JP3200912U - カッター及びシート切断器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】体を傷つけてしまう可能性が低減されたカッター及びシート切断器具を提供する。【解決手段】カッター10は、回転軸回りに回転する回転刃16を備え、回転刃16の刃先の角度が、80〜100度となっている。カッター10は、回転刃16の回転軸を支持する支持部14と、支持部14に設けられ、支持部14が延びる方向と異なる方向に延びる柄12と、を備えている。回転刃16の刃先の角度は、85〜90度であることがより好ましい。【選択図】図1

Description

本考案は、カッター及びシート切断器具に関する。
特許文献1には、カッターナイフが記載されている。このカッターナイフは、ホルダと、ホルダに一側が開口して設けられた収納腔と、収納腔に進退可能に設けられたスライダと、収納腔に出入可能に設けられてスライダ並びにブレードの進退に依り収納腔の開口を開閉するカバーと、から構成した事を特徴としている。
また、特許文献2には、紙、布、封筒、紐等の切断に用いる手持ち式カッターナイフであって、円形刃を備えたカッターナイフが記載されている。
実公平4−45678号公報 特許第3733570号公報
本考案は、体を傷つけてしまう可能性が低減されたカッター及びシート切断器具を提供することを目的とする。
前記目的に沿う第1の考案に係るカッターは、回転軸回りに回転する回転刃を備えたカッターであって、
前記回転刃の刃先の角度が、85〜90度である。
前記目的に沿う第2の考案に係るカッターは、回転軸回りに回転する回転刃を備えたカッターであって、
前記回転刃の刃先の角度が、80〜100度である。
第1又は第2の考案に係るカッターにおいて、
前記回転刃の回転軸を支持する支持部と、
前記支持部に設けられ、前記支持部が延びる延びる方向と異なる方向に延びる柄と、を備えることが好ましい。
前記目的に沿う第3の考案に係るシート切断器具は、シートが載せられる下敷きと、
前記下敷きに載せられた前記シートを切断するカッターと、を備えたシート切断器具であって、
前記カッターが、回転軸回りに回転する回転刃を備え、
前記回転刃の刃先の角度が、85〜90度である。
第3の考案に係るシート切断器具において、
前記下敷きが、メラミンを含んだ材料で形成されていることが好ましい。
本考案によれば、体を傷つけてしまう可能性が低減されたカッター及びシート切断器具を提供できる。
本考案の一実施の形態に係るカッターの斜視図である。 同カッターの先端部を示す拡大図である。 同カッターが備える回転刃の断面図である。 同カッターの使用状態を示す説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を具体化した実施の形態につき説明し、本考案の理解に供する。なお、図において、説明に関連しない部分は図示を省略する場合がある。
本考案の一実施の形態に係るカッター10は、図1に示すように、柄12、支持部14、及び回転刃16を備え、紙(シートの一例)を切断することができる。
柄12は、一方(柄12の中心軸AX1が延びる方向)に延びる棒状の部材である。柄12は、例えば樹脂で形成されている。柄12の先端側の表面には、すべり止めとなるゴム製のグリップ部18が取り付けられている。グリップ部18には、第1の接触面182a、第2の接触面182b、及び第3の接触面(不図示)が形成され、第1の接触面182a、第2の接触面182b、及び第3の接触面に、それぞれ使用者の人差し指、親指、及び中指が当たるようになっている。なお、第1の接触面182a、第2の接触面182b、及び第3の接触面の中心軸AX1回りの位置(R方向の位置)は、第1の接触面182aに人差し指が当たるようにグリップ部18を持った場合に、切断作業がし易くなるように設定されている。
支持部14は、図2に示すように、柄12の先端部の側部に設けられている。支持部14は、柄12が延びる方向(柄12の中心軸AX1が延びる方向)と異なる方向(支持部14の中心軸AX2が延びる方向)に延びている(図1参照)。詳細には、支持部14は、柄12が延びる方向とカッター10の先端側にて交差する方向に延びており、柄12と一体に形成された樹脂製の樹脂部14aと、樹脂部14aの先端部表面を覆うように取り付けられた金属製の金属部14bと、を有している。
回転刃16は、円板状であり、周縁部に刃が形成されている。回転刃16は、中心を通る回転軸AX3回りに回転でき、この回転軸AX3は、支持部14の先端部(金属部14bの先端部)に支持されている。回転刃16の直径は、例えば6〜8mmである。回転刃16の材質は、例えば、鋼よりも硬度が高いタングステン鋼である。
前述の通り、回転刃16は、柄12が延びる方向と異なる方向に延びる支持部14によって支持されているので、支持部14を備えておらず回転刃16が柄12の先端部に支持されている従来のカッターと比較して、切断作業の際に刃先の切断箇所をより視認しやすい。
ここで考案者は、図3に示す回転刃16の刃先の角度αを順次変更し、角度αと、紙を切断する性能(回転刃16の切れ味)と、の関係について官能試験を実施した。また、考案者は、角度αと、回転刃16を手に当てた場合の傷つき難さと、の関係についても官能試験を実施した。その結果を表1に示す。
なお、紙は普通紙である。
表1に示す試験結果によれば、紙を切断する性能については、角度αが小さくなるほど向上し、100度以下であることが好ましく、90度以下であることが更に好ましいことが判明した。また、手の傷つき難さについては、角度αが大きくなるほど良好となり、80度以上であることが好ましく、85度以上であることが更に好ましいことが判明した。
すなわち、紙を切断する性能及び手の傷つき難さを両立させるためには、回転刃16の刃先の角度αが、80〜100度に設定されることが好ましく、85〜90度に設定されることが更に好ましいことが明らかとなった。
このように、回転刃16の刃先の角度αが80〜100度(更に好ましくは85〜90度)に設定されていることにより、紙を切断する性能が維持されるとともに手を切ってしまう可能性が低減される。
次に、カッター10の使用方法について説明する。使用者は、以下のステップS1〜S4に従ってカッター10を使用することで、紙を切断できる。
(ステップS1)
紙P、下敷き20(図4参照)、及びカッター10を準備する。下敷き20は、メラミンを含んだ硬質の材料で形成されていることが好ましい。
なお、少なくとも下敷き20及びカッター10により、シート切断器具が構成される。
(ステップS2)
下敷き20を作業台(不図示)の上に敷く。続いて、下敷き20の上に紙を載せる。
(ステップS3)
カッター10のグリップ部18を握る。第1の接触面182aに人差し指が当たるように握ると、柄12の中心軸AX1回りの位置(R方向の位置)が安定し、回転刃16の向きが定まるので、切断作業がし易くなる。
なお、グリップ部18を握って持つことも可能であり、ゴム製のグリップ18がすべり止めとして機能する。
(ステップS4)
回転刃16を紙Pに当て、下敷き20の方向に力を加えるとともに回転刃16が回転するようにカッター10を移動させると(図4に示す矢印方向参照)、紙Pが切断される。
その際、誤って回転刃16が手に当たっても、回転刃16の刃先の角度α(図3参照)が前述の予め決められた大きさに設定されているので、自らの体を傷つけてしまう可能性が低減される。
なお、紙Pは、カッター10を図4に示す矢印方向に引いて切断するだけではなく、押して切断することも可能である。
このように、カッター10を使用することにより、切断作業の際に自らの体を傷つけてしまう可能性が低減される。
従って、例えば児童や障がい者であっても取り扱うことができる。
以上、本考案の実施の形態を説明したが、本考案は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本考案の適用範囲である。
カッター10によって切断される対象物は、紙に限定されるものではない。
10 カッター
12 柄
14 支持部
14a 樹脂部
14b 金属部
16 回転刃
18 グリップ部
20 下敷き
182a 第1の接触面
182b 第2の接触面
AX1 中心軸
AX2 中心軸
AX3 回転軸
P 紙

Claims (5)

  1. 回転軸回りに回転する回転刃を備えたカッターであって、
    前記回転刃の刃先の角度が、85〜90度であるカッター。
  2. 回転軸回りに回転する回転刃を備えたカッターであって、
    前記回転刃の刃先の角度が、80〜100度であるカッター。
  3. 請求項1又は2記載のカッターにおいて、
    前記回転刃の回転軸を支持する支持部と、
    前記支持部に設けられ、前記支持部が延びる延びる方向と異なる方向に延びる柄と、を備えたカッター。
  4. シートが載せられる下敷きと、
    前記下敷きに載せられた前記シートを切断するカッターと、を備えたシート切断器具であって、
    前記カッターが、回転軸回りに回転する回転刃を備え、
    前記回転刃の刃先の角度が、85〜90度であるシート切断器具。
  5. 請求項4記載のシート切断器具において、
    前記下敷きが、メラミンを含んだ材料で形成されているシート切断器具。
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