JP7212379B2 - 廃材ボックス - Google Patents

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Description

本発明は、廃材を運搬する廃材ボックスに関する。
従来より、工場で発生した屑鉄や木材等の廃材は、廃材ボックスに一時的に収容し保管され、クレーンなどで吊り上げて廃材収集用トラックなど車両の荷台に積み込まれている。このクレーンなどで吊り上げる従来の廃材ボックスは、例えば、廃材収集用トラックの荷台に積み込む際に、廃材ボックスを一度トラックの荷台に載せた後、この廃材ボックスをクレーンなどで吊り上げて逆さまにして廃材を排出するという作業を要するため、手間と時間が掛かる煩雑なものであった。また、廃材ボックスを逆さまにする際に廃材が飛散するといった問題もあった。
このような廃材ボックスの排出の煩雑さを改善するための様々な廃材ボックスが提案されている。例えば、中空箱状とされているとともに底面が開閉し、側壁面を構成している本体部と、本体部の底部に回動自在に連結されて底面を構成しているとともに両開き式に開閉するようにされた2枚の蓋体と、各蓋体を閉状態で本体部に対して係止するためのフックと、各蓋体に連結固定されていて蓋体の開閉に伴って起倒する開閉レバーと、開閉レバーとフックとを連結していて開閉レバーの起倒に連動してフックを開閉操作するためのリンクと、開閉レバーの先端部を係止するロックレバーとを有する廃材ボックスが提案されている(特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1の廃材ボックスにおいては、箱に設けられたフックや開閉レバーなどのロック機構により蓋体を開閉し、廃材を排出するものであり、このロック機構が複雑な構成であるため、コスト高となり、耐久性も十分とはいえなかった。
特開平6-321239号公報
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、簡単な構造で、廃材の飛散を抑制して廃材の排出を容易に行うことができる廃材ボックスを提供することにある。
本発明者は、上記課題を解決すべく鋭意研究した結果、少なくとも2つのワイヤ付替用固定吊部材と少なくとも1つの固定吊部材とを具備する筒状収納箱本体と、筒状収納箱本体の底部の後端を支点として下方に回動自在な底蓋と、底蓋に後端部が固定されると共に先端部にワイヤ付替用可動吊部材を具備し、筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿って上下に摺動する2本の摺動棒部材とを備える構成の廃材ボックスが、上記課題を解決できることを見いだし、本発明を完成するに至った。
すなわち、吊上げ装置のワイヤが摺動棒部材のワイヤ付替用可動吊部材に接続されると共に、吊上げ装置のその他のワイヤが固定吊部材に接続されて、筒状収納箱本体が吊り上げられる際、底蓋が閉塞した状態で吊り上げられ、吊上げ装置のワイヤがワイヤ付替用可動吊部材に代えてワイヤ付替用固定吊部材に接続されて、筒状収納箱本体が吊り上げられる際、摺動棒部材が下降して底蓋が所定傾斜角度で開放した状態で吊り上げられる構成の廃材ボックスとすることにより、廃材の飛散を抑制して容易に廃材を排出することができることを見いだした。
すなわち、本発明は、以下の通りである。
[1]吊上げ装置のワイヤで吊り上げてその内部に収容された廃材を運搬すると共に、その底蓋を開放して廃材を排出する廃材ボックスであって、
その前方両角部の上部に固定されたワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’と、その後方の上部に固定された少なくとも1つの固定吊部材とを具備する筒状収納箱本体と、
前記筒状収納箱本体の底部の後端に接続され、該底部の後端を支点として下方に回動自在な底蓋と、
前記底蓋の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定されると共に、その先端部にそれぞれワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’を具備する、前記筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な2本の摺動棒部材と、
を備え、
前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記摺動棒部材のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に接続されると共に、前記第1及び第2のワイヤ以外のワイヤが前記固定吊部材に接続されて、前記筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記底蓋が閉塞した状態で吊り上げられ、
前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に代えて前記ワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続されて、前記筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記摺動棒部材が下降して前記底蓋が所定傾斜角度で開放した状態で吊り上げられる
ことを特徴とする廃材ボックス。
