JP3195603B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP3195603B2
JP3195603B2 JP00142591A JP142591A JP3195603B2 JP 3195603 B2 JP3195603 B2 JP 3195603B2 JP 00142591 A JP00142591 A JP 00142591A JP 142591 A JP142591 A JP 142591A JP 3195603 B2 JP3195603 B2 JP 3195603B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
control
output
power supply
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP00142591A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04250470A (ja
Inventor
聡彦 北原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP00142591A priority Critical patent/JP3195603B2/ja
Publication of JPH04250470A publication Critical patent/JPH04250470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3195603B2 publication Critical patent/JP3195603B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機/プリンターの電源ユニッ
ト構成に於いては、例えば、電子写真プロセスのシーケ
ンスを実現する為の各種制御回路に供給する電源と、電
子写真プロセスを実現するための各種高圧電源や露光ラ
ンプ用電源等を同一のトランスをもとにして実現してい
る製品があった。
【0003】前記電源に於いては、例えば主制御を低圧
電源の24V出力で行ない、これに追従した高圧出力や
低圧出力が各巻線間に出力されており、各種追従巻線は
シーケンスに従って、出力されて行くのであるが、この
場合は、24V出力を主制御として動作しているために
24Vの負荷が変動していくと、制御状態により追従巻
線出力も変化してしまうので、精度を要する電源に対し
ては、それぞれ個別に設けた補助制御回路で出力が制御
されている。また、電子写真プロセスを実現するための
各種高圧出力を有しているため、コピーシーケンス以外
のスタンバイ状態に於いては、主制御である24Vを所
定の電圧まで低下させて、追従出力である高圧を低下さ
せて、不用な高圧の発生を避けていたのが従来の状態で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来例
では画像形成のためのシーケンスがあり、このシーケン
スに従って各種ソレノイドやDCモーターのオン/オフ
により負荷条件が大きく変化していく、例えば複写機で
は、コピーシーケンスからコピー終了でスタンバイ状態
へ移行する時に高圧出力を下げる意味で、主制御の24
Vを所定の電圧に下げるように制御されるが、この時に
これ以外の追従巻線出力である別の追従巻線出力が前述
制御以上に落ちてしまう場合がある。
【0005】これは、制御対象が24Vでありコピーシ
ーケンスが終了した時点で、DCモータやソレノイドが
オフとなり24V負荷が非常に軽くなり、24V系の放
電量が少なくなり、この時点で、コピーシーケンスから
スタンバイ状態へと移行して24Vの電源電圧を低下さ
せているために、パルス幅制御(PWM制御)している
出力パルスがある時間停止したりパルス幅が非常に狭く
なる場合がある。
【0006】この状態では例えば追従巻線出力+5Vで
あり、これを用いて表示器を点灯させるとパルスが停止
している時に消えてしまったり、CPUがこの電源を利
用していると誤動作したりする可能性があるという問題
点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、機器のシーケンスに従っ
て、現在の制御電圧を目的の制御電圧に変化させる場
合、所定の中間電圧設定値に一旦変化させてから前記目
的の制御電圧に変化させて、PWM制御している出力パ
ルスがある時間停止したり、パルス幅が非常に狭くなり
表示器の点灯が消えたりすることを防止し、またCPU
が誤動作する可能性をなくすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、この発明では画像形成装置を次の(1),(2)の
