JP3198302U - 打楽器玩具 - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザを飽きさせることなく楽しみながらリズム感覚を養うことができる打楽器玩具を提供する。【解決手段】画像を投写する映写ユニット6a,6bと、打撃対象であるとともに映写ユニットにより投写される画像を映し出すスクリーンとして機能する打面部116と、打面部への打撃を検知する打撃検知センサと、打撃検知センサによって打撃が検知されると画像を映写するように映写ユニットを制御する映写制御部とを備えている。楽音データを記憶する楽音記憶部と、楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づいて楽音を出力するスピーカと、検知手段によって打撃が検知されるとスピーカから楽音を出力させる発音制御部と、をさらに備えているのが好ましい。【選択図】図4
Description
本考案は、打楽器玩具に関するものである。
従来、打面部(打面体)を有する各種の打楽器が知られている。
このような打楽器においては、打面部を打撃した際に音を出力して聴覚的に楽しめるだけでなく、打面部等を発光させることで視覚的にも楽しむことができるものが提案されている。
例えば、特許文献1には、印加された圧力に応じて光を放射する発光素子と、打面部に生じた振動や変位を発光素子に伝達する伝達手段とを備え、打面部が打撃されるとそれに応じて発光素子が発光するように構成した打楽器が開示されている。
このような打楽器においては、打面部を打撃した際に音を出力して聴覚的に楽しめるだけでなく、打面部等を発光させることで視覚的にも楽しむことができるものが提案されている。
例えば、特許文献1には、印加された圧力に応じて光を放射する発光素子と、打面部に生じた振動や変位を発光素子に伝達する伝達手段とを備え、打面部が打撃されるとそれに応じて発光素子が発光するように構成した打楽器が開示されている。
そして、近年打楽器を模した子供用の玩具(以下「打楽器玩具」という。)も知られている。このような打楽器玩具では、ユーザである子供の興味を引き付け、飽きずに遊ぶことができるようにする工夫が求められ、その1つとして、打面部を打撃した際に音を出力させるのみならず打面部等を発光させて視覚的にも楽しめるようにすることが考えられる。
しかしながら、特許文献1に開示された打楽器のように単に打面部を打撃した際に発光するのみでは、打面部を打撃したことが視覚的にも確認できるだけであり、変化に乏しい。
このため、特にユーザが幼児等の子供である打楽器玩具の場合には、遊びが単調となり、飽き易く、長時間遊び続けることが難しいという問題がある。
このため、特にユーザが幼児等の子供である打楽器玩具の場合には、遊びが単調となり、飽き易く、長時間遊び続けることが難しいという問題がある。
本考案は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザを飽きさせることなく楽しみながらリズム感覚を養うことができる打楽器玩具を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本考案の打楽器玩具は、
画像を投写する映写ユニットと、
打撃対象であるとともに前記映写ユニットにより投写される画像を映し出すスクリーンとして機能する打面部と、
前記打面部への打撃を検知する検知手段と、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記画像を映写するように前記映写ユニットを制御する映写制御部と、
を備えていることを特徴としている。
画像を投写する映写ユニットと、
打撃対象であるとともに前記映写ユニットにより投写される画像を映し出すスクリーンとして機能する打面部と、
前記打面部への打撃を検知する検知手段と、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記画像を映写するように前記映写ユニットを制御する映写制御部と、
を備えていることを特徴としている。
また、請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の打楽器玩具において、
楽音データを記憶する楽音記憶部と、
前記楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づいて楽音を出力するスピーカと、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記スピーカから楽音を出力させる発音制御部と、を備えていることを特徴としている。
楽音データを記憶する楽音記憶部と、
前記楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づいて楽音を出力するスピーカと、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記スピーカから楽音を出力させる発音制御部と、を備えていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載の打楽器玩具において、
前記映写ユニットを複数有し、
前記映写制御部は、前記検知手段によって打撃が検知される毎に、前記画像を投写する前記映写ユニットを切り替えることを特徴としている。
前記映写ユニットを複数有し、
前記映写制御部は、前記検知手段によって打撃が検知される毎に、前記画像を投写する前記映写ユニットを切り替えることを特徴としている。
また、請求項4に記載の考案は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の打楽器玩具において、
前記検知手段によって検知された打撃のタイミングを評価するタイミング評価部と、
評価に関する複数種類の評価音声データを記憶する評価音声記憶部と、
をさらに備え、
前記発音制御部は、前記タイミング評価部による評価結果に応じて、前記評価音声記憶部に記憶されている前記評価に関する複数種類の評価音声データのうちのいずれかに基づく音声を前記スピーカから出力させることを特徴としている。
前記検知手段によって検知された打撃のタイミングを評価するタイミング評価部と、
評価に関する複数種類の評価音声データを記憶する評価音声記憶部と、
をさらに備え、
前記発音制御部は、前記タイミング評価部による評価結果に応じて、前記評価音声記憶部に記憶されている前記評価に関する複数種類の評価音声データのうちのいずれかに基づく音声を前記スピーカから出力させることを特徴としている。
また、請求項5に記載の考案は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の打楽器玩具において、
前記映写ユニットは、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、映写対象フィルムと、映写レンズと、が、前記集光レンズ及び前記映写レンズの光軸上に順に積層配置され、前記映写対象フィルムに対応する画像を前記打面部に投写するものであり、
前記映写制御部は、前記光源のON/OFF切り替えを制御するものであることを特徴としている。
前記映写ユニットは、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、映写対象フィルムと、映写レンズと、が、前記集光レンズ及び前記映写レンズの光軸上に順に積層配置され、前記映写対象フィルムに対応する画像を前記打面部に投写するものであり、
前記映写制御部は、前記光源のON/OFF切り替えを制御するものであることを特徴としている。
また、請求項6に記載の考案は、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の打楽器玩具において、
前記検知手段は、前記打面部への打撃によって変位する変位素子を備えていることを特徴としている。
前記検知手段は、前記打面部への打撃によって変位する変位素子を備えていることを特徴としている。
請求項1に記載の考案によれば、打面部を打撃すると映写ユニットにより打面部に画像が投写される。
このため、打面部を叩くことで音ともに画像を視覚的に楽しむことができ、幼児等の子供が主たるユーザである玩具において、ユーザの興味を長時間引き付け飽きさせずに打楽器遊びをさせることができる。これにより、ユーザのリズム感覚を自然と養うことができる。
このため、打面部を叩くことで音ともに画像を視覚的に楽しむことができ、幼児等の子供が主たるユーザである玩具において、ユーザの興味を長時間引き付け飽きさせずに打楽器遊びをさせることができる。これにより、ユーザのリズム感覚を自然と養うことができる。
請求項2に記載の考案によれば、検知手段によって打撃が検知されるとスピーカから楽音データに基づく楽音を出力させる。
このため、打面部を打撃することで各種の電子音を出力させることができ、バリエーションに富んだ打楽器遊びを楽しむことができる。これにより、ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
このため、打面部を打撃することで各種の電子音を出力させることができ、バリエーションに富んだ打楽器遊びを楽しむことができる。これにより、ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
請求項3に記載の考案によれば、映写ユニットを複数有し、検知手段によって打撃が検知される毎に、異なる映写ユニットから画像が投写される。
このため、打面部を打撃した際により変化に富んだ反応を楽しむことができ、より一層ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
このため、打面部を打撃した際により変化に富んだ反応を楽しむことができ、より一層ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
請求項4に記載の考案によれば、検知手段によって検知された打撃のタイミングを評価し、この評価結果に応じて、複数種類の評価音声データのうちのいずれかに基づく音声をスピーカから出力させる。
このため、ユーザが自分の打撃タイミングの良否を知ることができ、リズム感覚をつかむことができるとともに、タイミングが合ったときには高評価の音声を出力させることでユーザのやる気が向上し、リズム感覚を向上させることができる。
このため、ユーザが自分の打撃タイミングの良否を知ることができ、リズム感覚をつかむことができるとともに、タイミングが合ったときには高評価の音声を出力させることでユーザのやる気が向上し、リズム感覚を向上させることができる。
請求項5に記載の考案によれば、映写ユニットは、光源と光源からの光を集光する集光レンズと映写対象フィルムと映写レンズとが、集光レンズ及び映写レンズの光軸上に順に積層配置されたものであり、映写対象フィルムに対応する画像を打面部に投写するものである。
このように映写ユニットを比較的簡易な構成としているため、打楽器玩具の組み立て等が容易であり、装置コストも低く抑えることができる。
このように映写ユニットを比較的簡易な構成としているため、打楽器玩具の組み立て等が容易であり、装置コストも低く抑えることができる。
請求項6に記載の考案によれば、検知手段は、打面部への打撃によって変位する変位素子を備えている。
このように、検知手段が変位素子を用いたものであるため、応答性がよく、打面への打撃から画像が投写されるまでのタイムラグが少ない。このため、打撃と画像の投写をほぼリアルタイムでリンクさせることができ、ユーザが打面部を叩くと打面部に画像が浮かび上がるという楽しさを感じることができる。
このように、検知手段が変位素子を用いたものであるため、応答性がよく、打面への打撃から画像が投写されるまでのタイムラグが少ない。このため、打撃と画像の投写をほぼリアルタイムでリンクさせることができ、ユーザが打面部を叩くと打面部に画像が浮かび上がるという楽しさを感じることができる。
図1から図9(a)、図9(b)を参照しつつ、本考案に係る打楽器玩具の一実施形態について説明する。なお、以下の実施形態においては、本考案を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本考案の範囲を以下の実施形態及び図示例に限定するものではない。
図1は、本実施形態における打楽器玩具の外観構成例を示す斜視図であり、図2は、本実施形態における打楽器玩具を底面側から見た斜視図である。
図1及び図2に示すように、打楽器玩具100は、外観がほぼ壺型(例えば蜂蜜壺を模した形状)に形成された玩具本体1を有している。この玩具本体1の外側部には、棒状部材2が着脱自在に設けられている。
図1及び図2に示すように、打楽器玩具100は、外観がほぼ壺型(例えば蜂蜜壺を模した形状)に形成された玩具本体1を有している。この玩具本体1の外側部には、棒状部材2が着脱自在に設けられている。
