JP3195748U - 可搬式トウバンド開繊装置及び繊維シート製造装置 - Google Patents

可搬式トウバンド開繊装置及び繊維シート製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】製造設備のコストを低減する短繊維材料を用いた繊維シートと長繊維材料を用いた繊維シートとを製造するための可搬式トウバンド開繊装置を提供する。【解決手段】可搬式トウバンド開繊装置は、トウバンド60を搬送するトウバンド搬送部と、前記トウバンド搬送部により搬送されるトウバンド60を開繊するトウバンド開繊部4と、前記トウバンド搬送部と前記トウバンド開繊部4とが取り付けられる移動可能な1つの筐体2と、を備え、短繊維積層体の搬送ラインを備える繊維シート製造装置に対し、前記短繊維積層体の代わりに、前記トウバンド開繊部4で開繊されたトウバンドを前記搬送ラインに供給するように前記繊維シート製造装置に並設可能に構成する。トウバンド開繊装置の近傍には、トウバンド梱包箱50が載置される。トウバンド梱包箱50には、捲縮された長繊維のトウからなるベール状のトウバンド60が折り畳まれて梱包される。【選択図】図1

Description

本考案は、可搬式トウバンド開繊装置及び繊維シート製造装置に関する。
一般に、紙オムツの吸収体やウェットティッシュ等の衛生用品の材料、又は不織布等の生活資材の材料として、繊維シートが用いられている。繊維シートは、例えば特許文献1に開示されるように、フラッフパルプ又はレーヨン等の短繊維材料を用いて製造される。或いは、繊維シートは、例えば特許文献2に開示されるように、セルロースアセテートトウの長繊維を開繊した長繊維材料であるトウバンドを用いて製造される。
特開2011−177299号公報 特開2007−21181号公報
短繊維材料を用いた繊維シートと長繊維材料を用いた繊維シートとは、ニーズに応じて使い分けられる。しかし、両方のニーズに適応するために複数種類の製造装置を個別に導入すると、設備投資の費用が増大する問題がある。
そこで本考案は、短繊維材料を用いた繊維シートと長繊維材料を用いた繊維シートとを製造するための製造設備のコストを低減することを目的としている。
上記課題を解決するために、本考案の一態様に係る可搬式トウバンド開繊装置は、トウバンドを搬送するトウバンド搬送部と、前記トウバンド搬送部により搬送されるトウバンドを開繊するトウバンド開繊部と、前記トウバンド搬送部と前記トウバンド開繊部とが取り付けられる移動可能な1つの筐体と、を備え、短繊維積層体の搬送ラインを備える繊維シート製造装置に対し、前記短繊維積層体の代わりに、前記トウバンド開繊部で開繊されたトウバンドを前記搬送ラインに供給するように前記繊維シート製造装置に並設可能に構成される。
上記構成によれば、短繊維積層体を用いた繊維シートを製造する繊維シート製造装置に対して可搬式トウバンド開繊装置を並設し、トウバンド開繊部で開繊されたトウバンドを搬送ラインに供給することで、繊維シート製造装置に大きな改変を加えることなく、トウバンドを用いた繊維シートを容易に製造できる。一方、可搬式トウバンド開繊装置から繊維シート製造装置へのトウバンドの供給を停止すれば、繊維シート製造装置で短繊維積層体を用いた繊維シートを製造できる。また、トウバンド搬送部とトウバンド開繊部とを移動可能な1つの筐体に取り付けたので、可搬式トウバンド開繊装置は、簡単な手間で、必要時には繊維シート製造装置に並設でき、不要時には片付けることができる。よって、繊維シート製造装置において、短繊維材料を用いた繊維シートと、長繊維材料を用いた繊維シートとを容易に切り替えて製造でき、製造設備のコストを低減できる。
前記トウバンド搬送部は、前記トウバンドを案内するガイドと、前記ガイドを支持する長尺状の支持部とを有し、前記支持部の一端が前記ガイドに連結され、前記支持部の他端が前記筐体に連結されることにより、前記ガイドが前記支持部を介して前記筐体に取り付けられていてもよい。
このような構成の支持部を用いることで、筐体から離間した位置からでもトウバンドをガイドして搬送し、繊維シート製造装置に供給できる。従って、例えば、繊維シート製造装置の周辺にスペースの制約がある場合等に有利となる。
前記トウバンド開繊部は、複数対の開繊ロールと、前記トウバンドを気体で開繊する開繊ユニットとの少なくともいずれかを含んでいてもよい。
これにより、複数対の開繊ロールを用いた開繊処理と、開繊ユニットを用いた開繊処理との少なくともいずれかを行うことにより、トウバンドの開繊状態を調節できる。
