JP3201515U - プリフォームの位置決め伝送装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プリフォームの位置決め伝送装置を提供する。【解決手段】少なくとも1つのコンベヤー12を有し、コンベヤー12には伝送方向Aに沿って複数の位置決め部材14が間隔を空けて設置され、且つ各位置決め部材14はそれぞれプリフォームの開口端に挿設される。駆動セット21はコンベヤー12に連結されると共にコンベヤー12を駆動させて伝送方向Aに沿って循環させて回動させる。材料取得装置31はコンベヤー12の上方に架設され、材料取得装置31は下に向けて移動して位置決め部材14に設けられるプリフォームを取得して次の加工区まで伝送させる。上述の構造で構成される本考案は、プリフォームの輸送過程で相互にぶつかって損傷することを有効的に回避させ、さらに、後続のブロー成形での歩留りを確保させる。【選択図】図1
Description
本考案は、プリフォームの位置決め伝送装置に関する。
特許文献1に記載されているプリフォーム入りシステムは、下に向けて傾斜状を呈するホーム入力スライドレールを利用して、プリフォームを押してホーム入力伝動装置まで輸送し、前記ホーム入力伝動装置により所定の数量のプリフォームがホーム推動位置に配列されて定位され、次の加熱ブローの加工工程に進む。
しかしながら、前述した従来の技術は、下に向けて傾斜状を呈するホーム入力スライドレールによりこれら前記プリフォームを輸送するため、輸送過程において、各プリフォームが相互にぶつかって損傷しやすく、その衝撃で外周面が陥没し、後続のブロー成形での歩留りに重大な影響を及ぼすこともある。また、前述の特許案に記載されるホーム入力システムは、ホーム推動装置によりプリフォームがホーム入力位置まで推動され、ホーム分割の目的を達成させる。また、材料供給装置の挟み取りユニットにより前記ホーム入力位置に位置されるプリフォームを掴み取り、次の加工区に進む。且つ、ホーム推動装置がプリフォームをホーム入力位置まで推動する過程において、下に向けて傾斜状を呈するスライドレールによりこれら前記プリフォームが輸送される際に、前記ホーム入力位置に進入するプリフォームの位置が不正確になって斜めになりやすく、前記材料入力システムの挟み取り装置がプリフォームを挟み取れない問題が発生し、作業効率が大幅に低下した。
そこで、本考案者は上記の欠点が改善可能と考え、鋭意検討を重ねた結果、合理的設計で上記の課題を効果的に改善する本考案の提案に到った。
本考案は、以上の従来技術の課題を解決する為になされたものである。即ち、本考案の目的は、プリフォームの位置決め伝送装置を提供する。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本考案に係るプリフォームの位置決め伝送装置は、少なくとも1つのコンベヤーを有し、前記コンベヤーは伝送方向に沿って延伸され、搬送台に周設され、且つ前記コンベヤーは外に向ける物体を積載する端面に外周面が画定され、前記外周面には前記伝送方向に沿って複数の位置決め部材が間隔を空けて設置され、且つ各前記位置決め部材はそれぞれプリフォームの開口端に対して挿設され、各前記位置決め部材のプリフォームは前記コンベヤーの伝送に従って材料取得位置に順に進入する搬送台と、前記コンベヤーに連結されると共に前記コンベヤーを駆動させて前記伝送方向に沿って循環して回動させる駆動セットと、前記コンベヤーの上方に架設され、下に向けて移動して前記位置決め部材に設けられるプリフォームを取得して次の加工区まで伝送させる材料取得装置とを備えることを特徴とする。
本考案は、後続のブロー成形の歩留りを確保させる効果を有し、プリフォームの位置が不正確になって作業効率が低下する問題を有効に解決する。
本考案における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本考案の必須要件であるとは限らない。
本考案のプリフォームの位置決め伝送装置(図1乃至図4)は、主に搬送台11と、駆動セット21と、材料取得装置31とで構成される。前記搬送台11は水平に延設されるコンベヤー12を有し、前記コンベヤー12は伝送方向Aに沿って延伸されて前記搬送台11に周設され、前記コンベヤー12の長軸方向の二側には保護板13がそれぞれ設けられ、且つ前記コンベヤー12は外に向けて物体を積載させる端面に外周面121が画定される。前記外周面121には前記伝送方向Aに沿って複数の位置決め部材14が等間隔で設置され、且つ各前記位置決め部材14はそれぞれプリフォーム41の開口端42に対して挿設され、各前記位置決め部材14のプリフォーム41は前記コンベヤー12の伝送に従って材料取得位置Bに順に進入する。