棒状部材2は、打楽器玩具100の後述する打面部116を打撃するスティック(すなわち、打楽器における「ばち」)である。
本実施形態において棒状部材2は、棒状の軸部21と、軸部21の一端側に設けられ、球形若しくはそれに近い形状に形成されて打面部116を打撃する打撃部22と、軸部21の他端側に設けられ、手を引っ掛けることのできる持ち手部23とを有しており、全体が蜂蜜を掬い取るハニーディッパーを模した形状となっている。
棒状部材2は、例えばABS樹脂等で形成されている。
なお、棒状部材2を形成する材料はここに例示したものに限定されない。また、棒状部材2の形状や構成等は、本実施形態の打楽器玩具100において想定されるユーザである幼児が握りやすく、かつ打面部116を打撃しやすいものであればよく、図示例に限定されない。
本実施形態において棒状部材2は、棒状の軸部21と、軸部21の一端側に設けられ、球形若しくはそれに近い形状に形成されて打面部116を打撃する打撃部22と、軸部21の他端側に設けられ、手を引っ掛けることのできる持ち手部23とを有しており、全体が蜂蜜を掬い取るハニーディッパーを模した形状となっている。
棒状部材2は、例えばABS樹脂等で形成されている。
なお、棒状部材2を形成する材料はここに例示したものに限定されない。また、棒状部材2の形状や構成等は、本実施形態の打楽器玩具100において想定されるユーザである幼児が握りやすく、かつ打面部116を打撃しやすいものであればよく、図示例に限定されない。
玩具本体1は、壺型の打楽器玩具100の蓋部分を構成する蓋部11と、ほぼ円筒状の上部筐体12と、ほぼ半球状の下部筐体13と、とを備えており、玩具本体1はこれら3つの部材を嵌め合わせることで構成されている。なお、玩具本体1の形状や構成はこれに限定されず、例えば下部筐体と上部筐体の2つの部材からなり、これを嵌め合わせることで構成されていてもよい。
蓋部11は、上部筐体12の上側の開口と嵌り合う形状を有する蓋部本体111と、蓋部本体111の天面に配置されるON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116、及びこれらON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116を保持する保持フレーム117等を備える操作部112とを備えている。
蓋部本体111は、上部筐体12の上側の開口と嵌り合って玩具本体1の蓋部分の外装部を構成する部材である。
蓋部本体111は、例えばABS樹脂等で形成されている。なお、蓋部本体111を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、蓋部本体111の形状等は図示例に限定されない。
蓋部本体111の天面部分には、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116に対応する位置に、それぞれこれらの形状に対応した孔部118a,118b,118cが形成されている。
また、蓋部本体111の天面部分であってON/OFFボタン113に対応する位置には、ON/OFFボタン113を一定の範囲でスライド移動させることが可能な長孔118dが形成されている。
蓋部本体111に操作部112を嵌め合わせた際には、操作部112のON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116がそれぞれ対応する長孔118d及び孔部118a,118b,118cから玩具本体1の上面外側に露出するようになっている。
蓋部本体111は、例えばABS樹脂等で形成されている。なお、蓋部本体111を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、蓋部本体111の形状等は図示例に限定されない。
蓋部本体111の天面部分には、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116に対応する位置に、それぞれこれらの形状に対応した孔部118a,118b,118cが形成されている。
また、蓋部本体111の天面部分であってON/OFFボタン113に対応する位置には、ON/OFFボタン113を一定の範囲でスライド移動させることが可能な長孔118dが形成されている。
蓋部本体111に操作部112を嵌め合わせた際には、操作部112のON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、打面部116がそれぞれ対応する長孔118d及び孔部118a,118b,118cから玩具本体1の上面外側に露出するようになっている。
操作部112のON/OFFボタン113は、打楽器玩具100の電源部3(図5参照、後述)のON/OFF及び電源部3をONとした場合に選択されるモードの切り替えを行うスイッチボタンである。
本実施形態においてON/OFFボタン113は、長孔118dに沿ってスライド移動させることでその位置を変えることができ、ON/OFFボタン113の位置によって3種類の状態を選択可能な3点スイッチとなっている。ON/OFFボタン113をこのようにスライド式のスイッチとすることにより、幼児等手の力の弱いユーザでも簡単確実にスイッチ操作を行うことができる。
本実施形態においてON/OFFボタン113は、長孔118dに沿ってスライド移動させることでその位置を変えることができ、ON/OFFボタン113の位置によって3種類の状態を選択可能な3点スイッチとなっている。ON/OFFボタン113をこのようにスライド式のスイッチとすることにより、幼児等手の力の弱いユーザでも簡単確実にスイッチ操作を行うことができる。
例えば、本実施形態では、ON/OFFボタン113が長孔118dの中央部に位置する場合に電源部3をOFF(例えば図9(a)及び図9(b)において「off」と図示する。)とする指示信号が後述する制御部52に出力される。また、ON/OFFボタン113が長孔118dの左右いずれかの端部に位置する場合には、その位置に応じて2種類のモードのうちいずれかのモードで電源部3をONとする指示信号が制御部52に出力される。
具体的には、ON/OFFボタン113が長孔118dの左端部に位置する場合(図1及び図9(a)及び図9(b)において左端部)には、リズムモード(例えば図1及び図9(a)及び図9(b)において「★」と図示する。)を選択する指示信号が制御部52に出力される。リズムモードとは、後述するように、手本となるリズムを装置側で示し、ユーザがこれと同じリズムとなるように打撃を行うモードである。
また、ON/OFFボタン113が長孔118dの右端部に位置する場合(図1及び図9(a)及び図9(b)において右端部)には、メロディモード(例えば図1及び図9(a)及び図9(b)において「♪」と図示する。)を選択する指示信号が制御部52に出力される。メロディモードとは、後述するように、ユーザがメロディ(曲)を選択すると装置側が当該メロディをスピーカ71から出力し、ユーザがこのメロディに合わせて打撃を行うモードである。
具体的には、ON/OFFボタン113が長孔118dの左端部に位置する場合(図1及び図9(a)及び図9(b)において左端部)には、リズムモード(例えば図1及び図9(a)及び図9(b)において「★」と図示する。)を選択する指示信号が制御部52に出力される。リズムモードとは、後述するように、手本となるリズムを装置側で示し、ユーザがこれと同じリズムとなるように打撃を行うモードである。
また、ON/OFFボタン113が長孔118dの右端部に位置する場合(図1及び図9(a)及び図9(b)において右端部)には、メロディモード(例えば図1及び図9(a)及び図9(b)において「♪」と図示する。)を選択する指示信号が制御部52に出力される。メロディモードとは、後述するように、ユーザがメロディ(曲)を選択すると装置側が当該メロディをスピーカ71から出力し、ユーザがこのメロディに合わせて打撃を行うモードである。
操作部112の第1選択ボタン114は、上記リズムモードにおいて打撃を行うリズムを選択するものである。後述するように、本実施形態の打楽器玩具100は、リズムモードで選択可能なリズムの種類(本実施形態では7種類。図6参照)を記憶する楽音記憶部としてのリズム記憶部51a(後述)を備えており、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すごとに選択されたリズムが切り替わるようになっている。
また、第1選択ボタン114は、上記メロディモードにおいて後述するスピーカ71から出力させるメロディを選択するものである。後述するように、本実施形態の打楽器玩具100は、メロディモードで選択可能なメロディの種類(図7において「曲名」、本実施形態では20種類。)を記憶する楽音記憶部としてのメロディ記憶部51b(後述)を備えており、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すごとに選択されたメロディが切り替わるようになっている。
また、第1選択ボタン114は、上記メロディモードにおいて後述するスピーカ71から出力させるメロディを選択するものである。後述するように、本実施形態の打楽器玩具100は、メロディモードで選択可能なメロディの種類(図7において「曲名」、本実施形態では20種類。)を記憶する楽音記憶部としてのメロディ記憶部51b(後述)を備えており、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すごとに選択されたメロディが切り替わるようになっている。
操作部112の第2選択ボタン115は、上述のリズムモード及びメロディモードにおいて打面部116を打撃した際に出力させる音(以下これを「タイコ音」という。)の種類を選択するものである。
後述するように、本実施形態の打楽器玩具100は、リズムモード及びメロディモードで選択可能なタイコ音の種類(本実施形態では10種類。図8参照)を記憶する楽音記憶部としてのタイコ音記憶部51c(後述)を備えており、ユーザが第2選択ボタン115を1回押すごとに選択されたタイコ音が切り替わるようになっている。
なお、本実施形態では、リズムモード及びメロディモードにおいて何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合には、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データに基づく電子音の出力はさせずに、ユーザが打面部116を打撃することで生じる生の打撃音のみが打楽器玩具100の打音となる。
なお、何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合の態様は、上記の例に限定されない。例えば、何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合には、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データのうち、デフォルトで設定されているタイコ音データ(例えば図8において1番目に示されている「鼓」の音)が自動的に選択されてこれに基づく電子音がスピーカ71から出力されるようにしてもよい。
後述するように、本実施形態の打楽器玩具100は、リズムモード及びメロディモードで選択可能なタイコ音の種類(本実施形態では10種類。図8参照)を記憶する楽音記憶部としてのタイコ音記憶部51c(後述)を備えており、ユーザが第2選択ボタン115を1回押すごとに選択されたタイコ音が切り替わるようになっている。
なお、本実施形態では、リズムモード及びメロディモードにおいて何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合には、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データに基づく電子音の出力はさせずに、ユーザが打面部116を打撃することで生じる生の打撃音のみが打楽器玩具100の打音となる。
なお、何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合の態様は、上記の例に限定されない。例えば、何ら第2選択ボタン115が操作されなかった場合には、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データのうち、デフォルトで設定されているタイコ音データ(例えば図8において1番目に示されている「鼓」の音)が自動的に選択されてこれに基づく電子音がスピーカ71から出力されるようにしてもよい。
保持フレーム117は、蓋部本体111の裏面側(図1において下側)に配置される枠状の部材であり、蓋部本体111の天面部分に形成された長孔118d及び孔部118a,118b,118cにそれぞれ対応する位置にON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115を保持している。
