JP3198744B2 - 走行台車システム - Google Patents
走行台車システムInfo
- Publication number
- JP3198744B2 JP3198744B2 JP19300093A JP19300093A JP3198744B2 JP 3198744 B2 JP3198744 B2 JP 3198744B2 JP 19300093 A JP19300093 A JP 19300093A JP 19300093 A JP19300093 A JP 19300093A JP 3198744 B2 JP3198744 B2 JP 3198744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- station
- load
- traveling
- traveling vehicle
- reading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷積みステーションか
ら払い出しステーションへと荷を搬送する走行台車に関
し、特に制御構造を簡潔化した走行台車システムに関す
る。
ら払い出しステーションへと荷を搬送する走行台車に関
し、特に制御構造を簡潔化した走行台車システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】工場や倉庫内等において、駆動装置を搭
載せず、軌道に沿って配置された軸回りに回動する駆動
軸に伝動装置、例えば円盤を接触させることにより軌道
上を走行する走行台車が利用されている。荷積みステー
ションや払出ステーションには、円盤を接触離反させる
ことにより走行台車の発進・停止を操作するコントロー
ルカムが備えられている。
載せず、軌道に沿って配置された軸回りに回動する駆動
軸に伝動装置、例えば円盤を接触させることにより軌道
上を走行する走行台車が利用されている。荷積みステー
ションや払出ステーションには、円盤を接触離反させる
ことにより走行台車の発進・停止を操作するコントロー
ルカムが備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】走行台車は、荷積みス
テーションと払出ステーションとを指定されてその間で
荷を搬送する。すなわち、荷積みステーションは、空荷
の走行台車のみを荷積みステーションの前面で停止させ
て荷を積み、払出ステーションは、該当する走行台車が
走行して来たら前面で停止させ、荷を払い出させる。よ
って、ステーション相互の間にはデータのやり取りが不
可欠であり、また走行台車の各号機ごとの状態や位置の
管理が必要となる。そのため各走行台車及びステーショ
ンを制御・管理する中央制御装置が必要となるが、コス
トアップとなり、またノントラッキングの実現を妨げて
いた。
テーションと払出ステーションとを指定されてその間で
荷を搬送する。すなわち、荷積みステーションは、空荷
の走行台車のみを荷積みステーションの前面で停止させ
て荷を積み、払出ステーションは、該当する走行台車が
走行して来たら前面で停止させ、荷を払い出させる。よ
って、ステーション相互の間にはデータのやり取りが不
可欠であり、また走行台車の各号機ごとの状態や位置の
管理が必要となる。そのため各走行台車及びステーショ
ンを制御・管理する中央制御装置が必要となるが、コス
トアップとなり、またノントラッキングの実現を妨げて
いた。
【0004】よって本発明の目的は、中央制御装置を要
することなく、走行台車による搬送を可能にする走行台
車システムを提供することにある。
することなく、走行台車による搬送を可能にする走行台
車システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明は、走行台車を制御するシステ
ムにおいて、荷積みステーションに到着した荷につい
て、荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを表すデ
ータを含む指標から荷の行き先情報を読み取る手段と、
該荷の行き先情報に対応する走行台車の行き先情報を荷
積みステーションの前面に停止した走行台車に書き込む
手段と、各行き先の上流側に設けられ、走行台車の行き
先情報を読み取る手段と、各行き先ごとに設けられ、走
行台車の行き先情報の読み取り結果に基づいて走行台車
の駆動手段を制御し、行き先に走行台車を停止または通
過させる手段と、各行き先ごとに設けられ、行き先に停
止して荷を払い出した走行台車から走行台車の行き先情
報を消去する手段とを備えて走行台車システムを構成し
た。また、請求項2に記載の発明は、軌道に沿って配置
された駆動軸との伝動状態を操作して走行台車を制御す
るシステムにおいて、荷積みステーションに到着した荷
について、荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを
表すデータを含む指標から荷の行き先情報を読み取る手
段と、該荷の行き先情報に基づいて指定されるいずれか
の払い出しステーション情報を荷積みステーションの前
面に停止した走行台車に書き込む手段とを有する荷積み
ステーションと、各払い出しステーションの上流側に設
けられ、払い出しステーション情報を読み取る手段と、