前記可搬式トウバンド開繊装置は、前記トウバンド開繊部を駆動しかつ前記筐体に取り付けられる駆動部をさらに備えていてもよい。
これにより、繊維シート製造装置とは独立して、当該可搬式トウバンド開繊装置自体でトウバンド開繊部を駆動できる。
前記可搬式トウバンド開繊装置は、前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドに接着剤を添着させる添着装置と、前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドを加圧する加圧ロールと、前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドを気体のジェットでさらに開繊するジェット装置との少なくともいずれかをさらに備えていてもよい。
これにより、トウバンド開繊部で開繊した後に加工を施したトウバンドを用いて繊維シートを製造でき、当該可搬式トウバンド開繊装置の用途の幅を広げることができる。
本考案の一態様に係る繊維シート製造装置は、搬送ラインに短繊維積層体を供給する短繊維供給部と、前記短繊維積層体を前記搬送ライン上で搬送する短繊維搬送部と、トウバンドを搬送するトウバンド搬送部と、前記トウバンド搬送部により搬送されるトウバンドを開繊するトウバンド開繊部と、を備え、前記トウバンド開繊部が、前記短繊維積層体の代わりに、開繊したトウバンドを前記搬送ラインに供給可能に配置されている。
上記構成によれば、1の繊維シート製造装置が短繊維搬送部とトウバンド搬送部とを両方備えるので、短繊維積層体とトウバンドとを切り替えて搬送ラインに供給し、短繊維材料を用いた繊維シートと、長繊維材料を用いた繊維シートとを容易に切り替えて製造できる。
前記繊維シート製造装置は、第1シートを前記搬送ラインに供給する第1シート供給部と、前記搬送ラインで搬送される前記第1シート上に第2シートを供給する第2シート供給部と、をさらに備え、前記トウバンド開繊部は、前記搬送ラインで搬送される前記第1シートと、前記第2シートとの間に、前記開繊したトウバンドを供給する構成としてもよい。
上記構成によれば、繊維シート製造装置において、第1シートと第2シートとの間に短繊維搬送部から短繊維積層体を供給し、または第1シートと第2シートとの間にトウバンド開繊部からトウバンドとを供給することによって、第1シート及び第2シートの間に短繊維積層体またはトウバンドを挟んだ繊維シートを容易に切り替えて製造できる。
本考案によれば、短繊維材料を用いた繊維シートと長繊維材料を用いた繊維シートとを製造するための製造設備のコストを低減できる。
第1実施形態に係るトウバンド開繊装置の正面図である。 第1実施形態に係るトウバンド開繊装置の側面図である。 第1実施形態のトウバンド開繊装置が並設された吸収体製造装置の部分側面図である。 第1実施形態のトウバンド開繊装置が並設された吸収体製造装置の部分上面図である。 第1実施形態の変形例に係るトウバンド開繊装置の正面図である。 第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第1ユニットの正面図である。 第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第2ユニットの正面図である。 第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第2ユニットの側面図である。 第2実施形態のトウバンド開繊装置を取り付けた吸収体製造装置の部分側面図である。 第2実施形態のトウバンド開繊装置を取り付けた吸収体製造装置の部分上面図である。
以下、本考案の各実施形態について、各図を参照して説明する。
(第1実施形態)
[トウバンド開繊装置]
図1は、第1実施形態に係るトウバンド開繊装置1の正面図である。図2は、第1実施形態に係るトウバンド開繊装置1の側面図である。図1及び2では、トウバンド60を太い二点鎖線で示す。また、図2では、トウバンド梱包箱50を細い二点鎖線で示す。
トウバンド開繊装置1は、可搬式の長繊維シート製造装置であって、人手で容易に移動可能なサイズに構成される。トウバンド開繊装置1は、捲縮されたトウバンド60に外力を掛けて捲縮の一部を解除することで、トウバンド60が嵩高くなるように調整する。以下の説明では、上下方向と、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8を通過するトウバンド60の搬送ラインとの両方に直交する方向をトウバンド開繊装置1の幅方向とする。トウバンド開繊装置1の近傍には、トウバンド梱包箱50が載置される。トウバンド梱包箱50には、捲縮された長繊維のトウからなるベール状のトウバンド60が折り畳まれて梱包される。