とおりに構成する。 (1)複数の電源出力を供給するための複数の二次巻線
を有するトランスと、前記複数の電源出力の内の1つの
出力を検出する検出手段と、前記検出手段により検出さ
れる出力が所定の制御値に対応する電圧になるように前
記トランスの一次巻線に印加される信号をパルス幅制御
する電源制御手段と、当該画像形成装置のシーケンスに
従って前記1つの出力を第1の電圧から第2の電圧に変
化させる場合に、前記第2の電圧に対応する制御値を前
電源制御手段に設定する以前に、前記第1の電圧と、
前記第2の電圧との間の電圧対応する中間制御値を一
時的に前記電源制御手段に設定する設定手段とを具備し
て成る画像形成装置。 (2)前記電源制御手段は、当該画像形成装置がコピー
動作を終了してユーザーの操作待ちのモードとなると
き、前記1つの出力を第1の電圧から前記第1の電圧よ
り低い第2の電圧に変化させる前記(1)の画像形成装
置。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【実施例】以下、この発明の4実施例について、図面に
基づいて説明する。以下の各実施例は複写機やプリンタ
等の画像形成装置の電源制御回路についてのものであ
る。
【0013】先ず、この発明の第1実施例について、図
1ないし図4を用いて説明する。図1はこの発明の第1
実施例である画像形成装置の構成図、図2は従来例の出
力電圧波形(Vcc2,Vcc3)図、図3は第1実施
例の出力電圧波形(Vcc2,Vcc3)図、図4は第
1実施例の動作を制御するフローチャートである。
【0014】図1において、1はシーケンス制御,プロ
セス制御および各種の電源制御を行うマイクロプロセッ
サ、2は電源制御ドライバーブロックであり、マイクロ
プロセッサ1のパルス出力端子MOUTの出力を受け
て、抵抗R1〜R9、及びコンデンサC1,C2,C
4,C13、ダイオードD1〜D3,D10、トランジ
スタQ2,Q4,Q5、パワーモスFET Q3、パル
ストランスT2のそれぞれから構成されている。3は商
用波AC入力部であり、その内容は入力フィルタ部と整
流部D4とで構成されている。4は各種電源を発生させ
ているメイントランスT1を示し、メイントランスT1
の一次側には、一端はAC入力部3を介して一次側電源
が接続され、さらに他端は電源制御ドライバ2を介して
パワーMOSFETで接続され、二次側にはこれに応じ
た出力が現われダイオードD7とコンデンサC10,ダ
イオードD8とコンデンサC11,ダイオードD6とコ
ンデンサC9,コンデンサC5〜C8とダイオードD5
と三端子レギュレータQ6,コンデンサC12とダイオ
ードD9などでそれぞれ整流回路を構成している。この
整流後の各種電源は、プロセス制御に必要な帯電,現
像,転写の各種高圧として各部に給電され、また各種の
電気回路に給電する低圧電源に対応して各部に給電され
ている。
【0015】本電源の主制御としてはダイオードC11
とダイオードD8とで構成される整流後電圧Vsを電源
検出部5を介してマイクロプロセッサ1のアナログ入力
端子ADC0に接続されている。電圧検出部5は、抵抗
R10〜R15とコンデンサC12,C13、ダイオー
ドD8とで構成されておりマイクロプロセッサ1に入力
可能なレベルに変換して更にフィルターされている。6
は本回路を起動させるための補助電源ブロックである。
ここでは、マイクロプロセッサ1,電源制御ドライバー
2,電圧検出部5などの回路に起動用及び基準電源とし
てVcc1として接続される。
【0016】次に第1実施例の動作を図1を用いて説明
する。この実施例の電源は、マイクロプロセッサ(以後
CPUという)1で制御が行われる。CPU1では、前
述のように図1に示されるトランスT1の整流後電圧V
sを電圧検出部5を介してマイクロプロセッサ1のアナ
ログ入力端子ADC0に接続されループ制御されてい
る。また、CPU1内部では、アナログ入力端子ADC
0へ入力された電圧はコンパレータへと入力されて、こ
こで基準電源となるD/A変換器の出力と比較されて、
この比較結果はデジタル2値のハイ/ロー信号としてラ
ッチされる、その後、パルス幅変調回路(PWM回路)
に入力され、デジタル2値信号化されたコンパレート結
果より出力パルス幅を決定するためのカウンター値をア
ップしたりダウンしたりして出力パルス幅を変化させて
いる。
【0017】また出力パルス幅の変化は、前述のように
コンパレータでアップ、ダウンが決りこの際カウンター
値の変化は所定の内部クロックに同期して変化してい
く。
【0018】ここでは、比較基準電源としてのD/A変
換器の出力値が同一チップ内のCPU側から制御可能と
なっており、実際にはPWM回路の制御値をこのD/A
変換データを書換えるだけで変化させる事が可能となっ
ている。
【0019】次に電源投入時からの動作を追って説明し
ていく。図1において、電源が投入されると、CPU1
