JP4698060B2 - 天井膜材の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は天井膜材の取付構造に係り、特に室内天井の内装材として不燃性の膜材を用いて効率よく見栄えの良い天井の内装を行えるようにした天井膜材の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、天井は上部の構造材を覆い、かつ室内の美観を高めるためにクロス張り、ボード張り等の仕上げ材によって仕上げられている。また天井は一般に水平面で構成され、仕上げ材の自重を考慮した取り付けを行うため、使用する内装材料に応じたしっかりとした下地材の施工が必要となってくる。また、クロス内装張り等の場合には下地の良否により仕上げの出来映えが大きく左右するため、下地工事を含め、手間のかかる作業となっていた。
【0003】
これに対して出願人は不燃性膜材を用いた所定寸法の天井膜材ユニットを開発し、これらの天井膜材ユニットを構造材の一部に取り付けていくことにより、見栄えの良い天井仕上げを実現することを目指した。そこで、本発明の目的は上述した従来の技術が有する問題点を解消し、迅速な施工が行え、取り付け後も見栄えの良い天井膜材の取付構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は枠体フレームの周縁に形成された膜材定着溝内に膜材の端部を定着して前記枠体フレームに内装膜材が張設された複数枚の天井膜材ユニットを、該天井膜材ユニットに取着された吊りピースを介して、天井構造材の前記吊りピースに対応する位置に固定されたフレーム固定手段に係止させるとともに、見切り縁化粧材で前記天井膜材ユニットで覆われた天井見切り部分を覆って取り付けたことを特徴とする。
【0005】
また、別発明として、枠体フレームの周縁に形成された膜材定着溝内に膜材の端部を定着して前記枠体フレームに内装膜材が張設された複数枚の天井膜材ユニットを、該天井膜材ユニットに取着された吊りピースを介して、天井構造材の回り縁の前記吊りピースに対応する位置に固定されたフレーム固定手段に係止させるとともに、見切り縁化粧材で前記天井膜材ユニットで覆われた天井見切り部分を覆って取り付けたことを特徴とする。
【0006】
このとき、前記回り縁の対向する位置にワイヤを掛け渡し、該ワイヤに前記天井膜材ユニットの吊りピースの一部を係止させて天井膜材ユニットの落下防止手段とすることが好ましい。
【0007】
以上の場合、前記天井膜材ユニットは、蝶番を介して半割形状で施工場所に搬入され、前記蝶番部分で広げて全寸法として前記構造材のフレーム固定ピース部分に取り付けるようにすることが好ましい。
【0008】
前記蝶番は、合成ゴム製プレートを前記枠体フレーム内に配置した構造とすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の天井膜材の取付構造の実施の形態について、新設時、改修時を例にそれぞれにおいて使用される部材の構成について、添付図面を参照して説明する。
[新設天井膜材の施工]
図1は、天井内装の新設時に、本発明の天井膜材をユニット化し、所定枚数の天井膜材ユニットを天井部分に取り付けた施工例を示した平面図である。同図中、A部分は天井部分を上部構造材側から下方に向けて見た平面図で、B部分は室内側から天井を見上げた見上げ平面図である。B部分では、天井面を覆う天井膜材ユニット10の天井1と壁2との見切り部分に沿って見切り縁化粧材20が取り付けられている。一方、A部分では、各天井膜材ユニット10の枠体フレーム11を上部構造材(図示せず)に固定するためのフレーム固定ピース15が所定間隔をあけて配設されている。
【0010】
天井膜材ユニット10は、本実施の形態では900mm×2600mmの長方形状の枠体フレーム11に所定の規格を満たした合成繊維織布等の膜材を張設したもので、図1に示したように、4枚の天井膜材ユニット10を並べて天井1全体を覆うことができるようになっている。枠体フレーム11は、図2,図3に示したような扁平中空長方形断面からなるアルミニウム製型材を組み立てたもので、図1に示したように、剛性保持のために3本の中間継材12が取り付けられている。また、枠体フレーム11の外周を一周するように膜材定着溝13が形成されている。この膜材定着溝13の縁には係止爪13aが形成されており、図4各図に示したように、膜材5の端部5aを膜材定着溝13内に収容させた状態で膜材押えバー14を膜材定着溝13内にはめ込むことにより、それぞれの係止爪13a、14a同士が係合して膜材端部5aをフレームに定着させることができる。なお、膜材としては不燃性能等の要求仕様を満たす素材で、張設可能な材料であれば各種のものを選択することができる。
