JP3194706B2 - 歯科診療装置 - Google Patents
歯科診療装置Info
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- JP3194706B2 JP3194706B2 JP01680097A JP1680097A JP3194706B2 JP 3194706 B2 JP3194706 B2 JP 3194706B2 JP 01680097 A JP01680097 A JP 01680097A JP 1680097 A JP1680097 A JP 1680097A JP 3194706 B2 JP3194706 B2 JP 3194706B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は歯科医院において、
患者に対し歯磨き指導や、カウンセリングおよび治療行
為を行うに際して、歯科医師やアシスタントが操作パネ
ルを操作することにより、自動的に各種のポジションに
移行させることができる歯科診療装置に関する。
患者に対し歯磨き指導や、カウンセリングおよび治療行
為を行うに際して、歯科医師やアシスタントが操作パネ
ルを操作することにより、自動的に各種のポジションに
移行させることができる歯科診療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】昨今の歯科医療にあっては、歯科医師と
患者との対話が重要視されているが、従来の歯科医院に
おいては、保健点数等の関係で対話用のスペースを設け
ることができず、患者を治療用椅子に座らせ歯科医師に
よるコンサルティングや歯磨き指導を行っていた。ま
た、前記コンサルティングや歯磨き指導を行った後、治
療用椅子を伏倒して歯科医とアシスタントとによる治療
を開始するものであった。
患者との対話が重要視されているが、従来の歯科医院に
おいては、保健点数等の関係で対話用のスペースを設け
ることができず、患者を治療用椅子に座らせ歯科医師に
よるコンサルティングや歯磨き指導を行っていた。ま
た、前記コンサルティングや歯磨き指導を行った後、治
療用椅子を伏倒して歯科医とアシスタントとによる治療
を開始するものであった。
【0003】そして、前記した歯科医師と患者との対話
が終了し、歯科医師による治療を開始する場合には、歯
科医師自身が治療用椅子を伏倒させ、次いでダンタルラ
イトを点灯して治療を行い、治療が終了したならデンタ
ルライトを消灯させると共に治療用椅子を起立させると
いう作業を行っていた。
が終了し、歯科医師による治療を開始する場合には、歯
科医師自身が治療用椅子を伏倒させ、次いでダンタルラ
イトを点灯して治療を行い、治療が終了したならデンタ
ルライトを消灯させると共に治療用椅子を起立させると
いう作業を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな治療用椅子に座らせられ歯科医師との対面によるコ
ンサルティングは患者に不安感を与え心理的に不安定な
状態となり、治療に移行するまでに前記不安感を除去し
てやる必要であると共に、治療に移行してからは歯科医
師による操作によって治療用椅子を伏倒させたりデンタ
ルライトを点灯したり等の操作を行わなければならない
ため、治療への操作準備のため疲労すると共に治療に専
念できない等の問題点があった。
うな治療用椅子に座らせられ歯科医師との対面によるコ
ンサルティングは患者に不安感を与え心理的に不安定な
状態となり、治療に移行するまでに前記不安感を除去し
てやる必要であると共に、治療に移行してからは歯科医
師による操作によって治療用椅子を伏倒させたりデンタ
ルライトを点灯したり等の操作を行わなければならない
ため、治療への操作準備のため疲労すると共に治療に専
念できない等の問題点があった。
【0005】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、ドクターユニットお
よびアシスタントユニット側に設けた操作パネルを操作
することにより、治療用椅子の起伏、起立、デンタルラ
イトの回転制御およびスピットンボールの出し入れを治
療の進行に対応して自動的に行えるので、医師の疲労を
軽減できると共に治療への専念が行える歯科診療装置を
提供せんとするにある。
もので、その目的とするところは、ドクターユニットお
よびアシスタントユニット側に設けた操作パネルを操作
することにより、治療用椅子の起伏、起立、デンタルラ
イトの回転制御およびスピットンボールの出し入れを治
療の進行に対応して自動的に行えるので、医師の疲労を
軽減できると共に治療への専念が行える歯科診療装置を
提供せんとするにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の歯科診療装置は
前記した目的を達成せんとするもので、その請求項1の
手段は、操作パネルを具備したドクターユニットと、該
ドクターユニットにおける天板裏面にモータによって引
き出され、収納自在に取付けられると共に最大突出位置
と最大収容位置を検出するセンサを有するスピットンボ
ールと、前記ドクターユニットの開口部側に配置された
背凭れの起伏、座部の回転および昇降自在で、かつ、前
記回転量、背凭れ角度および昇降量を検出するセンサを
有する治療用椅子と、前記治療用椅子の略真上の天井に
取付けられ、光源部分を回転および揺動自在に形成さ
れ、かつ、前記回転および揺動量を検出するセンサを有
するデンタルライトと、治療開始時において前記操作パ
ネルを操作することにより、前記最大突出位置検出セン
サが最大突出位置を検出するまで前記スピットンボール
を突出させ、また、前記座部の回転量検出センサおよび