トウバンド開繊装置1は、箱状の筐体2と、筐体2から斜め上方に延びるブーム3と、筐体2の正面側に取り付けられたトウバンド開繊部4とを備える。トウバンド開繊部4は、第1開繊ユニット5、第2開繊ユニット6、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8を備える。
筐体2は、直方体状の下方収容部2aと、下方収容部2aの上に設けられた上方収容部2bとを有する。下方収容部2aには、トウバンド開繊部4の第1開繊ユニット5及び第2開繊ユニット6の各々に加圧気体(一例として加圧空気)を供給するブロア9と、トウバンド開繊装置1を駆動させる電源装置10とが収容される。ブロア9は、一例としてボルテックスブロアである。
下方収容部2aの下面には、トウバンド開繊装置1を移動可能にする複数の車輪2cと、所定位置でトウバンド開繊装置1を床に固定するための伸縮可能な複数の固定用脚2dとが設けられる。下方収容部2aの正面部2eには、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8の各回転速度を表示する表示部2fが設けられる。トウバンド開繊装置1の幅方向において、上方収容部2bの幅W1は、下方収容部2a部の幅W2よりも狭い。上方収容部2bは、下方収容部2aの幅方向の奥側に配置される。これによって、下方収容部2aの上面2a1にスペースSが設けられる。スペースSには、第1開繊ロール7と第2開繊ロール8とが並設される。
上方収容部2bには、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8の各々を駆動する駆動部11と、駆動部11を制御する制御部12と、ブーム3を昇降させる昇降装置13と、第1開繊ユニット5及び第2開繊ユニット6の各々にブロア9からの加圧気体を供給する不図示の配管とが収容される。前記配管の一部は、上方収容部2bに対するブーム3の取付部である下端部3bにおいて、ブーム3内の流路3cに接続される。上方収容部2bの正面部2gには、トウバンド開繊装置1のメインスイッチ等を有する操作部2hが設けられる。
ブーム3は、長尺状のパイプで構成される。ブーム3の上端部3aには、収束リング14と、ターンバッフル15が取り付けられる。収束リング14は、トウバンド梱包箱50から繰り上げられたトウバンド60を内部に挿通させて収束させる。ターンバッフル15は、トウバンド60のガイドの一例であって、金属プレートを曲げ加工してなる。ターンバッフル15は、トウバンド梱包箱50から繰り上げられたトウバンド60を表面に這わせ、第2開繊ユニット6に向けてガイドする。トウバンド開繊装置1は、トウバンド搬送部として、ブーム3と、ターンバッフル15とを有する。ブーム3の下端部3bは、筐体2に固定される。これによりブーム3は、斜め上方に向けて所定角度で傾斜しながら延びるように筐体2に設けられる。ターンバッフル15がブーム3の上端部3aに連結され、ブーム3の下端部3bが筐体2に連結されることにより、ターンバッフル15がブーム3を介して筐体2に取り付けられる。ブーム3の内部空間には、流路3cが形成される。流路3cには、ブロア9から第1開繊ユニット5に供給するための気体が流通する。
ブーム3の下端部3bは、筐体2の上方収容部2bの内部で昇降装置13に接続される。昇降装置13は、ブロア9から送られる加圧気体の圧力で作動するシリンダ16を有する。トウバンド開繊装置1の使用に際して、収束リング14及び第1開繊ユニット5にトウバンド60を挿通させる際には、昇降装置13を作動させてブーム3の上端部3aを下方に降ろすことができる。図2に示すように、ブーム3の上端部3aは、トウバンド開繊装置1の正面側に向かうようにカーブしている。これにより、ブーム3の上端部3aに取り付けられた第1開繊ユニット5は、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8の上方に配置される。
第1開繊ユニット5は、互いの板面が並行に対向配置された一対のプレート17、18を有する。一対のプレート17、18間には、トウバンド60が挿通される間隙Gが設けられる。一対のプレート17、18のうち、一方のプレートの表面には、不図示の噴出口が設けられる。前記噴出口からは、間隙Gを通過して搬送されるトウバンド60に向けて、ブーム3内の流路3cを流通した気体が噴出する。前記噴出口は、例えば、スリット或いは孔の少なくともいずれかを有するように形成される。前記噴出口から気体を噴出して搬送中のトウバンド60に当てることにより、トウバンド60は、繊維同士の間隙が広げられて幅方向に開繊される。
第2開繊ユニット6は、一例として、第1開繊ユニット5と同一の構成を有する。第2開繊ユニット6は、ターンバッフル15にガイドされて搬送されるトウバンド60をさらに幅方向に開繊する。第2開繊ユニット6は、筐体2の上方収容部2bの正面部2gで、支持部19に支持される。第2開繊ユニット6は、一例として、ターンバッフル15から第1開繊ロール7に向けて搬送されるトウバンド60の表面に対し、第2開繊ユニット6が有する一対のプレートの各板面(不図示)が平行になるように角度調整された状態で支持部19に支持される。第1開繊ユニット5及び第2開繊ユニット6は、バンディングジェットともいう。
第1開繊ロール7は、スペースSにおいて、第2開繊ユニット6より下方で、第2開繊ユニット6よりも搬送ラインの下流側に配置される。第1開繊ロール7は、上方ロール20及び下方ロール21を有する。第2開繊ロール8は、スペースSにおいて、第1開繊ロール7よりも搬送ラインの下流側に配置される。第2開繊ロール8は、上方ロール22及び下方ロール23を有する。第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8は、フィードロールともいう。
上方ロール20、22の各々は、トウバンド開繊装置1の幅方向に回転軸の軸方向を向けた状態で、上方収容部2bの正面部2gで軸支される。上方ロール20、22の各々は、駆動ロールであって、駆動部11から回転駆動力が個別に伝えられる。オペレータが操作部2hから入力した設定に基づいて制御部12が駆動部11を制御することで、上方ロール20、22の各回転速度が制御される。一例として、上方ロール22は、上方ロール20よりも速い回転速度で回転駆動されるように制御部12に制御される。
下方ロール21、23の各々は、トウバンド開繊装置1の幅方向に回転軸の軸方向を向けた状態で、下方収容部2aの上面2a1に設けられた支持部24、25により軸支される。支持部24、25の各々は、不図示のエアシリンダを備える昇降装置26、27を有する。昇降装置26、27を駆動させることで下方ロール21、23が昇降し、上方ロール20及び下方ロール21の間と、上方ロール22及び下方ロール23の間との各距離が調整される。トウバンド60は、上方ロール20及び下方ロール21の間と、上方ロール22及び下方ロール23の間とに挿通される。図1に示すように、トウバンド60は、第2開繊ロール8よりも下流側の搬送ラインPに向けて搬送されながら、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8によってテンションを掛けられて開繊される。これにより、開繊されたトウバンド60が得られる。
上方ロール20及び下方ロール21の一方と、上方ロール22及び下方ロール23の一方には、トウバンド60を幅方向に開繊する溝部を周方向に形成してもよい。ロール20〜23は、全て金属製のロールでもよい。また、ロール20〜23のうち、下方ロール21、23は、例えばニトリルゴム等を用いたゴム製のロールでもよい。前記ゴム製のロールとしては、帯電防止用ロールを好適に用いることができる。第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8は、トウバンド60の滑りを防ぎながらトウバンド60を挟持して開繊できるとともに、ロール20〜23が回転中に各軸方向にブレを生じにくいことが望ましい。第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8は、トウバンド60の搬送ラインと干渉しないように下方収容部2aの上面2a1上に設けられたカバー28によって、外部から保護される。
[吸収体製造装置]
図3は、トウバンド開繊装置1が並設された吸収体製造装置150の部分側面図である。図4は、トウバンド開繊装置1が並設された吸収体製造装置150の部分上面図である。トウバンド開繊装置1は、短繊維積層体の搬送ラインを備える吸収体製造装置150に並設される。そしてトウバンド開繊装置1は、短繊維積層体の代りに、トウバンド開繊部4で開繊されたトウバンド60を吸収体製造装置150の搬送ラインLに供給するように用いられる。
