JP3199265U - 断熱カーテン構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】断熱効果を確実に得ることができ、かつ、メンテナンスも容易で、見栄えの良い外観を呈する断熱カーテン構造を提供する。【解決手段】窓側レール2および部屋側レール3を平行に連結して、壁面から突出して支持し、窓側レールの端部と部屋側レールの端部とをエンドキャップ4により連結しており、部屋側レールに吊支されるカーテン1の側縁近傍が上下に亙り略直角に折り返された状態で、カーテンの側縁上端に配設されたフック11を、掛止孔に掛止することによってカーテンの側縁が隙間なく固定された状態で吊支可能にする一方、シート材により形成された帯状のトップカバー6を窓側レールおよび部屋側レールに亙って着脱自在に被覆して、かつ、トップカバーの端部に設けた止着片をエンドキャップに止着固定可能にする。【選択図】図1

Description

本考案は、カーテン構造の改良、更に詳しくは、断熱効果を確実に得ることができ、かつ、メンテナンスも容易で、見栄えの良い外観を呈する断熱カーテン構造に関するものである。
部屋の窓部を被覆するカーテンを支持(吊支)するためのレール構造には様々なものが知られているが、平行する2本のレールを壁面から所定距離持ち出して設け、これら各レールにカーテンをそれぞれ支持するもの(所謂「ダブルレール」)がある。
このダブルレール構造は、レール同士に間隔があるために、カーテン上方において窓部との間に隙間ができてしまい、そこから冷気(熱気)が侵入して、室内に対する断熱性が損なわれるという問題があった。
従来、このようなダブルレール構造において、カーテンレールを隠蔽する目的ではあるものの、カーテンレール上部が板体で被覆されているものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、かかる構造は、たしかにカーテンレールの上面を被覆することによって上面における空気の往来は遮断しているが、カーテンの側縁と壁面との間には隙間があり、全体としては十分に遮断されていないという問題がある。
また、カーテンレールの上面に設けられている板体は、レール構造の一部品として一体に組み込まれていて着脱を予定していないため、塵埃が堆積し易いにもかかわらず清掃等のメンテナンスが困難であるという問題があった。
更にまた、カーテン部分はインテリア要素の中心であることから、カーテン地の模様や風合だけでなく、構造全体としての外観の見栄えも非常に重要である。
実開昭55−82985号公報
本考案は、従来のカーテン構造に上記のような問題があったことに鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、断熱効果を確実に得ることができ、かつ、メンテナンスも容易で、見栄えの良い外観を呈する断熱カーテン構造を提供することにある。
本考案者が上記技術的課題を解決するために採用した手段を、添付図面を参照して説明すれば、次のとおりである。
即ち、本考案は、カーテン1をそれぞれ吊支可能な窓側レール2および部屋側レール3を平行に連結して、壁面から突出して支持し、
前記窓側レール2の端部と部屋側レール3の端部とをエンドキャップ4により連結しており、このエンドキャップ4における壁面側近傍に掛止孔5Aを形成する一方、前記部屋側レール3の端部近傍には掛止孔5Bを形成するとともに、
前記部屋側レール3に吊支されるカーテン1の側縁近傍が上下に亙り略直角に折り返された状態で、当該カーテン1の側縁上端に配設されたフック11・11を、前記掛止孔5A・5Bにそれぞれ掛止することによって同カーテン1の側縁が固定された状態で吊支可能にする一方、
シート材により形成された帯状のトップカバー6を前記窓側レール2および部屋側レール3に亙って着脱自在に被覆して、かつ、このトップカバー6の端部に設けた止着片61を前記エンドキャップ4に止着固定可能にするという技術的手段を採用したことによって、断熱カーテン構造を完成させた。
また、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、部屋側レール3に吊支されるカーテン1の側縁の上下に亙り裏打ち材12を装着するという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、トップカバー6の端部に設けられた止着片61をエンドキャップ4に巻き付けて止着固定可能にするという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、トップカバー6を織物、編物、不織布等の布帛で形成するという技術的手段を採用することができる。
