JP3194921U - リアビューミラー - Google Patents

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寛明 堀江
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Abstract

【課題】意匠性を高めることが可能であるとともに、ヒケ等の発生を防止し、さらに、爪形状を簡素化しつつ適切な保持力を確保できるリアビューミラーを提供する。【解決手段】ボディ20と、ボディに組み付けられるカバー部材30と、を備え、ボディには、ボディの縁部よりも内側となる位置6箇所に掛止爪22aが突設されており、カバー部材の内面には、カバー部材の縁部よりも内側となる位置に掛止爪に掛止される被掛止部32a〜32fが突設されており、そのうち3箇所の掛止爪の周囲においてボディには、対応する被掛止部の変形を防止する突出部23bが突設されている。【選択図】図2

Description

本考案は、車両等に用いられるリアビューミラーに関するものである。
例えば、特許文献1に開示されているように、リアビューミラーとして、ボディと、このボディに組み付けられるカバー部材とを備えたものが知られている。
特許文献1のリアビューミラーでは、ボディの縁部に形成した爪穴に、カバー部材の縁部に設けた爪を挿入して係合することで、ボディにカバー部材を固定している。
実開平7−4174号公報
しかしながら、特許文献1の係合構造では、爪穴がボディの縁部に形成され、爪がカバー部材の縁部に設けられているので、リアビューミラーの縁部に係合用スペースが必要であった。このため、リアビューミラーの縁部周りの意匠が制限されるという課題があった。
この場合、リアビューミラーの縁部周りを避けて、縁部よりも内側に爪穴および爪を設けることも考えられる。しかしながら、そうすると、組付時に爪が撓んでカバー部材の意匠面に歪が発生するおそれがある。また、爪に強度を持たせようと肉厚にすると、カバー部材の成形時に爪の根元部分にヒケを生じたり、爪の構造が複雑化したりする等の懸念がある。また、爪の構造が複雑化することによって、爪の成形不良を引き起こすおそれもある。
本考案は、前記の点に鑑みてなされたものであり、意匠性を高めることが可能であるとともに、ヒケ等の発生を防止し、さらに、爪形状を簡素化しつつ適切な保持力を確保できるリアビューミラーを提供することを目的とする。
このような課題を解決するために創案された本考案は、ボディと、このボディに組み付けられるカバー部材と、を備えたリアビューミラーであって、前記ボディには、前記ボディの縁部よりも内側となる位置に掛止爪が突設されており、前記カバー部材の内面には、前記カバー部材の縁部よりも内側となる位置に前記掛止爪に掛止される被掛止部が突設されており、前記掛止爪の周囲において前記ボディには、前記被掛止部の変形を防止する突出部が突設されていることを特徴とする。
本考案によれば、組付時に、ボディの掛止爪にカバー部材の被掛止部を当接させると、掛止爪が被掛止部に押されて弾性変形する。これにより、掛止爪に対する被掛止部の装着が許容され、掛止爪が被掛止部に掛止される。この間、突出部の存在によって被掛止部の変形が防止されるので、カバー部材の意匠面に歪が発生することがない。また、必要以上に被掛止部を肉厚にする必要がなくなるので、カバー部材の成形時に被掛止部の根元部分にヒケが生じ難くなる。また、ボディに掛止爪を設けたので、カバー部材に掛止爪を設けた場合に比べて、設計の自由度が増し、爪形状を簡単化しつつ被掛止部に対する適切な保持力を容易に確保することが可能である。
また、前記ボディの縁部よりも前記カバー部材に向けて隆起する隆起部を前記ボディに備え、前記掛止爪および前記突出部を、前記隆起部に設けるのがよい。このようにすると、掛止爪をカバー部材に近づけて配置できるので、その分、カバー部材の被掛止部の突出量を小さくすることができる。これにより、被掛止部の変形をより好適に防止することができる。したがって、カバー部材の意匠面に歪が発生したり、被掛止部の根元部分にヒケが生じたりするのをより効果的に防止することができる。
