JP3199782B2 - 超電導コイルの製造方法 - Google Patents

超電導コイルの製造方法

Info

Publication number
JP3199782B2
JP3199782B2 JP22800191A JP22800191A JP3199782B2 JP 3199782 B2 JP3199782 B2 JP 3199782B2 JP 22800191 A JP22800191 A JP 22800191A JP 22800191 A JP22800191 A JP 22800191A JP 3199782 B2 JP3199782 B2 JP 3199782B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
superconducting
insulating layer
inner plate
ground insulating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP22800191A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0567516A (ja
Inventor
成 村井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP22800191A priority Critical patent/JP3199782B2/ja
Publication of JPH0567516A publication Critical patent/JPH0567516A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3199782B2 publication Critical patent/JP3199782B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Landscapes

  • Superconductive Dynamoelectric Machines (AREA)
  • Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はコイル内部の熱伝導を高
め得る超電導コイルの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】高エネルギ物理分野での粒子計測用超電
導マグネット等においては、宇宙空間等無重力条件下で
使用されることを考慮して、超電導コイルを真空中に設
置し、別途に設置された冷媒容器、冷却管等から固体熱
伝導の作用により間接的にコイルを冷却する構造が採用
されている。これらの多くは直径および長さが1m以上
と比較的大形のものが多い。
【0003】ところで、真空外部からの輻射熱等により
上記冷媒容器、冷却管等(以下冷却体と呼ぶ)と超電導
コイルとの間に生じる温度差が著しく大きくなると超電
導コイルは、所要の性能を保つことができない。また、
超電導コイルに外部からのじょう乱を受け、クエンチ現
象が発生した場合には、コイルのエネルギの集中による
コイル焼損を防止しなければならないため、クエンチ発
生箇所からコイル全体へのクエンチ伝搬を速やかに行う
必要がある。これらは超電導コイルを運転する上におい
て、コイルの健全性を守るための基本的に必要な事項で
ある。
【0004】一般に間接冷却を行う超電導コイルと冷却
体との間は、アルミニウム等の金属からなる冷却体およ
び超電導線材と、これらの間に介在する絶縁材料の相互
の接着により固体熱伝導が作用する構成が採られてい
る。そして、冷却体は通常超電導コイルに作用する強大
な電磁力に対してコイルを支持する構造体と一体になっ
ている。しかしながら、超電導コイルはしばしば過酷な
冷熱サイクルや電磁力、機械力を受け、コイルと冷却体
の間に局部的な剥離等が発生する恐れがある。
【0005】このため、コイルの内面側に分割された金
属板からなるインナープレートを被着し、コイルの巻回
間方向に冷却体とは別体の熱伝導路を形成し、コイル全
体の温度が均一に保持されるように形成したものが知ら
れている。
【0006】図5はインナープレートを備えた従来の内
巻超電導コイルの側面図である。図において、1は外巻
枠となる良熱伝導性金属円筒からなる冷却体、2は冷却
体1の内面側に被着された第1の対地絶縁層、3は絶縁
された超電導線を巻回して相互に固着したコイル、4は
コイル3の内面側に密接して形成された第2の対地絶縁
層、5は第2の対地絶縁層4の内周面に接着剤により被
着されたインナープレートである。
【0007】このインナープレート5は、図示するよう
にコイル3と同一方向に鎖交する電気的周回路が形成さ
れ、誘導損失による発熱を防ぐため、円周方向に複数に
分割された長方形板で構成されている。また、インナー
プレート5は超電導コイルと共に極低温に冷却されてい
る状態において、熱伝導特性を最大限得るために、通常
99.999%以上の高純度のアルミニウムが用いられ
る。さらに、インナープレートの目的の一つはあくまで
コイルに局所的な高温度部分を発生させず、速やかにコ
イル全体をクエンチさせることにあり、インナープレー
ト自体が過大な熱容量を有してはならない。これらの条
件からインナプレートは、通常1mm以下の薄板となり、
材料は非常に軟質な特性を持つ。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の超電導コイルを製造するには、前述したインナープ
レートを第2の対地絶縁層4に被着する工程において、
コイル曲率に対する曲げ加工、接着剤の塗布、インナー
プレートの固定、接着剤の硬化等の作業があるため、1
m以上にも及ぶ長方形の板を変形させることなく、また
僅かの隙間も生じさせずに施工することは極めて困難で
ある。このため、作業時間が長くなり、不経済であるば
かりでなく、インナープレートに所要の伝熱効果が得ら
れなくなる恐れがある。本発明はコイル内部の熱伝導を
高めて温度上昇を低く抑制できる超電導コイルの製造方
法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、外巻枠となる筒状の冷却体の内面側に密接
して配設される第1の対地絶縁層、超電導線よりなるコ
イルおよび第2の対地絶縁層を一体的に固着し、且つ前
記第2の対地絶縁層側の表面を覆うようにインナープレ
ートを被着してなる超電導コイルの製造方法において、
前記コイルの巻装前に仮巻枠の外周にインナプレートを
配設して前記超電導線を前記第2の対地絶縁層を介して
外巻してコイルを形成し、次にこのコイルの外周側に前
記第1の対地絶縁層を介して冷却体を嵌込んだ後、これ
らインナプレート、コイル、第1および第2の対地絶縁
層を樹脂含浸してこれらを一体的に固着し、しかる後前
記仮巻枠を取外して超電導コイルを得る。
【0010】
【0011】
【作用】このような超電導コイルの製造方法によれば、
仮巻枠の外周にインナプレートを配設して超電導線を外
巻することにより、コイルの張力で仮巻枠の外周側に配
設されたインナプレートに対して一様な面圧をかけるこ
とが可能となり、この状態で樹脂含浸すればインナプレ
ートは樹脂で含浸される際に殆ど隙間なしにコイルに密
着する。従って、このような製造方法で得られた超電導
コイルにおいては、コイル、第2の対地絶縁層およびイ
ンナープレートが相互に良好な固体熱伝導が行われる状
態となし得る。
【0012】
【0013】
【実施例】以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
【0014】図1は本発明による超電導コイルの製造方
法を説明するための第1の実施例を示す側断面図であ
る。図において、外巻枠となる冷却体1はコイルの電磁
力に対する支持機能を有し、この冷却体1の内周側には
第1の対地絶縁層2、絶縁された超電導導体を巻回して
相互に固着したコイル3、第2の対地絶縁層4、さらに
インナープレート5を順に配して超電導コイルが構成さ
れることは従来と同様であるが、本実施例ではかかる構
成の超電導コイルを次のようにして製造する。
【0015】すなわち、本実施例では、冷却体1より小
さな径の仮巻枠6を用いてその外周面上にインナープレ
ート5を仮固定し、その外周面に第2の対地絶縁層4を
形成した上で超電導線を適度な張力で巻回してコイル3
を形成し、さらにコイル3の外周面に第1の対地絶縁層
2を形成した後、冷却体1を焼嵌め等の手段により第1
の対地絶縁層2に密着させて組立てる。従って、仮巻枠
6を用いてインナープレート5の仮固定を行い、超電導
線をその外周側に外巻されることによってコイル全体に
均一な加圧力が作用することになる。
【0016】次にこのように組立てられた各部材を一体
としてエポキシ樹脂を注入して真空含浸を行うと、これ
ら冷却体1、第1の対地絶縁層2、コイル3、第2の対
地絶縁層4および仮巻枠6の各部材相互間は隙間の非常
に小さい状態で固着される。その後、仮巻枠6を取外す
ことにより超電導コイルが得られる。この場合、仮巻枠
6は容易に取外し可能なように複数に分割され、これら
を組立てることで構成される強固なものが使用される。
【0017】このような製造方法により得られる超電導
コイルにおいては、各部材の全てが一体に真空含浸され
て固体熱伝達が作用する。特にインナプレート5は高純
度のアルミ材料を用いた熱伝導を主たる目的とした部材
で、インナープレート5の接着が殆ど隙間なしで可能で
あり、接着作業そのものには取扱い上の不確実さ、すな
わちインナープレート5を曲げる、折る等によりコイル
表面に密着しない等の恐れが殆どなくなる。
【0018】従って、コイル3の内周面におけるインナ
ープレート5の接着作業が極めて簡易になると共に、イ
ンナープレート5とコイル3との間の熱伝達が良好に行
われるので、コイル全体が常に均一に冷却され、クエン
