JP3197554U - 包装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器に盛込まれた内容物がフィルムの張力で傷付けられないようにした包装装置を提供する。【解決手段】フィルムFの両端部を掴んで内容物Pの上方から内容物Pが盛込まれた箱形の容器Tに被せフィルムFの粘着材の積層部分を容器Tの外側面まで移動させるフィルム被せ機構と、容器Tの外側面に対し進退してフィルムFの粘着材の積層部分を押付けるフィルム貼着機構とが一体化されたフィルム被せ貼着機構1を備えている。フィルム被せ貼着機構1の下方に内容物Pが盛込まれた容器Tを供給する容器供給ライン2が配設されている。容器供給ライン2はフィルム被せ貼着機構1の直下部分で降下可能に弾性支持する弾性支持機構6によって支持されている。【選択図】図1

Description

本考案は、箱形の容器(トレイ)に盛込まれた内容物にフィルムを被せて容器に貼着する包装装置に係る技術分野に属する。
最近、内容量の充実を強調するため等の目的で、箱形の容器に対して上縁から突出する高さまで内容物を盛込むことが行われるようになってきている。この盛込みタイプの箱詰(荷詰)については、内容物の脱落を防止するため、内容物にフィルムを被せてフィルムの端部を容器の外側面に貼着する包装が行われている。なお、フィルムとしては、容器の外側面に当接される両端縁に粘着材を積層させたものが提供されている。
この包装では、内容物がイチゴ,サクランボのような傷付きやすい果物等である場合、フィルムが内容物に無用のテンションを掛けることがないようにしなければならない。このため、手作業による包装を実施しているという現状がある。そこで、盛込みタイプの箱詰の包装の煩雑な手作業を解消することができるように包装を自動化する技術の開発が要望されている。
従来、盛込みタイプの箱詰の包装を自動化することを指向した技術としては、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。
特許文献1には、フィルムの両端部を掴んで内容物の上方から内容物が盛込まれた容器に被せフィルムの粘着材の積層部分を容器の外側面まで移動させるフィルム被せ機構と、容器の外側面に対し進退してフィルムの粘着材の積層部分を押付けるフィルム貼着機構とを備えた包装装置が記載されている。
特許文献1に係る包装装置は、フィルム被せ機構とフィルム貼着機構とによって従来の包装の手作業を代行させることで、盛込みタイプの箱詰の包装の手作業を不要にするものである。
特開平11−29111号公報
特許文献1に係る包装装置では、フィルム被せ機構,フィルム貼着機構が設定された定位置で動作することから、内容物がフィルムの張力で傷付いてしまうことがあるという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、内容物がフィルムの張力で傷付くことのない包装装置を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る包装装置は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、フィルムの両端部を掴んで内容物の上方から内容物が盛込まれた箱形の容器に被せフィルムの粘着材の積層部分を容器の外側面まで移動させるフィルム被せ機構と、容器の外側面に対し進退してフィルムの粘着材の積層部分を押付けるフィルム貼着機構とを備えた包装装置において、フィルム被せ機構,フィルム貼着機構の下方に内容物が盛込まれた容器を供給する容器供給ラインが配設され、容器供給ラインはフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の直下部分で降下可能に弾性支持する弾性支持機構によって支持されていることを特徴とする。
この手段では、容器供給ラインが弾性支持機構によって支持されることで、容器に盛込まれた内容物に掛かるフィルムの張力を吸収することができる。
また、請求項2では、請求項1の包装装置において、容器供給ラインには容器の大きさを検出する容器検出手段が設けられ、フィルム被せ機構,フィルム貼着機構には容器検出手段で検出した容器の大きさに対応して各駆動時間を調整する制御部が接続され、制御部には各大きさの容器についてのフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の駆動時間を数値入力可能な入力部が接続されていることを特徴とする。
