JP3195949U - 移動式クランプ装置及びクランプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランプ状態のときにT形係合部に作用する荷重を緩和して、T形係合部を小型化可能にした搖動レバー型の移動式クランプ装置やクランプ装置を提供する。【解決手段】移動式クランプ装置は、プレス機械のスライド2の盤面に金型を固定する進出位置と、この位置から退避した退避位置とに亙って移動自在であり、スライド2のT溝3に係合したT形係合部12を有するクランプ本体11と、クランプレバー13と、油圧シリンダ14と、クランプ本体11を移動駆動可能な移動駆動ユニットと、油圧シリンダ14の油圧作動室33の油圧を受圧して盤面に押圧されるフリーピストン34を備え、退避位置で油圧作動室33に油圧を供給して、油圧作動室33の油圧でフリーピストン34を盤面に押圧することで、クランプ本体11を退避位置に固定可能に構成している。【選択図】図6
Description
本考案は、プレス機械のスライド又はボルスタに金型をクランプする為の移動式クランプ装置であってクランプ本体を退避位置に確実に固定するように構成した移動式クランプ装置と、クランプ装置に関する。
従来から、自動車の鋼板部材等を成形するプレス機械のスライド又はボルスタの盤面に金型をクランプする為の移動式クランプ装置が実用に供されている。例えば、特許文献1に示すように、移動式クランプ装置は、スライド又はボルスタのT溝に係合してT溝に沿って移動可能なクランプ本体と、先端部がクランプ本体に連結されてT溝に進入可能なチェーン部材を介してクランプ本体を進退駆動可能な移動駆動手段等を有する。前記スライドに付設される移動式クランプ装置の場合、クランプ本体は、油圧シリンダと、そのシリンダ本体から上方へ延びるピストンロッドの上端部に一体的に形成されてT溝に係合するT形係合部等を備えている。
上記のチェーン部材は、T溝の横溝部に支持される多数の遊転輪を備え、押し力と引っ張り力を伝達可能なプッシュ・プルチェーンに構成されている。そのため、チェーン部材の各対のリンク板にU形湾曲部又は溝形屈曲部が一体的に形成され、隣接する湾曲部又は屈曲部の端面同士を当接させることで、押し力を伝達可能に構成してある。複数の湾曲部又は屈曲部により、チェーン部材に沿って油圧ホースや信号ケーブルを導設するホース導設路が形成されている。
上記のチェーン部材を往復移動駆動する移動駆動手段としては、油圧シリンダ又はエアシリンダによりピストンロッドの先端部に設けたスプロケットを昇降させてチェーン部材を進退駆動する機構、又は、電動モータによりスプロケットを介してチェーン部材を進退駆動する機構が採用されている。
ところで、上記の移動式クランプ装置では、クランプ本体を退避位置に固定する為の制動手段が設けられている。即ち、特許文献1の移動式クランプ装置には、T形係合部に制動力を作用させる制動手段が設けられ、この制動手段は、T形係合部に形成された1対の係合凹部と、スライド又はボルスタ側に付設された1対の制動部材と、この1対の制動部材をT形係合部の方へ夫々弾性付勢する1対のスプリング部材等を備え、クランプ本体が退避位置に停止した場合には、1対の制動部材を1対の係合凹部に係合させてクランプ本体を固定する。
また、特許文献2の図6に示す移動式クランプ装置には、クランプ本体を退避位置に保持する保持手段が設けられ、この保持手段は、T溝係合部の内部に組み込まれた保持用油圧シリンダを備え、クランプ本体が退避位置に停止した後に、保持用油圧シリンダの油圧作動室に油圧を供給し、このピストンロッドの先端部をT溝底に押圧することで、T形係合部のフランジ部の下端面をT溝の横溝部の下端の壁面に押圧してクランプ本体を固定する。
ところで、上記の移動式クランプ装置は、ピストン部材を油圧力で進退駆動し、シリンダ本体(クランプ本体)で金型をクランプする型式のものであるが、この型式とは別に、クランプレバーを油圧シリンダで搖動駆動する型式のものも一般に知られている。
即ち、本願の図8に示すように、移動式クランプ装置100は、T形係合部102が一体的に形成されたクランプ本体101と、このクランプ本体101にピン部材104を介して搖動自在に枢着されたクランプレバー103と、クランプ本体101に形成され且つクランプレバー103をクランプ側に搖動駆動可能な流体圧シリンダ105等を備えた搖動レバー型の移動式クランプ装置である。
即ち、本願の図8に示すように、移動式クランプ装置100は、T形係合部102が一体的に形成されたクランプ本体101と、このクランプ本体101にピン部材104を介して搖動自在に枢着されたクランプレバー103と、クランプ本体101に形成され且つクランプレバー103をクランプ側に搖動駆動可能な流体圧シリンダ105等を備えた搖動レバー型の移動式クランプ装置である。
