JP3201589U - 書籍 - Google Patents

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【課題】本文を見ながら口絵を参照することができる書籍を提供する。【解決手段】一以上の本文ページ101と、本文ページ101よりもサイズが大きいページであって、本文ページ101と重ならない領域である拡張領域107に口絵1021〜1024が配置された一以上の口絵ページ102とを備えた書籍1である。口絵ページ102の口絵1021〜1024が本文ページ101に重ならないようにすることができ、本文ページ101を開いた状態であっても、口絵ページ102に配置された口絵1021〜1024を参照することができる。【選択図】図1

Description

本考案は、口絵のページを備えた書籍に関するものである。
従来、本文用紙と、口絵用紙、及び表紙用紙を中綴じした本が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−1351号公報(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来の書籍においては、本文のページを開いている際には、口絵のページが本文のページで隠れてしまい、口絵を参照しながら、本文を見ることができない、という課題があった。
本考案は、上記のような課題を解消するためになされたものであり、本文を見ながら口絵を参照することができる書籍を提供することを目的とする。
本考案の書籍は、一以上の本文ページと、本文ページよりもサイズが大きいページであって、本文ページと重ならない領域に口絵が配置された一以上の口絵ページとを備えた書籍である。
かかる構成により、本文を見ながら口絵を参照することができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵ページの、一以上の本文ページと重なる領域である拡張領域には、口絵が配置されていない書籍である。
かかる構成により、口絵ページの口絵が、本文ページに隠れないようにすることができ、口絵ページの全ての口絵を本文を見ながら参照することができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵ページの拡張領域は、無地の領域または模様が配置された領域である書籍である。
かかる構成により、口絵ページの本文ページで隠れる部分に、不要な情報を配置しないようにすることができる。これにより、例えば、口絵ページの本文ページで隠れる部分には参照すべき口絵がないことをユーザに直感的に理解させることができ、口絵ページの本文ページで隠れる部分に口絵がないかユーザが探さなくて良いようにすることができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵ページは、本文ページ以下のサイズとなるよう折り畳み可能である書籍である。
かかる構成により、口絵ページを折り畳んだ状態で、口絵ページが、本文ページからはみ出さないようにすることができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵ページは、本文ページよりも幅が広い部分である口絵配置部を有しており、口絵配置部は、本文ページの略二ページ分の幅を有しており、本文ページと略同じサイズとなるよう、幅方向において二つ折り可能である書籍である。
かかる構成により、口絵ページの口絵配置部を適宜折り曲げて利用することができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵配置部は、口絵が配置されている第一の面と、第一の面の裏面に位置する第二の面とを有しており、口絵配置部は、第一の面が内側となるよう二つ折りされ、口絵配置部の第二の面の、口絵配置部を二つ折りした際に、二つ折り前の第一の面と同じ側に配置される部分には、第一の面に配置されている口絵の少なくとも一部が示す情報と同じ情報が配置されている書籍である。
かかる構成により、口絵ページの口絵配置部を畳んだ状態であっても、畳まれた部分に配置された口絵の少なくとも一部の情報を参照することができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、口絵配置部の第二の面の、口絵配置部を二つ折りした際に、第一の面と同じ側に配置される部分には、口絵配置部の第一の面に配置されている全ての口絵が縮小配置されている書籍である。
かかる構成により、口絵ページの口絵配置部を畳んだ状態であっても、畳まれた部分に配置された口絵の全てを参照することができる。
また、本考案の書籍は、前記書籍において、本文ページと略同じサイズを有し、一の口絵ページに連続するページであって、連続する口絵ページ側に口絵が配置されたページである追加口絵ページを更に備え、追加口絵ページに連続した口絵ページは、二つ折りされた口絵配置部が追加口絵ページ側に折り畳まれ、口絵ページの、追加口絵ページ側に折り畳まれた口絵配置部の、追加口絵ページ側に位置する部分には、追加口絵ページに配置されている口絵と連続する口絵が配置されている書籍である。