【0011】
図2,図3は、図4(a)に示した天井膜材ユニット10をコンクリート躯体等の構造材3に取り付けるための取付構造の詳細と各部材の取り合いを示した部分斜視図である。図2,図3に示したように、天井膜材ユニット10は構造材3側の複数箇所にネジ止めにより取り付けられたフレーム固定ピース15と、天井膜材ユニット10の上面に取り付けられ、フレーム固定ピース15の係止部に係止する吊りピース16により、天井空間の所定位置に固定して吊り下げられるようになっている。さらに、図4(a)に示したように、フレーム固定ピース15の壁際には見切り縁化粧材20の固定ピース17がフレーム固定ピース15と一体的にネジ18により取り付けられている。
【0012】
一方、天井膜材ユニット10の上面には部材長手方向に断面が略L字形の係止レール11aが2本平行して型材として一体的に形成されており、この係止レール11aの任意の位置に吊りピース16をネジ止めすることができる。
【0013】
ここで、フレーム固定ピース15と吊りピース16に設けられた係止爪15a,16aの係止による部材の固定について、図4(a)を参照して説明する。同図に示したように、フレーム固定ピース15は構造材3にネジ18で固定された状態で、下方に向けて延在する2本の平行な吊りフランジ15Aと、ネジ固定のための取付フランジ15Bとを一体的に成形してなる型材で、特に吊りフランジ15Aの下端には、係止爪15aが形成され、係止爪15aの肩部分に吊りピース16の係止爪16aの顎部分を係止して天井膜材ユニット10全体を吊持させるようになっている。このとき隣接する天井膜材ユニット10,10間の接合部では、両方の天井膜材ユニット10に取り付けられた吊りピース16がそれぞれフレーム固定ピース15の係止爪15aに係止するので、両者の隙間のない接合が可能となる。
【0014】
一方、壁2の際の見切り部分では天井膜材ユニット10の端部の仕舞いを調整するための縁部材19を用いて天井膜材ユニット10をフレーム固定ピース15に対して遊びが生じないようにしている。さらに、この縁部材19及び天井膜材ユニット10の端部を隠すとともに、壁2と天井1との見切りのために見切り縁化粧材20が取り付けられる。この一定幅の見切り縁化粧材20を取り付けることにより壁2と天井膜材ユニット10の端部との間に生じた隙間を覆い、見切り部分の見栄えを向上させることができる。
【0015】
(変形例1)
以上に述べた天井膜材ユニット10では、一旦天井の構造材3に取り付けられた天井膜材ユニット10は、係止部分で堅固に連結されるので、改装等を予定した場合、天井膜材ユニット10の構造材3からの取り外しが難しい。そこで、必要に応じて天井膜材ユニット10を構造材3から容易に取り外しできるようにした変形例について、図4(b),図5各図を参照して説明する。
図4(b)(図5(a))に示したように、フレーム固定ピース15と見切り縁材20の固定ピース17の取付フランジ長が大きく設定されており、このうち、フレーム固定ピース15の取付フランジ15Aの中間位置に板バネからなる開脚バネ25が装着されている。この開脚バネ25は図5(a)に示したように、通常は略へ字形に屈曲している。この状態では天井膜材ユニット10側の吊りピース16の係止爪が図4(a)の場合と同様に係止している。この状態から天井膜材ユニット10を構造材3から取り外すには、図5(b)に示したように天井膜材ユニット10同士を接続するとともに構造材3に取り付ける吊りピース16の下方の隙間から開脚バネ25の押し上げ用の治具(図示せず)を挿入し、開脚バネ25を下方から押し上げ、フレーム固定ピース15の取付フランジ15Aの間隔を開く。これにより、取付フランジ15Aの係止爪15aから吊りピース16の係止爪16aが離脱するので、天井膜材ユニット10をフレーム固定ピース15から取り外すことができる(図5(c)参照)。
【0016】
(変形例2)
次に、天井膜材ユニット10の枠体フレーム11の変形例について図4(c),(d)を参照して説明する。
図4(c)に示した枠体フレーム11は、吊りピース16が枠体に一体的に形成されており、これにより部品点数を減らすとともに、枠体にレールを形成しないので、枠体の重量軽減にもつながる。断面図から明らかなように、フレーム固定ピース15の係止爪15aの先端が枠体フレーム11に直接接触するので、フレーム固定ピース15、見切り縁材20の固定ピース17のフランジを短くして構造体3と膜材5との間のクリアランスを小さくすることができ、縁部材19の高さも枠体フレーム11の高さに合わせて小さくすることができる。図4(d)は膜材5の端部5aを膜材定着溝13内に収容させた状態で膜材定着溝13内にはめ込む膜材押えバーとして、弾性変形自在な紐状の合成ゴム製の膜材押さえ部材9を用いた変形例を示している。この膜材押さえ部材9は同図に示したように、膜材定着溝13内にはめ込まれた際に溝形状に膜材5を溝周面に押圧するように倣って変形させ、密着させることができる。
