JP3195863B2 - ろ過池洗浄制御装置 - Google Patents

ろ過池洗浄制御装置

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浄水場における複数の
ろ過池のろ過池洗浄制御装置に係り、特に各ろ過池の洗
浄時期が分散するように制御するろ過池洗浄制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】上水道施設における浄水場ではダムや河
川から取水した原水に、凝集、沈殿およびろ過というプ
ロセスを加え、これらのプロセスを経た水が需要団体ま
たは一般家庭へ供給される。
【0003】これらのプロセスの中で、ろ過の役割を担
うろ過池は、凝集および沈殿のプロセスで除去しきれな
い微少な浮遊物が除去される。ろ過池ではろ過処理を長
時間、継続して行うにつれてろ過能力が低下し、このた
め、ろ過能力の回復のために洗浄を行うことが必要とな
る。
【0004】従来、ろ過池を洗浄する場合には、ろ過抵
抗値(ろ過池のろ過能力の低下度合いを表す値)が設定
したろ過抵抗値(ろ過抵抗設定値)に到達するか、ろ過
継続時間(ろ過開始してからのろ過時間)が設定した時
間に到達するかで、順次洗浄を行う方式であった。ま
た、ろ過池を洗浄する際、洗浄にかける洗浄時間は、固
定した時間であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ろ過池の洗
浄では、洗浄の際に出る汚水を貯めておく汚水池の容量
に制限があり、通常、複数のろ過池を同時に洗浄するこ
とができない。このため、従来の洗浄方式で洗浄を行う
と、ろ過池の洗浄が集中した場合に、洗浄時のろ過抵抗
値がろ過抵抗設定値から大きく上回って洗浄が行われ、
ろ過池の運用上、好ましくなかった。
【0006】また、ろ過池を洗浄する際、ろ過池の洗浄
開始時のろ過抵抗値がまちまちであるにも関わらず、洗
浄時間を固定しているため、十分なろ過能力に回復しな
い場合等があった。
【0007】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解消し、ろ過池の洗浄時期が集中する場合に
は洗浄時期を分散させ、先行洗浄を行うことで、適切な
洗浄間隔で効率よくろ過池を洗浄し、洗浄時間を可変に
することで、洗浄にかける浄水を可変とし、浄水の節約
をはかるためのろ過池洗浄制御装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、浄水場における複数のろ過池の洗浄時期
を分散させ、各ろ過池のろ過抵抗値が所定のろ過抵抗規
定値に至ると洗浄要求するろ過池洗浄制御装置であっ
て、各ろ過池の洗浄時期が集中する場合に、各ろ過池の
洗浄時期が分散するように先行洗浄するろ過池の洗浄時
期を判定するろ過池洗浄判定手段と、先行洗浄するため
に実際のろ過抵抗値に加算するろ過抵抗範囲を決定する
ろ過抵抗範囲決定手段と、前記ろ過池洗浄判定手段によ
り洗浄要求されたろ過池に対し、順次ろ過池の洗浄を指
令する洗浄指令出力手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0009】前記ろ過抵抗範囲は、沈澱池の出口濁度、
ろ過池のろ過抵抗値およびろ過継続時間、または、ろ過
池の稼働状態およびろ過流量、のいずれかを監視するこ
とにより決定されることを特徴とする。
【0010】前記洗浄指令出力手段による指令は、汚水
池水位および浄水池水位が設定範囲内にあることを監視
して指令されることを特徴とする。
【0011】目標ろ過抵抗回復値を設定し、洗浄開始時
のろ過抵抗値と前記目標ろ過抵抗回復値との差により洗
浄時間を可変にする洗浄時間決定手段をさらに備えるこ
とを特徴とする。
【0012】
【作用】各ろ過抵抗値が所定のろ過抵抗規定値に至ると
ろ過池の洗浄を開始させるようにしてあるので、ろ過池
の実際のろ過抵抗値にろ過抵抗範囲を加算するとそのろ
過池のろ過抵抗値は、見かけ上所定のろ過抵抗規定値に
より早く到達し、本来の洗浄要求が出されるより早期に
洗浄要求が出されて先行洗浄がされる。ろ過抵抗範囲決
定手段により、先行洗浄における先行する洗浄時期の目
安となるろ過抵抗範囲を決定する。ろ過池洗浄判定手段
により、各ろ過池の洗浄時期が集中する場合に、各ろ過