保持フレーム117は、ネジ等により蓋部本体111に固定されている。
ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115及び保持フレーム117は、例えばABS樹脂等で形成されている。なお、ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115及び保持フレーム117を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、これら各種ボタン113,114,115の形状や配置等は図示例に限定されない。
保持フレーム117は、ネジ等により蓋部本体111に固定されている。
ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115及び保持フレーム117は、例えばABS樹脂等で形成されている。なお、ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115及び保持フレーム117を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、これら各種ボタン113,114,115の形状や配置等は図示例に限定されない。
打面部116は、本実施形態の打楽器玩具100における打撃対象であるとともに後述する映写ユニット6(6a,6b)により投写される画像を映し出すスクリーンとして機能するものである。
打面部116は、光を透過させることのできる比較的薄い膜状の部材である。打面部116は、例えばポリプロピレン(polypropylene、PP)等の樹脂に絞り加工等を施すことで形成されている。
打面部116の色は特に限定されないが、太鼓等の打楽器の鼓面をイメージさせるような色であることが好ましく、例えば乳白色等が好ましい。
なお、打面部116を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、打面部116の形状は図示例に限定されない。
打面部116は、光を透過させることのできる比較的薄い膜状の部材である。打面部116は、例えばポリプロピレン(polypropylene、PP)等の樹脂に絞り加工等を施すことで形成されている。
打面部116の色は特に限定されないが、太鼓等の打楽器の鼓面をイメージさせるような色であることが好ましく、例えば乳白色等が好ましい。
なお、打面部116を形成する材料及び形成手法は特に限定されない。また、打面部116の形状は図示例に限定されない。
図3は、本実施形態における玩具本体1の側断面図である。
図3に示すように、本実施形態において、打面部116の裏面側には打撃検知センサ4が設けられている。
打撃検知センサ4は、打面部116への打撃を検知する検知手段である。
打撃検知センサ4は、例えば打面部116への打撃によって変位する変位素子としての圧電素子(ピエゾ素子)等を備えて構成された圧電センサである。
打撃検知センサ4は、ユーザが棒状部材2によって打面部116を打撃する(叩く)と、打撃により打面部116に生じた振動によって圧電素子が変位し電圧を生じてこれを電気信号として出力する。
打撃検知センサ4から出力された電気信号は後述する制御部52(図5参照)に送られる。
なお、打撃検知センサ4は、打面部116が叩かれたときに打面部116に加えられた圧力や打面部116に生じた振動等を検出することで打面部116への打撃があったことを検知可能なものであればよく、圧電素子(ピエゾ素子)等で構成された圧電センサに限定されず、他の構成のものを用いてもよい。
図3に示すように、本実施形態において、打面部116の裏面側には打撃検知センサ4が設けられている。
打撃検知センサ4は、打面部116への打撃を検知する検知手段である。
打撃検知センサ4は、例えば打面部116への打撃によって変位する変位素子としての圧電素子(ピエゾ素子)等を備えて構成された圧電センサである。
打撃検知センサ4は、ユーザが棒状部材2によって打面部116を打撃する(叩く)と、打撃により打面部116に生じた振動によって圧電素子が変位し電圧を生じてこれを電気信号として出力する。
打撃検知センサ4から出力された電気信号は後述する制御部52(図5参照)に送られる。
なお、打撃検知センサ4は、打面部116が叩かれたときに打面部116に加えられた圧力や打面部116に生じた振動等を検出することで打面部116への打撃があったことを検知可能なものであればよく、圧電素子(ピエゾ素子)等で構成された圧電センサに限定されず、他の構成のものを用いてもよい。
上部筐体12は、上下に開口したほぼ円筒状の部材である。
上部筐体12の上側の開口は、蓋部11の蓋部本体111と嵌り合う形状を有している。
また、上部筐体12の下側の開口は、下部筐体13の上側の開口とほぼ同じ径に形成されている。
上部筐体12の内部には、上部筐体12の内側面から図示しない複数のリブが張り出しており、このリブにネジ孔が形成された上部ネジ止め部121(図3参照)が設けられている。
また、上部筐体12の下側の開口の一部分には、後述する下部筐体13側の下部切欠き部とともに保持部材取付け部120を構成する上部切欠き部122が形成されている。
上部筐体12の上側の開口は、蓋部11の蓋部本体111と嵌り合う形状を有している。
また、上部筐体12の下側の開口は、下部筐体13の上側の開口とほぼ同じ径に形成されている。
上部筐体12の内部には、上部筐体12の内側面から図示しない複数のリブが張り出しており、このリブにネジ孔が形成された上部ネジ止め部121(図3参照)が設けられている。
また、上部筐体12の下側の開口の一部分には、後述する下部筐体13側の下部切欠き部とともに保持部材取付け部120を構成する上部切欠き部122が形成されている。
図4は、上部筐体12及び蓋部11の蓋部本体111を取り除き、打楽器玩具100の内部の一部を断面にして示した要部斜視図である。
図4に示すように、下部筐体13の内部であって、上部筐体12の上部ネジ止め部121に対応する位置には、ネジを挿通させる下部ネジ止め部131が設けられている。
下部筐体13の内部には、下部筐体13の内側面から複数のリブ132が張り出しており、下部ネジ止め部131はこれらのリブ132によって支持されている。
また、下部筐体13の開口の一部分であって、上部筐体12の上部切欠き部122に対応する位置は、上部筐体12側の上部切欠き部122とともに保持部材取付け部120を構成する下部切欠き部133が形成されている。
図4に示すように、下部筐体13の内部であって、上部筐体12の上部ネジ止め部121に対応する位置には、ネジを挿通させる下部ネジ止め部131が設けられている。
下部筐体13の内部には、下部筐体13の内側面から複数のリブ132が張り出しており、下部ネジ止め部131はこれらのリブ132によって支持されている。
また、下部筐体13の開口の一部分であって、上部筐体12の上部切欠き部122に対応する位置は、上部筐体12側の上部切欠き部122とともに保持部材取付け部120を構成する下部切欠き部133が形成されている。
図3及び図4に示すように、上部切欠き部122と下部切欠き部133とで構成される保持部材取付け部120には、棒状部材2を保持する保持部材14が取り付けられる。
図4に示すように、本実施形態の保持部材14は、保持部材取付け部120と嵌り合う厚みを有する板状部材141と、板状部材141の両側部から外側に張り出す係止部142とを有している。
板状部材141は、平面視においてほぼ楕円形状となっており、板状部材141の長手方向の一端側には棒状部材2の軸部21が係止される嵌装部143が形成され、他端側には下部筐体13内部にねじ止めするためのネジが挿通されるネジ穴144が形成されている。また、板状部材141の長手方向と直交する幅方向における最も幅の広い部分が保持部材取付け部120の幅とほぼ同じとなっており、板状部材141は当該部分において保持部材取付け部120とほぼ隙間なく嵌り合うようになっている。
係止部142は、板状部材141の幅方向におけるもっとも幅の広い部分よりもネジ穴144寄りの側面部に設けられており、板状部材141を保持部材取付け部120に嵌め込んだ際には、係止部142が上部筐体12及び下部筐体13の内側面に突き当たることで、板状部材141が外側に抜け落ちることが防止される。
図4に示すように、本実施形態の保持部材14は、保持部材取付け部120と嵌り合う厚みを有する板状部材141と、板状部材141の両側部から外側に張り出す係止部142とを有している。
板状部材141は、平面視においてほぼ楕円形状となっており、板状部材141の長手方向の一端側には棒状部材2の軸部21が係止される嵌装部143が形成され、他端側には下部筐体13内部にねじ止めするためのネジが挿通されるネジ穴144が形成されている。また、板状部材141の長手方向と直交する幅方向における最も幅の広い部分が保持部材取付け部120の幅とほぼ同じとなっており、板状部材141は当該部分において保持部材取付け部120とほぼ隙間なく嵌り合うようになっている。
係止部142は、板状部材141の幅方向におけるもっとも幅の広い部分よりもネジ穴144寄りの側面部に設けられており、板状部材141を保持部材取付け部120に嵌め込んだ際には、係止部142が上部筐体12及び下部筐体13の内側面に突き当たることで、板状部材141が外側に抜け落ちることが防止される。
図4に示すように、下部筐体13の内部であって打面部116の下方に対応する位置には、2つの筒状保持部134が設けられており、各筒状保持部134内にはそれぞれ映写ユニット6(6a,6b)が配置されている。
映写ユニット6(6a,6b)は、それぞれ光源61と、光源61からの光を集光する集光レンズ62と、映写対象フィルム63と、映写レンズ64とを備えており、これら光源61、集光レンズ62、映写対象フィルム63、映写レンズ64が、集光レンズ62及び映写レンズ64の光軸上に下から順に積層配置されている。
映写ユニット6(6a,6b)は、光源61からの光を映写対象フィルム63に照射することで、映写対象フィルム63に対応する画像を打面部116に下方から投写するものである。
映写ユニット6(6a,6b)は、それぞれ光源61と、光源61からの光を集光する集光レンズ62と、映写対象フィルム63と、映写レンズ64とを備えており、これら光源61、集光レンズ62、映写対象フィルム63、映写レンズ64が、集光レンズ62及び映写レンズ64の光軸上に下から順に積層配置されている。
映写ユニット6(6a,6b)は、光源61からの光を映写対象フィルム63に照射することで、映写対象フィルム63に対応する画像を打面部116に下方から投写するものである。
本実施形態において光源61は、例えばLEDを備えるLEDランプである。
光源61(LEDランプ)は、基板135の上に配置されており、光源61(LEDランプ)の図示しない端子は基板135上の図示しない端子と電気的に接続されている。
また、光源61の周囲には例えば黒色等の樹脂で成形された光源カバー61aが配置されており、光源61から照射された光が周囲に漏れないようになっている。
なお、光源61の種類はLEDランプに限定されない。
光源61から照射された光は集光レンズ62を介して映写対象フィルム63に入射する。
光源61(LEDランプ)は、基板135の上に配置されており、光源61(LEDランプ)の図示しない端子は基板135上の図示しない端子と電気的に接続されている。
また、光源61の周囲には例えば黒色等の樹脂で成形された光源カバー61aが配置されており、光源61から照射された光が周囲に漏れないようになっている。
なお、光源61の種類はLEDランプに限定されない。
光源61から照射された光は集光レンズ62を介して映写対象フィルム63に入射する。
映写対象フィルム63は、打面部116に投写される画像が描かれたフィルムである。
本実施形態では、映写対象フィルム63は、枠状のフィルム保持部材63aに保持されて筒状保持部134内にセットされている。
2つの映写ユニット6(6a,6b)に設けられている映写対象フィルム63には、それぞれ異なる絵柄が描かれていることが好ましい(例えば図9(a)及び図9(b)に示す絵柄Da,Db参照)。
映写対象フィルム63を透過した光は、映写レンズ64によってスクリーンである打面部116上に結像される。
光源61、集光レンズ62、映写対象フィルム63及び映写レンズ64の位置は、映写対象フィルム63に描かれた絵柄をスクリーンである打面部116に結像させることができる位置に適宜調整される。
本実施形態では、映写対象フィルム63は、枠状のフィルム保持部材63aに保持されて筒状保持部134内にセットされている。
2つの映写ユニット6(6a,6b)に設けられている映写対象フィルム63には、それぞれ異なる絵柄が描かれていることが好ましい(例えば図9(a)及び図9(b)に示す絵柄Da,Db参照)。
映写対象フィルム63を透過した光は、映写レンズ64によってスクリーンである打面部116上に結像される。
