JP3201252U - ドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却ユニットの構造を簡素化できるドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置を提供する。【解決手段】ドレンパン101は、パン本体10と、パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造11とを備える。パン本体は中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜し、支え面となる上面12と、下面と排水孔14を有する。冷却ユニットは、熱交換コイル管ケースと、機械室と、前記ドレンパンとを備える。ドレンパンの上面は、取り付け孔15を介して、熱交換コイル管ケースを支持し、ドレンパンは、機械室の上に配置されており、機械室は、着脱可能な外周部品を有する。冷却装置はこの冷却ユニットを2つ以上備える。【選択図】図1

Description

考案の詳細な説明
[技術分野]
本考案は、冷却技術に関する。具体的には、ドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置に関する。
[背景]
空冷技術による冷却装置は室内の冷却に広く適用されている。空冷技術による冷却装置は通常、並行して配列された複数の冷却ユニットを備えてもよい。それぞれの冷却ユニットは、熱交換コイル管ケースと、コイル管支持パネルと、ドレンパンと、機械室とを備えてもよい。
現在、冷却装置においては、通常、熱交換コイル管ケースの片側又は両側に平面体の構造とされるドレンパンが1つ以上設けられ、熱交換コイル管ケースから排出された水を収集し、積水及び排水の機能を果たす。コイル管支持パネルは、熱交換コイル管ケースを支持するためのものであり、機械室の上に配置される。
このように、現行技術においては、熱交換コイル管ケースを支持するために、コイル管支持パネルを個別に設ける必要があるため、冷却ユニットの構造を複雑化させる。
[要約]
本考案は、ドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置を提供し、冷却ユニットの構造を簡素化させることができる。
本考案は、パン本体と、前記パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造とを備える、ドレンパンを提供し、
前記パン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、
前記パン本体は、支え面となる上面と、下面とを有し、
前記パン本体には、排水孔を有する。
前記パン本体は、「
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は「
」状の構造体とされることが好ましい。
なお、前記排水孔は、2個以上あり、前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端に設けられている。
本考案はさらに、熱交換コイル管ケースと、機械室と、本考案に係るいずれかのドレンパンとを備える、冷却ユニットを提供する。
前記ドレンパンの前記上面は、前記熱交換コイル管ケースを支持し、
前記ドレンパンは、前記機械室の上に配置され、
前記機械室は、着脱可能な外周部品を有する。
前記熱交換コイル管ケースは、「
」状の構造体とされることが好ましい。
前記ドレンパンの前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端は、前記ドレンパンによって前記熱交換コイル管ケースの底部構造を形成するように、それぞれ前記熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されている。
前記ドレンパンは、サポートメンバーを介して前記機械室の上に配置されてもよい。
前記サポートメンバーは、両端横ビームと、前記両端横ビームの間に配置された1本以上の中間ビームと、を備えることが好ましい。
そのうち、前記サポートメンバーの前記両端横ビームは、前記機械室の両端横ビームとして兼用される。
前記サポートメンバーの前記中間ビームは、前記機械室の中間ビームとして兼用される。
前記ドレンパンの前記パン本体が「
」状の構造体となる場合、
前記サポートメンバーの前記中間ビームは「
」状の構造体とされ、該「
」状の構造体は、前記ドレンパンを配置するために、上面が前記パン本体の前記下面に合わさるようにされてもよい。
前記機械室は、ユニット室を2つ以上有することが好ましい。それぞれのユニット室の外周部品としては、着脱可能な上面パネルと、着脱可能な下面パネルと、着脱可能な支持ビームとを有することが好ましい。
本考案はさらに、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える冷却装置を提供する。
このように、本考案において、ドレンパンのパン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされて、ドレンパンの上面は、支え面として熱交換コイル管ケースを支持可能である。そのため、熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がなく、冷却ユニットの構造は簡素化される。
また、本考案においては、機械室の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニットを取り付ける際に、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求により設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上において、機械室における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する冷却ユニットの間の空きスペースをさらに拡大させることができ、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。こうして、機械室の外周部品を全て取り外すことができる実現手段
に基づいて、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができ、冷却装置を配置するためのスペースを縮小させる。これによって、冷却装置は、より多くの、スペースへの制限がある業務に適用されることができ、その実用性が大いに高まる。
本考案の実施例又は現行技術における技術考案についてより明確に説明するために、実施例又は現行技術で用いられる図面を簡単に説明する。ただし、下記の図面は本考案における一部の実施例にすぎない。当業者にとっては、創造的な労力が要らない前提において、これらの図面に示す実施例から、他の実施例や図面を想到できることは言うまでもない。
本考案の1つの実施例におけるドレンパンの斜視図である。 本考案の1つの実施例におけるドレンパンの側面図である。 本考案の1つの実施例における冷却ユニットを示す図である。 本考案の1つの実施例における、熱交換コイル管ケースの分解構造を示す図である。 本考案の1つの実施例における、冷却ユニットがサポートメンバーを備える例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の上面パネルが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の下面パネルが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の支持ビームが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における冷却装置を示す図である。
なお、各図面において類似した符号はそれぞれ対応づけられた部材を表す。
本考案の1つの実施例はドレンパンを提供する。該ドレンパンは、パン本体と、前記パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造と、を備える。
そのうち、パン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、
パン本体は、支え面となる上面と、下面とを有し、
前記ドレンパンには、排水孔を有する。
こうして、本考案の当該実施例において、ドレンパンのパン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体にされ、ドレンパンの上面は、支え面として熱交換コイル管ケースを支持することができる。そのため、ドレンパンは、本来の積水及び排水の機能を備えるのみならず、支持機能も果たすようになる。これによって、冷却ユニットにおいて熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がない。冷却ユニットとしては、構造も簡素化され、実用性も高まる。
本考案の各実施例において、パン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされるのは、異なった実現手段によって実現されてもよい。そのうち、1つの実施例において、好ましい実現手段としては、パン本体が「
」状の構造体に設けられることである。他の実施例において、パン本体は、アーチ状の
構造体、又は「
」状の構造体に設けられてもよい。このような「
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は「
」状の構造体に基づき、熱交換コイル管ケースから排出された水は、より効果的にドレンパンの両端へ導かれ、排出されることができる。そのため、ドレンパンの積水及び排水の機能は高まる。その一方、このような「
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は「
」状の構造体に基づき、ドレンパンにさらに強い支持機能を持たせるようになる。
本考案の実施例において、ドレンパンのパン本体は、例えば、上記の「
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は「
」状の構造体のように中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされてもよい。そのため、1つの実施例においては、これと対応して、ドレンパンの排水孔を、2つ以上設け、パン本体における中心軸の方向に沿った両端に設けてもよい。これによって、パン本体における中心の高い所から両端の低い所に落下された水は、より効果的に排出されることができる。
本考案の各実施例に係るドレンパンに基づき、本考案の1つの実施例においてはさらに、熱交換コイル管ケースと、機械室と、本考案に係るいずれかのドレンパンと、を備える冷却ユニットを提供する。
そのうち、ドレンパンの上面は、熱交換コイル管ケースを支持し、
前記ドレンパンは、前記機械室の上に配置され、
機械室は、着脱可能な外周部品を有する。
このように、本考案の実施例に係る冷却ユニットにおいて、ドレンパンの上面が熱交換コイル管ケースを支持するように用いられるため、本来積水及び排水のみの機能を果たすドレンパンは、さらに熱交換コイル管ケースを支持するように用いられるようになる。冷却ユニットにおいて本来熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを省くことができる。従って、冷却ユニットにおいては、構造が簡素化され、加工工程が簡単になり、実用性が高まる。
また、本考案の実施例に係る冷却ユニットにおいて、機械室の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニットを取り付ける際に、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求により設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上にお
いて、機械室における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する冷却ユニットの間の空きスペースをさらに拡大させることができる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。
本考案に係る冷却ユニットの1つの実施例において、熱交換コイル管ケースは「
」状の構造体とされてもよい。この種の構造体に対応して、ドレンパンのパン本体における中心軸の方向に沿った両端は、ドレンパンによって熱交換コイル管ケースの底部構造を形成するように、それぞれ熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されていてもよい。これによって、熱交換コイル管ケースに底部構造を個別に設ける必要がなく、冷却ユニットの構造はさらに簡素化される。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、ドレンパンと機械室との間にはサポートメンバーがさらに設けられ、ドレンパンは、サポートメンバーを介して機械室の上に配置されてもよい。
冷却ユニットの内部構成をより簡素化するために、サポートメンバーは、機械室の一部の構成として兼用されてもよい。例えば、一つの好ましい形態として、サポートメンバーは、両端横ビームと、両端横ビームの間に配置された1本以上の中間ビームとを備える。
そのうち、サポートメンバーの両端横ビームは、機械室の両端横ビームとして兼用されてもよく、
サポートメンバーの中間ビームは、機械室の中間ビームとして兼用されてもよい。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、本考案に係る冷却ユニットは、1つの実施例において、サポートメンバーの上部構造とドレンパンの下部構造とが合わせるようにされてもよい。例えば、1つの実現手段として、ドレンパンのパン本体が「
」状の構造体にされ、サポートメンバーの中間ビームが「
」状の構造体にされ、該「
」状の構造体の上面は、ドレンパンをよりよく配置するために、パン本体の下面と合わせるようにされてもよい。
本考案に係る冷却ユニットの1つの実施例において、機械室は、ブロック構造とされてもよい。これによって、生産、組立及び修理の面において便利になる。この場合、機械室はユニット室を2つ以上有し、それぞれのユニット室の外周部品としては、着脱可能な上面パネルと、着脱可能な下面パネルと、着脱可能な支持ビームとを有するようにされてもよい。
本考案の各実施例に係る冷却ユニットに基づき、本考案はさらに、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える、冷却装置を提供する。
図面を参照して本考案の各実施例についてより詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の1つの実施例において、ドレンパン101は、「

」状の構造体とされるパン本体10と、パン本体10の外周に沿って設けられたせき板構造11とを備える。そのうち、ドレンパン10は、支え面となる上面12と下面13とを有し、1つを超えた排水孔14を有する。
図1及び図2に示すドレンパン101においては、パン本体10の上面12が冷却ユニットにおける熱交換コイル管ケースを支持するためのものであり、冷却ユニットにおいて熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がない。

」状の構造体とされるパン本体10は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している平面傾斜構造に形成され、より様々な用途に適用されうる。例えば、ドレンパン101によって支えられる熱交換コイル管ケースが「
」状の構造体となる場合、ドレンパン101のパン本体10における中心軸の方向に沿った両端は、それぞれ熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されるようにされる。例えば、図1に示す取り付け孔15により、熱交換コイル管ケースの両側のパネルがパン本体10における中心軸の方向に沿った両端に連結されてもよい。
図1及び図2に示すように、1つの実施例において、ドレンパン101における1つを超えた排水孔14は、それぞれ、パン本体10における中心軸の方向に沿った両端に配置されてもよい。このような排水孔14の取り付け方はさらに優れた排水機能を提供できる。
図1及び図2に示すドレンパン101においては、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースへの強固な支持が形成されうる。それとともに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースの底部構造を形成することもでき、熱交換コイル管ケースに底部構造を個別に設ける工程が省かれる。さらに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースから排出された水は、より効果的に上面12を介してドレンパン101の両端へ導かれ、排水孔14を介して排出されることもできる。このように、本考案の1つの実施例に係るドレンパン101は、少なくとも複数の業務ニーズに満たすことができ、さらに高い実用性を備える。
上記の図1及び図2に示す本考案のドレンパン101は、本考案に係るドレンパンにおける好ましい実現手段の一つにすぎない。本考案に係るドレンパンとしては、他の実現手段によって実現されてもよい。例えば、上記の図1及び図2に示す構造の上で、変更を行ってもよい。例えば、パン本体10を、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している他の構造体に取り替えてもよい。例えばアーチ状の構造体、即ち中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している曲面傾斜の構造体とされてもよい。パン本体の詳しい構造形式は限定されない。例えば、「
」状の構造体などとされてもよい。パン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下
へ傾斜している構造体とされ、且つドレンパンが積水、排水、及び熱交換コイル管ケースへの支持の機能を備えるということに満たせばよい。
さらに、図1及び図2に示す排水孔14の数は、実際のニーズに応じて増減されてもよい。また、パン本体10における排水孔14の位置及び寸法なども実際のニーズに応じて変更されてもよい。
本考案に係るいずれかのドレンパンに基づき、本考案の1つの実施例はさらに冷却ユニットを提供する。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30は、熱交換コイル管ケース301と、機械室302と、ドレンパン101とを備える。
そのうち、ドレンパン101のパン本体10の上面12は、熱交換コイル管ケース301を支持し、
ドレンパン101は、機械室302の上に配置され、
機械室302は、着脱可能な外周部品を有する。
図3に示すように、本考案の実施例に係る冷却ユニット30において、熱交換コイル管ケース301を支持するためのコイル管支持パネルを個別に設けず、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301が支持される。そのため、冷却ユニット30の構造は簡素化される。
図3に示すように、本考案の実施例において、機械室302の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニット30を取り付ける際に、隣接する2つの冷却ユニット30の間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求に応じて設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上において、機械室302における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する2つの冷却ユニット30の間の空きスペースをさらに拡大させることができる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、熱交換コイル管ケース301は「

」状の構造体とされる。
熱交換コイル管ケース301が「
」状の構造体となる場合、冷却ユニット30における好ましい実現手段の一つとして、熱交換コイル管ケース301の底部構造を個別に設けず、ドレンパン101を熱交換コイル管ケース301の底部構造として用いるようにされる。例えば、図1〜図4に示すように、熱交換コイル管ケース301は、頂部構造41と、コイル管42と、両側のパネル43、44とを有する。ドレンパン101のパン本体10における中心軸の方向に沿った両端は、それぞれ熱交換コイル管ケース301の両側パネル43、44に連結される。例えば、図1に示す取り付け孔15を介して、熱交換コイル管ケース301の両側パネル43、44がパン本体10に締結されてもよい。そのため、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301の底部構造を形成する。
図4に示すように、熱交換コイル管ケース301は、全体構造として着脱できる。例え
ば、頂部構造41が着脱可能に両側パネル43、44に装着され、そして、両側パネル43、44が着脱可能に熱交換コイル管ケース301の底部構造とされるドレンパン101に装着される。
このように、本考案に係る冷却ユニット30において、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301への強固な支持が形成されうる。それとともに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケース301の底部構造を形成することもでき、熱交換コイル管ケース301に底部構造を個別に設ける工程が省かれる。さらに、ドレンパン101の構造によっては、熱交換コイル管ケース301から排出された水がより効果的にドレンパン101の両端へ導かれ、排出されることもできる。そのため、冷却ユニット30の実用性は大いに高まる。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30の機械室302は長方体の構造とされてもよい。
