JP3199545U - レインパンツ - Google Patents

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Abstract

【課題】靴を履いたままでも着脱が容易なレインパンツを提供する。【解決手段】前身頃2と後ろ身頃3との間の上部にウエスト拡大構造部10が設けられ、ダーツ22を有したマチ4が設けられている。前身頃2とマチ4の前縁とに対しチャックのテープ部が共縫いされ、後ろ身頃3とマチ4の後縁とに対しテープ部32が共縫いされている。スライダ35を上げてチャックを閉めると、ウエスト拡大構造部10の幅が小さくなり、チャックを開けるとウエスト拡大構造部10の幅が大きくなる。【選択図】図2

Description

本考案は、雨天時に穿くのに好適なレインパンツに係り、特に靴を履いたままでも着脱が容易なレインパンツに関する。
レインパンツは、防水性の布を縫製して製作されたものである。雨天時のゴルフや屋外作業の際に穿くレインパンツは、一般のズボンと同様の前立て部を有している(特許文献3)ほか、着脱を容易とするために裾から上方に延在するチャックを設けたりすることがある(特許文献1,2)。
実用新案登録第3052346号公報 実用新案登録第3182024号公報 実用新案登録第3095184号公報
ゴルフ用レインパンツは、通常、靴を履いたままゴルフ用スラックスの上に穿いたり脱いだりするものであるため、前立て部を大きく開けても、靴や、下に穿いているスラックスのウエスト部にレインパンツのウエスト部が引っ掛かって着脱の支障となり、着脱に手間がかかることが多い。また、着脱を容易にするためにチャック等を設けると防水性が落ちる。本考案は、着脱が容易で防水性に優れたレインパンツを提供することを目的とする。
本考案のレインパンツは、ウエスト部を拡張させるためのウエスト拡大構造部を有したレインパンツであって、該ウエスト拡大構造部は、上下方向に延在するマチと、該マチの前縁と後縁とを連結した連結状態及び該マチの前縁と後縁とを離反させた連結解除状態を取りうるチャックとを有することを特徴とするものである。
このマチは、上側ほど幅が大きくなっていることが好ましい。また、マチに上下方向に延在するダーツが設けられていることが好ましい。
本考案では、チャックのテープ部が前身頃の上部後縁又は後ろ身頃の上部前縁と、前記マチとに共縫いされていることが好ましい。この縫目をシールするためにシームテープが縫目の裏側に貼着されることが好ましい。
本考案のレインパンツにあっては、チャックを開けてウエスト拡大構造部を広げることにより、靴を履いたままでも容易に着脱することができる。レインパンツを穿いた後は、チャックを閉じてウエスト拡大構造部を閉じることにより、身体にフィットし易くなる。本考案でウエスト拡大構造部に設けられたチャックは、ウエスト拡大構造部を広げたり閉じたりするものであり、ウエスト拡大構造部自体はマチでカバーされているので、防水性に優れる。
マチの幅を上側ほど大きくすることにより、着脱がより容易となる。縫目の裏側にシームテープを貼ることにより防水効果が得られる。マチにダーツを設けることにより、マチがチャックに噛み込まれることが防止され、チャックのスライダをスムーズに上げ下げすることができる。
実施の形態に係るレインパンツの右側面図である。 図1(a)の一部拡大図である。 図2のIII−III線断面図である。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1はレインパンツ1の右側面図であり、(a)はウエスト拡大構造部10を開けて広げた状態を示し、(b)はウエスト拡大構造部10を閉じた状態を示している。
このレインパンツ1にあっては、前身頃2と、後ろ身頃3と、前身頃2と後ろ身頃3の上部同士の間に介在されたマチ4とが縫合され、さらにこれらの上辺側にウエストベルト部13が縫合されている。
前身頃2は、前身頃本体2Mと、前身頃本体2Mの上部後縁に縫着されたサイドマチ部2Sとからなる。サイドマチ部2Sは、上方ほど幅が大きくなる縦長の三角形状の布よりなり、マチ4とほぼ同一の上下長さを有している。
前身頃2、後ろ身頃3、マチ4及びウエストベルト部13を構成する基布は、いずれも高耐水性、高撥水性、高透湿性(例えば、初期耐水圧27,000mm、撥水性(初期)5級、透湿度20,000g/m/24h)を有する素材(好ましくは同一素材)によって構成されている。
図1に示すようにこのレインパンツ1は、ウエスト部11と、該ウエスト部11の下部に一体に形成された左右1対の脚部12と、前記ウエスト部11の上端開口部に縫着されたウエストベルト部13とを備えている。前記ウエストベルト部13には図示しないバンドを挿通するためのバンド通しが複数箇所に設けられている。レインパンツ1の前部の上部は前立て部14となっている。
前記ウエスト部11の左右両側には、左右1対のポケット15と、左右1対の開閉部16が設けられている。ポケット15は、前身頃本体2Mに設けられている。ポケット15の入口部には、逆玉縁部15aが縫着されている。
開閉部16は、チャック(図示略)によって開閉される開口部であり、チャックを下げて開放させることにより、レインパンツ1の外側から手をレインパンツ1内に差し込んで、レインパンツ1の下に穿いているスラックスのポケットに物を出し入れすることができるようになっている。開閉部16のチャックを隠すように見返し部16aが設けられている。開閉部16は、前身頃本体2Mとサイドマチ部2Sとの境界部に設けられている。
ウエスト部11の後部には後ろポケット17が設けられ、この後ろポケット17の入口部にはフラップ17aが設けられている。なお、ポケット15,17は図1(b)にのみ破線にて示されている。
ウエスト拡大構造部10は、レインパンツ1のウエスト部11の左右のサイド部の上部にそれぞれ設けられている。このウエスト拡大構造部10の構造について図2,3を参照して説明する。なお、図3(a)は図2のIII−III線断面を示しており、図3(b)はウエスト拡大構造部10を閉じた状態における図3(a)と同一部分の断面を示している。