[2]前記摺動棒部材は、上限位置において、その先端部のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’が、それぞれ前記筒状収納箱本体のワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’の近傍に位置することを特徴とする上記[1]の廃材ボックス。
[3]前記筒状収納箱本体が、その後方両角部の上部に固定された2つの固定吊部材C及び固定吊部材C’を具備することを特徴とする上記[1]又は[2]記載の廃材ボックス。
[4]前記摺動棒部材が摺動する筒状収納箱本体の前方両角部側面の底部又は中間部にストッパー部が設けられており、
前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記ワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続されて、前記筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記摺動棒部材の下降がストッパー部で制限され、前記底蓋が所定傾斜角度で開放されることを特徴とする上記[1]~[3]のいずれか記載の廃材ボックス。
[5]前記摺動棒部材が、カバーで覆われていることを特徴とする上記[1]~[4]のいずれか記載の廃材ボックス。
[6]前記底蓋の傾斜角度が20~60°であることを特徴とする上記[1]~[5]のいずれか記載の廃材ボックス。
[7]上記[1]~[6]のいずれか記載の廃材ボックスを、吊上げ装置のワイヤで吊り上げて車両上に運搬し、該車両上で前記廃材ボックスの底蓋を開放することにより廃材を排出することを特徴とする廃材の車両積み込み方法。
[8]前記吊上げ装置のワイヤをワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’並びに固定吊部材に接続し、廃材ボックスを底蓋を閉塞した状態で吊り上げて車両上に運搬し、
前記車両上で、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤを、ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’からワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に付け替え、廃材ボックスを吊り上げて底蓋を開放することにより廃材を排出することを特徴とする上記[7]の廃材の車両積み込み方法。
本発明の廃材ボックスは、簡単な構造で、廃材の飛散を抑制して廃材の排出を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの側面図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの平面図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの背面図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋を閉塞した状態で吊り上げられた概略側面図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋が開放した状態で吊り上げられた概略側面図である。 本発明の他の実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋を閉塞した状態で吊り上げられた概略側面図である。 本発明の他の実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋が開放した状態で吊り上げられた概略側面図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスを車両上に運搬する状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスの吊上げ装置のワイヤを付け替える状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスの底蓋を開放する状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、底蓋が開放した廃材ボックスを車両上に置いて、廃材ボックスの底蓋を閉塞する状態を示す説明図である。
本発明の廃材ボックスは、吊上げ装置のワイヤで吊り上げてその内部に収容された廃材を運搬すると共に、その底蓋を開放して廃材を排出する廃材ボックスであって、その前方両角部の上部に固定されたワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’と、その後方の上部に固定された少なくとも1つの固定吊部材とを具備する筒状収納箱本体と、筒状収納箱本体の底部の後端に接続され、底部の後端を支点として下方に回動自在な底蓋と、底蓋の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定されると共に、その先端部にそれぞれワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’を具備する、筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な2本の摺動棒部材と、を備え、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが摺動棒部材のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に接続されると共に、第1及び第2のワイヤ以外のワイヤが固定吊部材に接続されて、筒状収納箱本体が吊り上げられる際、底蓋が閉塞した状態で吊り上げられ、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤがワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に代えてワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続されて、筒状収納箱本体が吊り上げられる際、摺動棒部材が下降して底蓋が所定傾斜角度で開放した状態で吊り上げられることを特徴とする。
