JP3198010U - 転写シート切断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被装飾部材の底表面部と縦、横の立上り部の三面が丸みを帯びて交差する曲面角部があっても、昇華転写の抜けが生じにくい転写装飾のための転写シート切断装置に関する。【解決手段】 被装飾部材1の底表面角部において、底表面部2より立ち上がる縦立ち上がり部3と横立ち上がり部4に対応して展開した転写シート5のその底表面対応部12と縦立上り対応部13、横立上り対応部14を連接させると共に、縦立上り対応部13と横立上り対応部14との間に切込み6を設け、一方、縦立上り対応部13からはそれを起ち上げた際に縦立上り部3の端部より突出する舌部7を設けてカットするための一連のカット刃30であって、上記舌部7の底表面部2より遠ざかる縁部に対応して切り込み8を施すための補助刃18を施して目的を達成できた。【選択図】図1

Description

本考案は、例えばスマートフォンやタブレットのような薄型電子機器の浅い角皿形状のケース(又はカバー)において、3面が湾曲して交差する角部であっても、模様が欠落することなく転写装飾できる湾曲角部の転写装飾方法に使用する転写シート切断装置に関するものである。
例えばスマートフォンやタブレットのような薄型電子機器のケースの装飾は、成形時に同時に行うのが簡単であるが、少量の模様を多種用意して、ユーザーの様々な要望に対応するのには不向きである。
このような要望に応えるものとして昇華タイプの転写方法は、転写シートを少量印刷して簡単に必要な数量の装飾を施す手段としては最適である。そしてそのためには伸縮性の大きな樹脂ベースの転写シートを使用すれば良いが、樹脂ベースの転写シートはコストが高いので、安価な紙ベースの転写シートを使いたい要望が高い。ところが、紙ベースのものは安価であるが、伸びが殆どないため、三面が湾曲して交差する湾曲角部には追従し切れず、破れやすく、熟練工であっても歩留まりが悪く、コストの低減に繋がりにくい欠点があった。即ち、角部に経験と勘により切込みを入れ、それをピンセットなどの治具で摘まんで処理するのであるが、カット作業が極めて繊細である上に、カット後においても、貼付けの納まりが悪くなると、模様が欠落した分が生じたり、ずれたりして、商品価値が低下しやすい欠点があった。
http://www.sanryu.com/print/3d_system.htm(三次曲面 昇華転写システムの概略説明)
本考案は、スマートフォンやタブレットのような薄型電子機器の薄い角皿形状のケースの、曲面が三方向から交差する角部で、安価な紙ベースの転写シートを使っても、簡単にカットでき、模様が欠落することなく転写装飾できる湾曲角部の転写装飾方法に使用する転写シート切断装置に関するものである。
本考案は、第1には、薄い角皿形状の被装飾部材1の底表面角部において、底表面部2より立ち上がる縦立ち上がり部3と横立ち上がり部4に対応して展開した転写シート5のその底表面対応部12と縦立上り対応部13、横立上り対応部14を連接させると共に、縦立上り対応部13と横立上り対応部14との間に切込み6を設け、一方、縦立上り対応部13からはそれを立上げた際に縦立上り部3の端部より突出する舌部7を設けるもので、これらを転写シート5からカットするための一連のカット刃30を基台31より突設し、上記舌部7の底表面部2より遠ざかる縁部に対応して切り込み8を施すための補助刃18を併せて施したものである。また第2には、舌部7を、縦立ち上がり部13に代えて、横立上り対応部14の端部より突出させたものであり、更に第3には、舌部7を切込み8を施すための補助刃18を1つの舌部7に対して複数列施したことである。
本考案は、舌部7に切込み8を施すための補助刃18を施してあるので、この切込み8のところで互いその先端部が重なって無理なく丸みに追従して密着するため、欠落することなく、丸みがあってもスムーズに追従して転写装飾が行えるのであるが、そのための転写シート5のカットを含めて一気に1工程で切り抜くことができる。
このような局面では、従来、一般に転写シートの基材をエラストマーや柔軟な合成樹脂フィルムを使うことにより対応することが考えられるが、本考案では高価な転写シートを使用せず、安価な紙ベースの転写シートを用いても無理なく曲面の印刷を歩留まり良く行えるので、コストを低減させることができる。従って、平面や2次的な曲面用の転写シートをそのまま3次的な曲面を有する被装飾部材であっても、材料を変更することなく同様に使用できる。
