JP3196749U - かぎ針 - Google Patents

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Abstract

【課題】子供、高齢者、あるいは怪我をしている人等、手指に十分に力が入らない人が、通常通りに編み物を行うことができるかぎ針を提供する。【解決手段】扁平の棒状グリップ2と、グリップの一端から伸びた針3を有するかぎ針1であって、針の先端に形成されたフック4は、扁平の棒状グリップの扁平面に対して垂直方向に針を曲げて形成され、さらに、扁平の棒状グリップの端部付近は棒状グリップの扁平面に対して針と同じ方向に曲げて形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は手指の力が弱くても、使い勝手がよいかぎ針に関する。
両かぎ針の使用に適切な、木製又は合成樹脂製の、中間部に窪みを設けて略扁平としたグリップを提供することにより、両かぎ針の持ち易さ, 使い易さを良好にし、長時間の使用における疲れを少なくした両かぎ針は特許文献1に記載されているように公知である。
かぎ針の基端部を、平たい棒形状よりなるグリップ付きかぎ針とすることにより、使用時に手の滑りを防止し、手の疲れ感と痛症を緩和させることができるグリップ付かぎ針は、特許文献2に記載されているように公知である。
手の指で掴む軸部に、弾力性がある筒状体を離脱可能に嵌着保持してなり、そのかぎ針を手の指で掴みやすくしてなるかぎ針は特許文献3に記載されているように公知である。
手で把持する部分に対して、かぎ針を左右又は内外に向けて角度を付けて設けることにより、編み物をする際の手の回転を小さくでき、肩こりを解消できることは特許文献4に記載されているように公知である。
また、編物用針において、係合凹角部が針棒本体の外周の長手方向延長線上又はそれより外側に位置せしめ、かつ鈎部突端と屈曲基点とを結ぶ線が上記針棒本体外周の長手方向延長線と交角30°以内で交叉させることにより、手指の疲労を防止し、ひいては糸の繰りの強弱の発生を防止することは、特許文献5に記載されているように公知である。
さらに、指先より先端鉤部が突出するように指に沿わせることができる鉤針本体と、この鉤針本体の指に沿う部位に取付けられた指に着脱可能に取付けることができる支持具とからなることを特徴とする鉤針とすることにより、指先を自由に動かせなかったり、力が入らなかったりする人でも、編み物をすることができる鈎針は、特許文献6に記載されているように公知である。
実用新案登録第3114141号公報 特表2013−522488号公報 特開平10−131003号公報 実開昭55−127793号公報 実開昭53−083767号公報 特開2001−248041号公報
本考案は、子供、高齢者、あるいは怪我をしている人等、手指に十分に力が入らない人が、通常通りに編み物を行うことを課題とする。
1.扁平の棒状グリップと、該グリップの一端から伸びた針を有するかぎ針であって、該針の先端に形成されたフックは、該扁平の棒状グリップの扁平面に対して垂直方向に該針を曲げて形成され、さらに、該扁平の棒状グリップの端部付近は棒状グリップの扁平面に対して該針と同じ方向に曲げて形成されているかぎ針。
2.該扁平の棒状グリップの扁平面に突起部を設けてなる1に記載のかぎ針。
3.該扁平の棒状グリップに、指を挿入して指にかぎ針を固定させるための環状部を設けてなる1又は2に記載のかぎ針。
本考案によれば、かぎ針の棒状グリップを扁平形状とし、かつ該棒状グリップの長さ方向に直角の方向に対して、針とフックを曲げて形成するため、子供や高齢者、あるいは怪我等をして、手指の動きが不自由な人が、編み物をより簡単にかつ手指に大きな負担を掛けることなく行うことができ、子供や高齢者等の力が弱い人や、怪我等により手指の動きが不自由な人でも、確実に編み物を行うことができるという効果を有する。
また扁平の棒状グリップの扁平面に突起部を形成させることによって、使用時に毛糸を一時的に該突起部に係止させることができるので、編み物を行うときに毛糸を一時的に固定させるために、指先にて毛糸をかぎ針に押さえ付ける必要がなく、そのため、押さえつけるために必要な力を不要とすることができるので、手指の疲労を和らげることができる。
さらに、該扁平の棒状グリップに指にかぎ針を固定させるための環状部を設けておくと、該扁平グリップに指を挿入でき、指にかぎ針を固定させることができるため、かぎ針を把持するために必要な力を削減させることができる。
本考案のかぎ針の正面図。 本考案のかぎ針の背面図。 本考案のかぎ針の側面図。 本考案のかぎ針を使用する際の模式図。
本考案のかぎ針は、周知のかぎ針と同じ用途に使用されるものであり、毛糸の太さも、編み物用の毛糸として公知の太さの毛糸を編む際に使用される。また、特に子供、高齢者、及び怪我人等の手指の力が弱い人が編み物をする際に適している。
本考案のかぎ針は、基本的に扁平の棒状グリップと針から形成される。
扁平の棒状グリップとしては、合成樹脂、木材、竹材、金属等、手指により把持され、編み物用の針を接続して、編み物を行うに必要な強度を有するものであれば、特に材料を問わないが、手指にて十分に把持し易いことが必要である。
扁平の棒状グリップの形状は、任意の適切な厚さ、太さを有すると共に、該針が接続される側とは反対の側である端部は、下記のように該針の先端部に形成されたフックと同じ側に曲げられる。その結果、該扁平の棒状グリップの端部付近は棒状グリップの扁平面に対して該針と同じ方向に曲げて形成されている。
本考案のかぎ針における針は上記棒状グリップと接続、あるいは一体に形成され、該針は上記棒状グリップの延長線上にまっすぐに伸びる形状でもよく、また、弧を描くような形状でもよい。
また、針の材料としては、上記扁平の棒状グリップにて使用できる材料を採用でき、針の太さやフックの大きさについても、公知のかぎ針における太さや多きさと同程度とすることができる。
本発明において該針が弧を描く形状である場合には、上記該針が棒状グリップに対して接続されることにより、該針の先端に向かうにつれて湾曲する形状を呈する。
該フックは一般のかぎ針の先端のように、該針を曲げて得た形状を有している。ここで該針を曲げて得たフックの形状としては、文字通り該針を曲げて鈎状としてフックとした形状や、該針の先端部を研削することによりフックとした形状や、例えば、金属や樹脂等からなる場合には、最初からフックの形状に成形して得た形状をも包含する。
以下図を示して本考案のかぎ針を説明する。
図1は、本考案のかぎ針1の正面図である。
かぎ針1は扁平の棒状グリップ2と針3を有し、さらに針3の先端にはフック4が形成されている。
図1においては、扁平の棒状グリップ2と針3との境界が曖昧であるが、明確に棒状グリップ2と針3が区別できるように形成されるようにしても良い。
また、これらを製造時に一体に形成しても良く、また別々に製造したものを組み合わせることもできる。図1では扁平の棒状グリップ2から針3にかけて連続して形成される。
また、図示はしていないが、棒状グリップ2に対して針3を着脱可能に設けることができる。着脱可能とすることにより、針を取り替えることができるので、毛糸の太さ等によって適切な大きさのフック4を有する針3を選択し、使用することができる。
図1では、フック4が該扁平の棒状グリップ2の扁平面に対して垂直方向に該針3を曲げて形成されている。
図1では棒状グリップ2の長さ方向に一致する方向に向けて直線状の針3を一体に形成したが、棒状グリップ2の長さ方向に対して、フック4が斜め方向に向くように針3を設けることもできる。棒状グリップ2の長さ方向に一致する方向に向けて直線状の針3を形成すると、右利き及び左利きのいずれの人も共用できる。
該針を曲げる場合において、その曲げる角度としては、扁平の棒状グリップ2の長さ方向に対して5〜40度の範囲とすることが好ましい。使用者が右手にこのかぎ針を持つときには、この図1において扁平の棒状グリップの長さ方向に対して反時計回りに曲げるように変更することになり、使用者が左手にこのかぎ針を持つときには、図1で示す曲げる方向とは反対の反時計回りの方向に曲げることになる。
なお、図1では、該扁平の棒状グリップ2に対して円筒形または環状の指入れ部5が取り付けられているが、取り付けてもよく、また、必ずしも取り付ける必要はない。この指入れ部5を設けることにより、かぎ針の使用者が例えば人差し指と中指を指入れ部に入れることによって、かぎ針が手と一体となり、より弱い力でも、かぎ針を把持、動かして編み物を容易に行うことができる。
この指入れ部5は、該扁平の棒状グリップ2を構成するために上記にて示された材料から形成することができるが、特に指を入れ、かつ指への固定を容易にするために、ゴム状物から形成することが好ましい。
この指入れ部5を取り付ける手段としては、予め扁平の棒状グリップ2とは別に製造しておき、扁平の棒状グリップ2に接着、溶着、ビス留め等の公知の手段により固定することができ、また扁平の棒状グリップ2が金属や樹脂などの溶融できる材料からなる場合には、該扁平の棒状グリップ2の成型と共に最初から一体として成型して得ることもできる。
また棒状グリップ又は指入れ部の一方に穴を設け、他方に穴に嵌合する凸部を設けておき、この穴に凸部を入れることにより、棒状グリップと指入れ部を一体にすることができる。
図1に示した凸部6は、編み物を行うときに毛糸等を一端引っかけておくための凸部である。この凸部6に引っかけられた毛糸は、本来親指等の指先にて毛糸等を押さえることに代えて、かぎ針または手先に一瞬固定される。
このような凸部を設けることによって、手先に力が入りにくくなっても、編み方の種類を増やすことができ、また、より確実に編み物を行うことができる。
なお凸部6を複数設けてもよく、設ける場所も任意であるが、設けないようにすることもできる。設けるときには指やかぎ針の動きを邪魔しないことが必要である。
この凸部6の大きさは使用する毛糸等の太さ等によって決まるが、高さ及び長径(直径)は共に5〜10mm程度とすることが好ましい。
図2は図1で示したかぎ針1を扁平の棒状グリップ2の反対側からみた図である。図2で示される面は使用時において掌及び中指等に接する面であるために、特に凹凸を必要としない。
図3はその側面を示す図である。指入れ部5は図1で示したフック4を有する側とは反対の側に設けられており、側面からみて例えば凸部6をこの位置及び高さで設けても良いことがわかる。
図4は編み物をする際に、本考案のかぎ針1の指入れ部に指を入れることにより、手にかぎ針を固定した状態の図であり、この状態において編み物を行うことになる。親指を扁平の棒状グリップ2の表面において、かぎ針を手に固定しながら編み物を行う。
この図4においては、毛糸を該凸部6に引っかけた状態で、例えば親指にて該凸部6を押さえることによって、凸部6がない場合よりも、さらに弱い力によってかぎ針に毛糸を押さえつける動作をすることが可能になる。
また、指入れ部5により指先にかぎ針を固定することができるので、図4に示されたように親指、中指及び小指を曲げて、棒状グリップを固定してもよいが、これらの指を曲げなくても固定することが可能である。 これにより、親指、中指及び小指が曲げにくくなったときでも、かぎ針を手に固定して毛糸を編むことが可能となる。
本考案は編み物を編むための用具として利用することができる。
1・・・かぎ針
2・・・棒状グリップ
3・・・針
4・・・フック
5・・・指入れ部
6・・・凸部

Claims (3)

  1. 扁平の棒状グリップと、該グリップの一端から伸びた針を有するかぎ針であって、該針の先端に形成されたフックは、該扁平の棒状グリップの扁平面に対して垂直方向に該針を曲げて形成され、さらに、該扁平の棒状グリップの端部付近は棒状グリップの扁平面に対して該針と同じ方向に曲げて形成されているかぎ針。
  2. 該扁平の棒状グリップの扁平面又は該針に突起部を設けてなる請求項1に記載のかぎ針。
  3. 該扁平の棒状グリップに、指を挿入して指にかぎ針を固定させるための環状部を設けてなる請求項1又は2に記載のかぎ針。
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