JPS6292074A - カラ−画像変換装置 - Google Patents

カラ−画像変換装置

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JPS6292074A
JPS6292074A JP60231807A JP23180785A JPS6292074A JP S6292074 A JPS6292074 A JP S6292074A JP 60231807 A JP60231807 A JP 60231807A JP 23180785 A JP23180785 A JP 23180785A JP S6292074 A JPS6292074 A JP S6292074A
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colors
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Satoru Tomita
悟 富田
Hiroyuki Kumazawa
宏之 熊沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はカラー画像を処理して色の種類とその数が限
定されたカラー画像に変換するだめの装置に関するもの
である。
〔従来の技術〕
カラー画像を’JJ率よく表示する手段として、画像メ
モリとカラーマツプを用いることはカラー画像表示装置
においてはよく知られた技術である。
その場合、カラーマツプは第8図に例示する様な画像メ
モリ内の各画素の画素値に相当するインデックス番号と
実際の表示色(後述の様にこれが変更可能な場合もある
。)との対応変換表としての機能をもつハードウェアで
あり、例えば画素値が8ビツトでありインデックスの数
が256あるときには、R(赤)、G(緑)、B(青)
の各色成分の組合せによる多数の色の種類(R,G、B
各4ビットなら4096種)の中から256色を選択し
てカラー画像表示に利用する・ことができる。
しかし、カラーTVカメラなどにより入力される実際の
カラー画像を上記の様なカラーマツプを用いて表示する
ためには、入力された原カラー画像を変換して各画素の
値がカラーマツプのインデックス値である様な画像にす
る必要がある。この変換の処理は、可能な限り自動的に
しがも原カラー両1象からの劣化が小さくなる様に行な
うことが望ましい。また、公衆電話回線を利用した画像
情報提供サービスであるC A P T A I N 
(CharacterAnd Pattern Te1
ephone Access Information
Network )システムにおけるフォトグラフィッ
ク両面では、上述の様な色数の制限に加えてカラーマツ
プに登録される色の種類が予め固定されている。すなわ
ち、TVカメラ等で入力されたカラー画像を制限された
数で、かつ予め固定された代表色で表現するという技術
が必要となっている。
以下、上記の様な画像変換を行なうための従来の装置と
その動作を図によって説明する。
第25図は従来のカラー画像変換装置の概略構成を示す
全体構成図、第26図はその装置における処理の概略を
示すフローチャートである。図において1はカラー画像
を入力する画像入力装置、2はカラー画像を記憶する画
像メモリ、3は画像メモリ内から表示のために読出され
る各画素の値を実際の表示色を示す値に変換するカラー
マツプ、4はカラーマツプの出力を画像として表示する
表示装置、211は距離計算手段、212は最小距離色
選択手段、10は画素値変換手段である。上記211,
212.10の具体的装置としての典型は、マイクロプ
ロセ、すとそのプログラムやデータを記憶するワーキン
グメモリとから成るマイクロコンピュータである。
画像入力装置lによって入力され、画像メモリ2に記憶
されたカラー画像は、カラーマ・7プ3を介して表示装
置に表示される。この表示用とは別に、画像メモリ2内
のカラー画像の各画素値を順次に読出して(ステップ2
21)、距離計算手段211により、その画素値が示す
色と予め数と種類が定められた複数の色(以下これを固
定色と略記する)のそれぞれとの間の色空間上の距離を
計算する(ステップ222)。色空間上の距離とは例え
ば、色CをR,G、  Bの3成分をもつ3次元ヘクト
ルC= (r、g、b)で表わすと、色C4と色cjと
の間のユークリッド距!%It d i jaij=l
ci  Cjl である。(数学的な距離の定義を満たせば街区距離など
他の距離でも差支えないが、以下特に断わらない限り単
に距離と記せばニークリ・7ド距離を意味するものとす
る。)最小距離色選択手段212は、固定色の中で、読
出した画素の色との距離が最小である様な色を選択する
(ステップ223)。すなわち、固定色(種類数をKと
する)の集合を(Fi)’7=、  、画素色をC」と
して、距離、1Fi−Cjjを最小とする固定色Fiを
選択する。画素値変換手段1oは、選択された固定色の
インデックス値iを画像メモリ2内の対応画素のアドレ
スに書込む(ステップ224)。上記の様な処理を原カ
ラー画像の全画素について行なえば(ステップ225)
、画像の変換が終了し、カラーマツプ3はインデックス
値を実際の表示色に変換するので、色の数と種類が限定
された変換後のカラー画像が表示装置4に表示される。
なお上記の説明において入力された原カラー画像を表示
する場合と変換後のカラー画像を表示する場合ではカラ
ーマツプ3の対応変換表は当然異ならなければならない
。したがって、変換前と変換後の両方の画像を表示した
ければ、カラーマツプ3の対応変換表をマイクロプロセ
ッサにより書替えるか、或いは変換前にはカラーマツプ
3を介さず画像メモリ2の内容を直接に表示装置4に印
加する様な切換えを行なう必要がある。しかし、変換前
の原カラー画像を表示する必要がなければ上記の様な書
替えや切替えは必要なく、カラーマツプ3は固定された
対応変換表として機能するハードウェア(例えばRea
d 0nly Memory)でよい。カラーマツプ3
に関するこの事情は、以後のカラー画像変換装置の説明
においても共通である。
従来のカラー画像変換装置は上記の様な処理を実行する
様に構成され、カラー画像が入力されると自動的に変換
処理を行ない、変換後のカラー画像を表示する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
」二記の様な従来のカラー画像変換装置では、カラー画
像の変換を画素単位に独立に行なっており、原カラー画
像に含まれる色の色空間上での偏在や分散などの生起分
布の特徴を無視しているため、限られた数と種類の固定
色を有効に使用できず、また原カラー画像からの劣化が
大きく画像情報として重要な部分が失われやすいという
問題点があった。
第27図及び第28図は、上記の問題点を説明するため
のもので、実際の色空間は3次元R[B空間であるが、
図示の困難な3次元空間の代りに2次元平面をモデルと
して、カラー画像変換処理の色空間上での作用を示す図
である。図中、F1〜F7はそれぞれの固定色の色空間
における座標位置、a −dは原カラー画像に含まれる
色が集中的に分布する色空間上の集合(図中で実線の閉
曲線で示す)、矢印は上記集合内の色がどの固定色に変
換されるかを示す。なお図示の固定色の位置付けは、F
lは3次元色空間では黒に1目当する原点、F2とF3
は3次元空間では純粋なR,G。
Bに相当する全輝度原色、F5とF6はそれぞれ原色F
2.Flの半輝度色、Fiは3次元色空間では3原色混
合による白に相当する全輝度無彩色、Fiは3次元色空
間では灰色となる半輝度無彩色である。
前述の従来装置における画素単位の屯純な変換処理では
、色空間上の色は固定色からの距離に従って第27図の
大実線の様な境界でF+=F7に対応する7つの領域に
分割され、それぞれの領域内の色は対応する固定色に変
換されて表示されるごとになる。この分W’J領域は原
カラー画像内の色の生起分布とは無関係に行なわれてい
ることから問題が]ユしる。第27図の例では、生起分
布上の91合a−dのうちdが固定色F7に変換される
のはよいとして、bもCも、またaの部分集合a。
もF7に変換されて表示される。つまり、生起分布上の
異なる集合が同じ固定色に対応付けられてし2まうわけ
で、異なる色の集合はカラー画像上で異なる形状を表現
するために用いられていると考えらね、るから、これは
画像情報として重要な形状等の区別がつかなくなり情報
が消滅してしまう危れがあることを意味している。図示
例では、固定色としてはF2やF3は全く使用されない
ことになるのであるから、第28図に例示する様に集合
すはF2に、また集合CはF〕に変換するという具合に
、距離的に最小の固定色に変換されなくてもある程度近
接した固定色に変換できるのであれば、異なる生起分布
上の集合は異なる固定色に対応付ける方が望ましい。
更に第27図では、集合aに屈する色が4つの部分集合
a1〜a4にわかれてそれぞれ固定色Fl、F5.F?