光源61、集光レンズ62、映写対象フィルム63及び映写レンズ64の位置は、映写対象フィルム63に描かれた絵柄をスクリーンである打面部116に結像させることができる位置に適宜調整される。
下部筐体13内には、後述する音声出力部7を構成するスピーカ71(図5参照)等が収容されているスピーカ収容部136が設けられている。
また、スピーカ収容部136に対応する下部筐体13の側壁部分には、スピーカ71から出力された音を玩具本体1の外部に放音させるための複数の孔部137が形成されている。
また、スピーカ収容部136に対応する下部筐体13の側壁部分には、スピーカ71から出力された音を玩具本体1の外部に放音させるための複数の孔部137が形成されている。
また、図2に示すように、下部筐体13の底部には、蓋部138aを備え、内部に電源部3を構成する電池31を収容する電池ボックス138が設けられている。
なお、図2では、電池ボックス138が3つの電池31としての乾電池を収容する場合を図示しているが、電源部3を構成する電池31は乾電池に限定されず、ボタン電池等であってもよい。また、打楽器玩具100に使用可能な電池31は、特に限定されず、一次電池、二次電池いずれでもよい。
なお、図2では、電池ボックス138が3つの電池31としての乾電池を収容する場合を図示しているが、電源部3を構成する電池31は乾電池に限定されず、ボタン電池等であってもよい。また、打楽器玩具100に使用可能な電池31は、特に限定されず、一次電池、二次電池いずれでもよい。
図5は、本実施形態における打楽器玩具の制御構成を示す要部ブロック図である。
図5に示すように、打楽器玩具100には、電源部3、スピーカ71等で構成される音声出力部7、検知手段としての打撃検知センサ4、ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、光源61、及び基板135等に実装され打楽器玩具100の各部を制御する制御装置5等が設けられている。
図5に示すように、打楽器玩具100には、電源部3、スピーカ71等で構成される音声出力部7、検知手段としての打撃検知センサ4、ON/OFFボタン113、第1選択ボタン114、第2選択ボタン115、光源61、及び基板135等に実装され打楽器玩具100の各部を制御する制御装置5等が設けられている。
電源部3は、打楽器玩具100の各動作部に電源電圧を供給するものであり、例えば電池ボックス138に収容された電池31や電源回路等を備えて構成されている。
音声出力部7は、スピーカ71、D/A変換器72、出力音声増幅器73等を備えて構成されている。音声出力部7は、後述する発音制御部52bによって制御され、ユーザによって選択されたモードに応じて、各種のタイコ音やメロディ、各種音声等を適宜出力させるものである。
本実施形態では、具体的には、音声出力部7のスピーカ71は、後述する記憶部51の楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づく楽音(すなわち、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データに基づくタイコ音や、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータに基づくメロディ)や、評価音声記憶部51dに記憶されている評価音声データに基づく評価音声等を出力させるようになっている。
本実施形態において、発音制御部52bから楽音データや評価音声データが送られて音声出力が指示されると、D/A変換器72において楽音データや評価音声データがD/A変換されて振動となり、この振動が出力音声増幅器73において増幅された後、スピーカ71から所定の楽音や音声として出力される。
本実施形態では、具体的には、音声出力部7のスピーカ71は、後述する記憶部51の楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づく楽音(すなわち、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データに基づくタイコ音や、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータに基づくメロディ)や、評価音声記憶部51dに記憶されている評価音声データに基づく評価音声等を出力させるようになっている。
本実施形態において、発音制御部52bから楽音データや評価音声データが送られて音声出力が指示されると、D/A変換器72において楽音データや評価音声データがD/A変換されて振動となり、この振動が出力音声増幅器73において増幅された後、スピーカ71から所定の楽音や音声として出力される。
制御装置5は、図示しないCPU(Central Processing Unit)等により構成されている制御部52と、図示しないROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成されている記憶部51と、を含んで構成されている。
図5に示すように、本実施形態において、記憶部51は、図示しないプログラム等を記憶する記憶部の他、楽音データを記憶する楽音記憶部としてのリズム記憶部51a、メロディ記憶部51b、及びタイコ音記憶部51cと、評価音声データを記憶する評価音声記憶部51dと、を備えている。なお、記憶部51に記憶されているデータはここに例示されているものに限定されない。例えば、各種の案内音声のデータ等が記憶されていてもよい。
リズム記憶部51aは、ON/OFFボタン113によってリズムモードが選択されたときに、装置側で示すことのできるリズムの種類をリズムデータ(楽音データ)として記憶している。
図6は、リズム記憶部51aに記憶されているリズムデータの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態では、「タン・タン」といった簡単なリズムから「タタタタタン・タタンタタタタンタ・タタタタタンタ」等の多少複雑なリズムまで7種類のリズムデータがリズム記憶部51aに記憶されている。
本実施形態におけるリズムデータは、電子音としてのタイコ音である。なお、リズムデータは所定のリズムを読み上げるナレーションの音声であってもよい。
図6は、リズム記憶部51aに記憶されているリズムデータの一例を示す図である。
図6に示すように、本実施形態では、「タン・タン」といった簡単なリズムから「タタタタタン・タタンタタタタンタ・タタタタタンタ」等の多少複雑なリズムまで7種類のリズムデータがリズム記憶部51aに記憶されている。
本実施形態におけるリズムデータは、電子音としてのタイコ音である。なお、リズムデータは所定のリズムを読み上げるナレーションの音声であってもよい。
メロディ記憶部51bは、ON/OFFボタン113によってメロディモードが選択されたときに、装置側で示すことのできるメロディの種類をメロディデータ(楽音データ)として記憶している。
図7は、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータの一例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態では、「くまのプーさん」や「きらきら星」等、20曲分のメロディデータがメロディ記憶部51bに記憶されている。
なお、本実施形態においてメロディデータには当該メロディに対応するリズムに関するリズムデータが対応付けられており、メロディ記憶部51bには、メロディに関するデータとリズムに関するデータとがセットとなって複数組(図7に示すように本実施形態では20曲分)記憶されている。
図7は、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータの一例を示す図である。
図7に示すように、本実施形態では、「くまのプーさん」や「きらきら星」等、20曲分のメロディデータがメロディ記憶部51bに記憶されている。
なお、本実施形態においてメロディデータには当該メロディに対応するリズムに関するリズムデータが対応付けられており、メロディ記憶部51bには、メロディに関するデータとリズムに関するデータとがセットとなって複数組(図7に示すように本実施形態では20曲分)記憶されている。
タイコ音記憶部51cは、ON/OFFボタン113によってリズムモード又はメロディモードのいずれかが選択されたときに、装置側で示すことのできるタイコ音の種類をタイコ音データ(楽音データ)として記憶している。
図8は、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データの一例を示す図である。
図8に示すように、本実施形態では、「鼓」の音である「トン」や「大太鼓」の音である「ドン」等、10種類のタイコ音データがタイコ音記憶部51cに記憶されている。タイコ音データは、生音を録音したものであってもよいし、電子的な合成音であってもよい。
なお、タイコ音記憶部51cに記憶されるタイコ音データは図8に例示したものに限定されない。これよりも少なくてもよいし、この他の音がタイコ音データとして記憶されていてもよい。
図8は、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データの一例を示す図である。
図8に示すように、本実施形態では、「鼓」の音である「トン」や「大太鼓」の音である「ドン」等、10種類のタイコ音データがタイコ音記憶部51cに記憶されている。タイコ音データは、生音を録音したものであってもよいし、電子的な合成音であってもよい。
なお、タイコ音記憶部51cに記憶されるタイコ音データは図8に例示したものに限定されない。これよりも少なくてもよいし、この他の音がタイコ音データとして記憶されていてもよい。
評価音声記憶部51dは、打撃のタイミングについての評価に関する複数種類の評価音声データを記憶している。
評価音声データの種類や内容は特に限定されないが、例えば、打撃のタイミングが所定の基準値以上であり「良好」と評価された場合の評価音声として「すごーい」が用意され、打撃のタイミングが所定の許容範囲内であり「可」と評価された場合の評価音声として「いいよ、その調子」が用意されている。また、打撃のタイミングが所定の許容範囲外であり「不可」と評価された場合の評価音声として「フフフ」「ウッホ」「ウフフフ」等が用意されている。
これらの評価音声は、子供のなじみのある各種のキャラクタの声等であることが好ましい。また、評価音声は、電子的な合成音でもよいが、声優等の声を録音したものを用いることが好ましい。
評価音声データの種類や内容は特に限定されないが、例えば、打撃のタイミングが所定の基準値以上であり「良好」と評価された場合の評価音声として「すごーい」が用意され、打撃のタイミングが所定の許容範囲内であり「可」と評価された場合の評価音声として「いいよ、その調子」が用意されている。また、打撃のタイミングが所定の許容範囲外であり「不可」と評価された場合の評価音声として「フフフ」「ウッホ」「ウフフフ」等が用意されている。
これらの評価音声は、子供のなじみのある各種のキャラクタの声等であることが好ましい。また、評価音声は、電子的な合成音でもよいが、声優等の声を録音したものを用いることが好ましい。
また、制御部52は、機能的に見た場合、図5に示すように、映写制御部52a、発音制御部52b、タイミング評価部52c等を備えている。
映写制御部52aは、検知手段である打撃検知センサ4によって打面部116への打撃が検知されるとスクリーンとしての打面部116に画像を映写するように映写ユニット6(6a,6b)を制御するものである。
具体的には、本実施形態では、映写制御部52aは、映写ユニット6(6a,6b)を構成する光源61のON/OFFの切り替えを制御する。映写制御部52aが映写ユニット6の光源61をONとすると、当該光源61から照射された光が集光レンズ62を介して映写対象フィルム63に入射し、映写対象フィルムに描かれている絵柄に対応する画像が映写レンズを介して打面部116に投写され、打面部116に画像が浮かび上がる。
具体的には、本実施形態では、映写制御部52aは、映写ユニット6(6a,6b)を構成する光源61のON/OFFの切り替えを制御する。映写制御部52aが映写ユニット6の光源61をONとすると、当該光源61から照射された光が集光レンズ62を介して映写対象フィルム63に入射し、映写対象フィルムに描かれている絵柄に対応する画像が映写レンズを介して打面部116に投写され、打面部116に画像が浮かび上がる。
本実施形態では、打楽器玩具100が2つの映写ユニット6(6a,6b)を備えており、映写制御部52aは、打撃検知センサ4によって打面部116への打撃が検知される毎に、光源61をONとする映写ユニット6(6a,6b)を切り替えるようになっている。