昇降量検出センサ、背凭れ角度検出センサが座部の所定
の回転量、昇降位置および背凭れの角度を検出するまで
治療用椅子を回転、昇降および背凭れの伏倒を行い、さ
らに、光源の回転量および揺動量を前記治療用椅子の移
動量に応じて移動させると共に点灯させる制御回路とを
具備したものである。
前記した目的を達成せんとするもので、その請求項1の
手段は、操作パネルを具備したドクターユニットと、該
ドクターユニットにおける天板裏面にモータによって引
き出され、収納自在に取付けられると共に最大突出位置
と最大収容位置を検出するセンサを有するスピットンボ
ールと、前記ドクターユニットの開口部側に配置された
背凭れの起伏、座部の回転および昇降自在で、かつ、前
記回転量、背凭れ角度および昇降量を検出するセンサを
有する治療用椅子と、前記治療用椅子の略真上の天井に
取付けられ、光源部分を回転および揺動自在に形成さ
れ、かつ、前記回転および揺動量を検出するセンサを有
するデンタルライトと、治療開始時において前記操作パ
ネルを操作することにより、前記最大突出位置検出セン
サが最大突出位置を検出するまで前記スピットンボール
を突出させ、また、前記座部の回転量検出センサおよび
昇降量検出センサ、背凭れ角度検出センサが座部の所定
の回転量、昇降位置および背凭れの角度を検出するまで
治療用椅子を回転、昇降および背凭れの伏倒を行い、さ
らに、光源の回転量および揺動量を前記治療用椅子の移
動量に応じて移動させると共に点灯させる制御回路とを
具備したものである。
【0007】また、請求項2の手段は、前記ドクターユ
ニットに装備されたと同じ操作パネルをアシスタントユ
ニットに取付け、前記ドクターユニット側の操作パネル
と前記アシスタントユニット側の操作パネルとを接続し
て、何れの操作パネルからも前記治療用椅子、スピット
ンボールおよびデンタルライトの制御が行えるようにし
たものである。
ニットに装備されたと同じ操作パネルをアシスタントユ
ニットに取付け、前記ドクターユニット側の操作パネル
と前記アシスタントユニット側の操作パネルとを接続し
て、何れの操作パネルからも前記治療用椅子、スピット
ンボールおよびデンタルライトの制御が行えるようにし
たものである。
【0008】さらに、請求項3の手段は、前記アシスタ
ントユニット側に設けた前記操作パネルは赤外線送信機
を有し、前記デンタルライトは前記赤外線送信機からの
赤外線を受信する受信機を具備し、前記赤外線送信機を
操作することによってデンタルライトの回転、揺動制御
が行えるようにしたものであり、また、請求項4の手段
は、前記治療用椅子は治療位置において手動によってロ
ック機構を解除できるようにして、所望角度だけ回転可
能としたものである。
ントユニット側に設けた前記操作パネルは赤外線送信機
を有し、前記デンタルライトは前記赤外線送信機からの
赤外線を受信する受信機を具備し、前記赤外線送信機を
操作することによってデンタルライトの回転、揺動制御
が行えるようにしたものであり、また、請求項4の手段
は、前記治療用椅子は治療位置において手動によってロ
ック機構を解除できるようにして、所望角度だけ回転可
能としたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る歯科診療装置
の実施の形態を図面と共に説明する。本発明は図1に示
すように歯科医師が使用する治療器具とスピットンボー
ルおよび収納スペースが設けられたドクターユニットA
と、上下および回転可能で、かつ、手動によっても所定
角度回転可能な治療用椅子Bと、アシスタントが使用す
る器具が設けられたアシスタントユニットCおよび治療
用椅子Bの上部天井に取付けられ、前記治療用椅子Bを
伏倒した時に患者の口元を照明するデンタルライトDと
より構成されている。
の実施の形態を図面と共に説明する。本発明は図1に示
すように歯科医師が使用する治療器具とスピットンボー
ルおよび収納スペースが設けられたドクターユニットA
と、上下および回転可能で、かつ、手動によっても所定
角度回転可能な治療用椅子Bと、アシスタントが使用す
る器具が設けられたアシスタントユニットCおよび治療
用椅子Bの上部天井に取付けられ、前記治療用椅子Bを
伏倒した時に患者の口元を照明するデンタルライトDと
より構成されている。
【0010】次に、ドクターユニットAの詳細について
図2〜図6と共に説明する。1は天板にして、下面に治
療器具を収容するための収納棚が形成される等によっ
て、高さが一般の事務机よりも高く形成されている。そ
のために、カルテを作成する等の事務を行ったり、コン
ピュータのキーボードを打ち込む等の作業を行うために
腕部を角部に乗せると、腕の一部分が圧迫されて痛くな
るので、図2に示すように角部11をテーパー状に形成
して、腕に当接する部分を大きくして圧迫面積を広げて
圧迫感を減少するようにしてある。
図2〜図6と共に説明する。1は天板にして、下面に治
療器具を収容するための収納棚が形成される等によっ
て、高さが一般の事務机よりも高く形成されている。そ
のために、カルテを作成する等の事務を行ったり、コン
ピュータのキーボードを打ち込む等の作業を行うために
腕部を角部に乗せると、腕の一部分が圧迫されて痛くな
るので、図2に示すように角部11をテーパー状に形成
して、腕に当接する部分を大きくして圧迫面積を広げて
圧迫感を減少するようにしてある。
【0011】この天板1の平面形状は、直線部分12
と、該直線部分12と対向する他側の一部に形成された
直線部分13と、該直線部分13から山形に張り出した
突出部分14とから形成され、前記直線部分13にキャ
スターが取付けられたドクター用椅子が配置され、前記
突出部分14の外側に治療用椅子Bが配置される。