上記の搖動レバー型の移動式クランプ装置100によって、金型Mをクランプ駆動する際には、流体圧シリンダ105の流体圧作動室105aに流体圧を供給し、ピストン部材105bの下端部でクランプレバー103の左端部のクランプ入力部103bを下方へ押動駆動することによって、クランプレバー103の右端部のクランプ出力部103aで金型Mを盤面110aに押圧する。このとき、流体圧作動室105aの流体圧でピストン部材105bを下方へクランプ駆動する油圧力(荷重A)の反力である油圧力(荷重E)がクランプ本体101の左部を上方へ押圧するため、クランプ本体101の左端側部分が盤面110aに強く押圧される。
一方、クランプレバー103のピン部材104からクランプ本体101の1対の枢支部101aには、下方向きの荷重Bが作用するため、クランプ本体101の右側部分が下方へ移動し、クランプ本体101とT形係合部102が右方下がり傾斜状の傾斜姿勢になって、T形係合部101の右端部分が、T溝110bの横溝部の下端の壁面を集中荷重Fで強力に押圧することになる。
そのため、T形係合部102を大型のものに形成しなければ、クラックが発生したりして耐久性を確保できないという問題がある。つまり、クランプ状態のときT形係合部102のクランプ出力側に集中荷重Fが作用するため、T形係合部102の荷重条件が厳しく、T形係合部102の小型化を図ることが困難である。
他方、上記の搖動レバー型の移動式クランプ装置に対して、特許文献1の制動手段を適用して退避位置に固定する場合、移動式クランプ装置は、退避位置にピン係合を介して簡単に固定されることになるので、プレス機械の稼動に伴う激しい振動によって移動式クランプ装置がガタついてしまい、移動式クランプ装置が損傷してしまう虞がある。
また、上記の搖動レバー型の移動式クランプ装置におけるクランプ本体の左端部分(クランプ入力側に対応する部分)が盤面に強く押圧されるのを防止する為に、T型係合部に特許文献2の保持手段を組み込むことでT形係合部の左端部分をT溝に押圧する場合、保持手段を構成する油圧シリンダのサイズは、T形係合部の形状に制約されてしまうので、十分な押圧力を確保しようとすると、T形係合部が大型化する虞がある。
本考案の目的は、クランプ状態のときにT形係合部に作用する荷重を緩和して、T形係合部を小型化可能にした搖動レバー型の移動式クランプ装置、搖動レバー型のクランプ装置を提供することである。
請求項1の移動式クランプ装置は、プレス機械のスライド又はボルスタの盤面に金型を固定する進出位置と、この進出位置から退避した退避位置とに亙って移動自在なクランプ装置であって、前記スライド又はボルスタのT溝に係合したT形係合部を有するクランプ本体と、このクランプ本体に装備されたクランプレバーと、前記盤面と直交方向向きの軸心を有し且つ前記クランプレバーをクランプ駆動可能に前記クランプ本体に形成された流体圧シリンダと、前記クランプ本体を進出位置と退避位置とに亙って移動駆動可能な移動駆動手段とを備えた移動式クランプ装置において、前記クランプ本体に、前記流体圧シリンダのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して前記盤面に押圧されるフリーピストンを備え、前記退避位置で前記クランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧で前記フリーピストンを前記盤面に押圧することで、前記クランプ本体を退避位置に固定可能に構成したことを特徴としている。
請求項2の移動式クランプ装置は、請求項1の考案において、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧を解除した際に、前記盤面を押圧しない位置へ前記フリーピストンを復帰させるフリーピストン復帰手段を設けたことを特徴としている。
請求項3の移動式クランプ装置は、請求項1又は2の考案において、前記T形係合部が、フランジ部とウェブ部とを有し、前記ウェブ部の盤面側基部に、前記フリーピストンが盤面側に押圧される際にフリーピストンを逃す逃し溝を形成したことを特徴としている。
請求項4の移動式クランプ装置は、請求項1〜3の何れか1項の考案において、前記クランプレバーをクランプ解除側へ付勢する付勢機構を設けたことを特徴としている。
請求項5のクランプ装置は、盤状部材のT溝に係合したT形係合部を有するクランプ本体と、このクランプ本体に装備されたクランプレバーと、前記盤状部材の盤面と直交方向向きの軸心を有し且つ前記クランプレバーをクランプ駆動可能に前記クランプ本体に形成された流体圧シリンダとを備えたクランプ装置において、