そして、そのようなカットは、レーザービームでも行うことは勿論可能であるが、それなりの高価な装置を要するが、本考案では、簡単な打ち抜き刃(所謂トムソン刃)であるので、装置のコストも安価な上、作業も転写シート5に宛てがって叩くだけで良いので、作業も簡単であり、カットされた転写シート5は、舌部7に切込み8が施され、これにより、熟練を要することなく、初心者であっても簡単かつ正確に角部に追従させて貼付け、転写を施すことができて、作業工程の向上を図ることができる。
本考案にあって、転写シート5は適宜基材、例えば紙や合成樹脂シートの基材に公知の昇華転写印刷で適宜の装飾を印刷したもので、図1のようにプレカットされる。そして本考案は所謂トムソン刃と称されるタイプのもので、図示のプレカットは、被装飾部材1がスマートフォン用のハードケースの装飾用の例を示す。
図の被装飾部材1は、見えない下面が装飾対象の底表面部2であり、図の底表面部2の相対向する長辺には縦立上り部3、3が立上り、それと直交して横立上り部4が形成されているが、それぞれの境界付近は丸みを帯びた局面で連なっている。幾つかの穴は、スイッチボタン、カメラレンズ、端子接続等のためのものである。
これに対してプレカットされた転写シート5は、底表面対応部12の四周に縦立上り対応部13、13、横立上り対応部14、14が連出され、縦立上り対応部13と横立上り対応部14との間には切欠6が施される。また縦立上り対応部13の端部からは舌部7が連出され、この舌部7の外縁には複数の切込み8、8・・・が施されている。これらのプレカットは、カット刃30の打ち抜きにより形成される。カット刃30は基板31に所定の高さで刃が一筆書きのように刃部、即ち、縦立上り切断刃部23、横立上り切断刃部24、切欠切断刃部26、舌部切断刃部27が連なって形成され、且つ、舌部切断刃部27には切込み8のための補助刃18が1又は複数個施されている。そして、転写シート5は図2のように適宜作業台に1枚ずつ或いは数枚まとめて載せられ、本考案の切断装置を上方より矢印のように押し込んでプレカットされる。そして、舌部7に切込み8、8・・・が補助刃18、18・・・により、転写シート5のプレカット時に同時に施される。
本考案装置によりプレカットされた転写シート5は被装飾部材1の底表面部2に被せ、適所を折り曲げて仮止めした状態で加熱手段20を有する炉21に収納する。この時、被装飾部材1は下方を置台32上の保持台33に固定し、必要に応じて下方の吸引孔34より減圧して転写シート5を被装飾部材1の底表面部2に密着さえ、この状態で加熱保持し、転写シート5の図柄が被装飾部材1の底表面に昇華転写される。
ここで切欠6は転写シート5の底表面対応部12より縦立上り対応部13と横立上り対応部14をそれぞれ被装飾部材1の底表面から縦立上り部3、横立上り部4に無理なく湾曲させて追従させるためのものであり、舌部7とその切込み8は、更に縦立上り部3と横立上り部4の湾曲角部に縦立上り対応部13と横立上り対応部14を一部を互いに襞が重なるように重畳させて密着させ、浮いたり外れたりしないように三方から湾曲が交差する角部を確実に追従して覆い、転写装飾できるものである。ここで切込み8を舌部7の複数個所に施しておくと、三方からの湾曲の連なりの曲率半径が小さなものであっても、対応が可能となる。
また、上記例では、舌部7は縦立上り対応部13より連出した例を示したが、横立上り対応部14より連出させても良く、更には、縦立上り対応部13から連出する舌部7と、横立上り対応部14より連出する舌部7を混在(例えば交互に配置)させても構わない。
本考案は、三方から湾曲が連なって交差する角部を有する被装飾部材1の底表面部2を、基材が樹脂フィルムのように三次元凸部に沿って伸びるものではなく、伸びにくい紙基材の転写シート5を使う昇華転写であっても、その丸みを帯びた湾曲角部を、模様の欠けを生じることなく、美麗に装飾できるものであって、被装飾部材1としては、スマートフォンのハードケースの他、タブレット等の薄型電子機器のハードケース、その他立体的で湾曲部が入組んだ物品等の装飾を簡単に行えるものであって、殊に多品種少量のオンデマンドに好適であり、しかもプレカットは所謂トムソン型刃で行うので、熟練工でなくても歩留まり良く処理ができる。
尚、加工対象は上記では、スマートフォンのケースの装飾のためのものを例示したが、それに限定されるものではなく、三面が湾曲して連なる湾曲角部を有するものの転写シートによる装飾全般に活用できるものである。
本考案の一実施例の被装飾部材とプレカットした転写シートの概略斜視図。 同上のプレカットの一部断面とした概略観念図。 同上の転写の概略概念図。 同上の被装飾部材と転写シートの曲面部の位置関係を示す斜視図。 同上の被装飾部材と転写シートの曲面部の転写前の位置合わせの概略斜視図。 同上の作用説明図。
1は被装飾部材、2は底表面部、3は縦立上り部、4は横立上り部、5は転写シート、6は切欠、7は舌部、8は切込み、12は底表面対応部、13は縦立上り対応部、14は横立上り該当対応部、18は補助刃、30はカット刃である。

Claims (3)

  1. 浅い角皿形状の被装飾部材1の底表面角部において、底表面部2より立ち上がる縦立ち上がり部3と横立ち上がり部4に対応して展開した転写シート5のその底表面対応部12と縦立上り対応部13、横立上り対応部14を連接させると共に、縦立上り対応部13と横立上り対応部14との間に切込み6を設け、一方、縦立上り対応部13からはそれを起ち上げた際に縦立上り部3の端部より突出する舌部7を設けてカットするための一連のカット刃30を基台31より突設し、上記舌部7の底表面部2より遠ざかる縁部に対応して切り込み8を施すための補助刃18を施して成る転写シート切断装置。
  2. 浅い角皿形状の被装飾部材1の底表面角部において、底表面部2より立ち上がる縦立ち上がり部3と横立ち上がり部4に対応して展開した転写シート5のその底表面対応部12と縦立上り対応部13、横立上り対応部14を連接させると共に、縦立上り対応部13と横立上り対応部14との間に切込み6を設け、一方、横立上り対応部14からはそれを起ち上げた際に横立上り部4の端部より突出する舌部7を設けてカットするための一連のカット刃30を基台31より突設し、上記舌部7の底表面部2より遠ざかる縁部に対応して切り込み8を施すための補助刃18を施して成る転写シート切断装置。
  3. 切込み8を施すための補助刃18を1つの舌部7に対して複数列施した請求項1又は2に記載の転写シート切断装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106607956A (zh) * 2015-10-26 2017-05-03 安徽港源家居工艺品有限公司 一种刀模
JP2020152190A (ja) * 2019-03-19 2020-09-24 スズキ株式会社 車両ルーフ周辺構造、車両ルーフ用加飾フィルム、車両ルーフ用加飾フィルムを備えた移動体、及び、加飾フィルムの貼付方法
KR20220051551A (ko) * 2020-10-19 2022-04-26 부성에버텍(주) 자동차용 채널 커버 제조를 위한 지그

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