かかる構成により、口絵ページを畳んだ状態で、追加口絵ページとの組合わせにより、見開きの口絵を示すことができる。
本考案による書籍によれば、本文を見ながら口絵を参照することができる。
実施の形態1における書籍1の、口絵ページを開いた状態を示す斜視図(図1(a))、口絵ページを開いた状態の表紙側から見た斜視図(図1(b))、及び本文ページを見開いた状態を示す斜視図(図1(c)) 同書籍の口絵配置部を二つ折りした例を示す図 同書籍の変形例を説明するための図
以下、書籍等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
図1は、本実施の形態における書籍1の一例を説明するための、口絵ページを開いた状態の斜視図(図1(a))、口絵ページを開いた状態の表紙側から見た斜視図(図1(b))及び口絵ページが折り畳まれていない状態において、本文ページを見開いた状態を示す斜視図(図1(c))である。
書籍1は、一または二以上の本文ページ101、及び一または二以上の口絵ページ102を備えている。また、ここでは、一例として、書籍1は、表紙110を更に備えている場合を示している。ここでの書籍1は、雑誌等も含む概念である。書籍1は、本と考えてもよい。なお、書籍1は、図示しない遊び紙等の他のページ等を有していても良い。書籍1の綴じ方等は問わない。本文ページ101及び口絵ページ102は、通常、一の辺側で綴じられている。
表紙110は、例えば、書籍1を構成するページを結合して保護する覆いである。表紙の材質は問わない。表紙110は、書籍1を開く向きに置いた際に表側に位置する表表紙110aと、その反対側に位置する裏表紙110bと、書籍1の綴じ込みのある側面側に位置する背表紙110cとを有している。ただし、書籍1の綴じ方によっては、背表紙110cを有していなくても良い。また、表紙110は省略しても良い。
本文ページ101は、例えば、書籍1の本文が配置されたページである。ここでは、書籍1が複数の本文ページ101を有している場合を例に挙げて示している。本文ページ101は、通常、モノクロ印刷されたコストが安価なページである。ただし、2〜3色の色を用いた多色刷りや、カラー印刷されたページであっても良い。ここでの本文は、テキストであっても良く、図表であってもよく、これらの組合わせであっても良い。また、ここでの本文ページ101は、とびらのページも含んでいてもよい。本文ページ101の材質やサイズ等は問わない。通常、複数の本文ページ101は、同じサイズを有している。複数の本文ページ101は、同じ材質や色を有するページであっても良く、異なる材質や色を有するページを含んでいても良い。なお、本文ページ101の材質は、通常は紙であるが、不織布や、フィルム等であっても良い。
口絵ページ102は、本文ページ101よりもサイズが大きいページであって、本文ページ101と重ならない領域に一または二以上の口絵が配置されたページである。口絵ページ102は、通常、2〜3色の色を用いた多色刷りや、カラー印刷されたコストが高いページであるが、モノクロ印刷されたページであってもよい。また、通常、口絵ページ102の材質としては、本文ページ101よりも厚さが厚い紙や、強度が高い紙が用いられる。本文ページ101と重ならない領域とは、口絵ページ102が後述するように折り畳み可能なものである場合、口絵ページ102が折り畳まれていない状態において、例えば、書籍1を閉じた場合や、本文ページ101を見開いた場合に、1以上の本文ページ101と重ならない領域である。1以上の本文ページ101と重ならないということは、1以上の本文ページ101が積み重ねられないということや、1以上の本文ページ101で覆われない、あるいは隠れないということと考えてもよい。口絵とは、書籍1の本文ページ101とは別のページに配置される図や写真である。ここでの図は、表や、図に添付される文字列等も含む概念である。口絵ページ102は、通常、書籍の巻頭(例えば、表表紙110aと本文ページ101との間)または巻末(例えば、本文ページ101と裏表紙110bとの間)に配置される。ただし、本文ページ101中に設けられていても良い。また、複数の口絵ページ102が、異なる位置に配置されていてもよい。ここでは、一例として、書籍1が有する口絵ページ102が一ページであり、この口絵ページ102が、表表紙110aと本文ページ101との間に設けられている場合を例に挙げて示している。なお、口絵ページ101の材質は、通常は紙であるが、不織布や、フィルム等であっても良い。
口絵ページ102の1以上の本文ページ101と重なる領域である拡張領域107には、1以上の口絵が配置されていてもよいが、本実施の形態においては口絵ページ102が配置されていないことが好ましい。拡張領域107とは、口絵ページ102が折り畳まれていない状態において、例えば、書籍1を閉じた場合や、本文ページ101を見開いた場合に、1以上の本文ページ101と重なる領域や、1以上の本文ページ101で覆われる、あるいは隠れる領域である。例えば、口絵ページ102の拡張領域107は、書籍1の内容と関係のない有用ではない情報が配置されているか、何らの情報も配置されていない領域であることが好ましい。例えば、口絵ページ102の拡張領域107は、図1に示すような無地のページ、または任意の模様、例えば幾何学パターン等が配置されたページであることが好ましい。拡張領域107が無地のページであることは、印刷コストを削減するうえで好ましい。