また、前記被掛止部が、前記掛止爪と前記突出部とに挟持されるのがよい。このようにすると、被掛止部の変形をより好適に防止することができる。したがって、カバー部材の意匠面に歪が発生したり、被掛止部の根元部分にヒケが生じたりするのをより効果的に防止することができる。
ここで、「被掛止部が、掛止爪と突出部とに挟持される」とは、被掛止部に突出部が隙間なく当接する状態、および被掛止部に突出部が若干の隙間をもって対峙する状態を含む。
また、前記掛止爪の掛止方向に直交し、かつ、前記掛止爪の軸方向に直交する方向の前記被掛止部の変位を規制することで、前記掛止爪と前記被掛止部との掛止状態を保持する保持部を、前記掛止爪の側方において前記ボディに設けるとよい。このようにすると、前記方向の被掛止部の変位を規制することができるので、掛止爪と被掛止部との掛止状態が好適に保持され、ボディに対するカバー部材の固定を好適に維持することができる。
本考案によれば、意匠性を高めることが可能であるとともに、ヒケ等の発生を防止し、さらに、爪形状を簡素化しつつ適切な保持力を確保できるリアビューミラーが得られる。
本考案の一実施形態に係るリアビューミラーを示す外観斜視図である。 主要部の分解斜視図である。 ボディの前面図である。 ボディの斜視図(要部拡大)である。 図3のA−A線端面図(要部拡大)である。 (a)は図3のB−B線端面図、(b)は図3のC−C線端面図である。 カバー部材を後面から見た斜視図である。 カバー部材を示す図であり、(a)は後面図、(b)は下面図である。 (a)〜(c)は掛止の様子を示す説明図である。
以下、添付図面を参照して、本考案の実施の形態を詳細に説明する。なお、説明において、「前後」,「左右」,「上下」は、リアビューミラーを自動車の車体に取り付けた状態を基準とする。
本実施の形態に係るリアビューミラーは、図示しない自動車の車体左側のサイドドア等に付設されるいわゆるドアミラーである。リアビューミラーは、図1に示すように、ベース10と、ハウジングHと、後方視認用のミラーMとを備える。ベース10は、サイドドア等の側面からその側方に向かって張り出すように取り付けられる。ハウジングHは、ベース10に取り付けられる。ハウジングHは、ボディ20と、カバー部材30と、下カバー部材40と、からなる3ピース構造とされている。ミラーMは、図示しないミラー駆動装置を介してハウジングHの後面開口部に収容される。なお、本実施形態に係るリアビューミラーは電動格納式であり、ハウジングHは、ベース10に固定された図示しないシャフトに対して回動可能に取り付けられている。
以下、各部について詳細に説明する。
ベース10は、合成樹脂製であり、図示しないサイドドア等の前端部に形成された図示しない取付座等に固定される。
ハウジングHは、合成樹脂製であり、前記のように、ボディ20と、ボディ20の前面の上側に取り付けられるカバー部材30と、ボディ20の前面の下側に取り付けられる下カバー部材40と、を備えている。
ボディ20は、図3,図4に示すように、ボディ20の縁部20aと、縁部20aからカバー部材30および下カバー部材40(図1参照)に向けて隆起する隆起部21を備えている。縁部20aは、ボディ20の周縁となる部位であり、カバー部材30で覆われずに露出する部分である。縁部20aは意匠面である。隆起部21は、カバー部材30で覆われる部分であり、ボディ20の縁部20aよりも内側となる位置(ボディ20の中央寄りとなる位置)からカバー部材30に向けて隆起している(縁部20aに対して前側に膨出している)。隆起部21には、複数の貫通孔21a〜21fが形成されている。貫通孔21a〜21fの孔縁には、図3に示すように、掛止爪22a〜22eが突設されている。掛止爪22a〜22fは、前面視で貫通孔21a〜21f内に突出する位置関係となるように配置されている。これらの掛止爪22a〜22fは弾性変形可能である。なお、一つの貫通孔(例えば貫通孔21a)に対して、一つの掛止爪(例えば掛止爪22a)が対応している。
