体3の内周壁に衝
突しないように構成されている。
【0014】本実施例の組立式マンホール1を構築する
には、まずマンホール本体3を底部コンクリート2上に
築造する。次いで、底版4をマンホール本体3の上部開
口から底部に吊り降ろし、底部コンクリート2の上面に
置くとともに、当該底版4を周方向に動かしてインバー
ト9の開口部9aを流出口8と合致させる。そして、イ
ンバート9と反対側に位置する取付孔10内の高さ調整
装置11の調整ボルト13を締付けるとともに、他の取
付孔10内の高さ調整装置11の調整ボルト13をそれ
ぞれ締付けたり、あるいは緩めたりして底版4をマンホ
ール本体3の流出口8側に向かって傾くように調整す
る。
には、まずマンホール本体3を底部コンクリート2上に
築造する。次いで、底版4をマンホール本体3の上部開
口から底部に吊り降ろし、底部コンクリート2の上面に
置くとともに、当該底版4を周方向に動かしてインバー
ト9の開口部9aを流出口8と合致させる。そして、イ
ンバート9と反対側に位置する取付孔10内の高さ調整
装置11の調整ボルト13を締付けるとともに、他の取
付孔10内の高さ調整装置11の調整ボルト13をそれ
ぞれ締付けたり、あるいは緩めたりして底版4をマンホ
ール本体3の流出口8側に向かって傾くように調整す
る。
【0015】この状態で、グラウトを底版4の注入孔1
5より注入し、当該グラウトを底部コンクリート2の上
面と底版4の下面4cとの間、およびマンホール本体3
の内周壁と底版4の外周面4bとの間に行きわたるよう
に充填する。そして、グラウトが硬化すると、底版4は
水の流入・流出に良好な状態でマンホール本体3の底部
に固定されて設置されることになる(図1参照)。しか
る後、図示しないその他の構成部材を設置すれば、組立
式マンホール1の組立作業は終了する。
5より注入し、当該グラウトを底部コンクリート2の上
面と底版4の下面4cとの間、およびマンホール本体3
の内周壁と底版4の外周面4bとの間に行きわたるよう
に充填する。そして、グラウトが硬化すると、底版4は
水の流入・流出に良好な状態でマンホール本体3の底部
に固定されて設置されることになる(図1参照)。しか
る後、図示しないその他の構成部材を設置すれば、組立
式マンホール1の組立作業は終了する。
【0016】このような組立式マンホール1において
は、流入管5がどの位置にあっても、当該流入管5から
流入口7を介してマンホール本体3内に流入した水はす
べて底版4の上面4aの中心部Cに集められてインバー
ト9に流れ込み、このインバート9内を流れて自然に開
口部9a側に導かれ、流出口8を経て確実に流出管7に
排出されることになる。
は、流入管5がどの位置にあっても、当該流入管5から
流入口7を介してマンホール本体3内に流入した水はす
べて底版4の上面4aの中心部Cに集められてインバー
ト9に流れ込み、このインバート9内を流れて自然に開
口部9a側に導かれ、流出口8を経て確実に流出管7に
排出されることになる。
【0017】すなわち、本実施例では、各高さ調整装置
11の調整ボルト13を操作して底版4の傾きを調整
し、注入孔15よりグラウトを注入して固定することに
より底版4をマンホール本体3内の底部に設置している
ため、特殊な技術が不要で、簡単な現場作業によって施
工することができる。しかも、底版4の上面4aに設け
られるインバート9は、従来のように現場の地形に対応
させて多種類の形状に形成する必要がないため、底版4
を製作する型枠が少なくて済む。
11の調整ボルト13を操作して底版4の傾きを調整
し、注入孔15よりグラウトを注入して固定することに
より底版4をマンホール本体3内の底部に設置している
ため、特殊な技術が不要で、簡単な現場作業によって施
工することができる。しかも、底版4の上面4aに設け
られるインバート9は、従来のように現場の地形に対応
させて多種類の形状に形成する必要がないため、底版4
を製作する型枠が少なくて済む。
【0018】以上、本発明の実施例につき述べたが、本
発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能で
ある。
発明は既述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づいて各種の変形および変更が可能で
ある。
【0019】例えば、既述の実施例においては、グラウ
トの注入孔15を設けた底版4を用いたが、マンホール
本体3の内周壁と底版4の外周面4bとの間よりグラウ
トを注入することが可能ならば、注入孔15の無い底版
4を用いてもよい。また、高さ調整装置11としては、
埋込みナット12および高さ調整ボルト13以外の部材
を用いて構成することも可能である。
トの注入孔15を設けた底版4を用いたが、マンホール
本体3の内周壁と底版4の外周面4bとの間よりグラウ
トを注入することが可能ならば、注入孔15の無い底版
4を用いてもよい。また、高さ調整装置11としては、
埋込みナット12および高さ調整ボルト13以外の部材
を用いて構成することも可能である。
【0020】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係る組立式マンホ
ールは、マンホールを構築するのに用いられる底版の上
面を中心部が低い湾曲面に形成し、該底版の上面に中心
部より外周面へ向かって延び、前記マンホールの流出口
に対応して配置されるインバートを設けた組立式マンホ
ールにおいて、前記底版に、上面から下面にわたって貫
通する取付孔を底版の中心部から径方向へ等距離に、か
つ周方向に等間隔に配置し、各取付孔に、底版の下部に
埋設される埋込みナットと、該埋込みナットに螺合する
高さ調節ボルトとからなる高さ調整装置を設け、該高さ
調整装置の調節ボルトの長さを調節して前記底版の傾き
を調整し、底版を前記マンホールの流出口側に向けて傾
け、上記取付孔と別に設けられた注入孔から充填接合材
を注入して底版を固定することにより前記底版を前記マ
ンホール内の底部に設置したので、特殊な技術を要求さ
れることなく、狭いスペースのマンホール内でも底版の
施工作業を簡単に行うことができ、現場作業の能率向上
が図れる。しかも、上記マンホール内に流入した水は、
流入管の位置と無関係に底版の上面およびインバートを
経て自然と流出口に導かれるので、水の流出を迅速かつ
完全に行うことができる。また、本発明の組立式マンホ
ールでは、底版の上面に設けられるインバートの形状を
現場の地形に合わせて形成する必要がないので、底版を
