JP3200705B2 - 色座標空間構造、色量子化及可変グレー領域の設定方法 - Google Patents

色座標空間構造、色量子化及可変グレー領域の設定方法

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JP3200705B2
JP3200705B2 JP14442899A JP14442899A JP3200705B2 JP 3200705 B2 JP3200705 B2 JP 3200705B2 JP 14442899 A JP14442899 A JP 14442899A JP 14442899 A JP14442899 A JP 14442899A JP 3200705 B2 JP3200705 B2 JP 3200705B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はイメージ処理のため
の色座標変換方法に関するもので、特に、RGB色モデ
ルからHSV色モデルへの変換と、輝度によりグレー領
域が異なって指定されるようにした色座標空間構造、色
量子化および可変グレー領域の設定方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】本発明はイメージ処理のためのシステム
である。最近ではイメージを内容をベースとして検索す
る研究が活発に行われており、又、商品化されたイメー
ジ検索エンジンや応用プログラムなどが多様に提示され
ている。このような内容をベースとしたイメージ検索で
使われる最も重要な情報の一つは色情報であり、この色
情報がどのような方法でどのくらい正確且つ効率的に求
められるかによってイメージ検索エンジンや応用プログ
ラムなどの性能が左右される。コンピュータで表現され
る色の数は次第に増しているが、一般的に色はそれより
少ない数で量子化して使用する。コンピュータでは、赤
(R)、緑(G)、青(B)の3原色を基準とするいわ
ゆる色座標空間として表現されるが、R、G、Bは人の
視覚的な変換をすぐに表現できない制約があるため、ほ
とんどの場合は色を色相(hue)、彩度(Saturation)、明
るさ(Value)のHSV色空間に変換した後使用する。
【0003】図1Aおよび図1BはRGB色座標空間か
らHSV色座標空間への変換方法とHSV色座標空間構
造とを示す。RGB色座標空間からHSV色座標空間へ
の変換方法は、v、s、hをそれぞれ明るさ、彩度、色
相の値として、 max = MAX(r、g、b):入力r、g、b値のうち
最も大きな値、 min = MIN(r、g、b):入力r、g、b値のうち
最も小さな値、 とするとき、 v = max : 入力r、g、b値のうち最も大きな値 s = (max-min)/max : 最大値と最小値との差値を最大値に正規化した値 h = (g-b)/(max-min)*60 if(r=max.∩.g-b≧0) (g-b)/(max-min)*60+360 if(r=max.∩.g-b<0) (2.0+(b-r)/(max-min))*60 if(g=max) (4.0+(r-g)/(max-min))*60 if(b=max) undifined (=gray color)if(max=min) の式により行われる。ここで、0≦r、g、b≦1、0
≦v≦1、0≦s≦1、0≦h≦360の条件を果たさ
なければならない。
【0004】上の過程によってRGB−HSV変換を行
うと、図1Bに示したように円筒形の空間に変換でき
る。この円筒形のHSV色座標空間で円筒の断面の円の
中心はグレー、円の一番外側の部分は純色、Sは円筒の
半径、V軸(+)方向には明るい色、V軸(−)方向に
は暗い色(黒色)、そして円筒の中心を通る軸からの角
度はHで表現している。従来のHSV色空間においても
同じ空間上で人の視覚が感じる色の変化の幅がそれぞれ
異なって表れ、HSV色空間上で色を単純に量子化する
と量子化された色は全ての色を均等に表現できない。そ
して、視覚的な色変化を考慮してベクトル量子化をする
場合には量子化モデルの選定が難しいだけでなく、多く
の計算量が要求されるので、これを使った内容をベース