と、該直線部分12と対向する他側の一部に形成された
直線部分13と、該直線部分13から山形に張り出した
突出部分14とから形成され、前記直線部分13にキャ
スターが取付けられたドクター用椅子が配置され、前記
突出部分14の外側に治療用椅子Bが配置される。
【0012】2は前記天板1の前記直線部分12側に取
付けられ、レントゲン写真を挟んでバック照明によって
見るようにしたパノラマビュアー、3は天板1の裏面に
おける略中央部に垂下し、口腔内カメラ等の外部機器を
収容する収納棚、4はモニターテレビである。
付けられ、レントゲン写真を挟んでバック照明によって
見るようにしたパノラマビュアー、3は天板1の裏面に
おける略中央部に垂下し、口腔内カメラ等の外部機器を
収容する収納棚、4はモニターテレビである。
【0013】5は上面板51の上面に薬品等を収容で
き、かつ、上面板51の前面側にはハンドピース等の治
療器具を垂下するためのホルダー52が取付けられてい
るドクターテーブルである。そして、上面板52の一端
はフレーム53の上端に固定され、該フレーム53の下
端はスイングアーム54の一端に回転自在に軸支されて
いる。また、スイングアーム54の他端は床面あるいは
ドクターユニットAを床面に載置するための脚板に固定
されたフランジブラケット55に回転自在に軸支されて
いる。
き、かつ、上面板51の前面側にはハンドピース等の治
療器具を垂下するためのホルダー52が取付けられてい
るドクターテーブルである。そして、上面板52の一端
はフレーム53の上端に固定され、該フレーム53の下
端はスイングアーム54の一端に回転自在に軸支されて
いる。また、スイングアーム54の他端は床面あるいは
ドクターユニットAを床面に載置するための脚板に固定
されたフランジブラケット55に回転自在に軸支されて
いる。
【0014】なお、56は前記上面板51に取付けられ
たハンドル、57は後述するスピットンボール6を所定
位置に引き出しあるいは収容し、また、治療用椅子Bを
回転、昇降および背凭れの起伏を行い、さらに、デンタ
ルライトDの点灯、消灯を行わせるための操作パネルで
ある。
たハンドル、57は後述するスピットンボール6を所定
位置に引き出しあるいは収容し、また、治療用椅子Bを
回転、昇降および背凭れの起伏を行い、さらに、デンタ
ルライトDの点灯、消灯を行わせるための操作パネルで
ある。
【0015】このように構成されたドクターテーブル5
は、治療を開始する時にハンドル56を持って手前に引
くことにより、上面板51がフレーム53、スイングア
ーム54およびフランジブラケット55によって天板1
より引き出され(図4の仮想線)、また、治療が終了し
た時にはハンドル56を持って押し込むことにより天板
1の下部に収容される(図4の破線)。
は、治療を開始する時にハンドル56を持って手前に引
くことにより、上面板51がフレーム53、スイングア
ーム54およびフランジブラケット55によって天板1
より引き出され(図4の仮想線)、また、治療が終了し
た時にはハンドル56を持って押し込むことにより天板
1の下部に収容される(図4の破線)。
【0016】6は前記天板1の裏面に収納、引き出し自
在に取付けられたスピットンボールである。以下、この
スピットンボール6の詳細を図5、図6と共に説明す
る。ボール61は一対の第1スライドレール62間に橋
渡しされたフレーム63に取付けられ、また、前記第1
スライドレール62は天体1の裏面の取付板64を介し
て固定された第2スライドレール65に対して摺動自在
に支持されている。なお、ボール61の底部の排水金具
61aには排水ホース(図示せず)を取付けるためのホ
ース取付具61bが形成されている。
在に取付けられたスピットンボールである。以下、この
スピットンボール6の詳細を図5、図6と共に説明す
る。ボール61は一対の第1スライドレール62間に橋
渡しされたフレーム63に取付けられ、また、前記第1
スライドレール62は天体1の裏面の取付板64を介し
て固定された第2スライドレール65に対して摺動自在
に支持されている。なお、ボール61の底部の排水金具
61aには排水ホース(図示せず)を取付けるためのホ
ース取付具61bが形成されている。
【0017】前記フレーム63の端部(図6において下
側)には移動ナット66が取付けられ、この移動ナット
66にネジ棒67が螺合され、該ネジ棒67の一端は前
記取付板64に固定されたネジガイド67aに軸支さ
れ、他端はカップリング67bを介して取付板64に固
定されたモータ68の出力軸に連結されている。69
a,69bはボール61の最大突出位置と最大収容位置
とを検出するためのリミットスイッチである。
側)には移動ナット66が取付けられ、この移動ナット
66にネジ棒67が螺合され、該ネジ棒67の一端は前
記取付板64に固定されたネジガイド67aに軸支さ
れ、他端はカップリング67bを介して取付板64に固
定されたモータ68の出力軸に連結されている。69
a,69bはボール61の最大突出位置と最大収容位置
とを検出するためのリミットスイッチである。
【0018】このように構成したスピットンボールにあ
っては、患者が嗽を行う時に歯科医師が図示しないスイ
ッチを操作すると、モータ68が回転してネジ棒67を
回転させるので、該ネジ棒67に螺合されている移動ナ
ット66が移動してボール61は第1、第2スライドレ
ール62,65によってガイドされ天板1より突出(図
5、図6において左方向)される。そして、リミットス
イッチ69aが最大突出位置を検出すると、モータ68
への通電を遮断し、ボール61の突出は停される。
っては、患者が嗽を行う時に歯科医師が図示しないスイ
ッチを操作すると、モータ68が回転してネジ棒67を