例えば、打撃検知センサ4によって打面部116への打撃が1回検知されると映写制御部52aは映写ユニット6aの光源61をONとし、次に打撃が検知されると、映写制御部52aは映写ユニット6aの光源61をOFFとするとともに、映写ユニット6bの光源61をONとする。
なお、映写制御部52aが映写ユニット6aの光源61をOFFするタイミングは、特に限定されず、例えば、光源61をONしてすぐにOFFしてもよいし、一方の映写ユニット6aの光源61をONするとこのON状態を維持し、次の打撃が打撃検知センサ4によって検知され、他方の映写ユニット6bの光源61をONするタイミングで、一方の映写ユニット6aの光源61をOFFしてもよい。
なお、映写制御部52aは、打面部116への打撃が検知されたときの他、例えば、リズムについての評価が良好だった場合に、評価音声の出力に合わせて映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる等してもよい。
例えば、打撃検知センサ4によって打面部116への打撃が1回検知されると映写制御部52aは映写ユニット6aの光源61をONとし、次に打撃が検知されると、映写制御部52aは映写ユニット6aの光源61をOFFとするとともに、映写ユニット6bの光源61をONとする。
なお、映写制御部52aが映写ユニット6aの光源61をOFFするタイミングは、特に限定されず、例えば、光源61をONしてすぐにOFFしてもよいし、一方の映写ユニット6aの光源61をONするとこのON状態を維持し、次の打撃が打撃検知センサ4によって検知され、他方の映写ユニット6bの光源61をONするタイミングで、一方の映写ユニット6aの光源61をOFFしてもよい。
なお、映写制御部52aは、打面部116への打撃が検知されたときの他、例えば、リズムについての評価が良好だった場合に、評価音声の出力に合わせて映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる等してもよい。
図9(a)及び図9(b)は、本実施形態において打面部116に投写される画像(絵柄)の例を示したものである。
本実施形態では、映写ユニット6aには、図9(a)に示す打面部116に表れているような画像(絵柄Da)に対応する絵柄が描かれた映写対象フィルム63がセットされており、映写制御部52aが映写ユニット6aの光源61をONとすると、図9(a)に示すような絵柄Daが打面部116に映し出される。
また、映写ユニット6bには、図9(b)に示す打面部116に表れているような画像(絵柄Db)に対応する絵柄が描かれた映写対象フィルム63がセットされており、映写制御部52aが映写ユニット6bの光源61をONとすると、図9(b)に示すような絵柄Dbが打面部116に映し出される。
本実施形態では、映写ユニット6aには、図9(a)に示す打面部116に表れているような画像(絵柄Da)に対応する絵柄が描かれた映写対象フィルム63がセットされており、映写制御部52aが映写ユニット6aの光源61をONとすると、図9(a)に示すような絵柄Daが打面部116に映し出される。
また、映写ユニット6bには、図9(b)に示す打面部116に表れているような画像(絵柄Db)に対応する絵柄が描かれた映写対象フィルム63がセットされており、映写制御部52aが映写ユニット6bの光源61をONとすると、図9(b)に示すような絵柄Dbが打面部116に映し出される。
発音制御部52bは、音声出力部7を制御してスピーカ71から所定の楽音や各種音声を出力させるものである。具体的には、発音制御部52bは、ON/OFFボタン113や第1選択ボタン114、第2選択ボタン115を操作すること等により、モード(すなわち、リズムモード又はメロディモード)やリズム、メロディ、タイコ音が選択されると、これらの楽音データに基づく楽音をスピーカ71から発音させる。
本実施形態では、図6に示す1から3のリズム(すなわち、「タン・タン」「タン・タン・タン」「タン・タン・タン・タン」)が1セットとなっており、例えば、リズムモードが選択された際に、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すと、まず、図6における1番目の「タン・タン」から3番目の「タン・タン・タン・タン」を順次通常速度で再生するモード(第1のリズムモード)が選択され、発音制御部52bは、「たたいてみよう!」「2回たたくよ」等のナレーションの後、まず1番目の「タン・タン」を通常速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。そして、ユーザがこれをまねて打面部116を打撃すると、発音制御部52bは、「3回たたくよ」等のナレーションの後、2番目の「タン・タン・タン」を通常速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。そして、ユーザがこれをまねて打面部116を打撃すると、発音制御部52bは、「4回たたくよ」等のナレーションの後、3番目の「タン・タン・タン・タン」を通常速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。
また、ユーザが第1選択ボタン114をさらに1回押すと、図6における1番目の「タン・タン」から3番目の「タン・タン・タン・タン」を順次より速い速度で再生するモード(第2のリズムモード)が選択され、発音制御部52bは、「次はもっとはやくなるよ!」「2回たたくよ」等のナレーションの後、まず1番目の「タン・タン」を早い速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。そして、ユーザがこれをまねて打面部116を打撃すると、発音制御部52bは、「3回たたくよ」等のナレーションの後、2番目の「タン・タン・タン」を早い速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。そして、ユーザがこれをまねて打面部116を打撃すると、発音制御部52bは、「4回たたくよ」等のナレーションの後、3番目の「タン・タン・タン・タン」を早い速度で見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。
また、ユーザが第1選択ボタン114をさらに押すと、図6における4番目以降の多少複雑なリズムが順次選択されるチャレンジモード(第3のリズムモード)となる。この場合には、発音制御部52bは、「できるかな?」等のナレーションの後、4番目の「タン・タン・タタン・タン・タタン」を見本のリズムとしてスピーカ71から発音させる。
チャレンジモード(第3のリズムモード)では、予め用意されているリズム(図6に示すように本実施形態では4番目から7番目までの4種類のリズム)について一巡し、さらに第1選択ボタン114が押されると、再び第1のリズムモードに戻り、発音制御部52bは、図6における1番目のリズム「タン・タン」から順に上記の処理を繰り返す。
なお、第3のリズムモードにおいては、第1選択ボタン114が操作されるごとにリズムが切り替わってもよいし、ユーザが1回ずつ第1選択ボタン114を操作しなくても自動的に図6に示す4番目から7番目までの4種類のリズムが順次リズム見本として示されるようにしてもよい。
チャレンジモード(第3のリズムモード)では、予め用意されているリズム(図6に示すように本実施形態では4番目から7番目までの4種類のリズム)について一巡し、さらに第1選択ボタン114が押されると、再び第1のリズムモードに戻り、発音制御部52bは、図6における1番目のリズム「タン・タン」から順に上記の処理を繰り返す。
なお、第3のリズムモードにおいては、第1選択ボタン114が操作されるごとにリズムが切り替わってもよいし、ユーザが1回ずつ第1選択ボタン114を操作しなくても自動的に図6に示す4番目から7番目までの4種類のリズムが順次リズム見本として示されるようにしてもよい。
なお、ユーザが第1選択ボタン114を操作した時の態様は、ここに例示したものに限定されない。
例えば、ユーザが第1選択ボタン114を操作することにより1つのリズムが選択されると、2回ずつ等所定回数同じリズムを繰り返すようにしてもよい。また、1つのリズムについて1回又は所定回数通常速度で再生したのち、自動的に(すなわち、ユーザが改めて第1選択ボタン114を操作しなくても)同じリズムについてより速い速度で再生するようになっていてもよい。
また、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すごとに、図6における1番目のから7番目のリズムが順次選択されるようにしてもよい。この場合、リズムモードにおいて選択されるリズムは、第1選択ボタン114が1回押されるごとに切り替わり、予め用意されている種類(図6に示すように本実施形態では7種類)以上の回数、第1選択ボタン114が押されると、再び図6における1番目のリズムである「タン・タン」に戻って順次繰り返される。
例えば、ユーザが第1選択ボタン114を操作することにより1つのリズムが選択されると、2回ずつ等所定回数同じリズムを繰り返すようにしてもよい。また、1つのリズムについて1回又は所定回数通常速度で再生したのち、自動的に(すなわち、ユーザが改めて第1選択ボタン114を操作しなくても)同じリズムについてより速い速度で再生するようになっていてもよい。
また、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すごとに、図6における1番目のから7番目のリズムが順次選択されるようにしてもよい。この場合、リズムモードにおいて選択されるリズムは、第1選択ボタン114が1回押されるごとに切り替わり、予め用意されている種類(図6に示すように本実施形態では7種類)以上の回数、第1選択ボタン114が押されると、再び図6における1番目のリズムである「タン・タン」に戻って順次繰り返される。
また、例えば、メロディモードにおいて、ユーザが第1選択ボタン114を1回押すと、図7における1番目の曲である「くまのプーさん」が選択され、発音制御部52bは、「くまのプーさん」のメロディデータに基づく楽音をスピーカ71から出力させる。また、ユーザが第1選択ボタン114をさらに1回押すと、図7における2番目の曲である「きらきら星」が選択され、発音制御部52bは、「きらきら星」のメロディデータに基づく楽音をスピーカ71から出力させる。このように、メロディモードにおいて選択されるメロディは、第1選択ボタン114が1回押されるごとに切り替わり、予め用意されている種類(図7に示すように本実施形態では20種類)以上の回数、第1選択ボタン114が押されると、再び図7における1番目の曲である「くまのプーさん」に戻り、発音制御部52bは、再び「くまのプーさん」のメロディデータに基づく楽音をスピーカ71から出力させる。
また、本実施形態では、ユーザが、リズムモード又はメロディモードのいずれかのモードにおいて、ユーザが第2選択ボタン115を操作すると、発音制御部52bは、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データに基づく楽音をスピーカ71から発音させる。
例えば、リズムモード又はメロディモードのいずれかのモードにおいて、ユーザが第2選択ボタン115を1回押すと、図8における1番目のタイコ音種類である「鼓」が選択される。この場合、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、音声出力部7のスピーカ71から「トン」という音を出力させる。また、ユーザが第2選択ボタン115をさらに1回押すと、図8における2番目のタイコ音種類である「大太鼓」が選択される。この場合、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、音声出力部7のスピーカ71から「ドン」という音を出力させる。
すなわち、例えば、リズムモードで1番目のリズム「タン・タン」が選択されているときに、タイコ音として「鼓」が選択されると、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、ユーザの打撃タイミングに応じてスピーカ71から「トン・トン」と発音させる。
例えば、リズムモード又はメロディモードのいずれかのモードにおいて、ユーザが第2選択ボタン115を1回押すと、図8における1番目のタイコ音種類である「鼓」が選択される。この場合、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、音声出力部7のスピーカ71から「トン」という音を出力させる。また、ユーザが第2選択ボタン115をさらに1回押すと、図8における2番目のタイコ音種類である「大太鼓」が選択される。この場合、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、音声出力部7のスピーカ71から「ドン」という音を出力させる。