この手段では、容器検出手段で検出した容器の大きさに対応して予め入力されているフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の駆動時間を制御部が選択することで、大きさの異なる容器が不規則的に投入されてもフィルムを容器の大きさに対応した適正な位置に被せたり貼着したりすることができ、フィルムに無用の張力を発生させることがない。
本考案に係る包装装置は、容器供給ラインが弾性支持機構によって支持されることで、容器に盛込まれた内容物に掛かるフィルムの張力を吸収することができるため、内容物がフィルムの張力で傷付くことがない効果がある。
また、請求項2として、容器検出手段で検出した容器の大きさに対応して予め入力されているフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の駆動時間を制御部が選択することで、大きさの異なる容器が不規則的に投入されてもフィルムを容器の大きさに対応した適正な位置に被せたり貼着したりすることができ、フィルムに無用の張力を発生させることがないため、内容物がフィルムの張力で傷付くことがない効果がより高められる効果がある。
本考案に係る包装装置を実施するための最良の形態の正面図である。 図1の要部の拡大された側面図である。 図1の制御のブロック図である。
以下、本考案に係る包装装置を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
この形態では、両端部付近に帯状に接着剤が塗着されてロール状に巻回されたフィルムFを使用するに好適なものを示してある。また、容器Tについては、合成樹脂材で成形されたほぼ直方体の上部開放の箱形を対象としている。また、内容物Pについては、小塊状のもので容器Tの上縁から少しの高さまで突出して盛込まれる場合を想定している。
この形態は、フィルム被せ貼着機構1,容器供給ライン2,容器検出機構3,制御部4,入力部5,弾性支持機構6を主要部として構成されている。
フィルム被せ貼着機構1は、図2に詳細に示されるように、フィルム被せ機構とフィルム貼着機構とが一体化されてなるもので、動作端末部がフィルムFを掴み着脱する上爪11,下爪12で構成されている。上爪11は、軸11aに容器Tの外側面にフィルムFを押圧するパッド11bが回動可能に支持されて、パッド11bが容器Tの外側面の傾斜に追従して正対する姿勢しフィルムFに対する押圧力を効率的に作用させるようになっている。下爪12は、L字形に形成されて上爪11に対して嵌合着脱されるようになっている。これ等の上爪11,下爪12は、左右(フィルムFの幅方向)に1対配置されている。これ等の上爪11,下爪12については、上爪11に対して下爪12を上下方向に嵌合着脱移動させるシリンダ,モータ等の第1駆動部13と、1対の上爪11,下爪12を左右方向に接近,離間移動させるシリンダ,モータ等の第2駆動部14と、上爪11,下爪12を一体的に上下方向に昇降移動させるシリンダ,モータ等の第3駆動部15と、上爪11,下爪12を一体的に横方向(フィルムFの長さ方向)に移動させるシリンダ,モータ等の第4駆動部16とが連結されている。
容器供給ライン2は、フィルム被せ貼着機構1の下方にフィルムFの長さ方向(ロールからの引出し方向)に沿って配設されてなるもので、容器Tを上に載せて搬送するベルトコンベアからなる。この容器供給ライン2は、フィルム被せ貼着機構1の直下に配置されて駆動時間が調整される調整供給ライン21と、調整供給ライン21よりも搬送上流側にあって定速で連続的に駆動される定速供給ライン22とからなる。
容器検出機構3は、容器Tの大きさを検出する起伏スイッチからなるもので、容器供給ライン2の定速供給ライン22の中途部に配置されて搬送される容器Tとの接触でON,OFF切換えがなされる第1スイッチ31と、容器供給ライン2の調整供給ライン21の定速供給ライン22寄りに配置されて搬送される容器Tとの接触でON,OFF切換えがなされる第2スイッチ32とからなる。
制御部4は、マイクロプロセッサを内蔵して装置各部を制御するもので、容器検出機構3の第1スイッチ31,第2スイッチ32のON,OFF切換えの間隔から容器Tの大きさを判定する機能を有するとともに、少なくともフィルム被せ貼着機構1の第2駆動部14,第3駆動部15と容器供給ライン2の調整供給ライン21の駆動部との駆動時間を調整する機能を有している。
入力部5は、図3に示すように、制御部4に接続されたタッチパネルからなるもので、少なくともフィルム被せ貼着機構1の第2駆動部14,第3駆動部15と容器供給ライン2の調整供給ライン21の駆動部との駆動時間を数値入力(秒数)することができるようになっている。