回転させるので、該ネジ棒67に螺合されている移動ナ
ット66が移動してボール61は第1、第2スライドレ
ール62,65によってガイドされ天板1より突出(図
5、図6において左方向)される。そして、リミットス
イッチ69aが最大突出位置を検出すると、モータ68
への通電を遮断し、ボール61の突出は停される。
【0019】また、患者による嗽が終了すると、前記し
たとは逆の方向にモータ68を回転させると、前記した
とは逆の動作によってボール61は天板1の裏面に収容
され、リミットスイッチ69bが最大収容位置を検出す
るとモータ68への通電は遮断されボール61は停止す
る。なお、61dはコップを載置するコップ置き部にし
て、この部分はボール61が収容状態にあっても、天板
1より突出している。
たとは逆の方向にモータ68を回転させると、前記した
とは逆の動作によってボール61は天板1の裏面に収容
され、リミットスイッチ69bが最大収容位置を検出す
るとモータ68への通電は遮断されボール61は停止す
る。なお、61dはコップを載置するコップ置き部にし
て、この部分はボール61が収容状態にあっても、天板
1より突出している。
【0020】次に、治療用椅子Bについて説明するに、
この椅子BはドクターユニットAおよびアシスタントユ
ニットCに設けられた操作パネル(図示せず)を操作す
ることにより、回転および背凭れの伏倒とレッグレスト
の起立を制御でき、しかも、歯科医師が手動によってロ
ックを解除し椅子を所望角度回転し、かつ、この位置に
おいてロックを行い固定することができるものである
〔例えば、本出願人による実願昭61−203563号
(実開昭63−106348号)を参照〕。なお、この
治療用椅子Bには椅子の回転、昇降位置を検出するため
のボリューム等のセンサが取付けられている。
この椅子BはドクターユニットAおよびアシスタントユ
ニットCに設けられた操作パネル(図示せず)を操作す
ることにより、回転および背凭れの伏倒とレッグレスト
の起立を制御でき、しかも、歯科医師が手動によってロ
ックを解除し椅子を所望角度回転し、かつ、この位置に
おいてロックを行い固定することができるものである
〔例えば、本出願人による実願昭61−203563号
(実開昭63−106348号)を参照〕。なお、この
治療用椅子Bには椅子の回転、昇降位置を検出するため
のボリューム等のセンサが取付けられている。
【0021】次に、アシスタントユニットCについて説
明する。71はドクターユニットAと前記治療用椅子B
を挟んだ位置に固定された天板にして、ドクターユニッ
トAの天板1と相似形に形成されており、裏面に伸縮自
在な支持杆72によって治療時にアシスタントが使用す
る器具を垂下する器具ホルダー73が取付けられてい
る。なお、このアシスタントユニットCの天板71にも
前記した操作パネル57と同様な操作パネル74が取付
けられ、かつ、この操作パネル74内には後述するデン
タルライトDとの間で光通信するための赤外線送信機
(図示せず)が内蔵されている。
明する。71はドクターユニットAと前記治療用椅子B
を挟んだ位置に固定された天板にして、ドクターユニッ
トAの天板1と相似形に形成されており、裏面に伸縮自
在な支持杆72によって治療時にアシスタントが使用す
る器具を垂下する器具ホルダー73が取付けられてい
る。なお、このアシスタントユニットCの天板71にも
前記した操作パネル57と同様な操作パネル74が取付
けられ、かつ、この操作パネル74内には後述するデン
タルライトDとの間で光通信するための赤外線送信機
(図示せず)が内蔵されている。
【0022】次に、治療用椅子Bの略真上の天井に取付
けられ、治療を行う時に点灯し患者の口元を照明するデ
ンタルライトDの詳細について図7、図8と共に説明す
る。81は天井板に固定される取付板にして、リング状
の固定枠体81aが取付けられている。この取付板81
にはモータ82が取付けられ、かつ、このモータ82の
出力軸に固定された歯車82aと噛合する歯車83aが
固定されたボリューム83が取付けられている。そし
て、このボリューム83は前記モータ82の回転角を検
出するものである。
けられ、治療を行う時に点灯し患者の口元を照明するデ
ンタルライトDの詳細について図7、図8と共に説明す
る。81は天井板に固定される取付板にして、リング状
の固定枠体81aが取付けられている。この取付板81
にはモータ82が取付けられ、かつ、このモータ82の
出力軸に固定された歯車82aと噛合する歯車83aが
固定されたボリューム83が取付けられている。そし
て、このボリューム83は前記モータ82の回転角を検
出するものである。
【0023】84は前記取付板81に対して回転自在に
支持された回転円板にして、外周の一部に前記モータ8
2の歯車82aと噛合するラック84aが形成されてい
る。そして、この回転円板84には垂下軸84bを介し
て取付枠85が取付けられ、この取付枠85には相対向
する位置に固定された回転軸86aによって軸支された
ミラー支持枠86が回転自在に取付けられている。
支持された回転円板にして、外周の一部に前記モータ8
2の歯車82aと噛合するラック84aが形成されてい
る。そして、この回転円板84には垂下軸84bを介し
て取付枠85が取付けられ、この取付枠85には相対向
する位置に固定された回転軸86aによって軸支された
ミラー支持枠86が回転自在に取付けられている。
【0024】前記ミラー支持枠86には下向きに椀状の
ミラー86bが取付けられ、かつ、前記回転軸86aの
一方には前記取付枠85に固定されたモータ87がカッ
プリング87aを介して取付けられ、また、他方の回転
軸86aには取付枠85に固定されたボリューム88が
