JPH08266874A - 水濾過装置の運転方法 - Google Patents
水濾過装置の運転方法Info
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- JPH08266874A JPH08266874A JP7096189A JP9618995A JPH08266874A JP H08266874 A JPH08266874 A JP H08266874A JP 7096189 A JP7096189 A JP 7096189A JP 9618995 A JP9618995 A JP 9618995A JP H08266874 A JPH08266874 A JP H08266874A
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- JP
- Japan
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- mode
- water
- water quality
- reference value
- filtration
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 モード選定ができ、逆洗水の使用量が少な
く、膜モジュールに過度の負担を掛けずに、濾過期間を
長くできる運転方法を提供する。 【構成】 モード選択の基準として原水の水質と膜モジ
ュールの入力(又は出口)圧力を選び、全量濾過モード
からクロスフロー濾過モードへの移行条件として予め第
1水質基準値WH と第1圧力基準値PH を設定し、各モ
ードでの逆洗間隔期間T1 、T2 を予め定めて、先ず全
量濾過モードで運転し、水質が第1水質基準値に達せ
ず、膜モジュールの入口圧力が第1圧力基準値に達して
いないときはそのモードで運転を続行し、始動からT1
期間を経過したときに逆洗を行い、逆洗終了後再度全量
濾過モードで運転を開始し、逆に水質がWH に達してい
るかあるいは膜モジュールの入口圧力がPH に達してい
るときは直ちにクロスフロー濾過モードに移行し、前モ
ードから通算してT2 期間を経過したときに逆洗を行
い、逆洗終了後全量濾過モードに移行する。
く、膜モジュールに過度の負担を掛けずに、濾過期間を
長くできる運転方法を提供する。 【構成】 モード選択の基準として原水の水質と膜モジ
ュールの入力(又は出口)圧力を選び、全量濾過モード
からクロスフロー濾過モードへの移行条件として予め第
1水質基準値WH と第1圧力基準値PH を設定し、各モ
ードでの逆洗間隔期間T1 、T2 を予め定めて、先ず全
量濾過モードで運転し、水質が第1水質基準値に達せ
ず、膜モジュールの入口圧力が第1圧力基準値に達して
いないときはそのモードで運転を続行し、始動からT1
期間を経過したときに逆洗を行い、逆洗終了後再度全量
濾過モードで運転を開始し、逆に水質がWH に達してい
るかあるいは膜モジュールの入口圧力がPH に達してい
るときは直ちにクロスフロー濾過モードに移行し、前モ
ードから通算してT2 期間を経過したときに逆洗を行
い、逆洗終了後全量濾過モードに移行する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数濾過モードのうち
状況に応じて1態様を選択できる水濾過装置の運転方法
に関する。
状況に応じて1態様を選択できる水濾過装置の運転方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の運転方法としては、例えば特開
平5─111623号に開示された方法がある。この方
法では、各モード毎に逆洗開始の条件となる膜モジュー
ルの入力圧力と逆洗間隔期間を予め定め、あるモードで
入力圧力を条件にして1〜数回逆洗を行ったときはその
上のモード、すなわち全量濾過モードのときはクロスフ
ロー濾過モードに、クロスフロー濾過モードのときはパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードに移行し、そしてあ
るモードで逆洗間隔期間を条件にして1〜数回逆洗を行
ったときはその下のモード、すなわちパージ併用のクロ
スフロー濾過モードのときはパージを併用しないクロス
フロー濾過モードに、クロスフロー濾過モードのときは
全量濾過モードに移行させるようにしている。そして、
各モードでの逆洗間隔期間は全量濾過モード、クロスフ
ロー濾過モード、パージ併用のクロスフロー濾過モード
の順に期間が短くなるように設定されている。
平5─111623号に開示された方法がある。この方
法では、各モード毎に逆洗開始の条件となる膜モジュー
ルの入力圧力と逆洗間隔期間を予め定め、あるモードで
入力圧力を条件にして1〜数回逆洗を行ったときはその
上のモード、すなわち全量濾過モードのときはクロスフ