としたイメージ検索性能を低下させる一つの原因とな
る。例えば、HSV色座標空間である円筒の底側に近づ
くほど黒色になるが、この部分ではS軸方向の円筒の半
径方向に色が分布されるとしても人の視覚的な特性によ
りその色の区別がし難くなる。即ち、定量的または数値
的な色区分が可能であっても明るさ(V)の低いところ
では色差を認識することができない。そのため、このよ
うな人の視覚的な特性を無視して従来の円筒形HSV色
座標空間を利用して色量子化を行われば、上述のような
制約且つ問題がそのまま残る。従って、全ての色領域を
均等に分布させながら視覚的な観点から色の変化が均等
に表れる色空間構造やその中での色量子化方法が切実に
要求されている。
【0005】一方、図2は従来のHSV色座標空間の概
略的な構造を示したものである。図2を参照すると従来
のHSV色座標空間は円柱状で、円柱の軸方向にV、中
心(O)から同心円方向にS、角度をHで表現してい
る。ここでは、HSV色座標空間で色領域とグレー領域
とを区分するために、Hとは無関係にHSV(或いはH
SI)の彩度(S)によってグレー領域を指定してい
る。即ち、従来ではグレーと判断される彩度のある値
(r)を決めて(τgray=r)グレー領域(S<
τgray)と色領域(S>τgray)とを区分していた。しか
し、その際に人の視感覚上グレー領域の変化は色相や明
るさ(V)次第でグレー(r)値が変わる可能性がある
ことを全く考慮していない。従って、従来のHSV色座
標空間で色領域とグレー領域とを区分する場合は、色相
や明るさ(V)と無関係にHSVやHSIの彩度(S)
によってグレー領域を指定するので、人の視感覚上の色
で区別してもグレーに見え、このような場合は不必要な
色信号処理が介入して色信号処理にかかる負担が増加す
る。逆に、必要な色情報をグレーに処理すると、イメー
ジ検索システムの性能低下をもたらす。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は上記
の従来技術の問題点を解決するためになされたもので、
その目的は全ての色領域を均等に分布させながら人間の
視覚的な観点から色の変化が均等に表すことができる方
法を提供することである。
【0007】本発明の他の目的は、色座標空間上で色を
量子化して新たな値でマッピングすることにより人間の
視感覚を考慮して内容をベースとしたイメージ検索性能
を向上することができる色量子化方法を提供することで
ある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、HS′V色座
標空間でグレー領域を指定するときに輝度を考慮するこ
とにより、実際に色相および明るさ(V)によってグレ
ー値(r)を可変してグレー領域が可変的に設定される
ようにした可変グレー領域の設定方法を提供することで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による色座標空間構造は、RGB色座標空間
からHSV色座標空間への変換時にV値によってS値の
最大値が変わるS′(S′=max-min)を定義し、この
S′を一軸とするHS′V色座標空間を用いることを特
徴とするものである。すなわち、本発明は、3次元空間
上の逆円錐形に構成され、逆円錐の中心を通る縦軸方向
のVと、逆円錐の中心を通る縦軸を中心に0゜〜360
゜角度(θ)の色相と、円中心(O)から最大円周
(C)方向への最短直線成分の最大値と最小値の差値
(S′)とで表現すことを特徴とする。
【0010】また、本発明の色量子化方法の特徴は、内
容をベースとしたイメージ検索のためにRGBで表現さ
れる色を上記したHS′V色座標空間に変換し、この新
たな色座標空間上で色を量子化して新たな値でマッピン
グすることにより、人間の視感覚を考慮して内容をベー
スとしたイメージ検索性能を向上させた色量子化方法で
ある。すなわち、入力色情報(RGB)をその色情報の
大小および差値を基準として、色相(H)、差値
(S′: max-min)、明るさ(V)を座標とする3次元
逆円錐形色空間上の座標値に変換する過程と、色空間座
