JP3195983U - 防火黒板 - Google Patents

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哲也 青井
哲也 青井
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株式会社青井黒板製作所
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Abstract

【課題】耐火性に優れて火災時にも燃えにくく、製作容易な防火黒板を提供する。【解決手段】金属パイプからなる複数本の縦桟11及び横桟12をビス止めにて組み付けた格子状の基枠1の前面側に、金属製の下地平板2がビス止めされ、下地平板2上にホウロウ板又はスチール板からなる黒板表面材3が張設されてなる。下地平板と黒板表面材との間にマグネットシート4が介在していてもよい。【選択図】図2

Description

本考案は、耐火性能を備えた防火黒板に関する。なお、ここでいう黒板とは、表面が緑色や黒色でチョークにて筆記する所謂黒板と、表面が白色でボードマーカーにて筆記するホワイトボードとを含めた総称とする。
従来より、黒板として、杉集成材等よりなる裏桟材を格子状に組み付けた木製の基枠の前面側に、ベニヤ板の如き下地用合板を接着すると共に、該下地用合板上に接着剤によってホウロウ鋼板又はスチール板からなる黒板表面材を貼着した構造のものや、前記下地合板の表面にマグネットシートを接着し、このマグネットシート上に前記黒板表面材を磁力吸着によって張設することで、該黒板表面材を取換え可能としたものが汎用されている(特許文献1)。
特開平11−59068号公報
しかるに、前記従来汎用の黒板は基枠及び下地用合板が可燃性であって火災時に燃え易いことから、近年において耐火性の高い黒板が要望されている。
本考案は、上述の事情に鑑みて、耐火性に優れて火災時にも燃えにくく、製作容易な防火黒板を提供することを目的としている。
上記目的を達成するための手段を図面の参照符号を付して示せば、請求項1の考案に係る防火黒板は、金属パイプからなる複数本の縦桟11及び横桟12をビス止めにて組み付けた格子状の基枠1の前面側に、金属製の下地平板2がビス止めされ、この下地平板2上にホウロウ板又はスチール板からなる黒板表面材3が張設されてなる構成としている。
請求項2の考案は、上記請求項1の防火黒板において、下地平板2と黒板表面材3との間にマグネットシート4が介在してなるものとしている。
請求項3の考案は、上記請求項1又は2の防火黒板において、縦桟11及び横桟12が角パイプからなり、該縦桟11と横桟12とが両者の側面に接当するL字形の取付金具13を介してビス止めされてなるものとしている。
請求項4の考案は、上記請求項1〜3のいずれかの防火黒板において、縦桟11及び横桟12が中空アルミ型材、下地平板2がアルミ板からなるものとしている。
次に、本考案の効果について、図面を参照して具体的に説明する。請求項1の考案に係る防火黒板では、基枠1、下地平板2、黒板表面材3がいずれも金属材料からなるため、優れた耐火性能を備えて火災時に燃えにくく、加えて基枠1を構成する縦桟11及び横桟12が金属パイプであることで強度的に優れると共に、その取り扱い性がよい。また、基枠1の縦桟11と横桟12の組み付け、ならびに該基枠1への下地平板2の取付けをビス止めによって行うから、黒板全体の組立製作が容易である。
請求項2の考案によれば、下地平板2と黒板表面材3との間にマグネットシート4が介在するから、黒板表面材3を該マグネットシート4の磁気吸着力を利用して張設でき、それだけ黒板の組立製作が容易になると共に、黒板表面材3が損傷した際に取り換え可能となる。
請求項3の考案によれば、角パイプからなる縦桟11と横桟12をL字形の取付金具13を介してビス止めするから、基枠1の組立てがより容易になると共に、該基枠1の格子状形態としての強度も向上する。
請求項4の考案によれば、縦桟11及び横桟12が中空アルミ型材、下地平板2がアルミ板からなるため、黒板全体が高強度になる。
本考案の実施形態に係る防火黒板の斜視図である。 同防火黒板における黒板本体の積層構成を示す展開斜視図である。 同防火黒板の基枠を構成する縦桟と横桟の連結状態を示し、(a)は黒板左右中間部における連結部の平面図、(b)は黒板角部の平面図である。 表面材固定式の同防火黒板における要部の横断面図である。 表面材交換式の同防火黒板における要部の横断面図である。
以下に、本考案に係る防火黒板の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。なお、この防火黒板には表面材固定式と表面材交換式とがある。
この防火黒板は、図1に示すように、横長矩形の黒板本体10に、四周縁枠として、いずれもアルミ型材からなる上縁材7、左右の側縁材8、下縁材を兼用する粉受け枠9がそれぞれ嵌着されてなる。