前記クランプ本体に、前記流体圧シリンダのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して前記盤面に押圧されるフリーピストンを備え、前記クランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧で前記フリーピストンを前記盤面に押圧することで、前記クランプ本体を固定可能に構成したことを特徴としている。
前記クランプ本体に、前記流体圧シリンダのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して前記盤面に押圧されるフリーピストンを備え、前記クランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧で前記フリーピストンを前記盤面に押圧することで、前記クランプ本体を固定可能に構成したことを特徴としている。
請求項1の考案によれば、移動式クランプ装置において、流体圧シリンダに、そのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して盤面に押圧されるフリーピストンを備え、退避位置でクランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、クランプ用流体圧作動室の流体圧でフリーピストンを盤面に押圧することで、クランプ本体を退避位置に固定可能に構成したので、クランプレバーをクランプ駆動する流体力の反力を、フリーピストンを介してスライド又はボルスタの盤面で支持することで、流体力の反力でクランプ本体がスライド又はボルスタの盤面に押圧されることがなくなる。
従って、クランプ本体には、クランプレバーのピン部材から作用する力だけが作用し、T形係合部がその全長に亙ってT溝の横溝部の縦溝側の壁面を分布荷重で押圧するようになるため、T形係合部のクランプ出力側に集中荷重が作用しなくなるので、T形係合部の小型化を図ることができる。そのため、クランプ装置の製作費を低減することができ、小型のT溝にも移動式クランプ装置を装着可能になるので移動式クランプ装置の汎用性も向上し、退避位置において固定状態の移動式クランプ装置がガタつくことを防止することができる。
請求項2の考案によれば、クランプ用流体圧作動室の流体圧を解除した際に、スライド又はボルスタの盤面を押圧しない位置へフリーピストンを復帰させるフリーピストン復帰手段を設けたので、フリーピストン復帰手段によってフリーピストンを押圧しない位置へ確実に復帰させ、移動式クランプ装置を移動可能状態にすることができる。
請求項3の考案によれば、T形係合部が、フランジ部とウェブ部とを有し、ウェブ部の盤面側基部に、フリーピストンが盤面側に押圧される際にフリーピストンを逃す逃し溝を形成したので、フリーピストンがT形係合部に干渉するのを防止し、フリーピストンに作用する流体力によってスライド又はボルスタの盤面を確実に押圧することができる。
請求項4の考案によれば、クランプレバーをクランプ解除側へ付勢する付勢機構を設けたので、クランプレバーによるクランプを解除する際にクランプレバーを解除位置へ確実に復帰させることができる。
請求項5の考案によれば、請求項1の考案とほぼ同様の効果が得られる。
以下、本考案を実施するための形態について、実施例に基づいて説明する。
本考案は、プレス機械のスライドに装備される移動式クランプ装置と、プレス機械のボルスタに装備される移動式クランプ装置とに適用可能であるが、以下の実施例は、主に、プレス機械のスライドに装備される移動式クランプ装置を例にして説明する。
本考案は、プレス機械のスライドに装備される移動式クランプ装置と、プレス機械のボルスタに装備される移動式クランプ装置とに適用可能であるが、以下の実施例は、主に、プレス機械のスライドに装備される移動式クランプ装置を例にして説明する。
図1に示すように、プレス機械Pは、下型の金型M1が固定されるボルスタ1と、上型の金型M2が固定されるスライド2と、このスライド2を昇降可能に支持するフレーム(図示略)と、スライド2を昇降駆動する昇降駆動手段(図示略)等を備えている。尚、以下では、図1,図2における左右方向を左右方向として説明する。尚、ボルスタ1もスライド2も「盤状部材」に相当する。
スライド2の下端部には、図1において左右方向向きの複数のT溝3が形成され、ボルスタ1の上端部にも同様に、図1において左右方向向きの複数のT溝(図示略)が形成されている。T溝3は、幅広の横溝部3aと縦長の縦溝部3bからなる(図4,図5参照)。ボルスタ1の左右の側部には、複数のT溝に対応する複数の移動式クランプ装置9が夫々装備されている。スライド2の左右の側部にも同様に、複数のT溝3に対応する複数の移動式クランプ装置10が夫々装備されている。