はまず補助電源ブロック6より電源供給を受け、CPU
としての動作が開始される。CPU1は動作を開始する
と初期条件設定後、電源立上げシーケンスを実行して電
源制御を行う。電源立上げはCPU1で行われ、パルス
出力端子MOUTよりのパルスを抵抗R1,コンデンサ
C1,トランジスタQ2で構成される絶縁トランスT2
のドライバーを介して電源一次側に伝達されここで抵抗
R3〜R9,コンデンサC4とC13,トランジスタQ
4とQ5,ダイオードD3とD10,パワーMOSFE
T Q3のそれぞれでトランスT1を駆動している。
【0020】又、起動時の電源供給には二次側ではVc
c1で示される電源を補助電源ブロック6より受け電源
立上がり後に、Vcc2で示されるトランスT1の整流
後電圧を利用し、また一次側では立上り時はAC入力部
3で整流された電圧を電源制御ドライバー2内の抵抗R
3〜R5で分圧して供給し、電源立上がり後はトランス
T1の巻線電圧をダイオードD10とコンデンサC13
とで整流して使用する。
【0021】このようにして駆動されているトランスT
1は、ダイオードD9とコンデンサC12,ダイオード
D7とコンデンサC10,ダイオードD8とコンデンサ
C11,ダイオードD6とコンデンサC9,コンデンサ
C5〜C8とダイオードD5および三端子レギュレータ
Q6により、それぞれ整流回路を構成し高圧、低圧等各
種電源を各部に給電している。
【0022】このように駆動されているトランスT1の
整流後の各種電源は、前述のようにプロセス制御に必要
な帯電,現像,転写の各種高圧として各部に給電され、
また各種の電気回路に給電する低圧電源に対応して各部
に給電される。
【0023】この実施例では、ソレノイドや各種制御回
路の電源Vcc3である24V電源を制御しているが、
これはダイオードD6とコンデンサC9の整流後の電圧
Vcc3に対応しており、通常電源スイッチが入りコピ
ー動作がされていない場合は、本電源Vsの制御は24
Vではなく、所定の電圧に下げられている。これは、ト
ランスT1 4で複数の電源が作られており主制御が動
作していると他の巻線にも制御に応じて巻数に対応した
電圧が発生するためであり、高圧巻線に発生する不用な
高圧電源を押えたり、他の電気回路の消費電流を押えた
りしている。
【0024】次にコピーシーケンスへ移行した時につい
て説明する。ユーザーがコピー開始キーを押すとコピー
シーケンスが作動して、まず電圧Vsに対応するVcc
3電源電圧を所定値(24V)に設定するよう動作す
る。そして各種高圧電源をプロセスごとに制御し、本回
路で作られた主制御に対応した電圧を補助回路(図示せ
ず)で微調整している。さらにコピーシーケンスを行う
ための光量制御やモーターやソレノイドやクラッチを駆
動するためにCPU1の出力ポートの制御を行い、コピ
ー動作を終了してユーザーの操作待ちのモードとなる。
また、操作待ちの状態では、主制御の24V電源の電圧
を下げて追従巻線の高圧出力を下げて信頼性を高めてい
る。
【0025】次に第1実施例の制御について図1ないし
図4を用いて説明する。図2に示すものは、従来の制御
による出力電圧波形であり、図1に示す回路図の出力V
cc2および出力Vcc3の出力波形を示したものに相
当するものである。
【0026】図1の回路図では、主制御をVcc3の出
力電圧に対応した出力電圧Vsで行なっており、前述の
Vcc2はこの出力に追従した出力であり、図1の第1
実施例に於いては、出力をコンデンサC5、C6とダイ
オードD5で整流してその出力を三端子レギュレータQ
6及びコンデンサC7、C8を介して出力されているも
のであるが、この時主制御である出力電圧Vcc3の電
圧を下げた時に注目すると、図2ではVcc3を出力V
aからVbへ変化させているがA点に於いて、CPU1
が制御値を切換えて制御電圧はVbに向って制御されだ
す。しかしながら、この時にVcc2に於いて出力低下
が発生して、機器に不具合を発生させる場合がある。
【0027】この不具合の発生は、制御対象がVcc3
(24V)でありコピーシーケンスが終了した時点で、
DCモータやソレノイドがオフとなりVcc3の負荷が
非常に軽くなると同時に操作待ち状態へ移行する時にV
cc3の制御電圧が下がりVcc3の放電量が少なくな
りパルス幅制御(PWM制御)している出力パルスがあ
る時間停止、あるいはパルス幅が非常に狭くなる場合が
あるためであり、コピーシーケンスから操作待ちの状態
へ移行する上で発生してしまう。
【0028】しかしこの時、Vcc2では負荷が接続さ
れ所定の電流が流れているため、PWM出力パルスが停
止した時に停止する時間が長いとどうしてもコンデンサ
ーの容量だけでは電圧を保持しきれずに電圧低下が発生
してしまう、そこで第1実施例では電圧切換手段A(図
1)(詳細後述)で制御電圧VaからVbに制御を切換
える場合に、制御電圧VaとVbの間に中間の電圧を設
