JP3198242U - スクラップボックス - Google Patents
スクラップボックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP3198242U JP3198242U JP2015001191U JP2015001191U JP3198242U JP 3198242 U JP3198242 U JP 3198242U JP 2015001191 U JP2015001191 U JP 2015001191U JP 2015001191 U JP2015001191 U JP 2015001191U JP 3198242 U JP3198242 U JP 3198242U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- scrap box
- engaging portion
- box
- scrap
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Refuse Receptacles (AREA)
Abstract
【課題】貯蔵物の排出が容易で利便性の高いスクラップボックスを提供する。【解決手段】側板2、3と開閉自在な底板4とを有し上面が開口する箱状のスクラップボックス1であって、底板4は、矩形状であり、その一長辺4b近傍が側板2の下辺近傍に枢支され、底板4の両短辺4b近傍には、スクラップボックス1を吊り上げるための紐体40を係脱自在に係合させる底板係合部6が設けられ、側板3には、紐体40を係合させる側板係合部5が設けられる。これにより、紐体40を底板係合部6及び側板係合部5の双方に係合させてスクラップボックス1を吊り上げることにより、貯蔵物を収納した状態でスクラップボックス1を運搬することができ、紐体40を側板係合部5のみに係合させてスクラップボックス1を吊り上げることにより、スクラップボックス1の下部から貯蔵物を容易に排出することができる。【選択図】図3
Description
本考案は、廃棄物等の収納及び運搬に利用されるスクラップボックスに関し、特に、底板が開閉することにより貯蔵物の排出が可能なスクラップボックスに関する。
従来、木材や鋼材等の廃棄物を収納する容器として、上面が開放された箱形状のスクラップボックスが一般的に知られている。
例えば、特許文献1には、小さなワーク等を備蓄するための容器が記載されている。同文献の容器は、箱本体の底部開口部に開閉蓋が取り付けられており、該開閉蓋が開くことにより貯蔵物を下方向に移し替えることができる。また、開閉蓋の両側縁から差し出される支持リングには、紐体が結着されている。
同文献の容器は、紐体を介してクレーンによって吊り上げられると該開閉蓋が閉じた状態になる。また、専用の大型ストッカ若しくはその上に設けられる支持枠上に該容器を降ろすことにより、底部開口部の開閉蓋が開き、容器内の貯蔵物を大型ストッカに移すことができる。
しかしながら、底面が開閉しない一般的なスクラップボックスでは、輸送用の車両等にスクラップボックス内の貯蔵物を移し替える場合に、スクラップボックスを傾ける若しくは反転させて開口面を下方に向ける必要があった。その際に、貯蔵物を大きく動かし落下させることになり、貯蔵物と設置面若しくは貯蔵物同士が衝突することにより発生する騒音や、貯蔵物の散乱、舞い上がる粉塵等の問題があった。
また、特許文献1に開示された容器では、該容器の底部開口部の開閉蓋を開閉させるための専用の大型ストッカ若しくは支持枠を設けることが必要であり、支持枠等を設置できない不安定な場所では容器内から貯蔵物を排出することが困難であった。
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは貯蔵物の排出が容易で利便性の高いスクラップボックスを提供することにある。
本考案のスクラップボックスは、側板と開閉自在な底板とを有し上面が開口する箱状のスクラップボックスであって、底板は、その一長辺近傍が側板の下辺近傍に枢支され、底板の両短辺近傍には、スクラップボックスを吊り上げるための紐体を係脱自在に係合させる底板係合部が設けられ、側板には、紐体を係合させる側板係合部が設けられることを特徴とする。