払い出しステーション情報の読み取り結果に基づいて伝
動操作手段を制御し、払い出しステーションに走行台車
を停止または通過させる手段と、払い出しステーション
に停止して荷を払い出した走行台車から払い出しステー
ション情報を消去する手段とを有する払い出しステーシ
ョンとを備えて走行台車システムを構成した。
に請求項1に記載の発明は、走行台車を制御するシステ
ムにおいて、荷積みステーションに到着した荷につい
て、荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを表すデ
ータを含む指標から荷の行き先情報を読み取る手段と、
該荷の行き先情報に対応する走行台車の行き先情報を荷
積みステーションの前面に停止した走行台車に書き込む
手段と、各行き先の上流側に設けられ、走行台車の行き
先情報を読み取る手段と、各行き先ごとに設けられ、走
行台車の行き先情報の読み取り結果に基づいて走行台車
の駆動手段を制御し、行き先に走行台車を停止または通
過させる手段と、各行き先ごとに設けられ、行き先に停
止して荷を払い出した走行台車から走行台車の行き先情
報を消去する手段とを備えて走行台車システムを構成し
た。また、請求項2に記載の発明は、軌道に沿って配置
された駆動軸との伝動状態を操作して走行台車を制御す
るシステムにおいて、荷積みステーションに到着した荷
について、荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを
表すデータを含む指標から荷の行き先情報を読み取る手
段と、該荷の行き先情報に基づいて指定されるいずれか
の払い出しステーション情報を荷積みステーションの前
面に停止した走行台車に書き込む手段とを有する荷積み
ステーションと、各払い出しステーションの上流側に設
けられ、払い出しステーション情報を読み取る手段と、
払い出しステーション情報の読み取り結果に基づいて伝
動操作手段を制御し、払い出しステーションに走行台車
を停止または通過させる手段と、払い出しステーション
に停止して荷を払い出した走行台車から払い出しステー
ション情報を消去する手段とを有する払い出しステーシ
ョンとを備えて走行台車システムを構成した。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成としたので、次のような作
用を奏する。
用を奏する。
【0007】請求項1の発明に係る走行台車システムに
おいては、荷積みステーションに到着した荷について、
荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを表すデータ
を含む指標から荷の行き先情報を読み取る手段が備えら
れており、走行台車に載せられる荷の行き先情報が読み
取られる。読み取られた荷の行き先情報に対応する走行
台車の行き先情報は、その荷が載せられる荷積みステー
ションの前面に停止した走行台車に書き込まれる。走行
台車の行き先情報が書き込まれた走行台車は走行し、各
行き先の上流側において、走行台車の行き先情報が読み
取られ、走行台車の行き先情報の読み取り結果に基づい
て走行台車の駆動手段が制御されて走行台車を停止また
は通過させ、行き先に停止した走行台車から荷を払い出
させる。行き先に停止して荷を払い出した走行台車に書
き込まれていた走行台車の行き先情報は消去される。ま
た、請求項2の発明に係る走行台車システムにおいて
は、荷積みステーションには、荷積みステーションに到
着した荷について、荷に設けられた複数の行き先のうち
の一つを表すデータを含む指標から荷の行き先情報を読
み取る手段が備えられており、走行台車に載せられる荷
の行き先情報が読み取られる。読み取られた荷の行き先
情報に基づいて指定されるいずれかの払い出しステーシ
ョン情報は、その荷が載せられる荷積みステーションの
前面に停止した走行台車に書き込まれる。荷を積み、払
い出しステーション情報が書き込まれた走行台車は走行
し、各払い出しステーションの上流側に到達すると、払
い出しステーション情報が読み取られ、払い出しステー
ション情報の読み取り結果に基づいて伝動操作手段が制
御されて走行台車を停止または通過させ、停止した場合
には荷を払い出させる。払い出しステーションに停止し
て荷を払い出した走行台車に書き込まれていた払い出し
ステーション情報は消去される。
おいては、荷積みステーションに到着した荷について、
荷に設けられた複数の行き先のうちの一つを表すデータ
を含む指標から荷の行き先情報を読み取る手段が備えら
れており、走行台車に載せられる荷の行き先情報が読み
取られる。読み取られた荷の行き先情報に対応する走行
台車の行き先情報は、その荷が載せられる荷積みステー
ションの前面に停止した走行台車に書き込まれる。走行
台車の行き先情報が書き込まれた走行台車は走行し、各
行き先の上流側において、走行台車の行き先情報が読み
取られ、走行台車の行き先情報の読み取り結果に基づい
て走行台車の駆動手段が制御されて走行台車を停止また
は通過させ、行き先に停止した走行台車から荷を払い出
させる。行き先に停止して荷を払い出した走行台車に書
き込まれていた走行台車の行き先情報は消去される。ま
た、請求項2の発明に係る走行台車システムにおいて