本実施形態では、図2に示すように、各前記位置決め部材14は台座141及びピラー143でそれぞれ構成され、前記台座141は前記コンベヤー12の外周面121に固設され、且つ前記台座141は前記外周面121とは反対の端面に長孔142が開設され、前記ピラー143は円柱状を呈し、組立端144及び組立端144の反対方向に延伸される挿設端145を有する。前記ピラー143は組立端144が相対で前記長孔142に滑動可能に設置されると共に前記長孔142に沿って滑動し、前記挿設端145は前記プリフォーム41の開口端42に対して挿設されると共に前記挿設端145の底部にはフランジ146が周設される。また、前記ピラー143は前記台座141の外に露出されると共に相対で前記フランジ146の下方の周縁に押し部147が形成される。
前記駆動セット21は伝動モーターで構成される。前記駆動セット21は前記コンベヤー12の一端の伝動軸(図示せず)に接続され、前記コンベヤー12を駆動させて前記伝送方向Aに沿って循環して回動させる。
前記材料取得装置31は前記コンベヤー12の上方に架設され、前記材料取得装置31はレール32を有し、且つ前記レール32には前記レール32に沿って前記材料取得位置Bの上方と材料供給位置Cとの間で往復滑動動作を行うスライドブロック33が設置される。前記スライドブロック33には下に向けて前記材料取得位置Bまで移動する取得ユニット34が設置され、且つ図3に示すように、前記取得ユニット34は前記スライドブロック33に従って前記材料取得位置Bの上方まで移動すると共に下に向けて移動すると、前記取得ユニット34は前記材料取得位置Bの位置決め部材14に位置するプリフォーム41を取得し、その後、前記取得ユニット34を駆動させて上に向けて移動させて前記プリフォーム41を前記位置決め部材14から脱離させる。続いて、前記スライドブロック33が前記材料供給位置Cまで滑動すると、前記プリフォーム41が次の加工区まで伝送される(図4参照)。また、本実施形態では、前記スライドブロック33は駆動機構(図示せず)に連動されて前記レール32に沿って往復移動し、前記取得ユニット34は気圧吸引方式により前記位置決め部材14のプリフォーム41を取得し、且つ前記コンベヤー12は前記材料取得位置Bの横に位置決め機構51が設置される。前記位置決め機構51は前記コンベヤー12の位置決め部材14の方向に向けて押し出される押出部材52を有し、前記押出部材52は前記位置決め部材14の押し部147に対して設置される。図5及び図6に示すように、前記材料取得位置Bに進入する位置決め部材14は先ず前記押出部材52により押し出され、前記材料取得位置Bに位置される位置決め部材14は前記長孔142に沿って滑動すると共に前記長孔142の一側の内縁に当着して定位される。前記材料取得位置Bに位置される位置決め部材14が前記長孔142の一側の内縁に当着すると、前記材料取得位置Bに位置する位置決め部材14及び前記材料取得位置Bの上方に位置する取得ユニット34が同一の軸心部Dに位置し(図3参照)、前記取得ユニット34が下に向けて移動する際に、前記材料取得位置Bに位置する位置決め部材14のプリフォーム41を確実に取得する。
また、本実施形態では、前記搬送台11にクリーン機構61がさらに設置され、前記クリーン機構61は前記コンベヤー12が前記材料取得位置Bに進入する前の横の位置に位置し、前記クリーン機構61は前記コンベヤー12に横に跨るブラシ部62を有する。前記ブラシ部62は前記位置決め部材14の押し部147に対応するように設置され、前記材料取得位置Bに進入する前の位置決め部材14は、その押し部147が先ず前記クリーン機構61のブラシ部62により表面のごみが掃き出され、その後、前記位置決め機構51の押出部材52に連結されるさいの精密度を確保させる。
上述の構造で構成される本考案は、プリフォーム41が各前記位置決め部材14の挿設端145に等間隔で挿設され、各プリフォーム41の輸送過程において、相互にぶつかって表面が損傷しないようにし、後続のブロー成形での歩留りを確保することができる。また、前記材料取得装置31の取得ユニット34はプリフォーム41を取得する前に、本考案に係る位置決め機構51により提供される定位作用及び前記クリーン機構61により提供される清掃作用により、前記位置決め部材14のプリフォーム41及び前記材料取得位置Bの上方に位置される取得ユニット34が同一の軸心部Dに確実に位置され、前記位置決め部材14のプリフォーム41の位置を確保する。これにより、プリフォーム41の位置が不正確になり作業効率が低下する問題を有効に解決する。
本考案の他の実施形態のプリフォームの位置決め伝送装置について、図7を参照しながら説明する。上述の実施形態との差異は、前記搬送台11には2つのコンベヤー12が並設され、且つ前記2つのコンベヤー12には複数の位置決め部材14がそれぞれ設置され、前記材料取得装置31の取得ユニット34、前記位置決め機構51及び前記クリーン機構61の数量は一緒に増加して2つになり、前記2つのコンベヤー12の位置決め部材14にそれぞれ対応し、これにより、本考案の伝送効率が2倍になる点である。
上述の実施形態は本考案の技術思想及び特徴を説明するためのものにすぎず、当該技術分野を熟知する者に本考案の内容を理解させると共にこれをもって実施させることを目的とし、本考案の特許請求の範囲を限定するものではない。従って、本考案の精神を逸脱せずに行う各種の同様の効果をもつ改良又は変更は、後述の請求項に含まれるものとする。