ロー濾過モードに、クロスフロー濾過モードのときはパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードに移行し、そしてあ
るモードで逆洗間隔期間を条件にして1〜数回逆洗を行
ったときはその下のモード、すなわちパージ併用のクロ
スフロー濾過モードのときはパージを併用しないクロス
フロー濾過モードに、クロスフロー濾過モードのときは
全量濾過モードに移行させるようにしている。そして、
各モードでの逆洗間隔期間は全量濾過モード、クロスフ
ロー濾過モード、パージ併用のクロスフロー濾過モード
の順に期間が短くなるように設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】膜モジュールに一定の
圧力で原水を供給して濾過すると、原水に含まれる懸濁
物質が膜モジュールの内壁に堆積してくるので流束が落
ちる。通常、水濾過装置では透過水量が一定になるよう
に運転しているので上記のように流束が落ちると、原水
の供給圧が上昇してその不足分を補うようになってい
る。このため、原水供給圧の上昇速度は膜モジュール内
の懸濁物質の堆積量に関係し、その量が増えるにしたが
って急激に速くなる。また、原水の水質が悪い程堆積量
も急激に増加するので圧の上昇速度も一層速くなる。し
たがって、特開平5─111623号のように圧のみを
基準にしていると、濾過時に水質が急激に悪化したよう
な場合に、逆洗開始の条件として予め定められた入力圧
力を遙に越えて逆洗を開始するというようなことも起こ
りうる。これが頻繁に繰り返されると、膜モジュールの
篩の役目をする薄いスキン層が過度の負荷で破壊される
おそれもでてくる。また目詰まりが一層悪くなるので逆
洗しても元の流束に戻らないことも起こりうる。また、
上記システムでは、全量濾過モードよりクロスフロー濾
過モードの逆洗間隔期間の方が短く、かつ逆洗後に別の
モードに移行するため、ある水質基準では全量濾過モー
ドで予め定められた入力圧力で逆洗を開始し、これを1
〜数回繰り返してクロスフロー濾過モードに移行し、そ
こで予め定められた逆洗間隔期間で逆洗を開始し、これ
を1〜数回繰り返して全量濾過モードに移行し、これの
繰り返しで、逆洗水を一時蓄えて置くタンクを空にして
装置が自動停止してしまうということも起こりうる。そ
こで、本発明は上記問題を解決した水濾過装置の運転方
法を提供することにある。
圧力で原水を供給して濾過すると、原水に含まれる懸濁
物質が膜モジュールの内壁に堆積してくるので流束が落
ちる。通常、水濾過装置では透過水量が一定になるよう
に運転しているので上記のように流束が落ちると、原水
の供給圧が上昇してその不足分を補うようになってい
る。このため、原水供給圧の上昇速度は膜モジュール内
の懸濁物質の堆積量に関係し、その量が増えるにしたが
って急激に速くなる。また、原水の水質が悪い程堆積量
も急激に増加するので圧の上昇速度も一層速くなる。し
たがって、特開平5─111623号のように圧のみを
基準にしていると、濾過時に水質が急激に悪化したよう
な場合に、逆洗開始の条件として予め定められた入力圧
力を遙に越えて逆洗を開始するというようなことも起こ
りうる。これが頻繁に繰り返されると、膜モジュールの
篩の役目をする薄いスキン層が過度の負荷で破壊される
おそれもでてくる。また目詰まりが一層悪くなるので逆
洗しても元の流束に戻らないことも起こりうる。また、
上記システムでは、全量濾過モードよりクロスフロー濾
過モードの逆洗間隔期間の方が短く、かつ逆洗後に別の
モードに移行するため、ある水質基準では全量濾過モー
ドで予め定められた入力圧力で逆洗を開始し、これを1
〜数回繰り返してクロスフロー濾過モードに移行し、そ
こで予め定められた逆洗間隔期間で逆洗を開始し、これ
を1〜数回繰り返して全量濾過モードに移行し、これの
繰り返しで、逆洗水を一時蓄えて置くタンクを空にして
装置が自動停止してしまうということも起こりうる。そ
こで、本発明は上記問題を解決した水濾過装置の運転方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、複数濾過モ
ードのうち状況に応じて1態様を選択できる水濾過装置
の運転方法において、モード選択の基準として原水の水
質と膜モジュールの入力(又は出口)圧力を選び、全量
濾過モードからクロスフロー濾過モードへの移行条件と
して予め第1水質基準値と第1圧力基準値を設定し、か
つ各モードでの逆洗間隔期間T1 、T2 を予め定めて、
先ず全量濾過モードで運転し、上記原水の水質が第1水
質基準値に達せずしかも膜モジュールの入口圧力が第1
圧力基準値に達していないときはそのモードで運転を続
行し、始動からT1 期間を経過したときに逆洗を行い、
逆洗終了後再度全量濾過モードで運転を開始し、逆に前
記原水の水質が第1水質基準値に達しているかあるいは
前記膜モジュールの入口圧力が第1圧力基準値に達して
いるときは直ちにクロスフロー濾過モードに移行し、前
モードから通算してT2 期間を経過したときに逆洗を行