は、荷積みステーションには、荷積みステーションに到
着した荷について、荷に設けられた複数の行き先のうち
の一つを表すデータを含む指標から荷の行き先情報を読
み取る手段が備えられており、走行台車に載せられる荷
の行き先情報が読み取られる。読み取られた荷の行き先
情報に基づいて指定されるいずれかの払い出しステーシ
ョン情報は、その荷が載せられる荷積みステーションの
前面に停止した走行台車に書き込まれる。荷を積み、払
い出しステーション情報が書き込まれた走行台車は走行
し、各払い出しステーションの上流側に到達すると、払
い出しステーション情報が読み取られ、払い出しステー
ション情報の読み取り結果に基づいて伝動操作手段が制
御されて走行台車を停止または通過させ、停止した場合
には荷を払い出させる。払い出しステーションに停止し
て荷を払い出した走行台車に書き込まれていた払い出し
ステーション情報は消去される。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。
【0009】図1は、本発明に係る走行台車システムの
一実施例を示す平面図である。
一実施例を示す平面図である。
【0010】同図において、複数の走行台車1はループ
状の軌道2、2上を走行して、荷Wを荷積みステーショ
ン3から払出ステーション4へ搬送する。軌道2、2の
間には、軸線回りに回動する駆動軸5が配置されてお
り、駆動軸5に走行台車1の底面に備えられた円盤6を
接触させることにより走行台車1を駆動する。また、走
行台車1と各ステーション3、4との間の荷Wの受渡
は、各ステーション3、4側に備えられた受渡装置によ
りなされるので、走行台車1には電力を供給する必要が
ない。
状の軌道2、2上を走行して、荷Wを荷積みステーショ
ン3から払出ステーション4へ搬送する。軌道2、2の
間には、軸線回りに回動する駆動軸5が配置されてお
り、駆動軸5に走行台車1の底面に備えられた円盤6を
接触させることにより走行台車1を駆動する。また、走
行台車1と各ステーション3、4との間の荷Wの受渡
は、各ステーション3、4側に備えられた受渡装置によ
りなされるので、走行台車1には電力を供給する必要が
ない。
【0011】図2は図1の走行台車システムにおける荷
積みステーション3付近を示す拡大平面図である。荷積
みステーション3の前面の走行台車1の底面より下方の
位置には、図示しない駆動装置により荷積みステーショ
ン3に対して近接離反するように往復動可能な平面図視
逆V字形のコントロールカム7が設けられている。コン
トロールカム7は、荷積みステーション3を制御する荷
積みステーション制御装置(図示していない)の制御に
より往復動する。本実施例にあっては、駆動軸5、円盤
6、およびコントロールカム7などによって、走行台車
1の駆動手段が構成されている。
積みステーション3付近を示す拡大平面図である。荷積
みステーション3の前面の走行台車1の底面より下方の
位置には、図示しない駆動装置により荷積みステーショ
ン3に対して近接離反するように往復動可能な平面図視
逆V字形のコントロールカム7が設けられている。コン
トロールカム7は、荷積みステーション3を制御する荷
積みステーション制御装置(図示していない)の制御に
より往復動する。本実施例にあっては、駆動軸5、円盤
6、およびコントロールカム7などによって、走行台車
1の駆動手段が構成されている。
【0012】コントロールカム7を荷積みステーション
3から離反する方向に配置した時、走行台車1が荷積み
ステーション3に向かって接近してくると、走行台車1
の底面に備えられたカムフォロワ8がコントロールカム
7の側面に当接する。カムフォロワ8は円盤6を枢支す
る軸と共に、走行台車1の進行方向に対して左右方向に
移動可能であり、円盤6は荷積みステーション3に接近
する方向に付勢されている。
3から離反する方向に配置した時、走行台車1が荷積み
ステーション3に向かって接近してくると、走行台車1
の底面に備えられたカムフォロワ8がコントロールカム
7の側面に当接する。カムフォロワ8は円盤6を枢支す
る軸と共に、走行台車1の進行方向に対して左右方向に
移動可能であり、円盤6は荷積みステーション3に接近
する方向に付勢されている。
【0013】走行台車1の走行に従ってカムフォロワ8
がコントロールカム7により徐々に荷積みステーション
3から遠ざかる方向に移動させられ、これに従い円盤6
も移動する。円盤6は、駆動軸5に適当な角度で接触す
ることにより駆動力を得ることができるので、図示のよ
うに、カムフォロワ8がコントロールカム7の逆V字形
の頂点に達し、円盤6の中心軸と駆動軸5とを結ぶ直線
が駆動軸5の軸線と平面図視で一致すると駆動力が生じ
なくなり、走行台車1は荷積みステーション3の前面で
停止する。この状態でコントロールカム7を荷積みステ
ーション3に接近する方向に移動させると、付勢により
円盤6も荷積みステーション3に接近する方向に移動
し、駆動力が生じて走行台車1が発進する。
がコントロールカム7により徐々に荷積みステーション
3から遠ざかる方向に移動させられ、これに従い円盤6
も移動する。円盤6は、駆動軸5に適当な角度で接触す
ることにより駆動力を得ることができるので、図示のよ
うに、カムフォロワ8がコントロールカム7の逆V字形