掛止爪22a〜22fのうち、掛止爪22a〜22dは、カバー部材30の内側面に掛止される。この掛止によってボディ20にカバー部材30が固定される。また、その他の掛止爪22e,22fは、下カバー部材40の内側面に掛止される。この掛止によってボディ20に下カバー部材40が固定される。
掛止爪22a〜22fのうち、掛止爪22b,22c,22dの周囲には、リブ23b,23c,23dが突設されている。リブ23b,23c,23dは、特許請求の範囲における「突出部」に相当する。リブ23b,23c,23dの詳細は後記する。
掛止爪22bは、図6(a)に示すように、リブ23bに向けて傾斜する延在部22b4を備えている。また、掛止爪22cは、図6(b)に示すように、リブ23cに向けて傾斜する延在部22c4を備えている。また、掛止爪22dは、図5に示すように、リブ23dに向けて傾斜する延在部22d4を備えている。
次に、リブ23b,23c,23dについて説明する。リブ23bは、図4,図6(a)に示すように、貫通孔21bの上側の孔縁21b1から前方に向けて突出形成されており、図3に示すように、正面視で掛止爪22bに対向配置されている。リブ23bは、断面舌片状の板状片からなり、掛止爪22bに対向する方向(図4,図6(a)において上下方向)に厚く形成されて変形し難くなっている。リブ23bの先端部は、アール状に形成されており、掛止爪22bの先端部に対して上下方向に間隔を開けて対向するように(上下方向に先端部同士が対向してオーバーラップするように)配置されている。リブ23bには、掛止爪22bに対向する部分の角部が面取りされて傾斜面23b5が形成されている。
リブ23cは、図3,図6(b)に示すように、貫通孔21cの下側の孔縁21c1から前方に向けて突出形成されており、図3に示すように、正面視で掛止爪22cに対向配置されている。リブ23cは、断面略長四角形状の板状片からなり、掛止爪22cに対向する方向(図3,図6(b)において上下方向)に厚く形成されて変形し難くなっている。リブ23cの先端部は、掛止爪22cの先端部に対して上下方向に間隔を開けて対向するように(上下方向に先端部同士が対向してオーバーラップするように)配置されている。リブ23cには、掛止爪22cに対向する部分の角部が面取りされて傾斜面23c5が形成されている。
リブ23dは、図4,図5に示すように、貫通孔21dの右側の孔縁21d1から前方に向けて突出形成されており、図3に示すように、正面視で掛止爪22dに対向配置されている。リブ23dは、断面略三角形状の板状片からなり、掛止爪22dに対向する方向(図4,図5において左右方向)に厚く形成されていて変形し難くなっている。リブ23dの先端部は、掛止爪22dの先端部に対して左右方向に間隔を開けて対向するように(左右方向に先端部同士が対向してオーバーラップするように)配置されている。リブ23dは、掛止爪22dに対向する部分が傾斜面23d5とされている。傾斜面23d5は、後方から前方へ向けて掛止爪22dとの距離が開くように、前方左側方へ向けて傾斜している。
また、掛止爪22a〜22fのうち、掛止爪22bの左右側方には、図4に示すように、被掛止部32bの左右方向の変位を規制する保持部24b,24bが設けられている。保持部24b,24bは、貫通孔21bの左右の孔縁21b2,21b2から前方に向けて突出形成された板状片からなる。ここで、被掛止部32bの左右方向の変位とは、掛止爪22bの掛止方向(上下方向)に直交し、かつ、掛止爪22bの軸方向(前後方向)に直交する方向の変位である。
これと同様に、掛止爪22cの左右側方には、図3に示すように、被掛止部32cの左右方向の変位を規制する保持部24c,24cが設けられている。保持部24c,24cは、図3に示すように、貫通孔21cの左右の孔縁21c2,21c2から前方に向けて突出形成された板状片からなる。ここで、被掛止部32cの左右方向の変位とは、掛止爪22cの掛止方向(上下方向)に直交し、かつ、掛止爪22cの軸方向(前後方向)に直交する方向の変位である。