なお、本発明においては、底蓋が傾斜して大きく開放される側を「前側」とし、底蓋が筒状収納箱本体の底部に接続される側を「後側」とする。また、角部には、角部近傍の上面、下面、内側面(前後左右の側面)、外側面(前後左右の側面)の一部が含まれる。
本発明の廃材ボックスを用いることにより、廃材の排出を容易に行うことができる。また、廃材ボックスを床面に着地させた状態から吊り上げることで、底蓋が徐々に開放されて廃材を排出することから、廃材ボックスを逆さまにして廃材を排出する必要がなく、廃材の飛散を抑制して排出することができる。したがって、作業時の安全性が高く、また、不要な清掃作業を行う必要がない。さらに、構成が単純であるため、コストを抑えて大量生産が可能であると共に、耐久性も高くメンテナンスも容易である。
本発明の廃材ボックスに収容される廃材としては、工場などから廃棄される様々な廃材を挙げることができ、例えば、スクラップ、木材、産業廃棄物、一般廃棄物、がれき等が含まれる。
本発明の廃材ボックスに適用する吊上げ装置とは、廃材ボックスをワイヤに吊るして吊り上げる装置であり、例えば、クレーンである。また、本発明の廃材ボックスに適用する吊上げ装置は、少なくとも1つの巻上げ装置を備えていればよい。
ワイヤの材質としては、廃材ボックスを吊り上げることができる強度を有するものであれば制限されるものではなく、例えば、ステンレス鋼、炭素鋼、タングステン、チタン、燐青銅等を挙げることができる。ワイヤの長さとしては、廃材ボックス形状や大きさに合わせて適宜設定することができ、例えば、径1~50mm程度、長さ0.5~30m程度の大きさのワイヤを挙げることができる。ワイヤとしては、通常クレーン等の吊上げ装置に用いられるワイヤロープ(鋼索)を挙げることができる。
本発明の廃材ボックスは、上記のように、筒状収納箱本体と、底蓋と、2本の摺動棒部材とを備えている。以下、筒状収納箱本体、底蓋及び摺動棒部材について詳細に説明する。
[筒状収納箱本体]
本発明の筒状収納箱本体は、全体が上面と下面が開放された筒状に形成されており、その上部に上記吊上げ装置のワイヤに接続される吊部材を具備している。すなわち、本発明の筒状収納箱本体は、その前方両角部の上部にワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’を具備し、その後方の上部に少なくとも1つの固定吊部材を具備している。
筒状収納箱本体の形状としては、例えば、三角筒状、四角筒状、五角筒状等の角筒状であり、好ましくは四角筒状である。その大きさは、用途によって適宜設定することができるが、例えば、縦600~3000mm程度、横600~3000mm程度、高さ600~3000mm程度であり、縦800~2400mm程度、横800~2400mm程度、高さ800~2400mm程度が好ましく、縦1000~1800mm程度、横1000~1800mm程度、高さ1000~1800mm程度がより好ましい。筒状収納箱本体の材質としては、特に制限されるものではなく、例えば、鉄、ステンレス等のスチール、プラスチック等を挙げることができ、スチールが好ましい。
ワイヤ付替用固定吊部材としては、前方両角部の上部に固定され、底蓋を開放する際に、後述するワイヤ付替用可動吊部材に替えて一時的に吊上げ装置のワイヤが取り付けられる部材であり、吊上げ装置のワイヤを取り付け可能な部材であれば特に制限されるものではなく、例えば、吊上げ装置のワイヤ先端に設けられた吊りフック(ハッカー)を掛けることが可能な開口を有する吊部材や、吊上げ装置のワイヤの先端に設けられた輪状部(アイ部)に掛けることが可能なフック部材を挙げることができ、吊上げ装置のワイヤ先端に設けられた吊りフック(ハッカー)を掛けることが可能な開口を有する吊部材が好ましい。具体的に、ワイヤ付替用固定吊部材が、筒状収納箱本体の上部に設けられる態様としては、筒状収納箱本体の側面の上端から突出して設けられる態様を挙げることができる。
固定吊部材は、筒状収納箱本体の後方の上部に少なくとも1つ設けられるものであるが、2つ以上設けられることが好ましく、具体的に、筒状収納箱本体の後方両角部の上部に2つの固定吊部材C及び固定吊部材C’が設けられることが好ましい。これにより、より安定した状態で吊り上げることができる。なお、固定吊部材の構成は、上記ワイヤ付替用固定吊部材と同様である。
[底蓋]
本発明の底蓋は、筒状収納箱本体の底部の後端に接続され、底部の後端を支点として下方に回動自在に設けられている。底蓋の傾斜角度(開放角度)としては、例えば、筒状収納箱本体の底部を基準として下方に、10~80°であり、20~60°であることが好ましく、30~50°がより好ましい。
底蓋の形状としては、筒状収納箱本体の下面を閉塞することができるものであれば特に制限されるものではなく、例えば、筒状収納箱本体の形状にあわせて三角形、四角形等の多角形の平板を挙げることができる。底蓋の下部には、脚部が設けられていてもよい。これにより、床面との間に空間を設けて接触面積を小さくして底蓋の破損を防止したり、フォークリフトで持ち上げたりすることができる。
底蓋の筒状収納箱本体の底部との取付態様としては、下方に回動自在であれば特に制限されるものではなく、例えば、ヒンジ構造を用いた取付態様を挙げることができる。底蓋の材質としては、特に制限されるものではなく、筒状収納箱本体と同様のものを採用することができ、例えば、鉄、ステンレス等のスチール、プラスチック等を挙げることができ、スチールが好ましい。
[摺動棒部材]
本発明の2本の摺動棒部材は、底蓋の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定されると共に、その先端部にそれぞれワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’を具備しており、筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在に設けられている。
摺動棒部材の形状としては、筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な形状であれば特に制限されるものではなく、例えば、平棒状、丸棒状、角棒状等の棒部材を挙げることができる。摺動棒部材の材質としては、特に制限されるものではなく、筒状収納箱本体及び/又は底蓋と同様のものを採用することができ、例えば、鉄、ステンレス等のスチール、プラスチック等を挙げることができ、スチールが好ましい。
また、摺動棒部材の長さとしては、底蓋が十分に開放可能な長さであれば特に制限されるものではないが、上限位置において、その先端部のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’が、それぞれ筒状収納箱本体のワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’の近傍に位置する長さが好ましい。特に、ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’が、それぞれワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’と隣接するよう設けられることが好ましい。これにより、吊上げ装置のワイヤをワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’からワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に容易に付け替えることができると共に、ワイヤの取付位置を大きく変えることがなく取り付けできることから、安定した状態で吊上げることができる。
一方、摺動棒部材は、下限位置(底蓋開放時)において、その先端部が、少なくとも筒状収納箱本体の下端(底部)又はそれより上方に位置する。すなわち、摺動棒部材の先端部は、下降する際、筒状収納箱本体の下端(底部)又は中間部でストップする。例えば、摺動棒部材が摺動する筒状収納箱本体の前方両角部側面の底部又は中間部にストッパー部が設けられており、筒状収納箱本体が吊り上げられる際、摺動棒部材の下降がストッパー部で制限される。これにより、底蓋の傾斜角度を調整することができる。具体的に、例えば、筒状収納箱本体の前方両角部側面の底部にストッパー部が設けられ、摺動棒状部材の先端部(ワイヤ付替用可動吊部材)が被ストッパー部となる場合、底蓋の傾斜角度は最大(角α)となる(図4B参照)。
また、筒状収納箱本体には、摺動棒部材の下降を制限する位置を変更可能にストッパー部が設けられていてもよい。すなわち、筒状収納箱本体は、所定位置に仮止めストッパー部を有し、摺動棒部材の下降による下限位置を数段階に調整可能に構成されていることが好ましい。摺動棒部材の下限位置を調整することで、底蓋の開放角度を所定角度に調整可能となる。
また、摺動棒部材は、例えば、筒状収納箱本体の前方両角部側面の案内部材よって支持され、筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿って摺動(上昇及び下降)可能な構成であり、外部に露出していてもよいが、周囲がカバーで覆われていることが好ましい。これにより、安全であると共に、進行の障害となるゴミなどの進入を防ぎ、耐震性や耐久性が向上する。また、カバーの内壁が、摺動棒部材を案内し、動きがスムーズとなる。カバーは、筒状収納箱本体の側壁と別体の部材であってもよいし、筒状収納箱本体の側壁と一体に形成された部材であってもよい。
次に、本発明の廃材ボックスの使用方法(動作)について説明する。
本発明の廃材ボックスの内部に収容した廃材を運搬する場合、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが摺動棒部材のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に接続されると共に、第1及び第2のワイヤ以外のワイヤが固定吊部材に接続される。この状態で、筒状収納箱本体が吊り上げられると、底蓋が閉塞した状態で吊り上げられる。
一方、廃材ボックスの内部に収容した廃材を排出する場合、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤがワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に代えてワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続される。この状態で、筒状収納箱本体が吊り上げられると、摺動棒部材が下降して底蓋が所定傾斜角度で開放した状態で吊り上げられる。また、これに続いて、底蓋が開放した状態の廃材ボックスを下降させると、底蓋が床面に接触し押し上げられて(摺動棒部材が上昇して)、廃材ボックスが完全に着地する際に、底蓋が閉塞した状態となる。すなわち、本発明の廃材ボックスにおいては、廃材ボックスを吊り上げることで底蓋が開くように構成されると共に、廃材ボックスを下降させ着地させることで自動的に底蓋が閉じるように構成されている。廃材ボックスを床面に着地させた状態から吊り上げることで、底蓋が徐々に開放されて廃材を排出できることから、廃材の飛散を抑制して排出することができる。
続いて、本発明の廃材ボックスを用いた廃材の車両積み込み方法について説明する。本発明の廃材の車両積み込み方法は、上記廃材ボックスを、吊上げ装置のワイヤで吊り上げて車両上に運搬し、車両上で廃材ボックスの底蓋を開放することにより廃材を排出する方法である。具体的に、例えば、吊上げ装置のワイヤをワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’並びに固定吊部材に接続し、廃材ボックスを底蓋を閉塞した状態で吊り上げて車両上に運搬し、かかる車両上で、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤを、ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’からワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に付け替え、廃材ボックスを吊り上げて底蓋を開放することにより廃材を排出する。
以下、図面を用いて本発明の廃材ボックスの実施形態を具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態に制限されるものではない。
ここで、図1は、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの平面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの背面図である。図4Aは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋を閉塞した状態で吊り上げられた概略側面図である。図4Bは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋が開放した状態で吊り上げられた概略側面図である。図5Aは、本発明の他の実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋を閉塞した状態で吊り上げられた概略側面図である。図5Bは、本発明の他の実施形態に係る廃材ボックスの説明図であり、吊上げ装置のフックにより底蓋が開放した状態で吊り上げられた概略側面図である。図6Aは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスを車両上に運搬する状態を示す説明図である。図6Bは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスの吊上げ装置のワイヤを付け替える状態を示す説明図である。図6Cは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、廃材ボックスの底蓋を開放する状態を示す説明図である。図6Dは、本発明の一実施形態に係る廃材ボックスの使用説明図であり、底蓋が開放した廃材ボックスを車両上に置いて、廃材ボックスの底蓋を閉塞する状態を示す説明図である。なお、実施形態において参照する図面は、理解を深めるために模式的に記載したものである。例えば、図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。
図1~3に示すように、本発明の一実施形態に係る廃材ボックス10は、筒状収納箱本体12と、筒状収納箱本体12の底部に開閉自在に接続された底蓋14と、底蓋14の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定され、筒状収納箱本体12の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な2本の摺動棒部材16,18とを備えている。
筒状収納箱本体12は、例えば、縦(a)1400mm程度、横(b)1500mm程度、高さ(c)1300mm程度の大きさであって、上面と下面が開放されたスチール製の四角筒体である。また、筒状収納箱本体12は、その左右両側の上部に吊上げ装置のワイヤに接続されるワイヤ付替用固定吊部材A,A’、及び固定吊部材C,C’を具備している。
ワイヤ付替用固定吊部材A,A’、及び固定吊部材C,C’は、それぞれ吊上げ装置のワイヤ先端に設けられた吊りフックを掛けることが可能な開口を有するスチール製の部材である。ワイヤ付替用固定吊部材A,A’は、底蓋14を開放する際に、一時的に吊上げ装置のワイヤが取り付けられる部材であり、筒状収納箱本体12の前方両角部の上部両側に固定されている。また、固定吊部材C,C’は、筒状収納箱本体12後方の上部両側に固定されている。なお、ワイヤ付替用固定吊部材A,A’、及び固定吊部材C,C’は、吊りフックを掛けることが可能な開口を、筒状収納箱本体12の上端よりも上方に具備している。