の頂点に達し、円盤6の中心軸と駆動軸5とを結ぶ直線
が駆動軸5の軸線と平面図視で一致すると駆動力が生じ
なくなり、走行台車1は荷積みステーション3の前面で
停止する。この状態でコントロールカム7を荷積みステ
ーション3に接近する方向に移動させると、付勢により
円盤6も荷積みステーション3に接近する方向に移動
し、駆動力が生じて走行台車1が発進する。
【0014】荷積みステーション3の側方には、荷Wに
設けられたバーコードラベル9のバーコードを読み取る
バーコードリーダ10が配置されている。また荷積みス
テーション3の軌道2、2を挟んだ前方には、走行台車
1の側面に取り付けられたIDタグ11にデータの書き
込みを行うためのアンテナ12が設けられ、その走行台
車進行方向上流にはデータの読み取りを行うためのアン
テナ13が設けられている。バーコードリーダ10及び
アンテナ12、13は、荷積みステーション制御装置に
接続されている。
設けられたバーコードラベル9のバーコードを読み取る
バーコードリーダ10が配置されている。また荷積みス
テーション3の軌道2、2を挟んだ前方には、走行台車
1の側面に取り付けられたIDタグ11にデータの書き
込みを行うためのアンテナ12が設けられ、その走行台
車進行方向上流にはデータの読み取りを行うためのアン
テナ13が設けられている。バーコードリーダ10及び
アンテナ12、13は、荷積みステーション制御装置に
接続されている。
【0015】図3は図1の走行台車システムの払出ステ
ーション4付近を示す平面図である。払出ステーション
4の前面にも、荷積みステーション3と同様のコントロ
ールカム7が備えられており、払出ステーション4の前
面で走行台車1を停止させ、また発進させることができ
る。
ーション4付近を示す平面図である。払出ステーション
4の前面にも、荷積みステーション3と同様のコントロ
ールカム7が備えられており、払出ステーション4の前
面で走行台車1を停止させ、また発進させることができ
る。
【0016】また、払出ステーション4の軌道2、2を
挟んだ前方には、IDタグ11のデータを消去するため
のアンテナ14が設けられ、その上流寄りにはIDタグ
11のデータを読み取るためのアンテナ15が設けられ
ている。アンテナ14、15は、コントロールカム7及
び受渡装置の作動を制御する払出ステーション制御装置
(図示していない)に接続されている。
挟んだ前方には、IDタグ11のデータを消去するため
のアンテナ14が設けられ、その上流寄りにはIDタグ
11のデータを読み取るためのアンテナ15が設けられ
ている。アンテナ14、15は、コントロールカム7及
び受渡装置の作動を制御する払出ステーション制御装置
(図示していない)に接続されている。
【0017】次に本実施例の作用につき説明する。
【0018】荷積みステーション制御装置は、アンテナ
13によりIDタグ11にデータの書き込まれていない
走行台車1、すなわち空荷の走行台車1が接近して来た
ことを検知すると、コントロールカム7を突き出して走
行台車1をステーション前面で停止させる。そして荷積
みステーション3の荷受渡位置に載置されている荷Wの
バーコードラベル9のバーコードをバーコードリーダ1
0が読み取り、荷積みステーション制御装置に読み取っ
たデータを送信する。
13によりIDタグ11にデータの書き込まれていない
走行台車1、すなわち空荷の走行台車1が接近して来た
ことを検知すると、コントロールカム7を突き出して走
行台車1をステーション前面で停止させる。そして荷積
みステーション3の荷受渡位置に載置されている荷Wの
バーコードラベル9のバーコードをバーコードリーダ1
0が読み取り、荷積みステーション制御装置に読み取っ
たデータを送信する。
【0019】バーコードラベル9のバーコードで表され
るデータにより荷積みステーション制御装置は荷Wの行
き先を知ることができ、行き先に該当するいずれかの払
出ステーション3を指定して、アンテナ12によりID
タグ11に書き込む。同時に受渡装置を作動させて、荷
Wを走行台車1上に移載する。移載が終了したら、コン
トロールカム7を引っ込めて走行台車1を発進させる。
るデータにより荷積みステーション制御装置は荷Wの行
き先を知ることができ、行き先に該当するいずれかの払
出ステーション3を指定して、アンテナ12によりID
タグ11に書き込む。同時に受渡装置を作動させて、荷
Wを走行台車1上に移載する。移載が終了したら、コン
トロールカム7を引っ込めて走行台車1を発進させる。
【0020】払出ステーション4に備えられたアンテナ
15は、走行してくる走行台車1のIDタグ11に書き
込まれているデータを読み取り、払出ステーション制御
装置に送信する。データ中の荷Wの行き先がそのステー
ションであれば、払出ステーション制御装置はコントロ
ールカム7を突き出して走行台車1を停止させる。払出
ステーション制御装置は受渡装置を作動させて荷Wを受
け取るとともに、アンテナ14によりデータを消去した
後、コントロールカム8を引っ込めて走行台車1を発進
させる。
15は、走行してくる走行台車1のIDタグ11に書き
込まれているデータを読み取り、払出ステーション制御
装置に送信する。データ中の荷Wの行き先がそのステー
ションであれば、払出ステーション制御装置はコントロ
