JP3200553B2 - 芝刈機 - Google Patents

芝刈機

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JP3200553B2
JP3200553B2 JP28835495A JP28835495A JP3200553B2 JP 3200553 B2 JP3200553 B2 JP 3200553B2 JP 28835495 A JP28835495 A JP 28835495A JP 28835495 A JP28835495 A JP 28835495A JP 3200553 B2 JP3200553 B2 JP 3200553B2
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純一 北村
紘明 河北
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、横軸芯周りで回転
自在なリールモーアを備えた芝刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリールモーア式の芝刈機は、特開
平6‐62635号公報に示されるように、3つのリー
ルモーアを三角形状に、且つ、センタリールモーアに対
してサイドリールモーアを左右方向で一部ラップさせて
固定配置してある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】センタリールモーアに
対してサイドリールモーアを左右方向で一部ラップさせ
てあるから、直進での刈取り作業時には、刈り残しが生
じず、良好な芝刈り作業が行えるものの、旋回し乍らの
刈取り作業時には、旋回内側の車輪を支点にしてセンタ
リールモーアの後端が描く旋回軌跡とサイドリールモー
アの先端が描く旋回軌跡との間に刈り残しが生じる不都
合があった。
【0004】本発明の目的は、旋回時の刈り残しを抑制
する点にある。
【0005】
〔作用〕
機体を旋回させ乍ら刈取り作業を行なう場合には、左右
一対のサイドリールモーアを機体内方側に移動させてセ
ンタリールモーアとのラップ量を大きくする。すると、
旋回内側の車輪を支点にしてセンタリールモーアの後端
が描く旋回軌跡とサイドリールモーアの先端が描く旋回
軌跡との間隔が狭くなって刈り残し部が小さくなる。 〔効果〕 このように、サイドリールモーアを機体内方側に位置変
更可能に構成したから、旋回時の刈残しを抑制すること
ができる。
【0006】請求項2に記載の本発明は、左右一対のサ
イドリールモーアを機体旋回のステアリング操作に連動
してステアリング操作量が多くなる程機体内方側に位置
変更可能に構成してある。 〔作用〕ハンドルをステアリング操作すると、ステアリ
ング操作量に比例して後部リールモーアが自動的に機体
内方側に位置変更されることになる。 〔効果〕ステアリング操作とリールモーアの位置変更操
作とを別々に行なう場合に比してタイミングズレなど生
じることなく良好な刈取り作業が行える。
【0007】請求項3に記載の本発明は、リールデッキ
の側壁を機体内方側に窪ませて、その凹入部内にリール
モーア駆動用のモータを収納配置してある。 〔作用〕リールデッキの横側壁を機体内方側に窪ませ
て、その凹入部内にリールモーア駆動用のモータを収納
配置してあるから、図2に示すように、リールモーア9
a,9b,9bの前部に仮想線に示す着脱自在な刈芝収
納ボックスbを取付ける場合、センタリールモーア9a
の左側壁に取付けられるリールモーア駆動用モータ10
aの収納分だけ左サイドリールモーア9bの刈芝収納ボ
ックスbの容量を大きくすることができる。 〔効果〕上記構成の結果、リールモーアの前部に係脱自
在な刈芝収納ボックスを取付ける場合に、容量の大きな
芝収納ボックスを取付けることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、芝刈機の全体を示し、デ
フ装置を備えた非操向型の左右前輪2、パワーステアリ
ング装置によって操向操作自在な左右後輪3、ステアリ
ングハンドル4、運転シート5、エンジン6等を備えた
走行機体1の前部に、油圧シリンダ7によって昇降駆動
される昇降リンク8を介してリール式のモーアMが昇降
自在に装備されている。
【0009】図2に示すように、前記リール式のモーア
Mは、機体の前部中央にセンタリールモーア9aを配置
し、その斜め後方に、左右一対のサイドリールモーア9
b,9bを、センタリールモーア9aに対して機体横幅
方向で一部ラップする状態で配置してある。前記各リー
ルモーア9a,9b,9bは、夫々、リールデッキの側
面に取付けられた油圧モータ10a,10b,10bを
介して回転駆動されるようになっており、これら各油圧
モータ10a,10b,10bは、直列的に接続されて
駆動されるようになっている。
【0010】前記センタリールモーア9aは、油圧シリ
ンダ7によって昇降駆動される昇降リンク8の先端に枢
支連結されており、前記左右一対のサイドリールモーア
9b,9bは、前記昇降リンク8に対して左右揺動自在
に枢支された左右一対の揺動アーム11,11の先端に
夫々枢支連結されている。
【0011】前記左右一対のサイドリールモーア9b,
9bは、センタリールモーア9aに対してそのラップ量
が変更可能に構成されている。つまり、左右一対の揺動
アーム11,11に亘って油圧シリンダ12を架設し、
その油圧シリンダ12を機体の旋回操作に伴うステアリ
ング操作に連動して収縮可能に構成して、ステアリング
操作量が多くなる程ラップ量が大きくなるように左右一
対のサイドリールモーア9b,9bを夫々機体内方側に
位置変更可能に構成してある。
【0012】次に、ステアリング操作に連動してラップ
量を変更する制御装置に付いて説明すると、図4に示す
ように、ハンドル4のステアリング角を検出するポテン
ショメータ13を設けるとともに、ラップ量変更用シリ
ンダ12の作動量を検出するストロークセンサ14を設
けて、これらセンサ13,14からの検出信号を制御装
置15に入力して、前記ポテンショメータ13からの検
出信号並びにストロークセンサ14からのフィードバッ
ク信号に基づいてラップ量変更用シリンダ12の電磁比
例流量制御弁15を操作可能に構成してある。斯る場
合、前記左右一対の揺動アーム11,11は、油圧シリ
ンダ12が収縮されると、その各揺動アーム11,11
の枢支軸に設けられた咬合ギア20,20によって、左
右均等に揺動駆動されることとなる。斯る場合、左右一
対の揺動アーム11,11により、左右一対のサイドリ
ールモーア9b,9bは、センタリールモーア9aの背
面にも近づくこととなるので、より機体旋回時の刈り残
しを少なくすることができることとなる。
【0013】次に、リールモーア駆動用モータ10の取
付け構造に付いて説明する。リールモーア駆動用モータ
10の取付け構造は、いずれも同一構造であるため、以
下、片側のサイドリールモーアに付いて説明する。図
5,図6に示すように、リール17のモータ取付け側の
最外側の円板17aを、中央にモータ挿入用の孔を有す
るドーナツ状に形成し、これに対向するリールデッキ1
6の側壁を機体内方側に凹入させて凹入部18を形成し
てある。前記凹入部18は、リールデッキ16の側壁に
モータ挿入用の孔を形成して、この孔にホルダー18を
嵌入して形成してある。前記ホルダー18はボルトを介
してリールデッキ16の側壁に固定連結してある。そし
て、前記ホルダー18の凹入部内にリールモーア駆動用
モータ10を収納配置してある。前記モータ10bの駆
動軸とリール17の回転軸はカプラ19を介して一体回
動自在に連結されている。
【0014】〔別実施の形態〕上記実施の形態において
は、ステアリング操作に連動してラップ量変更用シリン
ダを操作したが、ラップ量変更用シリンダを単独で操作
可能に構成しても良い。
【0015】また、上記実施の形態においては、ハンド
ルのステアリング角を検出してラップ量変更用シリンダ
を操作したが、ステアリング角を検出する手段はいかな
るものであっても良い。
【0016】さらに、左右一対の揺動アーム11,11
に架設したシリンダ12を操作可能に構成したが、左右
一対の揺動アーム11,11の揺動支点より前方に左右
一対のシリンダをVの字状に配設して左右一対の揺動ア
ーム11,11をステアリング操作に連動して1/2ず
つ左右均等に駆動可能に構成しても良い。
【0017】また、上記実施の形態においては、左右一
対の揺動アーム11,11により、左右一対のサイドリ
ールモーア9b,9bを、機体内方側への移動に伴って
前方にも移動するものを例示したが、昇降リンク8に対
して左右方向に直交するガイドレールを設け、そのガイ
ドレールに沿って左右一対の油圧シリンダを設け、その
左右一対の油圧シリンダを夫々単独又は同時駆動によ
り、左右一対のサイドリールモーア9b,9bを、機体
左右方向のみスライド位置変更可能に構成しても良い。
【0018】また、上記実施の形態においては、リール
デッキの側壁を機体内方側に窪ませるに当たって、リー
ルデッキに着脱自在なホルダを利用して凹入部を形成し
たが、リールデッキ自体を凹入させて形成しても良い。
【0019】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】芝刈機の全体側面図
【図2】同、平面図
【図3】リールモーアの作動状態を示す概略図
【図4】制御のブロック図
【図5】リールモーアの分解斜視図
【図6】リールデッキの縦断面図
【符号の説明】
9a センタリールモーア 9b サイドリールモーア 10 リールモーア駆動用モータ 16 リールデッキ 18 リールデッキ側壁凹入部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−103522(JP,A) 特開 昭55−26886(JP,A) 実開 昭60−119237(JP,U) 実開 昭47−22150(JP,U) 実公 昭44−7001(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 34/412 - 34/90

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前部にセンターリールモーア(9
    a)を配設するとともに、そのセンタリールモーア(9
    a)の後方に、左右一対のサイドリールモーア(9
    b),(9b)を、前記センタリールモーア(9a)に対
    して機体横幅方向で一部ラップする状態で配設してある
    芝刈機において、前記左右一対のサイドリールモーア
    (9b),(9b)を機体内方側でかつ前記センタリー
    ルモーア(9a)に近接する機体前方側に位置変更可能
    に構成してある芝刈機。
  2. 【請求項2】 右一対のサイドリールモーア(9
    b),(9b)を、機体旋回のステアリング操作に連動
    してステアリング操作量が多くなる程機体内方側に位置
    変更可能に構成してある請求項1記載の芝刈機。
  3. 【請求項3】 リールデッキ(16)の側壁を機体内方
    側に窪ませて、その凹入部(18)内にリールモーア駆
    動用のモータ(10)を収納配置してある請求項1又は
    請求項2記載の芝刈機。
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