更にまた、本考案は、上記課題を解決するために、必要に応じて上記手段に加え、カーテン1を多層構造にするという技術的手段を採用することができる。
本考案にあっては、カーテンをそれぞれ吊支可能な窓側レールおよび部屋側レールを平行に連結して、壁面から突出して支持し、前記窓側レールの端部と部屋側レールの端部とをエンドキャップにより連結しており、このエンドキャップにおける壁面側近傍に掛止孔を形成する一方、前記部屋側レールの端部近傍には掛止孔を形成するとともに、前記部屋側レールに吊支されるカーテンの側縁近傍が上下に亙り略直角に折り返された状態で、当該カーテンの側縁上端に配設されたフックを、前記掛止孔にそれぞれ掛止することによって同カーテンの側縁が固定された状態で吊支可能にする一方、シート材により形成された帯状のトップカバーを前記窓側レールおよび部屋側レールに亙って着脱自在に被覆して、かつ、このトップカバーの端部に設けた止着片を前記エンドキャップに止着固定にすることによって、断熱効果を確実に得ることができる。
また、本考案の断熱カーテン構造は、トップカバーが着脱自在であるため、メンテナンスも容易である。そして、カーテン側縁も折り返されて窓部を完全に被覆してスッキリとまとまっており、見栄えの良い外観を呈することができることから、利用価値は頗る大きいものがあると云える。
本考案の実施形態の断熱カーテン構造を表わす部分分解斜視図である。 本考案の実施形態の断熱カーテン構造のレール端部を表わす斜視図である。 本考案の実施形態の断熱カーテン構造を表わす説明断面図である。 本考案の実施形態の断熱カーテン構造を表わす全体斜視図である。
本考案を実施するための形態を、具体的に図示した図面に基づいて、更に詳細に説明すると、次のとおりである。
本考案の実施形態を図1から図4に基づいて説明する。図1中、符号1で指示するものはカーテンであり、このカーテン1には、種々の生地や模様のものを採用することができる。また、符号2で指示するものは窓側レール、符号3で指示するものは部屋側レールであり、これらのレールは下面に溝部を有するガイドレールであって、この溝部の内側に前記カーテン1の上縁に配設するフック11により吊支するための複数のランナー(固定金具)がスライド自在に挿通されているものを採用する。このフック11はS字型に折り返されてカーテン1の上縁に設けられた袋部に挿通して固定される公知のものを採用する。
更にまた、符号4で指示するものはエンドキャップ、符号5A・5Bで指示するものは掛止孔、符号6で指示するものはトップカバーである。
しかして、本考案の断熱カーテン構造を構成するにあっては、まず、カーテン1をそれぞれ吊支可能な窓側レール2および部屋側レール3を平行に連結して、壁面から突出して支持する。これら両レールは、所定間隔で複数箇所において略水平に連結し、この連結部材をブラケットとして、壁面に止着することができ、壁面に対しては適宜ビス等で固定する。そして、窓側レール2にはレース生地等の薄手のカーテン、部屋側レール3には厚手のカーテンや遮光カーテン等を吊支することができる。
また、前記窓側レール2の端部と部屋側レール3の端部とをエンドキャップ4により連結する。このエンドキャップ4には、止着孔などの壁面へ止着する部分を設けることもできる。
そして、このエンドキャップ4における壁面側近傍に掛止孔5Aを形成する。本実施形態では、図2に示すように、掛止孔5Aをエンドキャップ4の下面に形成する。この掛止孔5Aの形態は、エンドキャップ4の本体から持出成形しても良いし、本体に孔を開けた単純なものでも良い。更に、壁面側近傍であれば、エンドキャップ4本体でなく、窓側レール2から壁側に持出部分を設け、そこに掛止孔5Aを形成することもできる。
一方、前記部屋側レール3の端部近傍には掛止孔5Bを形成する。この掛止孔5Bは、部屋側レール3の溝部に有孔の部品を固定するなどして設けても良いし、図示したように、更にリング部材を使用して構成しても良い。その他、前記エンドキャップ4本体に形成することもできる。
次いで、前記部屋側レール3に吊支されるカーテン1の側縁近傍が上下に亙り略直角に折り返された状態で、当該カーテン1の側縁上端に配設されたフック11・11(最端から1番目と2番目)を、前記掛止孔5A・5Bにそれぞれ掛止することによって同カーテン1の側縁が固定された状態で吊支することができる。
即ち、前記掛止孔5A・5Bは定位置に存在しているため、カーテン1の側縁を定置することができ、窓部をカーテンとの隙間を確実に塞ぐことができ、空気の往来による熱交換を防止することができるのである。