11 搬送台
12 コンベヤー
121 外周面
13 保護板
14 位置決め部材
141 台座
143 ピラー
142 長孔
144 組立端
145 挿設端
146 フランジ
147 押し部
21 駆動セット
31 材料取得装置
32 レール
33 スライドブロック
34 取得ユニット
41 プリフォーム
42 開口端
51 位置決め機構
52 押出部材
61 クリーン機構
62 ブラシ部
伝送方向 A
材料取得位置 B
材料供給位置 C
軸心部 D
12 コンベヤー
121 外周面
13 保護板
14 位置決め部材
141 台座
143 ピラー
142 長孔
144 組立端
145 挿設端
146 フランジ
147 押し部
21 駆動セット
31 材料取得装置
32 レール
33 スライドブロック
34 取得ユニット
41 プリフォーム
42 開口端
51 位置決め機構
52 押出部材
61 クリーン機構
62 ブラシ部
伝送方向 A
材料取得位置 B
材料供給位置 C
軸心部 D
Claims (5)
- 少なくとも1つのコンベヤーを有し、前記コンベヤーは伝送方向に沿って延伸され、搬送台に周設され、且つ前記コンベヤーは外に向ける物体を積載する端面に外周面が画定され、前記外周面には前記伝送方向に沿って複数の位置決め部材が間隔を空けて設置され、且つ各前記位置決め部材はそれぞれプリフォームの開口端に対して挿設され、各前記位置決め部材のプリフォームは前記コンベヤーの伝送に従って材料取得位置に順に進入する搬送台と、
前記コンベヤーに連結されると共に前記コンベヤーを駆動させて前記伝送方向に沿って循環して回動させる駆動セットと、
前記コンベヤーの上方に架設され、下に向けて移動して前記位置決め部材に設けられるプリフォームを取得して次の加工区まで伝送させる材料取得装置とを備えることを特徴とするプリフォームの位置決め伝送装置。 - 各前記位置決め部材は前記伝送方向に沿って前記コンベヤーの外周面に等間隔で設置されることを特徴とする、請求項1に記載のプリフォームの位置決め伝送装置。
- 前記コンベヤーは前記材料取得位置の横の位置に位置決め機構が設置され、前記位置決め機構は前記材料取得位置に位置される位置決め部材方向に向けて押し出される押出部材を有し、前記押出部材が前記材料取得位置に位置される位置決め部材に定位されることを特徴とする、請求項1に記載のプリフォームの位置決め伝送装置。
- 各前記位置決め部材は台座及びピラーでそれぞれ構成され、前記台座は前記コンベヤーの外周面に固設され、且つ前記台座は前記外周面とは反対の端面に長孔が開設され、前記ピラーは組立端及び前記組立端の反対方向に延伸される挿設端を有し、前記ピラーは組立端が相対的に前記長孔に滑動可能に設置され、且つ前記ピラーは前記台座の外に露出されると共に相対的に前記挿設端の下方の周縁には押し部が形成されて、前記押出部材は前記位置決め部材の押し部に対応するように設置され、前記材料取得装置はレールを有し、且つ前記レールには前記レールに沿って前記材料取得位置の上方と材料供給位置との間で往復滑動動作を行うスライドブロックが設置され、前記スライドブロックには下に向けて前記材料取得位置まで移動する取得ユニットが設置され、且つ前記材料取得位置に進入する位置決め部材は先ず前記押出部材に押し出され、前記材料取得位置に位置する位置決め部材が前記長孔に沿って滑動すると共に前記長孔の一側の内縁に当着されて定位され、また、前記材料取得位置に位置する位置決め部材が前記長孔の内縁に当着されると、前記材料取得位置に位置する位置決め部材及び前記材料取得位置の上方に位置される取得ユニットは同一の軸心線に位置することを特徴とする、請求項3に記載のプリフォームの位置決め伝送装置。
- 前記搬送台にはクリーン機構がさらに設置され、前記クリーン機構は前記コンベヤーが前記材料取得位置に進入する前の横の位置に位置し、前記クリーン機構は前記コンベヤーに横に跨るブラシ部を有し、前記ブラシ部は前記位置決め部材の押し部に対応するように設置され、前記材料取得位置に進入する前の位置決め部材は、その押し部が先ず前記クリーン機構のブラシ部により表面のごみが掃き出されることを特徴とする、請求項4に記載のプリフォームの位置決め伝送装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN113602807A (zh) * | 2021-07-29 | 2021-11-05 | 怀化市新谱乐器有限公司 | 一种便于节拍器组装配合装置 |
CN114260378A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-04-01 | 合肥锦利丰机械有限公司 | 一种空调管线过滤器生产线 |
CN114380002A (zh) * | 2022-01-18 | 2022-04-22 | 南京巨龙钢管有限公司 | 一种机械自动化零配件加工取料送料装置 |
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