、F6に変換されて表示されてしまう例を示している。
つまり、生起分布上の同一集合が複数に分割されて異な
る固定色に対応付けられるわけで、同一集合はカラー画
像上でもまとまった形状を表現する場合が多いから、こ
れは画像情報としてのまとまりの形状や色が変化してし
まい情報が変質してしまう危れがあることを意味してい
る。この場合は第28図に例示する様に集合a全体をF
+に変換する。という具合に、距離的に必ずしも最小の
固定色に変換される色ばかりではなくても生起分布上の
一つの集合をまとめて同一の固定色に対応付けることが
望ましい。
上記の様に従来装置におけるカラー画像変換処理では、
原カラー画像における色の生起分布を無視して各画素独
立な処理を行なうために、変換により原カラー画像に含
まれている重要な画像情ヤUが損われてしまう危険性が
大きい。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、カラー画像変換処理に原カラー画像におUる色の
生起分布を反映させることにより、画像情報としての劣
化が小さい良好な変換を行な−)カラー画像変換装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明にかかるカラー画像変換装置は、画像メモリに
記t、=された原カラー画像中の色の生起頻度のヒスト
グラムを作成するヒストグラム作成手段と、上記作成さ
れたヒストグラムを用いて色空間を複数の空間に分割し
領域毎に代表色を選択する色空間分1’J手段とを備え
て、原カラー画像を限定された数(種類は固定されてい
ない)の代表色のみから成るカラー画像に変換し、更に
上記限定された数の代表色を予め種類が固定された複数
の色に対応付ける固定色対応付は手段を備えて、上記限
定された数の代表色を固定色に対応付ける処理を行なう
ものである。
また、この発明の別発明にかかるカラー画像変換装置は
、上記の固定色対応付は手段の前段に、限定された数の
代表色を該代表色に対応する領域内の任意の色に変換す
る代表色変換手段を備えたものである。
〔作用〕
この発明においては、原カラー画像中の色の生起分布が
色空間分割に反映されているので、生起分布上の集合が
適当に固定色に対応付けられ、原カラー画像からの画像
情報としての劣化が小さいカラー画像変換装置が得られ
る。
また、この発明の別発明においては、代表色変換手段が
限定された数の代表色を該代表色に対応する領域内の任
意の色に変換するようになっており、代表色を色空間内
に分散させる作用があり、代表色の有彩色または無彩色
への対応付けを容易にすることが可能となる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例であるカラー画像変換装置
の全体構成図である。また第2図はこの発明にかかるカ
ラー画像変換装置のシステム構成の一例を示すシステム
構成図であり、第3図乃至第7図はこの発明の一実施例
であるカラー画像変換装置における処理の概略を示すフ
ローチャートである。以下これらの図を用いてこの発明
の一実施例を説明する。なお図において同一番号は同一
または相当部分を表わす。
画像入力手段1は具体的にはカラーTVカメラやカラー
イメージスキャナ等の画像人力装置や磁気ディスク等の
画像記憶装置等であり、カラー画像を入力または転送す
ることにより、R,G、Bの各成分をもつ画像データと
して画像メモリ2に書込む(ステップ31)。画像メモ
リ2内に記憶された画像データはカラーマツプ3により
必要な対応変換(無変換も含む)を受けて表示装置4に
より表示される。なおこの実施例ではカラーマツプ3は
表示色がCPU21により書替え可能であるとする。
ヒストグラム作成手段5は画像メモリ2に記憶された画
像データの画素値を順次読出して、色の生起頻度すなわ
ちその色を有する画素の数を色別に計数してヒストグラ
ムを作成する〈ステップ32)。具体的には例えばCP
U21が画像メモリ2内の画素値を順次読出して、ワー
キングメモリ22内に確保された色別頻度記数用のメモ
リ領域に、画素毎にその画素の色を計数しているグ1応
番地の値を1つずつインクリメントしていくことにより
ヒストグラムを作成する。
色空間分割手段6は、このヒスI・ダラムに基いて3次
元色空間を複数の領域に分割する(ステップ33)。こ
のステップ33の内容は、例えば第4図及び第5図に示
す各ステップの様なものである。
ステップ41では3次元色空間(RGB空間)の各軸を
Nr、Ng、Nb等分することにより空間をNr−Ng
−Nb個の直方体に分割し、各直方体内で生起頻度が最
大である色を候補色として抽出する。但し、直方体内に
生起する色が存在しない場合には、その直方体内から候
補色は抽出しない。ステップ42ば初期統合であり、R
GI3空間内の各色を最も距離の小さい前記候補色に対
応付けることによりRGB空間をN個の領域に分割し、
各領域の色の荷重平均値を代表色とする。すなわち、前
記候補色の集合をY= (yi l’、−’、l =O 但しY、iはI?!、  G、Bの成分で表現された3
次元ヘクトルyi= (r i、g i、b i) 、
またRGB空間上の色をC−(r、g、b)とすると、
Cは下式(2)を満たす候補色yiと対応付けられ、領
域番号】の領域Siに屈することになる。なお、この対
応関係は第9図に例示する様なカラー空間分割マツプに
登録され、色Cに対応して領域番号iが記入される。
d(C,yi)  ≦d(C,yj);Vj′J−i 
 (0≦j≦N−1)       (2)ここで、d
((C,yi>はベクトルC(!:fiとの距離を表わ
す。
このステップ42では更に各領域に含まれる色の荷重平
均値 Ci=Σh (C)  ・C/ h i       
(3)(εS。
但しhi=Σh  (C) Ceq; を計算しその領域の代表色とする。但し、h (C)は
色Cをもつ画素の出現頻度、Σは領域Siに屈CG’;
する全ての色Cについての和を念味する。各領域の色の
頻度の総和hiと代表色C1は、第10図の様な領域テ
ーブルにまとめられ、後述の色領域統合に利用される。
ステップ43では領域の隣接関係テーブルを作成する。
隣接関係テーブルは第11図に例示する様なテーブルで
あり、必須ではないが後述の色領域統合の質や処理速度
を改善するだめの一手段である。隣接関係の作成は例え
