JP3195445U - 前腕支持補助具 - Google Patents
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Abstract
【課題】首や肩の負担を解消し、前腕の蒸れを解消できて、被装着者が自身で着脱可能な前腕支持補助具を提供する。【解決手段】2枚の台形形状の布からなり、短辺側が5〜15cm、長辺側が10〜30cm、長さが50〜70cmであって、長辺側に10〜30cmの折り返し部分が縫製又は接着固定され、短辺側の1枚の布には一列に1〜5個のボタン穴が1〜5列、他方の布には同数のボタンがボタン穴に対応する位置に配置されたボタン列を有し、ボタン穴及びボタンが1〜5cm離れた位置に複数列設けられたことを特徴とする前腕支持補助具とした。【選択図】図2
Description
本考案は、脳内出血や脳梗塞等により半身不随になった方の前腕支持補助具に関する。
通常、脳内出血や脳梗塞等により半身不随になった場合の前腕支持は、市販の三角巾を使用する。
しかしながら、従来の方法では被装着者の首や肩に負担がかかり、前腕全体を覆うので蒸れを生じやすい。また、被装着者が自身で着脱できない不便さもあった。
一般市販の三角巾
脳内出血や脳梗塞等により腕が半身不随になった場合、腕が常時下がった状態なので腕の重さで肩が傾き、腕に痛みを伴い内蔵にまで影響が及ぶ。その前腕支持補助として通常、市販の三角巾を使用する。
しかしながら、市販の三角巾は上部を結ぶことにより布幅がせまくなる。そのため被装着者の首や肩に負担がかかる。また、三角巾は前腕全体を覆うので蒸れを生じやすい。
別の課題として、装着に介護者を必要とするため自由に着脱できない点も挙げられる。
しかしながら、市販の三角巾は上部を結ぶことにより布幅がせまくなる。そのため被装着者の首や肩に負担がかかる。また、三角巾は前腕全体を覆うので蒸れを生じやすい。
別の課題として、装着に介護者を必要とするため自由に着脱できない点も挙げられる。
本考案は、以上の点を解決するため次のように構成する。
(1) 2枚の台形形状の布からなり、短辺側が5〜15cm、長辺側が10〜30cm、長さが50〜70cmであって、長辺側に10〜30cmの折り返し部分が縫製又は接着固定され、短辺側の1枚の布には一列に1〜5個のボタン穴が1〜5列、他方の布には同数のボタンがボタン穴に対応する位置に配置されたボタン列を有し、ボタン穴及びボタンが1〜5cm離れた位置に複数列設けられたことを特徴とする前腕支持補助具
である。
2枚の布はボタン及びボタン穴を位置を合わせて留めることにより、全体として両端に折り返し部を有する1枚布となる。
使うときはボタンで留めた部分を肩にかけ、両側の折り返し部分を前に垂らし、その折り返し部分に腕を通して(図1参照)、肩から固定する。
布は織成、又は不織布がよく、吊したときに切断しない程度の強度があれば良い。
ボタンは通常の5〜15mmの直径のボタンを使用することが可能である。
ボタンとボタン穴はそれぞれ複数列設けることにより本考案の前腕支持補助具の全長を調整することが出来、個人差を吸収することが出来る。
本考案の寸法をとることにより、子供より大人まで幅広い対象の人に用いることができる。
(1) 2枚の台形形状の布からなり、短辺側が5〜15cm、長辺側が10〜30cm、長さが50〜70cmであって、長辺側に10〜30cmの折り返し部分が縫製又は接着固定され、短辺側の1枚の布には一列に1〜5個のボタン穴が1〜5列、他方の布には同数のボタンがボタン穴に対応する位置に配置されたボタン列を有し、ボタン穴及びボタンが1〜5cm離れた位置に複数列設けられたことを特徴とする前腕支持補助具
である。
2枚の布はボタン及びボタン穴を位置を合わせて留めることにより、全体として両端に折り返し部を有する1枚布となる。
使うときはボタンで留めた部分を肩にかけ、両側の折り返し部分を前に垂らし、その折り返し部分に腕を通して(図1参照)、肩から固定する。
布は織成、又は不織布がよく、吊したときに切断しない程度の強度があれば良い。
ボタンは通常の5〜15mmの直径のボタンを使用することが可能である。
ボタンとボタン穴はそれぞれ複数列設けることにより本考案の前腕支持補助具の全長を調整することが出来、個人差を吸収することが出来る。
本考案の寸法をとることにより、子供より大人まで幅広い対象の人に用いることができる。
本考案に係る前腕支持補助具は、以下の効果が得られる。
(1)幅広の肩布で作製することにより市販三角巾で生じた首や肩の負担を解消できる。
(2)手首と肘を分けた筒により前腕の蒸れを解消できる。
(3)肩から掛けるように整え片手で操作が可能な形にすることによって被装着者が自身で着脱可能になり、自由に扱えるようになった。
(4)大人から子供までサイズの異なる人についても使用することが出来る。
(1)幅広の肩布で作製することにより市販三角巾で生じた首や肩の負担を解消できる。
(2)手首と肘を分けた筒により前腕の蒸れを解消できる。
(3)肩から掛けるように整え片手で操作が可能な形にすることによって被装着者が自身で着脱可能になり、自由に扱えるようになった。
(4)大人から子供までサイズの異なる人についても使用することが出来る。
以下、本考案の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本考案の前腕支持補助具を装着した図である。以下、装着の仕方を説明する。
1)ショルダーバッグの要領で利き手側の肩からかける。
2)背にかけた輪を脇下から腕に通し、肘あたりに固定する。
3) 前にのばした輪を指先から腕に通し、手首あたりで固定する。
4) 肘、指先の輪が通ったら、肩で長さを調節する。
1)ショルダーバッグの要領で利き手側の肩からかける。
2)背にかけた輪を脇下から腕に通し、肘あたりに固定する。
3) 前にのばした輪を指先から腕に通し、手首あたりで固定する。
4) 肘、指先の輪が通ったら、肩で長さを調節する。
図3は、本考案の前腕支持補助具の裁断図の一例である。成人男子の平均的な寸法を記入してある。
以下、裁断について説明する。
1) 布を、肩幅は出来上がり10cm、前腕部は出来上がり15cm、台形に裁断する。
2) 上記のものを2本用意する。
3) 2本とも幅広の側から、腕を通す輪のための折り返し部分を25cm測り、ミシンで縫製する。
4) 肩の部分にあたる短辺部分に長さの調節用のボタンを取り付ける。1cm間隔で2段とした。
以下、裁断について説明する。
1) 布を、肩幅は出来上がり10cm、前腕部は出来上がり15cm、台形に裁断する。
2) 上記のものを2本用意する。
3) 2本とも幅広の側から、腕を通す輪のための折り返し部分を25cm測り、ミシンで縫製する。
4) 肩の部分にあたる短辺部分に長さの調節用のボタンを取り付ける。1cm間隔で2段とした。
本考案の前腕支持補助具は、介護用品を製造する企業で利用される。
Claims (1)
- 2枚の台形形状の布からなり、短辺側が5〜15cm、長辺側が10〜30cm、長さが50〜70cmであって、長辺側に10〜30cmの折り返し部分が縫製又は接着固定され、短辺側の1枚の布には一列に1〜5個のボタン穴が1〜5列、他方の布には同数のボタンがボタン穴に対応する位置に配置されたボタン列を有し、ボタン穴及びボタンが1〜5cm離れた位置に複数列設けられたことを特徴とする前腕支持補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005692U JP3195445U (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | 前腕支持補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014005692U JP3195445U (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | 前腕支持補助具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3195445U true JP3195445U (ja) | 2015-01-22 |
Family
ID=52685148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014005692U Expired - Fee Related JP3195445U (ja) | 2014-10-27 | 2014-10-27 | 前腕支持補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195445U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110279211A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 管垒 | 快捷连接并可按需调节其扣合长度的扣具及其制作方法 |
-
2014
- 2014-10-27 JP JP2014005692U patent/JP3195445U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110279211A (zh) * | 2019-07-29 | 2019-09-27 | 管垒 | 快捷连接并可按需调节其扣合长度的扣具及其制作方法 |
CN110279211B (zh) * | 2019-07-29 | 2024-05-07 | 管垒 | 快捷连接并可按需调节其扣合长度的扣具及其制作方法 |
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