図3及び4に示す吸収体製造装置150は、繊維シート製造装置の一例であって、ボトムシート(第1シート)供給部151、トップシート(第2シート)供給部152、吸収部材供給部153及び短繊維搬送部154を備える。ボトムシート供給部151は、ロールR1に巻回されたボトムシート155を繰り出し、搬送ラインLに供給する。トップシート供給部152は、ロールR2に巻回されたトップシート156を繰り出し、搬送ロールR3、R4を介して搬送ラインLに供給する。一例として、ボトムシート155は樹脂フィルムであり、トップシート156は合成繊維からなる不織布であるが、ボトムシート155及びトップシート156の各材料は、これらに限定されない。
吸収部材供給部153は、短繊維供給部の一例であって、ホッパ153aと、フィードロール153bとを有する。短繊維材料を用いて吸収体を製造する場合、ホッパ153aには、短繊維材料であるパルプ短繊維と、高分子吸収材であるSAP(Super absorbent polymer)とを含む吸収部材140が貯留される。フィードロール153bは、ホッパ153aの下方に設けられる。フィードロール153bを回転させることにより、搬送ラインLで搬送されるボトムシート155上に吸収部材140の短繊維積層体が供給される。短繊維搬送部154は、搬送ラインLに沿って、ボトムシート155とともに吸収部材140の短繊維積層体を搬送する。
トウバンド開繊装置1を使用しない場合、吸収体製造装置150では、トップシート供給部152から搬送ラインLに供給されるトップシート156が、吸収部材140の短繊維積層体を介してボトムシート155と重ね合わされる。このように吸収部材140の短繊維積層体を介して重ね合わされたボトムシート155とトップシート156とを所定のサイズに切断することで、パルプ短繊維を用いた吸収体が製造される。
図4に示すように、トウバンド開繊装置1を使用する場合には、一例として、吸収部材供給部153よりも搬送ラインLの上流側で、吸収体製造装置150の搬送ラインLと、トウバンド開繊装置1のトウバンド60の搬送ラインPとが互いに直交するように、トウバンド開繊装置1を吸収体製造装置150に並設する。そして、軸支されたロールR5を軸方向が搬送ラインLの流れる方向に対して傾斜するように配置する。ロールR5の軸方向と搬送ラインLの流れる方向との間の角度は、一例として45°に設定する。このロールR5を介して、トウバンド60をトウバンド開繊装置1から吸収体製造装置150に供給し、搬送ラインLに沿って、短繊維搬送部154によりトウバンド60を搬送させる。吸収部材供給部153からは、パルプ短繊維を除いた吸収部材140(一例としてSAPのみ)を搬送ラインLで搬送されるトウバンド60上に供給させる。これにより吸収体製造装置150では、トップシート供給部152から搬送ラインLに供給されるトップシート156が、トウバンド60及び吸収部材140を介してボトムシート155と重ね合わされる。その後、ボトムシート155、トウバンド60及びトップシート156を所定サイズに切断することで、トウバンド60を用いた吸収体が得られる。
このように、トウバンド開繊装置1を用いることで、吸収体製造装置150に大きな改変を加えることなく、吸収体製造装置150でトウバンド60を用いた吸収体を製造できる。長繊維材料であるトウバンド60を用いることで、例えば、短繊維積層体を用いた場合に比べて少量の繊維で吸収体を製造でき、これによって薄型化及び軽量化を図った吸収体が製造できる。また、トウバンド開繊装置1から吸収体製造装置150へのトウバンド60の供給を停止すれば、吸収体製造装置150で短繊維積層体を用いた吸収体を元のように製造できる。
また、トウバンド開繊装置1は、トウバンド搬送部(ブーム3及びターンバッフル15)とトウバンド開繊部4とが一つの筐体2に取り付けられてコンパクトかつ軽量に構成され、人手で容易に移動可能であり、簡易に設置できる。従ってトウバンド開繊装置1は、簡単な手間で、必要時には繊維シート製造装置150に並設でき、不要時には片付けることができるので、高い利便性を有する。トウバンド開繊装置1を用いれば、短繊維材料を用いた吸収体と、長繊維材料を用いた吸収体とを容易に切り替えて製造できる。
また、トウバンド開繊装置1は、筐体2から延びるブーム3を有しているので、例えば、繊維シート製造装置150の周辺にスペースの制約がある場合等でも、繊維シート製造装置150から離間した位置にトウバンド梱包箱50を載置して、トウバンド60を繊維シート製造装置150に供給できる。よってトウバンド開繊装置1によれば、短繊維材料を用いた吸収体と長繊維材料を用いた吸収体とを製造するための製造設備のコストを低減できる。
(変形例)
トウバンド開繊装置1は、第2開繊ロール8を通過したトウバンド60を加工するための加工部を有していてもよい。この加工部としては、例えば、トウバンド開繊部4で開繊したトウバンド60に接着剤を添着させる添着装置と、トウバンド開繊部4で開繊したトウバンド60を加圧する加圧ロールと、トウバンド開繊部4で開繊したトウバンド60を気体のジェットでさらに開繊するジェット装置との少なくともいずれかが挙げられる。
図5は、第1実施形態の変形例に係るトウバンド開繊装置1の正面図である。図5に示すトウバンド開繊装置1には、第2開繊ロール8よりも下流側の搬送ラインPにおいて、上方収容部2bの正面部2gにジェット装置29が設けられている。ジェット装置29は、内部にトウバンド60とジェット状の加圧気体とを流通させることにより、トウバンド60を開繊する。これにより、さらに開繊されて嵩がより高くなったトウバンド60が得られる。
なお、ジェット装置29を用いる場合には、ジェット装置29の内部にトウバンド60とともに粉末状のSAPを供給することで、繊維間にSAPを分散したトウバンドが得られる。この場合、吸収部材供給部153よりも搬送ラインLの下流側の位置から前記トウバンドを吸収体製造装置150に供給することで、当該トウバンドを用いた吸収体を製造できる。
また、トウバンド開繊装置1に前記添着装置を設けた場合には、開繊されたトウバンド60にSAPを接着できる。このように、SAPを接着したトウバンド60を用いて吸収体製造装置150で吸収体を製造すれば、SAPが偏在するのを防止した吸収体を製造できる。また、トウバンド60に接着剤を多めに添着させるように前記添着装置を設定することで、繊維同士が接着により固定されて不織布構造が形成されたトウバンド60が得られる。
また、トウバンド開繊装置1に前記加圧ロールを設け、トウバンド60に前記加圧ロールを圧接することで、トウバンド60の厚みを薄くできる。この場合、トウバンド60と接する前記加圧ロールの周面は、平坦であってもよい。或いは、トウバンドの表面形状を加工できるように、トウバンド60と接する前記加圧ロールの周面に凹凸が形成してもよい。また、前記加圧ロールには加熱ロールを用いてもよい。
(第2実施形態)
図6は、第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第1ユニット30の正面図である。図7は、第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第2ユニット31の正面図である。図8は、第2実施形態に係るトウバンド開繊装置の第2ユニット31の側面図である。第2実施形態に係るトウバンド開繊装置は、第1ユニット30と第2ユニット31とを備える。第1ユニット30は、搬送されるトウバンド60を案内するガイドを有する。第2ユニット31は、第1ユニット30の前記ガイドに案内されて搬送されたトウバンド60を開繊する開繊部を有する。第1ユニット30及び第2ユニット31は、繊維シート製造装置に対し、例えば、ネジ等の締結部材を用いて脱着自在に取り付けられて用いられる。
図6に示すように、第1ユニット30は、具体的には、ブーム103、第1開繊ユニット5、収束リング14及びターンバッフル15を有する。第1開繊ユニット5、収束リング14及びターンバッフル15は、ブーム103の上端部103aに取り付けられる。ブーム103は、一例として、第1実施形態のブーム3と同一の構成を有する。ブーム103の内部には流路103cが形成され、流路103cを流通した気体が第1開繊ユニット5に供給される。
図7及び8に示すように、第2ユニット31は、具体的には、箱状の筐体32と、筐体32の正面部32aの下方に設けられた板状のベース部33と、ベース部33の上方で筐体32に取り付けられたトウバンド開繊部104とを有する。トウバンド開繊部104は、筐体32の正面部32aに設けられた第2開繊ユニット6、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8を有する。第2開繊ユニット6は、筐体32の正面部に設けられ、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8の各々は、筐体32の正面部32aで軸支される。ベース部33には、支持部24、25と、昇降装置26、27とが設けられる。トウバンド開繊部104は、カバー128によって外部より保護される。
筐体32には、第1開繊ユニット5及び第2開繊ユニット6の各々に加圧気体を供給するための不図示のブロア(第1実施形態のブロア9に相当する)と、トウバンド開繊装置を駆動させる不図示の電源装置と、第1開繊ロール7及び第2開繊ロール8の各々を駆動する駆動部111と、駆動部111を制御する制御部112と、ブーム103の昇降装置113と、第1開繊ユニット5及び第2開繊ユニット6の各々に前記ブロアからの加圧気体を供給する不図示の配管とが収容される。第1ユニット30のブーム103の下端部103bは、第2ユニット31の前記配管と接続される。第2ユニット31には、不図示の電源スイッチが設けられる。オペレータが前記電源スイッチを操作することで、トウバンド開繊装置の駆動に関するオン/オフ制御が、吸収体製造装置150と独立してなされる。
図9は、第2実施形態のトウバンド開繊装置を取り付けた吸収体製造装置150の部分側面図である。図10は、第2実施形態のトウバンド開繊装置を取り付けた吸収体製造装置150の部分上面図である。図9及び10に示すように、第1ユニット30及び第2ユニット31が取り付けられた吸収体製造装置150は、ブーム103及びターンバッフル15とを有するトウバンド搬送部と、トウバンド開繊部104とを備える。第1ユニット30及び第2ユニット31は、吸収部材供給部153よりも搬送ラインLの上流側に配置される。第2開繊ロール8の下流側には、トウバンド60を搬送ラインPに沿って搬送ラインLに供給するための搬送ロールR6、R7が軸支されている。
吸収体製造装置150の駆動時において、第1ユニット30及び第2ユニット31を駆動停止させた状態では、オペレータが吸収部材供給部153からパルプ短繊維とSAPとを含む吸収部材140をボトムシート155上に供給することで、パルプ短繊維を用いた吸収体を製造できる。一方、オペレータが第1ユニット30及び第2ユニット31を駆動し、搬送ロールR6、R7を介してトウバンド60を搬送ラインLのボトムシート155上に搬送するとともに、パルプ短繊維を除いた吸収部材140(一例としてSAPのみ)を吸収部材供給部153からトウバンド60上に供給することで、トウバンド60を用いた吸収体を製造できる。
このように第2実施形態では、吸収体製造装置150に大きな改変を加えることなく、1台の吸収体製造装置150に短繊維材料を用いた吸収体の製造ラインと、長繊維材料を用いた吸収体の製造ラインとを備えさせ、オペレータの操作によって、この2種類の吸収体を容易に切り替えて製造できる。しかも、第1ユニット30及び第2ユニット31は吸収体製造装置150に脱着可能に取り付けられているので、不要時には、人手で簡単に吸収体製造装置150から取り外して片付けることができる。
(その他)
なお、本考案は、前述した実施形態及び変形例に限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除することができる。前記実施形態及び変形例は、互いに任意に組み合わせてもよく、例えば1つの実施形態または変形例中の一部の構成を他の実施形態または変形例に適用してもよい。
上記した各実施形態におけるトウバンド開繊装置のトウバンド開繊部は、複数対の開繊ロールと、開繊ユニットとの少なくともいずれかを含んでいればよい。開繊ロールは、3対以上設けてもよい。開繊ユニットは、1つ或いは3つ以上設けてもよい。
第1実施形態では、トウバンド梱包箱50からトウバンド60をそれほど高い位置まで繰り上げなくてもよい場合、ブーム3を省略できる。この場合、収束リング14、ターンバッフル15及び第1開繊ユニット5は、例えば筐体2の外表面に直接取り付けることができる。また、第2実施形態における第1ユニット30のブーム103も同様に省略できる。この場合、一例として、収束リング14、ターンバッフル15及び第1開繊ユニット5の各々を所定の1の支持部材に固定して、前記支持部材を吸収体製造装置150に取り付けることができる。第1開繊ユニット5、第2開繊ユニット6及びジェット開繊装置29のいずれかに供給する気体は、空気に限定されない。例えば、空気以外の気体でもよいし、空気を組成に含む気体であってもよい。
また、第2実施形態における第2ユニット31は、電源装置を省略してもよい。この場合、第2ユニット31は、例えば、吸収体製造装置150の電源装置と接続して駆動させることができる。また、第2ユニット31は、制御部112を有していなくてもよい。第2ユニットの駆動部111を吸収体製造装置150の制御部に接続し、この制御部で駆動部111の駆動を制御してもよい。