底蓋14は、筒状収納箱本体12の底部の後端にヒンジ部20により接続され、底部の後端を支点として下方に回動自在に設けられている。底蓋14の底面には、前後方向に2本の脚部22が設けられている。底蓋14は、例えば、縦1400mm程度、横1500mm程度、厚さ(脚部を除く)80mm程度のスチール製の平板である。
摺動棒部材16,18は、筒状収納箱本体12の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な長さ1200mm程度のスチール製の平棒部材である。また、摺動棒部材16,18は、その先端部にそれぞれワイヤ付替用可動吊部材B,B’を具備している。また、摺動棒部材16,18は、カバー24で覆われている。このため、安全であると共に、摺動を阻害するゴミなどの進入を防ぎ、耐震性や耐久性が向上する。また、カバー24の内壁が、摺動棒部材16,18を案内し、動きがスムーズとなる。
図4Aに示すように、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤ26,28が摺動棒部材16,18のワイヤ付替用可動吊部材B,B’に接続されると共に、吊上げ装置の第3及び第4のワイヤ30,32が固定吊部材C,C’に接続されて、筒状収納箱本体12が吊り上げられると、底蓋14が閉塞した状態で吊り上げられる。
一方、図4Bに示すように、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤがワイヤ付替用可動吊部材B,B’に代えてワイヤ付替用固定吊部材A,A’に接続されて、筒状収納箱本体12が吊り上げられると、摺動棒部材16,18が下降して底蓋14が開き、最終的に傾斜角度(角α)(例えば、45°)で開放した状態で吊り上げられる。この際、筒状収納箱本体12の前方両角部側面の底部に設けられたストッパー係止部34が、摺動棒部材16,18の先端部のワイヤ付替用可動吊部材B,B’に設けられた被ストッパー係止部36を係止し、摺動棒部材16,18の下降が制限され、底蓋14が傾斜角度(角α)で開放される。
次に、他の実施形態に係る廃材ボックスについて説明する。なお、上記廃材ボックス10と同様の構成の部材については、同一符号を付して説明を省略する。本実施形態においては、摺動棒部材の下降を制限する位置を変更可能なストッパー部が設けられている点で上記実施形態と異なる。
図5Aに示すように、本発明の他の実施形態に係る廃材ボックス38は、筒状収納箱本体40と、筒状収納箱本体40の底部に開閉自在に接続された底蓋42と、底蓋42の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定され、筒状収納箱本体40の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な2本の摺動棒部材44,46とを備えている。また、筒状収納箱本体40は、その前方両角部側面の中間部に一定の間隔で設けられた2つのストッパー用孔48,50を有すると共に、その前方両角部側面の底部にストッパー係止部52が設けられている。また、摺動棒部材44,46は、その先端部のワイヤ付替用可動吊部材B,B’が被ストッパー係止部54を有している。
図5Bに示すように、本発明の他の実施形態に係る廃材ボックス38は、筒状収納箱本体40の底部に設けられたストッパー係止部52、又は筒状収納箱本体40の中間部のストッパー用孔48,50に挿通されるストッパー部材56が、摺動棒部材44,46の先端部に設けられた被ストッパー係止部54を係止する。
例えば、筒状収納箱本体40の底部のストッパー係止部52が摺動棒部材44,46の被ストッパー係止部54を係止する場合、筒状収納箱本体40が吊り上げられると、底蓋42が傾斜角度(角α)(例えば、45°)で開放される。
また、筒状収納箱本体40の中間部の位置調整孔48に挿通された係止棒56が摺動棒部材44,46の被ストッパー係止部54を係止する場合、筒状収納箱本体40が吊り上げられると、底蓋42が、傾斜角度(角β)(例えば、20°)で開放される。
次に、上記廃材ボックス10を用いて廃材を車両に積み込む作業の手順について説明する。
まず、廃材58を内部に収容した廃材ボックス10を、吊上げ装置で吊り上げて、廃材収集用トラック60の荷台まで運搬して載置する(図6A)。この際、吊上げ装置の第1及び第2ワイヤ26,28は摺動棒部材16,18のワイヤ付替用可動吊部材B,B’に接続され、吊上げ装置の第3及び第4ワイヤ30,32は、筒状収納箱本体12の固定吊部材C,C’に接続される。
続いて、作業員62が、廃材収集用トラック60の荷台上で、吊上げ装置の第1及び第2ワイヤ26,28を、ワイヤ付替用可動吊部材B,B’に代えて、ワイヤ付替用固定吊部材A,A’に接続する(図6B)。
続いて、作業員62が廃材収集用トラック60から降りた後、廃材ボックス10を、吊り上げる。この際、摺動棒部材16,18が下降して底蓋14が所定傾斜角度で開放した状態で吊り上げられて、廃材58が排出される(図6C)。
続いて、底蓋14が開放した状態で吊り上げられた廃材ボックス10を廃材収集用トラック60の荷台上に着地させて底蓋14を閉塞する。次に、作業員62が、廃材収集用トラック60の荷台上で、吊上げ装置の第1及び第2ワイヤ26,28を、ワイヤ付替用固定吊部材A,A’に代えて、ワイヤ付替用可動吊部材B,B’に接続する(図6D)。その後、吊上げ装置で廃材ボックス10を吊り上げて、廃材収集用トラック60の外(元の位置)まで運搬する。これにより、廃材の車両積み込み作業が完了する。
