JP3199466U - 連窓の外開き窓用平板スライド式網戸装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】連窓の外開き窓に簡単に取り付けられる、収納式ではない、スライド式平板網戸装置を提供する。【解決手段】連窓は単体の外開き窓1と隣接した羽目殺しのフィックス窓2によって構成され、窓枠の室内側壁面3が段差無く連続しており、平板スライド式網戸装置は、外開き窓から隣接するフィックス窓まで連続的に敷設した上部レール6及び下部レール7間に、平板式網パネル9を備える。窓が開いてハンドル5が外に押し出された時、網パネルは外開き窓とフィックス窓双方を自由に移動できる。また網パネルは両サイドに取っ手を設けて操作性を良くし、また枠幅を拡張できるのが好ましい。【選択図】図4

Description

本考案は、取り付けが簡単で安価な、連窓の外開き窓用の平板型スライド式網戸装置に関する。
縦方向の一端に蝶番を有する1面の外開き窓に網戸を設置する場合には、2面の引き戸を
有する引き違い窓やテラス窓の場合のような横方向の移動範囲が確保できないため、また窓のハンドルが室内側に突出しているため、汎用されている平板型網戸を設置することは難しい。
そこで、このような外開き窓には、網を巻き取るロール網戸、又は折りたたみながら収納するプリーツ網戸を設置する場合が多いが、これは外開き窓単体においても、また外開き窓とフィックス窓が隣り合わせで構成される連窓においても同様である。
登録実用新案公報(U)実用新案登録第3183380号(U3183380) 登録実用新案公報(U)実用新案登録第3181207号(U3181207)
上述のように、外開き窓の場合は、汎用の網パネルの設置が難しいため、ロール網戸や
プリーツ網戸を設置することが多いが、これらの網戸はいずれの方式のものも高価で、構造が複雑で設置が難しい、耐久性に問題があり経年変化により動きが悪くなる、清掃が難しい等の欠点がある。
巻き取り式や収納式ではない網戸であって、外開きの一枚戸に使用するものに関する先行発明には、同一出願人による上記特許文献1及び2がある。
いずれの発明も、窓の開口幅より横幅が狭い1枚の平板型網パネルを、窓枠の上下に設置したレール間でスライドさせるというもので、網パネルを窓の蝶番側にいっぱいに寄せることにより、反対側にハンドルを操作する間隔を生じさせ、窓の開閉を可能としたものである。
窓を開けて網戸を作動させる時は、網パネルを引き寄せ、ハンドル側の開口部を塞ぐが、この時、蝶番側に生じる空き領域は、あらかじめレールの内側に設置されている透明のパネルが塞ぐというものである。
上記の構成により、平板式の網パネルを外開き窓に使うことが出来るが、ハンドル操作に要する開口幅と同じ幅の固定透明パネルを蝶番側に設置しなければならず、これは網戸の通風量を減少させることになる。
また、網パネルが窓の開口部より狭いため、網パネルの縦枠が常にガラス面に露出し視界を損ねる。冬期間等、長期に亘って網戸を使わない時でもこの状態が続く。
これらの課題を解決し、構造が単純で簡単かつ安価に設置でき、見た目にも優れた平板型のスライド式網戸を連窓の外開き窓用に提供することが本考案の課題である。
連窓は外開き窓単体と違って、隣接してフィックス窓があり、窓枠が段差無く連続している。本考案は連窓のこの特徴を利用したものである。すなわち、外開き窓のみならず隣のフックス窓まで連続的にレールを敷設し、この間に、開放部を覆うだけの必要十分な幅を持った網パネルをスライドさせれば上述の課題は解決する。
外開き窓には室内側に突出したハンドルがあるため、窓を閉めた状態では網パネルはハンドルを越えて外開き窓とフィックス窓の間を移動させることはできないが、窓を押し開いた状態では自由に移動させることができる。
窓を開けた状態で網パネルを外開き窓の開口部を覆う位置に引き寄せれば、網戸としての機能を作動させることができ、窓を閉める時は網パネルをフィックス窓の方へ移動させれば、ハンドルを操作することができる。
網パネルは開口部を覆うのに必要十分な幅を持っているため、窓を閉め、ハンドルがロックされた状態では、ハンドルの左側すなわち外開き窓の位置には納まらない。しかし冬期間、長期に亘って網戸を使わない時は、フィックス窓の位置に置き放しにするより、視界を損ねることの無い外開き窓の位置で保管するのが望ましい。
網パネルの縦枠側面にあらかじめ幅を拡張する部材を設けておいて、網戸の不使用期間にはそれを外して網パネル幅を短くすることにより、外開き窓の位置での保管が可能になる。
本考案の実施により、高価で耐久性の悪い巻取り収納式や折りたたみ収納式ではなく、単純で単価が低く耐久性の良い単純平板型網パネルを外開き窓用に利用することができる。