本考案のスクラップボックスは、底板の一長辺近傍が側板の下辺近傍に枢支され、底板の両短辺近傍には、スクラップボックスを吊り上げるための紐体を係脱自在に係合させる底板係合部が設けられる。底板係合部に紐体を係合した状態でスクラップボックスを吊り上げることにより、底板が閉じた状態になる。これにより、貯蔵物が収納された状態のスクラップボックスを容易に吊り上げて運搬することができる。
また、側板には、紐体を係合させる側板係合部が設けられる。底板係合部及び側板係合部の双方に紐体を係合させることにより、スクラップボックスの傾きを抑え、スクラップボックスを安定した状態で吊り上げることができる。
また、底板係合部に紐体を係合せず、側板係合部のみに紐体を係合した状態でスクラップボックスを吊り上げることにより、底板が開閉自在な状態になる。これにより、貯蔵物及び底板に作用する重力によって底板が開き、スクラップボックスの下部から貯蔵物を容易に排出することができる。そのため、排出時の貯蔵物の動きや落下する高さを抑えることができ、騒音や粉塵の発生及び貯蔵物の散乱等を抑制することができる。
また、底板係合部及び側板係合部は、紐体を係脱自在な形状である。これにより、底板係合部及び側板係合部への紐体の取り付け及び取り外しを容易に行うことができ、スクラップボックスの運搬及び排出の状態を容易に切り替えることができる。
また、スクラップボックスは、一端が側板に支持され他端が底板の短辺近傍に支持されて底板を閉方向に付勢する弾性体を有する。これにより、貯蔵物を排出した後の状態、即ちスクラップボックスを吊り上げてスクラップボックス内に貯蔵物が無くなった状態で、底板は、弾性体に引き上げられて傾いた状態になる。この状態でスクラップボックスを床等の設置面に置くことによって、底板が設置面に接触して閉方向に押圧され、スクラップボックスの底板を容易に閉じることができる。
以下、本考案の実施形態に係るスクラップボックスを図面に基づき詳細に説明する。
図1(A)は、本考案の実施形態に係るスクラップボックス1の正面図であり、図1(B)は、同底面図である。
図1(A)は、本考案の実施形態に係るスクラップボックス1の正面図であり、図1(B)は、同底面図である。
図1(A)及び(B)に示すように、スクラップボックス1は、上面が開口する略箱状の形態を成し、該箱状体の周囲壁(側面)を構成する側板2、3と、底面を構成する一対の底板4と、を有する。側板2、3及び底板4は、例えば、鋼板等から形成され、側板2、3は、溶接によって接合される。また、側板2、3及び底板4の縁部等には、補強部材としての形鋼等が溶接されても良い。
一対の底板4は、ヒンジ8によって夫々の一方の長辺4aが側板2の下辺2bに回動自在に支持される。つまり、スクラップボックス1の底面、即ち底板4は、両開き状(観音開き状)に下方向に開閉自在である。
底板4の短辺4b側となるスクラップボックス1の両側面には、スクラップボックス1を吊り上げるための紐体40(図3参照)を係合させるための側板係合部5と、底板係合部6と、が形成される。
具体的には、側板係合部5は、丸棒等の鋼材から曲折成形され、短辺4b側の側板3の上下方向の中央近傍若しくは中央よりも上方に溶接等によって固定される。また、底板係合部6は、鋼材等から曲折成形され、底板4の短辺4b近傍、詳しくは、後述する補強棒13の端部近傍に溶接等によって固定される。
側板係合部5及び底板係合部6は、下方に開口する略鉤状の形態を有する。これにより、紐体40の係脱が容易になり、スクラップボックス1の貯蔵物の運搬及び排出の状態を容易に切り替えることができる。
なお、側板係合部5及び底板係合部6には、その開口部を塞ぐ開閉自在な外れ防止装置を設けても良い。または、略鉤状の形態を成す側板係合部5及び底板係合部6の先端部に、該先端部から側板3に沿って水平方向外側に延びる延設部を設けても良い。これにより、紐体40の容易な係脱を可能としつつ、吊り上げ時の紐体40の外れを防止して安全性を高めることができる。また、紐体40の外れを防止するために、側板係合部5及び底板係合部6に、略環状の形態を採用しても良い。
スクラップボックス1の上部の4隅近傍、即ち側板2の上辺2aの端部近傍には、略棒状の形状を有し上方に突き出す、例えば、鋼棒等から形成されるガイド棒21が溶接等によって取り付けられる。ガイド棒21は、スクラップボックス1を段積みする場合に、上下のスクラップボックス1の位置決めをするための部材である。
