JP3201347U - 裂損防止付き紙容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性及び安全性の高い裂損防止付き紙容器を提供する。【解決手段】本考案の裂損防止付き紙容器200は、ラミネート紙から形成され、紙容器本体20及び蓋体30を含む。紙容器本体20は、収容空間21及び開口22を有する。紙容器本体20の開口22部分には、シール部23が外側に向かって形成される。シール部23の上表面は、シール面24である。シール面24上の開口22に近い内縁部分には、開口22を取り囲む複数のパターンユニット25が形成される。蓋体30は、シール面24上に緊密に結合されて収容空間21を密封する。【選択図】図2A

Description

本考案は、紙容器に関し、特に、複数のパターンユニットを有する裂損防止付き紙容器に関する。
現代人は、経済が発展し、生活様式が変化するにつれ、外食する頻度が高くなっている。多くの外食産業において、消費者に対して迅速なサービスを提供すると共に、環境を汚染しないようにするために、包装、携帯及び使用に便利であり、使用後に廃棄しても環境に自然分解されやすい紙容器が多く使用されている。特に、防水で中身が漏れない食品又は飲料用の紙容器は、多くの外食産業で使用されている。
図1A及び図1Bを参照する。図1Aは、従来のカップ構造100を示す斜視図であり、図1Bは、図1Aの円部分を示す断面図である。飲料又は食品に含まれる水分によって紙製カップ10から中身が漏れたり、破損したりしないようにするために、紙製カップ10の内壁及び開口部分の蓋体12が接合される接合面には、一層のフィルム11が設置又は貼設される。また、密封効果を実現し、中身が漏れるのを防止するために、従来のカップ構造100においては、ホットメルト技術によってプラスチック製の蓋体12が紙製カップ10上の開口部分に溶接される。即ち、蓋体12は、紙製カップ10の開口部分に溶接される際、実際は接合部分のフィルム11と相互に溶接される。
しかし、一般に、プラスチック材料の相互間における接合強度は、プラスチック材料と紙材料の繊維との間の結合強度より強いため、ユーザが紙製カップ10の開口部分に溶接された蓋体12を開ける際、紙製カップ10の接合面上のフィルム11が裂損しやすい。また、紙製カップ10の内壁は、開口部分からカップの中心方向に下方に傾斜しているため、蓋体12が開口部分まで開けられると、紙製カップ10の内壁の開口付近のフィルム11も蓋体12によって引っ張られて裂損する。
紙製カップ10の開口部分付近のフィルム11が破損することにより、紙製カップ10内の食品又は飲料が破損部分から漏れたり流出したりし、漏れたり流出したりした食品又は飲料によってユーザの身体又は環境が汚染されたり、高温の食品又は飲料によってユーザが火傷をしたりする虞がある。
上述の欠点に鑑み、従来のカップ構造100の信頼性及び安全性を高めることが求められていた。
特開平9−221157号公報
本考案の目的は、従来技術におけるカップ内部のフィルムが裂損及び破損してカップ内に収容された食品又は飲料が漏れたり流出したりし、ユーザの身体又は環境が汚染されたり、ユーザが火傷をしたりするのを防止することができ、カップ構造の信頼性及び安全性を高めることができる裂損防止付き紙容器を提供することにある。
上述の課題を解決するために、本考案の裂損防止付き紙容器は、ラミネート紙から形成され、紙容器本体及び蓋体を含む。紙容器本体は、収容空間及び開口を有する。紙容器本体の開口部分には、シール部が外側に向かって形成される。シール部の上表面は、シール面である。シール面上の開口に近い内縁部分には、開口を取り囲む複数のパターンユニットが形成される。蓋体は、シール面上に緊密に結合されて収容空間を密封する。
本考案の裂損防止付き紙容器により、以下(1)及び(2)に示す効果を実現することができる。
(1)蓋体を開ける際に紙容器の開口部分のフィルムが裂損、及びそれから派生
する破損する問題を改善することができるため、紙容器の信頼性を高めることができる。
(2)紙容器の安全性を高め、環境保護及びユーザの安全を確保することができる。
従来のカップ構造を示す斜視図である。 図1Aの円部分を示す断面図である。 本考案の裂損防止付き紙容器を示す斜視図である。 本考案の裂損防止付き紙容器のシール面及びパターンユニットを示す平面図である。 本考案の裂損防止付き紙容器のシール面、パターンユニット及び裂損防止溝を示す平面図である。 図2Cの線AAに沿った断面図である。 図2Cの円部分を示す拡大図である。 本考案の紙容器のもう1つのシール面及びパターンユニットを示す平面図である。 本考案の裂損防止付き紙容器のもう1つのシール面、パターンユニット及び裂損防止溝を示す平面図である。 図3Bの線BBに沿った断面図である。 図3Bの円部分を示す拡大図である。
