JP3159428U - 袖返し具 - Google Patents
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Abstract
【課題】短時間で容易に長袖を裏返すことができる袖返し具を提供する。【解決手段】棒2が、細長く、断面が楕円形を成している。棒2は、先端部2aが、先端に向かって徐々に細くなるように形成されている。棒2は、後端部2bの表面2dに、幅方向に伸びる4つの溝2cが形成されている。棒2は、長袖の衣服の袖の内部に挿入して貫通可能になっている。鉤状のフック3が、棒2の先端に設けられている。フック3は、先端が棒2の後端側に向き、棒2の表面2dの側に配置されるよう設けられている。フック3は、棒2の先端を袖の袖ぐりから内部に挿入したとき、袖の袖口を引っ掛け可能になっている。【選択図】図1
Description
本考案は、衣服の袖を裏返すための袖返し具に関する。
長袖の衣服を脱ぐとき、袖を裏返しにして脱ぐことが多い。一般に、裏返された袖を元に戻すには、袖ぐりから裏返された袖に手を入れて袖を引っぱり出したり、裏返された袖を袖ぐりに向かって押し込んだりしている。なお、従来、身につける物を裏返しにするものとして、ゴム手袋の裏返し器が提案されている(例えば、特許文献1参照)が、袖を裏返すものは存在していない。
長袖の袖口を引っぱり出したり、押し込んだりして裏返す方法は、単純ではあるが、以外と手間取るものである。特に、洗濯後の濡れた衣服の袖や子供用の衣服の細い袖を裏返すとき、数が多いときなどには、袖を裏返すのに相当の労力と時間を要するという課題があった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、短時間で容易に長袖を裏返すことができる袖返し具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係る袖返し具は、長袖の衣服の袖の内部に挿入して貫通可能に設けられた棒と、前記棒を前記袖の袖ぐりから内部に挿入したとき前記袖の袖口に引っ掛け可能に前記棒の先端に設けられたフックとを、有することを特徴とする。
本考案に係る袖返し具は、以下のようにして長袖を裏返すことができる。まず、棒を袖ぐりから袖の内部に挿入し、袖を貫通させる。このとき、棒の先端から袖に挿入して、袖口から先端を出す。棒の先端に設けられた鉤状のフックを袖口に引っ掛け、そのまま棒を引っ張って袖ぐりから出す。これにより、フックに引っ掛けられた袖口を袖の内部を通して袖ぐりから出すことができ、長袖を裏返すことができる。
このように、本考案に係る袖返し具は、長袖の袖口を手で引っぱり出したり、手で押し込んだりして裏返す場合に比べて、短時間で容易に長袖を裏返すことができる。また、本考案に係る袖返し具を用いて長袖を裏返すことにより、衣服のしわやよれを直し、洗濯の仕上がりをきれいにすることができる。洗濯後の濡れた衣服の袖や子供用の衣服の細い袖であっても、短時間で容易に裏返すことができる。また、数が多いときであっても、効率よく短時間で容易に裏返すことができる。
本考案に係る袖返し具は、棒の後端部の握りの形状や、握りの部分に設けられた印により、握りを握ったときにフックの向きがわかるよう構成されていることが好ましい。この場合、握りを握っただけでフックの向きがわかり、フックを袖口に引っ掛けやすい。また、本考案に係る袖返し具は、袖の裏返し以外に、ふとんたたきや、洗濯物を干したり収納したりする時などに使用されてもよい。
本考案に係る袖返し具は、前記フックはU字状に折り曲げた管から成り、弾力性を有する線状のスライド部材を有し、前記スライド部材は前記フックの内部にスライド可能に収納されて前記フックの先端孔から突出可能であり、前記フックの先端孔から突出する先端が前記フックの基部側に湾曲するよう付勢されており、操作部を有し、前記操作部は前記スライド部材の後端に取り付けられ、前記スライド部材を前記フックに沿ってスライドさせて前記スライド部材の先端を前記フックの先端孔から進退させるよう前記棒の後端部に設けられていることが好ましい。この場合、操作部を操作してスライド部材の先端を前記フックの先端孔から突出させ、スライド部材で袖口をつかむことができる。このため、袖の裏返し作業を効率よく容易に行うことができる。
本考案によれば、短時間で容易に長袖を裏返すことができる袖返し具を提供することができる。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1および図2は、本考案の実施の形態の袖返し具を示している。
図1に示すように、袖返し具1は、棒2とフック3とを有している。
図1および図2は、本考案の実施の形態の袖返し具を示している。
図1に示すように、袖返し具1は、棒2とフック3とを有している。
図1に示すように、棒2は、細長く、断面が楕円形を成している。棒2は、先端部2aが、先端に向かって徐々に細くなるように形成されている。棒2は、後端部2bの表面2dに、幅方向に伸びる4つの溝2cが形成されている。棒2は、長袖の衣服の袖の内部に挿入して貫通可能な長さおよび太さを有している。
図1に示すように、フック3は、鉤状を成し、棒2の先端に設けられている。フック3は、先端3aが棒2の後端側を向き、棒2の表面2dの側に配置されるよう設けられている。フック3は、棒2の先端を袖の袖ぐりから内部に挿入したとき、袖の袖口を引っ掛け可能になっている。
なお、図1に示す具体的な一例では、棒2は、長さが50cm、幅が2.5cmである。棒2は、木製のほか、樹脂製などいかなる材質から成っていてもよい。フック3は、金属製のほか、樹脂製などいかなる材質から成っていてもよい。
次に、作用について説明する。
