JP3220304U - マスク - Google Patents

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秀一 山田
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Abstract

【課題】使用者が取り扱いやすく、かつ装着時に不快感を与えないフィットしやすいマスクを提供する。
【解決手段】使用者の鼻口部を覆うように装着し、上下左右方向に所定の大きさを有するとともに、少なくともマスク装着時に表面側に位置する表面層と装着時に鼻口部に近接する裏面層とを有する複数の層を重ね合わせて形成され、表面層と裏面層とが線状接合部で接合されたマスク本体2と、マスク本体2の形状を所定形状に保持するためのワイヤ部材20とを備え、線状接合部10、11は、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線12、13からなり、マスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、互いに隣り合う線状接合線12、13との間隔が左右両端部における線状接合線12、13との間隔よりも広くなるように形成された幅広部16を有し、幅広部16にはワイヤ部材20を配置するワイヤ部材収納部18が形成されている。
【選択図】図1

Description

本考案は、マスクに関する。
従来から、花粉症の対策や風邪の予防、埃等から身を守る対策の一つとしてマスクが用いられている。近年は、特に花粉症を患う人が急激に増えたり、PM2.5やインフルエンザの対策などの理由から、体調がすぐれないときだけではなく、普段から日常的にマスクを使用する人の数も増えてきている。
一般的に、マスクは、使用時に使用者の鼻口部を覆うマスク本体と、両端がマスク本体に取り付けられて輪状に形成され、使用時には使用者の耳に掛ける耳掛け部とから構成されている。従来のマスクは、マスク本体にガーゼなどを使用しているものが多かった。しかしながら、このような従来のマスクは一度使用した後は洗濯して何度も繰り返し使用することを前提にしていた。そのため、洗濯の頻度や使用回数、使われ方によって汚れが目立つようになって来たり、次第に衛生的ではなくなっていく傾向があり、使用し始めた当初と同じ程度の清潔状態を常に維持することができないという問題があった。
そのため、近年では、一度使用したら廃棄するマスクが広く用いられるようになっている。マスクは、一般的にはマスク本体に不織布を用いており、使用した後に洗濯をして何度も繰り返し使用する必要がなく、使用者が使用した後は廃棄する。次にマスクを使用するときはまた別の新品のマスクを使用する。これによって従来から用いられていたガーゼタイプのマスクで懸念されていた衛生上の問題点を解消することができた。
近年になって広く用いられているマスクは、マスク本体に不織布を用いているだけでなく、マスク本体の上部、すなわち使用者がマスクを着用したときに使用者の鼻の部分に位置する箇所にワイヤ部材が配置するように形成されているものが多い。このワイヤ部材は、マスク本体の形状を保持することができるようにするためのものである。使用者の顔の形状は人それぞれ異なるため、装着時にワイヤ部材の形状を変化させることによって、使用者の顔の形状にフィットさせ、かつその状態を維持することができる。
しかし、このように形成されたマスクであっても、使用者がマスクを一旦取って再度装着する場合には、ワイヤ部材が変に変形してしまったり、又はワイヤ部材の位置が使用当所の所定位置から大きくずれてしまって、使用者の顔の形状にフィットさせるようにするのが面倒になることもあった。そのため、下記に示す特許文献1,2に記載されたマスクは、ワイヤ部材が配置されている箇所において、このワイヤ部材がマスク本体の左右方向に大きくずれないよう、ワイヤ部材が移動する可能性のある箇所にエンボス加工を施してワイヤ部材のズレを解消したマスクが開示されている。
特開2018−83988号公報 特開2015−217142号公報
上記した特許文献1,2に記載されたマスクは、マスク本体においてワイヤ部材が配置されている箇所の左右方向の延長線上に接合部を形成することにより、ワイヤ部材が大きく移動することを防止している。しかしながら、このようにワイヤ部材が配置されている箇所の左右方向の延長線上に接合部を形成すると、製造時にワイヤ部材も誤って接合してしまうおそれがあるといった問題があった。このようにワイヤ部材も接合してしまうと、マスク本体における接合箇所が硬くなりすぎてしまい、マスクを装着すると使用者の顔に硬くなった箇所が当たって使用者に不快感を与えたり、使用者の顔にフィットさせることができなくなるといった問題が生じていた。
本考案は、上記した問題に鑑みてなされたものであり、使用者が扱いやすく、かつ装着時に不快感を与えないフィットしやすいマスクを提供することを目的とする。
本考案は、
(1)装着時に使用者の耳に引っ掛けて前記使用者の鼻口部を覆うように装着するマスクであって、上下方向及び左右方向に所定の大きさを有するとともに、少なくともマスク装着時に表面側に位置する表面層と前記装着時に前記鼻口部に近接する裏面層とを有する複数の層を重ね合わせて形成され、前記表面層と前記裏面層とが線状接合部で接合されたマスク本体と、前記マスク本体の形状を所定形状に保持するためのワイヤ部材とを備え、前記線状接合部は、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線からなり、前記マスク本体の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、互いに隣り合う前記線状接合線と線状接合線との間隔が前記マスク本体の左右両端部における前記線状接合線と線状接合線との間隔よりも広くなるように形成された幅広部を有するとともに、前記マスク本体の左右両端部においては前記幅広部よりも幅が狭い幅狭部を有し、前記幅広部には前記ワイヤ部材を配置するワイヤ部材収納部が形成されていることを特徴とするマスク、
(2)前記線状接合部には、前記幅広部と前記幅狭部との間に段差部が形成されている上記(1)記載のマスク、
(3)前記幅広部は、前記左右方向の長さが前記ワイヤ部材の前記左右方向の長さよりも長くなるように形成されており、前記ワイヤ部材収納部は、前記ワイヤ部材の前記左右両端部と前記段差部との間に遊び部を有する上記(1)又は(2)記載のマスク、
(4)前記幅狭部の幅が前記ワイヤ部材の幅よりも狭くなるように形成されている上記(1)から(3)のいずれかに記載のマスク、
(5)前記ワイヤ部材収納部は、前記マスク本体の高さ方向上部又は高さ方向中央部の少なくともいずれかに形成されている上記(1)から(4)のいずれかに記載のマスクを要旨とする。
本考案によれば、マスク本体における線状接合部が幅広部及び幅狭部を備えており、この幅広部にワイヤ部材収納部を形成してワイヤ部材を収納しているので、複数の線状接合線以外に他の接合部を形成しなくてもワイヤ部材の大きな移動を抑えることができる。そのため、製造時に誤ってワイヤ部材を接合してしまう不具合を確実に防止することができるのみならず、使用者が装着したときにも不快感を与えることのないマスクを提供することができる。
また、本考案によれば、マスクを装着したときにワイヤ部材を変形させることで使用者の顔にフィットさせることができるので、埃や粉じんなど、外部から飛散してくる異物を鼻口部から吸引してしまうことを防止することもできる。
本考案に係るマスクの第1の実施の形態を表す正面図である。 マスク本体の断面図である。 本考案に係るマスクの第2の実施の形態を表す正面図である。
本考案に係るマスクの実施の形態について詳細に説明する。図1は本考案に係るマスクの第1の実施の形態を表す正面図、図2はマスク本体の断面図、図3は本考案に係るマスクの第2の実施の形態を表す正面図である。なお、本明細書において上下左右という場合は、使用者がマスクを着用した時における、そのマスクの上下方向、左右方向を示すものとして説明する。
まず、第1の実施の形態に係るマスクについて説明する。図1に示すように、マスク1は、装着時に使用者の耳に引っ掛けて該使用者の鼻口部を覆うように装着し、使用者の顔面の対象部位を覆うように形成されている。マスク1は、上下方向及び左右方向に所定の大きさを有するマスク本体2と、マスク1を使用者が着用した時に、このマスク本体2が使用者の顔面の対象部位としての鼻口部や顎等を覆う状態を維持するための耳掛け部3a,3bとを有している。耳掛け部3a,3bは、例えば伸縮可能な紐状の部材で形成されており、両端部がマスク本体2に超音波融着や熱融着などの任意な方法によって接合されている。図1にも示すように、耳掛け部3a,3bは、両端がマスク本体2に接合されており、該マスク本体2から左右方向に輪状に延出する。使用者は、耳掛け部3aを使用者の左耳に引っ掛け、耳掛け部3bを使用者の右耳に引っ掛けてマスク1を装着する。
マスク本体2には、該マスク本体2が上下方向に広がることができるようにするためのプリーツ4が形成されている。本発明に係るマスクでは、プリーツ4は上下方向の4ヶ所に形成されており、それぞれのプリーツ4が互いに平行になるように、並列に形成されている。マスク本体2は、これらプリーツ4が形成されていることによって、使用者がマスク1を装着する時にはマスク本体2を上下方向に伸ばして広げることができたり、使用者がマスクを顔から取る時にはマスク本体を上下方向に縮めて小さくすることができるようになっている。マスク本体2は、プリーツ4を上下方向に広げると、使用者がマスク1を装着した時に使用者の鼻口部及び顎を含む使用者の顔面の対象部位を全体的に覆うことができる大きさとなるように形成されている。
なお、このプリーツ4を形成するための方法としては、マスク本体2を折り畳むことによって形成する方法が採用されることが多く、折り畳み方も複数種類存在するが、本実施の形態におけるマスク本体2では、プリーツ4の形成方法は従来から知られているものを任意に選択して形成してよい。
次に、マスク本体2の層構成について説明する。本発明におけるマスク本体2は、少なくとも表面層5及び裏面層6を少なくとも有する複数の層を重ね合わせて形成されている。本実施の形態に係るマスク1では、図2に示すように、マスク本体2は表面層5、中間層7及び裏面層6の3層構成となっている。なお、本実施の形態では、マスク本体2が表面層5、中間層7及び裏面層6からなる3層構成である例を用いて説明するが、マスク本体2は3層以外の層構成であってもよい。そして、マスク本体2は、これら表面層5、中間層7及び裏面層6が重ね合わされており、これら重ね合わされた表面層5、中間層7及び裏面層6は超音波融着や熱融着等の方法で接合されている。本実施の形態に係るマスク1では、マスク本体2を構成するこれら表面層5、中間層7及び裏面層6を後述する線状接合部としての第1線状接合部10及び第2線状接合部11により接合されている例を用いて説明するが、接合の態様はこれに限定されるものではない。
表面層5は、使用者がマスク本体2を装着した時に表面側に位置する層である。言い換えると、表面層5は装着時に使用者とは最も離れる反対側に位置する層である。この表面層5は、マスク本体2に厚みや強度を付与する層である。この表面層5は、例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等によって形成されている。
裏面層6は、使用者がマスク本体2を装着した時に最も使用者の顔に近い位置に位置する層である。この裏面層6は、マスク本体2に厚みや強度を付与するとともに、使用者の肌と直接接したときに肌触りをよくするために設けられている層である。この裏面層6は、例えば、エアスルー不織布、スパンボンド不織布、スパンレース不織布等によって形成されている。
中間層7は、表面層5と裏面層6との間に位置する層であり、表面層5と裏面層6とに挟まれるようにして重ね合わせられている。この中間層7はフィルター機能を有しており、例えばメルトブロー不織布によって形成されている。なお、中間層7には、香料や抗菌・抗ウイルス効果を有する薬剤等を塗布してもよい。このように香料を設けたり、抗菌・抗ウイルス効果を有する薬剤を塗布することによって、使用者がマスク本体2を着用している時に、より快適性を向上させることができたり、使用時に鼻口部を覆うことによる閉塞感を感じて不快感を覚えることを大幅に低減することができる。
中間層7に使用することのできる香料としては、例えば、メントール、カルボン、シネオール、リモネン、ピネン、カンファ―、リナロール、ターピネオール、ペパーミント、スペアミント、ローズマリー、ラベンダー、ティートゥリー、カモミル、ユーカリ、オレンジ、レモン、ネロリ、ベルガモット、プチグレン等が挙げられる。また、抗菌・抗ウイルス効果を有する薬剤としては、例えば、ローズバッツ等が挙げられる。
上記した香料や抗菌・抗ウイルス効果を有する薬剤の塗布量や中間層7に対して塗布する範囲は特に限定されることはないものの、マスク本体2の上下方向中央部よりも下方に位置する所定の範囲内に塗布することが好ましい。仮に、マスク本体2の上下方向中央部よりも上方に位置する範囲内に塗布すると、マスク本体2を使用者が着用した時に目に沁みたり、目が刺激を受けて涙が出るなどの不都合が生じるおそれもあるからである。
マスク本体2の上下方向両側、すなわちマスク本体2の上端部2aと下端部2bには、表面層5、中間層7及び裏面層6とともに耳掛け部3a,3bの両端部を熱溶着等によって接合した溶着部が形成されている。これら溶着部は、マスク本体2の上端部2aには上側溶着部8として形成されており、マスク本体2の下端部2bには下側溶着部9として形成されている。これら上側溶着部8及び下側溶着部9は、熱溶着部分が上下方向に平行に並ぶように形成されている。また、これら上側溶着部8及び下側溶着部9は、マスク本体2の左右方向両端部に位置する上側溶着部8同士が左右方向に平行に並び、下側溶着部9同士が左右方向に平行に並ぶように形成されている。
マスク本体2において、左右方向両端に位置する上側溶着部8の間には線状接合部としての第1線状接合部10が形成されている。また、マスク本体2において左右方向両端に位置する下側溶着部9の間には線状接合部としての第2線状接合部11が形成されている。第1線状接合部10は所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線としての第1線状接合線12及び第2線状接合線13から構成されている。これら第1線状接合線12及び第2線状接合線13は、本実施の形態では超音波融着によって表面層5、中間層7及び裏面層6を接合しているが、表面層5から裏面層6までを接合する方法は超音波融着以外の方法であってもよい。
図1に示すように、第1線状接合線12は、マスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの高さ方向の位置とマスク本体2の左右両端部における高さ方向の位置とが異なっており、マスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの方がマスク本体2の左右方向両端部における高さ方向の位置よりも上側に位置するように形成されている。そして、第1線状接合線12において、マスク本体2の左右方向両端部における第1線状接合線12とマスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの第1線状接合線12との間は、外方向に向けて斜め状に形成された段差部としての第1段差部14が形成されている。
第2線状接合線13は、マスク本体2の左右両端部における高さ方向の位置が異なっており、マスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの方がマスク本体2の左右方向両端部における高さ方向の位置よりも下側に位置するように形成されている。そして、第2線状接合線13において、マスク本体2の左右方向両端部における第2線状接合線とマスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの第2線状接合線13の間は、下方向に向けて斜めに形成された段差部としての第2段差部15が形成されている。
第1線状接合部10は、第1線状接合線12においては第1段差部14と第1段差部14との間に位置する箇所及び第2線状接合線13においては第2段差部15と第2段差部15との間に位置する箇所における幅h1は、第1段差部14及び第2段差部15よりも外側に位置する箇所における幅h2よりも広くなっており、h1>h2の関係となるように形成されている。すなわち、マスク本体2は、マスク本体2の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、第1線状接合部10において互いに隣り合うように形成されている第1線状接合線12と第2線状接合線13との間隔が、左右両端部における第1線状接合線12と第2線状接合線13との間隔よりも広くなるように形成された幅広部16となっており、左右両端部においては幅広部16よりも幅が狭い幅狭部17が形成されるとともに、これら幅広部16と幅狭部17との間には第1段差部14及び第2段差部15が形成されている。
第1線状接合線12及び第2線状接合線13の間において、これら第1線状接合線12と第2線状接合線13との間の間隔がh1となっている箇所、すなわち幅広部16には、ワイヤ部材収納部18が形成されている。ワイヤ部材収納部18は、内部にワイヤ部材20を収納するためのスペースである。このワイヤ部材収納部18は、左右方向の幅L1がワイヤ部材20の左右方向の長さL2よりも大きく、L1>L2の関係となる大きさに形成されている。そして、ワイヤ部材収納部18の左右両端部から段差部までの間に形成されている幅L3を有する箇所は、ワイヤ部材20が自由に移動できる遊び部19となっている。
ワイヤ部材20は、可撓性を有する材料で形成されており、使用者がマスク本体2を装着するときに、使用者の鼻元の形状に沿うように変形させることができるようになっている。ワイヤ部材20は、このような材料で形成することによりマスク本体2の上端部2aと使用者の顔面との間に形成される隙間の発生を防止できるようになっている。このワイヤ部材20は使用者の鼻元の形状に沿うように自在に変形させることのできる材料で形成されているため、例えば使用者がマスク1を一旦外して、再度そのマスク1を装着する時にも、容易にワイヤ部材20の形状を使用者の鼻元と合わせることができる。
また、このワイヤ部材20は、上記した通りワイヤ部材収納部18の中に収納された状態で配置されている。また、ワイヤ部材20は、ワイヤ部材収納部18の中において、遊び部19が形成されている範囲内において自由に移動することができる状態で配置されている。このワイヤ部材20の幅h3は、幅広部16の幅h1よりも小さく、かつ幅狭部17の幅h2よりも大きくなっており、h1>h3>h2の関係が成立するようになっている。そのため、ワイヤ部材20は幅広部16として機能しているワイヤ部材収納部18内では自由に移動し、幅広部16から幅狭部17に移る第1段差部14、第2段差部15において左右両端面のいずれかが当たって、幅狭部17内まで移動するのを規制でき、ワイヤ部材20の位置ズレを確実に防止することができるようになっている。
第2線状接合部11は、マスク本体2の下部に形成されており、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線としての第3線状接合線21及び第4線状接合線22が形成されている。これら第3線状接合線21及び第4線状接合線22は、本実施の形態では超音波融着によって表面層5、中間層7、及び裏面層6を接合しているが、表面層5から裏面層6までを接合する方法は超音波融着以外の方法であってもよい。また、第2線状接合部11の接合方法は、第1線状接合部の接合方法と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
第3線状接合線21及び第4線状接合線22は互いに隣接し合うようにして直線状に形成されている。これら第3線状接合線21及び第4線状接合線22は、マスク本体2の左右方向に延びるように形成されており、それぞれが互いに平行となるような位置関係で形成されている。なお、本実施の形態では、第2線状接合部11にはワイヤ部材を用いていないが、第2線状接合部11にも新たにワイヤ部材収納部を形成して、ワイヤ部材を配置するようにしてもよい。
次に、本実施の形態に係るマスク1の作用効果を説明する。上記した構成を備えたマスク1は、使用者が耳掛け部3aを左耳に引っ掛けて耳掛け部3bを右耳に引っ掛けることによって装着できる。この状態では、マスク1と使用者の顔との間に隙間ができているので、使用者の手によってワイヤ部材20の形状を変えて、使用者の顔の形状に沿う形に変形させる。このようにすることで、使用者の顔の形状に合い、フィットさせることができる。マスク1を使用者の顔にフィットさせると、マスク本体2が鼻口部を全体的に覆い、かつ使用者の顔と外部に飛散している埃や粉じんなどを吸引するのを確実に防止することができる。
また、使用者が一旦マスク1を顔からとってポケット等に入れると、ワイヤ部材20の形状はマスク1の装着時とは全く異なった形状になることが多い。また、ポケット等に入れたマスク1は、ワイヤ部材20がワイヤ部材収納部18内において移動したりするため、当初の形状を保ちながらポケット内にいることがない。このような場合に本実施の形態に係るマスク1によれば、ワイヤ部材20の幅h3と幅狭部17の幅h2との関係がh3>h2となっているので、ワイヤ部材収納部18内でワイヤ部材20が移動しても、ワイヤ部材20の左右方向の端面が第1段差部14、第2段差部15に当ってそれ以上の移動が規制される。そのため、ワイヤ部材20が大きく位置ズレを起こしたり、それによって使用者が再度着用するときに位置ズレを起こしたワイヤ部材20を元の位置に戻さなければいけないといった煩雑さを確実に解消することができる。
さらに、本実施の形態に係るマスク1によれば、ワイヤ部材収納部18に遊び部19を形成しているので、マスク1を製造するときに誤ってワイヤ部材20をマスク本体2と一緒に接合してしまって、マスク本体2の柔軟性を損なうという不具合をなくし、ワイヤ部材20とマスク本体2を別々にした状態で接合することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係るマスクついて説明する。なお、本実施の形態に係るマスクの構成について、先に説明した第1の実施の形態に係るマスクの構成と同じ箇所については説明を省略する。
図3に示すように、マスク31は、マスク本体32の構成が先に説明した第1の実施の形態に係るマスク本体2の構成と異なっている。すなわち、本実施の形態に係るマスク本体32は、第1線状接合部10及び第2線状接合部11に加え、第3線状接合部33が形成されている。この第3線状接合部33は、マスク本体32の上下方向中央部に形成されており、マスク本体32の上下方向中央部における形状を所定形状に変形した後に保持することができるようになっている。このように構成することで、使用者がマスク31を装着したときに、マスク本体32の裏面層が使用者の顔面とマスク本体32との間に所定の隙間を形成しやすくなるため、マスク本体32が使用者の顔面に密着することによって使用者に不快感を与えるといったことを確実に防止することができるようになっている。
第3線状接合部33は、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線としての第5線状接合線34及び第6線状接合線35から構成されている。これら第5線状接合線34及び第6線状接合線35は、本実施の形態では超音波融着によって表面層5、中間層7及び裏面層6を接合しているが、表面層5から裏面層6までを接合する方法は超音波融着以外の方法であってもよい。
図3に示すように、第5線状接合線34は、マスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの高さ方向の位置とマスク本体32の左右両端部における高さ方向の位置とが異なっており、マスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの方がマスク本体32の左右方向両端部における高さ方向の位置よりも上側に位置するように形成されている。そして、第5線状接合線34において、マスク本体32の左右方向両端部における第5線状接合線34とマスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの第5線状接合線34との間には、外方向に向けて斜め状に形成された段差部としての第3段差部36が形成されている。
第6線状接合線35は、マスク本体32の左右両端部における高さ方向の位置が異なっており、マスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの方がマスク本体32の左右方向両端部における高さ方向の位置よりも下側に位置するように形成されている。そして、第6線状接合線35において、マスク本体32の左右方向両端部における第2線状接合線とマスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置までの第6線状接合線35の間は、下方向に向けて斜めに形成された段差部としての第4段差部37が形成されている。
第3線状接合部33は、第5線状接合線34においては第3段差部36と第3段差部36との間に位置する箇所及び第6線状接合線35においては第4段差部37と第4段差部37との間に位置する箇所における幅h4は、第3段差部36及び第4段差部37よりも外側に位置する箇所における幅h5よりも広くなっており、h4>h5の関係となるように形成されている。すなわち、マスク本体32は、マスク本体32の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、第3線状接合部33において互いに隣り合うように形成されている第5線状接合線34と第6線状接合線35との間隔が、左右両端部における第5線状接合線34と第6線状接合線35との間隔よりも広くなるように形成された幅広部38となっており、左右両端部においては幅広部38よりも幅が狭い幅狭部39が形成されるとともに、これら幅広部38と幅狭部39との間には第3段差部36及び第4段差部37が形成されている。
第5線状接合線34及び第6線状接合線35の間において、これら第5線状接合線34と第6線状接合線35との間の間隔がh4となっている箇所、すなわち幅広部38には、ワイヤ部材収納部40が形成されている。ワイヤ部材収納部40は、内部にワイヤ部材41を収納するためのスペースである。このワイヤ部材収納部40は、左右方向の幅L4がワイヤ部材41の左右方向の長さL5よりも大きく、L4>L5の関係となる大きさに形成されている。そして、ワイヤ部材収納部40の左右両端部から第3段差部36、第4段差部37までの間に形成されている、幅L6を有する箇所は、ワイヤ部材41が自由に移動できる遊び部42となっている。
ワイヤ部材41は、可撓性を有する材料で形成されており、使用者がマスク本体32を装着するときに、使用者の鼻元の形状に沿うように変形させることができるようになっている。ワイヤ部材41は、このような材料で形成することによりマスク本体32の上端部32aと使用者の顔面との間に形成される隙間の発生を防止できるようになっている。このワイヤ部材41は使用者の鼻元の形状に沿うように自在に変形させることのできる材料で形成されているため、例えば使用者がマスク31を一旦外して、再度そのマスク31を装着する時にも、容易にワイヤ部材41の形状を使用者の鼻元と合わせることができる。
また、このワイヤ部材41は、上記した通りワイヤ部材収納部40の中に収納された状態で配置されている。また、ワイヤ部材41は、ワイヤ部材収納部40の中において、遊び部42が形成されている範囲内において自由に移動することができる状態で配置されている。このワイヤ部材41の幅h6は、幅広部38の幅h4よりも小さく、かつ幅狭部39の幅h5よりも大きくなっており、h4>h6>h5の関係が成立するようになっている。そのため、ワイヤ部材41は幅広部38として機能しているワイヤ部材収納部40内では自由に移動し、幅広部38から幅狭部39に移る段差部において左右両端面のいずれかが当たって、幅狭部39内まで移動するのを規制でき、ワイヤ部材41の位置ズレを確実に防止することができるようになっている。
次に、本実施の形態に係るマスク31の作用効果について説明する。本実施の形態に係るマスク31は、使用者が耳掛け部3a,3bを耳に引っ掛けて装着すると、マスク31と使用者の顔との間に隙間ができているので、使用者の手によってワイヤ部材41の形状を変えて、使用者の顔の形状に沿う形に変形させる。このようにすることで、使用者の顔の形状に合い、フィットさせることができる。マスク31を使用者の顔にフィットさせると、マスク本体32が鼻口部を全体的に覆い、かつ使用者の顔と外部に飛散している埃や粉じんなどを吸引するのを確実に防止することができる。
また、本実施の形態に係るマスク31では、このように使用者がマスク31を装着した後に第3線状接合部33の形状も任意に変形させることができる。マスク31は、第3線状接合部33にはワイヤ部材収納部40にワイヤ部材41が配置されているので、使用者が第3線状接合部33に配置されているワイヤ部材41によって、変形後の形状を保持する。そのため、マスク31を装着したときにマスク本体32と使用者の顔面との間に空間を形成することができる。そのため、本実施の形態に係るマスク31によれば、使用者がマスク31を装着したときに、マスク本体32が使用者の顔面に触れたりして息苦しさを与えたり、不快感を与えることを確実に防止することができる。
また、使用者が一旦マスク31を顔からとってポケット等に入れると、ワイヤ部材41の形状はマスク31の装着時とは全く異なった形状になることが多い。また、ポケット等に入れたマスク31は、ワイヤ部材41がワイヤ部材収納部40内において移動したりするため、当初の形状を保ちながらポケット内にいることがない。このような場合に本実施の形態に係るマスク31によれば、ワイヤ部材41の幅h6と幅狭部17の幅h5との関係がh6>h5となっているので、ワイヤ部材収納部40内でワイヤ部材41が移動しても、ワイヤ部材41の左右方向の端面が段差部に当ってそれ以上の移動が規制される。そのため、ワイヤ部材41が大きく位置ズレを起こしたり、それによって使用者が再度着用するときに位置ズレを起こしたワイヤ部材41を元の位置に戻さなければいけないといった煩雑さを確実に解消することができる。
さらに、本実施の形態に係るマスク31によれば、ワイヤ部材収納部40に遊び部42を形成しているので、マスク31を製造するときに誤ってワイヤ部材41をマスク本体32と一緒に接合してしまって、マスク本体32の柔軟性を損なうという不具合をなくし、ワイヤ部材41とマスク本体32を別々にした状態で接合することができる。
以上、本考案に係るマスクについて詳細に説明したが、上記した実施の形態の態様は本考案に係るマスクの例を示したに過ぎないものである。したがって、本考案に係るマスクは、本考案の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜変更してもよい。
1,31 マスク
2,32 マスク本体
3a,3b 耳掛け部
5 表面層
6 裏面層
7 中間層
10 第1線状接合部
11 第2線状接合部
12 第1線状接合線
13 第2線状接合線
14 第1段差部
15 第2段差部
16,38 幅広部
17,39 幅狭部
18,40 ワイヤ部材収納部
19,42 遊び部
20,41 ワイヤ部材
33 第3線状接合部
34 第5線状接合線
35 第6線状接合線
36 第3段差部
37 第4段差部
本考案は、
(1)装着時に使用者の耳に引っ掛けて前記使用者の鼻口部を覆うように装着するマスク
であって、上下方向及び左右方向に所定の大きさを有するとともに、少なくともマスク装
着時に表面側に位置する表面層と前記装着時に前記鼻口部に近接する裏面層とを有する複
数の層を重ね合わせて形成され、前記表面層と前記裏面層とが線状接合部で接合されたマ
スク本体と、前記マスク本体の形状を所定形状に保持するためのワイヤ部材とを備え、前
記線状接合部は、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線からなり、前記マスク
本体の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、互いに隣り合う前記線状接合線と
線状接合線との間隔が前記マスク本体の左右両端部における前記線状接合線と線状接合線
との間隔よりも広くなるように形成された幅広部を有するとともに、前記マスク本体の左
右両端部においては前記幅広部よりも幅が狭い幅狭部を有し、前記幅広部には前記ワイヤ
部材を配置するワイヤ部材収納部が形成されていることを特徴とするマスク、
(2)前記線状接合部には、前記幅広部と前記幅狭部との間に段差部が形成されている上
記(1)記載のマスク、
(3)前記幅広部は、前記左右方向の長さが前記ワイヤ部材の前記左右方向の長さよりも
長くなるように形成されており、前記ワイヤ部材収納部は、前記ワイヤ部材の前記左右両
端部と前記段差部との間に遊び部を有する上記(2)記載のマスク、
(4)前記幅狭部の幅が前記ワイヤ部材の幅よりも狭くなるように形成されている上記(
1)から(3)のいずれかに記載のマスク、
(5)前記ワイヤ部材収納部は、前記マスク本体の高さ方向上部又は高さ方向中央部の少
なくともいずれかに形成されている上記(1)から(4)のいずれかに記載のマスクを要
旨とする。

Claims (5)

  1. 装着時に使用者の耳に引っ掛けて前記使用者の鼻口部を覆うように装着するマスクであって、
    上下方向及び左右方向に所定の大きさを有するとともに、少なくともマスク装着時に表面側に位置する表面層と前記装着時に前記鼻口部に近接する裏面層とを有する複数の層を重ね合わせて形成され、前記表面層と前記裏面層とが線状接合部で接合されたマスク本体と、
    前記マスク本体の形状を所定形状に保持するためのワイヤ部材とを備え、
    前記線状接合部は、所定の間隔を開けて形成された複数の線状接合線からなり、前記マスク本体の左右方向中央部から所定長さを有する位置では、互いに隣り合う前記線状接合線と線状接合線との間隔が前記マスク本体の左右両端部における前記線状接合線と線状接合線との間隔よりも広くなるように形成された幅広部を有するとともに、前記マスク本体の左右両端部においては前記幅広部よりも幅が狭い幅狭部を有し、
    前記幅広部には前記ワイヤ部材を配置するワイヤ部材収納部が形成されていることを特徴とするマスク。
  2. 前記線状接合部には、前記幅広部と前記幅狭部との間に段差部が形成されている請求項1記載のマスク。
  3. 前記幅広部は、前記左右方向の長さが前記ワイヤ部材の前記左右方向の長さよりも長くなるように形成されており、
    前記ワイヤ部材収納部は、前記ワイヤ部材の前記左右両端部と前記段差部との間に遊び部を有する請求項1又は2記載のマスク。
  4. 前記幅狭部の幅が前記ワイヤ部材の幅よりも狭くなるように形成されている請求項1から3のいずれかに記載のマスク。
  5. 前記ワイヤ部材収納部は、前記マスク本体の高さ方向上部又は高さ方向中央部の少なくともいずれかに形成されている請求項1から4のいずれかに記載のマスク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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