当業者が本考案の明細書、実用新案登録請求の範囲および図面に基づいて本考案の目的および長所を簡単に理解できるようにするために、以下に示す実施形態において本考案の詳細な特徴および長所を詳細に述べる。
図2A〜図3Dに示すように、本考案は、破損防止及び裂損防止の溝付き紙容器200を提供するものである。本考案の裂損防止付き紙容器200は、ラミネート紙から形成され、紙容器本体20と、紙容器本体20の開口22上に緊密に結合される蓋体30と、を含む。
紙容器本体20は、収容空間21及び開口22を有する。収容空間21は、食品又は飲料を収容する空間として用いられる。開口22は、食品又は飲料を収容空間21に収容する際の通路であり、ユーザが収容空間21内の食品又は飲料を取り出す際の出口として用いられる。
紙容器本体20の開口22部分には、環状で平板状のシール部23が外側に形成される。シール面24は、シール部23の上表面であり、即ち、蓋体30と紙容器本体20とが結合される位置である。シール面24上の開口22に近い内縁部分には、開口22を取り囲んで配列する複数のパターンユニット25が形成される。
図2D及び図3Cに示すように、裂損防止付き紙容器200が防水機能を実現するために、裂損防止付き紙容器200は、ラミネート紙から形成される。即ち、紙容器本体20の壁面及びシール面24の表面上には、防水のフィルム27が形成される。
蓋体30もラミネート紙から形成され、ホットメルト溶接によってシール面24上に緊密に結合され、収容空間21の開口22部分を密封し、食品又は飲料を収容空間21中に密封する。これにより、ユーザは、食品又は飲料が収容された裂損防止付き紙容器200を便利に携帯することができ、ユーザの動作によって食品又は飲料が揺動しても裂損防止付き紙容器200から漏れたり流出したりしないため、ユーザに極めて高い利便性及び信頼性を提供することができる。
図2A〜図3Dに示すように、シール面24上には、複数のパターンユニット25が形成される。パターンユニット25の高さ、輪郭形状、方向、配列方式などにより、シール面24は、複数の小領域に分割される。これにより、蓋体30がユーザに開けられる過程において、蓋体30によってシール面24が引っ張られて損壊した場合でも、損壊範囲がシール面24の大範囲又は全体に及ぶことがなく、分割された小領域に止めることができる。
高さに関して述べると、パターンユニット25は、凹陥状又は突起状、或いは、凹陥状及び突起状が混合して分布する態様にすることができる。輪郭形状に関して述べると、複数のパターンユニット25中、少なくとも1つのパターンユニット25は、帯状構造又は不規則構造を呈する。方向又は配列方式について述べると、複数のパターンユニット25は、規則的に配列する態様又は不規則に配列する態様にすることができる。これらの様々な高さ、輪郭形状、方向及び配列方式を有するパターンユニット25は、圧印、スタンピングなどの技術によってシール部23上に簡単に製造することができる。
複数のパターンユニット25は、凹凸方向、輪郭形状及び配列方式が如何なるものであっても、同一の製造方法によってシール部23上に簡単に制作することができるため、ここでは、規則的に配列し、凹陥した帯状の形態のみを例示して説明を行う。
図2A及び図2Bに示すパターンユニット25は、凹陥した帯状の構造を呈し、開口22を取り囲むように平行に規則的に配列して構成される。
また、図3Aに示す実施形態においては、パターンユニット25が凹陥した帯状の構造を呈し、複数のパターンユニット25は、2組の帯状構造から構成され、各組の帯状構造は、開口22の辺縁と同一の挟角を呈する複数の帯状ユニットを含む。この2組の帯状構造の配列方式は、異なる方向を向くため、各組の帯状構造中の各帯状ユニットは、他の帯状構造中の少なくとも1つの帯状ユニットと互いに交差し、開口22を取り囲んで規則的に配列する。
図2C〜図2E、図3B〜図3Dに示すように、シール部23には、少なくとも1つの凹陥する裂損防止溝26が形成される。裂損防止溝26は、複数のパターンユニット25の外側の位置に環状に設置される。パターンユニット25と同様に、裂損防止溝26は、圧印、スタンピングなどの技術によってシール部23上に簡単に製造することができる。