すなわち、例えば、リズムモードで1番目のリズム「タン・タン」が選択されているときに、タイコ音として「鼓」が選択されると、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃されたと検知されたときに、ユーザの打撃タイミングに応じてスピーカ71から「トン・トン」と発音させる。
本実施形態では、リズムモード又はメロディモードにおいて選択されるタイコ音は、第2選択ボタン115が1回押されるごとに切り替わり、予め用意されている種類(図8に示すように本実施形態では10種類)以上の回数、第2選択ボタン115が押されると、再び図8における1番目のタイコ音種類である「鼓」に戻って順次繰り返されるようになっている。
なお、リズムモード又はメロディモードが選択された場合であってユーザによって何ら第2選択ボタン115を操作されないときには、発音制御部52bは、例えばタイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用し、これをスピーカ71から出力させてもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃された際にスピーカ71からのタイコ音の出力を行わないこととしてもよい。
なお、リズムモード又はメロディモードが選択された場合であってユーザによって何ら第2選択ボタン115を操作されないときには、発音制御部52bは、例えばタイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用し、これをスピーカ71から出力させてもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、発音制御部52bは、ユーザによって打面部116が打撃された際にスピーカ71からのタイコ音の出力を行わないこととしてもよい。
また、タイミング評価部52cによって打撃のタイミングが評価されたときには、発音制御部52bは、当該評価結果に応じて、評価音声記憶部51dに記憶されている評価に関する複数種類の評価音声データのうちのいずれかに基づく音声をスピーカ71から出力させる。
例えば、タイミング評価部52cによる評価結果が「良好」である場合には、発音制御部52bは、評価音声として「すごーい」をスピーカ71から出力させる。また、タイミング評価部52cによる評価結果が「不可」である場合には、発音制御部52bは、評価音声として「フフフ」「ウッホ」「ウフフフ」のうちのいずれかをランダムに選択してスピーカ71から出力させる。
例えば、タイミング評価部52cによる評価結果が「良好」である場合には、発音制御部52bは、評価音声として「すごーい」をスピーカ71から出力させる。また、タイミング評価部52cによる評価結果が「不可」である場合には、発音制御部52bは、評価音声として「フフフ」「ウッホ」「ウフフフ」のうちのいずれかをランダムに選択してスピーカ71から出力させる。
タイミング評価部52cは、検知手段である打撃検知センサ4によって検知された打面部116への打撃のタイミングを評価するものである。
タイミング評価部52cによる打撃のタイミングの評価は、リズム記憶部51aに記憶されているリズム、メロディ記憶部51bにメロディとセットで記憶されているリズムを基準とし、これとユーザが実際に打撃したリズムとのずれがどの程度であるかを判定することで行われる。
具体的には、リズム記憶部51aやメロディ記憶部51bに記憶されているリズムと、実際にユーザによって叩かれたリズムとを比較して、そのずれが所定値以内(例えば3%未満等)であれば「良好」と評価し、ずれが所定値以内ではないが所定の許容範囲内(例えば3%以上5%未満等)であれば「可」と評価し、ずれが所定の許容範囲外(例えば5%以上等)であれば「不可」と評価する。
なお、打撃のタイミングが「良好」と評価されるずれ量の所定値、「可」と「不可」の評価を分けるずれ量の所定の許容範囲をどの程度とするかは適宜設定される事項である。なお、ユーザの年齢等に応じて、所定値や許容範囲を調整できるように、所定値や許容範囲の幅が広い初級モードや所定値や許容範囲の幅の狭い上級モード等をユーザが選択できるようにしてもよい。
タイミング評価部52cによる打撃のタイミングの評価は、リズム記憶部51aに記憶されているリズム、メロディ記憶部51bにメロディとセットで記憶されているリズムを基準とし、これとユーザが実際に打撃したリズムとのずれがどの程度であるかを判定することで行われる。
具体的には、リズム記憶部51aやメロディ記憶部51bに記憶されているリズムと、実際にユーザによって叩かれたリズムとを比較して、そのずれが所定値以内(例えば3%未満等)であれば「良好」と評価し、ずれが所定値以内ではないが所定の許容範囲内(例えば3%以上5%未満等)であれば「可」と評価し、ずれが所定の許容範囲外(例えば5%以上等)であれば「不可」と評価する。
なお、打撃のタイミングが「良好」と評価されるずれ量の所定値、「可」と「不可」の評価を分けるずれ量の所定の許容範囲をどの程度とするかは適宜設定される事項である。なお、ユーザの年齢等に応じて、所定値や許容範囲を調整できるように、所定値や許容範囲の幅が広い初級モードや所定値や許容範囲の幅の狭い上級モード等をユーザが選択できるようにしてもよい。
次に、本実施形態における打楽器玩具100の作用について説明する。
ユーザがON/OFFボタン113を操作して打楽器玩具100の主電源がONとなると、制御装置5等、打楽器玩具100の各部が起動する。
ユーザがON/OFFボタン113を図1における左端に移動させ、リズムモードが選択されると、発音制御部52bは「リズムで遊ぼう」等のナレーションをスピーカ71から出力させる。ユーザが第1選択ボタン114を操作することでリズムが選択されると、発音制御部52bは「たたいてみよう!」等のナレーションをスピーカ71から出力させ、さらに選択されたリズムに応じて、叩くべきリズムを見本としてスピーカ71から出力させてユーザに示す。例えば、第1選択ボタン114が1回押されて「タン・タン」が選択されると、発音制御部52bは、まず「2回たたくよ」等のナレーションと、「タン・タン」のリズムの楽音(タイコ音)をスピーカ71から出力させる。なお、見本となるリズムを示す「タン・タン」の音はタイコ音ではなくナレーションであってもよい。
ユーザがON/OFFボタン113を図1における左端に移動させ、リズムモードが選択されると、発音制御部52bは「リズムで遊ぼう」等のナレーションをスピーカ71から出力させる。ユーザが第1選択ボタン114を操作することでリズムが選択されると、発音制御部52bは「たたいてみよう!」等のナレーションをスピーカ71から出力させ、さらに選択されたリズムに応じて、叩くべきリズムを見本としてスピーカ71から出力させてユーザに示す。例えば、第1選択ボタン114が1回押されて「タン・タン」が選択されると、発音制御部52bは、まず「2回たたくよ」等のナレーションと、「タン・タン」のリズムの楽音(タイコ音)をスピーカ71から出力させる。なお、見本となるリズムを示す「タン・タン」の音はタイコ音ではなくナレーションであってもよい。
そして、ユーザによる打面部116への打撃が行われ、打撃検知センサ4がそれを検知すると、映写制御部52aは、映写ユニット6のうちのいずれか一方の光源61(例えば映写ユニット6aの光源61)をONとする。これにより、当該映写ユニット6の映写対象フィルム63に描かれている絵柄に対応する画像が打面部116に投写される。例えば、映写制御部52aが映写ユニット6aの光源61をONとすると、図9(a)に示すように絵柄Daが打面部116に映し出される。
本実施形態では、映写制御部52aは、打面部116が1回打撃されるごとに光源61をONとする映写ユニット6を切り替えるため、上記のように、「タン・タン」と2回打撃が行われる場合には、例えば、1回目の打撃で映写ユニット6aの光源61をONとした後、2回目の打撃が検知されたときに、映写ユニット6aの光源61をOFFして映写ユニット6bの光源61をONとする。これにより、1回目の打撃により図9(a)に示すように絵柄Daが打面部116に映し出された後、2回目の打撃によって図9(b)に示すように絵柄Dbが打面部116に映し出される。このように、映写制御部52aは、打面部116が1回打撃されるごとに映写ユニット6aの光源61と映写ユニット6bの光源61とを交互に点滅させる。
なお、映写制御部52aが光源61をON/OFFするタイミングは特に限定されず、打撃が検知されたときに一瞬だけ光源61をONしてもよいし、次の打撃が検知されたタイミングで先の打撃の際にONとした光源61をOFFして、代わりに他方の映写ユニット6の光源61をONとしてもよい。
本実施形態では、映写制御部52aは、打面部116が1回打撃されるごとに光源61をONとする映写ユニット6を切り替えるため、上記のように、「タン・タン」と2回打撃が行われる場合には、例えば、1回目の打撃で映写ユニット6aの光源61をONとした後、2回目の打撃が検知されたときに、映写ユニット6aの光源61をOFFして映写ユニット6bの光源61をONとする。これにより、1回目の打撃により図9(a)に示すように絵柄Daが打面部116に映し出された後、2回目の打撃によって図9(b)に示すように絵柄Dbが打面部116に映し出される。このように、映写制御部52aは、打面部116が1回打撃されるごとに映写ユニット6aの光源61と映写ユニット6bの光源61とを交互に点滅させる。
なお、映写制御部52aが光源61をON/OFFするタイミングは特に限定されず、打撃が検知されたときに一瞬だけ光源61をONしてもよいし、次の打撃が検知されたタイミングで先の打撃の際にONとした光源61をOFFして、代わりに他方の映写ユニット6の光源61をONとしてもよい。
また、ユーザによる打面部116への打撃が行われると、タイミング評価部52cが当該打撃のタイミングを評価する。そして、発音制御部52bはタイミング評価部52cの評価結果に応じて評価音声記憶部51dから評価結果に対応する評価音声データを選び出し、当該評価音声データに基づく評価音声をスピーカ71から出力させる。
なお、ユーザが打面部116を打撃することでスピーカから出力される打撃音は、第2選択ボタン115を操作することで選択される。なお、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、タイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用してもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、スピーカ71からのタイコ音の出力はしないこととしてもよい。
なお、ユーザが打面部116を打撃することでスピーカから出力される打撃音は、第2選択ボタン115を操作することで選択される。なお、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、タイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用してもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、スピーカ71からのタイコ音の出力はしないこととしてもよい。
簡単なリズム(すなわち、図6における1番目から3番目のリズム)を叩く第1のリズムモードについてリズム見本の出力、ユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程が終了すると、制御部52はユーザによる次の操作を待つ。そしてユーザによって再び第1選択ボタン114が操作されると、第1のリズムモードで叩いたものと同じリズムをより速い速度で叩く第2のリズムモードが選択される。この場合、発音制御部52bは「次はもっと早くなるよ!」等のナレーションをスピーカ71から出力させ、さらに選択されたリズムに応じて、叩くべきリズム(例えば「タン・タン」)を見本としてスピーカ71から出力させてユーザに示す。この場合のリズム見本に倣ったユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程は、第1のリズムモードの場合と同じであるため説明を省略する。
第2のリズムモードについてリズム見本の出力、ユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程が終了すると、制御部52はユーザによる次の操作を待つ。そしてユーザによってさらに第1選択ボタン114が操作されると、より複雑なリズムを叩く第3のリズムモードが選択される。この場合、発音制御部52bは「できるかな?」等のナレーションをスピーカ71から出力させ、さらに選択されたリズムに応じて、叩くべきリズム(例えば図6において4番目に示すリズムである「タン・タン・タタン・タン・タタン」)を見本としてスピーカ71から出力させてユーザに示す。この場合のリズム見本に倣ったユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程は、第1のリズムモード等の場合と同じであるため説明を省略する。