い、逆洗終了後全量濾過モードに移行することを特徴と
する水濾過装置の運転方法により解決される。更にパー
ジ併用のクロスフロー濾過モードを併設するときは、移
行条件として第1水質基準値より悪い第2水質基準値と
第1圧力基準値より高い第2圧力基準値を設定し、かつ
そのモードでの逆洗間隔期間T3 を予め定めて、前記ク
ロスフロー濾過モードで運転している間に上記第2水質
基準値に達するかあるいは上記第2圧力基準値に達した
ときは直ちにパージ併用のクロスフロー濾過モードに移
行し、前モードから通算してT3 期間を経過したときに
逆洗を行い、逆洗終了後パージを伴わないクロスフロー
濾過モードに移行させることが望ましい。膜モジュール
内での原水の流れの方向を全量濾過モードとクロスフロ
ー濾過モードで異なるようにしてもよい。各モードの逆
洗間隔期間はそのモードで処理される原水の水質を基準
にして定めることが望ましい。原水の水質については、
濁度、紫外線吸光度、TOC、CODその他濾過に関係
する指標を基準にして定められる。そして、原水の水質
は取水している河川水や取水位置によっても異なるの
で、第1及び第2水質基準値を定めるにあたっては上記
基準の中から適当なものを1又は複数選んで定めるのが
望ましい。
ードのうち状況に応じて1態様を選択できる水濾過装置
の運転方法において、モード選択の基準として原水の水
質と膜モジュールの入力(又は出口)圧力を選び、全量
濾過モードからクロスフロー濾過モードへの移行条件と
して予め第1水質基準値と第1圧力基準値を設定し、か
つ各モードでの逆洗間隔期間T1 、T2 を予め定めて、
先ず全量濾過モードで運転し、上記原水の水質が第1水
質基準値に達せずしかも膜モジュールの入口圧力が第1
圧力基準値に達していないときはそのモードで運転を続
行し、始動からT1 期間を経過したときに逆洗を行い、
逆洗終了後再度全量濾過モードで運転を開始し、逆に前
記原水の水質が第1水質基準値に達しているかあるいは
前記膜モジュールの入口圧力が第1圧力基準値に達して
いるときは直ちにクロスフロー濾過モードに移行し、前
モードから通算してT2 期間を経過したときに逆洗を行
い、逆洗終了後全量濾過モードに移行することを特徴と
する水濾過装置の運転方法により解決される。更にパー
ジ併用のクロスフロー濾過モードを併設するときは、移
行条件として第1水質基準値より悪い第2水質基準値と
第1圧力基準値より高い第2圧力基準値を設定し、かつ
そのモードでの逆洗間隔期間T3 を予め定めて、前記ク
ロスフロー濾過モードで運転している間に上記第2水質
基準値に達するかあるいは上記第2圧力基準値に達した
ときは直ちにパージ併用のクロスフロー濾過モードに移
行し、前モードから通算してT3 期間を経過したときに
逆洗を行い、逆洗終了後パージを伴わないクロスフロー
濾過モードに移行させることが望ましい。膜モジュール
内での原水の流れの方向を全量濾過モードとクロスフロ
ー濾過モードで異なるようにしてもよい。各モードの逆
洗間隔期間はそのモードで処理される原水の水質を基準
にして定めることが望ましい。原水の水質については、
濁度、紫外線吸光度、TOC、CODその他濾過に関係
する指標を基準にして定められる。そして、原水の水質
は取水している河川水や取水位置によっても異なるの
で、第1及び第2水質基準値を定めるにあたっては上記
基準の中から適当なものを1又は複数選んで定めるのが
望ましい。
【0005】
【作用】本発明においては、膜モジュールの入力圧力が
逆洗開始の条件とはなっていないので、圧力基準値を定
めるにあたってはある程度余裕をもって定めることがで
きる。したがって、例えば全量濾過モードでの運転中
に、膜モジュールの入力圧力が第1圧力基準値近くにな
って急に原水の水質が悪化し、更に膜モジュールの入力
圧力が第1圧力基準値を越えて急上昇したとしても、あ
る程度の余裕が見込めるので膜モジュールに損傷を与え
るような圧力に達する前にクロスフロー濾過モードに移
行させることができる。更に従来の運転方法では、運転
早々原水の水質が悪化し、もはや全量濾過モードで運転
する状態でなくても規定の圧力値に達するまでは運転を
続行しなければならず、その結果逆洗に必要な透過水が
得られず装置が停止したり、あるいは原水の水質によっ
ては全量濾過モードとクロスフロー濾過モードを交互に
繰り返して同様な状態に陥ることがあったが、このよう
な場合本発明では直ちにクロスフロー濾過モードに移行
して所定の透過水量が確保されるので装置が止まった
り、ユーザへの供給が止まったりすることがない。クロ
スフロー濾過モードで原水の水質が更に悪化してパージ
併用のクロスフロー濾過モードに移行するときも同様で
ある。したがって、従来の運転方法から比べると逆洗水
の使用量も減るので濾過効率がよい。また、原水の水質
に即した濾過モードを直ちにとることができるので膜モ
ジュールに過度の負担を掛けることもない。
逆洗開始の条件とはなっていないので、圧力基準値を定