ば次の様にして行なうことができる。ここで、カラー空
間分割マツプを形式的にS (r、g、b)と表わす。
つまり色(r、g、b)が屈する領域をS (rlg、
  b)とする。このときRGB空間の各色(r、g、
b)について S  (r、  g、  b)=S  (r+1.  
g、  b)  (4)S  (r、  g、  b)
=S  (r、  g+1.  b)  (5)S (
r、g、b)=S (r、g、b+1)(6)が成立す
るか否かを調べる。もし式(4)が成立しない場合には
領域S (r、g、b)と領域S (r−1−1,g、
b)は隣接し、式(5)が成立しない場合には領域S 
(r、  g、  b)と領域S (r、g+l、b)
は隣接し、式(6)が成立しない場合には領域S (r
、g、b)と領域S (r、g、b+1)は隣接する。
上記の処理をRGB空間の金色について行なうことによ
り隣接関係が作成される。第11図(a)は隣接関係テ
ーブルの一例であり、領域Siに隣接する領域は、行i
を横方向に見たときに論理値1の立っている部分の列番
号の領域として示し、図では領域Siが領域S2と領域
Sjと隣接していることを示している。右下りの対角線
上の論理値は常にOである。
ステ・7プ44は色領域統合であり、その内容を第5図
に例示する。第5図のステップ51では、以下で説明す
る色空間上での領域の統合処理によって、色の数(すな
わち領域数、または代表色数)が減少した結果、所定の
目標数に達すれば色領域統合(ステップ44)を終了し
、まだ色の数が多い場合には更に領域統合処理を実行す
る様にする。
ステップ52は色空間上の領域の中で、その領域に屈す
る色の生起頻度の和(以下これを単に領域の頻度と略記
する。)の最も小さい領域を検出する。ステップ53で
は前記頻度が最小の領域の代表色と最も距g11の小さ
い代表色を有する領域を検出する。(以下の説明におい
て上記の様な領域の代表色間の距離を単に領域間の距離
と略記することがある。)この際、隣接関係テーブルが
あればそれを参照して、隣接領域の中で距離が最小の領
域を選ぶ。ステップ54では上記の様に検出された2つ
の領域の統合を行なう。すなわち、2つの領域をSiと
Sjとし、それぞれの領域の頻度をhi、hj、また代
表色をCi、Cjとすると統合によってできる新領域S
Kの頻度に+ Kと代表色Cにを hh=hi+hj            (7)Cに
−(hiCi+hjCj)/ (hi+hj)とする。
この結果は第10図の様な領域テーブルに反映される。
例えばS I<の頻度と代表色を5i(i < j)の
項に記入すると共に、Sjをテーブルから削除する。具
体的にはSjはSiと同一領域であることをSjの項に
記入しくこれは統合履歴を示す)、以後SJをアクセス
しない様に無効マークを付ける。これにより領域テーブ
ルはSi+Sj  Siとして更新される。
ステップ55では隣接関係テーブルを更新する。
第11図にその具体例を示す。同図(a)の状態から領
域Sjが領域3iに統合されたときの更新結果が同図(
b)である。すなわち行iと行jとの論理和をとりその
結果を行iに書き、列iと列jとの論理和をとりその結
果を列iに書くと共に、行j1列j及び対角成分に論理
値0を書く。上記のステップ52乃至55の処理を繰返
し、所定の色数以下になれば色領域統合を終了する。
次にステップ34において、分割された色空間の各領域
の代表色を式(3)によって決定する。
但し、この実施例の場合は色領域統合(ステップ44)
が終了した時点で各領域の代表色は既に求められている
ので、このステップは省略可能である。
以上のステップ32乃至34は、原カラー画像からその
カラー画像を表現するだめの少数の代表色を抽出する過
程であり、以下これをまとめて第一次変換と称する。
第一次変換によって得られた代表色は少数の色の七ノド
ではあるが、原カラー画像の色の生起分布を反映して適
応的に変わるものであって、予め種類まで限定された固
定色とは異なる。
ステップ35は固定色対応付は手段8により上記代表色
のセットと固定色との対応付けを行なう処理で、これに
より色空間の分割された領域が固定色に対応付けられ、
色空間内の各色をどの固定色に変換して表示するかが決
定されるので、以下これを第二次変換と称する。第二次
変換の内容を第6図に例示する。
ステップ61では、未だどの固定色とも対応付けられて
いない代表色の中でその代表色が代表する領域の頻度が
最大であるものを検出する。この検出は領域テーブルの
各領域に対応固定色を付加登録していったテーブルを調
べれば容易に可能である。ステップ62では検出された
代表色と各固定色間の色空間上の距離を計算し、ステ、
プロ3で最小距離となる固定色を距離比軸により検出す
る。ここまでで、検出された代表色と固定色の対ができ
るのでステップ64でこれらを対応付け、例えば領域テ
ーブルの該当代表色をもつ領域に対応固定色を付加登録
することにより対応付けを登録する。上記ステップ61
乃至64の処理を全ての代表色について固定色との対応
付けが終了するまで繰返して行なうことにより、第二次
変換処理がなされる。
第二次変換処理が終了した後、ステップ36においてカ
ラー画像変換処理を行なって目的のカラー画像を得る。
カラー画像変換の具体的内容を第7図に例示する。
ステップ71では、カラーマツプ3の実際の表示色とし
て固定色を登録する。次にステップ72でカラー空間分
割マツプ作成手段9により、最終的なカラー空間分割マ
ツプを作成する。これは、固定色との対応を登録した領
域テーブルを参照して、CPU21がワーキングメモリ
22内のカラー空間分割マツプのインデックス値を固定
色の種類を示すインデックス値とびて登録する。領域テ
ーブルには初期統合(ステップ42)の際にできた領域
が結局どの領域に統合されたかが履歴として残っている
ので、初期統合時に作成されたカラー空間分割マツプか
らカラー空間上の各色が初期統合時に屈した領域がわか
れば、上記履歴をたどって対応する固定色を見出すこと
は容易である。
最後にステップ73で、画素値変換手段10が画像メモ
リ2内の各画素値をJ、ε出し、上記の様に作成したカ
ラー空間分割マツプを参照して対応する固定色のインデ
ックス値に変換し、再び画像メモリ2に書込む。
以上により、入力された原カラー画像が固定色のみから
なる目的のカラー画像に変換され、カラーマツプ3を介
して表示装置4に表示される。
なお、上記説明からもわかる様に、ヒストグラム作成手
段5、色空間分割手段6、隣接関係テーブル作成手段7
、固定色対応付は手段8、カラー空間分割マツプ作成手
段9、画素値変換手段10などはいずれも具体的装置と
しては中央処理装置、すなわちCPU21とそのプログ
ラムや各種テーブルなどのデータを記憶するプログラム
・ワーキングメモリ22とによって実現することができ
、また一部をハードウェア的な論理回路によって実現す
ることも可能である。
ところで上記実施例においては、色領域統合(ステップ
44)の具体的方法として第5図のフローチャートで示
す様に最小頻度の領域を優先的に統合してゆく方法を説
明したが、色領域統合の具体的方法はこれに限られるも
のではない。
第12図は色領域統合の方法の他の一例の概略を示すフ
ローチャートである。図中ステップ51゜54及び55
は第5図の場合と同様であり、統合すべき2つの領域を
選ぶ方法のみが異なるものである。すなわち、領域に分
割されたRGB空間において、ステップ121で領域相
互間の距離を計算し、ステップ122で領域間の距離が
最小である領域対を検出して、ステップ54でその対を
なす両領域を統合する。その際、隣接関係テーブルがあ
れば領域間の距離を計算するのは隣接関係にある領域に
ついてのみ行なえばよい。また、色数が目標数にまで達
せず色統合処理を繰返す場合にも、ステップ121では
直前の領域統合によって生しる新領域と隣接関係にある
領域との距離のみを改めて計算するのみでよく、その他
の隣接領域間の距離は領域統合によって変わっていない
ので計算量を大幅に削減することができる。
第13図は、色領域統合(ステップ44)の更に他の具
体例を示すフローチャートである。この図の場合もステ
ップ51.54及び55は第5図と同様であるが、統合
すべき領域対を検出する際に、その優先度を数量的に比
較するために用いられる領域或いは代表色相互間で定菟
される量(以下これを測度という)として後述の様に領
域の頻度と領域間の距離の両方を含む測度を使用する。
手順としては第5図の場合と同様である。すなわち、ス
テップ131で領域相互間の測度を計算し、ステップ1
32で領域間の測度が最小である様な領域対を検出して
、ステップ54てその対をなず両領域を統合する。新領
域の頻度と代表色は式(7)及び式(8)によって計算
する。この際に、隣接関係テーブルがあれば領域間の測
度を計算するのは隣接関係にある領域についてのみ行な
えばよい。また、ステップ51で色数が目標数にまで達
せず色統合処理を繰返す場合にも、ステップ131では
直前の領域統合によって生じる新領域と隣接関係にある
領域との測度のみを改めて計算するのみでよく、その他
の隣接領域間の測度は直前の領域統合によって変わって
いないので計算量を大幅に削減することができる。また
、隣接関係テーブルがある場合は、色統合手段は、領域
統合後にステップ55で隣接関係の更新も行なう。この
処理も、第5図の例と同様である。
測度の具体的関数形については、次の様に考えることが
できる。2つの領域Si、Sjについて前述と同様にそ
れぞれの頻度をhi、hj、また代表色をCi、Cjと
し、領域の統合による新領域の頻度と代表色を式(7)
と式(8)により計算すると、統合により例えば領域S
iに屈する画素全体の色の変化量の総和Δは Δ−hi(C++−C4) となる。ここでdijは代表色CiとCjの間の距離で
ある。また、領域s3に属する画素全体の色の変化量の
総和も同様に Δ−hj(Cに−Cj) となる。つまり、両領域を統合する前と後との色の変化
量は1Δ1によって見積ることができる。
従って、2つの領域間で定蓑すべき測度としてlΔ1を
用い、これが最小である様な領域対を検出して優先的に
統合すれば、各回の領域統合において、最も色の変化量
が小さく画像全体への影B度も小さいと考えられる統合
を選択していることになり、この意味で最適な順序で色
領域統合を実行することになる。実際、hihjdij
/(hi+hj)を測度とすれば、頻度が小さくても他
の領域との距離が大きい様な色の領域は直ちに統合され
ずに残る傾向があって、画像内での面積ル1合は小さい
が他の部分とは際立って色が違う様な文字や記号が消滅
する危険性が前記した第5図または第12図に示す方法
に比べて小さくなる。
また、自然画像の様に画像全体として類似の色が多く含
まれる場合で代表色間の距離が小さい領域間でも両領域
の頻度が大きければ簡単には統合されずやはり形状が保
存される傾向がある。
な、お、上記測度は前記頻度や距離の単−金を用いる方
法と比べると若干計算量が大きくなるが、極6j+iに
大きいわけではない。
また、上記測度と同様の効果をもち、かつ計算量を軽減
できる測度としてhjdijが考えられる。これは、あ
る領域sjの頻度とその領域から最小距離にある領域S
iとの間の距離dijとの積である。
更に、上記2つの測度を領域間の頻度の比に応じて使い
分けることも考えられる。これば、h i)h jのと
き であることから、例えばh i/h j>3であれば式
(13)の右辺の測度を計算し、1<h i/h j−
≦−3であれば式(13)のうち左辺の測度を計算して
用いる。(11L、、この場合2つの領域のうち頻度の
大きい方をSi、小さい方をSjとしている。式(13
)の右辺を用いることは、両領域の統合による色の変化
量を式(8)の変わりにcK−ci、すなわち小さい領
域が大きい領域に吸収されてしまう場合の色の変化量と
して概算することに相当する。頻度の比がある程度大き
ければこれで十分よい近似であるし、これによって計算
量を軽減することができることになるのである。
以上は色領域統合についての各種の具体的方法の説明で
あるが、これは第4図に示す様な色空間分割の手順を前
提としている。しかしながら、色空間分割の具体的方法
そのものは第4図の様な手順に限られているわけではな
く、RGB空間をC″と表したときに、C3を生成され
るべき代表色と同数の部分空間Si  (i=Q、・・
・n−1)に分割するとともに、各分割に対応した代表
色yt=(r i、  g i、  b t)を生成す
るものであればどの様な方法でもかまわない。但し、S
iは次式%式% 第14図は、色空間分割(ステップ33)の他の方法の
概略を示すフローチャートである。この方法では色空間
全体を複数の直方体状の領域に分割する。まず、ステッ
プ141は以下に説明する分割処理によって直方体数が
目標数にまで増加したかを判断するステップで、目標数
に達していれば、色空間分割を終了し、そうでなければ
分割処理を繰返す。ステップ142は直方体領域の中で
最大頻度をもつ領域を検出する。初期状態では色空間全
体を一つの直方体とみなす。ステップ143では、最大
頻度をもつ直方体の3辺(横幅。
奥行、高さに相当)のうち最長の辺を検出し、ステップ
144でその辺に垂直な平面で当該直方体領域を2分割
する。このとき、分割後にできる2つの直方体領域の頻
度が等しくなる様に平面の位置を決定する。この決定に
際しては、ステップ32で作成されているヒストグラム
を参照し等頻度分割になる様な平面位置をサーチする。
上記ステップ142乃至144によって1回の分割が行
なわれ、領域数が1つ増加するので、これを必要数だけ
繰返すことにより色空間分割ができる。この色空間分割
の後で、ステップ34により各領域の代表色を決定する
。代表色は式(3)により領域内の色の荷重平均値を計
算してもよいし、より簡単に直方体の中心位置に相当す
る色を代表色としてもよい。このステップ34が終了す
れば前記の実施例と同様に第一次変換が終了しており、
この後の処理に必要であれば領域テーブルやカラー空間
分割マツプ(最終的なマツプとは異なる)を作成するこ
とも可能である。
また、第二次変換である代表色と固定色の対応付けの具
体的方法も前記実施例で説明した第6図のフローチャー
トで示す方法に限られるものではない。
色領域統合において統合すべき領域対を検出するために
種々の測度が考えられたのと同様に、対応付けられるべ
き代表色と固定色の対を検出するためにも種々の測度が
考えられることは言うまでもない。したがって、第6図
のフローチャートのステップ61乃至63はより一般的
には以下の様になる。ステップ61では未だ固定色に対
応付けられていない代表色を全て(最大頻度のものだけ
ではない)!灸出する。ステップ62ではそれらの代表
色と各固定色との間で定義された測度を計算する。ステ
ップ63ではこの測度を比較して最小となる代表色と固
定色の対を検出する。この様に検出された対の測色がス
テップ64で対応付けられる。勿論、これらのステップ
の繰返しにおいて、測度が変化しない様な対については
毎回同じ計算を行なう必要はない。第15図のフローチ
ャートでは、ステップ61乃至63を上記の様に一般化
されたものとして記している。
さて、上記測度の具体例としては、固定色Fiと代表色
Cjとの間の色空間上の距離dijと代表色cjの属す
る領域の頻度hjとで計算されるitd i j/h 
jを挙げることができる。この測度は頻度hjが大きい
程小さく、かつ距離dijが小さい程小さくなる量だか
らである。
第15図の対応付けの方法のフローチャートでは更にス
テップ151が追加されている。これは代表色と固定色
との間の対応付けが進むにつれて、測度を計算する方法
を所定の規則により変更することにより、特定の固定色
に多数の代表色が重複して対応付けられたり、全く代表
色が対応付けられない固定色が多数残ったりすることを
防止することを目的とするも°のである。この方式の例
とその効果を第17図と第18図により説明する。図中
の記号は、第27図の場合と同様であるが、代表色Cj
の位置をX印で示している。
第17図は、ステップ151の無い通常の方法による代
表色Cjと固定色Fiの対応付けの例であり、C1はF
7に、C2はF 2 L、またC3はF+に対応付けら
れることを表わしている。ところが第18図の様に代表
色C4やC5があると第6図で説明した様な代表色との
距離が最小となる固定色に対応付ける方法ではC4もC
5もF7に対応付けられてしまい、結局固定色F7は代
表色C+ 、Ca 、Csをもつ3つの集合に共通に使
われることになり画像情報が損われる。
ステップ151の具体例として、未だ固定色との対応付
けがなされてない代表色Cjと固定色Fiとの間の距離
と、各固定色に既に対応付けられている代表色の数ni
に依存して変わる係数(1+n i)との積を距離に代
わる新たな測度として用いるとする。すなわち、測度f
をf = (1+n i) d i j       
 (15)として、対応付けを行なうこととする。この
様にすると第15図のステップ151では、1つの代表
色が対応付けされると対応付けられた固定色について測
度計算法が変わり(ステップ151)、この固定色につ
いてはステップ62で測度を再計算する必要がある。ま
た、これによってステップ63で検出されるべき最小測
度をもつ代表色と固定色の対も、測度計算法を変えない
場合とは異なってくる可能性がある。第18図の例で、
代表色C1乃至C3が既に固定色に対応付けられている
とすると、代表色C4については、d7φ<d3φでは
あるが2 dQ > d ] qであるから、C4はF
3に対応付けられることになる。同様に、67K<d4
jであるが2d7j−>dqlであることから代表色C
5はF4に対応付けられる。この対応付けは代表色を最
小距離にある固定色に対応付けてはいないが、原カラー
画像の画像情報を保存する意味では有効であることが容
易に理解できるであろう。
第16図は代表色と固定色の対応付けの更に他の方法の
概略を示すフローチャートである。この方法は、ステッ
プ61乃至65については第6図の方法或いはそれに用
いる測度を一般化した第15図の方法と同様であるが、
代表色と固定色を一応対応付けた後で、ステップ161
乃至164の処理が付随している。
この付随処理を第19図の例を用いて説明する。
ステップ161では、どの代表色も対応付けられていな
い未使用固定色が存在するかどうかを調べる。存在しな
ければ処理は終了である。未使用固定色がある場合は、
ステップ162でその未使用固定色から所定の闇値の距
離範囲内で1つの固定色に重複して対応付けられている
代表色を検出する。第19図の例では、ステップ65ま
でで(すなわち通常の対応付けにより)、代表色C1と
04と05が重複して固定色F1に対応付けられている
が、このうちC4は未使用固定色F3から闇値距離内に
あり、C5は未使用固定色F4から闇値距離内にあるも
のとしている。ステップ162で闇値距離内の重複対応
代表色が全くなければそれで処理は終了するが、存在す
る場合にはステップ164に進んで対応付けの変更を行
なう。
対応付けの変更は未使用固定色とそれから闇値距離範囲
内にある重複対応代表色とを対応付け、それ以前の当該
代表色の対応付けを解消することにより行なう。第19
図の例では、C4とF7との対応付けを解消してC4と
F3を対応付け、またC5とF7との対応付けを解消し
てC5とF4を対応付ける。この対応付けの変更は、上
記の変更可能条件を満たす代表色の中で最も未使用固定
色との距離が小さい代表色から順に行なう。そして変更
の結果変更可能条件を満たす代表色がなくなれば処理は
終了する。
上記の様な対応付は変更の処理もまた、特定の固定色に
多数の代表色が重複して対応付けられたり°、全く代表
色が対応付けられない固定色が多数残ったりすることを
防止するために有効である。
更に、第15図で説明した測度計算法を対応付けの変更
に従って変更してい(方法との併用も可能である。
また、代表色と固定色との対応付けを色領域統合の手法
を用いて行なうこともできる。この場合は、固定色を無
限大の頻度をもつ領域を代表する代表色として扱い、第
5図や第12図、第13図などで説明した色領域統合の
方法を用いて領域間の統合を実行する。このとき、固定
色は無限大の頻度の領域を代表しているので固定色同士
が色領域統合されてしまうことは禁止する。この様にし
て代表色が全て統合されてしまった段階で、同一の領域
に統合された代表色と固定色との間で対応付けを行なう
様にすればよい。
更に、代表色と固定色を対応付ける別の方法として、色
間の距離をユークリッド距離でなく、色相や輝度などの
要素成分に分離した状態で考える方法もある。第20図
はその一例を説明するだめの図である。この例では固定
色を色相によって複数の群に分類し、代表色をまずその
色相によってどの固定色の群に対応付けるがを決定し、
しがる後に代表色の輝度(または明度)によって同一色
相をもつ当該固定色群の中のどの固定色に対応付けるか
を決定する。
第20図の例では、固定色はPI  F7  F4の無
彩色群と、F5  F2の有彩色群と、F6−F3の有
彩色群に分類される。第20図(a)の例では色相を2
本の斜めの実線によって分割し、代表色が分割された3
つの領域のどこに位置するかでまず3つの固定色の群に
対応付けられ、更に輝度によって一点鎖線で示す様に分
類されてそれぞれの固定色に対応付けられる(但し、輝
度による分類は固定的でなく相対的なものとしてよい)
その結果C1はF6、C2はFl、C3はF4、C4は
F2、C5はF7に対応付けられる。しかし、この分類
では輝度が比較的高い色は無彩色になりやすい傾向があ
り、例えばC5は半輝度無彩色(灰色)のF7に対応付
けられる。第20図(b)の例では、色相による色空間
の分割線を変更してこの点を改善している。この結果代
表色C5は有彩色の固定色群に対応付けられる。更に、
当該有彩色群(F2とFs)に対応付けられたC4と0
5の輝度の相対関係により、C4はF2に、C5はF5
に対応付けられることになる。
第20図は色空間を2次元平面でモデル化したものであ
るが、実際の3次元色空間でも同様の処理が可能である
ことは言うまでもない。例えばRGB空間での色C= 
(r、g、b)について、輝度βと色相Hは次式で定義
し、 f=0.3r+0.59g+0.11b   (16)
これに色相により色空間を分割するための曲面の関数(
例えば色相Hの闇値を輝度lの関数としたもの)を組合
わせれば上記モデルと同様の処理が可能である。
なお、実施例におけるカラー空間分割マツプ作成の説明
で、色空間分割(ステップ33)の途上では、領域テー
ブルに色領域統合の履歴を付加登録しておいて、カラー
画像変換(ステップ36)の中でこれを参照して最終的
なカラー空間分割マツプを作成するとしたが、色空間分
割の途上で色領域統合を行なう度にカラー空間分割マツ
プを更新して色空間上の各色に対応する色領域番号を記
憶しておき、カラー画像変換の中では単に固定色とこの
色領域番号との対応変換を行なうことにより最終的なカ
ラー空間分割マツプを作成するという手順をとってもよ
い。
また、実施例においては第一次変換によって得られる代
表色数と固定色の数が等しい場合の例を説明したが、こ
の画数は必ずしも等しくする必要はなく、例えば第一次
変換で32の代表色を選び、第二次変換でこれらを16
の固定色に対応付ける様にしても同様の効果が得られる
更に、実施例においては3次元色空間をRGB空間とし
、色空間上の距離をユークリッド距離として説明したが
、色空間にはLUV (均等色空間)やLH3(明度1
色相、彩度)、YIQ(輝度と2つの色度)などのRG
B空間以外の3次元空間が考えられ、これらについても
各軸について適当な重み付けによる距離関数を与えれば
、同様にこの発明における色空間の分割や代表色と固定
色の対応付けを行なうことができる。
一方、第21図は゛この発明の他の実施例を示す全体構
成図、第22図はその処理の概略を示すフローチャート
である。なお、前記第1の実施例と同一または相当部分
には同一符号を用いており、システム構成は第2図に示
すものと同様となる。
本実施例は、前記第1の実施例において、単純に代表色
と固定色との距離に基づいて第二次変換を行なうと、色
空間の中心部に存在する灰色に対応付けられる代表色が
多くなる傾向があるため、距離をある程度無視して色の
生起分布を重視するという、前述したかなり複雑な処理
を必要とする点を解消するために新たな手段を設けたも
のである。
第21図において、11が色空間分割手段6と固定色対
応付は手段8の間に新たに設けられた代表色変換手段で
あり、具体的装置としては、他の各手段5〜10と共に
第2図に示すCPU21とそのプログラムや各種テーブ
ルなどのデータを記憶するプログラム・ワーキングメモ
リ22とによって実現でき、また一部をハードウェア的
な論理回路によって実現することも可能である。
ここで、代表色変換手段11は第22図に示すステップ
37において、第一次変換により生成された代表色1i
= (r t、g i、b i)を、yiに対応する領
域Si内でかっyiと同輝度の無彩色ノi= (ni、
fi、At)との距離が最も大きい色7 i’=(ri
’、   ”、bt’)に変i 換をする。但し、輝度11は式(16)に従って次式(
16a)で与えられる。
Ji=0.3ri+0.59g1+0.11bi(16
a) 上記の変換は次式の様に表現できる。
”)l i= X i′tE s i if  d (vi ’、 i+) ≧a 憎、、、r
 i);Vyc’s i             (
18)第23図は、この代表色変換の具体例を、本来は
3次元空間で行なわれるものであるが図示困難であるた
め2次元に写像して説明したものである。
同図において81はr=g=bなる3次元空間上の直線
を2次元に写像した直線、82は領域Si、83は領域
Stの代表色vi、84はViと同一輝度の無彩色ei
、85は変換後の代表色ノi′であり、図示の様に代表
色Viと同一領域Si内で、無彩色eiとの距離が最も
大きい色に変換されている。
上記代表色変換処理は、無彩色側に集中し易い代表色を
色空間上に分散させるように作用し、次段の固定色対応
付は手段8における固定色との対応付けを容易にするこ
とができる。
ところで、代表色変換手段11における処理方法は前記
式(18)または第23図で示した方法に限られるもの
ではない。以下に、代表色変換手段11の別の処理方法
について説明する。
まず、第一次変換によって作成された代表色yi = 
(r i、  g i、  b i)の輝度I!i・色
相Hi・彩度Viを前記式(16a)及び次式(17a
)、 (19)によって定義する。
(17a) Vi= (r i−1t) 2+ (b i−1i) 
2このとき、代表色変換手段11は、代表色Xiの輝度
と色相とを一定に保ち、彩度方向に代表色を移動させる
。すなわち、代表色と同一輝度で無彩色のベクトル型i
= (li、Ai、Ji)を定τすると、強調後の代表
色yi ’は yi’−dyi+ (1−d)J!i;d≧0で与えら
れる。dは、輝度11に依存したしきい値Th1(ff
+)を導入して次の様に決定する。
(i)dは、次式(21)及び(22)を満たす最大値
とする。
yi′θS i             (21)T
hl(Ni)≧d21yi−炙it2 (22)(ii
)上記条件を満たすdが存在しないとき、dは式(21
)を満たず最小値とする。
第24図に条件(i)及び(ii)の具体例を二次元平
面に写像して説明する。同図において、86は、9i8
4を始点としてyi83を通る長さがTh1(j!i)
なる直線であり、代表色変換後の代表色yi ’ 85
は直線86上または直線86の延長上に存在する。同図
(a)及び(b)は条件(i)の具体例であり、(a)
では彩度Viが増大する方向に移動しているのに対して
(b)では彩度が減少する方向に移動している。また、
同図(c)は条件(ii)の具体例であり、yi′は直
線86の延長上にあり、かつ領域5iの中で最も父iに
近い位置に移動している。つまり、上述の方法では Thl  (ffi) ≧Iyi  ff1i 12 
  (23)を満たすとき、yiは彩度が増大する方向
に移動し、式(23)を満たさないときには、逆に彩度
が減少する方向に移動することになる。なお、Thl(
gi)としては中輝度付近でピーク値を持つ上方に凸な
関数を用いる。また、上述の方法では、輝度1色相、彩
度をそれぞれ式(16a) 。
(17a)、 (19)で定義したが、R−G−B値を
マンセル表色系に変換し、マンセル表色系の上で定置さ
れる輝度及び色相を一定に保ち、彩度方向に代表色を移
動させても良い。
以上説明した様にこの実施例によれば、代表色変換手段
11は、代表色の領域が色空間上で有彩色の領域にまで
広がっている場合には、たとえその代表色の彩度が小さ
くともその代表色を有彩色の領域にまで移動させるため
、第二次変換においては有彩色に対応付けられることに
なる。また、本来無彩色である代表色は、その領域がr
=g−すなる直線付近に限定される場合が多いので上記
の様な代表色の移動は起こらず、第二次変換では無彩色
に対応付けられる。更に、代表色変換手段11は第24
図の例で示した様に代表色の変換方式に様々な制限を加
えることも可能である。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、画像メモリに記憶され
た原カラー画像中の色の生起頻度のヒストグラムを作成
するヒストグラム作成手段と、上記作成されたヒストグ
ラムを用いて色空間を複数の空間に分割し領域毎に代表
色を選択する色空間分割手段とを備えて、原カラー画像
を限定された数の代表色のみから成るカラー画像に変換
し、更に上記限定された数の代表色を予め種類が固定さ
れた複数の色に対応付ける固定色対応付は手段を備えて
、上記限定された数の代表色を固定色に対応付ける処理
を行なう様にしたので、カラー画像中の生起分布上の集
合が適当に固定色に対応付けられ、原カラー画像に含ま
れる画像情報の劣化が小さいカラー画像変換装置が得ら
れるという効果がある。
また、この発明の別発明は、上記の固定色対応付は手段
の前段に、限定された数の代表色を該代表色に対応する
領域内の任意の色に変換する代表色変換手段を備えたこ
とにより、代表色が色空間内に分散され、固定色との対
応付けを容易にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例であるカラー画像変換装置
の全体構成図、第2図はシステム構成図、第3図乃至第
7図はカラー画像変換装置での処理の概略を示すフロー
チャート、第8図乃至第11図は処理において作成使用
される各種データ(テーブル、マツプなど)の説明図、
第12図及び第13図は色領域統合の他の方法を示すフ
ローチャート、第14図は色空間分割の他の方法を示す
フローチャート、第15図及び第16図は代表色と固定
色の対応付けの他の方法を示すフローチャート、第17
図乃至第20図は対応付けの方法を色空間上での作用と
して説明するためのモデル図、第21図は本発明の他の
実施例を示す全体構成図、第22図は第21図の実施例
のフローチャート、第23図及び第24図は代表色変換
手段の処理方式の具体例を二次元平面で説明した図、第
25図は従来装置の全体構成図、第26図は従来装置で
の処理の概略を示すフローチャート、第27図及び第2
8図は従来装置でのカラー画像変換処理の色空間上での
作用を説明するためのモデル図である。 図において、1は画像入力手段、2は画像メモリ、3は
カラーマツプ、4は表示装置、5はヒストグラム作成手