裂損防止溝26の構造は、立体状を呈するため、構造強度が外縁付近部分の環状の平板状の部位より高い。これにより、裂損防止付き紙容器200は、ユーザの不注意によってシール部23自身又はシール面24上のフィルム27が外縁から裂損し始め、裂け目が裂損防止溝26の位置まで延伸した場合でも、裂損防止溝26の立体構造が高い構造強度を提供するため、裂け目が裂損防止溝26を越えにくく、裂け目が開口22部分まで延伸したり、紙容器本体20の壁面まで延伸したりすることがないため、収容空間21に収容された食品又は飲料が漏れたり、流出したりするのを防止することができる。
図2A〜図3Dに示すように、開口22を取り囲むようにパターンユニット25が設置され、パターンユニット25の構造が立体構造であるため、ホットメルト溶接の方式によって結合される蓋体30とシール面24との結合方式が従来技術のように完全で連続した平面上に結合されるのではなく、パターンユニット25の設計に基づいて形成されるシール面24の平面上の複数の小面積領域に結合される。
即ち、蓋体30底面とシール面24との結合部分が完全な環状の平面ではなく、パターンユニット25によって分割された面積が小さい領域であるため、蓋体30がシール面24から剥がされる過程中、シール面24に被覆されるフィルム27が裂損又は破損し始めた場合でも、裂損又は破損が立体形状のパターンユニット25と平面との境界及び湾曲部分に到達すると阻止される上、小面積の範囲内に限定されるため、紙容器本体20の内壁表面上まで裂損又は破損が延伸しない。
これにより、収容空間21周辺のフィルム27が破損又は裂損するのを防止することができるため、破損又は裂損によって収容空間21に収容された食品又は飲料が漏れたり、流出したりするのを防止することができる。
即ち、本考案の裂損防止付き紙容器200は、紙容器内壁のフィルム27又はシール部23が裂損するのを防止し、収容空間21に収容された食品又は飲料が裂損又は破損した部分から漏れたり、流出したりして環境を汚染したり、ユーザが火傷したりするのを防止することができ、紙容器の信頼性及び安全性を大幅に高め、環境保護を実現し、ユーザの安全性を確保することができる。
上述の実施形態は本考案の特徴を説明するためのものであり、その目的は、当業者に本考案の内容を理解させて実施できるようにすることにあり、本考案の実用新案登録請求の範囲を限定するものではなく、本考案の主旨を逸脱しない範囲における同等効果の修飾または変更は、全て本考案の実用新案登録請求の範囲に含まれる。
100 従来のカップ構造
10 紙製カップ
11 フィルム
12 蓋体
200 裂損防止付き紙容器
20 紙容器本体
21 収容空間
22 開口
23 シール部
24 シール面
25 パターンユニット
26 裂損防止溝
27 フィルム
30 蓋体

Claims (8)

  1. ラミネート紙から形成され、紙容器本体及び蓋体を備える裂損防止付き紙容器であって、
    前記紙容器本体は、収容空間及び開口を有し、前記紙容器本体の開口部分には、シール部が外側に向かって形成され、前記シール部の上表面は、シール面であり、前記シール面上の前記開口に近い内縁部分には、前記開口を取り囲む複数のパターンユニットが形成され、
    前記蓋体は、前記シール面上に緊密に結合されて前記収容空間を密封することを特徴とする裂損防止付き紙容器。
  2. 前記シール部には、少なくとも1つの凹陥した裂損防止溝が形成され、前記裂損防止溝は、前記複数のパターンユニットの外側を取り囲むことを特徴とする請求項1に記載の裂損防止付き紙容器。
  3. 前記複数のパターンユニットは、凹陥状を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
  4. 前記複数のパターンユニットは、突起状を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
  5. 前記複数のパターンユニットは、凹陥状及び突起状が混合分布することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
  6. 前記少なくとも1つのパターンユニットは、帯状構造を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
  7. 前記少なくとも1つのパターンユニットは、不規則構造を呈することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
  8. 前記複数のパターンユニットは、不規則に配列することを特徴とする請求項1又は2に記載の裂損防止付き紙容器。
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