池の洗浄時期が分散するように先行洗浄するろ過池の洗
浄時期を判定する。
【0013】具体的には、沈殿池の出口濁度やろ過池の
ろ過流量により、各ろ過池の洗浄間隔が適切にとれるよ
うにろ過抵抗範囲を決定し、各ろ過池の洗浄が集中する
場合には、ろ過抵抗値設定値に対し、先行洗浄を行う様
に洗浄時期を判断する。洗浄時期と判断されたろ過池
は、汚水池水位及び浄水池水位が設定範囲内であるか、
さらに、浄水池水位の変化分および汚水池水位の変化分
を監視し、各水位の変化分が洗浄条件を満たしている場
合に、ろ過池洗浄シーケンスに対し洗浄指令が出力さ
れ、ろ過池の洗浄が行われる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は、本発明によるろ過池洗浄制御装置
の一実施例を示す図である。図1に示すように浄水場で
は、沈殿池より流入した水を、複数のろ過池11でろ過
し、浄水池12に蓄える。浄水池12に蓄えられた浄水
は、浄水池12より送水ポンプ21を通して、需給団体
や一般家庭へ供給される。ろ過池11では、長時間ろ過
を行うことにより、ろ過池11のろ過能力が低下し、ろ
過能力回復のために洗浄が必要となる。ろ過池11の洗
浄は、浄水池12に蓄えられた浄水を用い、表洗ポンプ
22および逆洗ポンプ23によって行われる。ろ過池の
洗浄により出た汚水は、汚水池13に蓄えられ、返送ポ
ンプ24により、浄水プロセスの上流側へ返送される。
各ろ過池11には、損失水頭計25が設置されており、
ろ過能力の低下度合い(ろ過抵抗)が監視できる。
【0015】沈殿池出口側の水質計28で検出された沈
殿池出口側の水の濁度は、プロセスインターフェイス5
を介してろ過抵抗範囲決定手段1に取り込まれる。ろ過
抵抗範囲決定手段1では、検出された濁度により、各ろ
過池の洗浄が適切な洗浄間隔を持って洗浄できるよう
に、ろ過抵抗範囲を決定する。
【0016】ろ過池洗浄判断手段2では、決定されたろ
過抵抗範囲をもとに、各ろ過池の洗浄時期を判断し、洗
浄が集中する場合には、先行洗浄を行うように、洗浄時
期を分散する。
【0017】洗浄指令出力手段3では、汚水池の水位お
よび浄水池の水位を監視し、それぞれの水位が設定範囲
内であれば、ろ過池洗浄判断2によって洗浄時期と判断
されたろ過池に対し、ろ過池洗浄シーケンス4へ洗浄指
令を出力する。
【0018】次に、本実施例における各手段の作用につ
いて説明する。
【0019】(ろ過抵抗範囲決定手段1 (1))沈殿
池出口側の水質計28で検出された沈殿池出口濁度検出
値は、プロセスインターフェイス5を介してろ過抵抗範
囲決定手段1に取り込まれる。ろ過抵抗範囲決定手段1
では、取り込まれた沈殿池出口濁度検出値から次に示す
ようにろ過抵抗範囲を決定する。
【0020】if s1 ≦d1 → Δr=rh if s1 >d1 → Δr=rl ……(1) s1 :ろ過抵抗範囲切り替え濁度設定値[度] d1 :沈殿池出口濁度検出値[度] rh:より大きい値のろ過抵抗範囲[m] rl:より小さい値のろ過抵抗範囲[m] s1 :ろ過抵抗範囲切り替え濁度設定値[度] 沈殿池出口濁度検出値が大きいほど、単位時間当たりの
ろ過抵抗の増分が大きくなることは経験的に知られてい
る。各ろ過池の洗浄時期を分散させるためには、沈殿池
出口濁度検出値が大きいほど、先行洗浄の先行する洗浄
時期の目安となるろ過抵抗範囲を大きくとる必要があ
る。したがって、先行洗沈殿池出口濁度検出値d1 がろ
過抵抗範囲切り替え濁度設定値s1 以上の場合は、ろ過
抵抗範囲Δrをより大きい値のろ過抵抗範囲rhに設定
する。ここで、先行洗浄とは、実際に測定されたろ過抵
抗値にろ過抵抗範囲を加算することで、ろ過池のろ過抵
抗値を見かけ上所定のろ過抵抗規定値により早く到達さ
せ、ろ過池の洗浄をより早めに開始することをいう。
【0021】(ろ過抵抗範囲決定手段1 (2))ま
た、ろ過抵抗範囲Δrは、沈殿池出口濁度検出値を用い
る代わりに次のようにして求めることも可能である。す
なわち、各ろ過池の稼働状態により、ろ過中のろ過池数
(稼働ろ過池数)nと総ろ過流量目標値fsvから、次式
によりろ過抵抗範囲Δrを決定する。
【0022】 d2 =fsv/n ……(4) if s2 ≦d2 → Δr=rh if s2 >d2 → Δr=rl d2 :1池当たりのろ過流量[m3 /池] s2 :ろ過抵抗範囲切り替え濁度設定値[度] rh:より大きい値のろ過抵抗範囲[m] rl:より小さい値のろ過抵抗範囲[m] 上記により決定されたろ過抵抗範囲Δrをもとに、ろ過