なお、廃材収集用トラック60に積載された廃材58の量が多く、廃材ボックス10を廃材58排出後に廃材収集用トラック60の荷台に再び載置することが困難な場合には、底蓋14が開放した状態で吊り上げられた廃材ボックス10を、廃材収集用トラック60上から移動させて廃材収集用トラック60の荷台以外の場所に着地させてもよい。
このように、廃材ボックス10を用いることにより、極めて容易に廃材58の排出を行うことができる。また、床面に着地させた底蓋14を徐々に開放して廃材58を排出することから、廃材58の飛散を抑制して排出することができ、安全である。
本発明の廃材ボックスは、廃材の運搬に利用できるものであることから、産業上有用である。
10 廃材ボックス
12 筒状収納箱本体
14 底蓋
16 摺動棒部材
18 摺動棒部材
20 ヒンジ部
22 脚部
24 カバー
26 第1のワイヤ
28 第2のワイヤ
30 第3のワイヤ
32 第4のワイヤ
34 ストッパー係止部
36 被ストッパー係止部
38 廃材ボックス
40 筒状収納箱本体
42 底蓋
44 摺動棒部材
46 摺動棒部材
48 位置調整孔
50 位置調整孔
52 ストッパー係止部
54 被ストッパー係止部
56 係止棒
58 廃材
60 廃材収集用トラック
62 作業員
A ワイヤ付替用固定吊部材
A’ ワイヤ付替用固定吊部材
B ワイヤ付替用可動吊部材
B’ ワイヤ付替用可動吊部材
C 固定吊部材
C’ 固定吊部材

Claims (5)

  1. 吊上げ装置のワイヤで吊り上げてその内部に収容された廃材を運搬すると共に、その底蓋を開放して廃材を排出する廃材ボックスであって、
    その前方両角部の上端部に固定され、その上端よりも上方に開口又はフック部材を具備するワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’と、その後方両角部上端部に固定され、その上端よりも上方に開口又はフック部材を具備する固定吊部材C及び固定吊部材C’とを具備する四角筒状収納箱本体と、
    前記四角筒状収納箱本体の底部の後端に接続され、該底部の後端を支点として下方に回動自在な1枚の底蓋と、
    前記底蓋の前方両角部にその後端部がそれぞれ固定されると共に、その先端部にそれぞれ開口又はフック部材を有するワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’を具備する、前記四角筒状収納箱本体の前方両角部側面に沿ってそれぞれ上下に摺動自在な2本の摺動棒部材と、
    を備え、
    前記摺動棒部材は、上限位置において、その先端部のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’の開口又はフック部材が、前記四角筒状収納箱本体の上端よりも上方、かつワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’の開口又はフック部材に隣接するように設けられており、
    前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記摺動棒部材のワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に接続されると共に、前記第1及び第2のワイヤ以外のワイヤが前記固定吊部材C及び固定吊部材C’に接続されて、前記四角筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記底蓋が閉塞した状態で吊り上げられ、
    前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’に代えて前記ワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続されて、前記四角筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記摺動棒部材が下降して前記底蓋が20°以上60°未満の傾斜角度で開放した状態で吊り上げられる
    ことを特徴とする廃材ボックス。
  2. 前記摺動棒部材が摺動する四角筒状収納箱本体の前方両角部側面の底部又は中間部にストッパー部が設けられており、
    前記吊上げ装置の第1及び第2のワイヤが前記ワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に接続されて、前記四角筒状収納箱本体が吊り上げられる際、前記摺動棒部材の下降がストッパー部で制限され、前記底蓋が所定傾斜角度で開放されることを特徴とする請求項記載の廃材ボックス。
  3. 前記摺動棒部材が、カバーで覆われていることを特徴とする請求項1又は2記載の廃材ボックス。
  4. 前記請求項1~のいずれか記載の廃材ボックスを、吊上げ装置のワイヤで吊り上げて車両上に運搬し、該車両上で前記廃材ボックスの底蓋を開放することにより廃材を排出することを特徴とする廃材の車両積み込み方法。
  5. 前記吊上げ装置のワイヤをワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’並びに固定吊部材C及び固定吊部材C’に接続し、廃材ボックスを底蓋を閉塞した状態で吊り上げて車両上に運搬し、
    前記車両上で、吊上げ装置の第1及び第2のワイヤを、ワイヤ付替用可動吊部材B及びワイヤ付替用可動吊部材B’からワイヤ付替用固定吊部材A及びワイヤ付替用固定吊部材A’に付け替え、廃材ボックスを吊り上げて底蓋を開放することにより廃材を排出することを特徴とする請求項記載の廃材の車両積み込み方法。
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