移動式クランプ装置9は、ボルスタ1の盤面に金型M1を固定する進出位置と、この進出位置から退避した退避位置とに亙って移動自在であり、また同様に、移動式クランプ装置10は、スライド2の盤面2aに金型M2を固定する進出位置と、この進出位置から退避した退避位置とに亙って移動自在である。
ボルスタ1に設けた移動式クランプ装置9は、スライド2に設けた移動式クランプ装置10と同じ構造の、上下逆に設置されたものであるので、以下の説明では、スライド2の左側部に設けた1つの移動式クランプ装置10(以下、クランプ装置10という)についてのみ説明する。
図1〜図6に示すように、クランプ装置10は、T溝3に係合したT形係合部12を有するクランプ本体11と、このクランプ本体11に装備されたクランプレバー13と、スライド2の盤面2aと直交方向向きの軸心を有し且つクランプレバー13をクランプ駆動可能にクランプ本体11に形成された油圧シリンダ14(流体圧シリンダ)と、クランプ本体11を進出位置と退避位置とに亙って移動駆動可能な移動駆動ユニット71(移動駆動手段)等を備えている。
本考案のクランプ装置10は、退避位置で油圧シリンダ14の油圧作動室33に油圧を供給して、油圧作動室33の油圧でフリーピストン34を盤面2aに押圧することで、クランプ本体11を退避位置に固定可能に構成している。
クランプ本体11は、正面視にて逆L字状の鋼製の部材であり、スライド2の盤面2aに接触するベース面15と、クランプ本体11にベース面15より上側へ突出するように一体形成されたT形係合部12と、クランプ本体11の下部に形成され且つクランプレバー13を枢着する為の前後1対の枢支部16等を備えている。前後1対の枢支部16は、クランプ本体11の右部の前側部位と後側部位とに下方へ突出するように一体形成されている。各枢支部16には、前後方向向きの水平なピン枢支孔16aが夫々形成されている。
T形係合部12は、縦断面が側面視にてT形形状であり、フランジ部21とウェブ部22とを有している。T形係合部12は、クランプ本体11の幅方向中央部に全長に亙って形成され、T溝3に係合した状態でT溝3内を移動可能である。ベース面15は、T形係合部12のウェブ部22の下端部の前後両側に位置する水平面に形成されている。T形係合部12のウェブ部22の盤面側基部に、フリーピストン34が盤面2a側に押圧される際にフリーピストン34を逃す逃し溝23が形成されている。
クランプレバー13は、左右に細長い鋼製の部材であり、クランプレバー13の右端部に形成され且つクランプ対象物を押圧するように上端部に形成されたクランプ出力部24と、クランプレバー13の左端部の上端に形成され且つ油圧シリンダ14で下方へクランプ駆動されるクランプ入力部25と、クランプレバー13の長さ方向中央部のやや右部に形成され且つ前後方向向きの水平なピン孔26とを有している。ピン孔26と1対の枢支部16のピン枢支孔16aとにピン部材27を挿通させることによって、クランプレバー13がピン部材27を介してクランプ本体11に搖動自在に枢着されている。
油圧シリンダ14は、単動型のラム型油圧シリンダ14であり、クランプ本体11の左部に縦向きに組込まれている。この油圧シリンダ14は、クランプ本体11の左部に形成されたシリンダ孔31と、クランプレバー13のクランプ入力部25を押動駆動するピストン部材32と、このピストン部材32に油圧を作用させる油圧作動室33(クランプ用流体圧作動室)等を備えている。
クランプ本体11には、シリンダ孔31の上端に同心状に連なるフリーピストン用シリンダ孔35が形成され、このフリーピストン用シリンダ孔35には油圧作動室33の油圧を受圧してスライド2の盤面2aに押圧されるフリーピストン34が設けられている。
クランプ本体11の左部の下端部には、シリンダ孔31の大部分を形成するシリンダ孔形成部材41が設けられている。このシリンダ孔形成部材41は、底面視にて環状の端壁部41aと、この端壁部41aの上端に連なり且つクランプ本体11に複数のボルト42で固定される底面視にて正方形状のフランジ部41bと、このフランジ部41bから上方へ延びる筒状部41cとを有する。このシリンダ孔形成部材41は、クランプ本体11の一部を構成するものである。
シリンダ孔31は、クランプ本体11の下部からクランプ本体11の中段部まで凹設されてクランプ本体11の下方に開口している。フリーピストン用シリンダ孔35は、シリンダ孔31の上端からT形係合部12のウェブ部22の基部まで凹設されてベース面15に部分的に開口している。シリンダ孔31は、シリンダ本体11に形成され且つフリーピストン用シリンダ孔35よりも大径の中段部シリンダ孔31aと、筒状部41cに形成され且つフリーピストン用シリンダ孔35よりも大径で中段部シリンダ孔31aよりも小径の下部シリンダ孔31bと、フランジ部41bと端壁部41aに形成され且つ下部シリンダ孔31bよりもやや小径のガイド用シリンダ孔31cとで構成されている。