ールカム7を突き出して走行台車1を停止させる。払出
ステーション制御装置は受渡装置を作動させて荷Wを受
け取るとともに、アンテナ14によりデータを消去した
後、コントロールカム8を引っ込めて走行台車1を発進
させる。
【0021】以上のように、本実施例の走行台車システ
ムによれば、走行台車システムの運転に際し、荷積みス
テーションと払出ステーションとの間のデータのやり取
りや走行台車1の状態や位置の把握を必要としないの
で、各ステーションの制御装置は単純なシーケンサでた
り、制御構造が複雑で高価な中央制御装置を必要としな
い。
ムによれば、走行台車システムの運転に際し、荷積みス
テーションと払出ステーションとの間のデータのやり取
りや走行台車1の状態や位置の把握を必要としないの
で、各ステーションの制御装置は単純なシーケンサでた
り、制御構造が複雑で高価な中央制御装置を必要としな
い。
【0022】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明
の要旨の範囲内において適宜変形実施可能であることは
言うまでもない。
【0023】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明に係る走
行台車システムによれば、走行台車の状態や位置の把握
を必要とせず、単純なシーケンス制御で走行台車システ
ムを運行できるので、制御構造が複雑で高価な中央制御
装置を必要としない。また、請求項2の発明に係る走行
台車システムによれば、荷積みステーションと払出ステ
ーションとの間のデータの授受や走行台車の状態や位置
の把握を必要とせず、単純なシーケンス制御で走行台車
システムを運行できるので、制御構造が複雑で高価な中
央制御装置を必要としない。
行台車システムによれば、走行台車の状態や位置の把握
を必要とせず、単純なシーケンス制御で走行台車システ
ムを運行できるので、制御構造が複雑で高価な中央制御
装置を必要としない。また、請求項2の発明に係る走行
台車システムによれば、荷積みステーションと払出ステ
ーションとの間のデータの授受や走行台車の状態や位置
の把握を必要とせず、単純なシーケンス制御で走行台車
システムを運行できるので、制御構造が複雑で高価な中
央制御装置を必要としない。
【図1】図1は、本発明に係る走行台車システムの一実
施例を示す平面図である。
施例を示す平面図である。
【図2】図2は、図1の実施例における荷積みステーシ
ョン付近を示す拡大平面図である。
ョン付近を示す拡大平面図である。
【図3】図3は、図1の実施例における払出ステーショ
ン付近を示す拡大平面図である。
ン付近を示す拡大平面図である。
1 走行台車 3 荷積みステーション 4 払出ステーション 5 駆動軸 6 円盤 7 コントロールカム 10 バーコードリーダ 11 IDタグ 12、13、14、15 アンテナ
Claims (2)
- 【請求項1】 走行台車を制御するシステムにおいて、荷積みステーションに到着した荷について、荷に設けら
れた複数の行き先のうちの一つを表すデータを含む指標
から 荷の行き先情報を読み取る手段と、 該荷の行き先情報に対応する走行台車の行き先情報を荷
積みステーションの前面に停止した走行台車に書き込む
手段と、各行き先の上流側に設けられ、 走行台車の行き先情報を
読み取る手段と、各行き先ごとに設けられ、走行台車の行き先情報の 読み
取り結果に基づいて走行台車の駆動手段を制御し、行き
先に走行台車を停止または通過させる手段と、各行き先ごとに設けられ、行き先に停止して 荷を払い出
した走行台車から走行台車の行き先情報を消去する手段
とを備えた走行台車システム。 - 【請求項2】 軌道に沿って配置された駆動軸との伝動
状態を操作して走行台車を制御するシステムにおいて、荷積みステーションに到着した荷について、荷に設けら
れた複数の行き先のうちの一つを表すデータを含む指標
から 荷の行き先情報を読み取る手段と、 該荷の行き先情報に基づいて指定されるいずれかの払い
出しステーション情報を荷積みステーションの前面に停
止した走行台車に書き込む手段とを有する荷積みステー
ションと、各払い出しステーションの上流側に設けられ、払い出し
ステーション 情報を読み取る手段と、 払い出しステーション情報の 読み取り結果に基づいて伝
動操作手段を制御し、払い出しステーションに走行台車
を停止または通過させる手段と、 払い出しステーションに停止して 荷を払い出した走行台
車から払い出しステーション情報を消去する手段とを有
する払い出しステーションとを備えた走行台車システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300093A JP3198744B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 走行台車システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19300093A JP3198744B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 走行台車システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0725407A JPH0725407A (ja) | 1995-01-27 |