けてこの制御値に対してまず制御を行ない、そのあとに
目的の電圧Vbへと制御値を切換えて行く。
【0029】図3は、出力Vcc3の電圧をVaから一
旦Va1へと出力を切換え、さらに所定時間経過後に本
来の目的電圧であるVbへと制御を切換えて行く状態を
示している。これにより追従出力であるVcc2の出力
電圧は低下する事なく、出力が保てる。この電圧切換手
段Aでの電源変化シーケンスのフローチャートを図4に
示す。
【0030】次に図4のフローチャートを用いて第1実
施例の動作を説明する。図4において、メインルーチル
から分岐して、ステップ4aで現在の制御電圧Vaを入
力し、ステップ4bで次の目的制御電圧Vbを入力す
る。そして、ステップ4cで中間値の計算である、△V
=(Va−Vb)/2とVa1=Va+△Vを行ない、
ステップ4dで制御電圧Va1を電源制御レジスタに書
き込む。そしてステップ4eで所定時間Ta待つ。
【0031】ついで、ステップ4fで制御電圧Vaを電
源制御レジスタに書き込み、ステップ4gでメインのコ
ピーシーケンスへ戻る。そしてメインルーチンに戻る。
【0032】以上のように、現在の電圧Vaから目的の
電圧Vbへと可変する際に中間電圧を設定する事でPW
Mパルスの停止時間をなくすか、出力電圧が回路でのコ
ンデンサで充分保持出来るまで少なくすることができ、
また、この動作制御を図1の制御回路を利用して制御電
圧をCPUのソフトでレジスタ等のデータ保持手段に書
込むことで順次出力の可変を可能とし、かつ同一CPU
で複写機、プリンターのシーケンス制御やプロセス制御
をも行なっているので、各電源の制御を可変する場合も
タイミング等の機械とのマッチングも容易にとれる等の
利点がある。
【0033】次にこの発明の第2実施例について、図5
のフローチャートを中心にして説明する。第2実施例に
おいては現在の制御電圧Vaと次に変化させる目的電圧
Vbに対して中間値を求めるだけではなく、電圧の差が
所定の値になかった場合には、中間点を一点ではなく複
数にする事でさらに精度の高い機能を実現しようとする
ものである。
【0034】第2実施例の構成は前記第1実施例と同様
である。次に第2実施例の動作を説明する。図5のフロ
ーチャートにおいて、現在の電圧Vaを入力(ステップ
5a)し、その電圧Vbを入力する(ステップ5b)。
そして、現在の電圧5aと次に可変する電圧5bから中
間点を求めて(ステップ5c)、まず、その中間点へ制
御を移して(ステップ5dYES)、次に目的の制御電
圧Vbへと移行することで上述の機能が実現可能とな
る。
【0035】また、この時現在の制御電圧Vaから次に
変化させる目的の電圧Vbの差が大きいと単に中間値を
求めるだけでは、追従出力が低下してしまう場合があり
上述した機能を実現することが不可能な場合がありう
る。これを防止する為に電圧の差が所定の値になかった
場合(ステップ5dNO)には、中間点を一点ではなく
複数にする事で機能を実現させる事が可能となる(ステ
ップ5e)。
【0036】次に第2実施例の別例について図6を用い
て説明する。上記第2実施例においては、現在の電圧と
次に可変する電圧から中間点をもとめてまず、その中間
点へ制御をうつして、次に目的の制御電圧へと移行する
ことで制御が行なわれているが、上記のように中間点を
求めるのではなく、あらかじめ定められた時間間隔で、
あらかじめ定められた電圧幅で制御を移して行き所定の
電圧になるまで繰返す制御も可能である。この場合は、
いちいち制御電圧をもとにして中間点を求めずに所定の
時間と電圧ステップで制御を移して行く。このような制
御で制御としてはこの方が容易である。図6はこの動作
制御を示している。
【0037】図6において、現在の電圧Vaを入力し
(ステップ6a)、次の目的電圧Vbを入力する(ステ
ップ6b)。そして制御値(目的電圧)はVbか判定し
(ステップ6c)、Vbであれば所定時間待ち(ステッ
プ6d)、所定の△Vを電圧Vaに加える(ステップ6
e)。そして、制御電圧Vbを電源制御レジスタに書込
み(ステップ6g)、メインのコピーシーケンスへ戻る
(ステップ6h)。ステップ6cにおいて、制御値が目
的電圧Vbでなかった場合は、所定の△Vを加算(ステ
ップ6f)してステップ6cに戻る。
【0038】以上説明した第2実施例およびその別例共
に前記第1実施例と同様の作用と効果を奏することがで
きる。
【0039】次にこの発明の第3実施例について図7を
用いて説明する。第3実施例は、立ち下がりのシーケン
スに着目しての発明である。立上がりのシーケンスを含
めた電源の制御電圧を変化させる場合には、現在の電圧
から目的の電圧に可変するのに中間電圧を取るようシー
ケンスを構成することで第3実施例の機能を利用しての
立上がりのオーバーシュート防止機能も付加できる。通
常、立上がりのシーケンスに於いてもオーバーシュート