チ防止の機能を良好に保つことができる。また、外的な
じょう乱によってコイルがクエンチしたときでも局所的
な高温部分を緩和して速やかにコイル全体にエネルギが
拡散されるので、コイルが損傷することなく、信頼性の
向上を図ることができる。
【0019】図2は本発明方法が適用される超電導コイ
ルの第2の実施例を示す断面図であり、図1と同一部品
には同一記号を付して示してある。本実施例では超電導
コイルが単層巻きの場合であり、かかる構成の超電導コ
イルであっても仮巻枠6の外周側にインナープレート
5、第2の対地絶縁層4、超電導線を単層巻きしたコイ
ル3、第1の対地絶縁層2を順に配して組立て、これを
第1の実施例と同様の方法によってインナープレート5
をコイル3と密着させることにより、前記実施例と同様
の作用効果を得ることができる。
【0020】このように第1および第2の実施例で述べ
た超電導コイルの製造方法によれば、インナプレート5
とコイル3の密着性が極めて良好になり、このことによ
ってインナープレート5の機能である定常運転時におけ
る冷却作用としては、間接冷却のコイルにおいて長さ、
直径とも1mを越えるような比較的大型のコイルでも温
度分布を高々0.5°K程度の温度差に抑え、またクエ
ンチ時に局所的に温度上昇が生じても速やかにコイル全
体を均熱化し、クエンチ伝搬を促進するイコライザ機能
についても、コイルが成形され固着された後からインナ
ープレートを張り付ける作業方法に比べて飛躍的に向上
する。従って、超電導コイルとしては、クエンチ防止性
能が高く、また万一クエンチした場合でもコイルの損傷
を防止できるので、信頼性の高い超電導コイルとなし得
る。
【0021】以上はインナープレート5とコイル3との
密着性の観点からの解決手段であるが、冷却能力および
クエンチ保護能力が不十分となる他の要因として、特に
コイルが多層巻構成の場合、冷却板から最も離れた層の
超電導線にクエンチが発生すると、常電導抵抗部の拡散
は超電導線の長手方向に対しては比較的速く伝搬する
が、コイルの横方向および層間方向にはホルマールおよ
びエポキシ樹脂の比較的熱伝導率の小さい絶縁層が介在
するため、横方向のクエンチ伝搬は非常に遅く、実験に
よれば縦方向の1/100 〜1/1000程度になる。このため、
初めにクエンチの発生した部分の線材は局所的に発熱が
大きくなり、さらに冷却板から離れた位置のために冷却
されにくく、線材周囲の樹脂のクラック発生原因とな
る。さらに、コイルの蓄積エネルギが大きい場合には絶
縁層の損傷、あるいは線材の溶損に至る場合も考えられ
る。
【0022】図3および図4はコイル内部の熱伝導を向
上させ得る本発明による超電導コイルの製造方法の実施
例を説明するための図であり、図3は超電導コイルの一
部を示す断面図、図4は同じく正面図である。図3にお
いて、超電導線11はNbTiと銅のモノリス導体に純
アルミの安定化材が添付された平角導体で、表面をホル
マールにより絶縁処理されている。この超電導線11を
ソレノイド巻きして多層コイルとする際、純アルミのス
トリップ13を巻線方向と直角に配置し、次の層の巻線
を行う時に挟み入れる。このアルミストリップ13は高
純度のアルミニウムを0.25mm程度の厚さに圧延したもの
で、幅はコイル12の周長の1/50〜1/60程度とし、コイ
ルの周方向に上記ストリップの幅と同等以上の間隔を空
けて断続的に配置する。
【0023】上記アルミストリップ13は配置した上層
に2層分の巻線を介した上層に連続的に折返され、さら
に次の層の巻線との層間に挟み入れられる。この場合、
アルミストリップ13は図4に示すように2層毎に互い
に連続して巻線の層間に挟み入れられ、位相をずせて順
次次の2層間が結ばれる配置となる。なお、15はコイ
ル13を外側から支持する冷却機能を有する冷却板であ
る。
【0024】このようにして巻回された超電導コイル1
2は一体にエポキシ樹脂16により含浸固着されて超電
導線11とアルミストリップ13および他の絶縁物スペ
ーサ17相互の間は全て埋められ、接着されて多層超電
導コイルとなる。
【0025】このような方法により得られた多層超電導
コイルにおいて、励磁中に発生する局所的な発熱ないし
クエンチ発生時の局所的なエネルギの集中による温度上
昇は、各層間に挟み入れられた熱伝導率の大なるアルミ
ストリップの作用により、線材と直角方向、特に層間で
の熱伝達が高速になり、局所的な温度上昇が抑制される
と共に、クエンチバック機能が増大する。
【0026】また、局所的な発熱、例えばレジンクラッ
クによる発熱等も冷却能力が高いことから、クエンチに
至らず安定化され易くなる。また、ある層から1枚のア
ルミストリップは次の2層上方の導体へ熱伝達が行われ
るが、その熱は導体を線材方向(周方向)に高速で伝わ
るので、次の位相に配置されたアルミストリップに伝え
られ、さらに次の2層上方の導体へ熱伝達される。
【0027】従って、かかる超電導コイルにおいては、
層間に挟み入れられたアルミストリップにコイル幅の約
2倍の寸法に切断された材料を用いているので、第1の
層を巻線した後、第2の層の巻線終了までアルミストリ
ップを仮固定しておくことが比較的容易に行うことがで
きる。さらに加えて、高純度のアルミストリップはその
目的とする熱伝導率が機械的歪みにより容易に低下する
性質があるので、曲げ戻しの回数が増えることにより、
上記クエンチバックの性能が低下する可能性が大とな
る。その点本構成の場合、曲げ戻しは1度のみで次の層
の巻線を行うことができる。
【0028】他方、超電導線の長手方向に対しては非常
に熱伝搬が速いので、アルミストリップが周方向に断続
的に配置され、全ての層間のアルミストリップが連続し
ている場合より、純アルミの機能が向上し、巻線作業も
容易に行うことができる。さらに、多層コイルの内径、
外径差が大きければ、層によってアルミストリップの幅
を変えて熱伝導能力の増強を図ることもできる。また、
本構成の超電導コイルの励磁中に、万一クエンチが発生
した場合にコイル内部に発生する電圧は数kVに達する
ことがあるが、コイル内に挟み入れたアルミストリップ
は対地電位と導体電位の間で浮遊した電位となる。しか
し、アルミストリップが上記実施例の如く2層毎に分割
されているので、導体との電位差が小さく抑えられ、絶
縁物の量の低減、ひいてはコイルの寸法、重量の低減を
行いながらコイルの局部的な温度上昇の少ない多層超電
導コイルが実現できる。
【0029】なお、上記実施例では、アルミストリップ
の連続性を第1〜第3の層、第3〜第5の層の如く、2
層おきとしていたが、各層でも効果は同等以上と考えら
れ、またアルミストリップの連続性を3〜5層おきとし
ても、同様の効果が期待できる。さらに、上記実施例で
は純度の高いアルミストリップを用いたが、他の金属ス
トリップ、例えば銅の場合でも同様の効果が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、超電
導内部の熱伝導を高めて温度上昇を低く抑制できる超電
導コイルの製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による超電導コイルの製造方法を説明す
るための第1の実施例を示すコイル一部の断面図。
【図2】本発明の第2の実施例を示すコイル一部の断面
図。
【図3】本発明による多層超電導コイルの製造方法を説
明するための実施例を示すコイル一部の断面図。
【図4】同実施例を示すコイル一部の正面図。
【図5】従来の超電導コイルの製造方法を説明するため
の側断面図。
【符号の説明】
1……外枠を兼ねた冷却体、2……第1の対地絶縁層、
3……コイル、4……第2の対地絶縁層、5……インナ
ープレート、6……仮巻枠、11……超電導線、12…
…超電導コイル、13……アルミストリップ、15……
冷却板、16……エポキシ樹脂、17……絶縁スペー
サ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外巻枠となる筒状の冷却体の内面側に密
    接して配設される第1の対地絶縁層、超電導線よりなる
    コイルおよび第2の対地絶縁層を一体的に固着し、且つ
    前記第2の対地絶縁層側の表面を覆うようにインナープ
    レートを被着してなる超電導コイルの製造方法におい
    て、前記コイルの巻装前に仮巻枠の外周にインナープレ
    ートを配設して前記超電導線を前記第2の対地絶縁層を
    介して外巻してコイルを形成し、次にこのコイルの外周
    側に前記第1の対地絶縁層を介して冷却体を嵌込んだ
    後、これらインナープレート、コイル、第1及び第2の
    対地絶縁層を樹脂含浸してこれらを一体的に固着し、し
    かる後前記仮巻枠を取外して超電導コイルを得るように
    したことを特徴とする超電導コイルの製造方法。
JP22800191A 1991-09-09 1991-09-09 超電導コイルの製造方法 Expired - Lifetime JP3199782B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22800191A JP3199782B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 超電導コイルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22800191A JP3199782B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 超電導コイルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0567516A JPH0567516A (ja) 1993-03-19
JP3199782B2 true JP3199782B2 (ja) 2001-08-20

Family

ID=16869625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22800191A Expired - Lifetime JP3199782B2 (ja) 1991-09-09 1991-09-09 超電導コイルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3199782B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2444507B (en) * 2006-12-06 2010-09-29 Siemens Magnet Technology Ltd Wound in-situ moulded magnet end coil and method for production thereof
GB2489661A (en) * 2011-03-14 2012-10-10 Siemens Plc Cylindrical electromagnet with a contracted outer mechanical support structure

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0567516A (ja) 1993-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5689223A (en) Superconducting coil
JP5269694B2 (ja) 超電導コイル装置
JPH07142245A (ja) 高温超電導マグネット、その設計方法および運転方法、並びに高温超電導テープ材の製造方法
JP5512175B2 (ja) 補強高温超電導線およびそれを巻線した高温超電導コイル
JP5005582B2 (ja) 超電導電流リードの製造方法
JPH11186025A (ja) 超電導コイル
KR101665038B1 (ko) 도전성 물질로 함침된 무절연 초전도 코일 및 그의 제조장치
JPS61278109A (ja) 超電導磁石
US7102083B2 (en) Jointing structure and jointing method for superconducting cable
JP5274983B2 (ja) 超電導コイル装置
JP3151159B2 (ja) 超電導電流リード
JP3199782B2 (ja) 超電導コイルの製造方法
JPS6213010A (ja) 超電導電磁石
JPS61113218A (ja) 超電導マグネツト
US3486146A (en) Superconductor magnet and method
JP4638983B2 (ja) 超伝導体およびその製造方法
WO2020067335A1 (ja) 酸化物超電導コイルおよびその製造方法
JP4559834B2 (ja) 熱伝導体の製造方法
JPH0491408A (ja) 超伝導コイル
JPH03185702A (ja) 超電導コイル
JP2883071B1 (ja) 超電導界磁巻線用導体
JP3050425B2 (ja) 超電導コイル、その製造方法および超電導磁石装置
JPS6156847B2 (ja)
Szeless Electrical insulation of superconducting cables and coils in LHC magnets
KR100571151B1 (ko) 초전도 케이블의 다층절연층 구조

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090615

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 11