ピストン部材32は、カップ状のラム本体部32aと、このラム本体部32aの上端部分に形成された鍔部32bとを有している。ピストン部材32の上端の鍔部32bが、下部シリンダ孔31bに摺動自在に装着され、ピストン部材32のラム本体部32aが、ガイド用シリンダ孔31cに摺動自在に装着されている。フリーピストン34は、フリーピストン用シリンダ孔35に摺動自在に装着され、スライド2の盤面2aに当接可能に配設されている。
フリーピストン34の外周部には、油密にシールするシール部材が装着され、シリンダ孔形成部材41の筒状部41cの外周部には、油密にシールするシール部材が装着され、ガイド用シリンダ孔31cの内周部には、油密にシールするシール部材及びクランプ本体11の外部から塵や埃が侵入するのを防止するダストシールが装着されている。
油圧作動室33は、シリンダ孔31においてピストン部材32とフリーピストン34との間に形成されている。油圧作動室33は、図示外の油圧供給路を介して油圧供給源に接続され、油圧作動室33に油圧を供給したり、油圧を抜いたりすることができるように構成されている。クランプレバー13をクランプ駆動する際に、油圧作動室33内の油圧によりフリーピストン34に作用する油圧力でフリーピストン34をスライド2の盤面2aに押圧するように構成してある。
油圧作動室33の油圧を解除した際に、スライド2の盤面2aを押圧しない位置へフリーピストン34を復帰させるフリーピストン復帰手段43が設けられている。フリーピストン復帰手段43は、フリーピストン34をピストン部材32の方へ付勢する圧縮スプリング44と、この圧縮スプリング44を収容する為の円形凹部45及び凹部46等を備えている。
圧縮スプリング44は、フリーピストン34とT形係合部12のウェブ部22に形成された凹部46の下端壁の間に設けられている。即ち、フリーピストン34の上部の中央部には、上端開放状の円形凹部45が形成され、T形係合部12のウェブ部22には、円形凹部45に対向する凹部46が形成され、圧縮スプリング44の下端部が円形凹部45に受容され、圧縮スプリング44の大部分が凹部46に収容されている。
油圧シリンダ14の油圧が解除されたとき、ピストン部材32をフリーピストン34に接近する方向へ復帰駆動するピストン部材復帰機構51が設けられている。ピストン部材復帰機構51は、収容穴52と、この収容穴52に収容され且つ下端に鍔部53aを有するバネ受け部材53と、このバネ受け部材53に外装された圧縮スプリング54と、バネ受け部材53とフリーピストン34とを連結するボルト55等を備えている。
ピストン部材32には、上端開放状の収容穴52が形成され、この収容穴52と油圧作動室33の内部にバネ受け部材53が設けられ、このバネ受け部材53の上部にボルト穴53bが形成され、フリーピストン34の下端部中央に円形凹部56が形成されている。尚、収容穴52は油圧作動室33の一部を構成している。
バネ受け部材53の上端部が、円形凹部56に嵌合され、フリーピストン34のボルト穴53bに上方から挿通させたボルト55をボルト穴53bに螺合することにより、バネ受け部材53がフリーピストン34に固定されている。収容穴52内においてバネ受け部材53には圧縮スプリング54が外装され、この圧縮スプリング54の下端が鍔部53aで受け止められ、圧縮スプリング54の上端がリング部材57とストップリング58を介してピストン部材32で受け止められている。ピストン部材復帰機構51により、ピストン部材32がフリーピストン34の方へ弾性付勢されている。
クランプ解除時に、油圧シリンダ14の油圧作動室33の油圧を抜いたときに、クランプレバー13をクランプ解除側へ付勢する付勢機構61が設けられている。付勢機構61は、油圧シリンダ14の右側においてクランプ本体11に鉛直に形成された円筒孔62と、クランプレバー13におけるピン孔26の左側近傍部位に上方開放状に形成された凹部63と、ボルト部材64と、圧縮スプリング65等を備えている。
円筒孔62の下端を塞ぐ壁部には、ロッド孔66が形成され、円筒孔62に圧縮スプリング65が収容され、ボルト部材64は圧縮スプリング65を挿通してロッド孔66から下方へ延び、ボルト部材64の下端部分には筒部材67が螺合されている。この筒部材67に貫通した水平な支持ピン68の前後両端部分は、凹部63の両側にあるクランプレバー13の壁部で回動自在に支持され、圧縮スプリング65の上端は、リング部材69を介してボルト部材64の上端の頭部で支持され、クランプレバー13はボルト部材64と圧縮スプリング65とで上方(復帰方向)へ弾性付勢されている。
移動駆動ユニット71は、スペーサ72と、ベースブロック73と、電動モータ(図示略)と、電動モータの駆動軸74aと、この電動モータの駆動軸74aに設けられた1対のスプロケット75と、チェーン部材76と、ケース部材77等を備え、電動モータによりスプロケット75を介してチェーン部材76を進退駆動するように構成されている。ベースブロック73は、スペーサ72を介してスライド2の下端部の側部に固定され、これらスペーサ72とベースブロック73には、スライド2のT溝3に連なるT溝3が形成されている。
ケース部材77の下部の内部に、チェーン部材76の2列の遊転輪76bに係合した2つのスプロケット75と、これらスプロケット75を支持する支持板78とが設けられ、この支持板78は、ベースブロック73に固定されている。ケース部材77の下部の外面には、駆動ユニット74が設けられている。この駆動ユニット74に内蔵された電動モータにより減速機を介してスプロケット75を回転駆動可能である。駆動ユニット74の上方には、端子箱79が取付けられている。
チェーン部材76は、図2に示すような溝形(又はU形)の多数のリンク板76aと、これらを連結する多数のピン部材及びスペーサ(図示略)と、各ピン部材の両端部に付設された1対の遊転輪76bとを有する。チェーン部材76がストレートになった状態においては隣接するリンク板76aの端面同士が当接し、チェーン部材76は遊転輪76b側へのみ屈曲可能に構成され、チェーン部材76は押力と引張り力を伝達可能に構成されている。チェーン部材76の基端部がベースブロック73に固定され、このチェーン部材76は1対のスプロケット75を経由し、ベースブロック75とスペーサ72内のT溝3を通ってスライド2のT溝3内へ導入され、チェーン部材76の先端がクランプ本体11のT形係合部12に連結されている。
1対のスプロケット75がチェーン部材76の2列の遊転輪76bに係合しており、電動モータの回転駆動力を介して、チェーン部材76が引き戻されてクランプ本体11が図2の実線で示す退避位置の方へ移動する、また、チェーン部材76が押し出されてクランプ本体11が図2の仮想戦で示すように金型M2の方へ移動する。
次に、クランプ装置10の作用及び効果について説明する。
図4に示すように、油圧作動室33の油圧を抜いたアンクランプ状態においては、付勢機構61によってクランプレバー13が最大限復帰揺動した状態になり、クランプレバー13のクランプ入力部25がシリンダ孔形成部材41の下端で受け止められ、ピストン部材32は圧縮スプリング54の付勢力で最大限退入(最大限上昇)し、フリーピストン34は圧縮スプリング44の付勢力で最大限退入(最大限下降)した状態になり、フリーピストン34はその上面がスライド2の盤面2aよりも僅かに低く沈んでスライド2の盤面2aに接触しない状態を維持する。
図4に示すように、油圧作動室33の油圧を抜いたアンクランプ状態においては、付勢機構61によってクランプレバー13が最大限復帰揺動した状態になり、クランプレバー13のクランプ入力部25がシリンダ孔形成部材41の下端で受け止められ、ピストン部材32は圧縮スプリング54の付勢力で最大限退入(最大限上昇)し、フリーピストン34は圧縮スプリング44の付勢力で最大限退入(最大限下降)した状態になり、フリーピストン34はその上面がスライド2の盤面2aよりも僅かに低く沈んでスライド2の盤面2aに接触しない状態を維持する。
そして、ピストン部材32の上端がフリーピストン34の下端に当接すると共に、バネ受け部材53の下端が収容穴52の下端の壁面に当接した状態になる。このため、クランプ装置10を水平移動させる際に、フリーピストン34がスライド2の盤面2aに接触しないので摩耗が確実に防止される。
図6に示すように、クランプ装置10を退避位置に固定する場合には、油圧作動室33に油圧を供給すると、ピストン部材32は油圧作動室33の油圧を受圧して下降し、クランプレバー13のクランプ入力部25をフルストローク下方へ押動させた状態にする。
このとき、フリーピストン34は油圧作動室33の油圧を受圧して上昇し、フリーピストン34が圧縮スプリング44の付勢力に抗して上方へ移動し、フリーピストン34の上面がスライド2の盤面2aを押圧した状態になる。つまり、クランプ駆動する油圧力の反力がフリーピストン34を介して盤面2aに支持された状態になる。そして、ピストン部材32によりクランプレバー13を下方へ駆動する荷重Aは、ピン部材27を介して1対の枢支部16に伝達され、1対の枢支部16に下方向きの荷重Bが作用する。
フリーピストン34が盤面2aを押圧することで発生する力Cと、上記の荷重Bで発生する力Dにより、クランプ本体11の全体が水平姿勢を維持したまま下方へ押動駆動され、T形係合部12のフランジ部21の下端が全長に亙ってT溝3の横溝部3aの下端の壁面に当接する。そのため、T形係合部12の全体からT溝3の横溝部3aの上記の壁面に対してほぼ均等な分布荷重が作用する。それ故、T形係合部12の荷重条件が著しく緩和されるから、T形係合部12やT溝3の耐久性が向上する。
以上説明したように、クランプ装置10において、クランプ本体11に、油圧シリンダ14の油圧作動室33の油圧を受圧して盤面2aに押圧されるフリーピストン34を設け、退避位置で油圧作動室33に油圧を供給して、油圧作動室33の油圧でフリーピストン34を盤面2aに押圧することで、クランプ本体11を退避位置に固定可能になっている。
従って、上記のように、T形係合部12のフランジ部21がその全長に亙ってT溝3の横溝部3aの縦溝3b側の壁面を分布荷重で押圧するようになるため、T形係合部12のクランプ出力側に集中荷重が作用しなくなるので、T形係合部12の小型化を図ることができる。そのため、クランプ装置10の製作費を低減することができ、小型のT溝3にもクランプ装置10を装着可能になるのでクランプ装置10の汎用性も向上し、退避位置において固定状態のクランプ装置10がガタつくことを防止することができる。
また、油圧作動室33の油圧を解除した際に、スライド2の盤面2aを押圧しない位置へフリーピストン34を復帰させるフリーピストン復帰手段43を設けたので、フリーピストン復帰手段43によってフリーピストン34を押圧しない位置へ確実に復帰させ、クランプ装置10を移動可能状態にすることができる。
さらに、T形係合部12が、フランジ部21とウェブ部22とを有し、ウェブ部22の盤面側基部に、フリーピストン34が盤面2a側に押圧される際にフリーピストン34を逃す逃し溝23を形成したので、フリーピストン34がT形係合部12と干渉するのを防止し、フリーピストン34に作用する油圧力によってスライド2の盤面2aを確実に押圧することができる。
また、クランプレバー13をクランプ解除側へ付勢する付勢機構61を設けたので、クランプレバー13によるクランプを解除する際にクランプレバー13を解除位置へ確実に復帰させることができる。
次に、前記実施例を部分的に変更する例について説明する。
[1]前記実施例のクランプ装置10における移動駆動ユニット71は、電動モータの回転駆動力でクランプ本体11を移動駆動する構成であったが、この移動駆動ユニット71の代わりに、油圧シリンダ81の進退駆動を介して、チェーン部材76に係合したスプロケット82を回転駆動するように構成した移動駆動ユニット71Aを採用してもよく、その他の移動駆動ユニットを採用してもよい。
[1]前記実施例のクランプ装置10における移動駆動ユニット71は、電動モータの回転駆動力でクランプ本体11を移動駆動する構成であったが、この移動駆動ユニット71の代わりに、油圧シリンダ81の進退駆動を介して、チェーン部材76に係合したスプロケット82を回転駆動するように構成した移動駆動ユニット71Aを採用してもよく、その他の移動駆動ユニットを採用してもよい。
即ち、図7に示すように、移動駆動ユニット71Aは、スペーサ72と、ベースブロック73と、油圧シリンダ81(但し、エアシリンダでもよい)と、この油圧シリンダ81のピストンロッド81aの先端部に設けられた1対のスプロケット82と、チェーン部材76と、ケース部材83等で構成されている。
1対のスプロケット82は、チェーン部材76の2列の遊転輪76bに係合し、油圧シリンダ81のピストンロッド81aを伸長させると、チェーン部材76が引き戻されてクランプ本体11が図7に示す退避位置の方へ移動する。ピストンロッド81aを退入させると、チェーン部材76が押し出されてクランプ本体11が金型M2の方へ移動する。
[2]前記実施例のクランプ装置10では、単動型の油圧シリンダを採用したが、複動型油圧シリンダを採用してもよい。
[3]前記実施例のクランプ装置10は、ほんの一例を示したに過ぎず、クランプレバー13を流体圧シリンダにより揺動駆動する型式の種々のクランプ装置(非移動式のクランプ装置を含む)に本考案を適用することができる。
[4]前記実施例のクランプ装置10では、流体圧シリンダとして油圧シリンダを採用した場合を例として説明したが、油圧シリンダの代わりにエアシリンダを採用したクランプ装置にも本考案を同様に適用することができる。
[5]その他、当業者であれば、本考案の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本考案はそのような変更形態を包含するものである。
本考案は、金型やワークパレットやワークなどの種々のクランプ対象物を固定するクランプ装置に適用することができ、産業上有用なものである。
P プレス機械