また、ボディ20の前部の右側縁部には、図4に示すように、四角枠状の係合部25,25が設けられている。係合部25,25は、ボディ20の前部の右側縁部から前方に向けて突出形成されている。
カバー部材30は、前記したように、ボディ20の前面の上側に取り付けられる。カバー部材30には、図2,図7,図8(a)(b)に示すように、前部30aから側部30bに亘って湾曲横長孔状の開口部30cが形成されている。この開口部30cには、ボディ20とカバー部材30との間に配置されたウインカランプ部50のレンズ部51が露出する(図2参照)。
カバー部材30には、図7に示すように、その内側面に複数の被掛止部32a〜32dが突設されている。被掛止部32a〜32dは、カバー部材30の縁部(後縁部30d、下縁部30e、図7参照)よりも内側となる位置に突設されており、ベース20の掛止爪22a〜22dに対応している。
被掛止部32aは、内側面に立設された突出片32a1と、突出片32a1を補強する一対のリブ片32a2,32a2とを備えている。カバー部材30の組付時に被掛止部32aには、掛止爪22aが掛止される。
被掛止部32bは、内側面に立設された突出片32b1と、突出片32b1を補強する一対のリブ片32b2,32b2とを備えている。突出片32b1の先端下面には、突部32b3が形成されている。カバー部材30の組付時に被掛止部32bは、図6(a)に示すように、リブ23bに案内されるようにして、掛止爪22bとリブ23bとの間に挿入され、これらに挟持される。突部32b3には、掛止爪22bの爪部22b3が掛止される。リブ23bは、カバー部材30の組付時および組付後において被掛止部32bの変形を防止する役割をなす。
また、被掛止部32bは、掛止爪22bの保持部24b,24bによって左右方向の変位が規制される。これによって、掛止爪22bに対する被掛止部32bの掛止状態が保持される。
被掛止部32cは、内側面に立設された突出片32c1と、突出片32c1を補強する一対のリブ片32c2,32c2とを備えている。突出片32c1の先端上面には、突部32c3が形成されている。カバー部材30の組付時に被掛止部32cは、図6(b)に示すように、リブ23cに案内されるようにして、掛止爪22cとリブ23cとの間に挿入され、これらに挟持される。突部32c3には、掛止爪22cの爪部22c3が掛止される。リブ23cは、カバー部材30の組付時および組付後において被掛止部32cの変形を防止する役割をなす。
また、被掛止部32cは、掛止爪22cの保持部24c,24cによって左右方向の変位が規制される。これによって、掛止爪22cに対する被掛止部32cの掛止状態が保持される。
被掛止部32dは、内側面に立設された突出片32d1と、突出片32d1を補強する一対のリブ片32d2,32d2とを備えている。突出片32d1は、図5に示すように、先端部32d3が内側に折り曲げられている。カバー部材30の組付時に被掛止部32dは、リブ23dに案内されるようにして、掛止爪22dとリブ23dとの間に挿入され、これらに挟持される。リブ23dは、カバー部材30の組付時および組付後において被掛止部32dの変形を防止する役割をなす。
カバー部材30の後縁部30dには、図7に示すように、間隔をあけて複数の突片35が形成されている。各突片35は、被掛止部32a〜32dに対する掛止爪22a〜22dの掛止を妨げることなく、ボディ20に対するカバー部材30の相対的な動きを規制する。
カバー部材30の下縁部30eには、枠状を呈する一対の連結片34,34が設けられている。一対の連結片34,34は、カバー部材30の下縁部30eから後方に向けて突出形成されている。一対の連結片34,34は、下カバー部材40に設けられた連結受部41,41に連結可能である。連結受部41,41には、連結片34の枠内に係合可能な係合片42が設けられており、この係合によってカバー部材30が下カバー部材40に固定される。
また、カバー部材30の後縁部30dの右縁には、係合突部36,36が設けられている。係合突部36,36は、ボディ20の右側縁部の係合部25,25に係合可能である。
さらに、カバー部材30の後縁部30dには、複数の補強用リブ37が設けられている。
下カバー部材40は、図1に示すように、ボディ20の前面の下側に取り付けられる。下カバー部材40の前縁部40aには、図2に示すように、連結受部41,41が設けられている。下カバー部材40の下部内面には、一対の被掛止部32e,32fが立設されている。一対の被掛止部32e,32fは、後縁部40cよりも内側となる位置に配置されている。一対の被掛止部32e,32fには、ボディ20の掛止爪22e,22f(図3参照)が掛止される。下カバー部材40の組付時には、この掛止によってボディ20に下カバー部材40が固定される。
その他、下カバー部材40には、ベース10(図1参照)に連通する連通孔43が形成されている。
ウインカランプ部50は、図2に示すように、カバー部材30の開口部30cの後面側に配置可能な湾曲形状とされている。ウインカランプ部50は、ベース部50aと、レンズ部51とを備えている。レンズ部51の内部には、発光体としてLED(Light Emitting Diode)が備わる。
次に、ボディ20にハウジングHを組み付ける際の手順について説明する。
まず、カバー部材30と下カバー部材40とを連結する。この場合、下カバー部材40の前方からカバー部材30を近づけ、カバー部材30の連結片34,34を下カバー部材40の連結受部41,41に装着する。そうすると、連結片34,34の枠内に連結受部41,41の係合片42,42がそれぞれ係合し、この係合によってカバー部材30と下カバー部材40とが連結される。
その後、一体化されたカバー部材30および下カバー部材40をボディ20の前方から近づけ、ボディ20の掛止爪22a〜22fをハウジングH側の被掛止部32a〜32fにそれぞれ掛止する。このとき、掛止爪22b〜22dの側部には、リブ23b〜23dが設けられているので、次のような組み付けが行われる。なお、リブ23b〜23dによる作用は同様であるので、ここでは、図9(a)〜(c)に示すように、リブ23cにおける作用について説明する。図9(a)〜(c)は、被掛止部32cに対する掛止爪22cの掛止の様子を示す説明図である。
まず、図9(a)に示すように、被掛止部32cの先端部を掛止爪22cに接近させ、掛止爪22cとリブ23cとの間に先端部を挿入する。このとき、掛止爪22cの延在部22c4がリブ23cに向けて傾斜しているので、被掛止部32cの先端部が掛止爪22c側にズレていたとしても、そのズレが修正されて先端部が掛止爪22cとリブ23cとの間に好適に案内される。なお、延在部22c4に連続する爪部22c3の傾斜面22c5もリブ23cに向けて傾斜しているので、この傾斜によっても先端部が掛止爪22cとリブ23cとの間に好適に案内される。また、爪部22c3の傾斜面22c5に対向するリブ23cの傾斜面23c5が掛止爪22cに向けて傾斜しているので、この傾斜によっても先端部が掛止爪22cとリブ23cとの間に好適に案内される。
図9(b)に示すように、被掛止部32cの先端部が掛止爪22cとリブ23cとの間に入り込んでこれらに当接すると、被掛止部32cの突部32c3が掛止爪22cの爪部22c3を押して掛止爪22cがリブ23cから離れる方向に弾性変形される。このとき、被掛止部32cの反対側の面(突部32c3と反対側の面)にはリブ23cが当接しているので、掛止爪22cの反力による被掛止部32cの変形が好適に防止される。
その後、図9(c)に示すように、被掛止部32cの突部32c3が掛止爪22cの爪部22c3を乗り越えると、掛止爪22cが弾性復帰して突部32c3の側部に掛止される。掛止された状態で、被掛止部32cは、掛止爪22cとリブ23cとに挟持される。
また、掛止された状態で、被掛止部32cの左右側方には、掛止爪22cの左右側方に設けられた保持部24c,24cが位置する。
このように、組付時に被掛止部32b〜32dを変形させない構造であり、カバー部材30の意匠面に掛止時の引張り応力が生じないので、被掛止部32b〜32dを配置する上での制約が少ない。
また、カバー部材30および下カバー部材40がボディ20に取り付けられると、カバー部材30の突片35がボディ20の縁部に係合し、ボディ20に対するカバー部材30の相対的な動きが好適に規制される。
以上説明したリアビューミラーによれば、組付時に、ボディ20の掛止爪22a〜22fにカバー部材30および下カバー部材40の被掛止部32a〜32fを当接させると、掛止爪22a〜22fが被掛止部32a〜32fに押されて弾性変形する。これにより、掛止爪22a〜22fが被掛止部32a〜32fに掛止される。この間、被掛止部32b〜32dの変形が防止されるので、カバー部材30の意匠面に歪が発生することを効果的に防止することができる。
なお、カバー部材30の意匠面に歪が発生しないので、被掛止部32b〜32dを意匠面のどこにでも設けることが可能となる。したがって、リアビューミラーの設計の自由度が向上する。
また、被掛止部32b〜32dの形状や構成を簡単なものとすることもできる。
また、必要以上に被掛止部32b〜32dを肉厚にする必要がなくなるので、カバー部材30の成形時に被掛止部32b〜32dの根元部分にヒケが生じ難くなる。また、ショートショットも生じ難くなる。
また、被掛止部32a〜32fに掛止される掛止爪22a〜22fがボディ20に設けられるので、爪形状を簡単化しつつ被掛止部32a〜32fに対する適切な保持力を容易に確保することができる。
なお、爪形状を簡単化できるので、成形型が簡単になり、製造コストを低減できる。
また、リブ23b〜23dが設けられているので、掛止後の被掛止部32b〜32dの保持力が継続する。したがって、ボディ20に対するカバー部材30の好適な組み付けを実現することができる。
また、リブ23b〜23dがボディ20に設けられているので、被掛止部32b〜32dの変形防止を好適に図ることができる。
また、ボディ20は、掛止爪22b〜22dやリブ23b〜23dを設ける制約が少ないので、設計の自由度が増す。
さらに、リブ23b〜23dの肉厚を大きくできる(意匠面にないのでヒケ等を考慮せずに強度等の観点から肉厚を設計できる。)ので、被掛止部32b〜32dに対して、外れる方向の力が加わった際に、リブ23b〜23dに、せん断、クラックが発生しない。つまり、掛止爪22b〜22dやリブ23b〜23dを、基本となる形状から大きく変更しないで(場所ごとに多少アレンジするだけで)設計することができる。このことは、カバー部材30の被掛止部32b〜32dの設計においても同様である。
また、リブ23b〜23dの形成の自由度が増すことから、面取り等の誘い込み形状も容易に形成することができる。したがって、組付作業性に優れ、被掛止部32b〜32dの挿入作業も行い易いリアビューミラーが得られる。また、リブ23b〜23dが被掛止部32b〜32dのガイド部材として機能するので、正しい掛止位置への組み付けも容易である。
また、掛止爪22a〜22fおよびリブ23b〜23dが、ボディ20の隆起部21に設けられており、掛止爪22a〜22fをカバー部材30に近づけて配置することができるので、その分、被掛止部32a〜32fの突出量を小さくすることができる。つまり、被掛止部32a〜32fの長さ設定は、隆起部21側で行うことができる。これにより、被掛止部32a〜32fの変形をより好適に防止することができる。したがって、カバー部材30の縁部よりも内側に被掛止部32a〜32fが設けられる構造でありながら、カバー部材30の意匠面に歪が発生したり、被掛止部32a〜32fの根元部分にヒケが生じたりするのをより効果的に防止することができる。これにより、設計上の配置制約がなくなる。
また、被掛止部32bが掛止爪22bとリブ23bとに挟持され、被掛止部32cが掛止爪22cとリブ23cとに挟持され、また、被掛止部32dが掛止爪22dとリブ23dとに挟持されるので、被掛止部32b〜32dの変形をより好適に防止することができる。したがって、カバー部材30の意匠面に歪が発生したり、被掛止部32b〜32dの根元部分にヒケが生じたりするのをより効果的に防止することができる。
