JP3200903U - マスク - Google Patents
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Abstract
【課題】アレルギー消炎効果及びリラックス、リフレッシュ効果を調整できるマスクを提供する。【解決手段】アレルギー消炎剤若しくは香料が封入してなるカプセル10を、マスク本体1とマスク本体の上端部近傍に設けられたクッション部4との間に内包するとともに、マスク本体の口元に空間を確保できる複数の点溶着部を設ける。【選択図】図1
Description
本考案は、鼻詰まり等、アレルギー症状を緩和させることができるとともに気分をリラックス、リフレッシュできるマスクに関します。
従来のマスクには、アレルギー消炎剤が封入された球形粒子が内包されたもので、アレルゲンの身体への侵入防止やアレルギー消炎効果をもたらすものがありました。
上記マスクは、アレルゲンの侵入防止効果やアレルギー消炎効果を生じさせるのに、マスクを揉む等して、マスクに内包した球形粒子を破壊させるだけでの簡単な動作のみで、
アレルギー症状を緩和させるものでした。その為、特に食品や薬品等を取り扱う工場などにて、その作業者における使用するには適していたものでした。
例えば、次の特許文献1
アレルギー症状を緩和させるものでした。その為、特に食品や薬品等を取り扱う工場などにて、その作業者における使用するには適していたものでした。
例えば、次の特許文献1
しかしながら、上記のように単にマスクに内包した球形粒子を破壊させるだけでは、アレルゲン侵入防止効果やアレルギー消炎効果はありますが、その他の効果として、例えばリラックス、リフレッシュ効果等はなく、また、アレルギー消炎効果やリラックス、リフレッシュ効果の強弱や持続効果を、その症状や気分に応じて任意に調整することはできませんでした。
更に、該球形粒子であるため、破壊時における感触を得ることができず、消炎効果を認識する迄、量的な使用感についての安心感を得ることはできませんでした。
本考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、アレルギーに対するアレルゲンの侵入防止効果及びアレルギー消炎効果だけでなく、リラックス効果や消炎効果若しくは、リラックス、リフレッシュ効果の強弱や持続効果を、使用感とともに、その症状や気分に応じて任意に調整できるマスクを提供することを目的とするものです。
前記課題を解決するため請求項1記載の考案にあっては、鼻及び口を覆うシート部からなるマスク本体と、耳かけ部とを有したマスクにおいて、該マスク本体の上端縁近傍にクッション部を設けるとともに、口元に空間を確保できる溶着部を設けてなることを特徴とするものです。
請求項2記載の考案にあっては、前記クッション部と、前記マスク本体との間にカプセルを内包してなり、該カプセルにはアレルギー消炎剤が封入してなることを特徴とするものです。
請求項3記載の考案にあっては、前記クッション部と、前記マスク本体との間にカプセルを内包してなり、該カプセルには香料が封入してなることを特徴とするものです。
請求項4記載の考案にあっては、該カプセルの直径が1mm以上であることを特徴とするものです。
請求項5記載の考案にあっては、前記カプセルをシート部の溶着ラインに位置するように配列してなることを特徴とするものです。
請求項6記載の考案にあっては、前記溶着部は、複数の点溶着によることを特徴とするものです。
請求項7記載の考案にあっては、前記クッション部は、粘着性を有することを特徴とするものです。
本考案によれば、複数個の直径1mm以上のカプセルをクッション部とシート部との間に内包しているので、症状或いは気分に応じて該カプセルを破壊でき、量を任意に調整できることで、アレルギー消炎効果である鼻詰まり解消やリラックス、リフレッシュ効果を得ることができます。
尚、該カプセルが、直径1mm以上の大きさを有している為、破壊時の感触が指先等に直接的に伝わり、破壊数による量の調整を体感できるので、使用感についての安心感を得ることができます。
その際、該カプセルは、シート本体の表面の溶着ラインに位置しているので、破壊時に生じる染み出しが、該溶着ラインのライン形状と重なり合い、染み出しが目立たせないことができます。
また、該クッション部は、その片面或いは両面に粘着性を有しているので、肌との密着性が高まり、位置ずれを防止でき、マスク本体の位置ずれによる摩擦を防ぐことができます。
更に、口元部分に相当する箇所この実施例では、4箇所に点溶着をし、(尚、この点溶着は熱溶着或いは超音波溶着等を問いません。)鼻下部や口周辺と、マスク本体の内面との間に空間を設けることができるので、この実施例ではアレルギー消炎剤の一例としてメントールや、各種香料等の香りを滞留させ、漂う継続時間を持続させることができます。
図1から図5に示すように、本実施形態を示す図です。
図1乃至図5で示すように、本考案に係わるマスクは、鼻及び口を覆うように装着され、アレルゲンの侵入防止効果、アレルギー消炎効果及びリフレッシュ、リラックス効果をもたらす為に使用するマスクです。
図1乃至図5で示すように、本考案に係わるマスクは、鼻及び口を覆うように装着され、アレルゲンの侵入防止効果、アレルギー消炎効果及びリフレッシュ、リラックス効果をもたらす為に使用するマスクです。
マスク本体1を、鼻及び口を覆う略横長矩形からなるシート部2と、該シート部2の左端部及び右端部に接続された耳に掛ける為の紐部3とを備えるとともに、該マスク本体1の上端縁にクッション部4を備えてなるものです。
前記シート部2は、図3及び図4で示すように、合成繊維製の不織布シート5及びレーヨンシート6を重ね合わせて4層で構成されています。3枚の不織布シート5及び1枚のレーヨンシート6が重ね合わされた状態で、熱溶着或いは超音波溶着されてマスク本体1のシート部2が構成されています。
該溶着部は、マスク本体1の上端部及び下端部のそれぞれに、横方向に沿って2列の線状に設けられてなる第一溶着部7及び第二溶着部8が形成されています。
尚、本実施例には図示していませんが、該溶着部を更に該マスク本体1の左端部及び右端部のそれぞれに縦方向に沿って2列の線状に設けられなる溶着部を形成しても良いです。
該第一溶着部7の表面には、マスク本体1の上端部を鼻の付け根に沿って配置させるクッション部4が設けられています。
また、該マスク本体1の上端部の第一溶着部7と、下端部の第二溶着部8との間の中央部は4箇所の点溶着9によって構成されています。
なお、本実施例では4箇所の点溶着9にしていますが、複数の点溶着9であれば良く、本実施例に示すものに限定するものではありません。
なお、本実施例では4箇所の点溶着9にしていますが、複数の点溶着9であれば良く、本実施例に示すものに限定するものではありません。
更に図で示すように複数個の直径1mm以上のカプセル10をクッション部4とシート部2との間に内包したカプセル含有体11を構成してなります。
なお、本実施例ではカプセルの形状が球形となっていますが、他の形状でも良く、本実施例に示すものに限定するものではありません。
前記カプセル10は、図5で示すように、壁部12と中空部13とからなり、該中空部13には、アレルギーによる鼻炎等を消炎させるのに有効且つ、香料としての使用効果もあるメントール等のアレルギー消炎剤若しくはその他の各種香料が充填されています。
また、前記カプセル10を構成する壁部12は、この実施例ではゼラチンが用いられており、該カプセルが破壊されるまでは、前記中空部13内のアレルギー消炎剤の成分若しくは各種香料の成分が発散しないようにされています。
本考案に係るアレルギー消炎剤若しくは香料の素材の具体例としては、フローラル系、ハーブ系、ミント系、フルーツ系等があり、これらの単品、或いは組み合わせによって、それぞれに調合して使用するものです。
前記の構成からなるマスク14は、アレルギーに対する外部からのアレルゲンの侵入を防止することができるし、また、鼻詰まり等のアレルギー症状が起きた時に、或いは気分転換を図りたい時に該マスク14を外した上で、カプセル10が内包している該マスク14のクッション部4を指で握り潰すことにより、前記カプセル10を破壊して中空部13に封入されているアレルギー消炎剤若しくは各種香料を出します。
前記のようにカプセル10を破壊した後の状態でのマスク14を、再び鼻及び口を覆うと、メントール等若しくは各種香料の香りがマスク本体1の内側に漂い広がると同時に、前記アレルギー消炎剤若しくは各種香料が気化されて徐々に前記シート部2を通過し、該シート部2を介して鼻及び口から吸引され、気管支等に吸入されます。
その際、該カプセルが、直径1mm以上の大きさを有している為、破壊時の感触が指先等に直接的に伝わり、破壊数による量の調整を体感できます。
前記のようにアレルギー消炎剤若しくは各種香料が気管支等に吸入されることで、アレルギーの発症を防止するとともに、鼻詰まり等の該症状を緩和することができますし、
また、気分転換等によるリフレッシュ感、リラックス感を図ることもできます。
また、気分転換等によるリフレッシュ感、リラックス感を図ることもできます。
また、図2にあるように、マスク本体1の上端縁15にクッション部4を設けることにより、マスク本体1の上端縁15を鼻の付け根に沿って配置させて、マスク本体1の上端縁14の位置が鼻の付け根からずれることを防止することができます。
マスク本体1の上端縁15の位置ずれを防止することにより、鼻頭にマスク本体1の上端縁15を適切に配置することができます。また、クッション部4の肌への密着性を高める為、該クッション部4の肌側の片面或いは、クッション部4の位置調整の為にマスク本体1側にも粘着性をもたせても良いです。
このように、マスク本体1の右側部及び左側部が装着者の頬に密着させて装着することができ、位置ずれを防止して、マスク本体1の位置ずれによる肌への摩擦を防ぐことができます。
更に、図2にあるように、口元部分に相当する箇所4箇所に点溶着9をしているので、鼻下部や口周辺とマスク本体1の内面との間に空間16を設けることができ、マスク本体1による圧迫感を減少させることができます。
また、鼻下部の前面や口周辺の前面にマスク本体1が密着すると、呼吸や会話の際にマスク本体の内面が口等に当たり、装着者が不快に感じる恐れがなく、マスク本体1による付け心地による装着感の向上をさせることができます。
更に、前記クッション部4とシート部2との間に内包されたカプセル10は、該シート部2の表面の溶着ライン17に位置しているので、該カプセル10の破壊時に生じる染み出しが、該溶着ライン17のライン形状と重なり合い、染み出しが目立たせないことができます。
尚、前記カプセル10の破壊は、破壊具合で破壊数をコントロールできるので、例えば4粒の内、2粒を潰す等、何回かに分けて使用しても良いし、また、症状が重い場合若しくは気分転換を一気に図りたい場合は、一気に破壊して使用する等、その状態若しくはその時の気分に応じて任意に量を調整できます。
また、その際、前記のように、鼻下部や口周辺と、マスク本体1の内面との間に空間16を設けているので、前記カプセル10に内包している成分や香りを滞留させ、香りを漂う継続時間を持続させることができます。
上述のように構成されたマスク14を、例えば通勤、通学中或いは、仕事中、学業中等において、鼻詰まり等のアレルギー症状で煩わしい場合若しくは気分転換を図りたい場合は、その時点でマスク14のクッション部4を指で握り潰す等して前記カプセル10を破壊させるだけでの極簡単な操作のみで該アレルギー症状の緩和や、リフレッシュ感、リラックス感等の気分爽快感を図ることが可能になります。
その結果、該アレルギー症状からくる鼻詰まり等の煩わしさから解放され、集中して仕事学業等を行なうことができます。勿論、日常生活一般においても、気分転換を容易にでき、その時の気分次第でリラックス感、リフレッシュ感等の非常に快適な生活を送ることができます。
マスク本体1
シート部2
紐部3
クッション部4
不織布5
レーヨンシート6
第一溶着部7
第二溶着部8
点溶着9
カプセル10
カプセル含有体11
壁部12
中空部13
マスク14
上端縁15
空間16
溶着ライン17
シート部2
紐部3
クッション部4
不織布5
レーヨンシート6
第一溶着部7
第二溶着部8
点溶着9
カプセル10
カプセル含有体11
壁部12
中空部13
マスク14
上端縁15
空間16
溶着ライン17
Claims (7)
- 鼻及び口を覆うシート部からなるマスク本体と、耳かけ部とを有したマスクにおいて、該マスク本体の上端縁近傍にクッション部を設けるとともに、口元に空間を確保できる溶着部を設けてなるマスク。
- 前記クッション部と、前記マスク本体との間にカプセルを内包してなり、該カプセルにはアレルギー消炎剤が封入してなる請求項1に記載のマスク。
- 前記クッション部と、前記マスク本体との間にカプセルを内包してなり、該カプセルには香料が封入してなる請求項1又は2に記載のマスク。
- 前記カプセルの直径が1mm以上である請求項2又は3に記載のマスク。
- 前記カプセルをシート部の溶着ラインに位置するように配列してなる請求項1乃至4のいずれかに記載のマスク。
- 前記溶着部が、複数の点溶着によってなる請求項1乃至5のいずれかに記載のマスク。
- 前記クッション部が、粘着性を有してなる請求項1乃至6のいずれかに記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015004329U JP3200903U (ja) | 2015-08-27 | 2015-08-27 | マスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015004329U JP3200903U (ja) | 2015-08-27 | 2015-08-27 | マスク |
Related Parent Applications (1)
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JP2012187997A Continuation JP2014042753A (ja) | 2012-08-28 | 2012-08-28 | マスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3200903U true JP3200903U (ja) | 2015-11-12 |
Family
ID=54543963
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015004329U Expired - Lifetime JP3200903U (ja) | 2015-08-27 | 2015-08-27 | マスク |
Country Status (1)
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JP (1) | JP3200903U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102105594B1 (ko) * | 2018-12-10 | 2020-04-29 | 주식회사 휴먼퍼스트 | 향 발산이 가능한 마스크 |
CN114521700A (zh) * | 2020-11-02 | 2022-05-24 | 奥美医疗用品股份有限公司 | 一种缓释香味口罩及其制备方法 |
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2015
- 2015-08-27 JP JP2015004329U patent/JP3200903U/ja not_active Expired - Lifetime
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