標値を任意の所定値を基準に領域分割し、変換された値
を領域分割された値と比較して代表値でマッピングする
過程とからなる。
【0011】本発明の色座標空間における可変グレー領
域の設定方法は、イメージ情報を色座標空間上に対応さ
せ色領域とグレー領域に区分するもので、その際、グレ
ー領域を色相に対する輝度から求め、各色座標空間上の
位置によってグレー領域の区分基準値を可変的に変化さ
せることである。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明による色座標空間構
造、色量子化および可変グレー領域の設定方法に対する
好ましい実施形態を添付の図面を参照して詳しく説明す
る。本実施形態の色座標空間構造やその変換方法を図3
Aおよび図3Bに示した。図3Aおよび図3Bに示した
ように既存のRGB色座標空間をHS’V(但し、S’
=max-min)色座標空間に変換する。ここで、S' はmax
-minと定義し、入力r、g、bのうち最大値と最小値と
の差値を意味することにした。従来と本発明のHSV色
座標を2次元S−Vの平面から比較すると、従来では図
4Aに示したように円筒の重心軸を通る縦断面である
が、本発明は図4Bに示したように原点(O)から色値
(c)の方向に傾斜した形態になる。即ち、図3Bのよ
うに下側が頂点となる逆円錐形態のHS’V色座標空間
構造となり、このようなHS’VへRGBから色座標空
間変換を行う。従って、RGBからHS’Vへの色座標
空間変換は max=MAX(r、g、b):入力r、g、b値のう
ち最も大きな値、 min=MIN(r、g、b):入力r、g、b値のう
ち最も小さな値 とするとき、 =max:入力r、g、b値のうち最も大きな値、 ' =(max-min)/max * max= s*max=max-min =(g-b)/(max-min)*60 if(r=max.∩.(g-b)≧0) (g-b)/(max-min)*60+360 if(r=max.∩.(g-b)<0) (2.0+(b-r)/(max-min))*60 if(g=max) (4.0+(r-g)/(max-min))*60 if(b=max) undefined (=gray color) if(max=min) 但し、0≦r、g、b≦1、0≦≦1、0≦S’
1、0≦≦360の計算式によって簡単に得られる。
図3Aおよび図3Bから分かるように本発明のHS’V
色座標空間では人の視感覚的な特性に合わせた色量子化
が行われる。即ち、人の視感覚的な特性上白色側に近づ
くほど純色とグレーおよび色相の色区分が容易にできる
ので、この部分はHS’V横断面が円板であるときにそ
の径と断面積が最大の領域を持つ。そして、相対的に黒
色側に近づくほど純色とグレーおよび色相の区別が付か
なくなるので(非常に暗い色に対してはその色感が殆ど
同じように見える)この部分はHS’V横断面が円板で
あるときにその径と断面積が最小の領域(究極的には頂
点)を持つようになる。従って、この部分に対する色イ
ンデックスマッピングを既存のHSVでは行わなければ
ならないが、本発明のHS’Vではこのような問題を解
決できる。色量子化はRGBからHS’Vへの変換を行
い、HS’V色座標空間上の任意のある位置のインデッ
クスをその色量子化値にマッピングさせることにより可
能になる。
【0013】図5は本発明を適用するHSV色座標空間
構造を示す。図2に図示した従来のHSV色座標空間構
造に対し、本実施形態では黒色方向では人の視感覚上色
とグレー領域との区分が殆どつかないため、これを考慮
して下側に頂点を持つ逆円錐形にモデリングした。グレ
ー領域値(τgray)は色相によって可変的に設定される
ので、Ph位置での水平断面(図6参照)、PI位置で
の水平断面(図7参照)でそれぞれ示したように、円形
ではなく可変的に表れる。可変グレー領域値(τgray)
は色相に対する輝度から求められる。そして、可変グレ
ー領域値(τgray)は色相別輝度を求め、またその比例
値から求められる。
【0014】図6に示したようにV値が高い値の場合
(Ph平面)、グレー領域(τgray)が黄色に対しては
広く表れ、青色に対しては狭く表れる。そして、図7に