段、6は色空間分割手段、7は隣接関係テーブル作成手
段、8は固定色対応付は手段、9はカラー空間分割マツ
プ作成手段、10は画素値変換手段、11は代表色変換
手段、21はCPU、22はプログラム・ワーキングメ
モリである。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人  大音 増進(ほか2名) あ 第4図      第5囚 第25図 第27図 手続補正書(1匂 6110 ’+4 昭和  年  月  日 l・事件の表示   特願昭60−231807号2、
発明の名称 カラー画像変換装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号名
 称  (601)三菱電機株式会社代表者志岐守哉 4、代理人 住 所    東京都千代田区丸の内二丁目2番3号5
、補正の対象 発明の詳細な説明、図面の欄。 6、補正の内容 (1)IJHIllF第8頁第2行目r (F i )
 F  J ドア1=/ ル(D’f: r (IFi ) 貨二A Jと補正す
る。 (2)同書第43頁第2行目乃至第9行目「本実施例は
一−−−−−一般けたものである。」とあるのを「本実
施例は、代表色と固定色の対応付けを容易にする。 特に代表色が色空間の中心部に存在する固定色(白黒系
の無彩色に相当する)に対応付けられやすく、画像によ
っては満足に色付けが行われないという問題を解消する
ために新たな手段を設けたものである。」と補正する。 (3)同書第44頁第9行目J t=、p t ’e 
SiJトアルノをr7 i jli ’ e5 iJと
補正する。 (4)同書第47頁第12行目「上方に凸な」とあるの
を削除する。 (5)図面、第17図を別紙のとおり補正する。 以上

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画像メモリに記憶された原カラー画像中の色の生
    起頻度のヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段
    と、上記作成されたヒストグラムを用いて色空間を複数
    の領域に分割し、領域毎に代表色を選択する色空間分割
    手段とを備え、原カラー画像を限定された数の代表色の
    みから成るカラー画像に変換するカラー画像変換装置で
    あって、上記限定された数の代表色を予め種類が固定さ
    れた複数の色に対応付ける固定色対応付け手段を備え、
    原カラー画像を予め種類が固定された複数色或いはその
    一部の色のみから成るカラー画像に変換することを特徴
    とするカラー画像変換装置。
  2. (2)固定色対応付け手段は、限定された数の代表色を
    各代表色の属する領域に含まれる色の頻度の和の大きい
    ものから順に、当該代表色Cjと最も色空間上の距離d
    ijの小さい様な色Ciを予め種類が固定された複数の
    色の中から選択して対応付けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載のカラー画像変換装置。
  3. (3)固定色対応付け手段は、限定された数の代表色と
    予め種類が固定された複数の色との間で、代表色Cjの
    属する領域に含まれる色の頻度の和hjと代表色Cjと
    固定色Ciとの間の色空間上の距離dijとで計算され
    る量dij/hjの小さい順に対応付けを行なうことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のカラー画像変換
    装置。
  4. (4)固定色対応付け手段は、複数の固定色が複数の色
    相と複数の輝度によって分類可能であるとき、上記限定
    された数の代表色をまず色相を用いて上記複数の色相に
    対応付け、次に輝度を用いて同一色相を有する複数の固
    定色に対応付けることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のカラー画像変換装置。
  5. (5)固定色対応付け手段は、代表色を順次に固定色に
    対応付ける際に、これから対応付けられるべき代表色と
    固定色との間で、各固定色に既に対応付けられた代表色
    の数に依存して対応付けの優先度を比較するための量で
    ある測度の計算法を変える様にしたことを特徴とする特
    許請求の範囲第1、第2、第3、または第4項記載のカ
    ラー画像変換装置。
  6. (6)固定色対応付け手段は、代表色と固定色との間で
    一度対応付けを行なった後、未使用の固定色が存在する
    場合に、同一固定色に重複して対応付けられている複数
    の代表色のうち所定の条件を満足するものを、改めて上
    記未使用の固定色に対応付ける様にしたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1、第2、第3、第4、または第5
    項記載のカラー画像変換装置。
  7. (7)画像メモリに記憶された原カラー画像中の色の生
    起頻度のヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段
    と、上記作成されたヒストグラムを用いて色空間を複数
    の領域に分割し、領域毎に代表色を選択する色空間分割
    手段とを備え、原カラー画像を限定された数の代表色の
    みから成るカラー画像に変換するカラー画像変換装置で
    あって、上記限定された数の代表色を該代表色に対応す
    る領域内の任意の色に変換する代表色変換手段と、前記
    代表色変換された限定された数の代表色を予め種類が固
    定された複数の色に対応付ける固定色対応付け手段とを
    備え、原カラー画像を予め種類が固定された複数色或い
    はその一部の色のみから成るカラー画像に変換すること
    を特徴とするカラー画像変換装置。
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Cited By (6)

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