以上のように、本考案によれば、短繊維材料を用いた繊維シートと長繊維材料を用いた繊維シートとを製造するための製造設備のコストを低減できる優れた効果を有する。従って、この効果の意義を発揮できる可搬式トウバンド開繊装置及び繊維シート製造装置として広く適用すると有益である。
L、P 搬送ライン
1 トウバンド開繊装置
2 筐体
3、103 ブーム
3a、103a ブームの一端部
3b、103b ブームの下端部
4、104 トウバンド開繊部
5 第1開繊ユニット
6 第2開繊ユニット
7 第1開繊ロール
8 第2開繊ロール
15 ターンバッフル(ガイド)
29 ジェット装置
60 トウバンド
140 吸収部材
150 吸収体製造装置(繊維シート製造装置)
151 ボトムシート供給部(第1シート供給部)
152 トップシート供給部(第2シート供給部)
153 吸収部材供給部(短繊維供給部)
154 短繊維搬送部
155 ボトムシート(第1シート)
156 トップシート(第2シート)

Claims (7)

  1. トウバンドを搬送するトウバンド搬送部と、
    前記トウバンド搬送部により搬送されるトウバンドを開繊するトウバンド開繊部と、
    前記トウバンド搬送部と前記トウバンド開繊部とが取り付けられる移動可能な1つの筐体と、を備え、
    短繊維積層体の搬送ラインを備える繊維シート製造装置に対し、前記短繊維積層体の代わりに、前記トウバンド開繊部で開繊されたトウバンドを前記搬送ラインに供給するように前記繊維シート製造装置に並設可能に構成された、可搬式トウバンド開繊装置。
  2. 前記トウバンド搬送部は、前記トウバンドを案内するガイドと、前記ガイドを支持する長尺状の支持部とを有し、
    前記支持部の一端が前記ガイドに連結され、前記支持部の他端が前記筐体に連結されることにより、前記ガイドが前記支持部を介して前記筐体に取り付けられている、請求項1に記載の可搬式トウバンド開繊装置。
  3. 前記トウバンド開繊部は、複数対の開繊ロールと、前記トウバンドを気体で開繊する開繊ユニットとの少なくともいずれかを含む、請求項1または2に記載の可搬式トウバンド開繊装置。
  4. 前記トウバンド開繊部を駆動しかつ前記筐体に取り付けられる駆動部をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の可搬式トウバンド開繊装置。
  5. 前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドに接着剤を添着させる添着装置と、前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドを加圧する加圧ロールと、前記トウバンド開繊部で開繊した前記トウバンドを気体のジェットでさらに開繊するジェット装置との少なくともいずれかをさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の可搬式トウバンド開繊装置。
  6. 搬送ラインに短繊維積層体を供給する短繊維供給部と、
    前記短繊維積層体を前記搬送ライン上で搬送する短繊維搬送部と、
    トウバンドを搬送するトウバンド搬送部と、
    前記トウバンド搬送部により搬送されるトウバンドを開繊するトウバンド開繊部と、を備え、
    前記トウバンド開繊部が、前記短繊維積層体の代わりに、開繊したトウバンドを前記搬送ラインに供給可能に配置されている、繊維シート製造装置。
  7. 第1シートを前記搬送ラインに供給する第1シート供給部と、
    前記搬送ラインで搬送される前記第1シート上に第2シートを供給する第2シート供給部と、をさらに備え、
    前記トウバンド開繊部は、前記搬送ラインで搬送される前記第1シートと、前記第2シートとの間に、前記開繊したトウバンドを供給する、請求項6に記載の繊維シート製造装置。
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JP2017048474A (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 株式会社ダイセル トウ開繊装置、これを用いた繊維シート製造装置、及び、繊維シートの製造方法
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JP2018003205A (ja) * 2016-07-05 2018-01-11 株式会社ダイセル 吸収性物品製造装置及び吸収性物品の製造方法

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