スクラップボックス1の下部には、脚部7と、ガイド筒22と、が形成される。脚部7は、スクラップボックス1を地面や床等の設置面G(図4(A)参照)に置く際、スクラップボックス1を支持する部材である。脚部7は、例えば、下方に開口する略コ字状の形態を有する形鋼等であり、底板4に溶接等によって固定される。脚部7を設けることによって設置面Gとスクラップボックス1との間に空間が形成されるので、該空間にフォークリフト等の爪を差し込むことができ、スクラップボックス1の移動が容易になる。
また、脚部7は、夫々の底板4に対して形成されている。即ち、一方の底板4に固定される脚部7と、他方の底板4に固定される脚部7とは、分離している。これにより、スクラップボックス1の設置を安定させつつ、底板4の開閉を可能としている。
ガイド筒22は、スクラップボックス1を段積みする場合、下方に配置される他のスクラップボックス1の上部に設けられるガイド棒21と係合し、スクラップボックス1の位置決めを容易にするための部材である。
ガイド筒22は、スクラップボックス1の底面の4隅近傍、即ち底板4の長辺4aの端部近傍、平面視でガイド棒21に対応する位置に形成され、略筒状の形状を有する。具体的には、ガイド筒22は、例えば、鋼管等であり、その中心軸を略鉛直にして、底板4に溶接等によって接合される。また、ガイド筒22の下部は、ガイド棒21の挿通を容易にすべく、拡径されている。
なお、ガイド筒22を形成せず、スクラップボックス1の底面の4隅近傍の底板4に貫通孔を設けても良い。これにより、ガイド筒22と同様に位置決めの機能を確保しつつ、スクラップボックス1内に溜まる雨水等の排出を容易に行うことができる。また、ガイド筒22及びガイド棒21の夫々の個数及び位置は、上記の例に限定されるものではない。
補強棒13は、底板4を補強するための強度部材であり、夫々の底板4について、ヒンジ8の反対側、即ちスクラップボックス1の中央側となる長辺4c近傍に、長辺4c方向に沿って取り付けられる。補強棒13は、例えば、鋼棒等であり、溶接等によって底板4に固定される。補強棒13を設けることにより、剛性が低くなる傾向にある底板4の長辺4c近傍が補強され、貯蔵物の重力による荷重によってスクラップボックス1の底面の中央付近の底板4が歪んでしまうことを抑えることができる。
図2は、スクラップボックス1の側面図である。図2に示すように、底板係合部6は、夫々の底板4の短辺4b近傍であって、スクラップボックス1の中央側、即ち長辺4c近傍に設けられる。底板係合部6が、回動の支点となるヒンジ8から離れた位置に形成されることにより、底板係合部6に紐体40(図3参照)を係合させてスクラップボックス1を吊り上げる際、底板4を閉じる方向のモーメントを大きく確保して、底板4の閉状態を維持することができる。これにより、安定して貯蔵物を運ぶことができる。
側板係合部5は、底板4の短辺4b側となるスクラップボックス1の両側面を構成する側板3に夫々一対設けられる。ここで、側板係合部5は、底板係合部6よりも水平方向外側に形成される。これにより、スクラップボックス1を吊り上げる場合に、スクラップボックス1を支える支点間の距離を大きく確保することがき、スクラップボックス1を安定させることができる。
底板4の短辺4b側となるスクラップボックス1の両側面には、側板3側の支点11と、底板4側の支点12と、に支持されて底板4を閉方向に付勢する弾性体10が設けられる。弾性体10は、例えば、金属製のばね等であり支点11及び支点12から係脱可能に構成される。これにより、弾性体10は、その交換が容易である。
底板4側の支点12は、底板4の短辺4b近傍であって、スクラップボックス1の中央側、即ち長辺4c近傍に形成される。回動の支点となるヒンジ8から離れた位置に支点12が形成されることにより、弾性体10の付勢力が小さくても、底板4に閉方向の大きなモーメントを作用させることができる。
側板3側の支点11は、底板4側の支点12に対して水平方向外側で、底板4が開ききった状態の弾性体10の長さが、底板4が閉じた状態の弾性体10の長さの略2倍になる位置に形成される。これにより、弾性体10による閉方向の付勢力を有効に発揮させつつ、弾性体10のへたりを抑制して、弾性体10の寿命を長く確保することができる。
図3は、スクラップボックス1の側面図であり、特に、貯蔵物を内部に収納した状態でスクラップボックス1を吊り上げて移動させる場合を示している。
図3に示すように、貯蔵物を収納した状態でスクラップボックス1を吊り上げるためには、スクラップボックス1が地面等の設置面Gに置かれた状態で、紐体40を側板係合部5と底板係合部6とに係合させる。
図3に示すように、貯蔵物を収納した状態でスクラップボックス1を吊り上げるためには、スクラップボックス1が地面等の設置面Gに置かれた状態で、紐体40を側板係合部5と底板係合部6とに係合させる。
紐体40は、例えば、ワイヤー等であり、その上部は、クレーン等に接続される。この状態で、紐体40を引き上げてスクラップボックス1を吊り上げることにより、底板係合部6に上方向の引張力が作用し、底板4が閉じた状態で固定される。これにより、貯蔵物が収納された状態のスクラップボックス1を運搬することができる。
また、底板係合部6及び側板係合部5の双方に紐体40を係合させることにより、底板係合部6のみに紐体40を係合させる場合と比べて、吊り上げ時のスクラップボックス1の安定性を高めることができる。
紐体40を側板係合部5及び底板係合部6に係合してスクラップボックス1を吊り上げた状態で、スクラップボックス1を貯蔵物が排出される設置面G(例えば、トラックの荷台等)まで移動させる。
図4(A)は、スクラップボックス1の設置時の側面図であり、図4(B)は、同吊り上げ時の側面図である。図4(A)及び(B)は、スクラップボックス1内の貯蔵物を排出する場合を示している。
図4(A)に示すように、貯蔵物の排出を行う場合、紐体40を底板係合部6に係合させず、側板係合部5のみに係合させる。詳述すると、先ず、図3に示すように、側板係合部5及び底板係合部6の双方に紐体40を係合させてスクラップボックス1を吊り上げて貯蔵物が排出される設置面Gまで移動して、設置面Gに載置する。そして、図4(A)に示すように、底板係合部6から紐体40を外し、側板係合部5については紐体40を取り外さずに残す。
この状態で紐体40を上方に引き上げてスクラップボックス1を吊り上げると、図4(B)に示すように、貯蔵物及び底板4に作用する重力で底板4が下方に押されて開き、貯蔵物が下方に排出される。
これにより、貯蔵物を大きく動かすことなくスクラップボックス1の下部から排出することができ、また、貯蔵物が落下する高さを低く抑えることができる。そのため、貯蔵物と設置面G、または貯蔵物同士が衝突することにより発生する騒音や舞い上がる粉塵等を抑制することができる。また、排出の際、貯蔵物が周囲に散乱することを抑えることができる。
また、底板4は、一対設けられ、スクラップボックス1の底面の略中央から両開き状に開放されるので、貯蔵物は、スクラップボックス1の略中央から排出され、排出時に底板4に作用する開方向の力、即ち貯蔵部の重力が底板4に略均等に作用する。これにより、排出時の貯蔵物の偏りを抑制し、偏心荷重に起因するスクラップボックス1の傾きを抑制することができる。その結果、貯蔵物を安全に排出することができる。
また、底板4は、略鉛直になるまで開くことができる。これにより、貯蔵物の排出が底板4によって阻害されず、貯蔵物をスクラップボックス1内に残すことなく効率的に排出することができる。
また、底板4は、その長辺4a(図1参照)がヒンジ8を介して側板2に支持される。ここで、底板4を略鉛直になるまで開くために必要な側板3の下辺3b(若しくは側板2の下辺2b)と設置面Gとの最小距離は、底板4の短辺4bの長さに略等しい。そのため、底板4の短辺4bではなく長辺4aを枢支することにより、底板4を全開にするために必要な吊り上げ高さを低く抑えることができ、貯蔵物を排出する際の騒音や粉塵等を抑制することができる。
なお、一枚の底板4によってスクラップボックス1の底面を構成し、底板4を片開き状に開閉させることも可能である。その場合、構成部品数を減らすことができるという利点を有する。
しかしながら、本実施形態のように一対の底板4を用いて両開き状の底面を構成することは、底板4を略鉛直に全開するための吊り上げ高さを低く抑えることができるので、前述のように貯蔵物を排出する際の騒音や粉塵時を抑制する観点から有利である。また、底板4を両開き状に構成することは、弾性体10の長さや伸び率を小さく設定することが可能となるので、弾性体10の耐久性を高める観点からも望ましい。