口絵ページ102は、例えば、高さが本文ページ101と略同一であり、本文ページ101よりも幅の広い部分を有している。高さが本文ページ101と略同一ということは、例えば、口絵ページ102の高さが、通常、本文ページ101よりも低く、その高さの差が、10mm未満である場合等である。口絵ページ102の本文ページ101よりも幅の広い部分を、本実施の形態においては口絵配置部103と呼ぶ。上述した拡張領域107は、口絵配置部103を、本文ページ101と重ならない位置に配置するために、口絵ページ102を拡張するための領域と考えてもよい。口絵配置部103は、上述した本文ページ101と重ならない領域である。口絵配置部103は、口絵ページ102の、書籍1として綴じられている部分から、本文ページ101の一ページ分の間隔を隔てた部分と考えてもよい。例えば、口絵は、口絵ページ102の口絵配置部103に配置されている。例えば、口絵ページ102の口絵配置部103に、1以上の口絵1021〜口絵1024が配置されている。口絵配置部103のサイズは問わない。口絵配置部103は、例えば、本文ページ101の略kページ(kは、1以上の整数)分の幅を有していても良い。口絵配置部103が略kページ分の幅を有するということは、口絵配置部103が、kページ分の本文ページ101を横方向に連結した程度のサイズを有することと考えてもよい。略kページ分の幅とは、例えば、kページ分の幅との差が、20mm以下である幅である。この幅の差は、例えば、口絵配置部103を、本文ページ101と同程度の幅を折り曲げの単位として、折り曲げられるようにするために発生する。口絵配置部103が略kページ分の幅を有するということは、口絵ページ102が、略Kページの幅を有するページであることと考えてもよい。図1においては、口絵ページ102の口絵配置部103が、本文ページ101の略二ページ分の幅を有している例を示している。
本実施の形態においては、図1(c)に示すように、本文ページ101を見開いた状態であっても、口絵ページ102に配置された口絵、具体的には、口絵配置部103に配置された口絵を読者が見て参照することができるため、口絵を見るために、本文ページ101を一旦閉じて、口絵ページ102を開く必要がなく、書籍1を閲覧する際の利便性を向上させることができる。
口絵ページ102の口絵配置部103は、例えば、図1(a)及び図1(b)に示すように、1以上の口絵が配置される第一の面104と、その裏面である第二の面105とを有している。口絵ページ102が書籍1の巻頭側に設けられている場合、第一の面104は、通常、折り畳まれていない状態の口絵ページ102の口絵配置部103における巻末側の面である。口絵ページ102が書籍1の巻末側に設けられている場合、第一の面104は、通常、折り畳まれていない状態の口絵ページ102の口絵配置部103における巻頭側の面である。口絵ページ102が複数の本文ページ中、即ち複数のページの間に設けられている場合、折り畳まれていない状態の口絵ページ102の口絵配置部103における巻末側と巻頭側とのいずれの面を第一の面104と考えてもよい。なお、第二の面105にも口絵や、口絵に相当する図や写真が配置されていても良い。
口絵ページ102は、例えば、本文ページ101以下のサイズとなるよう折り畳み可能であってもよい。口絵ページ102を折り畳み可能とすることで、口絵を参照する必要が場合にだけ、口絵ページ102を広げ、その他の時は、口絵ページを折り畳むことで、口絵ページの利便性を向上させることができるとともに、口絵ページを本文の閲覧をする際に邪魔にならないようにすることができる。
口絵ページ102には、例えば、予め折りたたみのため折り目が付いていても良い。口絵ページ102の折り畳み方は問わない。例えば、図1においては、口絵ページ102の口絵配置部103が、本文ページ101の略二ページ分の幅を有しており、口絵配置部103のサイズが本文ページ101と略同じサイズとなるよう、幅方向において二つ折り可能である場合を示している。また、ここでは、口絵配置部103の第一の面104が内側となるよう二つ折り可能である場合を示している。つまり、口絵配置部103の上述した第一の面104同士が合わさるよう二つ折り可能な場合について示している。また、例えば、図1においては、口絵ページ102の二つに折り畳んだ口絵配置部103が、拡張領域107に合わさるよう、折り畳み可能である場合を示している。例えば、図1においては、略二ページ分の幅を有する二つ折り可能な口絵配置部103の、折り目により分割される第一の面104のうちの、書籍1の綴じ込み側に近い部分である内側104aには、口絵1021及び口絵1022が配置され、書籍1の綴じ込み側から遠い部分である外側104bには、口絵1023及び口絵1024が配置される。上記のように口絵配置部103の第一の面104が内側となるよう二つ折りするということは、例えば、口絵配置部103の第一の面の内側104aと外側104bとが合わさるよう、口絵配置部103が二つ折りされることである。
図2は、本実施の形態における口絵ページ102の口絵配置部103を二つ折りした場合の例を示す図である。
口絵ページ102の口絵配置部103の第二の面105の、口絵配置部103を二つ折りした際に、二つ折り前の第一の面104と同じ側に配置される部分には、第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の少なくとも一部が示す情報と同じ情報が配置されているようにしてもよい。第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の少なくとも一部が示す情報と同じ情報とは、口絵1021〜口絵1024の少なくとも一部が示す情報と同じ情報を読者に伝達可能な情報であれば良く、例えば、第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の1以上と同じ口絵であっても良く、第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の1以上の色等を変更した口絵、例えば、カラー画像をグレースケール画像化した口絵であっても良い。また、第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の1以上を縮小や拡大した口絵や、トリミング等の加工を行なった口絵や、簡略化して表現した口絵や、口絵の一部を文章化した口絵であっても良い。例えば、口絵配置部103を二つ折りした際に、二つ折り前の第一の面104と同じ側に配置される部分に、第一の面104に配置されている口絵1021〜口絵1024の全てを、縮小配置されているようにしてもよい。
例えば、口絵配置部103の第二の面105の、口絵配置部103を二つ折りした際に、二つ折り前の第一の面104と同じ側に配置される部分とは、例えば、第二の面105の、書籍1の綴じ込み側から遠い部分である外側105bである。例えば、図1に示した口絵ページ102の口絵配置部103を、第一の面104が内側となるよう二つ折りした場合、図2に示すように、第二の面105の外側105bが、二つ折り前の第一の面104と同じ側に配置される部分となる。
本実施の形態においては、この第二の面105の外側105bに、例えば、口絵1050として、図1(b)や図2に示すように、口絵配置部103の第一の面の内側104aに配置されている全ての口絵1021〜口絵1024が縮小配置されている場合について示しているが、例えば、第二の面105の外側105bには、口絵配置部103の第一の面の内側104aに配置されている口絵1021及び口絵1022が配置されていても良い。このような構成により、口絵ページ102の口絵配置部103の一部を折り畳んだ場合であっても、口絵配置部の第一の面に配置されていた口絵の少なくとも一部を参照することが可能となり、口絵ページ全体を広げる領域が十分確保できない場合等においても、口絵を適切に閲覧することが可能となる。
(変形例)
図3は、本実施の形態の書籍の変形例を説明するための、口絵ページ102の二つ折りした口絵配置部103を、口絵ページ102が綴じられている側に折り畳んだ状態の一例を示す図である。
この変形例は、上記実施の形態の書籍1において、一の口絵ページ102に連続するページであって、この連続する口絵ページ102側に口絵が配置された本文ページ101と略同じサイズを有するページである追加口絵ページ106を更に備えるようにしたものである。また、追加口絵ページ106に連続した一の口絵ページ102は、上述した二つ折りされた口絵配置部103が、連続する追加口絵ページ側に折り畳まれるようにし、この一の口絵ページ102の、追加口絵ページ106側に折り畳まれた口絵配置部103の、追加口絵ページ106側に位置する部分には、追加口絵ページ106に配置されている口絵と連続する口絵が配置されているようにしたものである。
一の口絵ページ102は、書籍1が有する1以上の口絵ページ102のどの口絵ページ102であっても良い。図3においては、図1と同様に、書籍1が口絵ページ102を1ページ有している例を示しているため、この口絵ページ102が、一の口絵ページ102である。一の口絵ページ102に連続するページとは、例えば、一の口絵ページに対してページ番号が連続するページである。一の口絵ページ102に連続するページとは、例えば、一の口絵ページ102の前後に配置されるページであり、一の口絵ページ102が、巻頭に配置される場合は、通常、この口絵ページ102の次のページであり、一の口絵ページ102が巻末に配置される場合は、通常、この口絵ページ102の前のページである。一の口絵ページが複数の本文ページ101の間に配置される場合、この口絵ページ102の前であっても後ろであっても良い。例えば、追加口絵ページ106が、一の口絵ページの後ろに配置される場合、口絵は追加口絵ページ106の巻頭側の面に配置され、追加口絵ページ106が、一の口絵ページの前に配置される場合、口絵は追加口絵ページ106の巻末側の面に配置される。図3においては、一の口絵ページ102が巻頭に設けられている場合を示しているため、追加口絵ページ106は、口絵ページ102の次のページとして配置されている。