袖返し具1は、以下のようにして長袖を裏返すことができる。まず、棒2を袖ぐりから袖の内部に挿入し、袖を貫通させる。このとき、棒2の先端から袖に挿入して、袖口から先端を出す。棒2の先端に設けられた鉤状のフック3を袖口に引っ掛け、そのまま棒2を引っ張って袖ぐりから出す。これにより、フック3に引っ掛けられた袖口を袖の内部を通して袖ぐりから出すことができ、長袖を裏返すことができる。
袖返し具1は、以下のようにして長袖を裏返すことができる。まず、棒2を袖ぐりから袖の内部に挿入し、袖を貫通させる。このとき、棒2の先端から袖に挿入して、袖口から先端を出す。棒2の先端に設けられた鉤状のフック3を袖口に引っ掛け、そのまま棒2を引っ張って袖ぐりから出す。これにより、フック3に引っ掛けられた袖口を袖の内部を通して袖ぐりから出すことができ、長袖を裏返すことができる。
このように、袖返し具1は、長袖の袖口を手で引っぱり出したり、手で押し込んだりして裏返す場合に比べて、短時間で容易に長袖を裏返すことができる。また、袖返し具1を用いて長袖を裏返すことにより、衣服のしわやよれを直し、洗濯の仕上がりをきれいにすることができる。洗濯後の濡れた衣服の袖や子供用の衣服の細い袖であっても、容易に裏返すことができる。特に数が多いときであっても、効率よく短時間で容易に裏返すことができる。袖返し具1は、棒2の後端部2bの握りの部分に設けられた4つの溝2cにより、握りを握ったときにフック3の向きがわかるため、フック3を袖口に引っ掛けやすい。
なお、図2に示すように、袖返し具1は、操作部51と、弾力性を有する線状のスライド部材52を有していてもよい。この場合、フック3はU字状に折り曲げた管から成る。フック3は、湾曲した内側に溝を有する。スライド部材52は、フック3の内部にスライド可能に収納されてフック3の先端3aの孔から突出可能であり、フック3の先端3aの孔から突出する先端がフック3の基部側に湾曲するよう付勢されている。
操作部51は、連結部材53によりスライド部材52の後端に取り付けられ、スライド部材52をフック3に沿ってスライドさせて、スライド部材52の先端をフック3の先端3aの孔から進退させるよう棒2の後端部2bに設けられている。棒2の後端部2bの握りを握って指で操作部51をスライドさせることにより、フック3の内部でスライド部材52をスライドさせ、フック3の先端3aの孔からスライド部材52の先端を突出させることができる。これにより、スライド部材52の先端で袖口をしっかりとつかむことができる。操作部51は片手で操作可能であり、袖の裏返し作業を効率よく容易に行うことができる。
操作部51は、連結部材53によりスライド部材52の後端に取り付けられ、スライド部材52をフック3に沿ってスライドさせて、スライド部材52の先端をフック3の先端3aの孔から進退させるよう棒2の後端部2bに設けられている。棒2の後端部2bの握りを握って指で操作部51をスライドさせることにより、フック3の内部でスライド部材52をスライドさせ、フック3の先端3aの孔からスライド部材52の先端を突出させることができる。これにより、スライド部材52の先端で袖口をしっかりとつかむことができる。操作部51は片手で操作可能であり、袖の裏返し作業を効率よく容易に行うことができる。
1 袖返し具
2 棒
2a 先端部
2b 後端部
2c 溝
2d 表面
3 フック
3a 先端
2 棒
2a 先端部
2b 後端部
2c 溝
2d 表面
3 フック
3a 先端
Claims (2)
- 長袖の衣服の袖の内部に挿入して貫通可能に設けられた棒と、
前記棒を前記袖の袖ぐりから内部に挿入したとき前記袖の袖口に引っ掛け可能に前記棒の先端に設けられたフックとを、
有することを特徴とする袖返し具。 - 前記フックはU字状に折り曲げた管から成り、弾力性を有する線状のスライド部材を有し、前記スライド部材は前記フックの内部にスライド可能に収納されて前記フックの先端孔から突出可能であり、前記フックの先端孔から突出する先端が前記フックの基部側に湾曲するよう付勢されており、
操作部を有し、前記操作部は前記スライド部材の後端に取り付けられ、前記スライド部材を前記フックに沿ってスライドさせて前記スライド部材の先端を前記フックの先端孔から進退させるよう前記棒の後端部に設けられていることを、
特徴とする請求項1記載の袖返し具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001256U JP3159428U (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 袖返し具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010001256U JP3159428U (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 袖返し具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3159428U true JP3159428U (ja) | 2010-05-20 |
Family
ID=54862701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010001256U Expired - Fee Related JP3159428U (ja) | 2010-03-01 | 2010-03-01 | 袖返し具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3159428U (ja) |
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2010
- 2010-03-01 JP JP2010001256U patent/JP3159428U/ja not_active Expired - Fee Related
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