連結されている。このボリューム88はミラー支持枠8
6の回転角を検出するものである。89は前記ミラー8
6bに向かって光を照射する光源が内蔵された光源支持
体、90は前記固定枠体81aに取付けられた中央部が
透明となっているカバーである。
ミラー86bが取付けられ、かつ、前記回転軸86aの
一方には前記取付枠85に固定されたモータ87がカッ
プリング87aを介して取付けられ、また、他方の回転
軸86aには取付枠85に固定されたボリューム88が
連結されている。このボリューム88はミラー支持枠8
6の回転角を検出するものである。89は前記ミラー8
6bに向かって光を照射する光源が内蔵された光源支持
体、90は前記固定枠体81aに取付けられた中央部が
透明となっているカバーである。
【0025】このように構成したデンタルライトDは、
モータ82によって回転し、モータ87によってミラー
86bが揺動するので、治療用椅子Bは横臥状態にして
光源に通電し照射すれば患者の口元を照明できる。ま
た、患者の口元の位置によって照明位置がずれている場
合には、モータ87に通電しミラー86bを揺動するこ
とにより正確な位置に照明でき、また、治療中において
歯科医師が治療用椅子Bを回動した場合には、モータ8
2によって全体を回転させることにより正確な位置に照
明できる。
モータ82によって回転し、モータ87によってミラー
86bが揺動するので、治療用椅子Bは横臥状態にして
光源に通電し照射すれば患者の口元を照明できる。ま
た、患者の口元の位置によって照明位置がずれている場
合には、モータ87に通電しミラー86bを揺動するこ
とにより正確な位置に照明でき、また、治療中において
歯科医師が治療用椅子Bを回動した場合には、モータ8
2によって全体を回転させることにより正確な位置に照
明できる。
【0026】なお、ボリューム83,88の出力をコン
ピュータに入力し、また、治療用椅子Bの回転出力およ
び背凭れボリューム出力をコンピュータに入力すること
により、自動的に照明を患者の口元に合わせて照明する
ことが可能となる。なお、前記した説明におけるデンタ
ルライトDの点灯、消灯は治療用椅子Bの回転に連動し
て行うものを示したが、背凭れの起伏に連動して点灯、
消灯を制御するようにしてもよい。
ピュータに入力し、また、治療用椅子Bの回転出力およ
び背凭れボリューム出力をコンピュータに入力すること
により、自動的に照明を患者の口元に合わせて照明する
ことが可能となる。なお、前記した説明におけるデンタ
ルライトDの点灯、消灯は治療用椅子Bの回転に連動し
て行うものを示したが、背凭れの起伏に連動して点灯、
消灯を制御するようにしてもよい。
【0027】次に、図10の制御装置について説明す
る。なお、前記した符号と同一符号は同一部材を示し、
説明は省略する。101はCPU等の制御回路にして、
該制御回路101の入力側には、前記ドクターユニット
Aの操作パネル57およびアシスタントユニットEの操
作パネル74と、治療用椅子Bの回転、昇降、背凭れの
位置を検出するセンサ102が接続されている。
る。なお、前記した符号と同一符号は同一部材を示し、
説明は省略する。101はCPU等の制御回路にして、
該制御回路101の入力側には、前記ドクターユニット
Aの操作パネル57およびアシスタントユニットEの操
作パネル74と、治療用椅子Bの回転、昇降、背凭れの
位置を検出するセンサ102が接続されている。
【0028】また、制御回路101の出力側には、治療
用椅子Bの回転、昇降および背凭れの起伏を行う駆動手
段103と、前記スピットンボール6のボール61を出
し入れを制御するためのモータ68と、前記アシスタン
トユニットCに取付けられた赤外線送信機104とが接
続されている。なお、この送信機104はデンタルライ
トDのモータ82,87を制御するためのものである。
用椅子Bの回転、昇降および背凭れの起伏を行う駆動手
段103と、前記スピットンボール6のボール61を出
し入れを制御するためのモータ68と、前記アシスタン
トユニットCに取付けられた赤外線送信機104とが接
続されている。なお、この送信機104はデンタルライ
トDのモータ82,87を制御するためのものである。
【0029】そして、前記送信機104よりの赤外線光
は受信機105で受信され、ライト制御回路106に出
力される。このライト制御回路106にはデンタルライ
トD内のモータ82,87が接続されており、該モータ
82,87は回転される。該モータ82,87が回転さ
れると、その回転量に対応した抵抗値にボリューム8
3,88が示すので、該抵抗値に比例した電圧がライト
制御回路106に出力され、このライト制御回路106
において受信機105からの出力と一致するように制御
する。
は受信機105で受信され、ライト制御回路106に出
力される。このライト制御回路106にはデンタルライ
トD内のモータ82,87が接続されており、該モータ
82,87は回転される。該モータ82,87が回転さ
れると、その回転量に対応した抵抗値にボリューム8
3,88が示すので、該抵抗値に比例した電圧がライト
制御回路106に出力され、このライト制御回路106
において受信機105からの出力と一致するように制御
する。
【0030】次に、本発明に係る歯科診療装置の制御装
置の動作を図11、図12と共に説明する。先ず、患者
を迎えるには、図1における実線の状態の導入位置にあ
る治療用椅子Bに座らせ、パノラマビュアー2やモニタ
ーテレビ4を見ながらカウンセリングあるいはブラッシ
ング指導を行い、また、治療用椅子Bを略90度回転さ
せ対面した状態で診療を行う(ステップS1)。そし
て、カウンセリングにおいて対面し立位診察を行う場合
には、操作パネル57あるいは74の1つのスイッチを
操作(ステップS2)すると診療用椅子Bは回転を初
め、該診療用椅子内に組み込まれた回転センサの出力を
監視し(ステップS3)、所定の位置まで回転(略90
度)したと判断すると治療用椅子の回転を停止させる
(ステップS4)。
置の動作を図11、図12と共に説明する。先ず、患者
を迎えるには、図1における実線の状態の導入位置にあ
る治療用椅子Bに座らせ、パノラマビュアー2やモニタ
ーテレビ4を見ながらカウンセリングあるいはブラッシ
ング指導を行い、また、治療用椅子Bを略90度回転さ
せ対面した状態で診療を行う(ステップS1)。そし
て、カウンセリングにおいて対面し立位診察を行う場合
には、操作パネル57あるいは74の1つのスイッチを
操作(ステップS2)すると診療用椅子Bは回転を初
め、該診療用椅子内に組み込まれた回転センサの出力を
監視し(ステップS3)、所定の位置まで回転(略90
度)したと判断すると治療用椅子の回転を停止させる
(ステップS4)。
【0031】また、前記ブラッシング指導において、歯
磨きが終了したなら操作パネル57あるいは74の他の
スイッチを操作すると(ステップS6)、スピットンボ
ール6のモータ68に通電してボール61を突出させる
と共にリミットスイッチ69aが押圧されて最大突出位
置に達したか否かを監視する(ステップS7)。そし
て、最大突出位置まで達したと判断するとモータ68へ
の通電を遮断する。
磨きが終了したなら操作パネル57あるいは74の他の
スイッチを操作すると(ステップS6)、スピットンボ
ール6のモータ68に通電してボール61を突出させる
と共にリミットスイッチ69aが押圧されて最大突出位
置に達したか否かを監視する(ステップS7)。そし
て、最大突出位置まで達したと判断するとモータ68へ
の通電を遮断する。
【0032】このボール61が突出した状態での嗽が終
了したなら、操作パネル57または74の他のスイッチ
を操作すると(ステップS8)、モータ68に通電され
ボール61を収容方向に移動させると共にリミットスイ
ッチ69bが押圧されて最大収容位置に達したか否かを
監視する(ステップS9)。そして、最大収容位置まで
収容されたと判断するとモータ68への通電を遮断す
る。
了したなら、操作パネル57または74の他のスイッチ
を操作すると(ステップS8)、モータ68に通電され
ボール61を収容方向に移動させると共にリミットスイ
ッチ69bが押圧されて最大収容位置に達したか否かを
監視する(ステップS9)。そして、最大収容位置まで
収容されたと判断するとモータ68への通電を遮断す
る。
【0033】次に、カウンセリングが終了した等の後に
治療に移行する場合には、操作パネル57,74の治療
スイッチを操作すると(ステップS10)、治療用椅子
Bを伏倒初期位置(図9の仮想線における背凭れや前垂
れが起立した位置)方向に回転させると共に回転および
昇降用のセンサよりの出力を見て伏倒初期位置に達した
か否かを監視する(ステップS11)。
治療に移行する場合には、操作パネル57,74の治療
スイッチを操作すると(ステップS10)、治療用椅子
Bを伏倒初期位置(図9の仮想線における背凭れや前垂
れが起立した位置)方向に回転させると共に回転および
昇降用のセンサよりの出力を見て伏倒初期位置に達した
か否かを監視する(ステップS11)。
【0034】そして、伏倒初期位置に達したと判断する
と、治療用椅子Bを図9におけ仮想線の方向に回転させ
ると共に背凭れを伏倒させ患者を寝かせる方向に動作さ
る。また、この時の回転および昇降用のセンサよりの出
力を見て治療位置に達したか否かを監視する(ステップ
S12)。
と、治療用椅子Bを図9におけ仮想線の方向に回転させ
ると共に背凭れを伏倒させ患者を寝かせる方向に動作さ
る。また、この時の回転および昇降用のセンサよりの出
力を見て治療位置に達したか否かを監視する(ステップ
S12)。
【0035】このステップS12において、治療位置に
達したと判断すると、デンタルライドDの光源89を点
灯させ、患者の口元を照明する(ステップS13)。こ
の状態の位置は、歯科医師がドクター用椅子Eを患者の
頭部側に移動して、頭部側から治療を行う姿勢である
が、歯科医師が患者の側頭部側から治療を行う場合に
は、歯科医師が治療用椅子Bに設けられているボタンを
操作してロックを解除し、治療用椅子Bを図9の実線の
位置に回転させ、かつ、椅子をE′の位置までずらして
行う。
達したと判断すると、デンタルライドDの光源89を点
灯させ、患者の口元を照明する(ステップS13)。こ
の状態の位置は、歯科医師がドクター用椅子Eを患者の
頭部側に移動して、頭部側から治療を行う姿勢である
が、歯科医師が患者の側頭部側から治療を行う場合に
は、歯科医師が治療用椅子Bに設けられているボタンを
操作してロックを解除し、治療用椅子Bを図9の実線の
位置に回転させ、かつ、椅子をE′の位置までずらして
行う。
【0036】この時、治療用椅子Bを回転させたことに
より、治療用椅子Bの回転センサより出力が送出される
ので、該回転センサよりの出力が所定位置(図9の実線
位置)まで達した値になったか否かを監視し(ステップ
S14)、所定位置まで達したと判断すると治療用椅子
Bを停止させる。
より、治療用椅子Bの回転センサより出力が送出される
ので、該回転センサよりの出力が所定位置(図9の実線
位置)まで達した値になったか否かを監視し(ステップ
S14)、所定位置まで達したと判断すると治療用椅子
Bを停止させる。
【0037】一方、治療用椅子Bが回転されることによ
り、ライト制御回路106からデンタルライトDのモー
タ82,87に出力が送出され、回転および揺動動作を
