JP3201830U - 車載用簡易シャワー室 - Google Patents
車載用簡易シャワー室 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3201830U JP3201830U JP2015005500U JP2015005500U JP3201830U JP 3201830 U JP3201830 U JP 3201830U JP 2015005500 U JP2015005500 U JP 2015005500U JP 2015005500 U JP2015005500 U JP 2015005500U JP 3201830 U JP3201830 U JP 3201830U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shower curtain
- back door
- shower
- hook
- rubber band
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Abstract
【課題】身体の汚れを洗い流すために十分な空間を具備し、且つ、簡易的に組み立てが可能であり、更には低コストでできる自動車用簡易シャワーカーテンを提供する。【解決手段】ハッチバック用のドアを跳ね上げた状態でシャワーカーテン上部に具備させたゴムバンド3と当該ゴムバンド両端に結びつけたフック4によりバックドアダンパーとバックドア角に引掛けることで完成できる。【選択図】図2
Description
本考案は、アウトドアライフの後に汗や埃などを迅速、且つ簡易的に洗い流すことが可能なハッチバックドア用の組み立て式シャワー室に関する。
従来、アウトドアライフを楽しんだ者たちは、汗や砂埃で汚れている状態で直接運転することを望んでおらず、又本格的に身体の汚れを洗い落とすためのシャワーを望んでもいない。この要求を満足させるための車載搭載型の組み立て簡易シャワー室が提案されている。
前述の通り、アウトドアライフを楽しんだ者たちは、汗や砂埃で汚れている状態で運転することを望んでいない。しかし、現実を鑑みると顧客ニーズはあるものの製品としての販売はなされていないのが現状である。
特許文献1には、車両の助手席に設置し利用できる車載シャワーユニットが提案されている。本発明は、車両内部でのシャワー利用を前提としているため構造が複雑となり、且つ助手席の狭い空間を利用しているため全身の汚れを洗い落とすには環境的に厳しい。
特許文献2には、狭い車内空間でなくバックドアを利用した簡易シャワーを設置する考案が提案されている。具体的には、円型の金輪の端を直角に曲げ差込部をパイプ支柱の先端孔に差込、そのパイプ支柱を、停車中の後部トランクを開け、トランク後壁の床上に立て、支柱の下部を、トランクロック金具に取り付けた紐で縛って固定し、又、両端に鉤付きの2本のトランク蓋の上面に沿って延びるゴム紐の一端の鉤を支柱の中部に、他端を、トランク開閉アームに掛け、ゴムで引っ張って、固定し、立設して得られる円筒形の空間のスペースを利用するシャワーである。
当該特許文献には別の方法として、カーテンを吊された、水平に保持された金輪の端に直角に曲げた差込部を、パイプ支柱の先端の孔を差し込み、そのパイプ支柱を、車の後部トランクを利用することなく、パイプ差込孔を持つ地上の台座の孔に、又は、地面に打込んだ太めのパイプ杭の孔に差し込み、或いは、地面に打ち込んだ杭、立木に縛りつけ、更には、地面に埋め込む等の方法で、立設、固定して、得られる円筒形の空間のスペースを利用することも提案されている。確かに、本考案では身体を洗い流すためのスペースは確保されるが、いずれの方法も組み立てに要する時間が長く、アスファルト道路やコンクリート道路では杭を地面に打ち込めず実用面で課題が残る。
上記課題に鑑み、考案者は誠意工夫の結果、車体バックドアを天井として利用とし当該バックドアの四辺にシャワーカーテンを簡易的に組み立て・取り付けることが可能な構造とすることで、身体の汚れを洗い流すために十分な空間を確保でき、更には低コストでのシャワー室を提供できることを見出した。
本考案によれば、駐車可能な狭いスペースさえあれば、迅速、容易にシャワー室を組み立てることができ、更にはシャワーカーテン下部のハトメ金具に紐の一端を結び付け、他端を周辺の木の枝などに結びつけることでシャワー室のみならずタープとしての利用も可能となる。
以下、本考案に係る実施の形態を図面により説明する。
図1は、本考案のバックドア四辺に対して各辺に独立したシャワーカーテンの形状を示す。自動車バックドアを完全に跳ね上げ静止する位置で当該バックドアを天井として利用し当該バックドアの四辺を囲むように吊り下げるシャワーカーテンであり、当該シャワーカーテン上部を重ね合わせ短辺方向に縫い合わせ筒型の形状(1)とし、バックドアの四隅に対応する位置の前記筒部を切り取った形状(2)とする。
図2には前記シャワーカーテンの各長辺にファスナー(5)、図3には面ファスナー(6)が付されシャワーカーテン同士を接合可能とし、前記連続するシャワーカーテン3枚(A面からC面)の筒内にゴムバンド(3)を貫通させ、当該ゴムバンド若しくはゴム紐の両端部にはフック(4)を具備し、且つ少なくとも一方は長さ調整可能なアジャスター付きフックであり、残シャワーカーテン(D面)の筒内にもゴムバンド若しくはゴム紐(3)を貫通させ当該ゴムバンド(5)の両端部にはフック(4)を備え、且つ少なくとも一方は長さ調整可能なアジャスター付きフックであり、前記筒部を切り取った領域にて前記ゴムバンド若しくはゴム紐が露出することを特徴とする自動車用簡易シャワーカーテンである。
図4は、ハッチバック式自動車側面を示し、当該ハッチバック式自動車に本考案のシャワーカーテンを取り付けた状態を図5に示す。取り付け方法に関しては、連続する三枚(A面からC面)のシャワーカーテン上部の筒内に貫通させたゴムバンド(3)の両端部に具備するフック(4)をハッチバック車に固定された二本のバックドアダンパー(10)に掛け、当該バックドア四辺のドアヒンジ部が備わっていない三辺に対して囲い込み、筒部を切り取った領域(2)の露出しているゴムバンド(3)を前記バックドア三角に掛け前記アジャスターにてゴムバンド(3)の長さを調整する。残り一枚(D面)のシャワーカーテンも同様にアジャスター付きフック(4)を前記二本のバックドアダンパー(10)に掛けアジャスターにてゴムバンド(3)の長さを調整し、シャワーカーテン長辺に付したファスナー(5)若しくは面ファスナー(6)にて接合させることで図6に示すような最終形状となる。
本考案のアプリケーションとして、図7に示すように本考案のシャワーカーテン長辺の筒部を切り落とした位置から下部短辺までの長さに対応する二等辺三角形の生地にて長辺方向に両辺が接合できるようにファスナー若しくは面ファスナーが付される形状とし、シャワーカーテンA面、B面およびC面のハトメ金具(7)に紐(13)を結び付け、他端を木の枝などに結びつけることでタープやテントとしても利用する事が可能となる。若しくは、図8に示すようにシャワーカーテン(A面)とシャワーカーテン(C面)と二等辺三角形の生地を縫合させても良い。
本考案のシャワー室によれば、災害時でも車体本体だけでなく取り付け可能な柱や壁があれぱ、被害者は常時シャワーを浴びることも可能となるばかりかタープやテントとしての利用も可能であり、非常用の緊急テントとしても利用できる。
1 筒型の形状部
2 筒型の形状部を切り落とした部分
3 ゴムバンド若しくはゴム紐
4 フック若しくは長さ調整可能なアジャスター付きフック
5 ファスナー
6 面ファスナー
7 ハトメ金具
8 車体屋根部
9 バックドア若しくはハッチバックドア
10 バックドアダンパー
11 二等辺三角形の生地
12 シャーカーテン生地と二等辺三角形の生地の縫合線
13 タープ若しくはテント用として使用する際の紐
A シャワーカーテン(A面)を取り付ける位置
B シャワーカーテン(B面)を取り付ける位置
C シャワーカーテン(C面)を取り付ける位置
D シャワーカーテン(D面)を取り付ける位置
2 筒型の形状部を切り落とした部分
3 ゴムバンド若しくはゴム紐
4 フック若しくは長さ調整可能なアジャスター付きフック
5 ファスナー
6 面ファスナー
7 ハトメ金具
8 車体屋根部
9 バックドア若しくはハッチバックドア
10 バックドアダンパー
11 二等辺三角形の生地
12 シャーカーテン生地と二等辺三角形の生地の縫合線
13 タープ若しくはテント用として使用する際の紐
A シャワーカーテン(A面)を取り付ける位置
B シャワーカーテン(B面)を取り付ける位置
C シャワーカーテン(C面)を取り付ける位置
D シャワーカーテン(D面)を取り付ける位置
Claims (3)
- 自動車バックドアを完全に跳ね上げ静止する位置で当該バックドアを天井として利用し当該バックドアの四辺を囲むように吊り下げるシャワーカーテンに関して、前記バックドアの各辺に対して独立したシャワーカーテンであり、当該シャワーカーテン上部にはシャワーカーテン吊り下げ用の紐を貫通させるための筒形状に縫合された部位が備わり、バックドアの四角に対応する位置は前記筒形状に縫合された部位が切り落されており、前記シャワーカーテンの長手方向にはファスナー若しくは面ファスナーが付され、各シャワーカーテンは前記ファスナー若しくは面ファスナーにて接合され、前記連続する三枚のシャワーカーテン上部の筒形状に縫合された部位内にはゴムバンド若しくはゴム紐が貫通され両端部には長さ調整可能なアジャスター付きフックが具備され、残り一枚のシャワーカーテンにも上部の筒形状に縫合された部位内にゴムバンド若しくはゴム紐が貫通され、両端部には長さ調整可能なアジャスター付きフックが具備されており、前記筒形状に縫合された部位を切り落とした領域でゴムバンド若しくはゴム紐を露出させることを特徴とする自動車用簡易シャワーカーテン。
- 前記シャワーカーテン下部両端付近にハトメ金具により貫通穴を具備させた請求項1記載の自動車用簡易シャワーカーテン。
- 請求項1記載の独立したシャワーカーテン長手方向と同幅を等辺とする二等辺三角形の生地にて、前記シャワーカーテンに具備されたファスナー若しくは面ファスナーに接合できるように当該二等辺三角形の生地の等辺にファスナー若しくは面ファスナーが付された請求項1または請求項2記載の自動車用簡易シャワーカーテン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005500U JP3201830U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 車載用簡易シャワー室 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015005500U JP3201830U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 車載用簡易シャワー室 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3201830U true JP3201830U (ja) | 2016-01-07 |
Family
ID=55069376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015005500U Expired - Fee Related JP3201830U (ja) | 2015-10-08 | 2015-10-08 | 車載用簡易シャワー室 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201830U (ja) |
-
2015
- 2015-10-08 JP JP2015005500U patent/JP3201830U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003184349A (ja) | エアテント | |
JP2791894B2 (ja) | ハッチバックドア用テント | |
US10157556B2 (en) | Flag and banner display system for motor vehicles and the like | |
JP3211966U (ja) | 車載取り付け用テント | |
KR20160050015A (ko) | 차량 연결 기능을 갖는 텐트 | |
JP3201830U (ja) | 車載用簡易シャワー室 | |
US20190000256A1 (en) | Curtain System | |
JP2009533120A (ja) | ドレープカーテン金具 | |
KR101493513B1 (ko) | 조립식 천막장치 | |
KR20150110158A (ko) | 차량 도어용 차우막 | |
JP3228163U (ja) | 自動車用タープ | |
JP2018150037A (ja) | トラック開閉扉用雨除け装置 | |
JP3201545U (ja) | 車載用簡易シャワー室 | |
AU2012227324B2 (en) | Quick-Pitch Housing for a Vehicle | |
US20120261082A1 (en) | Window treatment | |
JP2006327480A (ja) | 自動車用日除け装置 | |
KR102538015B1 (ko) | 캠핑용 차량의 어닝으로 탈부착이 용이한 사이드월 시스템 | |
US9903530B1 (en) | Temporary awning for J-channel application | |
JPH07255571A (ja) | 自動車内用蚊帳 | |
JP5144831B1 (ja) | 自動車用カーテン装置 | |
JP2024033401A (ja) | 車両用テント | |
JP6268456B1 (ja) | 移動式簡易車庫 | |
JP3121521U (ja) | 自動車用カーテン | |
JP2016137887A (ja) | 自動車の窓用ネット | |
JPH0668583U (ja) | 車両のカーテン装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3201830 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |