JP2001311332A - 開閉体制御システム - Google Patents

開閉体制御システム

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JP2001311332A
JP2001311332A JP2000127472A JP2000127472A JP2001311332A JP 2001311332 A JP2001311332 A JP 2001311332A JP 2000127472 A JP2000127472 A JP 2000127472A JP 2000127472 A JP2000127472 A JP 2000127472A JP 2001311332 A JP2001311332 A JP 2001311332A
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JP
Japan
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closing body
control system
facility
closing
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Pending
Application number
JP2000127472A
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English (en)
Inventor
Akihiro Yamashita
昭裕 山下
Tomohiro Tsuruta
智広 鶴田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特殊介護老人ホーム等の施設において、痴呆
性老人等が誤って施設外に退出することを防止するとと
もに、簡便な開閉体制御システムを提供することを目的
とする。 【解決手段】 識別信号の受信手段5と第1の検出手段
7を設け、予め退出を許可された施設職員等は識別信号
を発信することによって、自動ドア1を開き退出する。
識別信号を発信せずに自動ドア1に接近する者は第1の
検出手段7によって検知し、通知手段6で管理者11に
通知する。外部からの入所は第2の検出手段4で検出し
て、自動ドアを開き自由に行われる。上記の構成によ
り、高安全性と管理の簡便性が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はドア等の開閉体を制
御する開閉体制御システムに係わり、特に老人介護施設
等の出入扉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】老人介護を行う老人ホーム等の施設、特
に痴呆性老人介護を行う施設では入所者が誤って施設外
に出ることによって発生する事故を防止するため、入所
者にペンダントや腕時計状の発信装置を装着させ、自動
ドア側に受信装置を設置し、入所者が通過しようとした
時は自動ドアの開閉を停止するというドア制御システム
が知られている。また通常は自動ドアを施錠停止状態に
しており、通過者がある場合は施設職員等が目視で確認
した後、手動で作動させるドア制御システムが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】施設入所者に発信機を
装着するドア制御システムでは、入所者が自ら発信機を
外してしまった場合や発信機が故障した場合に自動ドア
を通過してしまう課題の解決が要求されている。また、
職員が確認してドアの作動・停止を行う自動ドア制御シ
ステムでは人の出入りの多い日中にドア制御に多くの時
間を取られるという課題の解決が要求されている。また
老人ホーム等では施設からの退出の管理に対して入所は
比較的自由である場合が多いが、従来のドア制御システ
ムでは入所に関しても退出同様の管理を行う必要がある
ため、退出に対する安全性を保持した上で、入所に対す
る管理負担を低減するという課題の解決が要求されてい
る。
【0004】本発明は上記の入所者が自ら発信機を外し
てしまった場合や発信機が故障した場合にも自動ドアを
通過することがなく、また、安全性や確実性を損なうこ
となくドア制御管理の負担を軽減するドア制御システム
を実現することを目的としておる。
【0005】
【課題を解決するための手段】これらの課題を解決する
ために本発明は、予め施設からの退出を許可され者に発
信機により識別信号を発信させ、受信があった場合は第
1の指令手段でドアを開くよう構成した。また人を検出
する検出手段を設けて識別信号を発信しない人を検出し
た場合は通知手段によって通知してドア管理社が確認し
退出を許可する場合は第2の指令手段で開閉する構成と
した。また検出手段を人の通過方向を検出するセンサと
して屋内から屋外に向かう人のみを検出する構成とし
た。さらに第2の検出手段を設けて屋外から屋内に入る
人を検出した場合は第1の指令手段でドアを開閉する構
成とした。
【0006】これらの構成にすることにより発信機の故
障等による施設入所者の誤退出を防止し、さらにドアの
管理の負担を軽減した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、開閉体と、開閉体を開閉駆動する駆動手段と、人を
検出する第1の検出手段と、所定の識別信号を受信する
受信手段と、管理者等への通知を行う通知手段と、前記
各手段を制御する制御手段と、前記受信手段が識別信号
を受信したときは、前記第1の制御手段は前記駆動手段
に信号を送り前記開閉体の開閉を制御するとともに、前
記第1の検出手段が人を検出して、かつ前記受信手段が
識別信号を受信しないときは、前記制御手段は前記通知
手段に信号を送り、管理者等へ通知することを特徴とす
ることにより、退出を迅速に行い、不正な退出を防止す
る作用を有する。
【0008】本発明の請求項2に記載の発明は、前記受
信手段が受信した場合には通知手段による通知を行わな
いことを特徴としたものであり管理の負担を低減する作
用を有する。
【0009】本発明の請求項3に記載の発明は、テレビ
ジョンカメラとテレビジョンカメラの映像を表示するテ
レビジョンモニタを有し、前記通知手段はテレビジョン
カメラの表示状態を変化させることによって通知すると
したものであり不正な退出を未然に発見する作用を有す
る。
【0010】本発明の請求項4に記載の発明は、警報手
段を有し、前記通知手段は警報手段によって警報を発生
することによって通知するとしたものであり不正な退出
を未然に発見する作用を有する。
【0011】本発明の請求項5に記載の発明は、テレビ
ジョンカメラとテレビジョンカメラの映像を表示するテ
レビジョンモニタと、警報手段を有し、前記通知手段は
テレビジョンカメラの表示状態を変化させることによっ
て通知するとともに警報手段によって警報を発生するこ
とによって通知するとしたものでありより確実に不正な
退出を未然に発見する作用を有する。
【0012】本発明の請求項6に記載の発明は前記第1
の検出手段は人体の通過方向を検知し、かつ/または、
人体の滞留を検知することを特徴としたものであり、不
要な検知を行わないことにより簡便な管理を可能とする
作用を有する。
【0013】本発明の請求項7に記載の発明は前記第1
の検出手段の検出する人体の通過方向は前記開閉体へ向
かう方向であることを特徴とするとしたものであり、不
要な検知を行わないことにより簡便な管理を可能とする
作用を有する。
【0014】本発明の請求項8に記載の発明は、人を検
出する第2の検出手段を有し、第2の検出手段が人を検
出したとき前記開閉体を開くことを特徴としたものであ
り、施設へ入る場合の利便性を向上する作用を有する。
【0015】次に本発明の具体例を説明する。
【0016】図1は本発明の一実施の形態における開閉
体制御システムの構成図である。
【0017】図1において1は自動ドア装置等の開閉
体、2は開閉体1を開閉駆動する駆動手段であり、例え
ば松下電工株式会社製オートドアエンジンユニット(型
番:NA87020)を用いることで開閉体1と駆動手
段2を一体に構成することができる。3は人体の移動を
検出する通過センサである。通過センサは種々の方式が
提案されているが、例えば特開平10−160856に
提案される手法で実現することができる。4は第2の検
出手段であり、例えば松下電工株式会社製光線センサO
A−60Pを使用することができる。5は識別信号を受
信する受信手段であり、例えば竹中エンジニアリング株
式会社製アクセスコール受信機(型番:AC−1R)を
使用することができる。6は通知手段であり警報チャイ
ムとテレビジョンカメラとテレビジョンモニタから構成
される。7は第1の制御手段でありマイクロコンピュー
タ、メモリ、論理回路ICなどを用いた既知の手法で構
成可能である。8は駆動手段2を制御する第2の制御手
段であり、スイッチやリレーを用いることができる。
【0018】図2は本発明の一実施の形態による構成機
器の配置図である。図2において自動ドアを境界にA側
が施設内、B側が施設外である。また1は開閉体である
自動ドア、2は駆動手段である自動ドアの駆動装置、3
は第1の検出手段である通過センサ、4は第2の検出手
段である光線センサでありそれぞれ天井に設置されてい
る。5は受信手段であるアクセスコール受信機である。
6は通知手段であり、テレビジョンカメラ6a、テレビ
ジョンカメラ6aを制御するカメラ制御装置6b、テレ
ビジョンモニタ6c、警報チャイム6dから構成されて
いる。テレビジョンカメラ6aは松下通信工業(株)製W
V−CS650を、カメラ制御装置6bは松下通信工業
(株)製WJ−410を、テレビジョンモニタ6cは松下
通信工業(株)製WV−BM1410をそれぞれ用いるこ
とができる。また、7は第1の制御手段、8は第2の制
御手段であるスイッチ、9、12、13は指令信号、1
0は検出信号、11は管理者、14は管理室、15は廊
下である。
【0019】次にケース毎に本発明の実施例の動作を説
明する。
【0020】(a.施設職員等が施設外に出る場合)施
設職員等、予め自由に施設外へ退出することを許可され
ている者は識別信号を発信する発信機を保有しており、
施設外に出る場合は、図2のA側から自動ドアに接近し
受信手段5に対して識別信号を発信する。受信手段5は
識別信号を受信すると、駆動手段2に対して指令信号9
を出力して自動ドア1を開くので、速やかに施設外へ出
ることができる。この時、第1の検出手段3である通過
センサが通過を検出して検出信号10を出力するが、第
1の制御手段7が指令信号9の発生により退出許可との
判断を行うので、通知手段6による管理者への通知はお
こなわれない。
【0021】なお本実施例では発信機に竹中エンジニア
リング株式会社製アクセスコール発信機(型番:AC−
PT)を用いた。
【0022】(b.徘徊老人等が施設外へ出ようとする
場合)単独で施設外に出ると危険な徘徊老人等の退出を
禁止された人が自動ドア1に接近すると、第1の検出手
段である通過センサ1が通過を検出し、検出信号10を
出力する。このとき受信手段5は指令信号9を出力しな
いため、第1の制御手段7は通過を許可されていない人
の接近と判断し、通知手段6を制御して管理者11に通
知する。このとき警報チャイム6dは警報音を発生し、
カメラ制御装置6dはテレビジョンカメラ6aを制御し
て自動ドア1付近の映像をテレビジョンモニタ6cに表
示する。管理者11はこれらの情報に基づいて自動ドア
への不正な接近と、自動ドア付近の状況を把握して、保
護等の処置を行う。
【0023】(c.来訪者が施設外へ出る場合)見舞い
客等の施設への来訪者が施設外に退出する場合、自動ド
ア1に接近するとbの場合と同様の手順で管理者11に
通知が行われる。管理者11は通知手段6によって状況
を確認し、退出を許可する場合は、第2の制御手段8で
あるスイッチを操作して指令信号12を出力して自動ド
アを開く。これにより来訪者等は施設外に退出可能とな
る。
【0024】(d.施設内に入る場合)施設内に入る人
の場合は図2のB側からの自動ドア1への接近を第2の
検出手段である光センサ4が検出して指令信号13を発
生して自動ドア1を開く。自動ドアを通過した人は、通
過センサ3の検知範囲内を通過するが、通過センサ3は
BからAへ向かう方向の通過は検知しないので、検出信
号10は発生しない。従って、外部から施設内への入所
は自由に行われる。また、このとき内部から外部に出よ
うとするものがある場合、第1の検出手段が検出して通
知するので安全性は確保される。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、特別介護
老人ホーム等における施設内からの退出管理を安全確実
に行うとともに、管理に要する負担を大幅に軽減可能と
いう有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による開閉体制御システ
ムの構成図
【図2】本発明の一実施の形態による構成機器の配置図
【符号の説明】
1 自動ドア 2 駆動手段 3 通過センサ 4 光センサ 5 受信手段 6 通知手段 6a テレビジョンカメラ 6b カメラ制御装置 6c テレビジョンモニタ 6d 警報チャイム 7 第1の制御手段 8 第2の制御手段 9 指令信号 10 検出信号 11 管理者 12 指令信号 13 指令信号 14 管理室 15 廊下
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA04 BB05 BB08 BB50 BB64 CC11 CC21 CC28 FF08 FF11 FF23 FF24 FF35 5C087 AA19 BB03 BB74 DD06 DD29 DD30 EE08 FF01 FF04 FF22 GG08 GG66 GG70 GG83

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉体と、開閉体を開閉駆動する駆動手段
    と、人を検出する第1の検出手段と、所定の識別信号を
    受信する受信手段と、管理者等への通知を行う通知手段
    と、前記各手段を制御する制御手段と、前記受信手段が
    識別信号を受信したときは、前記制御手段は前記駆動手
    段に信号を送り前記開閉体の開閉を制御するとともに、
    前記第1の検出手段が人を検出して、かつ前記受信手段
    が識別信号を受信しないときは、前記制御手段は前記通
    知手段に信号を送り、管理者等へ通知することを特徴と
    する開閉体制御システム。
  2. 【請求項2】受信手段が受信した場合には通知手段によ
    る通知を行わないことを特徴とする請求項1に記載の開
    閉体制御システム。
  3. 【請求項3】テレビジョンカメラとテレビジョンカメラ
    の映像を表示するテレビジョンモニタを有し、前記通知
    手段はテレビジョンカメラの表示状態を変化させること
    によって通知する請求項1、2に記載の開閉体制御シス
    テム。
  4. 【請求項4】警報手段を有し、前記通知手段は警報手段
    によって警報を発生することによって通知する請求項
    1、2に記載の開閉体制御システム。
  5. 【請求項5】テレビジョンカメラと、テレビジョンカメ
    ラの映像を表示するテレビジョンモニタと警報手段を有
    し、前記通知手段はテレビジョンカメラの表示状態を変
    化させることによって通知するとともに警報手段によっ
    て警報を発生することによって通知する請求項1、2に
    記載の開閉体制御システム。
  6. 【請求項6】前記第1の検出手段は人体の通過方向を検
    知し、かつ/または、人体の滞留を検知することを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5に記載の開閉体制御シ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記第1の検出手段の検出する人体の通過
    方向は前記開閉体へ向かう方向であることを特徴とする
    請求項6に記載の開閉体制御システム。
  8. 【請求項8】人を検出する第2の検出手段を有し、第2
    の検出手段が人を検出したとき前記開閉体を開くことを
    特徴とする請求項7に記載の開閉体制御システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3200966U (ja) * 2015-09-02 2015-11-12 Jbt株式会社 保護用ロック

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3200966U (ja) * 2015-09-02 2015-11-12 Jbt株式会社 保護用ロック

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