めるにあたってはある程度余裕をもって定めることがで
きる。したがって、例えば全量濾過モードでの運転中
に、膜モジュールの入力圧力が第1圧力基準値近くにな
って急に原水の水質が悪化し、更に膜モジュールの入力
圧力が第1圧力基準値を越えて急上昇したとしても、あ
る程度の余裕が見込めるので膜モジュールに損傷を与え
るような圧力に達する前にクロスフロー濾過モードに移
行させることができる。更に従来の運転方法では、運転
早々原水の水質が悪化し、もはや全量濾過モードで運転
する状態でなくても規定の圧力値に達するまでは運転を
続行しなければならず、その結果逆洗に必要な透過水が
得られず装置が停止したり、あるいは原水の水質によっ
ては全量濾過モードとクロスフロー濾過モードを交互に
繰り返して同様な状態に陥ることがあったが、このよう
な場合本発明では直ちにクロスフロー濾過モードに移行
して所定の透過水量が確保されるので装置が止まった
り、ユーザへの供給が止まったりすることがない。クロ
スフロー濾過モードで原水の水質が更に悪化してパージ
併用のクロスフロー濾過モードに移行するときも同様で
ある。したがって、従来の運転方法から比べると逆洗水
の使用量も減るので濾過効率がよい。また、原水の水質
に即した濾過モードを直ちにとることができるので膜モ
ジュールに過度の負担を掛けることもない。
【0006】
【実施例】以下、本発明について具体的に説明するが、
その前に図2を参照して本発明の運転方法に使用される
水濾過装置の概要を説明する。符号1は例えば酢酸セル
ロースから成る内圧式中空糸を多数束ねた膜モジュール
で、この膜モジュール1の右側には原水供給口と濃縮水
出口側を接続する循環路2が形成され、その循環路2に
は原水を反時計回りに循環させる循環ポンプ3とその下
流側に循環弁4、更にその下流側にパージ弁5が接続さ
れている。そして、循環ポンプ3の上流側には膜モジュ
ール1に原水を供給するための原水供給配管6が接続さ
れ、その配管6には原水供給ポンプ7と原水供給弁8が
接続されている。また、膜モジュール1の透過水出口側
には透過水を配水池に導くための送水管9が配置され、
その途中には逆洗水として使用するために透過水を一時
蓄えておくことができるようにしたタンク10が配置さ
れている。そして、タンク10からの逆洗水を膜モジュ
ール1側に送り込むための洗浄配管11がタンク10の
上流側の送水管9に接続され、その洗浄水が送水管9を
伝ってタンク10に流れないようにその接続点の下流側
には透過水弁12が接続されている。逆洗配管11には
逆洗ポンプ13とその下流に逆洗弁14Aが接続され、
更に循環路2には膜モジュール1の堆積物を含んだ洗浄
水を系外に排出するために逆洗排水弁14Bが設置され
ている。
その前に図2を参照して本発明の運転方法に使用される
水濾過装置の概要を説明する。符号1は例えば酢酸セル
ロースから成る内圧式中空糸を多数束ねた膜モジュール
で、この膜モジュール1の右側には原水供給口と濃縮水
出口側を接続する循環路2が形成され、その循環路2に
は原水を反時計回りに循環させる循環ポンプ3とその下
流側に循環弁4、更にその下流側にパージ弁5が接続さ
れている。そして、循環ポンプ3の上流側には膜モジュ
ール1に原水を供給するための原水供給配管6が接続さ
れ、その配管6には原水供給ポンプ7と原水供給弁8が
接続されている。また、膜モジュール1の透過水出口側
には透過水を配水池に導くための送水管9が配置され、
その途中には逆洗水として使用するために透過水を一時
蓄えておくことができるようにしたタンク10が配置さ
れている。そして、タンク10からの逆洗水を膜モジュ
ール1側に送り込むための洗浄配管11がタンク10の
上流側の送水管9に接続され、その洗浄水が送水管9を
伝ってタンク10に流れないようにその接続点の下流側
には透過水弁12が接続されている。逆洗配管11には
逆洗ポンプ13とその下流に逆洗弁14Aが接続され、
更に循環路2には膜モジュール1の堆積物を含んだ洗浄
水を系外に排出するために逆洗排水弁14Bが設置され
ている。
【0007】本発明においては常時原水の水質を測定し
て水質が悪化したときその水質に即した濾過モードで運
転する。そのために必要な水質計器15が原水供給ポン
プ7の上流側に設置されている。特に、設置場所は上流
側が適当というわけではなく原水供給配管6上ならばど
こでもよい。そして、水質計器15を設置する場合には
取水している河川の水質を調査して濾過に悪い影響を及
ぼしている因子を測定できるような計器を備えつけるこ
とが望ましい。水質計器は1種類といわず河川の水質を
考慮して複数設置してもよい。例えば、取水場所が河川
の下流の方で工場排水の他、家庭排水も混入するような
場合には、濁度計の他、紫外線吸光度やTOC計を備え
るようにしてもよい。水質計器としてはモニター用とし
て濁度計、UV計、TOC計等が市販されているのでそ
の中から適当なものを選択して使用すればよい。モード