図5(A)は、スクラップボックス1の吊り上げ時の側面図であり、図5(B)は、同下降工程時の側面図である。図5(A)及び(B)は、スクラップボックス1の底板4を閉じる場合を示している。
図5(A)に示すように、側板係合部5に紐体40を係合してスクラップボックス1を吊り上げ、スクラップボックス1内に貯蔵物が排出された後、即ちスクラップボックス1内に貯蔵物が無い状態では、弾性体10によって底板4の中央側である長辺4c側が上方に引き戻され、底板4は、傾いた状態になる。
ここで、底板4は、完全に閉じる状態、即ち略水平な状態にまで、弾性体10によって引き戻される必要はない。底板4は、略鉛直な状態から僅かに傾けば良い。水平面、即ち側板3の下辺3bに対する底板4の傾き角度Aとしては、好ましくは、10度から80度、更に好ましくは、20度から70度が良い。例えば、本実施形態では、底板4の傾き角度Aが約30度になるように弾性体10の仕様を設定している。
底板4の傾き角度Aが大き過ぎると、次に述べる設置面Gを利用する底板4の閉動作が困難になる。他方、傾き角度Aが小さ過ぎると、付勢力の大きな弾性体10を採用していることになり、弾性体10が大型化してコストが増大すると共に、弾性体10の取り付けが困難になり、また、底板4の開度が不十分となって貯蔵物の排出が阻害される恐れがある。
図5(B)に示すように、スクラップボックス1を降ろしていくと、夫々の脚部7の中央側下部の角部7aが略同時に設置面Gに接触する。これにより、底板4が設置面Gに押されて夫々の底板4に略均等な上方向の力が作用する。そして、スクラップボックス1を更に下降させて設置面Gに載置することにより、底板4を閉じることができる(図4(A)に示す状態になる)。
ここで、角部7aには、適度な丸み付けが施されている。これにより、角部7aと設置面Gとの滑りが許容され、角部7aが設置面Gと接触して引っ掛かることにより底板4の閉動作が阻害されることを抑制することができる。その結果、スクラップボックス1を設置面Gに置くことで、底板4を容易に閉じることができる。また、角部7aに適度な丸み付けを施すことにより、貯蔵物を排出する際や底板13を閉じる際に、設置面Gに傷が付くことを抑えることができる。
以上説明の如く、本実施形態に係るスクラップボックス1によれば、紐体40の係脱により貯蔵物の運搬及び排出を容易に切り替えることができる。即ち、紐体40を底板係合部6及び側板係合部5の双方に係合させてスクラップボックス1を吊り上げることにより、貯蔵物を収納した状態でスクラップボックス1を運搬することができる。
他方、紐体40を側板係合部5のみに係合させてスクラップボックス1を吊り上げることにより、スクラップボックス1の下部から貯蔵物を容易に排出することができる。このように、スクラップボックス1の利便性を高めることができる。
なお、本考案は、上記の実施形態に限定されるものではなく、その他、本考案の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
1 スクラップボックス
2 側板
2b 下辺
3 側板
3b 下辺
4 底板
4a 長辺
4b 短辺
4c 長辺
5 側板係合部
6 底板係合部
7 脚部
8 ヒンジ
10 弾性体
11 支点
12 支点
13 補強棒
21 ガイド棒
22 ガイド筒
2 側板
2b 下辺
3 側板
3b 下辺
4 底板
4a 長辺
4b 短辺
4c 長辺
5 側板係合部
6 底板係合部
7 脚部
8 ヒンジ
10 弾性体
11 支点
12 支点
13 補強棒
21 ガイド棒
22 ガイド筒
Claims (2)
- 側板と開閉自在な底板とを有し上面が開口する箱状のスクラップボックスであって、
前記底板は、その一長辺近傍が前記側板の下辺近傍に枢支され、
前記底板の両短辺近傍には、前記スクラップボックスを吊り上げるための紐体を係脱自在に係合させる底板係合部が設けられ、
前記側板には、前記紐体を係合させる側板係合部が設けられることを特徴とするスクラップボックス。 - 一端が前記側板に支持され他端が前記底板の短辺近傍に支持されて前記底板を閉方向に付勢する弾性体を有することを特徴とする請求項1に記載のスクラップボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001191U JP3198242U (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | スクラップボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001191U JP3198242U (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | スクラップボックス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3198242U true JP3198242U (ja) | 2015-06-25 |
Family
ID=53537567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015001191U Expired - Fee Related JP3198242U (ja) | 2015-03-16 | 2015-03-16 | スクラップボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3198242U (ja) |
-
2015
- 2015-03-16 JP JP2015001191U patent/JP3198242U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6537015B2 (en) | Container loading and unloading apparatus | |
US8162190B2 (en) | Ergonomic lift mechanism for a truck box | |
JP2008213899A (ja) | 排出装置 | |
JP2015058979A (ja) | 貨物用ラック | |
JP3198242U (ja) | スクラップボックス | |
US3984017A (en) | Self-emptying container | |
JP3166108U (ja) | 輸送用のコンテナ | |
US7798074B2 (en) | Loading rack | |
KR200475608Y1 (ko) | 차량 적재함 거치용 작업대 | |
JP3903253B2 (ja) | 輸送用折畳コンテナ | |
JP2012001300A (ja) | フォークリフト用アタッチメント及びこれを用いた荷扱い方法 | |
JP6194491B2 (ja) | 昇降機能付き車両搭載用の容器における蓋の開閉構造 | |
JP6223390B2 (ja) | 貨物用ラック | |
JP3163010U (ja) | 排出装置 | |
JP5083555B2 (ja) | 組み立て式コンテナ | |
EP1818270A1 (en) | Large modular container with reduced storage volume | |
KR20100000616A (ko) | 컨테이너선의 컨테이너 데몬스트레이션을 위한해치커버상단용 지그 | |
JP2004017773A (ja) | 二段床とステージ部を兼ね備えた荷箱 | |
JP7212379B2 (ja) | 廃材ボックス | |
ITTO20030143U1 (it) | Contenitore modificato per spedizione marittima | |
JP2005206106A (ja) | 煽り付き平ボディ | |
KR200382467Y1 (ko) | 승강식 적재부와 개폐부를 구비한 운반대차 | |
JP6223929B2 (ja) | コンテナシャーシの渡し板構造 | |
JP2018079969A (ja) | 折畳み型物流用コンテナ | |
JP4659598B2 (ja) | ダンプ式コンテナ装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150415 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3198242 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |