JP3200966U7 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP3200966U7
JP3200966U7 JP2015004460U JP2015004460U JP3200966U7 JP 3200966 U7 JP3200966 U7 JP 3200966U7 JP 2015004460 U JP2015004460 U JP 2015004460U JP 2015004460 U JP2015004460 U JP 2015004460U JP 3200966 U7 JP3200966 U7 JP 3200966U7
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
lock
protective lock
tag
door inner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015004460U
Other languages
English (en)
Other versions
JP3200966U (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2015004460U priority Critical patent/JP3200966U/ja
Priority claimed from JP2015004460U external-priority patent/JP3200966U/ja
Publication of JP3200966U publication Critical patent/JP3200966U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3200966U7 publication Critical patent/JP3200966U7/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

この考案は保護用ロックに関し、特に、被介護者の徘徊が防止できる保護用ロックに関する。
この考案に興味のある介護支援システムがたとえば、特開2012−150737号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1によれば、介護施設において、無線通信を使用して遠隔自動監視を行って、被介護者の支援をしている。
特開2012−150737号公報
従来の介護支援システムは上記のように構成されていた。このような構成であると、介護施設内に、アドホック無線ネットワークを構築し、終端装置として各種センサーを、可搬機器、固定機器、窓、扉、出入口に取り付け、更に、介護対象者、介護者に装着し、可搬機器、固定機器、介護対象者、介護者について実時間監視と記録を行い、電話、電子メール、各種通報機器などと連動し、統合された介護支援システムとする必要があり、システムが大掛かりになるとともに費用がかかり、簡単に使用ができない、という問題があった。
この考案は上記のような問題点を解消するためになされたもので、簡単に使用できるとともに、被介護者の徘徊が防止できる保護用ロックを提供することを目的とする。
この考案に係る保護用ロックは、外部に設けられ、所定の起動信号を受けて自分のIDを出力するIDタグと協働して扉のロックの解除動作を行う。
保護用ロックは、保護用ロック全体を制御する制御器と、保護用ロックのロックの解除を指示する、扉内側スイッチと、起動信号を出力するための送信アンテナと、を有し、保護用ロックは、IDタグからのIDを受信し扉内側スイッチが押されたとき保護用ロックのロックの解除動作を行い、IDタグからのIDを受信せず、扉内側スイッチが押されたときは、保護用ロックのロックの解除動作を行なわず、扉内側スイッチのロック解除指示が行われた旨の信号を外部に出力する信号出力回路とを含み制御器と、扉内側スイッチと、送信アンテナと、信号出力回路とは、一体化されてケース内に収容されている。
好ましくは、扉内側スイッチは、手動スイッチである
さらに好ましくは、扉の振動を検出する振動検出器を含む。
振動検出器の振動検出を受けて、外部に接点信号を出力する接点信号出力端子を含んでもよい。
振動検出器の振動検出を受けて、警報を発するブザーを含んでもよい。
徘徊者はIDタグを保持せず、介護者のみがIDタグを有している。介護者はIDタグを有しており、扉内側スイッチを押すと、自由にロックを解除できる。徘徊者はIDタグを有していないため、扉内側スイッチを押してもロックは解除されず、その旨が介護者に通知される。また、制御器と、扉内側スイッチと、送信アンテナと、信号出力回路とは、一体化されてケース内に収容されている。
その結果、安価に、コンパクトな被介護者の徘徊が防止できる保護用ロックを提供できる。
保護用ロックの全体構成を示す斜視図である。 保護用ロックの全体構成を示すブロック図である。 IDタグの構成を示すブロック図である。 保護用ロックが取り付けられる一対の扉を示す図である。 図4に示した扉の外側を示す図である。 扉の内外に設けられたスイッチが作動された場合の保護用ロックの動作を示すフローチャートである。 振動検知器が振動を検知した場合の動作を示すフローチャートである。
以下この考案の一実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、この考案に係る徘徊を防止するための保護用ロックの全体構成を示す斜視図である。図1を参照して、保護用ロック10は、全体として、幅の狭い直方体状のケース11と、ケース11内に収容された電磁コイルで構成された送信アンテナ25と、電池(ここでは3個の電池が示されている)13と、保護用ロック10のロックの解除を指示する扉内側スイッチ14と、保護用ロック10が取付られた扉の振動を検出する振動検知器15とを含む。この保護用ロック10は、IDタグからの信号も受けて作動する。
図1においては、保護用ロック10の矩形状の一方面から突出後退自在のラッチ16が突出した状態を示している。このラッチ16は扉内側スイッチ14に応答して突出または後退するソレノイドの鉄心であってもよい。
送信アンテナ25は、電池13によって周囲に磁場を形成し、周囲にIDタグが近接した時にIDタグを起動する。
図2は保護用ロック10の全体構成を示すブロック図である。図2を参照して、保護用ロック10は、保護用ロック10全体を制御する制御器21を含む。制御器21には、受信部22と、送信部24と、振動検知器15と、ラッチ駆動回路26と、接点信号出力回路29と、ブザー30と、扉内側スイッチ14と、扉外側スイッチ28と、電池13とが接続されている。
接点信号出力回路29は、外部機器の接点入力として使用される。具体的には、扉の近傍に監視カメラを設けておき、その監視カメラの画像を、例えば、外部のスマートフォン等に送信したり、外部の通信機器に通知等を行う。
受信部22には受信アンテナ23が接続され、送信部24には送信アンテナ25が接続されている。ラッチ駆動回路26にはラッチアクチュエータ27を介してラッチ16が接続されている。
図3はIDタグ40の構成を示すブロック図である。図3を参照して、IDタグ40は、IDタグ40全体を制御する制御器41と、制御器41に接続された受信アンテナ42および送信アンテナ43と、制御器41に電力を供給する電池44とを含む。
図4は保護用ロック10が取り付けられる一対の扉を示す図である。扉は固定側の扉20bと、開閉側の扉20aとを含む。保護用ロック10は、開閉側の扉20aの端面を挟むように装着可能な、平面視「コ」の字状の金具17の一方側(内側)に固定されている。金具17は、扉20aに対して、両面テープ等を用いて装着してもよい。従って、保護用ロック10は既設の扉にも装着可能である。
図4に示すように、扉内側スイッチ14が扉の内部に露出するように開閉側の扉20aに装着されている。固定側の扉20bには、保護用ロック10のラッチ16が突出したときにそれに係合する受穴12が設けられている。それによって、一対の扉の開閉が確実に行われる。
なお、扉には、保護用ロック10以外の通常の鍵31を設けてもよい。
図5は図4に示した開閉側の扉20aの図2に示した側の扉の外側を示す図である。図5を参照して、扉20aの外側にも扉20aの外側スイッチ28が金具17に設けられている。
次に、図1〜図5に示した保護用ロック10の使用方法について説明する。
保護用ロック10は介護施設や一般家庭において、徘徊老人や幼児等が居住する領域の内部とその外部との境界に設けられた扉20aの内側に保護用ロック10の扉内側スイッチ14が面した状態で取り付けられている。
また、被介護者である徘徊老人等は所定のIDタグを有さず、徘徊老人等を介護する介護者は所定のIDタグ40を有しているものとする。
上記したように、保護用ロック10は送信アンテナ25を有しており、これによって保護用ロック10の近傍(径として約1m程度)のみにおいて磁場が発生される。IDタグ40は、この磁場を検出して(磁場によって起動され)、所定の信号(ID番号等)を出力する。
保護用ロック10はIDタグからの所定の信号を受信すればソレノイドを駆動してラッチ16を作動させ、ロックの解除作動を行う。IDタグからの信号を受信しなければ、ソレノイドが駆動せず、ラッチ16が作動しない。しかしながら、被介護者がロックの解除の指示動作を行えばその振動を振動検出器15が検出し、ブザー30を鳴らしたり、接点信号出力回路29を介して外部機器に通知する。
したがって、IDタグ40を保持している介護者等は、保護用ロック10の扉内側スイッチ14および外側スイッチ28を用いて、通常の鍵と同様に保護用ロック10を使用できる。なお、外側スイッチは、IDタグが無くともスイッチを押す事で誰でもが保護用ロック10の解除が出来るが、振動によりブザーや外部機器へ通知できる。
一方、IDタグを有していない徘徊老人や幼児等はIDタグを保持していないため、扉内側スイッチ14を押しても保護用ロック10は作動しない。保護用ロック10は振動検知器15を用いて上記のように作動する。
次に、介護者や被介護者が保護用ロックを使用する場合の具体的な処理について図6および図7の保護用ロック10の動作を示すフローチャートを参照して説明する。図6は扉の内外に設けられたスイッチが作動された場合の保護用ロックの動作を示すフローチャートであり、図7は、振動検知器が振動を検知した場合の動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、扉の内外に設けられたスイッチが作動された場合は、まず、内側スイッチ14が押されたか否かを判断し、押されたと判断した時(S11)は、送信部24は送信アンテナ25よりIDタグ40の起動信号を送信する(S12)。IDタグ40はこの起動信号を受信アンテナ42で受信し(S21)、送信アンテナ43から応答信号を送信する(S22)。保護用ロック10の受信アンテナ23および受信部24はこれを受けて、制御器21はIDタグ40からの信号の真偽を判定する(S13)。S13で「真」であると判断した時は(S13でYES),ラッチ駆動回路26を作動して、ラッチアクチュエータ27を作動させ、ラッチ16と受穴(ラッチ受け具)12との嵌合が外れる(S14、S15)。その結果、扉に装着された保護用ロック10のロックが解除される。
次に、振動検知器15が振動を検知した場合について説明する。図7を参照して、被介護者が扉から外出しようとして内側スイッチ14を押すと、振動検器15が扉の振動を検出する。このとき、被介護者はIDタグを有していないので、タグ無検出で扉を開けようとしていると判断される(S31でYES)。この時は、接点信号出力回路29をONし、一定時間の経過を待って、接点信号をOFFする(S32〜S34)。一方で、この間に、ブザー30を鳴動させ、一定時間経過を待って、ブザー30をOFFする(S35〜S37)。この場合、基本的に扉のロックの解除動作をしないため、扉の開閉はできない。
なお、介護者が扉を開ける場合等、S31でIDタグからの信号を受ければ、IDタグを検出しているため(S31でNO),処理を終了する(S39)。
上記実施の形態においては、IDタグを有しない非介護者が扉のロックを解除しようとしたときは、ロックは解除されず、ブザーを鳴動させたり、近傍に設けられたカメラで画像を撮影し、それをスマートフォン等に送信する場合について説明したが、これに限らず、扉内側スイッチ14のロック解除指示が行われたり、扉の振動を検出した旨の信号を外部に出力さえすれば、任意の処理を行ってもよい。
また、上記実施の形態においては、送受信距離が1m程度のIDタグを用いた場合について説明したが、これに限らず、送受信距離が10cm内外のパッシブ型のIDタグを使用してもよい。
また、上記実施の形態においては、保護用ロック10が扉をロックするための機構(ラッチとそれを駆動するアクチュエータ)を有する場合について説明したが、これに限らず、これらの扉のロック機構は既存の鍵を利用し、扉の開閉指示があった旨を外部に通報する機能のみを有するようにしてもよい。
この場合、ロックの解除を指示する扉内側スイッチ14が作動されてもIDタグからのIDを受信しなかったときには、扉内側スイッチのロック解除指示が行われた旨の信号を外部に出力する接点信号出力回路29を作動して、外部のカメラや、玄関チャイム等を駆動する。
図面を参照してこの考案の実施形態を説明したが、本考案は、図示した実施形態に限定されるものではない。本考案と同一の範囲内において、または均等の範囲内において、図示した実施形態に対して種々の変更を加えることが可能である。
この考案によれば、安価に被介護者の徘徊が防止できる保護用ロックを提供できるため、徘徊防止用のロックとして、有利に利用できるとともに、外部機器(例えば、カメラからスマホへの画像転送)と接続して、被介護者の見守りが広範囲で可能になる。また、IDタグ番号の識別により、入退室管理等の広い分野で利用が見込まれる。
10 保護用ロック、11 ケース、12 受穴、13 電池、14 扉内側スイッチ、15 振動検知器、16 ラッチ、17 金具、21 制御器、22 受信部、23 受信アンテナ、24 送信部、25 送信アンテナ、26 ラッチ駆動回路、27 ラッチアクチュエータ、28 内側スイッチ、29 接点信号出力回路、30 ブザー、31 鍵、40 IDタグ、41 制御器、42 受信アンテナ、43 送信アンテナ、44 電池。

Claims (5)

  1. 外部に設けられ、
    所定の起動信号を受けて自分のIDを出力するIDタグと協働して扉のロックの解除動作を行う保護用ロックであって、
    保護用ロック全体を制御する制御器と
    前記保護用ロックのロックの解除を指示する、扉内側スイッチと、
    前記起動信号を出力するための送信アンテナと、を有し、
    前記保護用ロックは、前記IDタグからのIDを受信し前記扉内側スイッチが押されたとき前記保護用ロックのロックの解除動作を行い、
    前記IDタグからのIDを受信せず、前記扉内側スイッチが押されたときは、前記保護用ロックのロックの解除動作を行なわず、前記扉内側スイッチのロック解除指示が行われた旨の信号を外部に出力する信号出力回路とを含み
    前記制御器と、前記扉内側スイッチと、前記送信アンテナと、前記信号出力回路とは、一体化されてケース内に収容されている
    保護用ロック。
  2. 前記扉内側スイッチは、押しボタンスイッチである、請求項1に記載の保護用ロック。
  3. 前記扉の振動を検出する振動検出器を含む、請求項1または2に記載の保護用ロック。
  4. 前記振動検出器の振動検出を受けて、外部に接点信号を出力する接点信号出力端子を含む、請求項に記載の保護用ロック。
  5. 前記振動検出器の振動検出を受けて、警報を発するブザーを含む、請求項に記載の保護用ロック。
JP2015004460U 2015-09-02 2015-09-02 保護用ロック Expired - Fee Related JP3200966U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004460U JP3200966U (ja) 2015-09-02 2015-09-02 保護用ロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015004460U JP3200966U (ja) 2015-09-02 2015-09-02 保護用ロック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3200966U JP3200966U (ja) 2015-11-12
JP3200966U7 true JP3200966U7 (ja) 2016-08-18

Family

ID=54544018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015004460U Expired - Fee Related JP3200966U (ja) 2015-09-02 2015-09-02 保護用ロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3200966U (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60104554U (ja) * 1983-12-22 1985-07-17 アルパイン株式会社 ドアのロツク解除装置
JP2917985B1 (ja) * 1998-01-22 1999-07-12 オムロン株式会社 キーレスシステム、当該システムに用いる電気錠装置、および携帯器
JP3059431B2 (ja) * 1998-03-23 2000-07-04 タアロアエンジニアリング株式会社 非接触退出管理システム
JP2001311332A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 開閉体制御システム
JP4936940B2 (ja) * 2007-03-15 2012-05-23 美和ロック株式会社 施解錠システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2494229A (en) A fastening device with remote monitoring
JP2010250680A (ja) 在宅判定システム、在宅判定装置及び在宅判定方法
US9558638B2 (en) Security arrangement and method therfor
US20220148413A1 (en) Alarm system with first responder code for building access
JP2015158892A (ja) 安否確認システム
US10598741B2 (en) Sensor configuration for a latch assembly
JP6422229B2 (ja) 通知システム
GB2535649A (en) Human sensing toilet occupancy detection alarm
JP2007039895A (ja) 錠制御装置、及びプログラム
CA3127636A1 (en) Alarm system with door lock
AU2015238879A1 (en) Improvements to Latches for Movable Barriers or the like
JP4120665B2 (ja) セキュリティシステム
JP4514404B2 (ja) セキュリティ自動切替システム
JP3200966U7 (ja)
JP3200966U (ja) 保護用ロック
JP2005056261A (ja) ホームセキュリティシステム
JP2002190070A (ja) ライフガードシステム
JP2012167500A (ja) ホームセキュリティ用保管システム
JP2008305344A (ja) セキュリティシステム、セキュリティ方法及び施錠検知装置
JP2009294833A (ja) 警備装置
KR101532696B1 (ko) 수갑찬 용의자의 도주 방지 시스템
JP2021085197A (ja) 災害時避難支援システム
JP5250278B2 (ja) 警備装置および警備方法
JP2007129321A (ja) インターホンシステム
JP2006350595A (ja) 安否確認装置