例えば、図3に示すように、口絵ページ102の口絵配置部103は、本文ページ101の略二ページ分の幅を有しており、口絵配置部103の幅方向の中央で、第一の面104が内側となるように、二つ折りされ、更に二つ折りされた口絵配置部103全体が、口絵ページ102に連続する追加口絵ページ106側に折り畳まれる。ここで、追加口絵ページ106の口絵ページ102側の面106aと、折り畳まれた口絵配置部103の追加口絵ページ106側に位置する部分には、連続する口絵が配置されている。折り畳まれた口絵配置部103の追加口絵ページ106側に位置する部分は、図3においては、口絵ページ102の口絵配置部103の第二の面105の、二つ折りにした際に綴じ込み側に位置する部分である内側105aであり、追加口絵ページ106の口絵ページ102側の面106aと、口絵配置部103の第二の面105の内側105aとに、それぞれ連続する口絵1061及び口絵1051が配置されている。
連続する口絵とは、図3に示すように、口絵1061及び口絵1051のように、口絵を並べて見ることで一の画像や写真となる口絵であっても良く、参照される順番や、閲覧順番が連続している口絵であっても良い。追加口絵ページ106の口絵ページ102側の面106aと、口絵配置部103の第二の面105の内側105aとにそれぞれ配置される口絵は一つであっても複数であっても良い。
このような変形例においては、折り畳んだ状態の口絵ページと、連続する追加口絵ページとの連携によって、適切な口絵を示すことができる。
以上、本実施の形態によれば、本文を見ながら口絵を参照することができる書籍を提供することができる。
本考案は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本考案の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本考案にかかる書籍は、口絵を有する書籍として適しており、特に、本文を見る際に参照する口絵を有する書籍等として有用である。
1 書籍
101 本文ページ
102 口絵ページ
103 口絵配置部
104 第一の面
104a 第一の面の内側
104b 第一の面の外側
105 第二の面
105a 第二の面の内側
105b 第二の面の外側
106 追加口絵ページ
107 拡張領域
110 表紙
110a 表表紙
110b 裏表紙
110c 背表紙
1021、1022、1023、1024、1050、1051、1061 口絵

Claims (8)

  1. 一以上の本文ページと、
    前記本文ページよりもサイズが大きいページであって、前記本文ページと重ならない領域に口絵が配置された一以上の口絵ページとを備えた書籍。
  2. 前記口絵ページの、一以上の前記本文ページと重なる領域である拡張領域には、口絵が配置されていない請求項1記載の書籍。
  3. 前記口絵ページの拡張領域は、無地の領域または模様が配置された領域である請求項2記載の書籍。
  4. 前記口絵ページは、前記本文ページ以下のサイズとなるよう折り畳み可能である請求項1から請求項3いずれか一項記載の書籍。
  5. 前記口絵ページは、前記本文ページよりも幅が広い部分である口絵配置部を有しており、
    前記口絵配置部は、前記本文ページの略二ページ分の幅を有しており、本文ページと略同じサイズとなるよう、幅方向において二つ折り可能である請求項4記載の書籍。
  6. 前記口絵配置部は、口絵が配置されている第一の面と、第一の面の裏面に位置する第二の面とを有しており、
    前記口絵配置部は、前記第一の面が内側となるよう二つ折りされ、
    前記口絵配置部の第二の面の、前記口絵配置部を二つ折りした際に、二つ折り前の第一の面と同じ側に配置される部分には、前記第一の面に配置されている口絵の少なくとも一部が示す情報と同じ情報が配置されている請求項5記載の書籍。
  7. 前記口絵配置部の第二の面の、前記口絵配置部を二つ折りした際に、第一の面と同じ側に配置される部分には、前記口絵配置部の第一の面に配置されている全ての口絵が縮小配置されている請求項6記載の書籍。
  8. 前記本文ページと略同じサイズを有し、一の前記口絵ページに連続するページであって、当該連続する口絵ページ側に口絵が配置されたページである追加口絵ページを更に備え、
    前記追加口絵ページに連続した前記口絵ページは、二つ折りされた前記口絵配置部が前記追加口絵ページ側に折り畳まれ、
    前記口絵ページの、追加口絵ページ側に折り畳まれた口絵配置部の、前記追加口絵ページ側に位置する部分には、前記追加口絵ページに配置されている口絵と連続する口絵が配置されている請求項5記載の書籍。
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