JP3130850U - キャップを有するグリップ付き両かぎ針 - Google Patents

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貞宏 濱中
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ハマナカ株式会社
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Abstract

【課題】軸杆両側端にかぎ針を有する両かぎ針を用いて編成するとき、使用時に危ない針先から身を守ると共に両かぎ針でありながら片かぎの使用感覚で編成を可能にする。
【解決手段】適宜長さの軸杆の両側端にかぎ針2,3を有し、中間部にグリップ4を有する両かぎ針1と、上記グリップ4端より延出する一方の軸杆6とその先端のかぎ針3を包被するに足るキャップ7からなり、キャップ7を装着するとき、グリップ4とキャップ7との連接部が互いに嵌め合い可能で、かつ嵌め合った時、連接部外周が面一をなす一体型に形成されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本考案は持ち易く、使い易いグリップ付き両かぎ針、特にグリップと連接一体型の専用キャップを有するグリップ付き両かぎ針に関するものである。
先端のかぎ部に編糸を引っ掛けて、軸杆側を手で把持し、編み目を形成するかぎ針は従来より手芸編みにおいて広く用いられているが、一般的には金属製軸杆の先端にかぎ部を形成した1本の針構造である。
ところが、近時、上記1本の針構造に対し左右何れからの使用も可能とするため、通常のかぎ針の軸杆と同じ金属製軸杆の両側にかぎ部をかぎ先の向きを同じ、あるいは逆にして形成した両かぎ針が用いられてきた。しかし、上記1本の針構造のものも両端にかぎ部を設けた両かぎ針も手芸操作時、手で持つ位置が金属製で細く、長時間にわたって編むと疲れ易くなる。そこで、手で持つ部分を柄付きとし、使い易くしたものが提案されている。(例えば特許文献1,2参照)
ところが上記提案された柄付きかぎ針は、単に従来の1本構造のかぎ針に柄を付けただけであり、両面かぎ針に柄を付けたものではない。そのため、本出願人は両かぎ針にグリップ(柄)をつけることを見出し、さきに両かぎ針の使用に適切なグリップを提供することにより両かぎ針の持ち易さ,使い易さを良好にし、長時間の使用における疲れを少なくするグリップ付き両かぎ針を提案した。(特許文献3参照)
意匠登録第1097146号公報 意匠登録第1100452号公報 実用新案登録第3114141号公報
しかし、上記提案に係るグリップ付き両かぎ針は初心者でも自然に正しい持ち方ができる三角断面グリップを基本にしてかぎ針編みとレース編みとの微妙な持ち具合や力のかかり具合の差が得られる利点を有している反面、かぎ針が両側に露出している関係上、一方の針使用時に使用されていない側のかぎ針が露出してそのまま残り、危険であると共に、編み操作に支障を与える恐れがあった。
そこで本考案は更に改善を試み、グリップと一体型のキャップの適用を見出すことにより、一方のかぎ針使用時に不使用側かぎ針の針先から身を守り、両かぎ針でありながら完璧に片かぎの如き使用感を実現せしめることを目的とするものである。
即ち、上記目的に適合する本考案は、先ず基本的に、適宜長さの軸杆の両側端にかぎ針を有し、軸杆中間部にグリップを嵌着したグリップ付き両かぎ針と該両かぎ針のグリップ端より延出した一方の軸杆及びかぎ針を包被する足るキャップからなることを特徴とする。
なお、キャップはグリップより延出した両側の軸杆及びかぎ針の包被に共用される。また、グリップとキャップは共に三角形状の断面を有し、キャップをグリップに連接したとき、キャップとグリップとの連接部は互いに嵌め合い可能で、連接部外周を面一面に形成するように構成される。
ここで、グリップの外周は、滑り止め性を有する一方、キャップの外周は滑性を有することが好適である。
また、両かぎ針両端のかぎ部基端の大きさ、換言すれば、針の太さは同じであっても異なるものであっても良い。なお、このかぎ部基端の大きさは通常、かぎ針にあっては2〜6mmであり、レース針にあっては0.9〜1.75mmであり、何れも本考案の含むところである。
なお、両かぎ針の両端のかぎ先の向きは同じでも、逆のものでも同様に本考案に含まれる。
以上の本考案において、グリップと一体型キャップの素材に異なる素材を選択し、グリップは滑り防止性を有する素材,構造とし、キャップ素材はそれとは異なる滑る素材,構造としてグリップとキャップの連接部は面一となっているので編む時に手の上でスライドし易く、キャップを有しないものよりも身に危険を与えることなく片かぎ針の使用感でサクサクと編み進むことができる。
しかも、キャップはかぎ針のどちらの側にも入れ換え装着可能であり、装着し直すことで1つのキャップで両側の号数の針で適宜、編み易さを体感することができる。なお、本考案は通常のかぎ針の外、細いレース針に対しても随時、適用が可能である。
以下、更に添付図面を参照して本考案の具体的形態を説明する。
図1は本考案の基本をなすグリップ付き両かぎ針の1例を示し、図において1は軸杆の両側先端に夫々かぎ針2,3を有する両かぎ針、4は上記該両かぎ針の軸杆中間部に嵌着されたグリップであり、グリップ4は両かぎ針1の軸杆長さ方向中間部に装着され、断面が稍扁平な三角形状又は該扁平な三角形状類似の半円弧状をなし、両側先端に夫々かぎ針2,3を有する軸杆5,6がその両側端より外方へ向け延出されている。なお、図示例においては、両端のかぎ針2,3はかぎ先の向きが同方向となっているが、逆方向であってもよく、特に通常のかぎ針の場合は逆方向が、一方、レース針の場合は同じ方向が好ましい。
しかして、本考案は上記グリップ付き両かぎ針において、図2に示す如くグリップ4の一方に延出された軸杆6とかぎ針3を包被するキャップ7が組み合わされており、図3に示すように右側のかぎ針3とかぎ針3に連続する軸杆6を覆って該キャップ7が装着されてグリップ4の一方端に連接部8において連接されるようになっている。キャップ7はグリップ4と同じ素材でもよいが、通常、グリップ4が把持するのに便利なように木製又は合成樹脂製で滑り止めを施すか、あるいは滑り難い素材を使用することが好ましいのに対し、合成樹脂製、例えばポリプロピレン製の如く比較的表面平滑で滑る素材の使用が編むときに手の上で滑り易く、円滑に編み進める上に好適である。
なお、キャップ7はグリップ4と同じく断面が稍扁平な三角形状、あるいは該形状に類似する半円弧形状に形成されていて、グリップ4との連接部8がグリップ端部に対し互いに嵌まり合う形状で、グリップに連接したとき、面一で一体に連接されるように形成されている。そして、このキャップは両かぎ針のどちらの側にも入れ換え装着可能であり、随時、装着し直し得るようになっている。
かくして上記グリップ4ならびにキャップ7付き両かぎ針は使用にあたって、一方のかぎ針を使用して編成を進めるとき、他方のかぎ針にキャップ7を嵌装着して完璧な片かぎ針と同様な使用感で編成を進めることができ、しかもキャップ装着側はグリップ4と表面が面一となって滑り易くキャップなしの場合よりもよりサクサクと良好に編み進むことができる。
なお、両かぎ針は通常のかぎ針でも該かぎ針より細いレース針でも同様に適用可能であり、また両側のかぎ針が同じ大きさでも異なる大きさでも、あるいは両側のかぎ針のかぎ先の向きが同じ方向でも、逆方向の場合であっても適用可能であり、1つのキャッで両側に適宜装着し直すようにして効率化を図ることができる。
グリップ付き両かぎ針の基本構造の1例を示す概要正面図である。 本考案に係るキャップを有するグリップ付き両かぎ針の1例を示すキャップを分離した状態の概要図である。 キャップを一方のかぎ針に嵌装着した状態の本考案グリップ付き両かぎ針の概要図である。 本考案両かぎ針におけるグリップとキャップの連接部を示す概要図である。
符号の説明
1:グリップ付き両かぎ針
2,3:先端の両かぎ針
4:グリップ
5,6:軸杆
7:キャップ
8:連接部

