JP3199018B2 - 光モジュール - Google Patents
光モジュールInfo
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Description
造に関し、特に、リードフレーム上に集積回路を搭載
し、これを樹脂により封止して得られるプラスチックモ
ールド・電子モジュールと光学材料とを具備してなる光
モジュールに関するものである。
国特許第5,304,818号および第5,416,8
71号公報に記載されている構造のものが知られてい
る。これらに記載の電子モジュール(光トランシーバ)
における光リンクの構造を図1および図2に示す。すな
わち、リードフレーム5には電子素子集積基板24(図
2)を搭載する領域5a(図1)が予め備わっていて、
ここに複数の電子素子を集積した基板(ハイブリッドI
C)を張り付ける。基板24上の電極と対応するリード
フレーム5の外部のリードをボンディングワイヤーで接
続する。そして、発光素子や受光素子などの光素子が封
止されたモジュール21,22(図2)のリードピン
と、前記基板24上の所定の電極とがボンディングワイ
ヤーで電気的接続が保たれる。各ワイヤーの接続後、基
板全体とモジュールの根本部を一体に樹脂封止し、リー
ドフレーム5の外部リード同士を接続しているサポート
リード部を切り離して光リンクが完成する。
ニッケルと鉄の42:55比の合金(42アロイ)が使
用され、基板としては、電気的特性(絶縁性)と熱伝導
性に優れたアルミナセラミック基板が使用され、これら
リードフレームと基板とを接着する材料としては、導電
性接着剤(Agペースト)が使用されていた。
扱う信号の周波数(伝送ルート)が次第に高くなり、1
GHzを越えるものまで出現している。さらに、光伝送
の世界的規格であるSDH(SONET)では次期伝送
レートとして2.5Gbpsが規定されるまでになって
いる。そのような高速なリンクにおいては、信号伝送特
性の確保のための部品の小型化を意図した実装密度の向
上が課題となっている。これらの要求に応えるべく、基
板材料としてガラスセラミック基板を用い、さらに、こ
れを多層に張り合わせたものが提案され、多用されてい
る。
の熱伝導率は、0.007(cal/cm/℃/se
c)であり、96%アルミナセラミック基板の熱伝導率
0.045(cal/cm/℃/sec)に比較しても
小さな値であり、このガラスセラミック基板では、良好
な放熱特性を得ることはできない。このため、リードフ
レーム材として、42アロイ(熱伝導率0.035(c
al/cm/℃/sec))に代えて、熱伝導率の良い
銅合金(熱伝導率としては、例えば、KFC(神戸製鋼
社の銅合金材の商品名)は、0.87(cal/cm/
℃/sec))を用いればよいことになる。しかし、こ
の場合には、ガラスセラミック基板の線膨張係数は、
6.1×10-6/℃であり、銅合金材KFCの線膨張係
数は、17.5×10-6/℃であり、大きく異なる。そ
のため、従来の基板裏面全体に接着剤を塗布する方法を
採用した場合には、Agペーストを高温により硬化させ
ることに伴って両者が高温(約150℃)に保持された
後、室温にまで低下された時に、基板が反ってしまう
(上方に凸形となる)という不具合があった。
値が変動したり、あるいは基板上の配線パターンに断線
が生じる、等の問題が避けることができなかった。
で行われる熱処理によって、基板に変形を来すことがな
く、基板上の配線や回路の電気的特性を劣化させること
のない構造の光モジュールを提供することにある。
ールでは、前記課題を解決するために、リードフレーム
と配線基板との接着において、接着剤を基板裏面の中央
部もしくは中央部近傍に選択的に塗布して、両者の接着
を行った。この接着構造が本発明の構成上の特徴であ
る。
基板とリードフレーム材との熱膨張率が大きく異なって
いても、両者は互いのほぼ中央部分の一カ所でのみ接着
されているため、互いの膨張量が歪み応力となって影響
し合うことがなく、モジュールとした場合に基板に反り
が生じることがない。
ールの製造方法を説明するためのもので、本発明に用い
る配線基板(ガラスセラミック基板)の分解斜視図であ
る。
に、4層構造をしている。図の一番下が第1の絶縁層1
01、その上が第2の絶縁層102、さらに、その上が
第3の絶縁層103、一番上が第4の絶縁層である。
層105が形成されており、この金属層105をGND
パターンとして使用する。第1の絶縁層101の上面に
は第1の配線パターン106が形成されている。この配
線パターン106は、ビア107を除いた電源パターン
である。
線パターン108が形成されており、第1の配線パター
ン106と第2の配線パターン108とが第2の絶縁層
102の絶縁層を挟み込む構造となる。前記配線パター
ン108は、ビア110を除いた信号パターンである。
3の配線パターン111が形成されており、第2の配線
パターン108と第3の配線パターン111とが第3の
絶縁層103を挟み込む構造となる。前記第3の配線パ
ターンは、ビア112を除いたGNDパターンである。
第4の配線パターン113a,113b,113cが形
成されており、第3の配線パターン111と第4の配線
パターン113a,113b,113cとが第3の絶縁
層103を挟み込む構造となる。前記第4の配線パター
ン113aは電子部品の取り付け箇所であり、第4の配
線パターン113bは電源パターンであり、第4の配線
パターン113cは信号パターンである。
ような構造をしているため、第4の配線パターンとして
形成した信号パターン113cは、第3の配線パターン
として形成したGNDパターン111を使用することに
より、インピーダンスマッチングを取ることが可能とな
る。
電源パターン106と、第1の絶縁層101の裏面のG
NDパターン105および第3の絶縁層103のGND
パターン111との間で、金属層−絶縁層−金属層構造
の容量が形成され、これが電源用バイパスコントローラ
として動作するため、電源ノイズに対して強い構造とな
っている。
信号パターン113cは、第1の配線パターン(電源パ
ターン)106、第1の絶縁層101の裏面のGNDパ
ターン105および第3の絶縁層103のGNDパター
ン111でシールドされるため、ここに微小電圧あるい
は微小電流となる信号パターンを形成することにより、
外部雑音耐性あるいは自己発生雑音耐性が向上する。
と第3の絶縁層103の厚みが0.2mm程度で、第2
の絶縁層102と第4の絶縁層の厚みが0.1mm程度
であり、基板全体としての厚みは、約0.6mmとなっ
ている。
の所定箇所に所要の各電子部品を搭載する。そして、図
4に示すように、電子部品を搭載した配線基板200
は、その中央部もしくはその近傍201にAgペースト
を付けて、リードフレーム5の取り付け位置5aに接着
する。かかる構成では、発熱の大きい電子部品(例え
ば、発光モジュールでは、発光素子駆動用の集積回路)
は、基板のほぼ中央部に搭載することが好ましい。なぜ
ならば、本発明においては、このような部品を搭載した
配線基板200と、この配線基板200を搭載するリー
ドフレーム5とは、Agペーストで両者の中央部もしく
はその近傍の一カ所のみを2〜3mm程度の径の点状面
で接着するため、この接着部分201の放熱特性が最も
良好になるからである。
搭載すれば、放熱という観点ではさらに効果的であるこ
とになるが、そのような構成は、リードフレームに素子
を直接搭載するとなると、配線パターンをリードフレー
ムに形成しなければならなくなり、複雑なパターンや、
速い信号を処理するモジュールでは、対応が不可能にな
るので、採用できない。
に、電源のバイパスコンデンサ、バイアス設定用の抵抗
などがある。駆動用の素子のダイボンディングは、Au
Sn共晶半田やAg樹脂が用いられ、他の電子部品の接
着にはAgペーストが主に使用される。
基板とリードフレームとを350℃程度の温度に保持し
て行い、また、Agペーストの場合には、室温で樹脂を
塗布し、配線基板とリードフレームとを接着した後、こ
れらを150℃程度で熱処理することで、Agペースト
を固化する。
板に搭載した後、例えば、図2に示したように、集積回
路の外部電極パッドと配線基板の所定箇所、あるいは配
線基板の電極パッドとリードフレームの外部電極との
間、あるいは発光素子が封止されたパッケージのリード
ピンと配線基板上の所定電極との間を、ワイヤーボンデ
ィングする。
ームは、室温 高温の温度サイクルを2回経ることにな
るため、従来の基板−リードフレーム全面接着法では、
既に、この段階で反りが生じていた。本発明に用いた一
点接着法を採用すれば、この段階においても反りの発生
はない。
を封止したパッケージの根本部(リードピン側)とリー
ドフレームの外部リードとを除いた部分を樹脂封止す
る。この樹脂封止の後、外部リードピン間を接続してい
るサポートリードを除去して、光モジュールを完成する
ことができる。
ジュールを主体に説明したが、本発明の対象とする光モ
ジュールは、発光モジュールに限定されるものではな
い。本発明は、受光モジュールの場合にも当然適用可能
であるばかりでなく、発光/受光モジュールを同時に樹
脂封止により一体化した光トランシーバに対しても適用
可能である。図1および図2は、そのような光トランシ
ーバの例である。
製造の過程で行われる熱処理によって、基板に変形と来
すことがなく、基板上の配線や回路の電気的特性を劣化
させることのない構造の光モジュールを提供することが
できる。
を示す平面構成図である。
造と類似のリードフレームの斜視図である。
り、配線基板の分解斜視図である。
り、配線基板の取り付け位置を点線にて示したリードフ
レームの平面構成図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 光素子を筐体内に封止してなる光学材料
と、電子部品が搭載されるとともに配線パターンを有す
る配線基板と、該基板を搭載するリードフレームとで構
成される光モジュールにおいて、前記配線基板はガラスセラミック基板であり、前記リー
ドフレームは銅合金材で構成されており、 前記配線基板
の中央部分もしくは中央近傍部分だけが前記リードフレ
ームと接着され、前記リードフレーム、前記配線基板、
前記光学材料が一体的に樹脂封止されていることを特徴
とする光モジュール。 - 【請求項2】 前記配線基板は少なくとも二つの配線層
を含む多層基板であることを特徴とする請求項1に記載
の光モジュール。 - 【請求項3】 前記配線基板と前記リードフレームとは
導電性接着剤で接着されていることを特徴とする請求項
1に記載の光モジュール。 - 【請求項4】 前記電子部品のうち最も発熱の大きい部
品が前記配線基板と前記リードフレームとの接着箇所の
上に搭載されていることを特徴とする請求項1に記載の
光モジュール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4979498A JP3199018B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 光モジュール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4979498A JP3199018B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 光モジュール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11251507A JPH11251507A (ja) | 1999-09-17 |
JP3199018B2 true JP3199018B2 (ja) | 2001-08-13 |
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ID=12841068
Family Applications (1)
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JP4979498A Expired - Fee Related JP3199018B2 (ja) | 1998-03-02 | 1998-03-02 | 光モジュール |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3199018B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-02 JP JP4979498A patent/JP3199018B2/ja not_active Expired - Fee Related
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