M1,M2 金型
1 ボルスタ
2 スライド
2a スライドの盤面
3 T溝
10 移動式クランプ装置
11 クランプ本体
12 T形係合部
13 クランプレバー
14 油圧シリンダ(流体圧シリンダ)
21 フランジ部
22 ウェブ部
23 逃し溝
24 クランプ出力部
33 油圧作動室(クランプ用流体圧作動室)
34 フリーピストン
43 フリーピストン復帰手段
61 付勢機構
71 移動駆動ユニット(移動駆動手段)
M1,M2 金型
1 ボルスタ
2 スライド
2a スライドの盤面
3 T溝
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11 クランプ本体
12 T形係合部
13 クランプレバー
14 油圧シリンダ(流体圧シリンダ)
21 フランジ部
22 ウェブ部
23 逃し溝
24 クランプ出力部
33 油圧作動室(クランプ用流体圧作動室)
34 フリーピストン
43 フリーピストン復帰手段
61 付勢機構
71 移動駆動ユニット(移動駆動手段)
Claims (5)
- プレス機械のスライド又はボルスタの盤面に金型を固定する進出位置と、この進出位置から退避した退避位置とに亙って移動自在なクランプ装置であって、前記スライド又はボルスタのT溝に係合したT形係合部を有するクランプ本体と、このクランプ本体に装備されたクランプレバーと、前記盤面と直交方向向きの軸心を有し且つ前記クランプレバーをクランプ駆動可能に前記クランプ本体に形成された流体圧シリンダと、前記クランプ本体を進出位置と退避位置とに亙って移動駆動可能な移動駆動手段とを備えた移動式クランプ装置において、
前記クランプ本体に、前記流体圧シリンダのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して前記盤面に押圧されるフリーピストンを備え、
前記退避位置で前記クランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧で前記フリーピストンを前記盤面に押圧することで、前記クランプ本体を退避位置に固定可能に構成したことを特徴とする移動式クランプ装置。 - 前記クランプ用流体圧作動室の流体圧を解除した際に、前記盤面を押圧しない位置へ前記フリーピストンを復帰させるフリーピストン復帰手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の移動式クランプ装置。
- 前記T形係合部が、フランジ部とウェブ部とを有し、前記ウェブ部の盤面側基部に、前記フリーピストンが盤面側に押圧される際にフリーピストンを逃す逃し溝を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の移動式クランプ装置。
- 前記クランプレバーをクランプ解除側へ付勢する付勢機構を設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の移動式クランプ装置。
- 盤状部材のT溝に係合したT形係合部を有するクランプ本体と、このクランプ本体に装備されたクランプレバーと、前記盤状部材の盤面と直交方向向きの軸心を有し且つ前記クランプレバーをクランプ駆動可能に前記クランプ本体に形成された流体圧シリンダとを備えたクランプ装置において、
前記クランプ本体に、前記流体圧シリンダのクランプ用流体圧作動室の流体圧を受圧して前記盤面に押圧されるフリーピストンを備え、
前記クランプ用流体圧作動室に流体圧を供給して、前記クランプ用流体圧作動室の流体圧で前記フリーピストンを前記盤面に押圧することで、前記クランプ本体を固定可能に構成したことを特徴とするクランプ装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014006368U JP3195949U (ja) | 2014-12-02 | 2014-12-02 | 移動式クランプ装置及びクランプ装置 |
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CN114178625A (zh) * | 2021-12-08 | 2022-03-15 | 鹤山市吉事得卫浴实业有限公司 | 一种装配式墙体制造加工设备及加工方法 |
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2014
- 2014-12-02 JP JP2014006368U patent/JP3195949U/ja not_active Expired - Fee Related
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