Claims (10)

  1. 適宜長さの軸杆の両側端にかぎ針を有し、軸杆中間部にグリップを嵌着したグリップ付き両かぎ針と、該両かぎ針のグリップ端より延出した一方の軸杆及びかぎ針を包被するに足るキャップからなることを特徴とするキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  2. キャップがグリップより延出した両側の軸杆及びかぎ針の包被に共用可能である請求項1記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  3. グリップとキャップが共に三角形状の断面を有し、キャップをグリップに連接したときキャップとグリップとの連接部は互いに嵌め合い可能で、連接部外周を面一面に形成する請求項1または2記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  4. グリップ表面が滑り止めを有し、キャップ表面が滑り性を有している請求項1,2または3記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  5. 両かぎ針両端のかぎ部基端の大きさが互いに同じである請求項1〜4の何れか1項に記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  6. 両かぎ針両端のかぎ部基端の大きさが互いに異なる請求項1〜4の何れか1項に記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針
  7. 両かぎ針のかぎ部基端の大きさが2〜6mmである請求項5または6載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  8. 両かぎ針のかぎ部基端の大きさが0.9〜1.75mmである請求項5または6記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  9. 両かぎ針両端のかぎ先の向きが同じである請求項1〜8の何れかの項に記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
  10. 両かぎ針両端のかぎ先の向きが逆である請求項1〜8の何れかの項に記載のキャップを有するグリップ付き両かぎ針。
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