行う(ステップS15)。そして、デンタルライトDの
モータ82,87が回転することにより、回転および揺
動用のボリューム83,88より出力が送出されるの
で、この出力が所定の回転および揺動位置に達したか否
かを監視し(ステップS16)、所定の位置に達したと
判断すると前記モータ82,87への通電を遮断する。
り、ライト制御回路106からデンタルライトDのモー
タ82,87に出力が送出され、回転および揺動動作を
行う(ステップS15)。そして、デンタルライトDの
モータ82,87が回転することにより、回転および揺
動用のボリューム83,88より出力が送出されるの
で、この出力が所定の回転および揺動位置に達したか否
かを監視し(ステップS16)、所定の位置に達したと
判断すると前記モータ82,87への通電を遮断する。
【0038】なお、治療を開始する時には歯科医師は、
ドクターテーブルAの天板1の下面よりドクターユニッ
ト5を引き出しハンドピース等の器具を使用して治療を
行い、また、アシスタントはアシスタントテーブルCの
天板72の下面よりアシスタント用器具ホルダー73を
引き出して治療の手伝いを行う。
ドクターテーブルAの天板1の下面よりドクターユニッ
ト5を引き出しハンドピース等の器具を使用して治療を
行い、また、アシスタントはアシスタントテーブルCの
天板72の下面よりアシスタント用器具ホルダー73を
引き出して治療の手伝いを行う。
【0039】そして、治療が終了したなら、操作パネル
のスイッチを操作すると、デンタルライトDを消灯さ
せ、かつ、治療用椅子Bを上昇させながら初期の導入位
置まで回転させると同時に背凭れを起立させが、この時
の治療用椅子Bのセンサからの出力を監視し(ステップ
S19)、初期の導入位置まで回転し、かつ、所定の高
さ位置まで戻ったと判断すると、前記図12のステップ
S6に戻ってスピットンボール6を突出させ、患者の嗽
に備える。
のスイッチを操作すると、デンタルライトDを消灯さ
せ、かつ、治療用椅子Bを上昇させながら初期の導入位
置まで回転させると同時に背凭れを起立させが、この時
の治療用椅子Bのセンサからの出力を監視し(ステップ
S19)、初期の導入位置まで回転し、かつ、所定の高
さ位置まで戻ったと判断すると、前記図12のステップ
S6に戻ってスピットンボール6を突出させ、患者の嗽
に備える。
【0040】
【発明の効果】本発明は前記したように、少なくともド
クターユニットに操作パネルを取付け、治療用椅子に回
転、昇降量を出力するセンサを、スピットンボールを電
動によって出し入れ自在にすると共に最大突出、最大収
容位置を検出するセンサを、また、デンタルライトを電
動によって回転、かつ、揺動自在にすると共に回転、揺
動量を出力するセンサを取付けたので、操作パネルの操
作によって手元においてそれぞれの装置を制御してコン
サルティングやブラッシング指導および治療形態に変更
できるものである。
クターユニットに操作パネルを取付け、治療用椅子に回
転、昇降量を出力するセンサを、スピットンボールを電
動によって出し入れ自在にすると共に最大突出、最大収
容位置を検出するセンサを、また、デンタルライトを電
動によって回転、かつ、揺動自在にすると共に回転、揺
動量を出力するセンサを取付けたので、操作パネルの操
作によって手元においてそれぞれの装置を制御してコン
サルティングやブラッシング指導および治療形態に変更
できるものである。
【0041】また、治療開始時において操作パネルを操
作することにより、前記治療用椅子を治療位置に伏倒さ
せと共に前記デンタルライトを点灯させ、治療終了後に
おいて前記操作パネルを操作することにより前記治療用
椅子を起立すると共に前記デンタルライトを消灯し、か
つ、スピットンボールを引き出す動作を一連的に行わせ
ることも可能である。
作することにより、前記治療用椅子を治療位置に伏倒さ
せと共に前記デンタルライトを点灯させ、治療終了後に
おいて前記操作パネルを操作することにより前記治療用
椅子を起立すると共に前記デンタルライトを消灯し、か
つ、スピットンボールを引き出す動作を一連的に行わせ
ることも可能である。
【0042】さらに、前記した各種の制御はアシスタン
トユニット側に設けた操作パネルを操作することによっ
ても行うことができ、また、アシスタントユニット側の
操作パネル側からデンタルライトを赤外線光を利用して
制御することができるので、デンタルライトと操作パネ
ルとを信号線で結ぶ必要もなく、信号線が邪魔になった
り見栄えが悪くなったりすることがないと共に、配線工
事の煩わしさをなくすことができる等の効果を有するも
のである。
トユニット側に設けた操作パネルを操作することによっ
ても行うことができ、また、アシスタントユニット側の
操作パネル側からデンタルライトを赤外線光を利用して
制御することができるので、デンタルライトと操作パネ
ルとを信号線で結ぶ必要もなく、信号線が邪魔になった
り見栄えが悪くなったりすることがないと共に、配線工
事の煩わしさをなくすことができる等の効果を有するも
のである。
【図1】本発明に係る歯科診療装置におけるカウンセリ
ング時の全体を示す平面図である。
ング時の全体を示す平面図である。
【図2】ドクターユニットの天板の側面図である。
【図3】ドクターユニットの正面図である。
【図4】同上の平面図である。
【図5】スピットンボールの側面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】デンタルライトの断面図である。
【図8】同上の平面図である。
【図9】診療状態の全体の平面図である。
【図10】制御回路のブロック図である。
【図11】治療用椅子の制御を示すフローチャート図で
ある。
ある。
【図12】スピットンボールの制御を示すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図13】治療開始から終了までの制御を示すフローチ
ャート図である。
ャート図である。
【符号の説明】 A ドクターユニット B 治療用椅子 C アシスタントユニット D デンタルライト 57 操作パネル 6 スピットンボール 69a,69b センサ(リミットスイッチ) 83,88 センサ(ボリューム)
フロントページの続き (72)発明者 安井 茂昭 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番 1号 タカラベルモント株式会社内 (72)発明者 東本 浩明 大阪府大阪市中央区東心斎橋2丁目1番 1号 タカラベルモント株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−313532(JP,A) 特開 昭62−161357(JP,A) 特開 平8−112292(JP,A) 実開 昭63−106348(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 19/00
Claims (4)
- 【請求項1】 操作パネルを具備したドクターユニット
と、 該ドクターユニットにおける天板裏面にモータによって
引き出され、収納自在に取付けられると共に最大突出位
置と最大収容位置を検出するセンサを有するスピットン
ボールと、 前記ドクターユニットの開口部側に配置された背凭れの
起伏、座部の回転および昇降自在で、かつ、前記回転
量、背凭れ角度および昇降量を検出するセンサを有する
治療用椅子と、 前記治療用椅子の略真上の天井に取付けられ、光源部分
を回転および揺動自在に形成され、かつ、前記回転およ
び揺動量を検出するセンサを有するデンタルライトと、治療開始時において前記操作パネルを操作することによ
り、前記最大突出位置検出センサが最大突出位置を検出
するまで前記スピットンボールを突出させ、また、前記
座部の回転量検出センサおよび昇降量検出センサ、背凭
れ角度検出センサが座部の所定の回転量、昇降位置およ
び背凭れの角度を検出するまで治療用椅子を回転、昇降
および背凭れの伏倒を行い、さらに、光源の回転量およ
び揺動量を前記治療用椅子の移動量に応じて移動させる
と共に点灯させる制御回路と、 を具備したことを特徴とする歯科診療装置。 - 【請求項2】 前記ドクターユニットに装備されたと同
じ操作パネルをアシスタントユニットに取付け、前記ド
クターユニット側の操作パネルと前記アシスタントユニ
ット側の操作パネルとを接続して、何れの操作パネルか
らも前記治療用椅子、スピットンボールおよびデンタル
ライトの制御が行えるようにしたことを特徴とする請求
項1記載の歯科診療装置。 - 【請求項3】 前記アシスタントユニット側に設けた前
記操作パネルは赤外線送信機を有し、前記デンタルライ
トは前記赤外線送信機からの赤外線を受信する受信機を
具備し、前記赤外線送信機を操作することによってデン
タルライトの回転、揺動制御が行えるようにしたことを
特徴とする請求項1記載の歯科診療装置。 - 【請求項4】 前記治療用椅子は治療位置において手動
によってロック機構 を解除できるようにして、所望角度
だけ回転可能としたことを特徴とする請求項1記載の歯
科診療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01680097A JP3194706B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 歯科診療装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01680097A JP3194706B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 歯科診療装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10211224A JPH10211224A (ja) | 1998-08-11 |
JP3194706B2 true JP3194706B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=11926240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01680097A Expired - Fee Related JP3194706B2 (ja) | 1997-01-30 | 1997-01-30 | 歯科診療装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194706B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4685271B2 (ja) * | 2001-05-25 | 2011-05-18 | 株式会社ジーシー | 歯科用ユニット |
JP4653822B2 (ja) * | 2008-06-02 | 2011-03-16 | 株式会社吉田製作所 | 画像認識による歯科診療支援システム |
-
1997
- 1997-01-30 JP JP01680097A patent/JP3194706B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10211224A (ja) | 1998-08-11 |
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