JPS6156847B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6156847B2 JPS6156847B2 JP53147952A JP14795278A JPS6156847B2 JP S6156847 B2 JPS6156847 B2 JP S6156847B2 JP 53147952 A JP53147952 A JP 53147952A JP 14795278 A JP14795278 A JP 14795278A JP S6156847 B2 JPS6156847 B2 JP S6156847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- interlayer insulation
- adhesive
- coil
- adhesive strength
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 35
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 26
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 26
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 21
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims description 21
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 8
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 claims description 5
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 claims description 5
- 229920001225 polyester resin Polymers 0.000 claims description 2
- 239000004645 polyester resin Substances 0.000 claims description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 5
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 239000002966 varnish Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/10—Nuclear fusion reactors
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はパンケーキ形コイルに係り、特にトー
ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイルなどに
使用するに好適なパンケーキ形コイルに関する。
ラス形核融合装置のトロイダル磁場コイルなどに
使用するに好適なパンケーキ形コイルに関する。
一般に、この種大型のパンケーキ形コイルは、
帯状の導体が渦巻状に巻かれ、かつ、各層導体間
には絶縁物が挿入され、更にワニスが注入されて
形成されている。
帯状の導体が渦巻状に巻かれ、かつ、各層導体間
には絶縁物が挿入され、更にワニスが注入されて
形成されている。
而して、導体と絶縁物との固定構造としては、
絶縁物とこれをはさむ両側の導体との間を、両側
共本質的に同等な接着強度にて接着せしめる両面
等強度接着型と、一方側の導体との間を接着せず
滑らせる構造とした片面接着型とがあつた。
絶縁物とこれをはさむ両側の導体との間を、両側
共本質的に同等な接着強度にて接着せしめる両面
等強度接着型と、一方側の導体との間を接着せず
滑らせる構造とした片面接着型とがあつた。
然し乍ら、両面等強度接着型の構造では、コイ
ルへの通電、冷却による熱変形、或は通電の電磁
力による変形に際して絶縁物と導体との間の接着
部に剪断力が生じた時、絶縁物はその両面が両側
の導体と略等強度に接着されているため、接着強
度の弱さから剥離が生ずる箇所は不規則となり、
層間短絡に至る問題があつた。一方、片面接着型
では、斯様な問題はない反面、コイルの一層毎に
夫々分離されているため、コイル全体の剛性が低
く、製作据付上の層間の滑りによつてコイルに変
形が生ずるなどの問題があつた。
ルへの通電、冷却による熱変形、或は通電の電磁
力による変形に際して絶縁物と導体との間の接着
部に剪断力が生じた時、絶縁物はその両面が両側
の導体と略等強度に接着されているため、接着強
度の弱さから剥離が生ずる箇所は不規則となり、
層間短絡に至る問題があつた。一方、片面接着型
では、斯様な問題はない反面、コイルの一層毎に
夫々分離されているため、コイル全体の剛性が低
く、製作据付上の層間の滑りによつてコイルに変
形が生ずるなどの問題があつた。
本発明は上述の点に鑑み成されたもので、その
目的とするところは、製作据付時におけるコイル
変形の防止、及び熱伸縮、電磁力などによる変形
に対する絶縁物の不規則な破損の防止を図つたパ
ンケーキ形コイルを提供するにある。
目的とするところは、製作据付時におけるコイル
変形の防止、及び熱伸縮、電磁力などによる変形
に対する絶縁物の不規則な破損の防止を図つたパ
ンケーキ形コイルを提供するにある。
本発明は多層に巻かれた導体と、この導体の層
間に配置された層間絶縁とを接着する接着剤を、
層間絶縁をはさむ一方側の導体との接着強度が、
他方側の導体との接着強度より強くなるように設
置することにより、所期の目的を達成するように
なしたものである。
間に配置された層間絶縁とを接着する接着剤を、
層間絶縁をはさむ一方側の導体との接着強度が、
他方側の導体との接着強度より強くなるように設
置することにより、所期の目的を達成するように
なしたものである。
以下、図面の実施例に基づいて本発明を説明す
る。
る。
図は帯状の導体１を渦巻状に巻いたパンケーキ
形のコイル２を示すもので、たとえばポリイミド
紙等からなる層間絶縁３が層状に配された導体１
の間に接着固定されている。
形のコイル２を示すもので、たとえばポリイミド
紙等からなる層間絶縁３が層状に配された導体１
の間に接着固定されている。
この層間絶縁３と導体１との接着剤として、層
間絶縁３の外側に位置する導体１Ａとの接着に
は、接着強度の比較的大きなエポキシ樹脂を用
い、又層間絶縁３の内側に位置する導体１Ｂとの
接着には、該エポキシ樹脂より接着強度の小さい
ポリエステル樹脂を用いている。
間絶縁３の外側に位置する導体１Ａとの接着に
は、接着強度の比較的大きなエポキシ樹脂を用
い、又層間絶縁３の内側に位置する導体１Ｂとの
接着には、該エポキシ樹脂より接着強度の小さい
ポリエステル樹脂を用いている。
尚、導体１の両端部は、コイル２を電気的に外
部と接続するために、内側口出し部４及び外側口
出し部５が形成されている。
部と接続するために、内側口出し部４及び外側口
出し部５が形成されている。
このような本実施例構成のコイル２は、巻回さ
れた導体１と層間絶縁３とが一体的に接続されて
いるので、取扱い及び設置に充分な剛性を有し、
製作据付時の層間の滑りによつて変形が生ずる惧
れはない。
れた導体１と層間絶縁３とが一体的に接続されて
いるので、取扱い及び設置に充分な剛性を有し、
製作据付時の層間の滑りによつて変形が生ずる惧
れはない。
更に、コイル２の設置後、導体１への通電によ
る運転の際の熱変形、或は電磁力による変形が生
じた場合でも、該変形は弱い接着強度の導体１Ｂ
と層間絶縁３との間にのみ剥離を起こさせる。つ
まり、たとえ剥離が起こるとしても、該剥離は層
間絶縁３の一方の側のみに起こるもので、層間絶
縁３の不規則な破損、更には層間短絡という不都
合が生ずる惧れはない。
る運転の際の熱変形、或は電磁力による変形が生
じた場合でも、該変形は弱い接着強度の導体１Ｂ
と層間絶縁３との間にのみ剥離を起こさせる。つ
まり、たとえ剥離が起こるとしても、該剥離は層
間絶縁３の一方の側のみに起こるもので、層間絶
縁３の不規則な破損、更には層間短絡という不都
合が生ずる惧れはない。
尚、層間絶縁の内外いずれかの接着剤をより強
固に接着するかは、絶縁材の特性、或はコイルの
使用態様等に応じて適宜決定すればよい。
固に接着するかは、絶縁材の特性、或はコイルの
使用態様等に応じて適宜決定すればよい。
以上説明した本発明のパンケーキ形コイルによ
れば、導体と層間絶縁を接着する接着剤を層間絶
縁をはさむ一方側の導体との接着強度が、他方側
の導体との接着強度より強くなるように設置し
て、層間絶縁の両側において各層導体との接着強
度に差をつけたものであるから、コイルの変形に
伴う層間絶縁の不規則な破損が防止でき、その絶
縁性能を保持することができる。
れば、導体と層間絶縁を接着する接着剤を層間絶
縁をはさむ一方側の導体との接着強度が、他方側
の導体との接着強度より強くなるように設置し
て、層間絶縁の両側において各層導体との接着強
度に差をつけたものであるから、コイルの変形に
伴う層間絶縁の不規則な破損が防止でき、その絶
縁性能を保持することができる。
図は本発明のパンケーキ形コイルの一実施例を
一部切欠いて示す斜視図である。 １……導体、１Ａ……外側の導体、１Ｂ……内
側の導体、２……コイル、３……層間絶縁。
一部切欠いて示す斜視図である。 １……導体、１Ａ……外側の導体、１Ｂ……内
側の導体、２……コイル、３……層間絶縁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 多層に巻かれた導体と、該導体の層間に配置
された層間絶縁と、該層間絶縁と導体を接着する
接着剤とを備えたパンケーキ形コイルにおいて、
前記層間絶縁をはさむ一方側の導体との接着強度
が他方側の導体との接着強度より強くなるように
前記接着剤を設置して形成することを特徴とする
パンケーキ形コイル。 ２ 前記接着剤として、前記層間絶縁の外側に位
置する導体との接着には接着強度の比較的大きな
エポキシ樹脂を、かつ、前記層間絶縁の内側に位
置する導体との接着には、前記エポキシ樹脂より
接着強度の小さいポリエステル樹脂を用いたこと
を特徴とする特許請求の範囲第１項記載のパンケ
ーキ形コイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14795278A JPS5576598A (en) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | Pancake type coil |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14795278A JPS5576598A (en) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | Pancake type coil |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5576598A JPS5576598A (en) | 1980-06-09 |
| JPS6156847B2 true JPS6156847B2 (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=15441778
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14795278A Granted JPS5576598A (en) | 1978-12-01 | 1978-12-01 | Pancake type coil |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5576598A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63194188U (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-14 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4752744B2 (ja) * | 2006-11-30 | 2011-08-17 | 住友電気工業株式会社 | 超電導コイル |
-
1978
- 1978-12-01 JP JP14795278A patent/JPS5576598A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63194188U (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-14 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5576598A (en) | 1980-06-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3458650A (en) | Composite winding for transformers | |
| JPS6156847B2 (ja) | ||
| US4906960A (en) | Distribution transformer with coiled magnetic circuit | |
| JPS6213010A (ja) | 超電導電磁石 | |
| JP6005428B2 (ja) | 超電導コイル及び超電導コイル装置 | |
| US4859978A (en) | High-voltage windings for shell-form power transformers | |
| US6653923B2 (en) | Inductor manufacture and method | |
| US4907339A (en) | Method of construction of a distribution transformer having a coiled magnetic circuit | |
| US11605496B2 (en) | Foil wound magnetic assemblies with thermally conductive tape and methods of assembling same | |
| JP2001185414A (ja) | 超伝導コイルの冷却構造 | |
| JPS61271804A (ja) | 超電導電磁石 | |
| CN220753208U (zh) | 电感器 | |
| JPH06276706A (ja) | 電気機器コイル及びコイルを有する電気機器並びにその製造方法 | |
| JPH0567516A (ja) | 超電導コイルの製造方法 | |
| JPS6267803A (ja) | 超電導コイル | |
| JP2003077746A (ja) | リアクトルおよびその製造方法 | |
| JPH10116723A (ja) | 超電導マグネット | |
| JP2500966Y2 (ja) | 樹脂モ―ルドコイル | |
| JP2574434Y2 (ja) | コイル | |
| JPH05284730A (ja) | 超電導コイル装置の組立方法 | |
| JPS6242361B2 (ja) | ||
| JPS6234423Y2 (ja) | ||
| JPH03263806A (ja) | 磁心装置 | |
| JPH08107013A (ja) | 交流用超電導コイル装置およびその製造方法 | |
| JPH0222999Y2 (ja) |