切り換えの基準となる水質の程度、例えば濁度がどの程
度になったときに全量濾過モードからクロスフロー濾過
モードに変えるかということは取水している河川の種類
や取水場所によっても変わるので一概には定められな
い。具体的にいうと、取水場所が河川の上流で有機物質
がほとんど含まれていない所と河川の下流で工場排水や
家庭排水が含まれていて有機物質が多く含まれている所
で、濁度を画一的に決めてモード切り換えしてもあまり
意味がない。したがって、モード切り換えの基準、すな
わち全量濾過モードからクロスフロー濾過モードに切り
換わる第1水質基準値とクロスフロー濾過モードからパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードに切り換わる第2水
質基準値は、取水場所の環境や、更に別の基準値である
膜モジュールの圧力基準値との兼ね合いを考慮して、個
々に定めることが望ましい。膜モジュールの入力圧力を
測定する圧力センサ16、17は膜モジュール1の両端
に2か所取り付けられている。この圧力センサ16、1
7の出力は逆洗開始の条件を定めるものではないから、
第1及び第2圧力基準値を従来よりも余裕をもって低く
設定することができる。この圧力基準値も設備の大きさ
や透過水量によって異なってくるので個々の設備仕様を
参酌して定めることが望ましい。最後に符号18は制御
装置で水質計器15や圧力センサ16、17の入力信号
を基にして図1に示すフローチャートに従って各弁4、
5、8、12、14A、14Bや各ポンプ3、7、13
を制御し、更に所定の期間T1 、T2 、T3 を経過した
ときは逆洗を指示するようにタイマ設定もするように成
っている。
て水質が悪化したときその水質に即した濾過モードで運
転する。そのために必要な水質計器15が原水供給ポン
プ7の上流側に設置されている。特に、設置場所は上流
側が適当というわけではなく原水供給配管6上ならばど
こでもよい。そして、水質計器15を設置する場合には
取水している河川の水質を調査して濾過に悪い影響を及
ぼしている因子を測定できるような計器を備えつけるこ
とが望ましい。水質計器は1種類といわず河川の水質を
考慮して複数設置してもよい。例えば、取水場所が河川
の下流の方で工場排水の他、家庭排水も混入するような
場合には、濁度計の他、紫外線吸光度やTOC計を備え
るようにしてもよい。水質計器としてはモニター用とし
て濁度計、UV計、TOC計等が市販されているのでそ
の中から適当なものを選択して使用すればよい。モード
切り換えの基準となる水質の程度、例えば濁度がどの程
度になったときに全量濾過モードからクロスフロー濾過
モードに変えるかということは取水している河川の種類
や取水場所によっても変わるので一概には定められな
い。具体的にいうと、取水場所が河川の上流で有機物質
がほとんど含まれていない所と河川の下流で工場排水や
家庭排水が含まれていて有機物質が多く含まれている所
で、濁度を画一的に決めてモード切り換えしてもあまり
意味がない。したがって、モード切り換えの基準、すな
わち全量濾過モードからクロスフロー濾過モードに切り
換わる第1水質基準値とクロスフロー濾過モードからパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードに切り換わる第2水
質基準値は、取水場所の環境や、更に別の基準値である
膜モジュールの圧力基準値との兼ね合いを考慮して、個
々に定めることが望ましい。膜モジュールの入力圧力を
測定する圧力センサ16、17は膜モジュール1の両端
に2か所取り付けられている。この圧力センサ16、1
7の出力は逆洗開始の条件を定めるものではないから、
第1及び第2圧力基準値を従来よりも余裕をもって低く
設定することができる。この圧力基準値も設備の大きさ
や透過水量によって異なってくるので個々の設備仕様を
参酌して定めることが望ましい。最後に符号18は制御
装置で水質計器15や圧力センサ16、17の入力信号
を基にして図1に示すフローチャートに従って各弁4、
5、8、12、14A、14Bや各ポンプ3、7、13
を制御し、更に所定の期間T1 、T2 、T3 を経過した
ときは逆洗を指示するようにタイマ設定もするように成
っている。
【0008】以上設備概要を説明したの、次いで図1を
参照して本発明にかかる運転方法を説明する。初期値設
定においては、第1水質基準値WH と第2水質基準値W
HHが取水場所の水質環境や設備の大きさ、その他膜モジ
ュール1の第1圧力基準値PH と第2圧力基準値PHHと
の兼ね合いによって定められる。また、全量濾過モー
ド、クロスフロー濾過モード及びパージ併用のクロスフ
ロー濾過モードにおける各洗浄間隔期間もそれぞれ設備
内容や各モードにおいて処理される水質環境に合わせて
T1 、T2 、T3 に定められる。処理対象となる原水の
水質は全量濾過モード、クロスフロー濾過モード及びパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードの順に悪くなるので