また、挟持によって、ガタによる外れも好適に防止することができる。
また、保持部24b,24bによって、被掛止部32bの左右方向の変位を規制することができ、また、保持部24c,24cによって、被掛止部32cの左右方向の変位を規制することができるので、被掛止部32b,32cの変形をより好適に防止することができる。したがって、各掛止爪22b〜22dと各被掛止部32b〜32dとの掛止状態が好適に保持され、ボディ20に対するカバー部材30の固定を好適に維持することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。
例えば、前記実施形態では、被掛止部32b,32c,32dにリブ23b,23c,23dが隙間なく当接するものを示したが、これに限られることはなく、被掛止部32b,32c,32dにリブ23b,23c,23dが若干の隙間をもって対峙するように構成してもよい。
また、前記実施形態では、各リブ23b,23c,23dが変形し難いものとして説明したが、これに限られることはなく、被掛止部32b,32c,32dを挟持可能に弾性変形可能に構成してもよい。
また、掛止爪22b〜22dにリブ23b,23c,23dを設けたが、他の掛止爪22a,22e,22fに対してリブを設けてもよい。
また、例えば、掛止爪22bとリブ23bとは、対向する位置関係で配置したものを示したが、これに限られることはなく、被掛止部32bの変形を防止するものであれば、対向しない位置関係(ある方向から見たときにだけ対向しない位置関係となるものや、先端部同士がオーバーラップしない位置関係となるものを含む)で配置してもよい。このことは、掛止爪22cとリブ23cとの位置関係、掛止爪22dとリブ23dとの位置関係についても同様である。
さらに、ボディ20は、ベース10に対して構成したものであってもよく、また、カバー部材30は、ベース10に構成されたボディをカバーするものであってもよい。
また、リブ23b,23c,23dは、対向する方向の厚みが薄くされた平板状に形成されていてもよい。
また、本考案は、自動車等の車両のインナーミラーのボディとカバー部材とに対して適用してもよい。
10 ベース
20 ボディ
20a 縁部
21 隆起部
22a〜22f 掛止爪
23b〜23d リブ
24b,24c 保持部
30 カバー部材
30d 後縁部(縁部)
30e 下縁部(縁部)
32a〜32f 被掛止部
H ハウジング

Claims (4)

  1. ボディと、このボディに組み付けられるカバー部材と、を備えたリアビューミラーであって、
    前記ボディには、前記ボディの縁部よりも内側となる位置に掛止爪が突設されており、
    前記カバー部材の内面には、前記カバー部材の縁部よりも内側となる位置に前記掛止爪に掛止される被掛止部が突設されており、
    前記掛止爪の周囲において前記ボディには、前記被掛止部の変形を防止する突出部が突設されていることを特徴とするリアビューミラー。
  2. 前記ボディは、前記ボディの縁部よりも前記カバー部材に向けて隆起する隆起部を備えており、
    前記掛止爪および前記突出部は、前記隆起部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のリアビューミラー。
  3. 前記被掛止部は、前記掛止爪と前記突出部とに挟持されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のリアビューミラー。
  4. 前記掛止爪の側方において前記ボディには、前記掛止爪と前記被掛止部との掛止状態を保持する保持部が設けられており、
    前記保持部は、前記掛止爪の掛止方向に直交し、かつ、前記掛止爪の軸方向に直交する方向の前記被掛止部の変位を規制して掛止状態を保持することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のリアビューミラー。
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