第3のリズムモードでは、ユーザによって第1選択ボタン114が操作される毎に次のリズムが順次選択される。そして、それぞれのリズム(すなわち、図6において4番目から7番目に示すリズム)についてリズム見本の出力、ユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程が終了すると、次にユーザによって第1選択ボタン114が操作された際に、再び第1のリズムモードに戻り1番初めのリズム種類(図6に示す「タン・タン」)を通常速度でたたく状態に戻る。
第3のリズムモードでは、ユーザによって第1選択ボタン114が操作される毎に次のリズムが順次選択される。そして、それぞれのリズム(すなわち、図6において4番目から7番目に示すリズム)についてリズム見本の出力、ユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程が終了すると、次にユーザによって第1選択ボタン114が操作された際に、再び第1のリズムモードに戻り1番初めのリズム種類(図6に示す「タン・タン」)を通常速度でたたく状態に戻る。
なお、各リズム(図6に示す1番目から7番目のリズム)について、リズム見本の出力、ユーザによる打撃、画像の映写、打撃のタイミングの評価、評価音声の出力といった一連の工程が2回以上繰り返されるようにしてもよい。この場合には、1つのリズムについて所定の回数動作が繰り返された後、次のリズムに移行する。
また、1つのリズムについてユーザによる打撃を複数回繰り返させる場合、タイミング評価部52cは1回ずつ評価を行ってもよいし、同じリズムについて行われた複数回の打撃についてまとめて評価を行ってもよい。
また、1つのリズムについてユーザによる打撃を複数回繰り返させる場合、タイミング評価部52cは1回ずつ評価を行ってもよいし、同じリズムについて行われた複数回の打撃についてまとめて評価を行ってもよい。
次に、ユーザがON/OFFボタン113を図1における右端に移動させ、メロディモードが選択されると、発音制御部52bは「メロディで遊ぼう」等のナレーションをスピーカ71から出力させる。ユーザが第1選択ボタン114を操作することでメロディが選択されると、発音制御部52bは選択されたメロディをスピーカ71から出力させる。
ユーザがスピーカから出力されるメロディに合わせて打面部116を打撃すると、打撃検知センサ4がこれを検知し、制御部52に電気信号を出力する。映写制御部52aは打撃検知センサ4が打撃を検知する度に2つの映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる。これにより、打面部116に図9(a)及び図9(b)のような絵柄Da,Dbが交互に投写される。
ユーザがスピーカから出力されるメロディに合わせて打面部116を打撃すると、打撃検知センサ4がこれを検知し、制御部52に電気信号を出力する。映写制御部52aは打撃検知センサ4が打撃を検知する度に2つの映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる。これにより、打面部116に図9(a)及び図9(b)のような絵柄Da,Dbが交互に投写される。
また、ユーザによる打面部116への打撃が行われると、タイミング評価部52cが当該打撃のタイミングを評価する。そして、発音制御部52bはタイミング評価部52cの評価結果に応じて評価音声記憶部51dから評価結果に対応する評価音声データを選び出し、当該評価音声データに基づく評価音声をスピーカ71から出力させる。
なお、ユーザが打面部116を打撃することでスピーカから出力される打撃音は、第2選択ボタン115を操作することで選択される。なお、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、タイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用してもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、スピーカ71からのタイコ音の出力はしないこととしてもよい。
なお、ユーザが打面部116を打撃することでスピーカから出力される打撃音は、第2選択ボタン115を操作することで選択される。なお、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、タイコ音記憶部51cの1番目に記憶されている「鼓」の音である「トン」をデフォルトとして適用してもよい。また、ユーザが第2選択ボタン115を操作しなかった場合には、打面部116を打撃することで生じる生音(打音)のみとし、スピーカ71からのタイコ音の出力はしないこととしてもよい。
1つのメロディについて上記のような一連の工程が終了すると、制御部52はユーザによる次の操作を待つ。そして再び第1選択ボタン114が操作されると、次のメロディである「きらきら星」が選択される。メロディは、ユーザが第1選択ボタン114を操作する毎に順次次のメロディに切り替わり、予めメロディ記憶部51bに記憶されているメロディ(図7に示すように本実施形態では20曲)が一巡すると、再び1曲目(すなわち本実施形態では図7に示す1曲目の「くまのプーさん」)に戻る。
なお、リズムモードにおいてリズムの見本を示す「タン・タン」のリズムのタイコ音(又はナレーション)をスピーカ71から出力させたが所定の時間(例えば10秒間)何の入力(ユーザによる打撃)がない場合や、メロディモードが選択された後、所定の時間(例えば10秒間)何もボタン操作が行われない場合には、発音制御部52bは、例えば「いっしょにあそぼうよ」等、ユーザに何らかの操作をするように促す音声をスピーカ71から出力させる。そして、このような音声出力の後、さらに所定の時間(例えば30秒間)何も操作が行われない場合には、発音制御部52bは、例えば「バイバイ!またあそぼうね」等の音声をスピーカ71から出力させ、打楽器玩具100は自動的に電源部3がOFFとなる。この場合には、打面部116を打撃しても何ら反応がなく、再度電源部3をONするためには、ON/OFFボタンを操作する必要がある。なお、所定の時間何ら操作がない場合には、自動的にスリープモードとなり、何らかのボタン操作を行ったり、打面部116を打撃したりすることで再び音声出力等が可能な状態となるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、ユーザが打面部116を打撃する(叩く)度に画像が打面部116に浮かび上がり、打楽器による遊びを視覚的にも楽しむことができる。このため、幼児等の子供が主たるユーザである玩具において、ユーザの興味を長時間引き付け飽きさせずに打楽器遊びをさせることができる。これにより、視覚と聴覚とを同時に刺激してユーザの知育に役立つとともに、楽しみながらユーザのリズム感覚を自然と養うことができる。
また、打面部116を打撃すると、単に打面部116等が発光するのみでなく、打面部116に各種のキャラクタ等の絵柄が浮かび上がるようにしているため、幼児等のユーザの興味をより引き付けることができる。
また、本実施形態では、ユーザが打面部を打撃した際に、打面部116を叩くことで生じる生の打音だけでなく、楽音データ(すなわち、リズムデータ、メロディデータ、タイコ音データ)に基づく各種の電子音を出力させることができる。このため、バリエーションに富んだ打楽器遊びを楽しむことができ、ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
また、本実施形態では、2つの映写ユニット6a,6bを備え、打面部116への打撃が検知されるごとに2つの映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる。このため、打面部116を打撃した際により変化に富んだ反応を楽しむことができ、より一層ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
また、ユーザの打撃のタイミングをタイミング評価部52cが評価して、評価結果に応じた評価音声をスピーカ71から出力させるようになっている。このため、ユーザが自分の打撃タイミングの良否を知ることができ、リズム感覚をつかむことができるとともに、タイミングが合ったときには高評価の音声を出力させることでユーザのやる気が向上し、リズム感覚を向上させることができる。特に評価音声をキャラクタの声とした場合には、ユーザの興味を強く引き付け、キャラクタの声で励まされることでユーザである子供のやる気を向上させることができる。また、映写ユニット6a,6bで投写される絵柄Da,Dbがキャラクタである場合、これと評価音声の声とをリンクさせることでより一層リズム遊びを楽しむことができる。
また、映写ユニット6を光源61と集光レンズ62と映写対象フィルム63と映写レンズ64とを有する比較的簡易な構成としているため、打楽器玩具100の組み立て等が容易であり、装置コストも低く抑えることができる。
また、検知手段が変位素子を用いた打撃検知センサ4であるため、応答性がよく、打面部116への打撃から画像が投写されるまでのタイムラグが少ない。このため、打撃と打面部116への画像の投写をほぼリアルタイムでリンクさせることができ、打面部116を叩くと打面部116に画像が浮かび上がるという楽しさを感じることができる。
特に、1つの打撃検知センサ4の検知結果に基づいてスピーカ71からのタイコ音の出力と映写ユニット6a,6bの光源61のON/OFFの制御とを行う場合には、タイコ音の発音と打面部116への画像の投写とのタイミングが高精度に一致するため、打面部116を叩くことでユーザに打音という聴覚への刺激と画像の投写という視覚への刺激をほぼ同時に与えることができ、ユーザの興味をより引き付けることができる。
また、打面部116を打撃すると、単に打面部116等が発光するのみでなく、打面部116に各種のキャラクタ等の絵柄が浮かび上がるようにしているため、幼児等のユーザの興味をより引き付けることができる。
また、本実施形態では、ユーザが打面部を打撃した際に、打面部116を叩くことで生じる生の打音だけでなく、楽音データ(すなわち、リズムデータ、メロディデータ、タイコ音データ)に基づく各種の電子音を出力させることができる。このため、バリエーションに富んだ打楽器遊びを楽しむことができ、ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
また、本実施形態では、2つの映写ユニット6a,6bを備え、打面部116への打撃が検知されるごとに2つの映写ユニット6a,6bの光源61を交互に点灯させる。このため、打面部116を打撃した際により変化に富んだ反応を楽しむことができ、より一層ユーザを飽きさせず、好奇心をもって打楽器遊びをさせることができる。
また、ユーザの打撃のタイミングをタイミング評価部52cが評価して、評価結果に応じた評価音声をスピーカ71から出力させるようになっている。このため、ユーザが自分の打撃タイミングの良否を知ることができ、リズム感覚をつかむことができるとともに、タイミングが合ったときには高評価の音声を出力させることでユーザのやる気が向上し、リズム感覚を向上させることができる。特に評価音声をキャラクタの声とした場合には、ユーザの興味を強く引き付け、キャラクタの声で励まされることでユーザである子供のやる気を向上させることができる。また、映写ユニット6a,6bで投写される絵柄Da,Dbがキャラクタである場合、これと評価音声の声とをリンクさせることでより一層リズム遊びを楽しむことができる。
また、映写ユニット6を光源61と集光レンズ62と映写対象フィルム63と映写レンズ64とを有する比較的簡易な構成としているため、打楽器玩具100の組み立て等が容易であり、装置コストも低く抑えることができる。
また、検知手段が変位素子を用いた打撃検知センサ4であるため、応答性がよく、打面部116への打撃から画像が投写されるまでのタイムラグが少ない。このため、打撃と打面部116への画像の投写をほぼリアルタイムでリンクさせることができ、打面部116を叩くと打面部116に画像が浮かび上がるという楽しさを感じることができる。
特に、1つの打撃検知センサ4の検知結果に基づいてスピーカ71からのタイコ音の出力と映写ユニット6a,6bの光源61のON/OFFの制御とを行う場合には、タイコ音の発音と打面部116への画像の投写とのタイミングが高精度に一致するため、打面部116を叩くことでユーザに打音という聴覚への刺激と画像の投写という視覚への刺激をほぼ同時に与えることができ、ユーザの興味をより引き付けることができる。