また同一出願人による上述の実用新案と違って、透明固定パネルが不要になるので装置全体を簡略化でき、また長期間網戸を使わない時期には、レール間にコンパクトに、そしてガラス面の視界を損なわないように収納することができる。
連窓の一般的な構造を示した図である。 連窓に上部レール及び下部レールを取り付けた図である。 上下レール間に網パネルをはめ込んだ図である。 窓を開けた状態を示す図である。 網パネルをスライドさせ、窓の開口部を覆って網戸を作動させた図である。 長期間使用しない時期の、防虫網パネルを格納した状態を示す図である。 防虫網パネルの詳細図で、幅を調節する機能を示す図である。
以下、本考案の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、一般的な連窓の構造を示す図である。外開き窓1がフィックス窓2と隣接した状態で構成されていて、かつ室内側窓枠壁面3が連続した平面で、どこにも段差が無いのが特徴である。本考案は連窓のこの特徴を利用したものである。
図2は、窓枠壁面3に、上部レール6と下部レール7を設置した図である。このレールの断面はL字型、U型型、コの字型などで、長さは外開き窓1の横幅のほぼ2倍で、外開き窓から隣のフィックス窓2の領域に連続的に延びているものである。
図3は、上部レール6と下部レール7の間に、網パネル9をはめ込んだ図である。レール6,7の溝の深さの差を利用して簡単にセットできる。網パネル9は、矩形の枠内に防虫網を張って平板上に構成したもので、横幅は外開き窓の開口部を覆うのに必要十分な長さとする。なおレールは上部だけに設置し網パネルを吊り下げる形でも良い。網パネル9は上部レール6と下部レール7間を左右に動くが、窓が閉まっている状態では、室内側にハンドル5が突出しているため、外開き窓1とフィックス窓2の境4を越えて動くことは出来ない。
図4は、ハンドル5を操作して窓を開けた図である。この状態で、網パネル9はハンドル5に当たらずに外開き窓1の方へ移動できる。
図5は、窓が開いて網戸が作動している状態を示す。窓を閉める時は網パネル9を図4の状態に戻せばよい。
図6は、冬季間等、網戸を長期に亘って使わない時の保管状況を示す。図3の状態でももちろんかまわないが、網パネル9がこの位置では縦枠がフィックス窓2にかかって視界が常に損なわれるという欠点がある。
網パネル9を蝶番側いっぱいに寄せてハンドル5の左側に置けばこの点を改善できるが、網パネル9の幅は窓の開口部を完全に覆う幅を持つため、ハンドル5に当たってしまい、このままではこの位置に納まらない。
図7は網パネル9の詳細図であり、上記問題点の改善策を示す。まずこの網パネルは外開き窓とフィックス窓の両方の領域を動くために、左右に取っ手が必要である。主取手10は、網パネルを外開き窓からフィックス窓へ移動させる時に使い、副取手14は反対にフィックス窓から外開き窓に移動させる時に使う。
網パネルの蝶番側外枠11にはあらかじめ拡張部材12を連結的に接続してあり、ネジなどで簡単に着脱できるようにしておく。拡張部材12は、網パネルの蝶番側縦枠11を横方向に拡張したのと等価になるものであり、この網パネルの副取っ手14の機能も兼ねる
拡張部材12の幅13は、網戸を作動させる時は窓開口部の横幅を覆うのに十分になるよう、かつ、使わない時は網パネルがハンドルをかわして蝶番側に納まるよう、適当な長さに設定する。これにより、網戸を長期間使わない時には拡張部材12を取り外すだけで図6に示す位置に保管することが出来る。
なお、拡張部材12は網パネルの蝶番側フレーム11に半固定的に取り付けておいて、必要に応じて容易に伸縮できる例えば蛇腹状のものでもよい。
本考案の要(かなめ)は、操作レバーが突出しているため幅方向にスライドする単純な平板網戸が設置できない外開き窓に、連窓の特徴を利用して可能にしたことにある。また網パネルの幅を調節する機能を持たせることにより、網戸が不要な時期の保管を容易にしたことにある。
1 外開き窓
2 フィックス窓
3 窓枠壁面
4 窓枠壁面のハンドル側領域
5 外開き窓のハンドル
6 上部レール
7 下部レール
8 ストッパー
9 網パネル
10 網戸の主取っ手
11 網パネルの蝶番側外枠
12 枠拡張部材
13 拡張幅
14 防虫網パネルの副取っ手

Claims (2)

  1. 連窓の外開き窓用の網戸であって、窓枠室内側の上部及び下部に、外開き窓及び隣接するフィックス窓双方に連続的に設置された上部レール及び下部レールに案内されて、窓の幅方向に可動的に設置された網パネルを備える網戸装置。
  2. 前記、可動的に設置された網パネルは、矩形の平板型であり、外枠の左右双方に取っ手が付いていることと、横幅が拡張できることとを特徴とする請求項1記載の網戸装置。
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