製作する型枠の種類が大幅に少なくなり、製造コストを
低減させることができる。取付孔と別に設けられた注入
孔から充填接合材を注入して底版を固定するので、充填
接合材の注入が容易で、充填接合材が取付孔に回ってく
るまでは、調整ボルトによる高さ調整を行うことができ
る。よって、充填接合材が取付孔に回ってきて固まるま
では、後からでも底版の高さを変更できる。
ールは、マンホールを構築するのに用いられる底版の上
面を中心部が低い湾曲面に形成し、該底版の上面に中心
部より外周面へ向かって延び、前記マンホールの流出口
に対応して配置されるインバートを設けた組立式マンホ
ールにおいて、前記底版に、上面から下面にわたって貫
通する取付孔を底版の中心部から径方向へ等距離に、か
つ周方向に等間隔に配置し、各取付孔に、底版の下部に
埋設される埋込みナットと、該埋込みナットに螺合する
高さ調節ボルトとからなる高さ調整装置を設け、該高さ
調整装置の調節ボルトの長さを調節して前記底版の傾き
を調整し、底版を前記マンホールの流出口側に向けて傾
け、上記取付孔と別に設けられた注入孔から充填接合材
を注入して底版を固定することにより前記底版を前記マ
ンホール内の底部に設置したので、特殊な技術を要求さ
れることなく、狭いスペースのマンホール内でも底版の
施工作業を簡単に行うことができ、現場作業の能率向上
が図れる。しかも、上記マンホール内に流入した水は、
流入管の位置と無関係に底版の上面およびインバートを
経て自然と流出口に導かれるので、水の流出を迅速かつ
完全に行うことができる。また、本発明の組立式マンホ
ールでは、底版の上面に設けられるインバートの形状を
現場の地形に合わせて形成する必要がないので、底版を
製作する型枠の種類が大幅に少なくなり、製造コストを
低減させることができる。取付孔と別に設けられた注入
孔から充填接合材を注入して底版を固定するので、充填
接合材の注入が容易で、充填接合材が取付孔に回ってく
るまでは、調整ボルトによる高さ調整を行うことができ
る。よって、充填接合材が取付孔に回ってきて固まるま
では、後からでも底版の高さを変更できる。
【図1】本発明の一実施例に係る組立式マンホールを概
念的に示す斜視図である。
念的に示す斜視図である。
【図2】上記組立式マンホールを構築するのに用いられ
る底版を示す斜視図である。
る底版を示す斜視図である。
【図3】上記底版を示す平面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】図3におけるB−B線断面図である。
【図6】高さ調整装置が設けられる底版を示す断面図で
ある。
ある。
【図7】従来のインバートが設けられた組立式マンホー
ルを示す断面図である。
ルを示す断面図である。
【図8】上記インバートと流入管・流出管との関係を概
念的に示す平面図である。
念的に示す平面図である。
【図9】他の従来のインバートが設けられた組立式マン
ホールを示す断面図である。
ホールを示す断面図である。
1 組立式マンホール 2 底部コンクリート 3 マンホール本体 4 底版 4a 底版の上面 5 流入管 6 流出管 7 流入口 8 流出口 9 インバート 10 取付孔 11 高さ調整装置 C 底版の中心部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−51538(JP,A) 特開 平3−132527(JP,A) 特開 平5−255945(JP,A) 特開 平4−353134(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12
Claims (1)
- 【請求項1】 マンホールを構築するのに用いられる底
版の上面を中心部が低い湾曲面に形成し、該底版の上面
に中心部より外周面へ向かって延び、前記マンホールの
流出口に対応して配置されるインバートを設けた組立式
マンホールにおいて、前記底版に、上面から下面にわた
って貫通する取付孔を底版の中心部から径方向へ等距離
に、かつ周方向に等間隔に配置し、各取付孔に、底版の
下部に埋設される埋込みナットと、該埋込みナットに螺
合する高さ調節ボルトとからなる高さ調整装置を設け、
該高さ調整装置の調節ボルトの長さを調節して前記底版
の傾きを調整し、底版を前記マンホールの流出口側に向
けて傾け、上記取付孔と別に設けられた注入孔から充填
接合材を注入して底版を固定することにより前記底版を
前記マンホール内の底部に設置したことを特徴とする組
立式マンホール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27569392A JP3201845B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 組立式マンホール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27569392A JP3201845B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 組立式マンホール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06128979A JPH06128979A (ja) | 1994-05-10 |
| JP3201845B2 true JP3201845B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=17559045
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27569392A Expired - Fee Related JP3201845B2 (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 組立式マンホール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201845B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27569392A patent/JP3201845B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06128979A (ja) | 1994-05-10 |
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