逆洗間隔期間はT1 ≧T2 ≧T3 とすることが望ましい
が、第1及び第2水質基準値WH 、WHHと第1及び第2
圧力基準値PH 、PHHの定め方によってはT1 <T2 <
T3 とすることもできる。先ず、タイマTを零にしてか
らタイマTを始動させる。そして、先ず最初に全量濾過
モードに設定する。これは制御装置18より、逆洗ポン
プ13と循環ポンプ3を停止、逆洗弁14A及び逆洗排
水弁14Bと循環弁4を閉、原水供給ポンプ7を運転、
原水供給弁8を開、パージ弁5を閉、透過水弁12を開
にする指令を出して行う。全量濾過モードが開始された
後は水質計器15と圧力センサ16からの信号を絶えず
監視し、水質計器15からの信号WがWH 未満でしかも
圧力センサ16からの信号PがPH 未満のときは全量濾
過モードを続行し、そのままT1 期間を経過したときに
逆洗を行う。これは制御装置18より原水供給弁8を
閉、逆洗排水弁14Bを開、透過水弁12を閉、逆洗弁
14Aを開にし、そして逆洗ポンプ13を運転する指令
を出して行う。逆洗終了時期は時間的に定めてもよく、
あるいは逆洗圧力を測定して一定値以下になったときに
逆洗を終了するように不定期で行ってもよい。この例で
は逆洗時間が一定にされている。逆洗終了後にはタイマ
Tを零にした後始動させ、その後上記したように全量濾
過モードに設定する。
参照して本発明にかかる運転方法を説明する。初期値設
定においては、第1水質基準値WH と第2水質基準値W
HHが取水場所の水質環境や設備の大きさ、その他膜モジ
ュール1の第1圧力基準値PH と第2圧力基準値PHHと
の兼ね合いによって定められる。また、全量濾過モー
ド、クロスフロー濾過モード及びパージ併用のクロスフ
ロー濾過モードにおける各洗浄間隔期間もそれぞれ設備
内容や各モードにおいて処理される水質環境に合わせて
T1 、T2 、T3 に定められる。処理対象となる原水の
水質は全量濾過モード、クロスフロー濾過モード及びパ
ージ併用のクロスフロー濾過モードの順に悪くなるので
逆洗間隔期間はT1 ≧T2 ≧T3 とすることが望ましい
が、第1及び第2水質基準値WH 、WHHと第1及び第2
圧力基準値PH 、PHHの定め方によってはT1 <T2 <
T3 とすることもできる。先ず、タイマTを零にしてか
らタイマTを始動させる。そして、先ず最初に全量濾過
モードに設定する。これは制御装置18より、逆洗ポン
プ13と循環ポンプ3を停止、逆洗弁14A及び逆洗排
水弁14Bと循環弁4を閉、原水供給ポンプ7を運転、
原水供給弁8を開、パージ弁5を閉、透過水弁12を開
にする指令を出して行う。全量濾過モードが開始された
後は水質計器15と圧力センサ16からの信号を絶えず
監視し、水質計器15からの信号WがWH 未満でしかも
圧力センサ16からの信号PがPH 未満のときは全量濾
過モードを続行し、そのままT1 期間を経過したときに
逆洗を行う。これは制御装置18より原水供給弁8を
閉、逆洗排水弁14Bを開、透過水弁12を閉、逆洗弁
14Aを開にし、そして逆洗ポンプ13を運転する指令
を出して行う。逆洗終了時期は時間的に定めてもよく、
あるいは逆洗圧力を測定して一定値以下になったときに
逆洗を終了するように不定期で行ってもよい。この例で
は逆洗時間が一定にされている。逆洗終了後にはタイマ
Tを零にした後始動させ、その後上記したように全量濾
過モードに設定する。
【0009】これとは別に、水質計器からの信号WがW
H に等しいかそれを越えるとき又は圧力センサ16から
の信号PがPH に等しいかそれを越えるときは逆洗する
ことなく直ちにクロスフロー濾過モードに移行する。こ
れは循環弁4を開に、循環ポンプ3を運転する指令を出
して行う。このとき、原水の流れの方向は全量濾過モー
ドのときの流れの方向とは逆になる。流れを逆にするこ
とによって堆積物の剥離除去を一層効果的にし膜モジュ
ール1の閉塞を防止するという効果がある。このクロス
フロー濾過モードにおいても、水質計器15と圧力セン
サ17からの信号を絶えず監視し、水質計器15からの
信号WがWHH未満でしかも圧力センサ17からの信号P
がPHH未満のときはクロスフロー濾過モードを続行す
る。そして、全量濾過モードから通算してT2 期間を経
過したときに逆洗を行う。特開平5−111623号と
比べると明らかに逆洗間隔期間が長いので本発明の方が
稼働効率がよい。逆洗は循環ポンプ3を停止して、原水
供給弁8と透過水弁12を閉、逆洗弁14Aと逆洗排水
弁14Bを開にし、そして逆洗ポンプ13を運転して行
う。逆洗が終了した後は前述同様タイマTを零にした後
再始動させて全量濾過モードに移行する。本発明におい
ては、この全量濾過モードで依然として原水の水質が改
善されてないときは次のステップで直ちにクロスフロー
濾過モードに移行する。したがって水質が改善されてい
なくても膜モジュール1に過度の負担を掛けることがな
い。
H に等しいかそれを越えるとき又は圧力センサ16から
の信号PがPH に等しいかそれを越えるときは逆洗する
ことなく直ちにクロスフロー濾過モードに移行する。こ
れは循環弁4を開に、循環ポンプ3を運転する指令を出
して行う。このとき、原水の流れの方向は全量濾過モー
ドのときの流れの方向とは逆になる。流れを逆にするこ
とによって堆積物の剥離除去を一層効果的にし膜モジュ
ール1の閉塞を防止するという効果がある。このクロス
フロー濾過モードにおいても、水質計器15と圧力セン
サ17からの信号を絶えず監視し、水質計器15からの
信号WがWHH未満でしかも圧力センサ17からの信号P
がPHH未満のときはクロスフロー濾過モードを続行す
る。そして、全量濾過モードから通算してT2 期間を経
過したときに逆洗を行う。特開平5−111623号と
比べると明らかに逆洗間隔期間が長いので本発明の方が
稼働効率がよい。逆洗は循環ポンプ3を停止して、原水
供給弁8と透過水弁12を閉、逆洗弁14Aと逆洗排水
弁14Bを開にし、そして逆洗ポンプ13を運転して行
う。逆洗が終了した後は前述同様タイマTを零にした後
再始動させて全量濾過モードに移行する。本発明におい
ては、この全量濾過モードで依然として原水の水質が改
善されてないときは次のステップで直ちにクロスフロー
濾過モードに移行する。したがって水質が改善されてい
なくても膜モジュール1に過度の負担を掛けることがな
い。
【0010】クロスフロー濾過モードでWHH以上の信号
又はPHH以上の信号があったときは直ちにパージ併用の
クロスフロー濾過モードに移行する。このモードはクロ
スフロー濾過モードの状態でパージ弁5を開にすること
により行われる。そして、通算してT3 期間経過したと
きに逆洗を行う。逆洗はクロスフロー濾過モードのとき
と同じ操作で行う。逆洗終了後はタイマTを零にした後
再始動させてクロスフロー濾過モードに移行する。移行
後においても原水の水質が改善されてないときは次のス
テップで直ちにパージ併用のクロスフロー濾過モードに
移行する。したがって前述同様膜モジュール1に過度の
負担を掛けることがない。
又はPHH以上の信号があったときは直ちにパージ併用の
クロスフロー濾過モードに移行する。このモードはクロ
スフロー濾過モードの状態でパージ弁5を開にすること
により行われる。そして、通算してT3 期間経過したと
きに逆洗を行う。逆洗はクロスフロー濾過モードのとき
と同じ操作で行う。逆洗終了後はタイマTを零にした後
再始動させてクロスフロー濾過モードに移行する。移行
後においても原水の水質が改善されてないときは次のス
テップで直ちにパージ併用のクロスフロー濾過モードに
移行する。したがって前述同様膜モジュール1に過度の
負担を掛けることがない。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の運転方法に比べて逆洗水の使用量を少なくすること
ができ、また膜モジュールに過度の負担を掛けることな
く濾過期間を長くすることができる。
来の運転方法に比べて逆洗水の使用量を少なくすること
ができ、また膜モジュールに過度の負担を掛けることな
く濾過期間を長くすることができる。
【図1】本発明の運転方法を示したフローチャート図で
ある。
ある。
【図2】本発明に使用される水濾過装置の概略図であ
る。
る。
1 膜モジュール 2 循環路 3 循環ポンプ 4 循環弁 5 パージ弁 6 原水供給配管 7 原水供給ポンプ 8 原水供給弁 9 送水管 10 タンク 11 洗浄配管 12 透過水弁 13 逆洗ポンプ 14A 逆洗弁 14B 逆洗排水弁 15 水質計器 16,17 圧力センサ 18 制御装置
Claims (5)
- 【請求項1】 複数濾過モードのうち状況に応じて1
態様を選択できる水濾過装置の運転方法において、モー
ド選択の基準として原水の水質と膜モジュールの入力
(又は出口)圧力を選び、全量濾過モードからクロスフ
ロー濾過モードへの移行条件として予め第1水質基準値
と第1圧力基準値を設定し、かつ各モードでの逆洗間隔
期間T1 、T2 を予め定めて、先ず全量濾過モードで運
転し、上記原水の水質が第1水質基準値に達せずしかも
膜モジュールの入口圧力が第1圧力基準値に達していな
いときはそのモードで運転を続行し、始動からT1 期間
を経過したときに逆洗を行い、逆洗終了後再度全量濾過
モードで運転を開始し、逆に前記原水の水質が第1水質
基準値に達しているかあるいは前記膜モジュールの入口
圧力が第1圧力基準値に達しているときは直ちにクロス
フロー濾過モードに移行し、前モードから通算してT2
期間を経過したときに逆洗を行い、逆洗終了後全量濾過
モードに移行することを特徴とする水濾過装置の運転方
法。 - 【請求項2】 更に前記クロスフロー濾過モードから
パージ併用のクロスフロー濾過モードに移行する条件と
して第1水質基準値より悪い第2水質基準値と第1圧力
基準値より高い第2圧力基準値を設定し、かつそのモー
ドでの逆洗間隔期間T3 を予め定めて、前記クロスフロ
ー濾過モードで運転している間に上記第2水質基準値に
達するかあるいは上記第2圧力基準値に達したときは直
ちにパージ併用のクロスフロー濾過モードに移行し、前
モードから通算してT3 期間を経過したときに逆洗を行
い、逆洗終了後パージを伴わないクロスフロー濾過モー
ドに移行することを特徴とする請求項1記載の水濾過装
置の運転方法。 - 【請求項3】 前記全量濾過モードと前記クロスフロ
ー濾過モードでは前記膜モジュール内での原水の流れの
方向が異なることを特徴とする請求項2記載の水濾過装
置の運転方法。 - 【請求項4】 前記各モードの逆洗間隔期間はそのモ
ードで処理される原水の水質を基準にして定められてい
ることを特徴とする請求項2又は3記載の水濾過装置の
運転方法。 - 【請求項5】 前記原水の水質は、濁度、紫外線吸光
度、TOC、CODその他濾過に関係する指標を測定基
準にしたもので、前記第1及び第2水質基準値は上記い
ずれか1又は2以上の測定基準に関連して定められてい
ることを特徴とする請求項2ないし4いずれか1記載の
水濾過装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096189A JPH08266874A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 水濾過装置の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7096189A JPH08266874A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 水濾過装置の運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08266874A true JPH08266874A (ja) | 1996-10-15 |
Family
ID=14158367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7096189A Pending JPH08266874A (ja) | 1995-03-29 | 1995-03-29 | 水濾過装置の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08266874A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11319516A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-11-24 | Nkk Corp | 水ろ過処理装置およびその運転方法 |
JP2000210540A (ja) * | 1999-01-25 | 2000-08-02 | Japan Organo Co Ltd | 膜ろ過装置 |
JP2003053155A (ja) * | 2001-08-13 | 2003-02-25 | Asahi Kasei Corp | 膜ろ過方法 |
JP2005270934A (ja) * | 2004-03-26 | 2005-10-06 | Ebara Corp | 膜ろ過方法及び膜ろ過装置 |
JP2007111638A (ja) * | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 膜浄水設備及び膜浄水方法 |
JP2018065120A (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社日立製作所 | 水処理装置及び水処理方法 |
JP2019098296A (ja) * | 2017-12-07 | 2019-06-24 | オルガノ株式会社 | 鉄/マンガン含有水の処理装置および処理方法 |
CN113694730A (zh) * | 2021-08-23 | 2021-11-26 | 潮州深能环保有限公司 | 一种处理垃圾渗滤液的超滤膜在线监控清洗系统及其方法 |
-
1995
- 1995-03-29 JP JP7096189A patent/JPH08266874A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11319516A (ja) * | 1998-05-21 | 1999-11-24 | Nkk Corp | 水ろ過処理装置およびその運転方法 |
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WO2018074328A1 (ja) * | 2016-10-21 | 2018-04-26 | 株式会社日立製作所 | 水処理装置及び水処理方法 |
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