本考案の1つの実施例において、機械室302のうち、ストレスメンバー以外の、例えば端面のストレスビーム以外の金属板及び支持ビームは、全て着脱できる。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、冷却ユニットに係る実施例においてはさらに、ドレンパンと機械室との間に設けられたサポートメンバーを備え、ドレンパンがサポートメンバーを介して機械室の上に配置されてもよい。
図5に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30は、ドレンパン101と、熱交換コイル管ケース301と、機械室302と、サポートメンバーとを備える。
そのうち、サポートメンバーは、両端横ビーム51と、両端横ビーム51の間に配置された1本以上の中間ビーム52とを有する。例えば、図5に示すように、中間ビーム52を3本備える。
図5に示すように、本考案の1つの実施例において、サポートメンバーは兼用されてもよい。例えば、サポートメンバーの両端横ビーム51は機械室302の両端横ビームとして兼用されてもよく、サポートメンバーの中間ビーム52は機械室302の中間ビームとして兼用されてもよい。このような兼用構造によって、冷却ユニット30の内部構造はさらに簡素化される。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、本考案における冷却ユニット30に係る1つの実施例において、図5に示すように、サポートメンバーの中間ビーム52は「
」状の構造体とされてもよい。該「
」状の構造体の上面と「
」状の構造体とされるドレンパン101のパン本体10の下面13とは、例えば、締結具による連結やバックルによる連結等によって、しっかりと合わさるようにされることができる。これによって、ドレンパン101及びそれが支持する熱交換コイル管ケース301は、より強固に配置される。
本考案における1つのよりよい実施例において、機械室302はブロック構造とされてもよい。これによって、生産、取り付け、修理の面において便利になる。図6〜図8に示すように、例えば、機械室302は、ユニット室61を2つ以上有する。それぞれのユニット室61の外周部品としては、着脱可能な上面パネル62と、着脱可能な下面パネル71と、着脱可能な支持ビーム81とを有する。
機械室302がユニット室61を2つ以上有する場合、サポートメンバーは当該ユニット室61の一部の構造として兼用されてもよい。図5〜図8に示すように、サポートメンバーの両端横ビーム51及び中間ビーム52は、ユニット室61の枠体の一部分として兼用される。
図8に示すように、本考案の1つの実施例において、機械室302のストレスビーム82は、固定連結の形で機械室の本体に連結されてもよい。
上記図3〜図8に示す本考案の冷却ユニット30は、本考案に係る冷却ユニットの好ましい実現手段の一つにすぎない。本考案に係る冷却ユニットは他の実現手段によって実現されてもよい。例えば、上記図3〜図8に示す構造体の上で、変更を行ってもよい。例えば、長方体の構造とされる機械室302を菱状の構造体とされる機械室に取替える。又は、機械室302の一部の又は全部のストレスビーム82を着脱可能なストレスビームに取り替える。又は、サポートメンバーを備えなくてもよい。或はサポートメンバーを備えても、該サポートメンバーは機械室の一部の構造として兼用されなくてもよい。
本考案に係るいずれかの冷却ユニットに基づき、本考案の1つの実施例は、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える冷却装置も提供する。図9に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却装置は、図3〜図8に示す冷却ユニット30を2つ以上備える。
本考案の実施例に係る冷却装置においては、冷却ユニットにおける機械室の外周部品が全て着脱できる。例えば、図6〜図8に示すように、機械室302は、着脱可能な上面パネル62と、着脱可能な下面パネル71と、着脱可能な支持ビーム81とを有する。こうして、冷却ユニット30を取り付ける際に、隣接する2つの冷却ユニット30の間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができ、冷却装置の配置スペースを縮小させる。例えば、1つの実施例において、操作要求に応じて隣接する冷却ユニットにおける機械室の間の最小距離値は500mmとなる。これによって隣接する冷却ユニットの間において空きスペースが定められる。図9に示すように、本考案の実施例が適用された冷却ユニット30によって、隣接する2つの冷却ユニット30における機械室302の間に取っておくべき距離Lは200mmとされ、又は更に小さい数値とされることができる。つまり、所定された最小距離値500mmより小さくすることができる。実際の使用上において、隣接する冷却ユニット30における機械室302の間において取っておくべき距離Lが200mmであるが、機械室302における対応する外周部品を取り外すと、例えば修理の必要がある箇所における上面パネル62、下面パネル71、及び支持ビーム81を取り外すと、隣接する2つの冷却ユニット30における機械室302の間の距離Lは、大よそ500mmまで増加されうる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。本考案の実施例に係る冷却装置は、占められるスペースが更に小さくなり、より多くの、スペースへの制限がある業務に適用でき、その実用性が大いに高まる。
本考案に係る各実施例は、ニーズに応じて、任意に組み合わせることができる。このような組み合わせによって得られた技術考案も本考案の範囲内に含まれる。
本考案を逸脱しない範囲において、当業者によって、各種の変更や変型が行われてもよい。こうして、これらの変更や変型は、本考案の請求範囲及び請求範囲と同一である技術
範囲に属すれば、本考案に含まれる。
考案の詳細な説明
[技術分野]
本考案は、冷却技術に関する。具体的には、ドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置に関する。
[背景]
空冷技術による冷却装置は室内の冷却に広く適用されている。空冷技術による冷却装置は通常、並行して配列された複数の冷却ユニットを備えてもよい。それぞれの冷却ユニットは、熱交換コイル管ケースと、コイル管支持パネルと、ドレンパンと、機械室とを備えてもよい。
現在、冷却装置においては、通常、熱交換コイル管ケースの片側又は両側に平面体の構造とされるドレンパンが1つ以上設けられ、熱交換コイル管ケースから排出された水を収集し、積水及び排水の機能を果たす。コイル管支持パネルは、熱交換コイル管ケースを支持するためのものであり、機械室の上に配置される。
このように、現行技術においては、熱交換コイル管ケースを支持するために、コイル管支持パネルを個別に設ける必要があるため、冷却ユニットの構造を複雑化させる。
[要約]
本考案は、ドレンパン、冷却ユニット及び冷却装置を提供し、冷却ユニットの構造を簡素化させることができる。
本考案は、パン本体と、前記パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造とを備える、ドレンパンを提供し、
前記パン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、
前記パン本体は、支え面となる上面と、下面とを有し、
前記パン本体には、排水孔を有する。
前記パン本体は、長尺状の形状を有し、短辺の側を側面として側面視で三角状(
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は山状(
」状の構造体とされることが好ましい。
なお、前記排水孔は、2個以上あり、前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端に設けられている。
本考案はさらに、熱交換コイル管ケースと、機械室と、本考案に係るいずれかのドレンパンとを備える、冷却ユニットを提供する。
前記ドレンパンの前記上面は、前記熱交換コイル管ケースを支持し、
前記ドレンパンは、前記機械室の上に配置され、
前記機械室は、着脱可能な外周部品を有する。
前記熱交換コイル管ケースは、所定の方向からみた全体形状が逆台形状
」状の構造体とされることが好ましい。
前記ドレンパンの前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端は、前記ドレンパンによって前記熱交換コイル管ケースの底部構造を形成するように、それぞれ前記熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されている。
前記ドレンパンは、サポートメンバーを介して前記機械室の上に配置されてもよい。
前記サポートメンバーは、両端横ビームと、前記両端横ビームの間に配置された1本以上の中間ビームと、を備えることが好ましい。
そのうち、前記サポートメンバーの前記両端横ビームは、前記機械室の両端横ビームとして兼用される。
前記サポートメンバーの前記中間ビームは、前記機械室の中間ビームとして兼用される。
記サポートメンバーの前記中間ビームは、前記ドレンパンを配置するために、上面が前記パン本体の前記下面に合わさるようにされてもよい。前記ドレンパンの前記パン本体が三角状(「

」状)の構造体となる場合、一例では、前記サポートメンバーの前記中間ビームが、上面が三角状となる構造体(「

」状の構造体)にされてもよい。
前記機械室は、ユニット室を2つ以上有することが好ましい。それぞれのユニット室の外周部品としては、着脱可能な上面パネルと、着脱可能な下面パネルと、着脱可能な支持ビームとを有することが好ましい。
本考案はさらに、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える冷却装置を提供する。
このように、本考案において、ドレンパンのパン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされて、ドレンパンの上面は、支え面として熱交換コイル管ケースを支持可能である。そのため、熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がなく、冷却ユニットの構造は簡素化される。
また、本考案においては、機械室の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニットを取り付ける際に、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求により設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上において、機械室における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する冷却ユニットの間の空きスペースをさらに拡大させることができ、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。こうして、機械室の外周部品を全て取り外すことができる実現手段に基づいて、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができ、冷却装置を配置するためのスペースを縮小させる。これによって、冷却装置は、より多くの、スペースへの制限がある業務に適用されることができ、その実用性が大いに高まる。
本考案の実施例又は現行技術における技術考案についてより明確に説明するために、実施例又は現行技術で用いられる図面を簡単に説明する。ただし、下記の図面は本考案における一部の実施例にすぎない。当業者にとっては、創造的な労力が要らない前提において、これらの図面に示す実施例から、他の実施例や図面を想到できることは言うまでもない。
本考案の1つの実施例におけるドレンパンの斜視図である。 本考案の1つの実施例におけるドレンパンの側面図である。 本考案の1つの実施例における冷却ユニットを示す図である。 本考案の1つの実施例における、熱交換コイル管ケースの分解構造を示す図である。 本考案の1つの実施例における、冷却ユニットがサポートメンバーを備える例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の上面パネルが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の下面パネルが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における、機械室が2つ以上のユニット室からなり、且つそのユニット室の支持ビームが取り外しできる例を示す図である。 本考案の1つの実施例における冷却装置を示す図である。
なお、各図面において類似した符号はそれぞれ対応づけられた部材を表す。
本考案の1つの実施例はドレンパンを提供する。該ドレンパンは、パン本体と、前記パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造と、を備える。
そのうち、パン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、
パン本体は、支え面となる上面と、下面とを有し、
前記ドレンパンには、排水孔を有する。
こうして、本考案の当該実施例において、ドレンパンのパン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体にされ、ドレンパンの上面は、支え面として熱交換コイル管ケースを支持することができる。そのため、ドレンパンは、本来の積水及び排水の機能を備えるのみならず、支持機能も果たすようになる。これによって、冷却ユニットにおいて熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がない。冷却ユニットとしては、構造も簡素化され、実用性も高まる。
本考案の各実施例において、パン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされるのは、異なった実現手段によって実現されてもよい。そのうち、1つの実施例において、好ましい実現手段としては、パン本体が、長尺状の形状を有し、短辺の側を側面として側面視で三角状(
」状の構造体に設けられることである。他の実施例において、パン本体は、アーチ状の構造体、又は山状(
」状の構造体に設けられてもよい。このような三角状(
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は山状(
」状の構造体に基づき、熱交換コイル管ケースから排出された水は、より効果的にドレンパンの両端へ導かれ、排出されることができる。そのため、ドレンパンの積水及び排水の機能は高まる。その一方、このような三角状(
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は山状(
」状の構造体に基づき、ドレンパンにさらに強い支持機能を持たせるようになる。
本考案の実施例において、ドレンパンのパン本体は、例えば、上記の三角状(
」状の構造体やアーチ状の構造体、又は山状(
」状の構造体のように中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされてもよい。そのため、1つの実施例においては、これと対応して、ドレンパンの排水孔を、2つ以上設け、パン本体における中心軸の方向に沿った両端に設けてもよい。これによって、パン本体における中心の高い所から両端の低い所に落下された水は、より効果的に排出されることができる。
本考案の各実施例に係るドレンパンに基づき、本考案の1つの実施例においてはさらに、熱交換コイル管ケースと、機械室と、本考案に係るいずれかのドレンパンと、を備える冷却ユニットを提供する。
そのうち、ドレンパンの上面は、熱交換コイル管ケースを支持し、
前記ドレンパンは、前記機械室の上に配置され、
機械室は、着脱可能な外周部品を有する。
このように、本考案の実施例に係る冷却ユニットにおいて、ドレンパンの上面が熱交換コイル管ケースを支持するように用いられるため、本来積水及び排水のみの機能を果たすドレンパンは、さらに熱交換コイル管ケースを支持するように用いられるようになる。冷却ユニットにおいて本来熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを省くことができる。従って、冷却ユニットにおいては、構造が簡素化され、加工工程が簡単になり、実用性が高まる。
また、本考案の実施例に係る冷却ユニットにおいて、機械室の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニットを取り付ける際に、隣接する冷却ユニットの間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求により設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上において、機械室における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する冷却ユニットの間の空きスペースをさらに拡大させることができる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。
本考案に係る冷却ユニットの1つの実施例において、熱交換コイル管ケースは所定の方向からみた全体形状が逆台形状(
」状の構造体とされてもよい。この種の構造体に対応して、ドレンパンのパン本体における中心軸の方向に沿った両端は、ドレンパンによって熱交換コイル管ケースの底部構造を形成するように、それぞれ熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されていてもよい。これによって、熱交換コイル管ケースに底部構造を個別に設ける必要がなく、冷却ユニットの構造はさらに簡素化される。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、ドレンパンと機械室との間にはサポートメンバーがさらに設けられ、ドレンパンは、サポートメンバーを介して機械室の上に配置されてもよい。
冷却ユニットの内部構成をより簡素化するために、サポートメンバーは、機械室の一部の構成として兼用されてもよい。例えば、一つの好ましい形態として、サポートメンバーは、両端横ビームと、両端横ビームの間に配置された1本以上の中間ビームとを備える。
そのうち、サポートメンバーの両端横ビームは、機械室の両端横ビームとして兼用されてもよく、サポートメンバーの中間ビームは、機械室の中間ビームとして兼用されてもよい。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、本考案に係る冷却ユニットは、1つの実施例において、サポートメンバーの上部構造とドレンパンの下部構造とが合わせるようにされてもよい。例えば、1つの実現手段として、ドレンパンのパン本体が三角状(
」状の構造体にされ、サポートメンバーの中間ビームの上面は、ドレンパンをよりよく配置するために、パン本体の下面と合わるように構成されてもよい。一例では、サポートメンバーの中間ビームが、上面が三角状となる構造体(「

」状の構造体)にされてもよい。
本考案に係る冷却ユニットの1つの実施例において、機械室は、ブロック構造とされてもよい。これによって、生産、組立及び修理の面において便利になる。この場合、機械室はユニット室を2つ以上有し、それぞれのユニット室の外周部品としては、着脱可能な上面パネルと、着脱可能な下面パネルと、着脱可能な支持ビームとを有するようにされてもよい。
本考案の各実施例に係る冷却ユニットに基づき、本考案はさらに、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える、冷却装置を提供する。
図面を参照して本考案の各実施例についてより詳しく説明する。
図1及び図2に示すように、本考案の1つの実施例において、ドレンパン101は、三角状(
」状の構造体とされるパン本体10と、パン本体10の外周に沿って設けられたせき板構造11とを備える。そのうち、ドレンパン10は、支え面となる上面12と下面13とを有し、1つを超えた排水孔14を有する。
図1及び図2に示すドレンパン101においては、パン本体10の上面12が冷却ユニットにおける熱交換コイル管ケースを支持するためのものであり、冷却ユニットにおいて熱交換コイル管ケースを支持するためのコイル管支持パネルを個別に設ける必要がない。
三角状(
」状の構造体とされるパン本体10は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している平面傾斜構造に形成され、より様々な用途に適用されうる。例えば、ドレンパン101によって支えられる熱交換コイル管ケースが逆台形状(
」状の構造体となる場合、ドレンパン101のパン本体10における中心軸の方向に沿った両端は、それぞれ熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されるようにされる。例えば、図1に示す取り付け孔15により、熱交換コイル管ケースの両側のパネルがパン本体10における中心軸の方向に沿った両端に連結されてもよい。
図1及び図2に示すように、1つの実施例において、ドレンパン101における1つを超えた排水孔14は、それぞれ、パン本体10における中心軸の方向に沿った両端に配置されてもよい。このような排水孔14の取り付け方はさらに優れた排水機能を提供できる。
図1及び図2に示すドレンパン101においては、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースへの強固な支持が形成されうる。それとともに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースの底部構造を形成することもでき、熱交換コイル管ケースに底部構造を個別に設ける工程が省かれる。さらに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケースから排出された水は、より効果的に上面12を介してドレンパン101の両端へ導かれ、排水孔14を介して排出されることもできる。このように、本考案の1つの実施例に係るドレンパン101は、少なくとも複数の業務ニーズに満たすことができ、さらに高い実用性を備える。
上記の図1及び図2に示す本考案のドレンパン101は、本考案に係るドレンパンにおける好ましい実現手段の一つにすぎない。本考案に係るドレンパンとしては、他の実現手段によって実現されてもよい。例えば、上記の図1及び図2に示す構造の上で、変更を行ってもよい。例えば、パン本体10を、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している他の構造体に取り替えてもよい。例えばアーチ状の構造体、即ち中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している曲面傾斜の構造体とされてもよい。パン本体の詳しい構造形式は限定されない。例えば、山状(
」状の構造体などとされてもよい。パン本体が中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、且つドレンパンが積水、排水、及び熱交換コイル管ケースへの支持の機能を備えるということに満たせばよい。
さらに、図1及び図2に示す排水孔14の数は、実際のニーズに応じて増減されてもよい。また、パン本体10における排水孔14の位置及び寸法なども実際のニーズに応じて変更されてもよい。
本考案に係るいずれかのドレンパンに基づき、本考案の1つの実施例はさらに冷却ユニットを提供する。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30は、熱交換コイル管ケース301と、機械室302と、ドレンパン101とを備える。
そのうち、ドレンパン101のパン本体10の上面12は、熱交換コイル管ケース301を支持し、
ドレンパン101は、機械室302の上に配置され、
機械室302は、着脱可能な外周部品を有する。
図3に示すように、本考案の実施例に係る冷却ユニット30において、熱交換コイル管ケース301を支持するためのコイル管支持パネルを個別に設けず、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301が支持される。そのため、冷却ユニット30の構造は簡素化される。
図3に示すように、本考案の実施例において、機械室302の外周部品がすべて着脱できるため、冷却ユニット30を取り付ける際に、隣接する2つの冷却ユニット30の間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができる。つまり、当該取っておくべき空きスペースは、操作要求に応じて設定された最小の空きスペースより小さくなる。実際の使用上において、機械室302における対応する外周部品を取り外すことで、取っておくべき空きスペースの上に、隣接する2つの冷却ユニット30の間の空きスペースをさらに拡大させることができる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、熱交換コイル管ケース301は逆台形状(
」状の構造体とされる。
熱交換コイル管ケース301が逆台形状(
」状の構造体となる場合、冷却ユニット30における好ましい実現手段の一つとして、熱交換コイル管ケース301の底部構造を個別に設けず、ドレンパン101を熱交換コイル管ケース301の底部構造として用いるようにされる。例えば、図1〜図4に示すように、熱交換コイル管ケース301は、頂部構造41と、コイル管42と、両側のパネル43、44とを有する。ドレンパン101のパン本体10における中心軸の方向に沿った両端は、それぞれ熱交換コイル管ケース301の両側パネル43、44に連結される。例えば、図1に示す取り付け孔15を介して、熱交換コイル管ケース301の両側パネル43、44がパン本体10に締結されてもよい。そのため、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301の底部構造を形成する。
図4に示すように、熱交換コイル管ケース301は、全体構造として着脱できる。例え
ば、頂部構造41が着脱可能に両側パネル43、44に装着され、そして、両側パネル43、44が着脱可能に熱交換コイル管ケース301の底部構造とされるドレンパン101に装着される。
このように、本考案に係る冷却ユニット30において、ドレンパン101によって熱交換コイル管ケース301への強固な支持が形成されうる。それとともに、ドレンパン101によって、熱交換コイル管ケース301の底部構造を形成することもでき、熱交換コイル管ケース301に底部構造を個別に設ける工程が省かれる。さらに、ドレンパン101の構造によっては、熱交換コイル管ケース301から排出された水がより効果的にドレンパン101の両端へ導かれ、排出されることもできる。そのため、冷却ユニット30の実用性は大いに高まる。
図3に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30の機械室302は長方体の構造とされてもよい。
本考案の1つの実施例において、機械室302のうち、ストレスメンバー以外の、例えば端面のストレスビーム以外の金属板及び支持ビームは、全て着脱できる。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、冷却ユニットに係る実施例においてはさらに、ドレンパンと機械室との間に設けられたサポートメンバーを備え、ドレンパンがサポートメンバーを介して機械室の上に配置されてもよい。
図5に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却ユニット30は、ドレンパン101と、熱交換コイル管ケース301と、機械室302と、サポートメンバーとを備える。
そのうち、サポートメンバーは、両端横ビーム51と、両端横ビーム51の間に配置された1本以上の中間ビーム52とを有する。例えば、図5に示すように、中間ビーム52を3本備える。
図5に示すように、本考案の1つの実施例において、サポートメンバーは兼用されてもよい。例えば、サポートメンバーの両端横ビーム51は機械室302の両端横ビームとして兼用されてもよく、サポートメンバーの中間ビーム52は機械室302の中間ビームとして兼用されてもよい。このような兼用構造によって、冷却ユニット30の内部構造はさらに簡素化される。
ドレンパン及び熱交換コイル管ケースへの支持強度をより高めるために、本考案における冷却ユニット30に係る1つの実施例において、図5に示すように、サポートメンバーの中間ビーム52は上面が三角状となる構造体(
」状の構造体とされてもよい。上面が三角状となる構造体(
」状の構造体の上面と三角状(
」状の構造体とされるドレンパン101のパン本体10の下面13とは、例えば、締結具による連結やバックルによる連結等によって、しっかりと合わさるようにされることができる。これによって、ドレンパン101及びそれが支持する熱交換コイル管ケース301は、より強固に配置される。
本考案における1つのよりよい実施例において、機械室302はブロック構造とされてもよい。これによって、生産、取り付け、修理の面において便利になる。図6〜図8に示すように、例えば、機械室302は、ユニット室61を2つ以上有する。それぞれのユニット室61の外周部品としては、着脱可能な上面パネル62と、着脱可能な下面パネル71と、着脱可能な支持ビーム81とを有する。
機械室302がユニット室61を2つ以上有する場合、サポートメンバーは当該ユニット室61の一部の構造として兼用されてもよい。図5〜図8に示すように、サポートメンバーの両端横ビーム51及び中間ビーム52は、ユニット室61の枠体の一部分として兼用される。
図8に示すように、本考案の1つの実施例において、機械室302のストレスビーム82は、固定連結の形で機械室の本体に連結されてもよい。
上記図3〜図8に示す本考案の冷却ユニット30は、本考案に係る冷却ユニットの好ましい実現手段の一つにすぎない。本考案に係る冷却ユニットは他の実現手段によって実現されてもよい。例えば、上記図3〜図8に示す構造体の上で、変更を行ってもよい。例えば、長方体の構造とされる機械室302を菱状の構造体とされる機械室に取替える。又は、機械室302の一部の又は全部のストレスビーム82を着脱可能なストレスビームに取り替える。又は、サポートメンバーを備えなくてもよい。或はサポートメンバーを備えても、該サポートメンバーは機械室の一部の構造として兼用されなくてもよい。
本考案に係るいずれかの冷却ユニットに基づき、本考案の1つの実施例は、本考案に係るいずれかの冷却ユニットを2つ以上備える冷却装置も提供する。図9に示すように、本考案の1つの実施例において、冷却装置は、図3〜図8に示す冷却ユニット30を2つ以上備える。
本考案の実施例に係る冷却装置においては、冷却ユニットにおける機械室の外周部品が全て着脱できる。例えば、図6〜図8に示すように、機械室302は、着脱可能な上面パネル62と、着脱可能な下面パネル71と、着脱可能な支持ビーム81とを有する。こうして、冷却ユニット30を取り付ける際に、隣接する2つの冷却ユニット30の間において取っておくべき空きスペースを小さくすることができ、冷却装置の配置スペースを縮小させる。例えば、1つの実施例において、操作要求に応じて隣接する冷却ユニットにおける機械室の間の最小距離値は500mmとなる。これによって隣接する冷却ユニットの間において空きスペースが定められる。図9に示すように、本考案の実施例が適用された冷却ユニット30によって、隣接する2つの冷却ユニット30における機械室302の間に取っておくべき距離Lは200mmとされ、又は更に小さい数値とされることができる。つまり、所定された最小距離値500mmより小さくすることができる。実際の使用上において、隣接する冷却ユニット30における機械室302の間において取っておくべき距離Lが200mmであるが、機械室302における対応する外周部品を取り外すと、例えば修理の必要がある箇所における上面パネル62、下面パネル71、及び支持ビーム81を取り外すと、隣接する2つの冷却ユニット30における機械室302の間の距離Lは、大よそ500mmまで増加されうる。これによって、実際の求められた空きスペースを満たすようになる。本考案の実施例に係る冷却装置は、占められるスペースが更に小さくなり、より多くの、スペースへの制限がある業務に適用でき、その実用性が大いに高まる。
本考案に係る各実施例は、ニーズに応じて、任意に組み合わせることができる。このような組み合わせによって得られた技術考案も本考案の範囲内に含まれる。
本考案を逸脱しない範囲において、当業者によって、各種の変更や変が行われてもよい。こうして、これらの変更や変は、本考案の請求範囲及び請求範囲と同一である技術範囲に属すれば、本考案に含まれる。

Claims (10)

  1. ドレンパンであって、
    パン本体と、
    前記パン本体の外周に沿って設置されたせき板構造と、
    を備え、
    前記パン本体は、中心軸から両端のそれぞれに向かって下へ傾斜している構造体とされ、
    前記パン本体は、支え面となる上面と、下面とを有し、
    前記パン本体には、排水孔を有する
    ことを特徴とするドレンパン。
  2. 請求項1に記載のドレンパンであって、
    前記パン本体は、「
    」状の構造体やアーチ状の構造体、又は「
    」状の構造体とされる
    ことを特徴とするドレンパン。
  3. 請求項1に記載のドレンパンであって、
    前記排水孔は、2個以上あり、前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端に設けられている
    ことを特徴とするドレンパン。
  4. 冷却ユニットであって、
    熱交換コイル管ケースと、
    機械室と、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のドレンパンと
    を備え、
    前記パン本体の前記上面は、前記熱交換コイル管ケースを支持し、
    前記ドレンパンは、前記機械室の上に配置され、
    前記機械室は、着脱可能な外周部品を有する
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  5. 請求項4に記載の冷却ユニットであって、
    前記熱交換コイル管ケースは、「
    」状の構造体とされ、
    前記ドレンパンの前記パン本体における中心軸の方向に沿った両端は、前記ドレンパンによって前記熱交換コイル管ケースの底部構造を形成するように、それぞれ前記熱交換コイル管ケースの両側パネルに連結されている
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  6. 請求項4に記載の冷却ユニットであって、
    さらに、サポートメンバーを備え、
    前記ドレンパンは、前記サポートメンバーを介して前記機械室の上に配置される
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  7. 請求項6に記載の冷却ユニットであって、
    前記サポートメンバーは、両端横ビームと、前記両端横ビームの間に配置された1本以上の中間ビームとを備え、
    前記サポートメンバーの前記両端横ビームは、前記機械室の両端横ビームとして兼用され、
    前記サポートメンバーの前記中間ビームは、前記機械室の中間ビームとして兼用されることを特徴とする冷却ユニット。
  8. 請求項7に記載の冷却ユニットであって、
    前記ドレンパンの前記パン本体が「
    」状の構造体となる場合、
    前記サポートメンバーの前記中間ビームは、「
    」状の構造体とされ、
    該「
    」状の構造体は、前記ドレンパンを配置するために、上面が前記パン本体の前記下面に合わせるようにされる
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  9. 請求項4〜8のいずれか一項に記載の冷却ユニットであって、
    前記機械室は、ユニット室を2つ以上有し、
    それぞれのユニット室の外周部品として、着脱可能な上面パネルと、着脱可能な下面パネルと、着脱可能な支持ビームとを有する
    ことを特徴とする冷却ユニット。
  10. 冷却装置であって、
    請求項4〜9のいずれか一項に記載の冷却ユニットを2つ以上備えることを特徴とする冷却装置。
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