池洗浄判定手段2により、ろ過池の洗浄時期を判定す
る。
【0023】(ろ過池洗浄判断手段2)前記ろ過抵抗範
囲決定手段により決定されたろ過抵抗範囲Δrを基に、
各ろ過池の洗浄時期を次に示すように判断する。
【0024】図2に示すように、実際のろ過抵抗値の最
も低いろ過池(i−l)号池からろ過抵抗範囲Δr(Δ
r>0)毎にろ過抵抗を区切り、ろ過抵抗値の低い順番
に洗浄順番をk番、(k−l)番、(k−2)番、…、
l番(k:稼働ろ過池数)と洗浄順番を決定する。
【0025】この時、図2に示すようにあるろ過抵抗範
囲でm池ろ過抵抗値が集中する場合が出てくる(1号
池、2号池、3号池:m=3)が、この中で各ろ過池の
洗浄順番lをろ過継続時間の長い順(図3の場合ろ過継
続時間の長さは、2号池>1号池>3号池とする)に洗
浄順番を決定し、最も洗浄順番の遅いろ過池(3号池)
のろ過抵抗値を基準として、図3に示すように各ろ過池
のろ過抵抗値を次式のようにΔr分だけ補正し、仮想ろ
過抵抗値を求める。
【0026】 ri′=ri+(m−l)・Δr ……(2) ri′:i号池の補正された仮想ろ過抵抗値 ri :i号池の実績ろ過抵抗値 m :集中したろ過池数 l :ろ過抵抗範囲内での洗浄順番 この補正を行うことにより、図5に示すように、あるろ
過抵抗範囲でさらにろ過抵抗値が集中する場合(2号池
と4号池の場合)が出てくるが、この場合、洗浄順番の
早いろ過池(4号池)のろ過抵抗値を次式によりΔr分
だけ修正し、仮想ろ過抵抗値を求める。
【0027】 ri″=ri+Δr ……(3) r″i:修正されたろ過抵抗値(仮想ろ過抵抗値) 実績ろ過抵抗値がろ過抵抗設定値に到達したろ過池がな
い場合、前記演算により求めた仮想ろ過抵抗が、ろ過抵
抗設定値に到達していれば、そのろ過池に対し洗浄要求
を出力する。ただし、この時洗浄開始時のろ過抵抗値に
対し、洗浄開始時ろ過抵抗下限値rL を設定し、実績ろ
過抵抗値がこのrL 以上であれば洗浄要求を出力する。
【0028】実績ろ過抵抗または実績ろ過継続時間が、
ろ過抵抗設定値およびろ過継続時間設定値に到達したろ
過池がある場合には、そのろ過池に対し最優先で洗浄要
求を出力する。ただし、到達したろ過池が複数ある場合
には、実績ろ過抵抗値の大きいろ過池から順番に洗浄要
求を出力する。
【0029】(洗浄指令出力手段3)ろ過池洗浄判断手
段2により洗浄要求のあったろ過池に対し、洗浄指令出
力手段3では、ろ過池洗浄シーケンス4に対して、洗浄
指令を出力する。この時、浄水池水位計26および汚水
池水位計27の検出値により以下に示すインターロック
条件が働く。
【0030】インターロック条件 (1)浄水池水位検出値が設定値以下でない。
【0031】(2)汚水池水位が設定値以上でない。
【0032】この条件が不成立の場合は、洗浄要求のあ
ったろ過池に対しては、洗浄待機とし、条件が成立した
時点で洗浄待機中のろ過池に対し洗浄指令を出力する。
【0033】ただし、洗浄待機しているろ過池が複数池
ある場合には、ろ過抵抗の大きい順番に順次洗浄を行
う。
【0034】(洗浄時間決定手段9)図2に示す様に、
目標ろ過抵抗回復値を設定し、洗浄開始時のろ過抵抗値
と前記目標ろ過抵抗回復値との差により洗浄時間を可変
にする洗浄時間決定手段9をさらに設けることが可能で
ある。洗浄開始時のろ過抵抗値により、ろ過池洗浄の際
に使用する浄水の量を可変とし、洗浄にかける浄水の量
を節約可能にするために、次のように洗浄時間を決定す
る。
【0035】ろ過抵抗回復目標値rsvを設定し、洗浄開
始時のろ過抵抗値rs とろ過抵抗設定値rref の偏差に
より、次式によって洗浄にかける洗浄時間ts を変化さ
せる。
【0036】 ts =kt ・(rs −rsv)/(rref −rsv) ……(5) rs :洗浄開始時のろ過抵抗値 rsv:ろ過抵抗回復目標値 kt :比例定数 ts :洗浄時間 洗浄指令出力機能3により、洗浄指令の出力されたろ過
池に対し、上記演算を行うことで、ろ過池洗浄の際に使
用する浄水の量を可変とし、洗浄にかける浄水の量を節
約可能とする。
【0037】以上説明したように、本実施例によれば、 (1) 各ろ過池の洗浄を行う際に、沈殿池出口濁度に
よりろ過池の洗浄間隔を適切にとることにより、または
各ろ過池のろ過流量によりろ過池の洗浄間隔を適切にと
ることにより、各ろ過池の洗浄が集中する場合には、設
定したろ過抵抗値に対して先行洗浄を行うように洗浄を
分散させるので、設定したろ過抵抗を超える前に洗浄す
ることができ、ろ過池に負担をかけることなく効率的な
運転が可能となる。すなわち、浄水場における複数のろ
過池の運転において、ろ過池の洗浄が集中する場合に
は、設定したろ過抵抗値に対して早めに洗浄を行うよう
に洗浄を分散させ、ろ過池に負担をかけることなく効率
よくろ過池を洗浄することが可能となる。 (2) 洗浄開始時のろ過抵抗値により、ろ過池洗浄の
際に使用する浄水の量を可変とすることで、洗浄にかけ
る浄水の量を節約することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の構成によ
れば、浄水場における複数のろ過池の洗浄時期が集中す
る場合には、先行洗浄を行うことで洗浄時期を分散さ
せ、適切な洗浄間隔で効率よくろ過池を洗浄することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略構成を示すブロック
図。
【図2】洗浄時間決定手段を付加した場合のろ過池洗浄
制御装置を示すブロック図。
【図3】各ろ過池の実績ろ過抵抗値を示す図。ろ過池の
ろ過抵抗値が、ろ過適項規定値に至るとそのろ過池の洗
浄が開始する。
【図4】ろ過抵抗値の補正のしかたを示す図。
【図5】補正したろ過抵抗値をさらに修正する場合を示
す図。
【符号の説明】
1 ろ過抵抗範囲決定手段 2 ろ過池洗浄判定手段 3 洗浄指令出力手段 4 ろ過池洗浄シーケンス 5 プロセスインターフェイス 6 ヒューマンインターフェイス 7 CRT 8 プロセスコントローラ 9 洗浄時間決定手段 11 ろ過池 12 浄水池 13 汚水池 21 送水ポンプ 22 表洗ポンプ 23 逆洗ポンプ 24 返送ポンプ 25 損失水頭計 26 浄水池水位計 27 汚水池水位計 28 水質計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−199612(JP,A) 特開 昭63−130113(JP,A) 特開 昭60−193514(JP,A) 特開 昭57−7213(JP,A) 特公 昭46−42745(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 35/16 B01D 37/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浄水場における複数のろ過池の洗浄時期を
    分散させ、各ろ過池のろ過抵抗値が所定のろ過抵抗規定
    値に至ると洗浄要求するろ過池洗浄制御装置であって、 各ろ過池の洗浄時期が集中する場合に、各ろ過池の洗浄
    時期が分散するように先行洗浄するろ過池の洗浄時期を
    判定するろ過池洗浄判定手段と、 先行洗浄するために実際のろ過抵抗値に加算するろ過抵
    抗範囲を決定するろ過抵抗範囲決定手段と、 前記ろ過池洗浄判定手段により洗浄要求されたろ過池に
    対し、順次ろ過池の洗浄を指令する洗浄指令出力手段
    と、を備えたことを特徴とするろ過池洗浄制御装置。
  2. 【請求項2】前記ろ過抵抗範囲は、沈澱池の出口濁度、
    ろ過池のろ過抵抗値およびろ過継続時間、または、ろ過
    池の稼働状態およびろ過流量、のいずれかを監視するこ
    とにより決定されることを特徴とする請求項1に記載の
    ろ過池洗浄制御装置。
  3. 【請求項3】前記洗浄指令出力手段による指令は、汚水
    池水位および浄水池水位が設定範囲内にあることを監視
    して指令されることを特徴とする請求項1に記載のろ過
    池洗浄制御装置。
  4. 【請求項4】目標ろ過抵抗回復値を設定し、洗浄開始時
    のろ過抵抗値と前記目標ろ過抵抗回復値との差により洗
    浄時間を可変にする洗浄時間決定手段をさらに備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のろ過池洗浄制御装置。
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