【0017】
[改修天井膜材の施工]
以上に述べた新設天井膜材の施工に対して、既存建物の内装の改修を想定した場合の天井膜材の施工について図6〜図11を参照して説明する。既存建物の場合、上階や隣接区画にすでに住民が入居している場合が一般的であり、そのような場合、天井構造材へのドリル等による孔開け作業は、騒音振動の発生が予想されるので行えない。そこで、あらかじめ見切り部分に配置された回り縁31にフレーム固定ピース32を固定する構造とした。このとき見切り位置の回り縁31の側面にフレーム固定ピース32をネジ(図示せず)等により固定するが、回り縁31が躯体側に精度良く建て付けられていない場合の調整しろを吊りピース33と枠体フレーム11との間に設けることにした。
【0018】
図7は、回り縁31の隅角部付近における天井膜材ユニット10及び見切り縁化粧材20の取付状態を部分的に示した斜視図である。さらに、その取付状態を図8各図に示した。図8(a)に示したように、枠体フレーム11の上面には吊りピース33と係止する係止レール11cが一体的に形成されており、このレール11c部分と吊りピース33との間に鋸歯状の重なり代調節面34が形成されている。フレーム固定ピース32に取り付けた状態で吊りピース33のフランジ33aと係止レール11cとの離れをこの重なり代調整面34で調整することで、回り縁31との間のクリアランスのばらつきを解消することができる。その状態で見切り縁化粧材20の係止爪20aをフレーム固定ピース32の係止爪32aに係止するようにして天井膜材ユニット10の端部の見切り縁とする。図8(b)は、他の変形例として枠体フレーム11を支持する吊りピース33のフランジ部分に長孔33bを設け、この長孔33bを介してネジ34止めにより天井膜材ユニット10の位置決めをするようになっている。なお、いずれの場合にも見切り縁化粧材20のフランジ20a部分で枠体フレーム11の端部を覆うことができる程度の調整しろを有している。また、見切り縁化粧材20は天井膜材ユニット10の端部を覆うばかりでなく、天井膜材ユニット10の一部を支持できるようになっている。
【0019】
次に、図9,図10を参照して改修天井膜材の施工手順について説明する。図6に示した平面図にあるように、既存建物において天井回り縁31が施工されている天井に4枚の天井膜材ユニット10を取り付ける場合について説明する。図9両図は1枚の天井膜材ユニット10の長手方向の断面線IX-IXに沿った断面図であり、この場合には図9(a)に示したように、あらかじめ天井回り縁31の所定位置に取り付けられているフレーム固定ピース32の係止爪32aに枠体フレーム11の端部に取り付けられた吊りピース33の係止爪33aが係合できるように、吊りピース33の位置を重なり調整しろ部分で前後させるようにして調整し、フレーム固定ピース32と吊りピース33との位置関係を確認しながら、天井膜材ユニット10全体を下方から取り付ける。さらに見切り縁化粧材20の固定フランジをフレーム固定ピース32の係止溝に差し込むようにして見切り縁化粧材20を全周にわたって取り付ける(図9(b)参照)。一方、隣接する天井膜材ユニット10を取り付ける場合は、図10(a)に示したように、各天井膜材ユニット10の連結位置に配置された中間固定ピース35に吊りピース33の係止爪33aを係止して天井膜材ユニット10全体を吊持させる。さらに最終的に見切り縁化粧材20をフレーム固定ピース32に取り付けることで、容易に天井内装を膜材仕様に改修することができる。
【0020】
[天井膜材ユニット落下防止対策]
既存建物の天井膜材の取り付け工事では、騒音発生防止の観点から、中間固定ピース35のベースプレート36を接着剤で天井構造材3に直付けしている。この場合、中間固定ピース35の接着が十分でない場合、天井膜材ユニット10の荷重を支えた状態にある中間固定ピース35が構造材3から剥がれることも予想される。この場合、天井膜材ユニット10が落下することを確実に回避する必要がある。そこで、本実施の形態では、その落下防止対策として図11(a)に示したような落下防止ワイヤ37を設けた。この落下防止ワイヤ37を対向する回り縁31間に所定本数張設し、この落下防止ワイヤ37に同図(b)に示したように、吊り下げフック38を引っ掛けることで中間固定ピース35による支持が外れた場合にも天井膜材ユニット10を保持させることができる。なお、吊り下げフック38は枠体フレーム11に支持された中間継材12上にネジ止めされているが、枠体フレーム11あるいは吊りピース33の一部に一体的に形成するようにしても良い。
【0021】
[分割天井膜材ユニットの構造]
上述した天井膜材ユニット10は、その部屋の面積にもよるが、1枚の全体寸法が900mm×2600mm程度のものを想定している。したがって、この天井膜材ユニット10を取り付ける部屋への搬入が困難な状況も想定できる。そのような状況を勘案して、所定寸法の天井膜材ユニット10を半割した分割天井膜材ユニット10を考案した。この分割天井膜材ユニット10は図12に示したように、施工予定の大きさの半分の大きさに折り畳まれた状態で施工場所に搬入され、天井膜材ユニット10の中央位置の蝶番40を広げるようにして全体の大きさとするようになっている。この蝶番40の構造は枠体フレーム11内の中空部11d内に挿入され、所定位置にネジ41止めにより平鋼製の押さえバー42を介して押圧固定され屈曲自在な帯状の合成ゴムプレート43からなり、搬入時には図13に2点鎖線で示したように、約180°に折り曲げられる。そして図13,図14各図に示したように、全長分を広げて枠体フレーム11を直線状にした状態で押さえバー42をネジを緩めた状態で長孔11eに沿って矢印A方向(図14(b))にスライドさせて枠体フレーム11の接合部Jを跨ぐように位置させて添接プレート44を取り付けた状態でネジ41,45を締め付けることで接合部Jの剛性を確保して一体化させることができる。これにより、膜材取付工事の迅速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による天井膜材の取付構造の一実施の形態を示した平面図。
【図2】本発明の天井膜材の取付構造の一部を拡大して示した部分斜視図。
【図3】本発明の天井膜材の取付構造の一部を拡大して示した部分斜視図。
【図4】天井膜材の取付構造の取り合い詳細を拡大して示した部分断面図。
【図5】天井膜材の取付構造の一変形例を示した部分断面図。
【図6】既存建物における天井膜材の取付構造の一実施の形態を示した平面図。
【図7】本発明の天井膜材の取付構造の一部を拡大して示した部分斜視図。
【図8】天井膜材の取付構造の取り合い詳細を拡大して示した部分断面図。
【図9】天井膜材の取付構造の取付手順を模式的に示した断面図(長辺方向)。
【図10】天井膜材の取付構造の取付手順を模式的に示した断面図(短辺方向)。
【図11】落下防止構造の一例を部分的に示した部分断面図。
【図12】分割天井膜材ユニットの施工例を模式的に示した略斜視図。
【図13】分割天井膜材ユニットの蝶番の折曲状態を拡大して示した部分断面図。
【図14】分割天井膜材ユニットの蝶番構造を拡大して示した平面図、断面図。
【符号の説明】
1 天井
2 壁
3 構造材
5 膜材
10 天井膜材ユニット
11 枠体フレーム
12 中間継材
13 膜材定着溝
14 膜材押さえバー
15,32 フレーム固定ピース
16,33 吊りピース
19 縁部材
20 見切り縁化粧材
25 開脚バネ
31 回り縁
35 中間固定ピース
37 落下防止ワイヤ
40 蝶番
Claims (5)
- 枠体フレームの周縁に形成された膜材定着溝内に膜材の端部を定着して前記枠体フレームに内装膜材が張設された複数枚の天井膜材ユニットを、該天井膜材ユニットに取着された吊りピースを介して、天井構造材の前記吊りピースに対応する位置に固定されたフレーム固定手段に係止させるとともに、見切り縁化粧材で前記天井膜材ユニットで覆われた天井見切り部分を覆って取り付けたことを特徴とする天井膜材の取付構造。
- 枠体フレームの周縁に形成された膜材定着溝内に膜材の端部を定着して前記枠体フレームに内装膜材が張設された複数枚の天井膜材ユニットを、該天井膜材ユニットに取着された吊りピースを介して、天井構造材の回り縁の前記吊りピースに対応する位置に固定されたフレーム固定手段に係止させるとともに、見切り縁化粧材で前記天井膜材ユニットで覆われた天井見切り部分を覆って取り付けたことを特徴とする天井膜材の取付構造。
- 前記回り縁の対向する位置にワイヤを掛け渡し、該ワイヤに前記天井膜材ユニットの吊りピースの一部を係止させて天井膜材ユニットの落下防止手段としたことを特徴とする請求項2記載の天井膜材の取付構造。
- 前記天井膜材ユニットは、蝶番を介して半割形状で施工場所に搬入され、前記蝶番部分で広げて全寸法として前記構造材のフレーム固定ピース部分に取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の天井膜材の取付構造。
- 前記蝶番は、合成ゴム製プレートを前記枠体フレーム内に配置してなることを特徴とする請求項4記載の天井膜材の取付構造。
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