JP3198744B2 true JP3198744B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=16300550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19300093A Expired - Fee Related JP3198744B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 走行台車システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198744B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2088098B1 (en) | 2004-02-06 | 2012-12-26 | Mayekawa Mfg. Co., Ltd. | Flexible transfer conveyor for foodstuff |
JP4720098B2 (ja) | 2004-04-16 | 2011-07-13 | 日本電気株式会社 | Id発行管理システム、物品情報管理システムおよびid発行管理方法 |
JP2006160403A (ja) * | 2004-12-03 | 2006-06-22 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | コンテナヤードにおけるシャシ位置検出装置 |
JP2006193252A (ja) * | 2005-01-12 | 2006-07-27 | Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd | シャーシ管理システム |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP19300093A patent/JP3198744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0725407A (ja) | 1995-01-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US12071303B2 (en) | Materials-handling system using autonomous transfer and transport vehicles | |
US7991505B2 (en) | Materials-handling system using autonomous transfer and transport vehicles | |
CA2219428C (en) | System and method for automatic ordering and distribution of articles | |
WO2001056907A1 (fr) | Procede et dispositif pour la gestion de conteneurs | |
US6311102B1 (en) | Physical distribution/transportation system and integrated physical distribution system | |
JP3928193B2 (ja) | 台車の積込み装置 | |
JP3198744B2 (ja) | 走行台車システム | |
JP3491195B2 (ja) | 軌道走行車の運行管理装置 | |
JP3538226B2 (ja) | 荷物搬送仕分装置 | |
KR20100004449A (ko) | 물류 무인수송 시스템 | |
JP2022033876A (ja) | 物品搬送車 | |
JPH0873009A (ja) | 在庫管理システム | |
JPH10315076A (ja) | 組立ライン及び組立部品供給ライン並びに組立部品供給制御装置 | |
JPH0683450A (ja) | 移動車利用の搬送設備 | |
JPH07163017A (ja) | 自動搬送システム | |
JP3612380B2 (ja) | 自動識別システムを備えた仕分け装置 | |
TWI852729B (zh) | 物品搬送車 | |
JP3299013B2 (ja) | 走行台車システム | |
CN115545524A (zh) | 一种空轨车运输不同尺寸集装箱的自动切换方法 | |
JPH06247298A (ja) | 車内販売装置 | |
JPH07291424A (ja) | 移動台車システム | |
JPS6127804A (ja) | 自動倉庫の入出庫装置 | |
CN112209124A (zh) | 装卸机构、装卸设备、装卸方法及存储介质和电子设备 | |
JP2002347612A (ja) | 鉄道用貨物車両及び鉄道貨物輸送方法 | |
CN111332828A (zh) | 一种模拟港口卸货运输系统及其运行方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |