JP3199586B2 - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JP3199586B2
JP3199586B2 JP29166794A JP29166794A JP3199586B2 JP 3199586 B2 JP3199586 B2 JP 3199586B2 JP 29166794 A JP29166794 A JP 29166794A JP 29166794 A JP29166794 A JP 29166794A JP 3199586 B2 JP3199586 B2 JP 3199586B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種物品を搬送する際
に多用されているコンベヤ装置に関し、特に物品を滑落
させるシュータに適用して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】コンベヤ装置にはベルトコンベヤのよう
に駆動力によって物品を搬送するものもあれば、グラビ
ティローラコンベヤのように高低差によって物品を滑落
させるものもある。以下、図6及び図7を参照して従来
のローラコンベヤ1の一例を説明すると、一対の枠体3
a,3b間に多数の回転ローラ5を所定間隔で回転自在
に設けた構造になっている。回転ローラ5は、支軸にス
ペーサとローラを交互に挿通させて構成したものであ
り、支軸の両端部が枠体3a,3bに取り付けられる。
なお、本例のようにローラコンベヤ1が広幅の場合は、
物品7の重みによる支軸の変形を防止するため、支軸の
中間部を補強枠9により支持する。コンベヤ1は傾斜状
に設置され、物品7を搬送する場合は回転ローラ5上に
載置して、物品7の自重により例えば矢印A方向に滑落
させる。
【0003】なお、回転ローラの構成は多種にわたり、
例えば図8に示すように構成されたものもある。この回
転ローラ11は、横断面コ字状の軸受部材13に支持軸
15等によりローラ17を回転自在に取り付けたもので
ある。この回転ローラ11は、軸受部材13の開放端に
設けたフランジ部19a,19bを利用して、ネジ21
a、21bによりフレーム基板23に固定される。軸受
部材13は金属板であり、フランジ部19a,19bに
は図示を省略しているが予めネジ孔が形成される。ま
た、フレーム基板23については、回転ローラ11を挿
通させるための開口部とネジ止めするためのタップ孔が
形成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図6及び図7に示す従
来のコンベヤ装置においては、前記回転ローラ5は、支
軸にスペーサやローラを交互に挿通した後、一対の枠体
3a,3bに取り付けるのであるから、部品点数が多い
うえに、作業効率もよくない、等の種々の問題がある。
また、図8に示す回転ローラ11については、軸受部材
13に支持軸15によりローラ17を取り付けて組み立
て、次にこれを開口部に落とし込み、次いでネジ21
a,21bによりフレーム基板23に固定していた。従
って、部品点数及び作業工数のいずれも多く、これらが
相まってコストアップの一因になっていた。なお、特公
昭35−14018号公報に開示された装置にも回転ロ
ーラが適用されているが、いずれも上述の回転ローラ
5,11に類するものであり、コンベヤの製造に際して
は前記問題点を包含している。本発明の目的は、部品点
数が少なく、かつ組み立て容易なコンベヤ装置を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る前記目的
は、両側面に軸(49)を一体に形成した円盤状のロー
ラ(43)と、平板状のフレーム基板(35)に沿う平
板部(51)及び前記フレーム基板(35)に形成した
取付孔(37)に嵌合する軸受部(53)及び前記軸
(49)を支持する軸受孔(55)及び前記フレーム基
板(35)に形成した係止孔(39)に係止される係止
突起(57a,57b)を一体に設けた一対の軸受部材
(45)とにより構成した回転ローラ(41)を備えた
ことを特徴とするコンベヤ装置(31)により達成され
る。
【0006】
【作用】本発明に係るコンベヤ装置は、コンベヤ装置を
構成するフレーム基板に回転ローラを落とし込む取付孔
と係止孔とを形成し、取付孔に回転ローラを落とし込ん
で構成する。回転ローラは円盤状で両側面に軸を一体に
形成したローラと、このローラを回転自在に支持し、か
つ組み立て状態で前記フレーム基板の取付孔に落とし込
まれ、前記係止孔に係止される軸受部材とにより構成さ
れている。そして、回転ローラの組み立ては、回転ロー
ラの両側を一対の軸受部材で挟み込むようにして軸を軸
受孔に嵌め込むことにより行われ、コンベヤ装置への組
付は取付孔に落とし込んで係止突起を係止孔に係止させ
ることにより行われる。したがって、回転ローラの部品
点数は実質的に2種であり、組み立ては元よりコンベヤ
装置への組付けに際してもネジ等は一切不要になる。
【0007】
【実施例】以下、図1〜図5を参照して本発明を適用し
たコンベヤ装置の一実施例を説明する。実施例の説明に
あたっては、図1を参照してコンベヤ装置の構成等につ
いて説明し、次いで図2以下の各図を参照して回転ロー
ラの構成や組み立てについて説明する。本実施例におけ
るコンベヤ装置31の概要を説明すると、図1に示すよ
うに一対の枠体33a,33b間にフレーム基板35を
取り付け、フレーム基板35の上部に後述する回転ロー
ラ41のローラ43を回転自在に突出させた構成になっ
ている。なお、図1の左側には回転ローラ41が密に配
列され、右側は疎に配列されているが、この構成は物品
7を例えば矢印A方向に搬送させた後、矢印B方向に方
向転換させるための構成であり、矢印A方向に直進させ
るだけであれば、均一に配列される。
【0008】フレーム基板35には、図4に示すような
取付孔37と係止孔39が形成され、この取付孔37に
図2及び図3に示すように回転ローラ41が取り付けら
れる。回転ローラ41は、図5に示すように円盤状に形
成されたローラ43と、一対の軸受部材45とにより構
成されている。ローラ43の両側面は対称構造であり、
台状のスペーサ47と円柱状の軸49が一体に形成され
ている。また、回転ローラ41には2個の軸受部材45
が使用されるが、両者は同一構造である。一対の軸受部
材45は合成樹脂を一体成型したものであり、それぞれ
に平板部51と軸受部53、更に軸受孔55が形成され
ている。また、平板部51の下面には、図3に示すよう
に2個の係止突起57a,57bが形成されている。
【0009】回転ローラ41の組み立て及びフレーム基
板35への取り付けは、極めて簡単かつ容易に行われ
る。即ち、ローラ43の両側面から一対の軸受部材45
を当て付けるようにして、両側の軸49をそれぞれ軸受
孔55に嵌め込む。そして、平板部51が相互に平行に
なるようにして、フレーム基板35の上部から取付孔3
7a内に落とし込む。この落とし込み時に、軸受部53
を取付孔37の両側に形成された凹部37aに嵌合させ
ることにより、落とし込み位置が規制される。そして、
係止突起57a,57bは係止孔39の間隔に合わせて
形成されているので、前記落とし込みを行うことにより
係止突起57a,57bが係止孔39に対応するように
なる。
【0010】前記段階では、軸受部53が凹部37aに
嵌合しているので、軸受部材45が両側に開いてローラ
43と分離するようなことがない。したがって、回転ロ
ーラ41の落とし込みに続いて上部から付勢することに
より係止突起57a,57bが係止孔39に係止され、
図2及び図3に示すようにフレーム基板35に固定さ
れ、コンベヤ装置31への組み付けが完了する。
【0011】以上のように、回転ローラ41の組み立て
とコンベヤ装置31への組み付けは、ネジを全く使用せ
ず、しかも部品点数は2種でしかない。このため、部品
管理や組み立て作業が容易かつ簡略化され、コンベヤ装
置31の作業効率を大幅に向上させることができる。
【0012】以上に本発明の実施例を説明したが、本発
明は前記実施例に限定されるものではない。例えば、軸
49に代えて軸受孔を形成し、軸受孔55に代えて軸を
形成してもよい。
【0013】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るコ
ンベヤ装置は、コンベヤ装置を構成するフレーム基板に
回転ローラを落とし込む取付孔と係止孔とを形成する一
方、取付孔に落とし込む回転ローラを、円盤状で両側面
に軸を一体に形成したローラと、このローラを回転自在
に支持し、かつ組み立て状態で前記フレーム基板の取付
孔に落とし込まれ、前記係止孔に係止される軸受部材と
により構成した。そして、回転ローラの組み立ては、回
転ローラの両側を一対の軸受部材で挟み込むようにして
軸を軸受孔に嵌め込み、コンベヤ装置への組み付けは取
付孔に落とし込んで係止突起を係止孔に係止させるだけ
でよい。したがって、回転ローラの部品点数は実質的に
2種であり、組み立ては元よりコンベヤ装置への組み付
けに際してもネジ等は一切不要になり、部品点数の削減
と作業効率の大幅な向上とを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であるコンベヤ装置の概略構成
を示す平面図である。
【図2】回転ローラのコンベヤ装置への取り付けを示す
側面図である。
【図3】回転ローラのコンベヤ装置への取り付けを示す
他の側面図である。
【図4】回転ローラの取付位置の態様を示すフレーム基
板の平面図である。
【図5】回転ローラの構成を示す分解斜視図である。
【図6】従来のコンベヤ装置の構成を示す平面図であ
る。
【図7】従来のコンベヤ位置の構成を示す側面図であ
る。
【図8】従来の回転ローラの構成を示す要部の断面図で
ある。
【符号の説明】
7 物品 31 コンベヤ装置 33a,33b 一対の枠体 35 フレーム基板 37 取付孔 37a 凹部 39 係止孔 41 回転ローラ 43 ローラ 45 軸受部材 49 軸 51 平板部 53 軸受部 55 軸受孔 57a,57b 係止突起 A,B 物品の搬送方向

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両側面に軸(49)を一体に形成した円
    盤状のローラ(43)と、 平板状のフレーム基板(35)に沿う平板部(51)及
    び前記フレーム基板(35)に形成した取付孔(37)
    に嵌合する軸受部(53)及び前記軸(49)を支持す
    る軸受孔(55)及び前記フレーム基板(35)に形成
    した係止孔(39)に係止される係止突起(57a,5
    7b)を一体に設けた一対の軸受部材(45)とにより
    構成した回転ローラ(41)を備えたことを特徴とする
    コンベヤ装置(31)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3431419A1 (de) * 2017-07-18 2019-01-23 Siemens Aktiengesellschaft Schwerkraftrollensystem für den übergang vom sorter zur endstelle für polybags

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