そしてまた、シート材により形成された帯状のトップカバー6を前記窓側レール2および部屋側レール3に亙って着脱自在に被覆して、かつ、このトップカバー6の端部に設けられた止着片61を前記エンドキャップ4に止着固定する。このトップカバー6の幅は、前記窓側レール2および部屋側レール3の間隔に十分跨がるようにする。
本実施形態では、トップカバー6の端部に設けられた止着片61をエンドキャップ4に巻き付けて止着固定可能であるものを採用する(図3参照)。こうすることにより、風が吹き込んできた場合などの窓部とカーテンとの間の急激な気圧の変化などが生じても、外れることなく確実に固定することができる。なお、本実施形態では、トップカバー6の端部の幅を本体部の幅よりも狭くして、また、この止着片61としては面ファスナーを採用するが、その他に、ホック、ボタン、ファスナー、スナップ、マグネット、紐などを採用することができる。
また、トップカバー6は柔軟性を有するシート材であれば良いが、本実施形態では、トップカバー6を織物、編物、不織布等の布帛で形成することが好ましく、前記カーテン1の生地と同様の模様や風合のものを採用することによって、調和の取れた外観を呈することができる。
更にまた、本実施形態では、部屋側レール3に吊支されるカーテン1の側縁の上下に亙り裏打ち材12を装着することができ(図4参照)、側縁における形態を安定ならしめて、めくれ等を防止して空気の往来を防止することができる。この裏打ち材12には、厚手の生地(不織布や樹脂製パネルなど)を採用することができ、また、装着手段としては、カーテン1の内部に挿入して縫着したり、外面に充行って縫着したりすることができる。
また、本実施形態では、カーテン1が多層構造にすることができ、カーテン1の内部に空気層を設けることによって、断熱効果をより一層向上させることができる。
本考案は、概ね上記のように構成されるが、図示の実施形態に限定されるものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記載内において種々の変更が可能であって、例えば、窓側レール2および部屋側レール3は、溝部を有するものに限らず、リング状のランナーを支持できるような棒状のものであっても良い。
また、カーテン1のフック11の取付位置をカーテン上縁部からやや下げて、このカーテン上縁部に余剰部分を形成し、この余剰部分を部屋側レール3の前面(部屋側)に被覆させることもでき、これら何れのものも本考案の技術的範囲に属する。
1 カーテン
11 フック
12 裏打ち材
2 窓側レール
3 部屋側レール
4 エンドキャップ
5A・5B 掛止孔
6 トップカバー
61 止着片
W 壁面

Claims (5)

  1. カーテン(1)をそれぞれ吊支可能な窓側レール(2)および部屋側レール(3)が平行に連結されて、壁面から突出して支持されており、
    前記窓側レール(2)の端部と部屋側レール(3)の端部とがエンドキャップ(4)により連結されており、このエンドキャップ(4)における壁面側近傍に掛止孔(5A)が形成されている一方、前記部屋側レール(3)の端部近傍には掛止孔(5B)が形成されているとともに、
    前記部屋側レール(3)に吊支されるカーテン(1)の側縁近傍が上下に亙り略直角に折り返された状態で、当該カーテン(1)の側縁上端に配設されたフック(11・11)が、前記掛止孔(5A・5B)にそれぞれ掛止されることによって同カーテン(1)の側縁が固定された状態で吊支可能である一方、
    シート材により形成された帯状のトップカバー(6)が前記窓側レール(2)および部屋側レール(3)に亙って着脱自在に被覆され、かつ、このトップカバー(6)の端部に設けられた止着片(61)が前記エンドキャップ(4)に止着固定可能であることを特徴とする断熱カーテン構造。
  2. 部屋側レール(3)に吊支されるカーテン(1)の側縁の上下に亙り裏打ち材(12)が装着されていることを特徴とする請求項1記載の断熱カーテン構造。
  3. トップカバー(6)の端部に設けられた止着片(61)がエンドキャップ(4)に巻き付けられて止着固定可能であることを特徴とする請求項1または2記載の断熱カーテン構造。
  4. トップカバー(6)が織物、編物、不織布等の布帛で形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の断熱カーテン構造。
  5. カーテン(1)が多層構造であることを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の断熱カーテン構造。
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