示したようにV値が低い値の場合(P1平面)、グレー
領域(τgray)は黄色に対しては狭く表れ、青色に対し
ては広く表れるので、結局、人の視感覚的な特性に適す
るように色領域とグレー領域とを区分することができ
る。
【0015】図8Aないし図8Cはこれを説明するため
の図面で、図8Aはh=60°(黄色)でのS−V平面
であり、図8Bはh=240°(青色)でのS−V平面
であり、図8Cはこの二つからグレー領域を設定するS
−V平面である。まず、MAX(r、g、b)=p
(r、g、bのうちの最大値) MIN(r、g、b)=q(r、g、bのうちの最小
値) h=240°(青色)、v=最大値のときにグレーを区
別する値をWmin h=240°(青色)、v=最小値のときにグレーを区
別する値をBmax h=60°(黄色)、v=最大値のときにグレーを区別
する値をWmax h=60°(黄色)、v=最小値のときにグレーを区別
する値をBmin とする。ここで、r、g、b、s、vは0から1の間の
値を有し、hは0°から360°の値を有する(図5お
よび図8Aないし図8C参照)。h=240°(青色)
でv=[1/(Wmin-Bmax)]×(p−q−Bmax)を示
す直線と、h=60°(黄色)でv=[1/(Wmax−Bm
in)]×(p−q−Bmin)を示す直線との交点Cは次
のように表すことができる。 C=(Cx,Cy)=((Wmax×Bmax−Wmin×Bmi
n)/(Wmax−Wmin+Bmax−Bmin)、(Bmax−Bmi
n)/(Wmax−Wmin+Bmax−Bmin)である。 そして、h=240°(青色)でのグレー領域はv<1
/(Wmax−Bmax)×(p−q−Bmax)の条件を満た
すときであり、h=60°(黄色)でのグレー領域はv
>(Wmax−Bmin)×(p−q−Bmin)の条件を満た
すときである。h=60°、240°以外のhでグレー
領域を区分する直線はCを通るが、h=240°でのグ
レー領域区分の直線の斜めより大きく、h=60°での
グレー領域区分の直線の斜めよりは小値の斜めを有す
る。そして、この直線は、この直線を通るC以外の一点
のWg(WminとWmax値の間の値)を求めることによっ
て直線式で表すことができる。図8Aないし図8Cにお
いてEgで表す直線の式は次の通りである。 v=[(1−Cy)/(Wg−Cx)](p−q)+1
−[(1−Cy)/(Wg−Cx)](Wg) 図8Aないし図8Cにおいてこの直線の左側の領域はグ
レー領域、右側の領域は色領域という。
【0016】全体的にグレー領域を定める式を順に羅列
すると次の通りである。任意のh、s、vにおいてグレ
ーであるか否かを判断するための式は、そのr、g、b
からすぐに求められる。まず、Y=A1×r+A2×g
+A3×bの式(ここで、係数A1、A2、A3は既存
の様々な実験によって多様に指定することができるが、
本発明の実施形態でのA1は0.299、A2は0.5
87、A3は0.114)により輝度(Y)を求め、輝
度(Y)を次の式に代入してWgを求める。 Wg(=[Wmin,Wmax])=(Y−Ymin)×(Wmax
−Wmin)/(Ymax−Ymin)+Wmin. ここで、YmaxとWmax、YminとWminの関係は次のよう
に決める。 Ymax=0.299+0.587=K1×Wmax、Ymin
=0.114=K2×Wmin. ここでK1、K2は定数である。従って、[(1−C
y)/(Wg−Cx)]≧0であればグレー領域は; v>[(1−Cy)/(Wg−Cx)](p−q)+1
ー[(1−Cy)/(Wg−Cx)](Wg)であり、 [(1−Cy)/(Wg−Cx)]<0であればグレー
領域は; v<[(1−Cy)/(Wg−Cx)](p−q)+1
ー[(1−Cy)/(Wg−Cx)](Wg)である。
【0017】このように、色相によるグレー領域の可変
値をY値から求める。図9にこの過程を含む色領域とグ
レー領域との区分過程を図示した。入力イメージに対し
てピクセルのR/G/B成分を検出し、HSV(或いは
HSI)色座標空間に変換すると共に、輝度成分Yに対
して前記したように、Y=A1×r+A2×g+A3×