前身頃2と後ろ身頃3とは、脚部12の裾12aからウエスト拡大構造部10の直下位置までは直に縫合されている。ウエスト拡大構造部10部分にあっては、図2,3(a)の通り、ウエスト拡大構造部10を開けた状態において、前身頃2のサイドマチ部2Sの後縁と後ろ身頃3の前縁との間を塞ぐように、マチ4が前身頃2のサイドマチ部2Sの後縁及び後ろ身頃3の前縁に対し縫合糸20,21によって縫合されている。マチ4は上方ほど幅が大きくなる縦長の三角形状の布よりなる。なお、図示は省略するが、裾部分に、500mm以下のファスナーを設けてもよい。
マチ4にはダーツ22が縫合糸23によって形成されている。ダーツ22は、マチ4を裏側(レインパンツ1を穿いた着用者の身体側)につまみ出し、縫合糸23によってつまみ出し部を縫合した構成となっている。ダーツ22は、マチ4の幅方向中央部を上端から下端まで延在している。縫合糸20,21による縫目を覆うようにシームテープ24,25がレインパンツ1の裏側に熱圧着により付着されている。
マチ4の前縁と前身頃2のサイドマチ部2Sの後部上縁との間には、チャック30の一方のテープ部31が介在され、縫合糸20によって共縫いされている。さらに、この縫合糸20によってチャック30を隠蔽するための見返し部40が縫合されている。
マチ4の後縁と後ろ身頃3の上部前縁との間には、チャック30の他方のテープ部32が介在され、縫合糸21によって共縫いされている。
チャック30は、テープ部31,32と、該テープ部31,32にそれぞれ設けられた務歯部33,34と、務歯部33,34同士を連結及び連結解除するためのスライダ35(図2)とを有する。チャック30は、チャック30を全開状態としたときにスライダ35がチャック30の最下部に位置するように前身頃2及び後ろ身頃3に縫着されている。
ウエスト拡大構造部10及びそのマチ4の形状に特に制限はないが、好ましくは、チャック30を開けた状態では、ウエスト拡大構造部10は縦長の略二等辺三角形状となっている。ダーツ22がこのウエスト拡大構造部10の略中央部を上下方向に延在している。なお、ダーツ22の配置はこれに限定されない。
図3(b)の通り、チャック30を閉じると、前身頃2のサイドマチ部2Sの後縁上部と後ろ身頃3の前縁上部とがチャック30で連結され、ウエスト拡大構造部10が閉じた状態となる。この状態では、チャック30は見返し部40で覆われており、美観や防水性が良好となっている。また、ウエスト拡大構造部10を閉じると、レインパンツ1のウエスト部が着用者の身体にフィットし易い。なお、図3(b)では、ダーツ22に引き続く部分が垂直状に図示されているが、身体装着状態にあっては、当該部分は後ろ身頃3又はサイドマチ部2Sに重なる。
チャック30のスライダ35を引き下げてウエスト拡大構造部10を開けると、レインパンツ1のウエストが大きくなる。
ダーツ22を設けているので、スライダ35を上下動させるときにマチ4がチャック30に噛み込まれることが防止され、スライダ35を軽快にスライドさせることができる。
図2のように、ウエスト拡大構造部10を最も大きく広げた状態において、ウエスト拡大構造部10の上辺の幅Wは50mm以上特に100mm以上であり、また275mm以下特に150mm以下であることが好ましい。また、この状態において、ウエスト拡大構造部10の上下方向の長さLは100mm以上特に200mm以上であり、また550mm以下特に300mm以下であることが好ましい。
前記ウエストベルト部13には、ウエスト拡大構造部10よりも前側及び後ろ側にそれぞれゴム帯などの弾性部材を縫着することによって、ギャザー部51,52が形成されている。ウエストベルト部13には、ウエスト拡大構造部10よりも後側かつギャザー部52よりも前側につまみ布部53が設けられている。このつまみ布部53の裏側面に面ファスナ54が縫着されている。つまみ布部53の長さは50〜200mm程度が好適である。
ウエストベルト部13には、ウエスト拡大構造部10よりも前側かつギャザー部51よりも後側に、面ファスナ55が縫着されている。図1(b)のように、ウエスト拡大構造部10を閉じた後、ウエスト拡大構造部10の上側におけるウエストベルト部13の弛みを取るために、つまみ布部53を引っ張って面ファスナ54を面ファスナ55に結合させる。
なお、この実施の形態では、図示は省略するが、脚部12の裾から股下部にまで達するように前身頃2と後ろ身頃3との間にチャックを設け、脚部12を開くことができるように構成されている。
このレインパンツ1は、スライダ35を下げてウエスト拡大構造部10を広げると共に、つまみ布部53を面ファスナ55から引き剥したフリー状態とすることにより、単に前立て部14をあけた場合よりも容易に穿いたり脱いだりすることができる。特に靴を履いたでも容易に穿いたり脱いだりすることができる。レインパンツ1を穿いた後は、スライダ35を引き上げてウエスト拡大構造部10を閉め、つまみ布部53の面ファスナ54を面ファスナ55にくっつけることにより、身体にフィットし易くなる。
上記実施の形態は、本考案の一例であり、本考案は図示以外の形態とされてもよい。例えば、適宜の箇所に通気性の開口部と、この開口部に被さるカバー片部とを設けてもよい。また、裾を絞るための紐や、つまみ布部、面ファスナなど公知の各種の構成を採用することができる。
本考案のレインパンツ1では、ウエスト拡大構造部10は右側ウエスト部及び左側ウエスト部の一方(例えば右側)にのみ設けられてもよく、双方に設けられてもよい。本考案では、前身頃本体2Mとサイドマチ部2Sとを1枚の基布で一連一体に構成してもよい。
1 レインパンツ
2 前身頃
3 後ろ身頃
4 マチ
10 ウエスト拡大構造部
13 ウエストベルト部
15,17 ポケット
20,21,23 縫糸
22 ダーツ
24,25 シームテープ
30 チャック
31,32 テープ部
33,34 務歯部
35 スライダ
40 見返し部
51,52 ギャザー部
53 つまみ布部
54,55 面ファスナ

Claims (9)

  1. ウエスト部を拡張させるためのウエスト拡大構造部を有したレインパンツであって、
    該ウエスト拡大構造部は、上下方向に延在するマチと、該マチの前縁と後縁とを連結した連結状態及び該マチの前縁と後縁とを離反させた連結解除状態を取りうるチャックとを有することを特徴とするレインパンツ。
  2. 請求項1において、前記マチの前縁部は前身頃の上部後縁に縫着されており、前記マチの後縁部は後ろ身頃の上部前縁に縫着されていることを特徴とするレインパンツ。
  3. 請求項2において、チャックのテープ部が前身頃又は後ろ身頃に対し、前記マチとに共縫いされていることを特徴とするレインパンツ。
  4. 請求項2又は3において、前記マチと前記前身頃及び後ろ身頃の素材は同一であることを特徴とするレインパンツ。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記マチに上下方向に延在するダーツが設けられていることを特徴とするレインパンツ。
  6. 請求項5において、前記ダーツは前記マチの略中央部に設けられていることを特徴とするレインパンツ。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、マチ及びチャックの縫目を覆うようにシームテープがレインパンツの裏側に付着されていることを特徴とするレインパンツ。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項において、前記ウエスト拡大構造部の幅は上方ほど大きくなっていることを特徴とするレインパンツ。
  9. 請求項1ないし8のいずれか1項において、前記マチは高撥水性及び高耐水性の素材よりなることを特徴とするレインパンツ。
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