JP3196591B2 - 電子部品の製造装置 - Google Patents

電子部品の製造装置

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恭重 清水
恵一 中尾
康晴 福井
涼 木村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷方式を利用した電子
部品の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】印刷方式を利用した電子部品の製造装置
においては、例えば円柱状の基体に図12に示すような
印刷パターン1が複数個設けられている。
【0003】この印刷パターン1は図12〜図14に示
すごとく複数のセル2を整列して設けることにより形成
されている。
【0004】そしてセル2内に印刷塗料を供給後その上
面に被転写体を押圧ローラによって押し付けることによ
り、被転写体の下面にセル2内の印刷塗料を転写するよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例で問題とな
るのは、被転写体の下面に転写された印刷パターンの外
周の肉厚が不均一になるということであった。
【0006】すなわち、基体上の印刷パターン1は製造
する製品の大きさ仕様によって定められており、この内
に所定の大きさのセル2を一側から適当に配列していた
ので、これらの図12〜図14に示すごとく他側に残っ
た場所には便宜的に小さなセル2aを形成するようにな
っていた。このため印刷パターン1の外周には例えば図
12において上辺と右辺には大きなセル2が設けられ、
下辺と左辺には小さなセル2aが設けられた状態となっ
ており、この結果として被転写体に転写された印刷パタ
ーンの外周の肉厚が不均一になってしまうのであった。
【0007】そこで本発明は、被転写体に転写された印
刷パターンの外周の肉厚が不均一になるのを抑制するこ
とを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、前記基体の印刷パターンは、その外
周部におけるセルの開口面積を、内方のセルの開口面積
よりも小さくし、かつ印刷パターンの外周部におけるセ
ルの深さを、内方のセルの深さよりも浅くしたものであ
る。
【0009】
【作用】以上の手段とすればあらかじめ印刷パターンの
外周部のセルの開口面積を、内方のセルの開口面積より
も小さく設定し、かつ印刷パターンの外周部におけるセ
ルの深さを、内方のセルの深さよりも浅く設定して外周
部におけるセルの大きさの均一化を図っているので、被
転写体に転写された印刷パターンの外周部の肉厚が不均
一になるのを抑制することが出来る。
【0010】
【実施例】図4、図5において、3は基体の一例として
用いた、鉄製で円柱状の転写ローラで、その外周面には
複数の印刷パターン4が設けられている。この転写ロー
ラ3の下部は容器5内の印刷塗料6に浸るように設けら
れ、この転写ローラ3が図4の矢印のごとく回動させら
れれば、それにともなって印刷塗料6が印刷パターン4
の中に充填させられるようになっている。7はドクター
ブレードであり、転写ローラ3外周の余分な印刷塗料6
をかき落すようになっている。一方この転写ローラ3の
上方には被転写体8を移動させるようになっている。す
なわち本実施例で用いた被転写体8はセラミックグリー
ンシートで、それがフィルム9と重合一体化されてお
り、上方の押圧ローラ10と転写ローラ3でこの重合体
を押圧しながら図4の右方に移動させるようになってい
る。この時、図4に示すごとく、印刷パターン4内の印
刷塗料6は被転写体8の下面に転写されるようになって
いる。本実施例で用いた印刷塗料6は導電性塗料となっ
ており、被転写体8への転写後は、例えば、セラミック
コンデンサのごとく重合・焼成され、それによって印刷
パターン11が電極となるのである。
【0011】このような電子部品の電極において重要な
ことは、その外周の肉厚が外周全周に渡って均一になっ
ているということである。つまり、この電極の外周部に
おける肉厚が不均一になると局部的に電気的特性が悪化
する部分が形成され、それが電子部品全体として電気的
特性を不安定にしてしまう。そこで、本実施例では、図
1〜図3に示すごとく、印刷パターン4に設ける複数の
セル12の内、外周部分に設けられるセル12aは内方
のセル12よりも開口面積をあらかじめ小さくするとと
もに、その深さも内方のセル12よりも浅くした。ま
た、内方のセル12は基本的に正方形としたが、図1に
示すごとく、外周の左右上下辺のものは長方形、またコ
ーナ部は小さな正方形としている。従って、この印刷パ