b、(ここで、係数A1、A2、A3は既存の様々な実
験によって多様に指定することができるが、本発明の実
施形態でのA1は0.299、A2は0.587、A3
は0.114)の演算Y=0.299R+0.587G
+0.114Bを行い、この演算値とV、そして(p−
a)によりグレー領域値を指定する。即ち、Y値からW
gを求め [(1−Cy)/(Wg−Cx)]が正数か
負数かを判断し、Vと[(1−Cy)/(Wg−C
x)](p−q)の大小を比較して[(1−Cy)/
(Wg−Cx)]が正数のときに、v>[(1−Cy)
/(Wg−Cx)](p−q)+1−[(1−Cy)/
(Wg−Cx)](Wg)であればグレーと判定し、v
<[(1−Cy)/(Wg−Cx)](p−q)+1ー
[(1−Cy)/(Wg−Cx)](Wg)であればカ
ラーと判定する。また、[(1−Cy)/(Wg−C
x)]が負数のときに、v>[(1−Cy)/(Wg−
Cx)](p−q)+1−[(1−Cy)/(Wg−C
x)](Wg)であればカラーと判定し、v<[(1−
Cy)/(Wg−Cx)](p−q)+1−[(1−C
y)/(Wg−Cx)](Wg)であればグレーと判定
する。
【0018】このような一連の動作を最後のピクセルま
で繰り返すことで、入力イメージに対する色信号処理時
にグレー領域と色領域とを色相によって可変的に区分
し、視感覚的な特性を考慮した領域区分を行う。また、
不必要に色領域又はグレー領域に領域区分され、不必要
な色又はグレー処理が行われないようにすることによっ
て、イメージプロセッサの負担を軽減させる。
【0019】
【発明の効果】以上で詳述したように本発明の色座標空
間構造とこれを利用した色量子化方法は、RGBからH
SVへの色座標空間の変換時にVの値によってSの最大
値が変わるS′(=max−min)を定義し、HS′V色座
標空間への変換後にこのHS′V色座標空間上で該当値
のインデクスを持たせることで、従来の円筒形HSV色
座標空間への変換時の問題点(低いVでの不必要な色
差)を解決した。また、本発明はHSV全体空間におけ
る量子化方法のうちS′を定義することで、量子化領域
間のより均等な色変化をもたらせ、量子化の効率を高め
る。本発明の色座標空間における可変グレー領域の設定
方法によると、グレー領域を指定するとき輝度によって
グレー領域と色領域区分の基準値を異なって考慮するこ
とにより、実際に色相、明るさ(V)によってグレー領
域が変わるとの従来の問題点を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のRGB色座標空間からHSV色座標空
間への変換過程を示した図面。
【図2】 従来のHSV色座標におけるグレー領域の指
定方法を説明するためのHSV色座標空間の構造を概略
的に示した図面。
【図3】 本発明の色座標変換方法を示した図面。
【図4】 本発明の色座標変換原理を示した図面。
【図5】 本発明の可変グレー領域の指定方法を説明す
るためのHSV色座標空間の構造を概略的に示した図
面。
【図6】 図5でPh位置の水平断面図。
【図7】 図5でPI位置の水平断面図。
【図8】 本発明のグレー領域の設定を色平面から説明
するための図面。
【図9】 本発明の色座標空間における可変グレー領域
の設定方法を示した流れ図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−110856(JP,A) 特開 平1−314388(JP,A) 特開 昭62−92074(JP,A) 特開 平4−271483(JP,A) 特開 平3−270382(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 1/00 510 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力色情報(r、g、b)で表現された
    RGB色座標空間を、3次元空間上で頂点が下側にある
    逆円錐の中心を通る縦軸方向の明るさ(V)と、前記逆
    円錐の中心を通る縦軸を中心に所定の角度(θ)の色相
    (H)と、円中心(O)から最大円周(C)方向への最