その黒板本体10は、図2に示すように、格子状の基枠1の前面側(図示では上面側)に、アルミ板からなる下地平板2をビス5によって張設し、この下地平板2上に黒板表面材3を積層した構造になっている。その基枠1は、いずれも同一の中空アルミ型材の角パイプからなる、左右複数本(図2では7本)の縦桟11と上下2本の横桟12とを、相互に突き合わせた各コーナー部において、図3(a),(b)で示すように、L字形の取付金具13を両者の側面に接当させ、ビス5によって止着することにより、格子状に結合している。
そして、表面材固定式の防火黒板の場合、図4に示すように、黒板表面材3は、下地平板2上に塗着したゴム糊等の接着剤層6を介して、剥離不能に固着されている。一方、表面材交換式の防火黒板の場合、図5に示すように、下地平板2上に予め接着剤層6を介してマグネットシート4を接着しておき、その上に黒板表面材3を該マグネットシート4の磁気吸着力によって剥離可能に止着している。この表面材交換式では、黒板表面材3を磁気吸着力のみで張設できるから、それだけ黒板の組立製作が容易になり、また黒板表面材3が損傷した際に簡単に新品と取り換えることができる。
使用する黒板表面材3は、通常の黒板やホワイトボードの表面材と同様であり、鋼板の表面に釉薬を塗布し、焼付けて仕上げたホウロウ板、もしくは錆止め処理を施した鋼板の表面に黒板用塗料を塗装し、焼付けて仕上げたスチール板からなる。なお、下地平板2及びマグネットシート4は、図2では一枚物として示しているが、それぞれ複数枚より構成してもよい。
下地平板2には、図2に示すように、基枠1の各縦桟11及び各横桟12に対向する位置にビス孔21が穿設されている。一方、縦桟11及び横桟12は、図3(a),(b)に示すように、各側面の幅方向中央に沿って、内向きの補強リブ形成に伴う溝部11a,12aを有している。そして、下地平板2のビス孔21ならびに取付金具13のビス孔13aに通したビス5は、該溝部11a,12aの位置に螺挿するようになっている。なお、溝部11a,12aのビス螺挿位置には下孔を穿設してもよいが、ビス5としてドリリングタッピングスクリューを用いれば下孔は不要となる。
上記構成の防火黒板では、基枠1、下地平板2、黒板表面材3がいずれも金属材料からなるため、優れた耐火性能を発揮し、火災時にも燃えにくく、加えて基枠1を構成する縦桟11及び横桟12が金属パイプであることから、強度的に優れると共に、その取り扱い性もよい。
また、基枠1の縦桟11と横桟12の組み付け、ならびに該基枠1への下地平板2の取付けは、ビス止めによって行えるから、黒板全体の組立製作が容易になる。特に、実施形態の如く、角パイプからなる縦桟11と横桟12をL字形の取付金具13を介してビス止めする構成では、基枠1の組立てがより容易になると共に、該基枠1の格子状形態としての強度も向上する。更に、縦桟11及び横桟12を中空アルミ型材、下地平板2をアルミ板とすることで、黒板全体がより高強度になる。
本考案の防火黒板においては、基枠1としては図2で例示した以外の種々の格子状形態を採用でき、その格子状形態及び黒板の縦横寸法に応じて縦桟11及び横桟12の本数及び配置間隔を適宜設定すればよい。また、該基枠1の後面側に、アルミ板等の金属製裏板や壁面取付用の適当な板片、壁面取付用金具等をビス止めしてもよい。更に、縦桟11及び横桟12の断面形状は例示以外に種々設定できると共に、上縁材7、左右の側縁材8、粉受け枠9の形態についても特に制約はない。
1 基枠
10 黒板本体
11 縦桟
12 横桟
13 取付金具
2 下地平板
3 黒板表面材
4 マグネットシート
5 ビス

Claims (4)

  1. 金属パイプからなる複数本の縦桟及び横桟をビス止めにて組み付けた格子状の基枠の前面側に、金属製の下地平板がビス止めされ、この下地平板上にホウロウ鋼板又はスチール板からなる黒板表面材が張設されてなる防火黒板。
  2. 前記下地平板と黒板表面材との間にマグネットシートが介在してなる請求項1に記載の防火黒板。
  3. 前記縦桟及び横桟が角パイプからなり、該縦桟と横桟とが両者の側面に接当するL字形の取付金具を介してビス止めされてなる請求項1又は2に記載の防火黒板。
  4. 前記縦桟及び横桟が中空アルミ型材、前記下地平板がアルミ板からなる請求項1〜3のいずれかに記載の防火黒板。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021088079A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 日学株式会社 超薄型筆記・掲示ボード、及び超薄型筆記・掲示ボードの施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021088079A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 日学株式会社 超薄型筆記・掲示ボード、及び超薄型筆記・掲示ボードの施工方法
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