弾性支持機構6は、容器供給ライン2の調整供給ライン21の搬送上流側に調整供給ライン21を回動可能に支持する支持軸61を設け、容器供給ライン2の調整供給ライン21の搬送下流側に調整供給ライン21を弾性で下支えするバネ材62を設けてある。
この形態を稼働させるに際には、使用される各種大きさの容器Tを容器供給ライン2に搬送させて、それぞれコードを付する等して識別させる。そして、各コードについて、入力部5から、少なくともフィルム被せ貼着機構1の第2駆動部14,第3駆動部15と容器供給ライン2の調整供給ライン21の駆動部との駆動時間を数値入力する。この駆動時間の数値については、複数回試験稼働させて最も好適な値を得るようにする。
この形態によると、容器供給ライン2で搬送されてくる内容物Pが盛込まれた容器Tを容器検出機構3によって検出し制御部4が大きさを判定する。そして、制御部4が判定した容器Tの大きさに対応したフィルム被せ貼着機構1の第2駆動部14,第3駆動部15と容器供給ライン2の調整供給ライン21の駆動部との駆動時間を指示することになる。
この結果、図2に示すように、フィルム被せ貼着機構1の第2駆動部14,第3駆動部15駆動によって、フィルム被せ貼着機構1の上爪11のパッド11bが容器Tの外側面の好適な位置Xに精密に当接され好適な押圧力でフィルムFを貼着することになる。即ち、フィルムFに無用の張力を発生させることがない。
また、弾性支持機構6は、フィルム被せ貼着機構1によって内容物Pが盛込まれた容器Tにフィルムfが被せ貼着される際に、容器供給ライン2の調整供給ライン21がシーソーのように回動して、内容物PにフィルムFの張力が必要以上に掛かるのを防止することができる。
この結果、フィルムFによる容器Tに盛込まれた内容物Pの傷付きが避けられる。
さらに、この形態では、図1に示すように、容器供給ライン2の調整供給ライン21の駆動によって、容器Tの搬送方向の中心線aがフィルムFを掴んでロールから引出しているフィルム被せ貼着機構1の上爪11,下爪12の搬送方向の中心線bに精密に一致される。即ち、容器Tの搬送方向でのフィルムFの貼着の位置ずれが防止されることになる。
また、前述の容器Tの外側面の好適な位置Xに向けた貼着によっても、容器Tの上下方向でのフィルムFの貼着の位置ずれが防止され、しかも押圧力不足で貼着不良が生じたり押圧力過多で容器Tを損傷することがなくなる。
従って、この形態によると、大きさの異なる容器Tが不規則的に投入されてもフィルムFを容器Tの大きさに対応した適正な位置に被せたり貼着したりすることができ、フィルムFによる包装が確実になる。即ち、容器の大きさに対する汎用性が備えられる。
以上、図示した形態の外に、容器検出機構3を光学的構成のものとすることも可能である。
本考案に係る包装装置は、繊細な電子デバイス等の包装等にも適用が可能である。
1 フィルム被せ貼着機構
2 容器供給ライン
3 容器検出機構
4 制御部
5 入力部
6 弾性支持機構
F フィルム
P 内容物
T 容器

Claims (2)

  1. フィルムの両端部を掴んで内容物の上方から内容物が盛込まれた箱形の容器に被せフィルムの粘着材の積層部分を容器の外側面まで移動させるフィルム被せ機構と、容器の外側面に対し進退してフィルムの粘着材の積層部分を押付けるフィルム貼着機構とを備えた包装装置において、フィルム被せ機構,フィルム貼着機構の下方に内容物が盛込まれた容器を供給する容器供給ラインが配設され、容器供給ラインはフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の直下部分で降下可能に弾性支持する弾性支持機構によって支持されていることを特徴とする包装装置。
  2. 請求項1の包装装置において、容器供給ラインには容器の大きさを検出する容器検出手段が設けられ、フィルム被せ機構,フィルム貼着機構には容器検出手段で検出した容器の大きさに対応して各駆動時間を調整する制御部が接続され、制御部には各大きさの容器についてのフィルム被せ機構,フィルム貼着機構の駆動時間を数値入力可能な入力部が接続されていることを特徴とする包装装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021149276A1 (ja) * 2020-01-23 2021-07-29 エムケー技研株式会社 包装装置

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