JP3244292U - トーチクリーナーの携帯ホルダー - Google Patents

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Abstract

Figure 0003244292000001
【課題】溶接トーチノズルを適切に保持でき、不用意に落下したりすることを防止できるトーチクリーナーの携帯ホルダーを提供する。
【解決手段】溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナー1の携帯ホルダー2は、作業ベルト20に装着される本体プレート3と、本体プレート3の片面の下部から延出され、トーチクリーナー1の研磨部11と把持部12との間に設けた小径部13を下方から保持するアーム状保持部4と、を備え、トーチクリーナー1は、その研磨部11の先端が本体プレート3に向く姿勢でアーム状保持部4に保持される。
【選択図】図1

Description

本考案は、溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナーの携帯ホルダーに関する。
従来から、電動工具等の工具の携帯ホルダーとして、作業者のベルトに装着され、工具を挿し込み、又は吊るすようにしたものにおって、不用意に工具が抜け落ちないように保持するものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
実用新案登録第3237492号公報 実用新案登録第3222575号公報
しかしながら、これら特許文献1,2に示される携帯ホルダーは、吊り下げ部を有する工具の保持には適用できても、溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナーのように、吊り下げ部を設けることが困難な工具を適切に保持することはできない。
本考案は、上記課題を解消するものであって、溶接トーチノズルを適切に保持でき、不用意に落下したりすることを防止できるトーチクリーナーの携帯ホルダーを提供することを目的とする。
上記課題を達成するために、本考案は、溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナーの携帯ホルダーにおいて、
作業ベルトに装着される本体プレートと、
前記本体プレートの片面の下部から延出され、前記トーチクリーナーの研磨部と把持部との間に設けた小径部を下方から保持するアーム状保持部と、を備え、
前記トーチクリーナーは、その研磨部の先端が前記本体プレートに向く姿勢で前記アーム状保持部に保持されることを特徴とする。
また、上記のトーチクリーナーの携帯ホルダーにおいて、前記アーム状保持部は、前記本体プレートの片面の下部から該プレートに対して直角乃至斜め下方に二股状に延びるアーム部と、前記アーム部の先端から上方に向かって延びるU字状フォーク部と、から成り、前記アーム部は、前記トーチクリーナーを前記アーム状保持部に保持させたとき前記研磨部の先端が前記本体プレートと干渉しないための長さ寸法を有するものであることが望ましい。
さらに、上記のトーチクリーナーの携帯ホルダーにおいて、前記アーム状保持部のU字状フォーク部は、その上端部が上方ほど左右に開いていて前記トーチクリーナーを保持させるときに前記研磨部と把持部との間の小径部に入り易くし、下部の上端縁が前記小径部を受ける形状とされていることが望ましい。
本考案のトーチクリーナーの携帯ホルダーによれば、アーム状保持部に、トーチクリーナーの研磨部と把持部との間に設けた小径部が保持されるので、トーチクリーナーは適切に保持され、不用意に落下しにくいものとなる。また、研磨部が携帯ホルダーの外方又は上方又は下方を向いて保持されていると研磨部に作業者の手指が当たって怪我をする虞があるが、研磨部の先端が本体プレートに向く姿勢で保持されるので、そのようなことがなくなる。
また、アーム部がU字状フォーク部を持ち、研磨部の先端が本体プレートと干渉しないようにしていることで、トーチクリーナーを携帯ホルダーに密着した状態で確実に保持でき、しかも研磨部先端を本体プレートにより保護することができる。
さらに、U字状フォーク部が上方ほど開いて、かつ下端部がトーチクリーナーの小径部を受ける形状とされていることで、トーチクリーナーを携帯ホルダーに保持させ、また、携帯ホルダーから取り出す作業が容易となる。
本考案の一実施形態に係るトーチクリーナーの携帯ホルダーであって、トーチクリーナーを携帯ホルダーに保持させる前の状態の斜視図。 同トーチクリーナーを携帯ホルダーに保持させた状態の斜視図。 同トーチクリーナーを携帯ホルダーに保持させた状態の上面図。 同トーチクリーナーを携帯ホルダーに保持させた状態の側面図。 (a)は溶接トーチノズルの内面研磨のために同トーチクリーナーをノズルに挿入した状態の断面図、(b)は(a)の状態からトーチクリーナーを45度回転した状態の断面図。
以下、本考案の一実施形態に係る、溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナーの携帯ホルダーについて図面を参照して説明する。図1はトーチクリーナー1を携帯ホルダー2に保持させる前の状態を示し、図2はトーチクリーナー1を携帯ホルダー2に保持させた状態を示す。図1、図2において、トーチクリーナー1の携帯ホルダー2は、本体プレート3と、本体プレート3に設けられ、トーチクリーナー1を保持するアーム状保持部4と、を備えている。本体プレート3は、金属板などの打ち抜き加工により形成され、その上部に作業ベルト20に装着するための切欠き開口部31が形成されている。
アーム状保持部4は、本体プレート3の片面の下部から前方に延出され、トーチクリーナー1の研磨部11と把持部12との間に設けた小径部13を下方から保持する。アーム状保持部4に保持されたトーチクリーナー1は、その研磨部11の先端が本体プレート3に向く姿勢とされる。研磨部11は、溶接トーチノズルの内面を研磨するための刃を有する。把持部12は、作業者が手で掴んで研磨部11を回転させるための円盤状部材で成る。
アーム状保持部4は、本体プレート3の片面の下部からプレートに対して直角乃至斜め下方に二股状に延びるアーム部41と、アーム部41の先端から上方に向かって延びるU字状フォーク部42と、から成る。アーム部41は、トーチクリーナー1をアーム状保持部4に保持させたとき研磨部11の先端が本体プレート3と干渉しないための長さ寸法を有する。アーム部41は、金属棒などにより製作され、一端側が本体プレート3に、他端側がU字状フォーク部42にそれぞれ溶接などで固定される。
アーム状保持部4のU字状フォーク部42は、その上端部が上方ほど左右に開いていて、トーチクリーナー1を保持させるとき、研磨部11と把持部12との間の小径部13に入り易くしている。U字状フォーク部42の下部の上端縁は、小径部13を受ける形状とされている。U字状フォーク部42は、金属板などの打ち抜き加工により製作される。
トーチクリーナー1の一構成形態についてさらに説明する。研磨部11は、溶接トーチのノズル内に挿入可能で軸方向に順に複数配置された研磨刃11a,11b,11cを備えている。研磨刃11aは、軸方向先端側にあって軸方向視で正方形の板状体で成り、板状体の辺や稜線部となるエッジを刃先とする。研磨刃11b,11cは、軸方向視で正方形の板状体で4つのエッジから成る刃先を有し、研磨刃11aとは異なる角度位置にある。
これら研磨刃の間には、各々の刃を分離するための円柱形状の離間部が、例えば切削加工によって一体的に設けられている。研磨部11は、付着した堆積物を除去できる強度と耐久性とをする刃先を形成できる任意の材料で製造すればよく、例えば金属材料、例えば鉄合金で製造される。研磨部11の中心部には、給電チップとの干渉を回避するため空洞が設けられている。
研磨部11の軸方向後端側の研磨刃11cと把持部12との間には、軸方向に順に、これら研磨刃の外形よりも大径の円柱部14と、この円柱部14よりもさらに大径で把持部12よりも小径の円板15と、この円板15よりも小径の小径部13とが一体的に設けられている。この小径部13は、円板15と把持部12との間にあって、携帯ホルダー2のアーム状保持部4のU字状フォーク部42が入り込む空間である。この小径部13により、トーチクリーナー1は携帯ホルダー2に保持される。
円柱部14は、研磨部11をノズルに挿入したときノズルの先端が当接するストッパとして機能する。研磨部11、円柱部14、円板15、及び小径部13は、金属などで一体製作され、この一体物に把持部12はネジ止めなどにより固定される。把持部12は、軽量なアルミニューム合金や樹脂などで製作されればよい。
上記のように構成された携帯ホルダー2にトーチクリーナー1を保持させる動作を説明する。携帯ホルダー2は、溶接作業者の作業服に装着した作業ベルト20に本体プレート3の切欠き開口部31を介して装着される。携帯ホルダー2にトーチクリーナー1を保持させるとき、作業者はトーチクリーナー1の把持部12を手に持って、図1に示すように、携帯ホルダー2のアーム状保持部4の上方から、把持部12の背面(小径部13がある側の面)をU字状フォーク部42の前面に沿わせてスライド下降させ、トーチクリーナー1の円板15と把持部12との間にU字状フォーク部42を差し込み、U字状フォーク部42の下部の上端縁にトーチクリーナー1の小径部13を乗せる。こうして、図2に示すように、トーチクリーナー1を携帯ホルダー2に密着した状態で適切に保持させることができる。トーチクリーナー1を携帯ホルダー2から取り出すときは、トーチクリーナー1の把持部12を持って上方にスライドして抜き出せばよい。
図3及び図4は、トーチクリーナー1を携帯ホルダー2に保持させた状態の上面図及び側面図である。アーム状保持部4のU字状フォーク部42が、トーチクリーナー1の円板15と把持部12との間にある小径部13に差し込まれることで、トーチクリーナー1は携帯ホルダー2に適切に保持され、不用意に落下しにくいものとなる。
また、トーチクリーナー1の研磨部11の先端が本体プレート3に向く姿勢で携帯ホルダー2に保持される。ここに、研磨部11が携帯ホルダー2の外方又は上方又は下方を向いて保持されていると、研磨部11に作業者の手指が当たって怪我をする虞があるが、そのようなことが防止される。
また、アーム部41がU字状フォーク部42を持ち、研磨部11の先端が本体プレート3と干渉しないようにしているので、トーチクリーナー1を携帯ホルダー2に密着した状態で確実に保持でき、しかも研磨部11先端を本体プレート3により保護することができる。さらに、U字状フォーク部42が上方ほど開いて、かつ下部の上端縁がトーチクリーナー1の小径部13を受ける形状とされているので、トーチクリーナー1を携帯ホルダー2に保持させ、携帯ホルダー2から取り出す作業が容易となる。
図5(a)(b)は、トーチクリーナー1の使用例を示す。アーク溶接用の溶接トーチ7は、シールドガスを供給するためのノズル70と、溶接トーチ7の軸心に沿って送出される溶接用ワイヤに接触して電力を供給する給電チップ71とを備えている。
作業者は、ノズル70を片手で持ち、他の片手でトーチクリーナー1の把持部12を持ってトーチクリーナー1を回しながら、研磨部11の研磨刃11a,11b,11cをノズル70の内部に押し込んでいく。このとき、給電チップ71はトーチクリーナー1と干渉することなく空洞部内に収まり、研磨刃11a,11b,11cはノズル70の内面に付着して堆積した堆積物を削り落としてクリーニングすることができる。
なお、本考案は、上記構成に限られることなく種々の変形が可能である。例えば、本体プレート3、アーム状保持部4のアーム部41及びU字状フォーク部42は、金属材による他、剛性度の高い樹脂材などを用いて一体的に製作されてもよい。
1 トーチクリーナー
11 研磨部
11a,11b,11c 研磨刃
12 把持部
13 小径部
14 円柱部
15 円板
2 携帯ホルダー
20 作業ベルト
3 本体プレート
31 切欠き開口部
4 アーム状保持部
41 アーム部
42 U字状フォーク部
7 溶接トーチ
70 ノズル
71 給電チップ

Claims (3)

  1. 溶接トーチノズルの内面を研磨するためのトーチクリーナーの携帯ホルダーにおいて、
    作業ベルトに装着される本体プレートと、
    前記本体プレートの片面の下部から延出され、前記トーチクリーナーの研磨部と把持部との間に設けた小径部を下方から保持するアーム状保持部と、を備え、
    前記トーチクリーナーは、その研磨部の先端が前記本体プレートに向く姿勢で前記アーム状保持部に保持されることを特徴とするトーチクリーナーの携帯ホルダー。
  2. 前記アーム状保持部は、前記本体プレートの片面の下部から該プレートに対して直角乃至斜め下方に二股状に延びるアーム部と、前記アーム部の先端から上方に向かって延びるU字状フォーク部と、から成り、前記アーム部は、前記トーチクリーナーを前記アーム状保持部に保持させたとき前記研磨部の先端が前記本体プレートと干渉しないための長さ寸法を有することを特徴とする請求項1に記載のトーチクリーナーの携帯ホルダー。
  3. 前記アーム状保持部のU字状フォーク部は、その上端部が上方ほど左右に開いていて前記トーチクリーナーを保持させるときに前記研磨部と把持部との間の小径部に入り易くし、下部の上端縁が前記小径部を受ける形状とされていることを特徴とする請求項2に記載のトーチクリーナーの携帯ホルダー。
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