ターン4を用いて、図4の印刷パターン11を形成すれ
ば、この印刷パターン11の外周部の肉厚は全周に渡っ
てほぼ均一なものとなる。
【0012】なお、外周の小さなセル12aと内方の大
きなセル12ともマッチングにより形成したものであ
り、両者の間隔は大きなセル12間と同じものとしてい
る。
【0013】図6〜図8は本発明の他の実施例を示して
おり、この実施例では大きなセル13を45度傾斜させ
るとともに、外周の小さなセル13aをその半分の二等
辺三角形としたものである。
【0014】次に図9〜図11はさらに他の実施例を示
しており、内方の大きなセル14と内方の小さなセル1
4aともピラミッド形の四角錐としたものである。
【0015】なお図1〜図11の15は印刷パターン4
の外周に溝状に形成したフレームである。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、複数のセルの集
合体よりなる印刷パターンを有する基体と、この基体の
前記セル内に印刷塗料を供給する塗料供給手段と、前記
基体の印刷パターン上に被転写体を移動させる移動手段
と、この移動手段により前記印刷パターン上に移動させ
られた被転写体を基体側に押圧する押圧手段とを備え、
前記基体の印刷パターンは、その外周部におけるセルの
開口面積を、内方のセルの開口面積よりも小さくし、か
つ印刷パターンの外周部におけるセルの深さを、内方の
セルの深さよりも浅くしたものである。
【0017】そして以上の手段とすればあらかじめ印刷
パターンの外周部のセルの開口面積を、内方のセルの開
口面積よりも小さく設定し、かつ印刷パターンの外周部
におけるセルの深さを、内方のセルの深さよりも浅く設
定して外周部におけるセルの大きさの均一化を図ってい
るので、被転写体に転写された印刷パターンの外周部の
肉厚が不均一になるのを抑制することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の印刷パターンを示す平面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図
【図4】本発明の一実施例の正面断面図
【図5】図4の転写ローラの斜視図
【図6】他の実施例を示す印刷パターンの平面図
【図7】図6のC−C線断面図
【図8】図6のD−D線断面図
【図9】他の実施例を示す印刷パターン平面図
【図10】図9のE−E線断面図
【図11】図9のF−F線断面図
【図12】従来の印刷パターンを示す平面図
【図13】図12のG−G線断面図
【図14】図12のH−H線断面図
【符号の説明】
3 転写ローラ 4 印刷パターン 5 容器 6 印刷塗料 7 ドクターブレード 8 被転写体 9 フィルム 10 押圧ローラ 11 印刷パターン 12 セル 12a セル
フロントページの続き (72)発明者 木村 涼 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−316174(JP,A) 実開 平1−108970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41F 17/14 B41C 1/02 B41N 1/06 H05K 3/12 630

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のセルの集合体よりなる印刷パター
    ンを有する基体と、この基体の前記セル内に印刷塗料を
    供給する塗料供給手段と、前記基体の印刷パターン上に
    被転写体を移動させる移動手段と、この移動手段により
    前記印刷パターン上に移動させられた被転写体を基体側
    に押圧する押圧手段とを備え、前記基体の印刷パターン
    は、その外周部におけるセルの開口面積を、内方のセル
    の開口面積よりも小さくし、かつ印刷パターンの外周部
    におけるセルの深さを、内方のセルの深さよりも浅くし
    電子部品の製造装置。
  2. 【請求項2】 印刷パターンの外周部の小さなセルとそ
    の内方の大きなセルとの間隔を、内方の大きなセル間の
    間隔と略等しくした請求項1に記載の電子部品の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 印刷パターンの外周部の小さなセルの開
    口縁の曲率を、内方の大きなセルの開口縁の曲率よりも
    小さくした請求項1または2に記載の電子部品の製造装
    置。
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