防止のためにソフトスタートの手法が取られているのが
一般的である、通常の電源等では、ソフトスタートで起
動させるには、パルス幅を起動と同時に最大値にするの
ではなく、徐々に大きくしていくようにしているが、前
記図1の構成では、前述の実施例の様にソフトの設定値
を変化させることで出力制御できることを利用して制御
電圧を順次切換えることによるソフトスタート機能が可
能である。
【0040】これを利用して前述の立上がり及び立ち下
がりの制御を共用出来る。具体的には、現状の制御値と
次に変化させる制御値との中間値を求め一旦これから、
計算で求めた値に制御値を変化させて、次に目的の制御
電圧へと移行することで上述の機能が実現可能となる。
【0041】またこの時、現在の制御電圧から次に変化
させる目的の電圧の差が大きいと単に中間値を求めるだ
けでは、上述した機能を実現することが不可能なために
電圧の差が所定の値になかった場合には、中間点を一点
ではなく複数にする事で機能を実現している。また立上
がりの制御と立ち下がりの制御とで制御ステップを変化
させることも可能である。図7に第3実施例の制御フロ
ー例を示している。
【0042】次に第3実施例の動作制御を図7を用いて
説明する。図7において、現在の電圧Vaを入力し(ス
テップ7a)、次の目的電圧Vbを入力する(ステップ
7b)。そして立上りか立下りかを判定し(ステップ7
c)、立上りであれば立上り時の所定の制御ステップで
各ステップごとに制御を行なう(制御電圧Va+△Vを
電源制御,レジスタに書込む)、そしてメインのコピー
シーケンスへ戻る(ステップ7f)。前記ステップ7c
で立ち下がりであれば立下がり時の所定の制御ステップ
で各ステップごとに制御を行なう(制御電圧Va−△V
を電源制御,レジスタに書込む)(ステップ7e)。そ
してステップ7fに進む。
【0043】次にこの発明の第4実施例について図8を
用いて説明する。前記各実施例においては、立上がりか
あるいは、立ち下がりかのどちらか一方を利用している
が、この制御手法を利用して高圧保護のルーチンの機能
を持たせることも可能と考えられる。
【0044】図8では高圧出力巻線の低圧側とグランド
間の抵抗RHVを設けてこの抵抗値で検出された値をツ
エナーダイオードZD1およびコンデンサC16を入力
保護としてダイオードD11、抵抗R16、コンデンサ
C14の保持回路を介して、CPU1のADC1のアナ
ログ入力端子に入力して、CPU1でレベルの監視を行
ない高圧がリークした状態などで抵抗RHVに過電流が
流れた際にはMOUTのPWMパルスを停止させて所定
時間後に高圧出力を立上げるといった操作が必要となる
が、この場合もADC1のアナログ入力端子のレベルが
異常と判定された時に立ち下げルーチンを利用して、更
に高圧を所定時間停止させるため所定時間MOUTのP
WMパルスを停止した後に立上げルーチンを利用して本
来の制御へと復帰させるといったことも可能と考えらえ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像形
成装置では、機器のシーケンスに従って、現在の制御電
圧を目的の制御電圧に変化させる場合、所定の中間電圧
設定値に一旦変化させてから前記目的の制御電圧に変化
させる電圧変化手段により、PWM制御している出力パ
ルスがある時間停止したり、パルス幅が非常に狭くな
り、表示器の点灯が消えたりすることを防止し、CPU
が誤動作する可能性をなくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である画像形成装置の構
成図
【図2】従来例の出力電圧波形図(Vcc2,Vcc
3)
【図3】第1実施例の出力電圧波形図(Vcc2,Vc
c3)
【図4】第1実施例の動作を制御するフローチャート
【図5】この発明の第2実施例の動作を制御するフロー
チャート
【図6】第2実施例の別例の動作を制御するフローチャ
ート
【図7】この発明の第3実施例の動作を制御するフロー
チャート
【図8】この発明の第4実施例の構成図
【符号の説明】
1 CPU 2 電源制御ドライバ 3 AC入力部 4 トランスT1 5 電圧検出部 6 補助電源ブロック なお、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 21/00 398 G05B 19/02 G06F 1/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電源出力を供給するための複数の
    二次巻線を有するトランスと、 前記複数の電源出力の内の1つの出力を検出する検出手
    段と、 前記検出手段により検出される出力が所定の制御値に対
    応する電圧になるように前記トランスの一次巻線に印加
    される信号をパルス幅制御する電源制御手段と、 当該画像形成装置のシーケンスに従って前記1つの出力