    短直線成分の最大値と最小値の差値(S’)とで表現さ
    れるHS’V色座標空間に変換する方法であって、 max=MAX(r、g、b):入力r、g、b値のう
    ち最も大きな値、 min=MIN(r、g、b):入力r、g、b値のう
    ち最も小さな値、とするとき、 =max:入力r、g、b値のうち最も大きな値、 ' =(max-min)/max*max=max-min =(g-b)/(max-min)*60 if(r=max.∩.(g-b)≧0) (g-b)/(max-min)*60+360 if(r=max.∩.(g-b)<0) (2.0+(b-r)/(max-min))*60 if(g=max) (4.0+(r-g)/(max-min))*60 if(b=max) undefined (=gray color) if(max=min) によって前記HS’V色空間座標が変換され、前記円中
    心(O)に近づくほどグレーになり、前記最大円周
    (C)での色が純色であり、前記頂点に近づくほど暗い
    色になることを特徴とする色座標空間の変換方法。
  2. 【請求項2】 前記の明るさ(V)と差値(S’)の範
    囲は0〜1であり、前記色相(H)の範囲は0〜36
    であることを特徴とする請求項1記載の色座標空間
    の変換方法。
  3. 【請求項3】 入力色情報(RGB)をその色情報の大
    小および差値を基準として、3次元空間上で頂点が下側
    にある逆円錐の中心を通る縦軸方向の明るさ(V)と、
    前記逆円錐の中心を通る縦軸を中心に0゜〜360゜の
    角度(θ)の色相(H)と、円中心(O)から最大円
    (C)方向への最短直線成分の最大値と最小値の差値
    (S′)とで表わされた色座標空間上の座標値に変換す
    る過程と、前記色空間座標値を任意の所定値に基づい
    領域分割し、前記色座標に変換された値記分割され
    領域のうち、どの領域に属するかを決定する色マッピ
    グ過程とから成ることを特徴とする色量子化方法。
  4. 【請求項4】 イメージ情報を、3次元空間上で頂点が
    下側にある逆円錐の中心を通る縦軸方向の明るさ(V)
    と、前記逆円錐の中心を通る縦軸を中心に0゜〜360
    ゜の角度(θ)の色相(H)と、円中心(O)から最大
    (C)方向への最短直線成分の最大値と最小値の差
    値(S′)とで表わされた色座標空間上に対応させ色領
    域とグレー領域に区分する際に、グレー領域を色相に対
    する輝度から求めて各空間上の位置によってグレー領域
    の区分基準値が可変的に変化することを特徴とする色座
    標空間における可変グレー領域の設定方法。
  5. 【請求項5】 前記色相に対する輝度情報は、Y=A1
    ×r+A2×g+A3×b(ここで係数A1、A2、A
    3は定数)の演算式から求めることを特徴とする請求項
    記載の色座標空間における可変グレー領域の設定方
    法。
  6. 【請求項6】 前記色相に対する輝度情報のうち定数A
    1は0.299、A2は0.587、A3は0.114に
    設定してY=0.299R+0.587G+0.114Bの
    演算式から求めることを特徴とする請求項5記載の色座
    標空間における可変グレー領域の設定方法。
  7. 【請求項7】 HSV色座標空間上で前記色相に対する
    輝度情報(Y)とVの関数f(Y、V)にグレー領域
    (τ<SUB>gray</SUB>) を設定して、可変的にグレー領
    域を変換させることを特徴とする請求項4記載の色座標
    空間における可変グレー領域の設定方法。
  8. 【請求項8】 HSV色座標空間上で、S値が可変的に
    変化するグレー領域(τ<SUB>gray</SUB>) より少ない
    場合をグレー領域として指定することを特徴とする請求
    項7記載の色座標空間における可変グレー領域の設定方
    法。
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