なお、以上本考案の実施形態について説明したが、本考案は、かかる実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で、種々変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、検知手段が圧電素子(ピエゾ素子)等で構成された打撃検知センサ4である場合を例としたが、検知手段はこれに限定されない。
検知手段は、例えば、打面部116の裏面側等に配置された筒状ケース内に導電体ボールが封入されたものであり、この導電体ボールが打面部116への打撃による振動によって筒状ケース内に設けられているいずれかの接点に接地するとパルスを出力する振動センサ等であってもよい。
なお、検知手段は打楽器玩具100の玩具本体1の打面部116への打撃を検知可能なものであればよく、その構成は特に限定されない。検知手段は、例えば、各種の構成の振動センサの他、加速度センサ、衝撃センサ等であってもよい。
検知手段は、例えば、打面部116の裏面側等に配置された筒状ケース内に導電体ボールが封入されたものであり、この導電体ボールが打面部116への打撃による振動によって筒状ケース内に設けられているいずれかの接点に接地するとパルスを出力する振動センサ等であってもよい。
なお、検知手段は打楽器玩具100の玩具本体1の打面部116への打撃を検知可能なものであればよく、その構成は特に限定されない。検知手段は、例えば、各種の構成の振動センサの他、加速度センサ、衝撃センサ等であってもよい。
また、本実施形態では、棒状部材2によって打面部116を打撃する場合を例示したが、打面部116を打撃する手段は棒状部材に限定されない。
例えば、手や指で打面部116を叩くようにしてもよい。
例えば、手や指で打面部116を叩くようにしてもよい。
また、本実施形態では、打楽器玩具100がタイコ音データを記憶するタイコ音記憶部51cやスピーカ71を備え、打面部116が打撃されたことが検知手段である打撃検知センサ4によって検知された際には、タイコ音記憶部51cに記憶されているタイコ音データの中から選択されたいずれかのタイコ音データに基づく電子音としてのタイコ音をスピーカ71から出力させ、これによってあたかも実際に打楽器玩具100の打面部116を打撃して演奏しているような感覚を味わうことができるように構成したが、タイコ音データを記憶するタイコ音記憶部51cやスピーカ71は本考案に必須の構成ではない。
例えば、打楽器玩具100が、棒状部材2等で打撃することで実際の打楽器を叩いた時のような打撃音が響くような作りの打面部116を備える場合には、打撃することで実際に打面部116から生じる生の打撃音によって打楽器を演奏している感覚を味わうことができ、タイコ音データを記憶するタイコ音記憶部51cやスピーカ71等を備える必要がない。
この場合でも、打面部116への打撃があったことを検知手段(打撃検知センサ4)によって検知し、検知手段によって打撃が検知されると映写制御部52aは映写ユニット6a,6bのいずれかの光源61をONとする。
例えば、打楽器玩具100が、棒状部材2等で打撃することで実際の打楽器を叩いた時のような打撃音が響くような作りの打面部116を備える場合には、打撃することで実際に打面部116から生じる生の打撃音によって打楽器を演奏している感覚を味わうことができ、タイコ音データを記憶するタイコ音記憶部51cやスピーカ71等を備える必要がない。
この場合でも、打面部116への打撃があったことを検知手段(打撃検知センサ4)によって検知し、検知手段によって打撃が検知されると映写制御部52aは映写ユニット6a,6bのいずれかの光源61をONとする。
また、本実施形態では、打撃が検知されるごとに2つの映写ユニット6a,6bの光源61が交互に点灯する場合を例示したが、映写制御部52aによる光源61の点灯制御の仕方はこれに限定されない。
例えば、打撃のタイミングが「良好」又は「可」と評価されたときには映写ユニット6aの光源61を点灯させ、打撃のタイミングが「不可」と評価されたときには映写ユニット6bの光源61を点灯させるというように、タイミング評価部52cの評価結果と連動させて映写制御部52aによる光源61の点灯制御を行ってもよい。
例えば、打撃のタイミングが「良好」又は「可」と評価されたときには映写ユニット6aの光源61を点灯させ、打撃のタイミングが「不可」と評価されたときには映写ユニット6bの光源61を点灯させるというように、タイミング評価部52cの評価結果と連動させて映写制御部52aによる光源61の点灯制御を行ってもよい。
また、本実施形態では、打楽器玩具100に2つの映写ユニット6a,6bが設けられている場合を例示したが、打楽器玩具100に設けられる映写ユニット6の数はこれに限定されず、例えば3つ以上設けてもよい。この場合には、打面部116が打撃される度に光源を点灯させる映写ユニット6を順番に又はランダムに切り替えるようにする。
この場合にも、各映写ユニット6に設けられている映写対象フィルム63には、それぞれ異なる絵柄が描かれていることが好ましい。
また、打楽器玩具100に設けられる映写ユニット6は複数である場合に限定されず、映写ユニット6を1つだけ設けてもよい。この場合、例えば光源61として色の異なる複数の光源を設けたり、色を適宜切り替えることのできる光源を設けて、打面部116が打撃される度に異なる色の光が映写対象フィルム63に照射されるようにしてもよい。この場合には、打面部116に投写される画像の色が変化するため、ユーザである子供の興味を持続させることができる。
この場合にも、各映写ユニット6に設けられている映写対象フィルム63には、それぞれ異なる絵柄が描かれていることが好ましい。
また、打楽器玩具100に設けられる映写ユニット6は複数である場合に限定されず、映写ユニット6を1つだけ設けてもよい。この場合、例えば光源61として色の異なる複数の光源を設けたり、色を適宜切り替えることのできる光源を設けて、打面部116が打撃される度に異なる色の光が映写対象フィルム63に照射されるようにしてもよい。この場合には、打面部116に投写される画像の色が変化するため、ユーザである子供の興味を持続させることができる。
また、本実施形態では、ユーザによる打面部116への打撃のタイミングをタイミング評価部52cによって評価し、評価結果に応じた評価音声をスピーカ71から出力させるようにしたが、打撃のタイミングを評価することや、評価結果に応じた音声を出力させることは本考案の必須の要素ではなく、これを備えない構成としてもよい。この場合には、打楽器玩具100に評価音声記憶部51dやタイミング評価部52cを備える必要がない。
また、本実施形態では、リズムモード、メロディモードのいずれにおいても、ユーザによる打面部116への打撃のタイミングをタイミング評価部52cによって評価する場合を例示したが、例えば、リズムモードのときのみタイミング評価部52cによる評価を行うようにしてもよい。この場合には、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータにリズムデータが付帯されている必要がない。
また、本実施形態では、リズムモード、メロディモードのいずれにおいても、ユーザによる打面部116への打撃のタイミングをタイミング評価部52cによって評価する場合を例示したが、例えば、リズムモードのときのみタイミング評価部52cによる評価を行うようにしてもよい。この場合には、メロディ記憶部51bに記憶されているメロディデータにリズムデータが付帯されている必要がない。
1 玩具本体
4 打撃検知センサ
6 映写ユニット
51a リズム記憶部
51b メロディ記憶部
51c タイコ音記憶部
51d 評価音声記憶部
52a 映写制御部
52b 発音制御部
52c タイミング評価部
61 光源
62 集光レンズ
63 映写対象フィルム
64 映写レンズ
71 スピーカ
100 打楽器玩具
4 打撃検知センサ
6 映写ユニット
51a リズム記憶部
51b メロディ記憶部
51c タイコ音記憶部
51d 評価音声記憶部
52a 映写制御部
52b 発音制御部
52c タイミング評価部
61 光源
62 集光レンズ
63 映写対象フィルム
64 映写レンズ
71 スピーカ
100 打楽器玩具
Claims (6)
- 画像を投写する映写ユニットと、
打撃対象であるとともに前記映写ユニットにより投写される画像を映し出すスクリーンとして機能する打面部と、
前記打面部への打撃を検知する検知手段と、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記画像を映写するように前記映写ユニットを制御する映写制御部と、
を備えていることを特徴とする打楽器玩具。 - 楽音データを記憶する楽音記憶部と、
前記楽音記憶部に記憶されている楽音データに基づいて楽音を出力するスピーカと、
前記検知手段によって打撃が検知されると前記スピーカから楽音を出力させる発音制御部と、を備えていることを特徴とする請求項1に記載の打楽器玩具。 - 前記映写ユニットを複数有し、
前記映写制御部は、前記検知手段によって打撃が検知される毎に、前記画像を投写する前記映写ユニットを切り替えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の打楽器玩具。 - 前記検知手段によって検知された打撃のタイミングを評価するタイミング評価部と、
評価に関する複数種類の評価音声データを記憶する評価音声記憶部と、
をさらに備え、
前記発音制御部は、前記タイミング評価部による評価結果に応じて、前記評価音声記憶部に記憶されている前記評価に関する複数種類の評価音声データのうちのいずれかに基づく音声を前記スピーカから出力させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の打楽器玩具。 - 前記映写ユニットは、光源と、前記光源からの光を集光する集光レンズと、映写対象フィルムと、映写レンズと、が、前記集光レンズ及び前記映写レンズの光軸上に順に積層配置され、前記映写対象フィルムに対応する画像を前記打面部に投写するものであり、
前記映写制御部は、前記光源のON/OFF切り替えを制御するものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の打楽器玩具。 - 前記検知手段は、前記打面部への打撃によって変位する変位素子を備えていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の打楽器玩具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001862U JP3198302U (ja) | 2015-04-15 | 2015-04-15 | 打楽器玩具 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2015001862U JP3198302U (ja) | 2015-04-15 | 2015-04-15 | 打楽器玩具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198302U true JP3198302U (ja) | 2015-06-25 |
Family
ID=53537619
Family Applications (1)
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JP2015001862U Expired - Fee Related JP3198302U (ja) | 2015-04-15 | 2015-04-15 | 打楽器玩具 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3198302U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106178545A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 武汉华夏理工学院 | 一种音乐泡泡装置 |
CN108043049A (zh) * | 2016-06-16 | 2018-05-18 | 成都九十度工业产品设计有限公司 | 一种全息投影智能互动装置 |
-
2015
- 2015-04-15 JP JP2015001862U patent/JP3198302U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108043049B (zh) * | 2016-06-16 | 2019-10-11 | 成都九十度工业产品设计有限公司 | 一种全息投影智能互动装置 |
CN106178545A (zh) * | 2016-08-31 | 2016-12-07 | 武汉华夏理工学院 | 一种音乐泡泡装置 |
CN106178545B (zh) * | 2016-08-31 | 2022-09-16 | 武汉华夏理工学院 | 一种音乐泡泡装置 |
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