    を第1の電圧から第2の電圧に変化させる場合に、前記
    第2の電圧に対応する制御値を前記電源制御手段に設定
    する以前に、前記第1の電圧と、前記第2の電圧との間
    の電圧対応する中間制御値を一時的に前記電源制御
    段に設定する設定手段とを具備して成ることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記電源制御手段は、当該画像形成装置
    がコピー動作を終了してユーザーの操作待ちのモードと
    なるとき、前記1つの出力を第1の電圧から前記第1の
    電圧より低い第2の電圧に変化させることを特徴とする
    請求項1の画像形成装置。
JP00142591A 1991-01-10 1991-01-10 画像形成装置 Expired - Fee Related JP3195603B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00142591A JP3195603B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00142591A JP3195603B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04250470A JPH04250470A (ja) 1992-09-07
JP3195603B2 true JP3195603B2 (ja) 2001-08-06

Family

ID=11501102

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00142591A Expired - Fee Related JP3195603B2 (ja) 1991-01-10 1991-01-10 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3195603B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3708088B2 (ja) 2003-03-28 2005-10-19 Tdk株式会社 スイッチング電源の出力制御方法、出力制御回路およびスイッチング電源
JP6337809B2 (ja) * 2015-03-11 2018-06-06 株式会社デンソー 駆動制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04250470A (ja) 1992-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100217699B1 (ko) 전원장치
US7040727B2 (en) Apparatus for controlling power supply to printer and method thereof
JP4923864B2 (ja) スイッチング電源装置
JP5316902B2 (ja) 電源システム及び画像形成装置
EP1122874B1 (en) Switching power-supply units
JPH10257761A (ja) 急速再起動が可能な電源装置
JP3195603B2 (ja) 画像形成装置
JP3759434B2 (ja) 電源装置
JPH05236743A (ja) スイッチング電源装置
JP3100797B2 (ja) 電源装置
US6327161B1 (en) Power-saving circuit
JPH0556637A (ja) 電源装置
JPH0793039A (ja) 電源装置
JPH10337019A (ja) スイッチング電源
JP2832637B2 (ja) 電源装置とその付属装置
JP2000347541A (ja) 電源装置と該電源装置の制御方法、及び該電源装置を使用した画像形成装置
KR100198535B1 (ko) 전자기기의 자동전압 전환장치
JPH064153A (ja) 電源装置
JPH09285121A (ja) 電源回路
JP2001245470A (ja) 電源装置
JP3260775B2 (ja) 画像形成装置の高圧電源回路
JP3809266B2 (ja) 高圧発生装置
JP2920413B2 (ja) 画像形成装置
JPH0965651A (ja) Dc−dcコンバータ装置
JPS5843436Y2 (ja) 駆動回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000829

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010424

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees